この記事はそんな方へ向けて書いています。
こんにちは。
この度は当ブログをご覧いただきありがとうございます。
本ブログを運営している、ファッションブロガーのJKEN(ジェイケン)です。
実はおしゃれさんの間では、セレクトショップのオリジナルブランドはダサいという意見が多くあります。
ファッション初心者さんや今までセレオリを好んで着ていた人からすると、
え、セレクトショップってかっこいいんじゃないの?
とびっくりしている人もいらっしゃるかもしれません。
そこで本記事では、「セレオリ(セレクトショップのオリジナルブランド)は本当にダサいのか?」「セレオリがダサいと言われる理由」「どんな人におすすめか?」などを解説していきます。
それでは早速見ていきましょう。
セレオリとは?
セレオリとは、セレクトショップのオリジナルブランドのことです。
セレクトショップにはそのショップが選ぶ様々なブランドの服が置いてありますが、その中にセレクトショップが独自で展開しているオリジナル商品があります。
その商品のことをセレオリといい、企業が作ったブランドとも言えます。
大手のセレクトショップだと以下のようなものが挙げられます。
- UNITED ARROWS
- BEAMS
- JOURNAL STANDARD
- EDIFICE
- TOMORROWLAND
- URBAN RESEARCH
- SHIPS
- STUDIOUS
- UNITED TOKYO
- nano universe
- FREAK'S STORE
どれも日本では名だたる有名セレクトショップですよね。
おしゃれなアイテムを手を伸ばしやすい価格帯で気軽に買えるというイメージがあり、おしゃれな服を買いに行く時は上記のどこかに行く人が多いかと思います。
ですが、実際のおしゃれさんの間での評判はあまりよくないようです。
なぜ評判がよくないのか、次の項から解説していきます。
セレオリはダサい?ダサいと言われる理由とは
結論として、セレオリのアイテムはダサくはありません。ただし、基本的にはクオリティの低いものが多いのが実情です。
ここを理解するには細かく説明が必要なので、誤解しないように最後まで読んでください。
なぜダサいと言われるのか?主な理由は以下の2点です。
- 低品質なものが多い
- 無難なデザインしかない
具体的に解説していきます。
低品質なものが多い
ファッションブランドには様々なカテゴリーがありますが、大きく分けるとラグジュアリーブランド・デザイナーズブランド・セレオリ・ファストファッションの4つに分けられます。
それぞれの特徴を簡単にまとめると以下のとおり。
- ラグジュアリーブランド:いわゆるハイブランド。(例)ルイ・ヴィトン、エルメス、グッチ、サンローラン
- デザイナーズブランド:1~2人のデザイナーが手掛けるブランド。(例)コムデギャルソン、メゾンマルジェラ、ジルサンダー、オーラリー
- セレオリ:セレクトショップのオリジナルブランド。(例)ユナイテッドアローズ、ビームス、ジャーナルスタンダード、アーバンリサーチ
- ファストファッション:大量生産により低価格の商品を売るブランド。(例)ユニクロ、ジーユー、ザラ、ギャップ
それぞれの違いについては「デザイナーズブランドって何?セレクトショップ・ファストファッションとの違いを解説」の記事で詳しく解説しているので、興味があればご覧ください。
デザイナーズブランドとは?セレクトショップ・ファストファッションとの違いを解説
続きを見る
そして、それぞれの価格帯は以下のような順番になるのが一般的です。
ラグジュアリーブランド>デザイナーズブランド>セレオリ>ファストファッション
ですが、実際の品質でいうと、以下のような順番に変わる傾向があります。
ラグジュアリーブランド≒デザイナーズブランド>セレオリ≒ファストファッション
つまり、セレオリはファストファッションよりも値段が高いにもかかわらず、品質に関してはファストファッションと同じかそれ以下になる場合があるということです。
なぜこのような結果になってしまうのか?
理由としては、最近のファストファッションブランドの品質が飛躍的に向上していることが原因として挙げられます。
わかりやすい例がユニクロで、オリジナルの素材を開発して機能性の高い商品を展開したり、ジルサンダーやルメールといった世界的デザイナーズブランドとコラボすることでデザイン性を向上させています。
それほど質が上がっているのに値段がほとんど変わらないのがファストファッションの良さであり、世界的大企業だからこそ成せる技なんです。
一昔前まではセレオリの方がデザイン性などが優れていたので差別化できたのですが、最近はそうもいきません。
無難なデザインしかない
セレオリは基本的にデザインが無難なものばかりで、量産型といわれることが多いです。
これはファストファッションにもいえることですが、少し値段の高いセレオリでも同じ。
なぜ無難なものが多いのかというと、セレオリ自体がファッション初心者または無難なファッションを楽しみたいという、大多数の一般層向けに作られているからです。
ファッションに詳しくない限り、洋服の品質やデザイン性の高さを見分けることは簡単ではありません。
そのため、デザイン・シルエット・生地・縫製などのクオリティを追求しているものは少ない傾向にあります。
それに対してデザイナーズブランドなどはプロのデザイナーが本気で考えたアイテムが展開されるので、デザイン・シルエット・生地・縫製などの全てにおいてクオリティが高いです。
セレオリは販売価格がデザイナーズブランドなどに比べてリーズナブルなので、全体的にクオリティが落ちることは仕方のないことではありますが、やはり中途半端な印象は否めません。
セレオリを選ぶメリット
ここまで読んでいただいた方は、
セレオリを選ぶメリットってないじゃん。
と思うかもしれません。
が、実はセレオリにもメリットは存在します。
それは、リーズナブルにトレンド感を取り入れられるという点です。
セレクトショップはおしゃれな社員さんたちが集まってデザインを手掛けていたりするので、トレンドにはかなり敏感です。
デザイナーズブランドではそもそも値段が高くて買えなかったり、あえてトレンドを追求しないブランドもあったりするので、手軽にトレンドを取り入れたい人には向いていません。
ですが、セレオリなら少しがんばれば買える値段設定になっており、ユニクロのようなファストファッションよりも周りと被る可能性が低いため、程良く個性とトレンドを取り入れることができます。
また、セレオリが無難なデザインというのは、言い換えれば他人受けのいいベーシックなデザインが多いとも言えます。
ファッション初心者さん向けに作られているので、異性からのモテを意識したものや万人受けするデザインを中心に作られています。
ドメブラはおしゃれですが、合わせ方によっては奇抜になることもあり、他人受けが悪くなる可能性もなくはないわけです。
【結論】セレオリは買わない方がいい?どんな人におすすめ?
結論、セレオリは買わない方がいいのかというと、そういうわけではありません。
セレオリをおすすめできる人とおすすめできない人が存在します。
セレオリをおすすめできるのは、以下の項目に当てはまる人です。
- ファッション初心者さん
- リーズナブルにおしゃれを楽しみたい
- 程良くトレンドを取り入れたい
- 服にお金はかけたくないけどダサいのは嫌
つまりおすすめできない人は、おしゃれが大好きでファッションをとことん追求したい人くらいです。
実はセレオリがダサいという言葉の裏には、「(おしゃれさんから見たら)セレオリはダサい」という言葉が隠されています。
おしゃれさんというのは世の中ではかなり少数派で、全体的に見ると1割にも満たないと思ってOKです。
つまり、たとえセレオリばかりでコーディネートを組んだとしても、上手く組み合わせていれば9割以上の人がおしゃれと感じるはずです。
おすすめのセレオリ4選
すべてのセレオリがダサいわけではなく、中には比較的品質の高い商品を展開しているセレオリもあります。
そこで、大手セレオリの中でも特にクオリティが高いと思うブランドを、個人的目線で4つ厳選しました。
なお、セレオリは同じブランドの中でもレーベルによって品質や値段がかなり変わってくるので、覚えておきましょう。
UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)
比較的シンプルでキレイめなデザインが多く、大人のキレイめカジュアルを目指す人にはぴったりです。
レーベルによってはかなりハイセンスなアイテムも揃っており、セレオリの中では個人的に一押しのブランドです。
ユナイテッドアローズの主なレーベルは以下のとおり。
ユナイテッドアローズの主なレーベル
- UNITED ARROWS(メンズ・レディース)
- UNITED ARROWS & SONS(メンズ・レディース)
- H BEAUTY&YOUTH(メンズ・レディース)
- monkey time BEAUTY&YOUTH(ユニセックス)
- BEAUTY&YOUTH(メンズ・レディース)
- 6(ROKU)(レディース)
- green label relaxing(メンズ・レディース)
中でも、個人的には「
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なお、日本ではUNITED ARROWSの傘下にある
ただSteven Alanはセレオリとドメブラの中間的立ち位置で、比較的手に届きやすい値段なので、セレオリを脱したい人にはかなりおすすめです。
Steven Alanの魅力について詳しく知りたい人は、「スティーブンアランってどんなブランド?ダサい?評判と魅力を徹底解説」の記事へどうぞ。
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スティーブンアランってどんなブランド?ダサい?評判と魅力を徹底解説
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BEAMS(ビームス)
BEAMS(ビームス)は、セレオリの中でもアメカジのイメージが強いブランドです。
セレオリの中ではカジュアルスタイルの王道的存在で、色や柄を駆使したアイテムが特徴的です。
親しみやすいハイセンスなコーディネートを目指す人にはぴったりです。
ビームスの主なレーベルは以下のとおり。
ビームスの主なレーベル
- BEAMS(メンズ・レディース)
- BEAMS PLUS(メンズ)
- BEAMS F
(メンズ) - Ray BEAMS(レディース)
- Demi-Luxe BEAMS(レディース)
- BEAMS BOY(レディース)
中でも、個人的には「BEAMS」「BEAMS PLUS」「Ray BEAMS」「Demi-Luxe BEAMS」あたりがおすすめです。
BAYCREW'S(ベイクルーズ)
BAYCREW'S(ベイクルーズ)は、シックなものからカジュアルなものまで様々なレーベルを抱えるセレクトショップです。
ベイクルーズの主なレーベルは以下のとおり。
ベイクルーズの主なレーベル
- JOURNAL STANDARD(メンズ・レディース)
- JOURNAL STANDARD relume(メンズ・レディース)
- EDIFICE(メンズ)
- IENA(レディース)
シックでドレスライクなEDIFICE(エディフィス)や、上品なフレンチトラッドのIENA
僕も今は基本的にデザイナーズブランドを好んで着ていますが、EDIFICEのオープンカラーシャツはクオリティが高くいまだに気に入って持っています。
なお、ベイクルーズグループにあるL'ECHOPPE(レショップ)のオリジナルレーベル「LE(エルイー)」は、圧倒的人気を誇るドメブラ「COMOLI(コモリ)」のデザイナー小森啓二郎さんが監修しているので、デザイナーズブランドに近いことから除外しています。
TOMORROWLAND(トゥモローランド)
TOMORROWLAND(トゥモローランド)は、セレオリの中でも評価の高いブランドとして知られています。
シンプルで洗練されたエレガントな印象が強く、おしゃれ好きな大人の男女から人気があります。
コンセプトに「トラッド」があり、大人っぽいハイセンスな着こなしを目指す人にはぴったりのブランドです。
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まとめ
いかがでしたか?
今回のポイントを簡単にまとめておきます。
おさらいポイント
- セレオリはファッション初心者向けに作られている
- セレオリは低品質で無難なデザインが多い
- 中にはクオリティの高いアイテムもある
- 「セレオリがダサい」という意見はファッション玄人のみ
というわけで、「セレオリはダサい」は言い過ぎだけど、ファッション玄人からするとダサいと思う部分があるのは事実です。
ほとんどの人からすれば十分おしゃれに見えるアイテムが多いので、あとはコーデの組み方次第という感じですね。
もしあなたが「もっともっとおしゃれになりたい!」という人なら、まずは以下の記事を参考に、セレオリを卒業してデザイナーズブランドに足を踏み入れるのがおすすめです。
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ちなみに僕はデザイナーズブランドを愛用しておりまして、どんな服装になるか参考にしたい方はコーデのページをご覧ください。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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