ファッションが好きな方なら、一度は「ssstein(シュタイン)」というブランド名を耳にしたことがあるかもしれません。ですが、その魅力を具体的に知らない人も意外といらっしゃるのではないでしょうか。
無機質で静寂な世界観、緻密に計算されたシルエット、そして控えめながら強い個性。sssteinは、他のブランドとは一線を画す「静かな迫力」を持ったブランドです。
この記事では、そんなsssteinの愛用者である筆者が、以下のような疑問にお答えしていきます。
- sssteinってどんなブランド?
- どうして感度の高い人たちに支持されているの?
- 人気アイテムやサイズ感、年齢層は?
この記事を読むことで、「名前だけ知ってた」から「本当に欲しくなる」レベルに理解が深まり、選ぶ理由に納得できるはずです。
それでは早速見ていきましょう。
ssstein(シュタイン)とは?ブランド概要をサクッと解説
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デザイナーとブランド誕生の背景
stein(シュタイン)は、2016年に日本人デザイナーの浅川喜一朗(あさかわ きいちろう)氏によって立ち上げられたドメスティックブランドです。ジェンダーレス設計のアイテムが特徴であることから、ユニセックスブランドとして認知されています。
デザイナーの浅川氏は、東京学芸大学を卒業後、原宿の名店「ナイチチ」でバイイングやマネジメントに従事。閉店を機に独立し、自身のセレクトショップ「carol(キャロル)」を立ち上げます。
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carolのスタートは、リーバイスのヴィンテージデニムを中心に扱う古着屋でした。ただ売るだけでなく、お客さん一人ひとりの体型や好みに合わせてリサイズしたり、洋服を解体・再構築して販売するというスタイルで、当時から物づくりの本質に近い取り組みをしていたのが特徴です。
さらに、ラルフローレンのトレンチコートなどを「なぜ美しいのか」を探るために徹底的に分解・研究。こうした「感覚」だけでなく「構造」「設計思想」にまで踏み込むスタンスが、のちに自分で洋服をゼロから生み出す力へとつながっていきます。
そして2016年、これまでの知見すべてを注ぎ込んだブランド「ssstein」が誕生しました。
現在も、浅川氏はcarolのオーナーとして店舗に立ちながら、ショップとブランドの両軸を大切に活動しています。この「現場感覚」と「作り手の視点」の両方を持ち続けていることが、sssteinのリアリティを支えているとも言えます。
ブランド名の由来とコンセプト
ブランド名「stein(シュタイン)」は、ドイツ語圏の名前に使われる接尾語(-stein)から着想されています。
一見すると「ただの語尾」のようですが、名前に結びつくことで唯一無二の意味を帯びるものになりますよね。この発想と同じように、steinの洋服も「着る人と結びつくことで、その人だけの特別な存在になる」という願いが込められているんです。
ブランドコンセプトは、以下の対比的なワードで構成されています。
「stillness and motion , minimal and maximal , mode and tradition(静けさと動き、最小と最大、モードと伝統)」
無から有へ。そのはざまの部分を表現する。
つまり、対極にある要素の「はざま」にこそ、真の美しさが宿るという思想です。デザイナー自身が古着やモードどちらも愛してきた経験から、両者の境界線にある「中間領域」に美学と可能性を見出しているわけです。
この考え方は、ファッションにおける「バランス論」や「引き算の美学」といった視点にも通じます。
「ssstein」へのブランド名変更について
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2024年秋冬シーズンより、steinはブランド名を「ssstein(シュタイン)」へと変更しました。これは単なるロゴ変更ではなく、ヴィジュアル・アイデンティティ(=視覚的なブランドらしさ)を再定義する重要なリニューアルです。
この変更は、4度目のパリコレ出場にあわせて発表されました。今後のグローバル展開を見据えたプロモーションの一環として、より強固なブランド構築を意図したものです。
ブランド名の冒頭に追加された「S」は、古代ローマにおいて「静寂」の象徴として使われていた文字。これを重ねることで、ブランドが掲げる「静謐(せいひつ)で凛とした美しさ」をより視覚的に表現しています。
また、「S」の重なりには「ミニマルでありながら、深みのある強さと品格を持つ」というブランドの核となる価値観も込められています。
sssteinがファッション感度の高い人々を惹きつける理由
静寂なミニマリズムと緻密な構築美
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sssteinの魅力の核にあるのは、静寂を感じさせるミニマリズムと、緻密に計算された構築的なシルエットです。装飾を極力削ぎ落としたデザインは、一見シンプルに見えますが、実は随所に「ひと癖あるディテール」が仕込まれているのが特徴です。
たとえば、袖のカッティング、ステッチワーク、襟や肩のラインなど。よく見ると、他のブランドではなかなか見かけない独自のアプローチが施されています。それがssstein特有の「静けさの中にある知性と個性」を感じさせ、ただのミニマルでは終わらない奥行きある佇まいを生み出しているんです。
また、直線と曲線を巧みに織り交ぜたパターン設計によって、着用した際のフォルムがとても美しく、どこか凛とした佇まいを演出。特にジャケットやコートなどのアウター類では、肩や襟のライン、落ち感、生地の分量感まで緻密に設計されており、まさに「静」と「動」が同居した構築美が体現されたブランドです。
素材やシルエットへの異常なまでのこだわり
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sssteinは、使用する素材にも強いこだわりを持っています。表面の繊細な光沢感、ドレープの出方、肌に触れたときの質感。すべてにおいて、妥協のない素材が用いられています。
その高品質な素材を最大限に活かすために、シルエットにも徹底してこだわりが込められています。
ルーズすぎずタイトすぎない絶妙なバランスで、体のラインを拾いすぎず、それでいて立体的。一見オーバーサイズでも、その「落ち感」や「空気をはらむフォルム」によって洗練された雰囲気が生まれるのがsssteinらしさです。
この素材とシルエットの精度の高さは、実際に袖を通して初めてその真価がわかるもの。だからこそ、服に対して鋭い感性を持つファッション愛好家の心を掴み続けているんです。
トレンドに左右されない普遍性とモードの融合
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sssteinの大きな魅力のひとつが、トレンドに流されない「普遍性」を持っていること。ただし、それは「無難」という意味ではありません。
むしろ、モードのエッセンスを巧みに取り入れつつも、10年後でも古びないような完成度の高いデザイン。この「普遍性」と「モード感」のバランス感覚こそが、他のブランドにはない独自性を生んでいます。
たとえば、シーズンごとに変わるトレンドカラーやディテールに過度に依存することなく、ブランドとしての明確な世界観を貫いているのがssstein。その結果として、「今の空気感に合っているのに、時代に流されない」という矛盾しそうな価値を同時に成立させているんです。
このように、sssteinは「モードでありながら普遍的」という、一見対極にある要素を同居させることに成功した珍しいブランド。だからこそ、日常でも特別なシーンでも活躍する「長く着られる一着」として、ファッション感度の高い人々から熱い支持を集めているんです。
人気の秘密は?sssteinの代表的アイテム一覧と特徴
ここからは、ssstein(シュタイン)の中でも特にファンの支持を集めている、3つのブランド代表アイテムとそれぞれの特徴をご紹介します。
①コート
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sssteinを象徴するアイテムのひとつがコート。上質なコットンやウールなど、毎シーズン選び抜かれた素材を使用し、一見ミニマルでありながらも独自のディテールが際立っているのが特徴です。
肩のラインや袖口、裾の広がり方に至るまで、緻密に設計されており、着たときに空気をまとうような立体感が生まれます。
また、sssteinらしい「静けさの中に潜む緊張感」が全体に宿っており、モードでありながらも普遍性を感じさせる絶妙なバランス。
コーディネートに取り入れるだけで、全体が一段引き締まるような存在感を放つ、まさにブランドを象徴するアイテムです。
②デニム
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デザイナー自身がかつてヴィンテージデニムを中心にセレクトしていた背景もあり、sssteinのデニムは単なる定番アイテムにとどまらない完成度を誇ります。
クラシックな5ポケットデザインをベースにしつつも、独自の立体的なカッティングや、ゆるやかなライン、股上の深さなどでシルエットに現代的なモード感をプラス。
また、生地にはヴィンテージデニムのような経年変化が表れるセルビッチデニムを採用することが多く、履くだけで他のデニムとは一線を画す雰囲気が漂う一本に仕上がっています。
ヴィンテージの良さをリスペクトしながらも、現代的な再解釈を通じて新たな価値を創造しているのがsssteinのデニムなんです。
③レザーアウター
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ミニマルな中に圧倒的な存在感を放つのがレザーアウター。sssteinのレザーは、一般的なライダースやブルゾンとは異なり、シルエットと素材感、仕立ての美しさで勝負する大人の一着。
上質なゴートレザーやシープレザーを使用し、やわらかくも芯のある質感に仕上げられています。無駄な装飾は排除しつつも、どこかクラシカルでありながらエレガントさを感じさせるデザインが魅力。
肩や袖、身頃のラインはゆるやかで構築的。特にssstein特有のオーバーサイズシルエットと掛け合わせることで、レザー本来の無骨さと、洗練された印象を共存させているのが特徴です。
年齢やスタイルを問わず、一着持っていれば長く愛用できる本物志向のレザーアウターです。
筆者愛用品レビュー|愛用してわかったsssteinの実力
sssteinのアイテムは、見た目の美しさだけでなく、実際に袖を通してこそわかる魅力があります。ここからは僕が実際に愛用している3つのアイテムをレビュー形式でご紹介することで、sssteinが「なぜ選ばれるのか」を、リアルな使用感から紐解いていきます。
①トレンチコート
このトレンチコートは、sssteinのなかでも特にアウターの真骨頂を感じられる名作です。伝統的なトレンチコートの意匠を受け継ぎながらも、ボリューム感のあるオーバーサイズシルエットやディテールの重なりなど、随所にsssteinらしいアップデートが光ります。
特に驚いたのは、袖のジップ開閉ギミックや、サイドのボタンで現れるもう一枚のレイヤー構造。Aラインに広がる裾がドラマティックに揺れ、まとうたびに表情が変わるのが楽しい。
素材には高密度に織られた上質なコットンギャバジンを使用。ハリと光沢が絶妙で、陰影のある立体的なシルエットをさらに引き立ててくれます。
何より、この一着を羽織るだけでスタイリング全体に「モードな緊張感」が走る。毎シーズンアップデートされる理由が、実際に着てみてようやく理解できました。
②カーディガン
秋冬になると毎シーズン着たくなるのが、このキッドモヘアカーディガン。モヘア素材の中でも特にやわらかく希少なキッドモヘアを使用し、プレス加工であえて毛羽立ちを強調することで、新品なのにヴィンテージのような風格を演出しています。
シルエットはsssteinらしい、長めの袖×短めの着丈のジェンダーレス設計。裾のボタンの留め方を変えることでシルエットに変化を出せたり、ポケット袋布を長く取るなど、ディテールの遊び心も抜群。
一枚で着ても存在感があり、インナーに仕込んでもスタイリングの奥行きが出る。「ミニマルだけど退屈じゃない」というsteinの哲学が随所に表れているアイテムだと感じています。
③ショートパンツ
ショートパンツ=カジュアル、子供っぽいというイメージを根底から覆されたのが、こちらの一本。丈はやや長めで、裾が緩やかに広がるワイドシルエット。深めの2タック入りでまるでスラックスのようなエレガンスがあります。
それでいて、ウエストはゴム+ドローコードのイージー仕様。履き心地はリラックスしているのに、見た目はどこか冷たい上品さを備えていて、まさに理性あるショーツといった印象。
数百本のパンツを解体してきた浅川さんだからこそ生まれる、スラックス的構築×ショーツの気軽さが共存するこの一本は、夏のスタイリングに欠かせません。
sssteinのコーデ例:どう着こなす?
ssstein(シュタイン)のアイテムは、着こなし次第でいろんな表情を引き出せます。「どう着こなせばいいのか分からない…」という方のために、基本のスタイリングルールと、リアルなコーデ例をわかりやすくご紹介します。
基本はキレイめモードに寄せるのが正解
steinの世界観をしっかり活かすなら、まずは公式のルックやスタイリングに倣って、シンプルで洗練されたモード寄りにまとめるのがおすすめ。
- 色数を抑える(モノトーン・くすみ系カラー)
- レイヤードやシルエットで遊ぶ
- シャツ・トレンチ・スラックスなどのキレイめアイテムを軸に
このあたりを意識するだけで、sssteinらしい空気感と品のあるバランス感が自然と生まれます。
カジュアルMIXもアリ。むしろ上級者感が出る
とはいえ、「全身モードに固めすぎると気負っちゃう…」という方も多いはず。そんなときは、カジュアルなアイテムとバランスよくミックスするのもおすすめ。
古着・スウェット・スニーカーなどを1点だけ取り入れて「抜け」を作ると、こなれ感もぐっとアップします。
コーデ例①トレンチコート × スウェット × シャツ × デニム × スニーカー
トーンを揃えたベージュ〜ブラウン系のグラデーションに、淡色デニムで抜け感をプラス。トレンチコートと白シャツの上品さを、スウェット・デニム・スニーカーでカジュアルダウンすることで、都会的なゆるモードに仕上げました。
カーディガン × シャツ × コーデュロイパンツ × チロリアンシューズ
ブラウン系のワントーンで統一感を出しつつ、素材感でコントラストを演出。コーデュロイの程よい野暮ったさが、sssteinの「無機質な美学」と好相性。チロリアンシューズで上品さと足元の重さをプラス。白シャツを挟むことで、全体がぼやけず締まります。
スウェット × ショートパンツ × 靴下 × ビットローファー
くすみグリーンでまとめたワントーンコーデ。子供っぽくなりがちなショートパンツでも、sssteinのパンツが持つ構築的なシルエットのおかげで、程良く上品な印象に。スウェットのラフさには、ビットローファーでモード感をしっかりキープ。
sssteinのサイズ感と選び方ガイド
ssstein(シュタイン)の魅力を最大限に引き出すには、自分に合ったサイズ選びがとても重要。ここでは、サイズ感の特徴と体型別のサイズ選びのコツを分かりやすく解説します。
アイテムごとのサイズ感の特徴
sssteinのアイテムは、基本的にオーバーサイズを前提とした設計です。特にトップスやアウターは、ゆったりとした身幅、ドロップショルダー、長めの袖丈が特徴で、身体のラインを覆うようなシルエットになっています。
最初は「ちょっと大きすぎる?」と感じるかもしれませんが、着ていくうちに「このバランスじゃなきゃ」と思えるほどクセになる独自のサイズ感です。
AURALEE、YOKEなどのドメスティックブランドに慣れている方は、すぐにその良さを実感できるはずです。
おすすめのサイズの選び方
sssteinはもともとオーバーサイズ気味に作られているため、普段より1サイズ上げなくても程よくルーズな雰囲気が出せます。下記のサイズガイドはあくまで目安ですが、選ぶ際の参考にしてみてください。
体型別のおすすめサイズ選び
- 細身の方(170cm以下・細身):Sサイズがおすすめ。
- 標準体型(170〜180cm):ジャストで着るならSサイズ、ルーズに着るならMサイズがおすすめ。
- がっしり体型(180cm以上・がっしり):ジャストで着るならMサイズ、ルーズに着るならLサイズがおすすめ。
※あくまで目安です。サイズ感が不安な方は、試着や着用レビューをチェックしてから購入するのがおすすめです。
筆者の着用例|176cm・62kgでS〜Mサイズがちょうどいい
ちなみに、身長176cm・体重62kgの僕自身は、ユニクロではMサイズがジャストで、シルエットをゆるく見せたいときはL〜XLを選ぶこともあります。ですが、sssteinではS〜Mサイズでちょうどよくルーズに着用できています。
sssteinのようなモード系ドメブラは、サイズを上げすぎると「服に着られている感」が出てしまうこともあるため、「サイズアップ=おしゃれ」とは限りません。
むしろ、「ちょっとゆるいくらい」がsssteinのバランス感にフィットすると思います。
sssteinはどんな人におすすめ?
国内のドメスティックブランドは、どれも一見似ているようで、それぞれ異なる世界観と哲学を持っています。ここでは「steinはどんな人におすすめか?」を軸に、他ブランドと比較しながら、ブランドごとの立ち位置と魅力、さらには自分に合うブランドの選び方までを解説していきます。
年齢層:20代〜30代を中心とした人気の理由
sssteinが支持されている年齢層は、20代後半〜30代を中心に広がっています。この年代は、ファッションにある程度の投資ができるようになり、「ただトレンドを追うのではなく、自分らしいスタイルを求めたい」と考える層。そんなとき、steinの持つモードすぎずリアルに落とし込めるバランス感が、ちょうどハマるんです。
特に社会人になって私服にこだわりたいと思い始めた頃や、セレクトショップで良質なブランドを求め始めたタイミングで出会う人が多く、「他にはない世界観だけど、日常にも溶け込む」と感じさせてくれるのが、sssteinの強み。
ユニセックス設計:性別を超えるデザイン哲学
steinのアイテムは、性別を問わず着用できるユニセックスな設計を基本としているのも特徴です。シルエットは中性的で、素材やカラーリングもナチュラルで落ち着いたものが多いため、男性が着ても女性が着ても「ちょうどいい違和感」が楽しめるんです。
実際、ブランド自体もジェンダーに対して強く線引きする設計はしていないため、サイズさえ合えばパートナーで共有することも可能です。
- メンズが着ればモードな力強さを
- レディースが着れば繊細でやわらかなニュアンスを
1つのアイテムで異なる表情を見せてくれるのも、sssteinの魅力のひとつです。
ブランドごとの立ち位置と魅力
stein(シュタイン)|構築的ミニマリズム×モードの緊張感
steinの魅力は、圧倒的に研ぎ澄まされたミニマルデザインと、モードな構築美の共存にあります。一見シンプルながら、素材使いやパターン、レイヤードによって着る人の内面を映し出すような緊張感のあるシルエットが特徴。
ストリートやカジュアルというより、静かに自分を主張したい人にハマるブランドです。
AURALEE(オーラリー)|素材から美しさを極めた上質な日常着
AURALEEは、とにかく素材にこだわることで知られるブランド。触れた瞬間にわかる極上の生地と、計算されたリラックスシルエットは、着る人のライフスタイルまで豊かにしてくれるような心地よさ。
カチッとしすぎないけれど、ちゃんとして見える。大人の余裕をファッションに落とし込みたい人におすすめです。
YOKE(ヨーク)|抽象的でアートライクなレイヤードスタイル
YOKEは、毎シーズンアートや概念的なテーマを掲げてコレクションを構築。シンプルの中にあるアート的な独創的デザインや、ジェンダーレスなオーバーサイズシルエットが得意です。
今っぽさを出しつつ、デザインで他との差別化を図りたい人に響くブランドです。
sssteinはどこで買える?
「ssstein(シュタイン)の服が気になるけど、どこで買えるの?」
そんな方のために、正規の取り扱い店舗から、オンラインショップ・中古品のおすすめ購入先までをまとめました。
sssteinの正規取扱店舗
sssteinには、まだ旗艦店がありません。ですが、公式のオンラインショップがあります。ラインナップ数の点で、公式ショップは第一選択肢になります。
正規取扱いの実店舗については、全国の有名セレクトショップや海外で多数取り扱われています。詳しくは、ssstein公式サイトの「STOCKLIST」をご覧ください。
ちなみに、デザイナーの浅川氏が立ち上げた「carol」は、sssteinの展開数が多いため、おすすめです。
sssteinの正規取扱通販サイト
sssteinは、オンラインショップでも多数取り扱いされています。以下が、代表的な正規通販サイトです。
実店舗・通販系
- 三越伊勢丹オンラインストア
:定番からシーズンアイテムまで安定のラインナップ。 - BEAMS(ビームス)
:日本の大手セレクトショップ。オンラインストアで多数アイテムを取り扱う他、一部店舗でも取り扱いあり。
オンラインショップ系
- ELLE SHOP(エル・ショップ)
:国内正規取扱の中ではアイテム数が多めで、セール時期も狙い目。
海外ファッション通販系
- FARFETCH(ファーフェッチ)
:国内完売アイテムが見つかることもあるので、こまめにチェックするのがおすすめ。 - SSENSE(エッセンス)
:海外通販だが正規取り扱い。日本語対応&関税込みで使いやすい。
上記のような通販サイトでは、セールが開催されることもあるので、狙い目です。在庫は変動が激しいため、気になるアイテムがあれば早めのチェックがおすすめ。
中古市場
sssteinは定価が高めなブランドなので、できるだけお得に買いたいという人も多いはず。そんな方は、以下のような中古市場を狙うのもおすすめです。
セカンドストリート(2nd STREET):中古市場の最大手。アイテム展開数が最も多い。- RAGTAG(ラグタグ)
:楽天市場内の公式ショップならポイントもたまる。 - Kindal(カインドオル)
:楽天市場内の公式ショップならポイントもたまる。
上記のような中古市場では、状態の良いものが見つかりやすく、プロのバイヤーが真贋チェックをしているので、トラブルの心配なく購入できます。
メルカリやPayPayフリマなどの個人間取引は、偽物や状態トラブルのリスクもあるため要注意。信頼できる店舗やサービスを利用しましょう。
まとめ:sssteinの魅力を知れば、モードの扉が開く
ssstein(シュタイン)は、ただの「シンプルでミニマルな服」ではありません。静けさの中に宿る緊張感、構築的で知的なシルエット、感情に触れる空気感。そんな唯一無二の世界観が、着る人の内面を引き立ててくれるブランドです。
どんな人におすすめ?
- モードに興味があるけど、何から始めたらいいか分からない人
- デザイン性も着心地も妥協したくない大人のファッション好き
- AURALEEやYOKEのようなドメブラに惹かれる人
- ユニセックスで服を楽しみたい人
- ファストファッションにはない「空気感」や「温度感」を大切にしたい人
こういった方には、sssteinがきっとフィットします。
まずは1着、sssteinを手に取ってみてください。「なんか気になる」「ちょっと試してみたい」。その感覚こそ、sssteinの世界に引き込まれつつある証拠かもしれません。
はじめて袖を通したその瞬間、あなたの中にある「感覚」がきっと目を覚まします。そこから先は、もう戻れないかもしれません。
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