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AURALEE(オーラリー)とは?なぜ人気?ブランドの魅力を徹底解説

ファッションブランド「オーラリー」
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KEN

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・年間100万円以上をファッションに使う服オタク

こんにちは。

 

この度は当ブログをご覧いただきありがとうございます。

本ブログを運営している、ファッションブロガーのJKEN(ジェイケン)です。

 

ファッションが好きな人なら、AURALEE(オーラリー)というブランドの名前は聞いたことがあるはず。

まだまだブランドとしては若いですが、日本のファッション業界やおしゃれさんの間ではもはや定番という地位を確立しています。

でも、実際なんでそこまで人気があるのか、詳しく知らないという人も多いかもしれません。

 

そこで本記事では、実際にオーラリーのアイテムを交えながらオーラリーの魅力を詳しく掘り下げていきます。

それでは早速見ていきましょう。

 

AURALEE(オーラリー)とは?

 

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AURALEE(オーラリー)は、2015年にスタートした日本のファッションブランドです。

ブランド名は古いアメリカの歌のタイトルからそのまま引っ張ってきたそうで、「光る土地」という意味もあり、朝の光が似合うような洋服を作りたいという思いもあったことからAURALEEに決めたそうです。

 

デザイナーの岩井良太さんはもともとデザイナーになりたいとは思っておらず、古着屋さんになるのが夢だったそうで、大学生の時に古着屋でアルバイトを経験しています。

しかし、周囲から「そんなに服が好きなら作ってみたら?」 とアドバイスされ、服飾の専門学校に通うことに。

専門学校卒業後は、シンプルなデザインやニットに定評のあるノリコイケや、上質素材を自社開発しているFilMelange(フィルメランジェ)で服作りの基礎を学びます。

このように、ファッション業界で様々な経験をしてきたことが、オーラリーをスタートさせる上での礎になっています。

 

さらに、デビューから4年目の2019年からパリコレに参加するという異例の早さで、日本だけでなく世界的にも評価されつつあるブランドまで成長しました。

 

AURALEE(オーラリー)の特徴・定番アイテム

尋常ではない程の素材へのこだわり

 

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デザイナーの岩井さんは「素材からデザインと捉える」というほど、素材に尋常ではないこだわりを持つ方として知られています。

自ら世界中に出向いて、本当に良いと思える素材を追求しています。

それがもっとも分かりやすいのが、オーラリーの代表的アイテムであるニットです。

 

たとえばオーラリーで毎年展開されている最も定番のアイテムベビーカシミヤニット」。

ベビーカシミヤとはモンゴルで育った生後6か月未満のカシミヤヤギの毛のことで、生産量がかなり少なくほとんどが世界的企業によって契約されているため、歴史の浅いブランドが買える代物ではありません。

そんな中、岩井さん自身がモンゴルのゲルにまで直接顔を出して熱意を伝えたことで、毎年オーラリー用に確保してもらっているそうです。

オーラリーのカシミヤニットオーラリーのベビーカシミヤを使ったタートルネックニット

ただし、希少価値の高い素材をゲットしたからといって、必ずしもクオリティの高い仕上がりになるとは限りません。

そこで、ベビーカシミヤの風合いをそのままニットに落とし込むために糸の作り方に徹底的にこだわり、加工では出せない原料そのもののやわらかさや光沢感を出すために未染色のまま仕上げられています。

結果として、素朴でナチュラルなカラーなのにツヤ感があって、肌触りもよいニットに仕上がっています。

オーラリーのニットコーデ

また、ベビーカシミヤニットと並んで人気の高いスーパーキッドモヘアニット」。

自然由来であるモヘアは光沢感のある高級素材である一方、チクチクするというデメリットもあるので、チクチク感を減らすために他化学繊維を織り交ぜて作り上げられるのが一般的です。

ですが、オーラリーでは化学繊維ではなく天然素材のみで構成することで、モヘアならではの光沢感はキープしつつ、チクチク感のない着心地抜群のニットを完成させています。

普通ニットは編み方で違いを出すのが一般的ですが、このようにオーラリーでは素材を選ぶ段階から他のブランドとの違いが出ていることがわかります。

 

ちなみに、ニット以外にも人気のアイテムは沢山あり、Tシャツ・シャツ・コートでもニットと同じくらいの手間と時間をかけて作られています。

選び抜かれた上質な素材でできたアイテムは、着心地が良すぎてやみつきになってしまうという人が続出していると話題です。

 

素材の魅力を最大限に引き出す上手さ

 

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オーラリーのものづくりは各分野のスペシャリストたちが共同で製作しています。

たとえばニットの場合は、デザイナー、原料を選ぶ人、糸を作る人、糸を編む人など。

そして、各分野のプロたちが目標のニットを作るためにどんな生地を作り、どんな編み方や加工をするのがベストなのか意見交換しているので、結果として素材の魅力を最大限に活かすことができます

 

たとえば、オーラリーのスタート当初から展開されている定番アイテムスーパーファインウールリブニット

畔編み(いわゆるリブ編み)はよくある編み方なので、普通に作ると平凡で終わってしまいます。

そこで、日本で数社しか取り扱っていない編み機を使い、最も太い番手の糸を限界まで詰めて編み上げることで、迫力のあるリブニットを生み出すことに成功しています。

また、オーラリーで定期的に展開される「メリノアランニット」は、南フランスのごく限られた地域のみで生産されているメリノウールを使用しています。

通常のメリノウールよりもバルキー性(ウールの太さ)に優れており、ふっくらと軽くやわらかいのが特徴。

オーラリーのアランニットベスト【AURALEE】Hard Twist Merino Aran Knit Vest(レディース)

 

このメリノウールをローゲージで編み上げ、さらに強撚(きょうねん)させています。

強撚させることで繊維の強度が増し、吸湿性と速乾性が優れ、繊維の毛羽立ちが減るという効果があります。

その結果、デコボコ感のある編み地の迫力のあるアランニットに仕上がっています。

オーラリーのアランニットベストコーデ

 

 

 

シンプルなデザインと洗練されたシルエット

デザインがシンプルということも、オーラリーの特徴の1つです。

ロゴを前面に押し出すようなブランドでもなく、目を惹くような奇抜なデザインでもありません。

どのアイテムも無駄な装飾は一切省いており、気取らずに毎日着ることに適したデザインです。

ただしシンプルなデザインである分、細部のディテールにはかなりこだわりを持って作られています。

オーラリーのチノパン

【AURALEE】WASHED FINX LIGHT CHINO WIDE PANTS

 

そのディテールとは既にお話した素材でニュアンスを出すことや、洗練されたシルエットを作り上げることも重要なポイントの1つ。

オーラリーでは抜け感を出しやすいワイドシルエットが基本ですが、オーバーサイズやビッグシルエットといった大きめのアイテムは意外と少ないです。

それは、必要以上に大きい作りになるとシルエットが乱れてしまうため、美しく洗練されたシルエットを維持するためだと思われます。

オーラリーのチノパン、ジーエイチバスのローファーのメンズコーデ

たとえばこのオーラリーのチノパンは、地球上の綿花のうちたった5%しか生産できないと言われている希少価値の高いエジプト綿の中でも、特に高品質なフィンクスコットンという綿を使用。

コットンでありながらまるでシルクのようななめらかな肌触りと光沢感を誇っています。

さらに、デザインはとてもシンプルでありながら、アジャスターや小さなフォブポケットなどのディテールも備えています。

極めつけは下にまっすぐストンと落ちるようなワイドストレートシルエットで、本来ワーク感を持つチノパンがまるでスラックスのような上品さを備えています。

こうしてみると、控えめなデザインが結果として素材の良さを引き立てているように感じられます。

一見どこにでもありそうなんだけど、実はオーラリーにしかない魅力が詰まっており、まさにベーシックの極みともいえるクオリティを誇っています。

服が人の前に出ずに、主張しすぎないことがオーラリーらしさです。

 

ナチュラル系・中間色のカラーリング

デザイナーの岩井さん自身はオーラリーを象徴する色はないと仰っていますが、ファンの間では明確に存在します。

それは、ベージュ・アイボリー・ブラウンといったナチュラル系の色や、その他の中間色です。

その理由は、洋服を上品に見せたいという思いから、原色はなるべく避けているためだそうです。

シュタインのカーディガン、オーラリーのコーデュロイパンツ、ヨークのチェックコートのコーデAURALEEのコーデュロイパンツ「WASHED CORDUROY 5P PANTS」。縦糸に独特の光沢感があるインドのハイブリッド超長綿を、横糸に国産のシルキーコットンを贅沢に使用。太畝に織り上げたコーデュロイをさらにやわらかい風合いにするために何度も生地を叩いてもみ洗いする加工を施しています。

 

原色はカジュアルなイメージが強くなる傾向にあるので、大人になるにつれて着る機会が減ってくる方も多いかと思います。

なので、こういったナチュラル系や中間色を推すオーラリーは、上品な着こなしを目指す大人にとってかなり嬉しいポイントです。

オーラリーのコーデュロイパンツ、フットザコーチャーのシューズのコーデ

 

 

コラボアイテムも人気

オーラリーは基本的に洋服だけを作るブランドだったので、靴や帽子などは作っていませんでした。

ですが、パリコレにデビューする時にトータルコーデを考える必要が出たため、それ以降洋服以外のものはそれぞれのプロとコラボすることでアイテムを展開するようになりました。

主なコラボブランドは以下のとおり。

 

new balance(ニューバランス)×AURALEE(オーラリー)

 

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ニューバランスとオーラリーのコラボスニーカーは即完売してしまうほどの人気です。

 

foot the coacher(フットザコーチャー)×AURALEE(オーラリー)

 

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KIJIMA TAKAYUKI(キジマタカユキ)×AURALEE(オーラリー)

 

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AURALEE(オーラリー)はどんな人におすすめ?

オーラリーはシンプルでベーシックなデザインや、上質な洋服が好きな人におすすめです。

デザインや素材のクオリティは、ハイブランドに負けていません。

 

アイテム自体がおしつけがましくなくシンプルなので、他のブランドや古着とも相性よく合わせやすいです。

なので、良いものを長く着たいという服好きの人にとってはピッタリのブランドといえます。

 

また、メンズ・レディース共に展開があり、人気としてはちょうど男女半々なので、男女共におすすめです。

メンズとレディースのデザインは共通している部分が多いですが、シルエット設計は男性・女性それぞれが着た場合にキレイに見えるように変更されています。

年齢層は20代~50代頃まで幅広い人におすすめです。

 

反対に、奇抜なデザインやロゴが好きな方にはしっくりこないかもしれません。

 

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AURALEE(オーラリー)のアイテムはどこで買える?

 

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オーラリーには東京の南青山に直営店があります。

店内には左右にメンズとウィメンズコレクションがそれぞれ並んでおり、レジはお客さんから見えない場所に設けるなど、ブランドの世界観を反映したシンプルな空間になっています。

 

また、全国のセレクトショップにも取り扱いがあります。

オーラリーはかなり人気なので、比較的取扱いショップは多い方だと思います。

東京にお住まいでない方は、近隣で取り扱いショップがないか一度探してみてはいかがでしょうか。

 

AURALEE(オーラリー)のコーデ例

オーラリーのアイテムを使ったコーデ例を一部ご紹介します。

 

AURALEEのメリノアランニットコーデ

バケットハット×ニットベスト×白シャツ×ワイドスラックス×チロリアンシューズ

オーラリーのニットベスト、ウルのチェックパンツ、クレマンのチロリアンシューズ、キジマタカユキのバケットハットのメンズコーデ

上品なアイテム同士でまとめたレイヤードスタイル。

ニットベストと白シャツはバケットハットと同系色でまとめ、統一感と立体感をプラス◎

ボトムスはワイドなチェックパンツとチロリアンシューズでコーデに安定感を与えています。

 

ブルゾン×ニットベスト×白シャツ×スラックス×ローファー

ヨークのブルゾン、オーラリーのニットベスト、スティーブンアランのスラックス、ジーエイチバスのローファーのコーデ

オフホワイトとブラウンの2色を使ったコーデ。

上半身をオフホワイト、下半身をダークなブラウンでまとめることで、メリハリをつけています。

ニットベストに白シャツをレイヤードすることで、立体感や抜け感も演出されます◎

 

AURALEEのカシミヤニットコーデ

チェックコート×ニット×コーデュロイパンツ×スニーカー×マフラー

ヨークのコート、オーラリーのニット、スティーブンアランのコーデュロイパンツ、エンダースキーマのベルト、ジョンストンズのマフラー、ヨークのスニーカーのメンズコーデ

ブラウンのチェックコートを主役にしたコーデ。

ニット・マフラー・スニーカーといった小物類も同系色で統一しつつ、黒のコーデュロイパンツで引き締めています。

テーパードのかかったワイドパンツなので、野暮ったい印象になりにくいのがポイント◎

 

ベスト×タートルネックニット×スラックス×スニーカー×マフラー

コーリーのベスト、オーラリーのニットスティーブンアランのスラックス、YOAKのスニーカー-ジョンストンズのマフラーのメンズファッションコーデ

全体をブラウン系のアイテムでまとめたワントーンコーデ。

同系色でまとめることで統一感を出しつつ、異なる色でリズム感を演出しています。

ボトムスを暗い色でまとめることで、全体に安定感が出る効果も◎

 

AURALEEのチノパンコーデ

カーディガン×白シャツ×チノパン×ダッドスニーカー×バケットハット

スティーブンアランのカーディガン、オーラリーのチノパン、プーマのダッドスニーカー、エンダースキーマのベルト、キジマタカユキのハットのコーデ

全体のアイテムをベージュ系でまとめたワントーンコーデ。

バケットハットのような小物アイテムも同系色にすることで、より統一感とこなれ感がアップします◎

白シャツは抜け感としての役割を果たしつつ、タックインしてコーデにアクセントをつけています。

 

バケットハット×スウェット×ワイドチノパン×ローファー

ポロラルフローレンの古着のスウェット、オーラリーのチノパン、キジマタカユキのバケットハット、ジーエイチバスのローファーのメンズコーデ

カジュアルな古着のスウェットにワイドシルエットのチノパンとローファーで上品に仕上げたキレイめカジュアルコーデ。

バケットハットとチノパンの色をベージュにまとめることで、統一感をアップ◎

オジサンっぽいアイテムの組み合わせでも、ワイドシルエットにすることでここまであか抜けます。

 

ロングベスト×Tシャツ×ワイドチノパン×スニーカー

ヘドメイナーのロングベスト、エイトンのTシャツ、オーラリーのチノパン、ヨークのスニーカーのコーデ

全体を白とベージュ系でまとめたグラデーションコーデ。

白Tシャツ×チノパンという何気ないシンプルコーデにロングベストでアクセントをつけています。

足元をダークブラウンにして程よく全体を引き締めているのもポイント◎

 

ポロシャツ×ロンT×チノパン×ローファー

ラコステのポロシャツ、オーラリーのチノパン、ヘインズのビーフィーTシャツ、オーラリーのチノパン、ジーエイチバスのローファーのメンズコーデ

ポロシャツにしてはかなりドロップの効いたアイテムですが、ベージュのワントーンにまとめることで落ち着いた印象になるように意識しています。

シューズは黒のローファーを合わせて全体の印象を引き締めました。

 

AURALEEのコーデュロイパンツコーデ

ノルディックニット×白シャツ×コーデュロイパンツ×ローファー

アンフィルのニット、オーラリーのコーデュロイパンツ、ジーエイチバスのローファーのメンズコーデ

オフホワイトとブラウンという色味の近いカラーを使ったコーデ。

ノルディック柄の黒と合わせて足元は黒のローファーにすることで、統一感を出しつつ全体を引き締める役割に◎

レイヤードした白シャツは抜け感として機能してくれています。

 

カーディガン×白シャツ×コーデュロイパンツ×チロリアンシューズ

シュタインのカーディガン、白シャツ、オーラリーのコーデュロイパンツ、クレマンのチロリアンシューズのメンズコーデ

トップスとボトムスをブラウン系でまとめたグラデーションコーデ。

オーバーサイズで抜け感のあるカーディガンに白シャツと革靴で上品さを取り入れて、バランスを取っています。

 

まとめ

本記事は以上です。

今回のポイントを簡単にまとめておきます。

 

おさらいポイント

  • AURALEEはおしゃれさんの間で定番ブランドとして知られている
  • 素材へのこだわりがとても強い
  • 素材の良さを最大限に引き出す仕上げをしている
  • シンプルなデザインと洗練されたシルエットも魅力
  • ナチュラル系や中間色が特徴的

 

オーラリーは日本のショップ店員さんやおしゃれさんはもちろん、芸能人の間でもリアルに愛用者がいることで知られています。

最近では流行りすぎてあえて別のブランドに行く人もいるくらいの人気っぷりですが、本物志向の人には間違いなくハマるブランドです。

もしまだオーラリーのアイテムを持っていない人は、ぜひ一度オーラリーの至高の洋服を体感してみてください。

 

高くて買えない…。

という人は、ファッションレンタルサービスcollEco(コレコ)でレンタルするのもありです。

特にAURALEEのアイテムはコレコで多く取りそろえられているので、かなりコスパ良く楽しめると思います。

 

コレコについて詳しく知りたい人は、人気ブランドの服をレンタルできるcollEco(コレコ)を徹底レビューの記事を参考にしてください。

ファッションレンタルサービス「コレコ」
人気ブランドの服をレンタルできるcollEco(コレコ)を徹底レビュー

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それではまた別の記事でお会いしましょう。

 

 

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