この記事はそんな方へ向けて書いています。
こんにちは。
この度は当ブログをご覧いただきありがとうございます。
本ブログを運営している、ファッションブロガーのJKEN(ジェイケン)です。
ドメスティックブランドは、日本のおしゃれな人やショップ店員さんがリアルに愛用しているブランドです。
本記事では、ドメスティックブランドの意味を解説しつつ、ドメスティックブランドの中から特に人気のおすすめブランドを41種類厳選してご紹介します。
メンズ・レディース両方のラインが揃っているブランドに限定しているので、男女共におすすめです。
ドメスティックブランドについてよく知らない人は、ぜひこの機会に覚えていってください。
それでは早速見ていきましょう。
ドメスティックブランドとは?
ドメスティックブランドの「ドメスティック」は、日本語で「国内の」という意味を表します。
つまりドメスティックブランドとは、日本人のデザイナーが手掛けるブランドのことです。
ドメスティックブランドは「ドメブラ」や「ドメス」と短縮して呼ぶこともあり、デザイナーズブランドの1種でもあります。
デザイナーズブランドの意味がよくわからない人は、「デザイナーズブランドって何?セレクトショップ・ファストファッションとの違いを解説」の記事をご覧ください。
デザイナーズブランドとは?セレクトショップ・ファストファッションとの違いを解説
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代表的なドメスティックブランドは以下の通り。
- COMME des GARCONS(コムデギャルソン)
- Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)
- ISSEY MIYAKE(イッセイミヤケ)
上記3つはいずれも世界的に人気を誇るブランドとして知られています。
日本人デザイナーが「日本以外の国を拠点に活動している」場合はドメスティックブランドといえるのかというと正直微妙なところですが、そこまでいうと区別ができなくなってしまうので、本記事ではシンプルに「日本人デザイナーが手掛けているブランド」をドメスティックブランドとしています。
ドメスティックブランドのメリット
ドメスティックブランドの最大のメリットは、一流デザイナーがデザインしているのでとにかくおしゃれであること。
特にシルエットに関しては日本人好みのワイドシルエットに設計されており、着るだけでトレンド感のある着こなしがしやすいです。
また、素材へのこだわりが強いブランドが多く、肌触りが良かったり機能性の高いものが多いです。
日本の職人は縫製技術も優れているので、ファストファッションに比べると洋服が長持ちしやすいというメリットもあります。
日本のブランドなら、世界のブランドには負けるんじゃないの?
と思う人もいるかもしれませんが、上で紹介したように既に世界で認められているドメブラもあり、日本人ならではの緻密な縫製技術・シルエット設計・素材へのこだわりは世界に負けていません。
「メイドインジャパン」が重宝されるように、ドメスティックブランドの品質はめちゃめちゃいいのです。
ドメスティックブランドのデメリット
ドメスティックブランドはとにかく値段が高いというのがデメリットです。
インポートブランドと比べると少し安めですが、それでもおしゃれがめちゃめちゃ好きな人以外は簡単には手を出せない金額です。
なぜ高いのかというと、一流デザイナーがデザインしていることや、素材が抜群にいいということが理由として挙げられます。
ドメスティックブランドはどんな人におすすめ?
ドメスティックブランドは、おしゃれが大好きな人にはかなりおすすめです。
理由はメリットの所でお伝えした通り、とにかくおしゃれだからです。
ドメスティックブランドはいっぱいあるので、自分好みのデザインを沢山見つけられる楽しみもあります。
おしゃれな人が行きつくのは、ドメスティックブランド・インポートブランド・古着のどれかになると思います。
ただし値段が高いので、ファッションにお金をかけたくない、最低限のおしゃれで十分という人にはおすすめできません。
そのような方は、セレクトショップのオリジナルブランド(セレオリ)かファストファッションブランドがおすすめです。
究極をいうと、ユニクロだけでもおしゃれになることは十分可能なので。
ユニクロでおしゃれになる方法を知りたい方は、「最低限のコストでおしゃれになる方法【結論:ユニクロだけで十分】」の記事をご覧ください。
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全身ユニクロはダサい?【結論:服はユニクロだけで十分(例外あり)】
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おしゃれさんがリアルに愛用する人気ドメスティックブランド41選
おしゃれさんがリアルに愛用する、人気のデザイナーズブランドを41種類厳選しました。
デザイナーズブランドは沢山あるので、以下の2段階に分けています。
- 世界的に評価の高いドメスティックブランド:日本だけでなく海外からも評価の高いブランド
- 国内で圧倒的人気を誇るドメスティックブランド:日本のおしゃれさんやインフルエンサー・ショップ店員が愛用しているブランド
メンズ・レディース両方のラインが揃っているブランドに限定しているので、男女共におすすめです。
世界的に評価の高いドメスティックブランド11選
まずは世界的に評価を受けている有名なドメスティックブランドを8種類ご紹介します。
どれもパリコレをはじめとするランウェイの常連で、「コレクションブランド」とも呼ばれます。
COMME des GARCONS(コムデギャルソン)
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COMME des GARCONS
1982年のパリファッションウィークでは、当時タブーとされた黒を用いたコレクションをヨウジヤマモトと共に発表。
当時は華やかなデザインが主流だったのに対し、ギャルソンやヨウジの穴の空いた黒のボロルックは「黒の衝撃」として世界を驚かせました。
コムデギャルソンのコンセプトは「自由と反骨精神」で、既成概念に捉われず流行に左右されない、革新的なデザインを生み出し続けています。
特徴はなんといっても黒やモノトーンを基調としたルーズなシルエット。
型にはまらずまるでアートのような魅力を持つブランドです。
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Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)
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Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)は、1972年にデザイナーの山本耀司さんによって設立された日本のドメスティックです。
コムデギャルソンと並ぶドメスティックブランドの2大巨頭です。
ヨウジヤマモトが世界から注目されたのはコムデギャルソンと同じく1982年のパリファッションウィークの「黒の衝撃」で、もはや伝説として語り継がれています。
あのMaison Margielaのデザイナーであるマルタン・マルジェラや、DRIES VAN NOTENのデザイナーにも影響を与えたと言われています。
ヨウジヤマモトのコンセプトは「反骨精神」「脱構築」。
空気をまとうようなドレープ感のあるシルエットや左右非対称なカッティングなどが特徴的で、現在では当たり前となっている性別を超えたユニセックスなデザインの先駆者でもあります。
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ISSEY MIYAKE(イッセイミヤケ)
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ISSEY MIYAKE(イッセイミヤケ)は、1971年にデザイナーの三宅一生さんによって設立された日本のドメスティックブランドです。
イッセイミヤケも、ヨウジヤマモトやコムデギャルソンと並ぶほどの代表的なドメスティックブランドです。
GIVENCYを経た三宅一生さんが設立当初から貫いているブランドコンセプトは、「1枚の布」。
一本の糸から独自の素材を開発しつつ、身体とそれをおおう布の間に生まれる「ゆとり」の関係を追求しています(シルエットの出方とかですね)。
イッセイミヤケの代表的な素材が「プリーツ」で、伸縮性があってシワがつきにくく、とても楽な着心地で着用できるのが特徴です。
特にプリーツパンツはおしゃれさんの間でも人気。
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sacai(サカイ)
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sacai(サカイ)は、1999年にデザイナーの阿部千登勢さんによって設立された日本のドメスティックブランドです。
阿部千登勢さんはComme des Garçonsの川久保玲さんやJUNYA WATANABEの渡辺淳弥さんの元でセンスを磨いた後、sacaiを設立しています。
「日常の上に成り立つデザイン」をコンセプトに掲げており、あらゆるシーンに対応できる服作りを得意としています。
そんなsacaiの特徴は、対照的な異素材を組み合わせることで意外性のあるデザインを作り上げること。
ベーシックでクラシカルなアイテムを素材やシルエットといった要素でひねりを加えることで、独特のエレガンスを感じることができます。
細部にまで工夫が詰まったsacaiならではのデザイン性が高く評価され、DIORやNIKEといった世界の一流ブランドともコラボしており、多くのファンから支持されているブランドです。
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kolor(カラー)
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kolor(カラー)は、2005年にデザイナーの阿部潤一さんによって設立された日本のドメスティックブランドです。
阿部潤一さんはコムデギャルソンに5年間勤務した後、kolorを立ち上げています。
「素材の魔術師」という異名がついているほど素材使いに定評があり、オリジナル素材や糸にまでこだわるデザイナーとして知られています。
ベーシックなアイテムに色・柄・素材・パターンなどを独特の感覚で組み合わせるのが基本のスタイル。
ファッションではシンメトリー(左右対称)のアイテムが多いですが、kolorはアシンメトリー(左右非対称)のアイテムが多く、他では真似できないような独創的な仕上がりが特徴的です。
ちなみに奥様はsacaiのデザイナーである阿部千登勢さんで、日本はもちろん世界的に高い評価を受けています。
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UNDERCOVER(アンダーカバー)
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UNDERCOVER(アンダーカバー)は、1990年にデザイナーの高橋盾さんによって設立された日本のドメスティックブランドです。
パンクをルーツにもつストリートウェアブランドであり、 尖った反骨精神とエレガンスという二面性を独自のビジョンで生み出しています。
デザインとしてはストリートとモードの間をいくブランドで、独創性と実用性、美しさと醜さといった相反するものを巧みに融合させています。
過去にVALENTINO(ヴァレンティノ)・Supreme(シュプリーム)・NIKEといった一流ブランドとコラボしたこともあり、デザイナーとして世界から高く評価を受けています。
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JUNYA WATANABE(ジュンヤ ワタナベ)
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JUNYA WATANABE(ジュンヤ ワタナベ)は、2002年にデザイナーの渡辺淳也さんによって開始された日本のドメスティックブランドです。
コムデギャルソンの川久保玲さんの元で経験を積んだ後、COMME des GARÇONS JUNYA WATANABE MAN(コムデギャルソン・ジュンヤワタナベ・マン)としてブランドをスタートしたのが始まり。
ブランドのコンセプトは、「ベーシックなアイテムに新たなフィーリングを取り入れる」こと。
全く新しい物をゼロから作るのではなく、既に存在しているベーシックなアイテムをジュンヤワタナベのフィルターを通して新たな解釈を加えることで、新しい価値を見出しています。
ジュンヤワタナベならではの特徴として真っ先に挙げられるのが、革新的な「パッチワーク」です。
様々な色・柄・形の素材を複雑に組み合わせて作られるデザインは、唯一無二。
過去にはロエベ(Loewe)・リーバイス(Levi's)・モンクレール(Moncler)・ラコステ(Lacoste)・ザノースフェイス(THE NORTH FACE)といった一流ブランドとコラボしたこともあり、世界的に評価されています。
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FACETASM(ファセッタズム)
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FACETASM(ファセッタズム)は、2007年にデザイナーの落合宏理さんによって設立された日本のドメスティックブランドです。
落合宏理さんは以下のような経歴を持ち、日本で最も期待されている新鋭デザイナーの一人として知られています。
- 2013年:毎日ファッション大賞で新人賞受賞
- 2015年:Giorgio Armani(ジョルジオ・アルマーニ)のサポートを受けてミラノでランウェイショーを行う
- 2016年:日本人デザイナーとして初めてLVMHプライズのファイナリストに選出
ブランド名のファセッタズムはフランス語「facet」の造語で、「たった1つの物事も正面から見た事実だけが全てではなく、横や後ろから見ることでまるで違った事実になる」という意味が込められています。
自由な東京のストリートカルチャーを表現しており、だまし絵のような遊び心のあるプリントや派手な色使いと素材の組み合わせが特徴的です。
一見チグハグに見えるようで絶妙にバランスの取れたデザインで、型にはまらない東京らしさを表現している姿勢が評価されています。
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MIHARA YASUHIRO(ミハラヤスヒロ)
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MIHARA YASUHIRO
元々はシューズブランドとして始まったブランドであり、三原さんは美大出身で「身につける芸術」を作ろうとして靴作りからスタートしたのがきっかけとなりました。
ミハラヤスヒロはその後、プーマとのコラボをきっかけに世界的に知名度を上げ、ミラノコレクションやパリコレクションに出演するなど、世界から注目されています。
ミハラヤスヒロの特徴は、既成概念にとらわれない遊び心のあるデザイン性にあります。
「アートとファッションに境界線はない」と三原さんが言う通り、ファッションアイテムに芸術的なアートの要素が感じられるデザインが特徴的です。
中でもブランドのルーツでもあるシューズが代表的な人気アイテムで、特にスニーカーは三原さん自身が作り上げた型から生まれた唯一無二のソールで作られており、太めのシューレースなども含めてアクセントの効いたデザインに仕上げられています。
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N. HOOLYWOOD(ミスターハリウッド)
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N. HOOLYWOOD(ミスターハリウッド)は、2001年にデザイナーの尾花大輔さんによって設立された日本のドメスティックブランドです。
デザイナーの尾花さんは昔東京の古着屋でバイヤーとして活動していたことがあり、ロサンゼルスのノースハリウッドの家を借りて行き来していたことがあるそうです。
ブランド名は、この家を実際にはほとんど使用しなかったことから「NORTH HOLLYWOOD」と「FOOL(ふざけた)」を組み合わせて「N.HOOLYWOOD」にしたのが由来。
ミスターハリウッドはルーツである古着から着想を得ているものが多く、古き良きものやアメリカの文化の要素を取り入れたコレクションが特徴的です。
古着の大定番であるミリタリーウエアをベースに、デザイナーならではのアイディアによってモダンで洗練されたデザインに昇華させているのが持ち味。
コンバース・ニューバランス・G-SHOCKなど、様々な王手ブランドと継続的にコラボしていることでも有名です。
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JOHN LAWRENCE SULLIVAN(ジョンローレンスサリバン)
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JOHN LAWRENCE SULLIVAN
デザイナーの柳川さんは元プロボクサーという珍しい経歴の持ち主であり、ブランド名は伝説のプロボクサーであるジョン・ローレンス・サリバンが由来となっています。
柳川さんは兼業でアパレル店員をしていたことがあり、ボクサー引退後は「素敵なジャケットを作りたい」という思いから本格的にテーラード技術を学び、ブランドを開始しました。
ジョンローレンスサリバン特徴は、テーラードの本場であるイギリスのテーラードを軸として、そこに様々なテイストをミックスさせたエレガントなデザインです。
中でもジャケットとスラックスはジョンローレンスサリバンの代表的なアイテムとして知られており、ゆとりのある部分とフィット感のある部分のしっかりと区別することで、着用した時にとても美しいシルエットが出るように設計されています。
パリコレデビュー後は世界中から注目されています。
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国内で圧倒的人気を誇るドメスティックブランド21選
続いては、日本国内で圧倒的人気を誇るドメスティックブランドを15種類ご紹介します。
まだ世界には浸透していませんが、国内ではむしろ世界的ブランドよりも人気があるほどです。
AURALEE(オーラリー)
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AURALEE
オーラリーの特徴は上質な素材とシンプルなデザインで、ベーシックの極みともいえるクオリティを誇っています。
デザイナー自身が世界中に出向いて本当に良いと思える素材を追求しており、厳選素材を国内屈指の高い技術を持つ工場で製作することで、上質な洋服を作り上げています。
デザインはとてもシンプルで洗練されており、気取らずに毎日着ることに適していることも魅力の1つ。
オーラリーの代表アイテムはニットとシャツで、着心地が良すぎてやみつきになってしまうファンが沢山います。
シューズ展開はありませんが、ニューバランスやフット ザ コーチャーといったシューズブランドと定期的にコラボしており、スニーカーは特に即完売してしまうほど人気です。
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COMOLI(コモリ)
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COMOLI
コモリのコンセプトは、「全ての洋服の原型は欧米から生まれ、ある目的のために作られた物である。」という考え。
これをもとに、今の日本の気候と日本人の体型に合った、上質でシンプルな日常着を展開しています。
そんなコモリの特徴は、シンプルなデザイン・上質な素材・空気感です。
デザインはあくまでベーシックなんだけど、こだわり抜かれた素材とナチュラルなデザインから、どこか大人っぽい独特な空気感を持っています。
コモリの中でも代表的なアイテムが、タイロッケンコート・シャツ・デニムで、特にコートとシャツは毎回即完売するほどの人気です。
どのアイテムもコモリにしか出せない雰囲気が漂っています。
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YOKE(ヨーク)
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YOKE
男女共に着れるユニセックスアイテムを展開しており、ブランドをスタートして間もなくSNS上で話題となり、若者を中心に爆発的人気となって即完売が相次ぎました。
ヨークのコンセプトは「 繋ぐ」で、アイテムをよく見るとこの「つなぐ」がデザインになっていることがわかります。
たとえば象徴的なデザインの1つにパイピング(つなぎ目にニットテープを使用して、布の端を別の布で管状に縁取りする装飾)があり、これは他のブランドにはないヨークならではの特徴の1つ。
スタンダードなアイテムにどこか工夫を凝らしたデザインが特徴的です。
シルエットはワイドでドロップショルダーが強く効いており、トレンド感溢れる着こなしが可能です。
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stein(シュタイン)
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stein
デザイナーの浅川さんは、ファッション感度の高いお客さんから人気のセレクトショップ「carol」のオーナーでもあります。
シュタインは男女共に着れるユニセックスアイテムを展開しており、最大の特徴はオーバーサイズのシルエット。
トレンドのシルエットという理由ではなく、デザイナーが求める「静けさや力強さ」など、空気感を持った服を追求した結果、生まれたシルエットのようです。
着用したときに縦にストンと落ちるような美しさと、ドレープ感によって生まれる生地の陰影がポイントで、ゆるさがありながらもどこか緊張感があるのがシュタインの魅力です。
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ATON(エイトン)
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ATON
「大人のためのベーシックアイテム」を作りだしているブランドで、男女別のアイテムはもちろんユニセックスアイテムも展開しています。
エイトンのアイテムは、ベーシックなアイテムをシンプルかつ洗練されたデザインで仕上げられているのが特徴です。
ゆとりのある絶妙なワイドシルエットの中に、どこか美しさや上品さを感じさせるのが魅力。
また、素材に強いこだわりを持って作られており、ファストファッションでは出せない上質な素材感が感じられます。
中でもSUVIN COTTON(スビンコットン)を使用したアイテムは、光沢感がありエイトンの人気シリーズです。
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NEEDLES(ニードルズ)
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NEEDLES(ニードルズ)は、1989年に清水慶三さんによって設立された日本のドメスティックブランドです。
清水さんは有名セレクトショップ「NEPENTHES(ネペンテス)」の創立者として知られており、世界各国で20年以上もバイイングを牽引してきた絶対的な審美眼の持ち主でもあります。
そんな研ぎ澄まされたファッションセンスを持つ清水さんが手掛けるニードルズは、日本だけでなく世界中のファッショニスタやアパレル関係者から高い評価を受けています。
特徴はベーシックなアメカジスタイルのアイテムに遊び心のある独特なデザイン性を加えている点。
中でもブランドを象徴する蝶のロゴがアクセントとなったトラックパンツ(ジャージ)は代表的なアイテムで、上品なカラーリングと細すぎず太すぎないドレスライクなシルエットであることから、普段のコーデにも合わせやすいことで人気となっています。
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08 sircus(ゼロエイトサーカス/ゼロハチサーカス)
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08 sircus
ブランド名の由来は、「08 = 蜂」と「SIR = 英国の称号」「CUS = CUSTOMER(顧客)」を組み合わせた造語で、08はデザイナー自身が好きな昆虫の「蜂」から名付けられています。
特徴としては「リラックス感があるけどシックでエレガント」なデザイン。
品質と着心地の良さは大前提であり、日本製の素材を使って軽さを意識しつつ、デザイナー自身が本当に着たいと思う服作りをしています。
着用した時の計算された美しいシワやシルエットも素晴らしく、高品質であることが感じられます。
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SUNESEA(サンシー)
出典:SUNSEA;http://sunsea34.com/collection/sunsea-2020-aw-collecton/;2022-06-07参照
SUNSEA
ブランドのコンセプトとして「NEW ViSION」を掲げており、流行の影響を受けず他にはない新しいスタイルを毎シーズン打ち出しています。
特徴としては、一点一点のアイテムが個性的で唯一無二のデザインであるという点です。
上品でモダンな印象の強いアイテムもあれば、異素材や派手な柄を大胆に取り入れたカジュアルなものもあり、デザインの幅が広いのが特徴的です。
共通しているのは、どのアイテムも上質な素材を使ってゆるいシルエットをベースとしているという点で、男女問わず着られる仕上がりになっていることです。
ファッション性の高いデザインであることから、有名人からに人気の高いブランドとして知られています。
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Graphpaper(グラフペーパー)
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Graphpaper
南さんはセレクトショップ「1LDK」をはじめ、数々のショップを打ち出してきたプロデューサーとしても知られています。
グラフペーパーでは大人のための上質なワードローブを提案しており、素材感とシルエット設計が優れているのが特徴です。
特にシャツはブランドの中でも代表的アイテムで、名門シャツ生地メーカーThomas Mason(トーマスメイソン)の生地を毎シーズン使用しています。
高級なベッドシーツの素材と同じクオリティであることから、シーツに包まれたような感覚で着れる「リラックスシャツ」を体現しています。
ベーシックかつシンプルなデザインでビッグシルエットであることから、性差を問わず着用できるのも特徴の1つです。
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DAIWA PIER39(ダイワピア39)
世界のフィッシング市場をリードしている日本の釣り具ブランド「DAIWA(ダイワ)」とBEAMS(ビームス)がタッグを組んでできたブランドで、ディレクターはBEAMSの中田 慎介さんが務めています。
「大自然と都会をシームレスに繋ぐ架け橋」というコンセプトを掲げており、ダイワが長年培ってきた釣り由来のディテールと、普段の生活を満喫するためのファッションテイストを共存させたデザインが特徴です。
一般的に、釣り用の服は普段のシーンにはとても合わせられないテイストですが、ダイワピア39ではこれを見事に都会シーンでも着れるほどの仕上がりへアップデートさせています。
また、ダイワピア39はファッション感度の高い若者を中心に支持されており、発売後は即完売するほどの圧倒的な人気を誇っています。
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YAECA(ヤエカ)
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YAECA
「長く着れる日常着」をコンセプトにしており、スタンダードなアイテムを展開しています。
ヤエカの特徴は、良質なオーガニック素材を使っておりナチュラルでリラックス感のあるところ。
デザインはとてもシンプルで、まさに日常着にピッタリのブランドです。
中でもコンフォートシャツやデニムはヤエカの代表的アイテムで、おしゃれさんの間でもファンの多いことで有名です。
DIGAWEL(ディガウェル)
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DIGAWEL
元々はセレクトショップとしてオープンした際にオリジナルアイテムとしてシャツと革小物を作ったのがきっかけ。
それがバイヤーから注目されてアイテム数が増え、結果としてファッションブランドとしてスタートしています。
コンセプトは「素敵なものを作り続けること」「楽しいかどうか」の2点を掲げており、一見単純ですが実は洋服を着る人にとって最も大切なことを意識して作られています。
セレクトショップ創業時から作られているシャツと革小物は今でもディガウェルの代表アイテムで、特にシャツは毎シーズン様々な形や種類のシャツを展開しています。
シンプルで洗練されたリラックス感のあるシルエットが特徴で、着る人を選ばず幅広い年齢層から愛用されています。
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UNUSED(アンユーズド)
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UNUSED
プロダクトの完成度で勝負したいという思いから、アンユーズドのデザイナー名は非公開となっています。
「ユーズド」を「アン」で否定したブランド名の由来は、「古着ではなく新品である」「まだ世の中に出ていないプロダクトを提案したい」という意味が込められています。
コンセプトは「観念的な枠を取り去り、解体し、存在の新たな形の追及と提案」、つまり洋服における先入観を取っ払って、デザイナーならではの視点で新しい要素を加えていくということを大切にしています。
アンユーズドの特徴は、ベーシックなアイテムの細部に独創的なデザインを組み込んでいる点。
実際、アンユーズドのデザイナーは「古着は好きだが古着を作るつもりはない」と語っており、既製服である古着を現代風にアップデートしているアイテムがよく見受けられます。
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TEATORA(テアトラ)
TEATORA(テアトラ)は、2013年にデザイナーの上出大輔さんによって設立された日本のドメスティックブランドです。
世の中の多くの人が座って働く環境にありながら、それに適した衣類が存在しなかったことから、ワークチェアで働く人のためのワークウェアブランドとしてスタートしました。
「すべての服は立ち姿を前提に作られているが、現代の生活では座っている時間の方が圧倒的に長い」という本質を突いており、「座り続けることを前提としたプロダクトを作る」という今までにない提案をしています。
テアトラの特徴としては、ワークウェアでありながらあらゆるTPOに適応するデザインであるという点。
ワークウェアといえば一般的に職人的な専門職の服を指すことから機能性が高い分カジュアルな印象が強いですが、テアトラはワークウェアとしての機能性だけでなく上品なデザイン性を誇っており、ビジネスにも適応するほどの上品な仕上がりのアイテムを多く展開しています。
実際、カラー展開は基本的に白・黒・ネイビー・グレーといったベースカラーのみで、シンプルなデザインに徹底されています。
また、テアトラは「無駄なものは作らない」というコンセプトを掲げており、「これさえあれば他はいらない」と思えるプロダクトを作っているため、本当に高品質な仕上がりです。
さらには年齢、性別、体型を問わないシルエット設計のため男女で兼用することも可能です。
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Hender Scheme(エンダースキーマ)
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Hender Scheme
シューズ、バッグ、その他小物を全てレザーで表現しており、男女の性差にとらわれず自由にデザインされています。
エンダースキーマが取り扱うレザーには様々な種類があり、ヌメ革等のようになめし加工されているので、使っているうちに色や形が経年変化する楽しみがあります。
また、ロゴ以外は無駄を削ぎ落したミニマムで洗練されたデザインも魅力の1つ。
特にadidasやNIKEといった人気スニーカーを独特なヌメ革でオマージュしたシリーズが有名。
ファッション小物だけでなく、IPhoneケース・眼鏡ケース・ティッシュケース・ゴミ箱などの様々なインテリア雑貨用品も取り扱っているので、インテリア好きの方はぜひ一度のぞいてみては。
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エンダースキーマのベルトをレビュー!経年変化・コーデ・サイズ・違いを解説
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HERILL(ヘリル)
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HERILL
ブランド名の由来は、 「受け継がれる伝統・遺産」といった意味の「Heritage」と、「未来・今後」を指す「Will」を掛け合わせた造語から。
ヘリルが未来へと受け継がれた時に「いいものであった」と思われるような服作りをしたいという想いが込められています。
特徴としては、ベーシックなアイテムに良質な素材で新しい表情を作る点が挙げられます。
素材には特にこだわりを持っており、日本の高い技術や経験を持つ工場と連携して新しい素材開発も行なっています。
ヘリルのアイコン的存在ともなっているのがカシミヤで、中でも最高峰と言われる「ゴールデンキャッシュ」という素材が、過去に使われたことのない素材として話題になりました。
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blurhms(ブラームス)
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blurhms
デザイナーの村上さんは古着のコレクターとしても知られており、サイズが合わなくてもデザインのためだけに古着を購入することもあるほど、古着のディテールをデザインに落とし込んでいるブランドです。
ただし古着をそのまま真似するのではなく、デザイナー自身のフィルターを通して現代の雰囲気とマッチするプロダクトにアップグレードしているのが見どころ。
着心地、丁寧さ、程よいリラックス感と使いやすさをコンセプトとしており、上質な素材や日本の熟練職人による縫製技術などを駆使して、高品質なアイテムを展開しています。
基本的にはシンプルでベーシックなアイテムが中心ですが、少しひねりを加えたデザインと、アイテムごとにシルエットが緻密に設計されているのが特徴です。
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seya.(セヤ)
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seya.
デザイナーの瀬谷さんは、国内外の大手セレクトショップから支持の高いパリのブランド「CristaSeya(クリスタセヤ)」のデザイナーの1人です。
クリスタセヤのもう1人のデザイナーであるイタリア人のクリスティーナ・カシーニとともに人気ブランドへと成長させましたが、互いにとっての次のステップとして瀬谷さん単独のブランドをスタートさせたのがきっかけです。
seya.ではクリスタセヤのジェンダーレスなムードは引き継ぎつつ、瀬谷さん自身が好きだという「旅」をテーマに、旅の情景やカルチャーをエレガントに落とし込んでいます。
また、すべてのアイテムにおいて上質なオーガニック素材を使っており、大人らしい洗練されたムードの服作りをしています。
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unfil(アンフィル)
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unfil
ブランド名のun fil(アン フィル)はフランス語で「1 本の糸」を意味しており、その名の通りニットを中心に良質な素材で質の高い洋服を作り上げています。
上質で着心地のよい素材感と温かみのあるカラーリングが特徴で、シルエットは程良くワイドな設計でゆったりとストレスなく着用できます。
特にニットには定評があり、有名芸能人の方が着ていたりファッション誌にも登場していることもあるようです。
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Kota Gushiken(コウタグシケン)
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Kota Gushiken
具志堅さんは著名なデザイナーを輩出していることで有名なイギリスの名門芸術大学「セントラル・セント・マーチンズ」のファッションデザインニットウェア科出身。
在学中は「ディオール(DIOR)」のクチュール部門などでインターンシップを経験し、卒業コレクションがイギリスのファッションメディアでトップ6に選出されたほど、ブランド開始前から評価されていました。
ニットウェア科出身ということもあり、Kota Gushikenではニットを中心としたコレクションになっています。
ひとつひとつ手作業で編まれたニットはまるで芸術作品のようで、モナ・リザやゴッホなどの肖像画をモチーフとしたニットが代表的です。
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SHINYAKOZUKA(シンヤコヅカ)
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SHINYAKOZUKA
デザイナーの小塚さんは、Kota Gushikenのデザイナーさんと同じくロンドンの名門芸術大学「セントラル・セント・マーチンズ」出身で、Tokyo新人デザイナーファッション大賞に選出されるなど、今注目のブランドです。
シンヤコヅカのアイテムは、ロンドン在住時に出会った衣服や風景からインスピレーションを受けてデザインされています。
「全ての物事は明瞭である必要は無い」というコンセプトから、「BLUR(ぼかす)」「VAGUE(曖昧な)」「UNCLEAR(不明瞭な)」「HIDDEN(隠れた)」をキーワードに、抽象的な表現の中でファッションを表現するという新たな価値観を追求しています。
シンヤコヅカで特徴的なのは、個性的な柄や配色のデザインとワークウェアから着想を得た機能的なアイテム。
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ハイセンスなメンズ専門のドメスティックブランド3選
続いては、ドメスティックブランドの中でもメンズ専門のブランドを3つご紹介していきます。
URU(ウル)
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URU
デザイナーの漆山さんは元々コムデギャルソンをはじめとするコレクションブランドでパタンナーとして活躍していたため、いわば洋服作りのプロです。
生地の選定やシルエット設計などとにかく技術力が優れており、パタンナーとして培ってきたノウハウをもとに原型からあえて崩した新しいデザインを生み出しています。
特徴はなんといってもシルエットの美しさが際立っており、実際に着てみると他のブランドのワイドシルエットとはまた違った、URUならではのシルエットが魅力です。
メンズブランドという立ち位置でありながら、どこかジェンダーレスの雰囲気をまとっており、上品な着こなしが可能です。
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KAPTAIN SUNSHINE(キャプテンサンシャイン)
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KAPTAIN SUNSHINE(キャプテンサンシャイン)は、2013年にデザイナーの児島晋輔さんによって設立された日本のドメスティックブランドです。
デザイナーの児島さんは古着マニアでもあり、古着のディテールの生い立ちなどに詳しい知識を持ち合わせています。
古着を通して得た知識をもとに、トラディショナルなディテールやフィールドウェアの要素を、厳選された上質な素材と融合するのがこだわり。
その結果として、ワークやミリタリーといったアメカジ的な武骨さを醸し出しながらも、モダンな印象を併せ持つ仕上がりが特徴として現れます。
男心をくすぐるディテールが感じられることから、20代の若者~40、50代の大人の方まで、幅広い男性に評価されているブランドです。
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MARKAWARE(マーカウェア)/marka(マーカ)
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MARKAWARE
マーカウェアは「大人のための洗練されたファッションを提案すること」をコンセプトとしています。
デザイナーの石川さんは素材選びにとてつもないこだわりを持つ方で、「シンプルだからこそ素材とシルエットにこだわりを持つ」という考えのもと、世界中を巡って上質でサステナブルな天然原料を探すところからモノ作りがスタートします。
また、日本の伝統職人が縫製や加工といったすべての工程を日本国内で行うという、「メイド・イン・ジャパン」にもこだわっているブランドです。
こうしてできるマーカウェアのアイテムは、無駄な装飾を省いたシンプルさと、大人の品格を感じさせるモダンで美しいシルエットを兼備しています。
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marka(マーカ)というブランドの魅力についてより詳しく知りたい方は、「marka(マーカ)とは?ブランドの人気の理由をわかりやすく解説」の記事へどうぞ。
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marka(マーカ)とは?ブランドの人気の理由をわかりやすく解説
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ハイセンスなレディース専門のドメスティックブランド6選
つづいては、ドメスティックブランドの中でもレディース専門のブランドを6つご紹介していきます。
HYKE(ハイク)
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HYKE
お二人は元々古着屋をやっていましたが、古着を好きすぎるあまり売ってしまうと寂しい思いをするようになったことから、「古着のニュアンスを取り入れた服作りができないか」と考え始めたのがブランドを始めたきっかけ。
開始当初は「green」というブランド名でしたが、妊娠をきっかけに一度greenを休止し、2013年よりご夫婦それぞれのイニシャルからとった「HYKE」をスタートしています。
ハイクはブランドのコンセプトとして「HERITAGE AND REVOLUTION(服飾の歴史、遺産を自らの感性で独自に進化させる)」を掲げており、古着の要素を取り入れつつ現代的モダンなデザインに昇華したデザインが特徴として挙げられます。
古着をヒントに服作りをするブランドは多くありますが、中でもハイクは武骨なワーク・ミリタリー要素を美しく女性的なパターンに仕上げるブランドとして高く評価されています。
また、MACKINTOSH、adidas Originals、THE NORTH FACE、MONCLER、PORTERをはじめとする世界的なブランドと定期的にコラボしており、レディースブランドでありながら男性にもファンの多いことで知られています。
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Mame Kurogouchi(マメクロゴウチ)
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Mame Kurogouchi
デザイナーの黒河内さんはイッセイミヤケのパリコレでデザイン企画を担当した経歴があります。
ご本人としてもこれまでファッションにおいて国内外問わず多くの受賞歴があり、マメクロゴウチはパリコレにもデビューしているほど世界的に評価の高いことで知られています。
そんなマメクロゴウチの特徴は、草花などをモチーフにした立体的な刺繍を取り入れている点。
日本各地で感じたことなどをデザインに落とし込まれており、日本ならではの緻密な技術で生み出される刺繍は繊細さの中に力強さも垣間見えます。
またブランドの核としてゆるぎないものになっているのが、女性の身体を美しく見せるシルエット設計です。
デコルテを美しく見せる流れるような曲線や、女性らしいくびれを際立たせるウエストなど、造形的な美しさだけでなく着用した時に洋服が綺麗に身体に馴染むように意識して作られています。
ユニクロとコラボしたことでさらに一般層にも広まり、今後ますます注目のブランドです。
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HARUNOBUMURATA(ハルノブムラタ)
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HARUNOBUMURATA(ハルノブムラタ)は、2012年にデザイナーの村田晴信さんによって設立された日本のドメスティックブランドです。
デザイナーの村田さんは「ミニマルの女王」であるJIL SANDER(ジルサンダー)のウィメンズデザインチームに所属していた経歴の持ち主として知られています。
ハルノブムラタもまさにJIL SANDERを彷彿とさせる、洗練されたミニマルなラグジュアリー感が漂うブランドです。
「どんな女性がどう振る舞うか」を根底に、肩の力の抜けた自然体の女性像を表現するのがコンセプト。
その特徴として、ハルノブムラタのドレスやワンピースを含むほとんどのアイテムにポケットが備えられており、女性が格好良くポケットに手を入れるという抜け感のある動作を想像して作られています。
女性が着用した時の姿勢や振る舞いまでイメージして作られたシルエットは、ふとした瞬間に美を見出すという、日本ならではの美意識が感じられます。
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FUMIKA UCHIDA(フミカ ウチダ)
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FUMIKA UCHIDA
デザイナーの内田さんは服飾学校に通っていた経歴はありませんが、元々古着屋のSanta Monica(サンタモニカ)やBIOTOPのヴィンテージバイヤーとして働いていたり、ヴィンテージショップJANTIQUES(ジャンティーク)を家族で経営したりと、ヴィンテージに精通するデザイナーとして知られています。
ブランドのコンセプトは「アイデンティティのある女性のための服」で、長年培ってきたヴィンテージの良さを生かしたアイテムを提案しています。
中でも奥行きのあるデザインが特徴的で、異素材の生地やディテールの重なりによってデザインやシルエットに変化が生まれるのが魅力の1つ。
個性的で女性らしいブランドであることから、スタイリストや芸能人にも多くの愛用者がいることで知られています。
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JUN MIKAMI(ジュン ミカミ)
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JUN MIKAMI
デザイナーの三上さんは糸の染色、デザイン、手編みの技法など、ニットに関する幅広い知識を持ち合わせており、ニット技術を記した本「JUN MIKAMIを編む
元々はハンドニットを主体として始まったブランドで、これまで蓄積してきたデザイナーのスキルと知識が集約されたアイテムであることから、ニットは今もジュンミカミの代表的アイテムです。
ブランドのコンセプトは特に設定しておらず、時代の流れに合わせながら「その時々で着たいと思うものと着て欲しいものを作る」という感覚でデザインを手掛けているそうです。
最近ではアウトドアブランドのWILD THINGS(ワイルドシングス)とのコラボが有名で、女性はもちろん男性も着用できるフェミニンとアウトドアのミックス感が話題となっています。
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MAISON EUREKA(メゾンエウレカ)
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MAISON EUREKA
デザイナーの中津さんは日本でセレクトショップのバイヤーを経験後、ヨーロッパ各国をバックパッカーとして巡り、様々な国のファッションや文化に触れて独自の世界観を築き上げました。
ブランド名のMAISONはフランス語で「家」、EUREKAは古代ギリシャ語で「ひらめき」を意味しており、「デザイナーの家であり、アトリエである場所で、ひらめきによって生み出されるもの」がブランドのコンセプトとなっています。
そんな中津さんの家はドイツのベルリンにあり、ベルリン特有のアンダーグラウンドな文化がデザインに色濃く反映されています。
オーバーサイズなシルエットにパキッとした派手な色使いで、目を惹くデザインに仕上がっているのが魅力です。
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まとめ
本記事は以上です。
今回のポイントを簡単にまとめておきます。
おさらいポイント
- ドメスティックブランドは日本人のデザイナーが手掛けるブランド
- おしゃれでトレンドを押さえている
- 日本ならではの卓越した技術が使われていることが多い
- 値段が高い
本記事では主要なドメスティックブランドをご紹介してきましたが、これ以外にもたくさんのドメブラがあります。
ファッションに興味が出てきた人は、ぜひ一度自分のお気に入りのブランドを見つけてみてくださいね。
お気に入りのデザインが多いブランドを選んでもいいし、それがない場合はブランドのコンセプトに共感できるとかでもアリです。
ちなみに、
ドメブラは好きだけど高くて買えない…。
という人は、ファッションレンタルサービス「collEco(コレコ)」でレンタルするのもありです。
使い方によってはかなりコスパ良く憧れのブランドアイテムを楽しめます。
コレコについて詳しく知りたい人は、「人気ブランドの服をレンタルできるcollEco(コレコ)を徹底レビュー」の記事を参考にしてください。
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それではまた別の記事でお会いしましょう。
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