クレマンのパドレ(※現在はパドロールに表記変更)は、シンプルな見た目と高いコスパで人気を集めているフランス生まれの革靴です。とはいえ、いざ購入しようと思うと、「サイズ選びが難しい」「革が硬そう」「コーデが難しそう」と感じる方も多いのではないでしょうか。
実際、チロリアンシューズを履いたことがない方は、サイズ感や履き心地を具体的にイメージしにくいはず。特に通販での購入を検討している方にとって、「実際に履いた人のリアルな声」はとても貴重な情報になるはずです。
そこで本記事では、クレマンを10年間愛用してきた僕の経験をもとに、
- パドレ(パドロール)のサイズ感・履き心地のリアルレビュー
- 革の経年変化や注意点
- 季節別のおすすめコーディネート
- 買って後悔しないための選び方と購入先ガイド
をわかりやすく解説していきます。
「革靴初心者だけど、失敗せずにクレマンを履きこなしたい」。そんな方にとって、この記事が最適なナビゲーターになるように作成しています。あなたに合った一足を見つけるための参考として、ぜひ最後までご覧ください。
クレマン「パドレ」と「パドロール」の違いとは?

PADROR(パドロール)【出典:Rakuten Fashion】
まず大前提として、「パドレ(PADRE)」は旧モデルです。現在ではこのモデルはリニューアルされ、「パドロール(PADROR)」という名称で展開されています(「パドラー」と呼ばれることもありますが、正式な呼び名は「パドロール」です)。
公式からの明確なアナウンスはありませんが、名称変更の理由として機能性のアップデートが大きく関係していると考えられます。
実際、「パドロール」という名前になったのは2021年秋冬シーズンからです。名称変更のタイミングと同時に、インソールに高機能クッション材「PORON(ポロン)」が全面的に採用されるようになりました。
PORON(ポロン)とは?
PORONは、アメリカのRogers社が開発した衝撃吸収性と反発性を併せ持つ高性能ウレタン素材です。

KLEMANのPADRORのインソール(出典:Rakuten Fashion)
これにより、パドロールは旧モデルと比較して履き心地がやわらかく、疲れにくい設計に進化しています。見た目はほぼ変わらないけれど、中身は着実に進化しているというのが「パドロール」です。現在、パドレは廃盤になっているはずですが、もしどちらか迷うことがあったら、「パドロール」一択です。
本記事では旧モデルのパドレをレビューしていますが、ご覧いただく際は「履き心地の違い以外はほぼ同じ」と考えて差し支えありません。
パドレ(パドロール)をデザインからレビュー
項目 | PADRE(パドレ)の内容 |
商品名 | PADROR(パドロール)![]() |
素材 | アッパー:牛革、ソール:ラバー |
サイズ展開 | 35~44(22.5~28.5㎝) |
生産国 | フランス製 |
クレマンの「パドレ(パドロール)」は、クレマンの中でも圧倒的な人気を誇るアイコン的モデルです。
いわゆるチロリアンシューズタイプの革靴。見た目はクラシックでありながら、現代的なミニマルさも感じさせる、クレマンらしい絶妙なバランス感覚が光る1足です。
そもそも「チロリアンシューズ」とは?
「チロリアンシューズ」とは、アルプス山脈周辺のチロル地方で生まれた伝統的な狩猟靴をルーツにしたデザイン。もともとは悪路や傾斜の多い山間部を歩くための靴として誕生したため、ワークブーツに通じるタフさと実用性が備わっています。
その一方で、モカシン縫いをベースにした丸みのあるフォルムやU字型のステッチが特徴で、どこか可愛らしさや温かみもあるのが魅力です。
クレマンというブランドの魅力については、以下の記事で詳しく解説しています。
パドレは「チロリアンシューズの完成形」とも言える王道デザイン
クレマンのパドレは、まさに「ザ・チロリアンシューズ」といった王道のルックス。つま先に程よく丸みがあり、アッパーには大きなU字型のモカ縫い、そして厚めのソールと、チロリアンらしい特徴がしっかり盛り込まれています。
ただし、それだけでは終わりません。クレマンはこの伝統的なデザインを、現代的なセンスでミニマルに昇華させています。
結果、革靴の上品さ・チロリアンのワーク感・日常に合うカジュアルさをすべて両立。どんなスタイルにも自然と馴染む万能デザインに仕上がっています。
スニーカー感覚で履ける「全天候型レザーシューズ」
パドレが優れているのは、デザインだけではありません。実は雨の日でもガシガシ履けるタフな機能性も、このモデルの大きな魅力のひとつ。
というのも、アウトソールには凹凸のあるゴム製ソールを採用しており、一般的な革靴のように滑りやすい心配がないんです。さらに、水を通しにくい作りなので、天候を気にせずスニーカー感覚で使えるのが嬉しいポイント。実際、僕はパドレを履いていて滑ったことは10年間で一度もありません。
実際、傾斜の多いチロル地方で履かれていたというチロリアンシューズのルーツに忠実な設計なので、軽いアウトドアにも対応できるレベルのグリップ力と安定感があります。
上品 × タフ × 汎用性の高さが光る一足
クレマンのパドレは、革靴らしいドレス感と、チロリアン特有の重厚感、そして日常使いしやすい実用性を兼ね備えた、まさに「バランスの妙」が光る一足です。
- 普段のカジュアルコーデに程よい上品さをプラスしたいとき
- 雨でも気にせず履ける革靴が欲しいとき
- スラックスにもデニムにも合う靴が欲しいとき
そんなすべての要望に応えてくれる、「一軍確定」のレザーシューズといえます。
パドレ(パドロール)のサイズ感レビュー|10年履いたからわかるリアルな選び方
クレマンの「パドレ(PADRE)」を10年愛用してきた僕が、実際のサイズ感を他のスニーカーとの比較や足の特徴とあわせて徹底解説します。「ネットで買いたいけどサイズが不安…」という方のために、失敗しないサイズ選びのコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
筆者の足の実寸とスニーカーサイズ一覧
まずは僕の足のサイズと、普段履いているスニーカーとの比較表をご覧ください。
ブランド名 | モデル名 | 着用サイズ(cm) |
コンバース | ALL STAR(オールスター) | US9(27.5cm) |
アディダス | STAN SMITH(スタンスミス) | 27.0~27.5 cm |
アディダス | SUPERSTAR 82(スーパースター82) | 27.5 cm |
アディダス | SAMBA(サンバ) | 27.5 cm |
アディダス | GAZELLE INDOOR(ガゼルインドア) | 27.5 cm |
項目 | 筆者の足のサイズ |
足長 | 26.7cm |
靴の推奨サイズ(足長から+0.5cm) | 27.5cm |
足幅 | ふつう |
土踏まず | なし(偏平足) |
甲の高さ | 低い |
かかと幅 | 広い |
全体的に見ると、27.5cmを選ぶことが一番多く、割合にすると 27cm:27.5cm:28cm=2:7:1 くらいの頻度で履いています。
クレマン パドレの購入サイズ
実際に僕が購入したパドレのサイズは、サイズ42(日本サイズ換算で約27.0〜27.5cm)です。このサイズで、かかとに指一本入るくらいのゆとりがある、ベストなフィット感でした。
履き始めはつま先にやや締め付け感がありましたが、一般的な革靴と同程度でした。それも、履いていくうちに革がやわらかくなり、ちょうどいいフィット感に育ちました。
【KLEMAN】PADROR サイズ
EUサイズ(表記) JAPAN SIZE(目安) 35 22.0cm-22.5cm 36 22.5cm-23.0cm 37 23.0cm-23.5cm 38 23.5cm-24.0cm 39 24.5cm-25.0cm 40 25.5cm-26.0cm 41 26.0cm-26.5cm 42 27.0cm-27.5cm 43 27.5cm-28.0cm 44 28.0cm-28.5cm 出典:KLEMAN「PADROR」;https://kleman.jp/products/padror?srsltid=AfmBOoq_klLNtmBPLLj1aeL8ftTCoV54J3XNJOAmkdr8tnn8oMbyULc4
参考
パドレの素材はやわらかめの牛革なので、多少サイズがきつくても、少しずつ馴染んでくると思います。ただ、大幅に伸びることはないので、明らかにキツイと感じたらサイズアップしたほうがいいです。ゆるい場合は、靴ヒモや靴下の分厚さで微調整することもできます。
足幅・甲高によるサイズ選びのポイント
個人的な感想として、クレマンのパドレは、一般的な革靴よりも広めの木型(ラスト)設計だと感じました。つま先部分はふつうの革靴と同様、やや細い気がします。ただし全体をとおして見ると、革靴にありがちな「窮屈さ」は感じにくいと思います。
横幅や甲の高さに不安がある方は、以下を参考にサイズ選びを調整してみてください。
足タイプ | おすすめサイズ感 |
細身・普通幅の方 | 普段のスニーカーと同じ or 0.5cm下げてOK |
足幅が広い or 甲高の方 | 普段のスニーカーと同じサイズがおすすめ |
クレマン パドレ(パドロール)の履き心地レビュー
クレマンのパドレ(パドロール)について、「実際の履き心地はどうなの?」「長時間歩いても疲れない?」と気になっている方も多いはず。ここでは、履き始め〜半年後までの変化を中心に、革質・クッション性・ソールの話まで実体験をもとに詳しくレビューしていきます。
【履き始めの印象】最初は硬め。でも痛くない。
購入直後、足を入れた瞬間に感じたのは、「革がやや硬めで、フィット感はしっかりしている」という印象。ただし、痛みが出るような「ガチガチ感」は全くなし。むしろ、スニーカーと比べると「かっちりしてるな」という程度でした。
僕は偏平足で、革靴を履くとすぐに疲れてしまうんですが、パドレの場合は歩き出しても違和感が少なく、「チロリアンシューズってこんなに履きやすいものなの?」と驚いたのを今でも覚えています。
それもあって、履き始めから「ついこればっかり履いてしまう」状態に突入しました。
【半年後の履き心地】やわらかく、クセになる一足に
履き始めから革はそこまで硬くないので、何回か履いてるとすぐに足に馴染んできました。足に馴染んだからといって、履き心地が大幅に向上したわけではありませんが、最初から歩きやすい靴だったのが、より疲れにくくなったという感覚です。
クッション性は可もなく不可もなくという感じですが、ソールに厚みがあるので、床の衝撃がダイレクトに伝わる感じはありません。なので、長時間の歩行でも疲れにくいです。
パドロールではインソールが改良されているので、さらに履き心地が良くなっています。
【10年使ってわかった】クレマン パドレ(パドロール)の経年変化

そんな疑問に答えるべく、ここでは10年間履き続けた僕のパドレのリアルな経年変化をレビューしていきます。
【前提】使用頻度は休日メイン。手入れはほぼナシ。
まず大前提として、僕のパドレの使い方はこんな感じ。
- 使用頻度:週2回程度(雨の日の登場は少なめ)
- 保管方法:シューツリーなし・軽く乾燥させてから収納
- お手入れ:レザークリーム・ワックス等は一切未使用
つまり、そこまで神経質なメンテナンスはしていない状態。それでも、「こんなにもつのか…!」と驚かされる結果になりました。
【5年目の状態】驚くほどきれい。革シワも少なく美観キープ
5年が経過したパドレは、汚れの付着はあるものの、シワや傷みは最小限。ノーメンテだったのに、ここまで綺麗な状態を保っているのは正直びっくり。
【7年目の状態】多少のシワも味のある雰囲気に
パドレの7年目の経年変化はこんな感じ。ご覧のとおり、まだまだキレイな状態を保っています。
素材の丈夫さと、全体の構造の強さをひしひしと感じました。
【10年目の状態】アッパーに傷、モカ部分にスレ。それでも現役
10年目に入ると、さすがに経年の変化が目に見えて出てきます。
それでも、ソールは全体的に健在で、まだまだ履けそうです。レザーの質感も致命的なダメージはなく、手入れや補修をすればまだまだ履けるレベルです。
【ソールについて】交換は不可。でも水に強い構造
パドレは「セメント製法」という構造で作られており、ソール交換はできません。
セメント製法とは?
革靴のアッパーとソールを接着剤で圧着する製法。安価で軽量、雨にも強いのが特徴。一方で、ソールの張り替えはできず、剥がれたら基本的には買い替えになります。
つまり、10年ももっているのはむしろ異例と言ってもいいかもしれません。逆に言えば、それだけ耐久性が異常に高いという証明でもあります。
そもそもクレマンは、フランスで公共機関向けに靴を製造していたブランド。軍用ブーツやワークシューズなど、実用性と耐久性に特化したものづくりがルーツにあります。
この背景があるからこそ、パドレにも「壊れにくいタフさ」が詰まっているんですね。
【結論】週2回の使用+最低限のケアで5〜10年は履ける
使用頻度や天候にもよりますが、週2回程度の使用なら、最低でも5年、しっかりケアすれば10年以上履けるポテンシャルがあります。
レザーシューズの中でも、コスパ・耐久性のバランスが非常に高いのがパドレ。価格帯も革靴の中ではかなりリーズナブルなので、はじめての革靴としても安心して選べる一足です。
パドレ(パドロール)を使った季節別おすすめコーデ術
クレマンのパドレ(PADRE)は、どんなスタイルにも自然に馴染むのが最大の魅力。ほどよく無骨で上品なデザインなので、カジュアルからビジネスカジュアルまで幅広く活躍してくれます。どんなパンツにも合わせやすく、特にワイドパンツとの相性が抜群です。
コーディネート全体の「引き締め役」としても活躍してくれるので、ゆるめのスタイルに大人っぽさや重厚感をプラスしたいときにもピッタリ。
ここでは、季節別にコーデ例を交えながら、「どう履きこなすか?」を解説していきます。
春コーデ
春は軽快さと清潔感を意識するのがポイント。パドレは武骨な印象もあり、コーディネートの組み合わせによっては重たくなることも。白シャツや明るいアウターと合わせることで抜け感を演出するのがおすすめです。
また、パドレはソールに自然な厚みがあるので、黒のパンツと合わせると足長効果を期待できます。春は白ソックスで抜け感を出すと、ゆるさとカッチリ感のバランスを取れます。
夏コーデ
夏に黒の革靴を使うと重たくなりがちなので、他のアイテムで抜け感を取り入れるなど、バランスを取ることが大切です。おすすめなのは、白系のパンツやショートパンツ。ショートパンツを合わせるときは、必ず靴下を合わせましょう。
パンツに軽さがあるぶん、足元のパドレがコーディネート全体を引き締めてくれます。夏の革靴コーデが重く見えないテクニックとしておすすめです。
秋コーデ
ワークブーツが背景にあるパドレは、ワークパンツとの相性も抜群。カーキのやや武骨な印象のあるワークパンツに対して、チロリアンシューズを合わせることで、系統を合わせつつコーディネートを上品に引き締めることが可能。
ミリタリー系のパンツとも相性抜群です。
冬コーデ
冬は重ね着が楽しめる季節。ブラウン系でまとめると温かみが出て、パドレの「クラシック感」もより引き立ちます。
素材感の違い(ウール×コーデュロイ×レザー)で立体感が出るので、全体が暗めでも地味になりません。足元が締まって見えるので、全体の重さと軽さのバランスが絶妙に整います。
クレマン パドレ(パドロール)はどんな人におすすめ?
クレマンの革靴が気になっているけど、「自分に合ってるのか不安…」という人も多いはず。ここでは、クレマンのパドレを実際に履き込んだ僕の視点から、どんな人に向いているか・逆に向いていないかを正直にお伝えします。
【おすすめな人】パドレ(パドロール)が向いているのはこんな人
クレマンのパドレは、見た目・履きやすさ・価格のバランスが非常に優秀な一足。以下のような人には、特におすすめできます。
革靴初心者の人
「革靴って疲れるんじゃない?」「手入れが面倒そう…」
そんな不安を持つ初心者でも安心。パドレはスニーカー感覚で履けるほど履き心地が良いです。しかも、水に強いのでガシガシ履けるうえに、お手入れもかなりラク。
革靴デビューにちょうどいい一足です。
仕事でも休日でも使える革靴が欲しい人
パドレは、カジュアル寄りのチロリアンデザインですが、キレイめなファッションとも相性抜群です。スーツに合わせるのはNGですが、ブラックを選べば、ジャケパンスタイルやオフィスカジュアルにもハマります。
休日の私服にも使えて、オン・オフ問わず活躍する汎用性の高さが魅力です。
「こだわりはあるけどコスパも大事」な人
「レザーの質感や履き心地にはちゃんとこだわりたい。でも、10万円する革靴にはなかなか手が出ない…。」
そんな人にとって、クレマンは「品質と価格のバランスが神」です。他のフランス製ブランドと比べても、ここまでしっかり作られていて2万円台で買えるのは圧倒的です。
【おすすめしない人】パドレが向いていないのはこんな人
とはいえ、クレマンのパドレにも向き・不向きはあります。以下に当てはまる方は、もしかしたら他ブランドを検討したほうが満足度が高いかもしれません。
ソール交換を前提に長く使いたい人
パドレはセメント製法なので、ソールの張り替えができません。なので、「ソールを交換して長く愛用したい」という人には不向き。
逆に、グッドイヤーウェルト製法など、修理しながら育てたいタイプの革靴を探している人には、パラブーツなどのブランドの方が満足度が高いかもしれません。
革の経年変化を楽しみたい人
クレマンのレザーは、上質な本革を使用していて耐久性も非常に高いのが特徴。ただし、「思わずうっとりするようなエイジング(経年変化)」を楽しみたい人にとっては、やや物足りなさを感じるかもしれません。
というのも、クレマンの革は実用性を重視した仕上げになっていて、あえて経年変化が目立ちにくいよう加工されています。キズが付きにくく、型崩れもしにくい一方で、「味が出る」という意味では少し控えめな表情です。
たとえば、同じフランス製のパラブーツの場合は、オイルをたっぷり含んだリスレザーを使用しています。この素材は、履くほどに革の色艶が深まり、オイルが抜けることで独特の風合いや濃淡が現れるのが魅力。
また、グッドイヤーウェルト製法により、ソール交換をしながら10年以上「育てる」楽しみがあります。
それに比べると、クレマンのパドレは「エイジングを楽しむ革靴」というよりは、いつまでも同じ表情で、気兼ねなく履ける革靴といったイメージ。
なので、革の表情の変化を愛でたい人や、「履きジワやツヤすら愛おしい」と感じるような革好きの方には、パラブーツやオールデンなど、より素材感にこだわったブランドのほうが満足度は高いかもしれません。
ツヤや高級感のある革靴が欲しい人
パドレは、あくまでカジュアル寄りのチロリアンシューズ。冠婚葬祭やフォーマルなビジネススーツには、ややカジュアルすぎる印象があります。
さらに、ツヤ感を抑えたマットな質感のため、スマートな革靴や高級感を求めている方には不向きです。こういったものを求めている人には、ジョンロブなどの王道ドレス系ブランドが向いています。
パドロール(PADROR)はどこで買える?おすすめの購入先
クレマンのパドロール(PADROR)を買うなら、以下のようなサイト・店舗が定番かつ人気です。
- KLEMAN公式サイト
- 総合通販サイト(Amazon
・楽天市場
・
Yahoo!ショッピング)
- ファッション通販サイト(END.
・SSENSE
など)
- 全国のセレクトショップ
本来はKLEMAN公式サイトを押したいところですが、実はAmazonや楽天市場のほうが安く買える可能性があります。実際、KLEMAN公式サイトでは定価「29,700円」で販売されているところ、楽天市場では「21,560円~26,950円」で販売されているケースがありました。実質的に3,000円~8,000円くらい安いです。さらに、ポイント還元を活用したい方は、Amazonや楽天市場での購入が効率的といえます。
ちなみにクレマンのようなフランス製の本格革靴は、基本的にセール対象になりにくいアイテムです。加えて、最近は円安や原材料費の高騰により価格も年々上昇傾向にあります。実際、僕がパドレを10年前に買ったときは19,800円だったのに、今では29,700円。たった10年で約1万円も値上がりしています。これからも価格が上がる可能性が高いため、「欲しい」と思ったそのときが買い時です。
まとめ:サイズ選びで失敗しないために今すぐできること
クレマンのパドレ(パドロール)は、革靴らしい上品さとスニーカーのような実用性を併せ持った、汎用性抜群な一足です。特にサイズ感や履き心地に関しては、購入前にきちんとポイントを押さえておくことで、履き始めからストレスなく楽しむことができます。
あらためて、この記事のポイントを整理します。
まとめ
- サイズ選びのコツは「普段のサイズと同じかハーフサイズ下げる」のが基本
- 履き心地は革靴としてはかなり良好で、ストレスがほとんどない
- メンテナンスなしでも5年くらいは長持ちしそう
- コーディネートは季節を問わず幅広く対応可能
という内容でした。
初心者の方でも安心して履ける一足で、長く付き合っていけるパートナーとしても申し分ありません。万能な「スタイルの土台」として活躍してくれます。ぜひあなたにぴったりのサイズを見つけて、クレマンならではの魅力を味わってみてください。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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