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ファッションは3色でまとめると上手くいく理由。コーデ例を交えて解説

3色コーデ
k2jの運営者KEN

KEN

・月間最高18万PVのファッションブログ「K2J」管理人
・大手アパレル企業の元ファッションコーディネーター(販売員)
・年間100万円以上をファッションに使う服オタク

ファッションは、どんな色を使うかがすごく大事なんですよね。でも、どの色をどう合わせたらいいのかって、迷うことも多いと思います。

そんなときに覚えておきたいのが「3色ルール」。シンプルなのにコーデがパッとおしゃれに見える魔法みたいなルールなんです。ただし、やり方を間違えると一気にダサいコーデになる可能性もあります。

 

この記事では、スタイリング業務経験者であるプロのファッションブロガーの視点から、「ファッションは3色でまとめると上手くいく理由」「3色コーデの方法」を徹底解説していきます。

 

  • ファッションは3色でまとめると上手くいく理由
  • 3色コーデを実践する時の4つのポイント
  • 3色コーデの例【春夏秋冬】

 

ぜひ本記事を参考に、おしゃれ上手になるための第一歩を踏み出してみましょう!

それでは早速見ていきましょう。

 

 

ファッションは3色でまとめると上手くいく理由

 

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なぜファッションは3色でまとめるとうまくいくのか?その理由は、「コーディネートにまとまり感がでやすく、地味な印象になりにくいから」です。

 

ファッションは基本的に、色が増えれば増えるほど「うるさい」「ごちゃごちゃしている」という印象が出やすくなります。でも、色が少なすぎても「地味」「物足りない」という印象になっちゃうこともあるんです。

つまり、この間を取ったちょうどいい色数が、3色なわけです。

 

ファッションに取り入れる色を3色に限定することで、全体がバランスよくまとまり、視覚的にすっきりとした印象を与えることができます。

 

たとえば、白、黒、ベージュの3色を使ったコーディネートを考えてみましょう。白いトップスに黒いボトムス、そしてベージュのバッグを持つだけで、シンプルながらも洗練されたスタイルが完成します。このように、3色以内に抑えるだけで、自然にバランスの取れたコーディネートができるわけです。

 

このように、コーディネートの中で使う色を3色までに絞るというシンプルなルールを、3色ルールと呼んだりします。

 

1~2色または4色以上のコーデはNGなのか?

結論としては、NGではありません。むしろ1色や2色コーデは比較的難易度は低く、センスのあるコーデに仕上げることが可能。いわゆるワントーンコーデもその一つです。

ですが、色数が少ない分、合わせ方によっては地味になる場合があるので注意が必要です。

 

ただし、4色以上のコーデはかなり難易度が高くなります。失敗すると印象が悪くなるので、ファッション初心者さんにはおすすめしません。

 

 

3色コーデをおしゃれに仕上げるための4つのポイント

では、実際に「3色ルール」をどのように取り入れれば、おしゃれな3色コーデになるのか?ここからは、3色コーデをおしゃれに仕上げるための4つのポイントをご紹介します。

 

①ベースカラーを定番色にする

ヨーコサカモトの柿渋シャツの着用感

 

まずは、コーディネートのベースの色を定番色にすることです。ベースカラーとは、大まかにいうとコーディネート全体の約70%を占めるメインの色のことです。

定番色とは、黒、白、ネイビー、ブラウンなどのベーシックな色のことですね。定番色は着回しやすく、他の色と合わせやすい特徴があるので、ベースカラーに適しています。

 

特に、モノトーンカラーはどんな色ともケンカせずに合わせられるので、おすすめです。中でも白は抜け感、黒は引き締め効果をプラスしてくれるので、重宝します。

 

②ニュートラルカラーを合わせる

ヨーコサカモトのニット、エイトンのシャツのコーデ

 

全体のバランスを取るために、ニュートラルカラーを取り入れましょう。ニュートラルカラーとは中間的な色のことです。たとえば、グレー、ベージュ、カーキ、アイボリーなどがあります。

中間色は定番カラーに馴染みやすいので、さりげなく取り入れることでコーディネートに調和をもたらします。

 

その他にも、アースカラー同系色を合わせるのもおすすめです。

 

③アクセントカラーをワンポイントで使う

ウティ×sositeのバスクシャツ「tricot aast」のサイズ感・着用感(メンズ)

 

コーディネートをグッとおしゃれに引き立たせるには、アクセントカラーを上手に取り入れてあげると効果的です。アクセントカラーとは、引き立つ色のことです。たとえば、赤・青・緑のような目立つ原色系の色が挙げられます。

 

ただし、アクセントカラーを使い過ぎるといやらしい印象が出てしまい、一気にダサくなる可能性が高いので要注意。アクセントカラーは、バッグ・靴下・帽子・シューズなどの小物アイテムで取り入れるのがコツです。

 

アクセントカラーの目安としては、全体の2割程度1コーデに1種類までにとどめておくのが無難です。

 

 

④柄の数は控えめにする

スタジオニコルソンのダウンジャケット、ユニクロのタートルネック、ヨークのカーディガンのメンズコーデ

 

チェック柄やストライプ柄などの柄の数は、できるだけ控えめにしたほうが無難です。なぜなら、柄の数が増えるとごちゃごちゃした印象になってしまうからです。

 

色数を2色におさえるなら、柄を積極的に取り入れるのも効果的ですが、3色の場合、下手をするとうるさい印象になります。

 

実際、柄を適度に取り入れることはファッションにおいて効果的ではあります。ですが、3色あることでコーデにリズム感が出るので、柄は必須ではありません。

柄を取り入れるなら1種類、多くても2種類にとどめておきましょう。

 

 

3色コーデで陥りやすい失敗とは?

3色コーデは簡単なようで、気をつけないと失敗してしまうこともあります。よくあるのが、色相・彩度・明度・トーンのバランスを無視してしまうことです。

 

たとえば、ベースカラーに濃いネイビー、アクセントカラーにビビッドなピンクを選んでしまうと、色同士がぶつかってしまい、全体がチグハグに見えてしまうことがあります。

異なる色相の服を合わせるときは、彩度・明度・トーンのいずれかを同じにするのがコツです。

 

もちろん例外もあって、おしゃれに見える場合もありますが、色の組み合わせはかなり奥が深いので、また別の記事でご紹介します。

 

 

3色コーデの例【春夏秋冬】

ここからは、実際に3色ルールを使ったコーディネートの一例を、春夏秋冬に分けてご紹介します。

 

春の3色コーデ

キジマタカユキのサファリハット、ポロラルフローレンの古着のストライプシャツ、エイトテンスのスニーカー、エルラーセンの時計のメンズコーデバブアー×キャプテンサンシャインのフィッシングパーカー、ヤエカのデニム、アディダス×ユニオンのスニーカーのメンズコーデポロラルフローレンの古着のスウェット、カルバンクラインの古着のデニム、アディダスのサンバデコンのメンズコーデ

 

夏の3色コーデ

ゴートの白Tシャツ、オーラリーのチノパン、ヨークのサンダル、キジマタカユキのバケットハットのメンズコーデラコステのポロシャツ、スティーブンアランのスラックス、クレマンのチロリアンシューズ、ロトトの靴下、エルラーセンの時計のメンズコーデスティーブンアランのシャツ、リカルドメッサのスラックス、ヨークのサンダル、エルラーセンの時計のメンズコーデ

 

秋の3色コーデ

ネオンサインのパーカー、コモリの白シャツ、ヨーコサカモトのパンツ、クレマンのチロリアンシューズのメンズコーデ古着の黄色シャツ、ユニクロのタートルネックニット、RICCARDO METHAのスラックス、グッチのビットローファー「1953」とオールドコーチの巾着バッグコーデ

 

冬の3色コーデ

ラコステのブルゾン、ジーエイチバスのローファーのメンズコーデルメールのストームコート、アンフィルのニット、スティーブンアランのコーデュロイパンツ、エイトテンスのスチューデンのメンズコーデ

以上です。

ちなみに上記の中で「色数と柄数」以外に、全てに含まれている法則が1つありましたが、お気づきでしょうか?

正解は、

どれも無彩色(白や黒)のアイテムが含まれているということ。

 

白や黒はどんな色とも相性が良いです。コーデに抜け感や引き締め効果を与えてくれます。

3色コーデのどこかに白や黒を入れると、安定感が出てまとまりやすいので、おすすめです

 

 

まとめ

今回のポイントを簡単にまとめておきます。

 

おさらいポイント

  • 3色コーデは「うるさい」「地味」といった印象を回避できる
  • 4色以上は難易度が高く、うるさくなりがち
  • 原色は1コーデにつき1種類にすると上手くいきやすい
  • アースカラーは3色コーデに便利な色
  • 同系色やモノトーンカラーを含める
  • 柄の数は0~2種類に控える

 

3色ルール、意外とシンプルだったと思いませんか?

 

繰り返しになりますが、ファッションコーディネートは「色の組み合わせ」が最重要です。

ぜひ色に関する全ての記事を読んで色の達人になってください。

 

それではまた別の記事でお会いしましょう。

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