最強のメンズコーデ術【ファッション初心者向けの完全ガイド】
「おしゃれになりたいけど、何から始めればいいのかわからない」と思ったことはありませんか? ファッションの知識がないと、何を着ればいいのか迷ってしまいますよね。
でも大丈夫です。実は、メンズファッションには「基本のルール」が存在します。このルールを知るだけで、誰でも簡単におしゃれに見せることができます。
本記事では、ファッション初心者でもわかりやすいように、メンズコーデの基本を徹底解説します。最後まで読めば、コーディネートに自信が持てるようになります。
メンズコーデの基本:おしゃれのルールを押さえよう
まずは、メンズコーデの5つの基本ルールを解説します。おしゃれを目指す上で必ずマスターすべき項目なので、ぜひ参考にしてみてください。
①シルエットの黄金比とは?(I・A・Yラインを理解しよう)
メンズファッションで最も重要なのが「シルエット」。シルエットとは、服を着たときの全体の形のことです。適切なシルエットを意識するだけで、あか抜けた印象になります。
代表的なシルエットは、次の3種類です。
① Iラインシルエット(まっすぐなライン)
上下とも細身~ジャストサイズのアイテムで統一し、全体をスラっと見せるスタイルです。
- 例:ジャケット×テーパードパンツ、ジャストのTシャツ×ストレートデニム
- ポイント:スタイルがよく見えるため、細身の方やスラっとした印象を作りたい人におすすめ。その反面、トレンド感は出しにくい。
② Aラインシルエット(上が細く、下が太いシルエット)
トップスをコンパクトにし、ボトムスをゆったりさせることで、安定感のあるシルエットを作るスタイルです。
- 例:タイトなTシャツ×ワイドパンツ、ショート丈ジャケット×ルーズデニム
- ポイント:脚長効果があり、重心が安定して見えるため、バランスが取りやすい。
③ Yラインシルエット(上が大きく、下が細いシルエット)
オーバーサイズのトップスと細身のパンツを組み合わせるスタイル。下半身がスッキリと見えます。
- 例:ビッグシルエットのスウェット×テーパードパンツ
- ポイント:上半身にボリュームを持たせることで、小顔効果が生まれ、スタイルよく見える。
②色合わせをマスターする
おしゃれに見せるためには、色の使い方が重要です。適当に色を選んでしまうと、統一感がなくバランスが悪く見えてしまいます。
基本的な色の組み合わせを理解するために、最低限おさえておくべきなのは、以下の3点です。
① ベースカラー・アソートカラー・アクセントカラー
ファッションコーディネートの色は、ベースカラー・アソートカラー・アクセントカラーの3つに区分することができます。
- ベースカラー(約60%):コーディネートの土台となる色。主にモノトーン(黒・白・グレー)やネイビー、ベージュなどの定番色が適しています。【例】白のTシャツ、黒のニット、ベージュのジャケット
- アソートカラー(約30%):コーディネートのメインとなる色。ベースカラーと相性のいい色を選びましょう。【例】黒のスラックス、ベージュのチノパン、カーキのミリタリーパンツ
- アクセントカラー(約10%):小物や一部のアイテムで差し色を入れることで、コーディネートにアクセントが生まれます。【例】赤のスニーカー、ブルーのバッグ、グリーンのキャップ
重要なのは面積の比率です。メインのベースカラーとアソートカラーに対し、アクセントカラーは小さな面積におさえると、バランスの良い仕上がりになります。
②相性の良い色の組み合わせを知る
ファッションコーディネートにおいて、相性の良い色の組み合わせを知ることは最重要ポイントです。
上記画像は「色相環」といって、色相を円状に配置したものです。これは色を体系化する際に用いられるツールですが、ファッションコーディネートで相性の良い色を探すときに使えます。基本的に相性の良い色の組み合わせは、以下の2パターンです。
- 色相環上で隣り合う色相:赤×オレンジ、青×紫など
- 色相環上の正反対の位置にある色相(補色):黄色×青紫、赤紫×緑など
※厳密には上記以外のパターンもあるのですが、色彩は奥が深く、説明が長くなるので、ここでは割愛します。
③3色以内にまとめる
ファッションコーディネートは、3色以内におさめるのが原則です。それ以上になると、うるさい印象になるから。2色でまとめたコーディネートも洗練された印象に仕上がりやすいですが、地味になるケースもあります。3色でまとめることで、地味過ぎず適度にアクセントの効いたバランス感のあるコーディネートに仕上がりやすくなります。
また、1色や同系色でまとめるワントーンコーデもおすすめ。統一感が出ておしゃれ上級者のような洗練されたスタイルになります。
おすすめの配色例
- ベースカラー:白Tシャツ(無彩色はどんな色とも相性がいい)
- アソートカラー:ベージュのチノパン(定番色のベージュは幅広いカラーと合わせられる)
- アクセントカラー:赤キャップ(赤はベージュと隣同士の色相。純色の赤色はアクセントに最適。小物で面積を小さくするのがポイント)
③TPOを意識する(仕事・デート・カジュアルのコーデ例)
ファッションにおいて「何を着るか」はもちろん大事ですが、忘れてはいけないのが、TPO(Time, Place, Occasion)。つまり、「時間・場所・状況」に合わせた服装を選ぶことです。
いくらおしゃれなコーディネートでも、その場所に合った服装でない場合は、「常識を知らないダサい人」という印象になってしまいます。ファッションでは、TPOに合わせていることが大前提です。
① 休日(リラックス感のあるコーデ)
休日はリラックスしながらも、おしゃれな印象をキープしたいもの。カジュアルな服装でも「だらしない」と「こなれ感」の差が出るので、ポイントを押さえておきましょう。
おすすめコーデ例
- 無地Tシャツ+デニム+革靴
- ニット+スラックス+スニーカー
- オーバーサイズのシャツ+ワイドパンツ+スニーカー
ポイント
- キレイめとカジュアルのバランスを取る:休日だからといって、カジュアルすぎるコーディネートは子供っぽくなりがち。適度に上品なアイテムを組み合わせる。
- サイズ感に気をつける:リラックス感を出しつつも、全身がダボダボにならないようにバランスを調整。
② デート(女性ウケを意識したコーデ)
女性は「清潔感」をかなり重視します。なので、シンプルかつスマートな着こなしを心がけることが大切です。
おすすめコーデ例
- 白シャツ+デニム+ローファー
- ニット+テーパードパンツ+革靴
- シンプルなTシャツ+カーディガン+スラックス
ポイント
- 清潔感を第一に:シワや汚れがないかチェック。毛玉や黄ばみはNG。
- 上品なアイテムを取り入れる:カジュアルすぎるアイテムでまとめると、野暮ったくなりがち。上品なアイテムは清潔感が増すため、デートスタイルに最適。
- アクセサリーをさりげなく:派手すぎないアクセサリーや腕時計など、小物アイテムをプラスすると、おしゃれ度が増す。
③ 仕事(ビジネスカジュアル)
ビジネスシーンでは、スーツほどフォーマルではないものの、きちんと感のあるスタイルが求められます。特にオフィスカジュアルでは「清潔感」と「落ち着き」が鍵になります。
おすすめコーデ例
- ジャケット+シャツ+スラックス+革靴
- ニット+スラックス+ローファー(冬場のオフィスカジュアル)
- セットアップ+Tシャツ+ローファー
ポイント
- シンプルなデザインを選ぶ:派手な柄やカジュアルすぎるアイテム(ダメージデニムや派手なスニーカー)は避ける。
- 色は落ち着いたトーンで:ネイビー、グレー、ブラック、ホワイトを基調にすると品がある。
- サイズ感が重要:オーバーサイズすぎるとだらしなく見えるので、適度に体にフィットするものを選ぶ。
④季節感を意識する
季節感のある服装は、おしゃれに見せる大きなポイントです。逆にいくらおしゃれな服でも、季節感のない服装はセンスのない人と思われます。春夏秋冬、それぞれの季節に適したアイテムを選びましょう。
ポイント
- 季節感のある色を選ぶ:春夏はホワイト・ネイビー・パステルカラー、秋冬はブラック・ブラウン系・ダークカラーなどがおすすめ。
- 素材で季節感を演出:春夏ならリネンやコットン、秋冬ならウールやスエードなど、季節に合った生地を選ぶ。
⑤清潔感を保つ
どんなにおしゃれな服を着ていても、清潔感がないと台無しです。以下のポイントを意識して、常に好印象をキープしましょう。
基本のチェックポイント
- シワや汚れがないか:シワや汚れがないかチェック。毛玉や黄ばみはNG。シャツはアイロンをかける。
- 靴は定期的に手入れする:汚れたスニーカーやボロボロの革靴は、基本的にNG(一部例外あり)。
- ニオイ対策を忘れずに:洗濯後の消臭、デオドラントの使用、靴の消臭ケアを徹底。
- 肌・髪型を整える:ニキビ肌やボサボサの髪は、服装が整っていても清潔感を損なう。
- 無精ヒゲやムダ毛を処理する:無精ヒゲや、スネ毛・腕毛などのムダ毛は、清潔感が失われやすい。脱毛や手入れをする。
王道アイテムのコーディネートをマスターしよう
メンズファッションの基本を押さえるなら、まずは「王道アイテム」を使いこなすことが大切です。王道とは、流行に左右されず、どんな年代やシーンでも通用する定番の服のこと。
ここでは、メンズコーデの定番となる白Tシャツ・白シャツ・デニム・ワイドパンツ・革靴を使った着こなしのポイントを解説します。これらの定番アイテムを使いこなし、自分に合ったコーデを見つけることが、おしゃれへの第一歩です。
①白Tシャツコーデのポイント
白Tシャツは、シンプルでありながら抜群の汎用性を持つアイテムです。でも、「ただ着るだけ」では部屋着のように地味な印象で終わるので、コーディネートの工夫が必要です。
コーデのポイント
- シルエットを意識する:オーバーサイズのTシャツを選ぶと、トレンド感を演出できる。ジャストサイズのTシャツを選ぶときは、ワイドパンツを合わせてAラインコーデを意識する。
- 上品なアイテムを組み合わせる:白Tシャツはカジュアルなので、スラックスや革靴などの上品なアイテムと組み合わせてバランスがとりやすい。
- 小物を活用する:シンプルなコーディネートだからこそ、腕時計・アクセサリー・帽子・バッグなどの小物で差をつける。
おすすめコーデ例
- オーバーサイズの白Tシャツ × ワイドスラックス × スニーカー
- ジャストサイズの白Tシャツ × ワイドデニム × 革靴
②白シャツコーデのポイント
白シャツは、清潔感と上品さを兼ね備えた万能アイテム。どんなアイテムとも相性良く合わせられる汎用性の高さと、オールシーズン着用できる魅力を誇ります。逆にいうと、白シャツをマスターしておかないと着こなしの幅が狭まります。
コーデのポイント
- 着こなし次第で印象が変わる:第一ボタンまで留めると上品さが増し、ボタンを開けると抜け感が出る。
- インナーの工夫:Tシャツを下に重ねることで、こなれ感のあるレイヤードスタイルに。
- パンツとのバランス:スラックスと合わせれば上品に、デニムなら適度なラフさが生まれる。
おすすめコーデ例
- 白シャツ × ワイドスラックス × スニーカー
- 白シャツ × デニム × 革靴
③デニムコーデのポイント
デニムは男女問わず永遠の定番であり、カジュアルの王道です。ただし着方によっては野暮ったくなることもあるので、着こなし方に注意が必要。アイテム色・シルエット・ダメージの有無で印象が大きく変わります。
コーデのポイント
- デニムの色選び:色が薄い(明るい)ほどカジュアル感が強く、色が濃い(暗い)ほど落ち着いた上品な印象になる。初心者はインディゴなど暗めの色がおすすめ。
- ワイド・ストレートを選ぶ:ワイドかストレートシルエットが、トレンド感を出しやすくおすすめ。上品にまとめるならテーパードを選ぶ。スキニーはトレンド感が出しづらく難易度が高い。
- 上品なアイテムを組み合わせる:デニムはカジュアルなアイテムなので、どこかに上品なアイテムを入れるとバランスがとりやすい。
おすすめコーデ例
- 白シャツ × デニム × スニーカー
- ニット × デニム × 革靴
④ワイドパンツコーデのポイント
ワイドパンツは、リラックス感がありながらもこなれた雰囲気を演出できるアイテム。上手に着こなせば、シンプルなコーデでも一気におしゃれに見せることができます。ただし、間違った着こなしをすると野暮ったく見えてしまうので注意。
コーデのポイント
- トップスはコンパクトに:ワイドパンツに対して、ダボダボなトップスは避ける。タイトなトップス~キレイに落ちるワイドシルエットを選ぶとバランスが良くなる。
- シンプルな色合いが◎:黒のワイドパンツなら、どんなアイテムとも合わせやすい。
- シューズ選びが重要:ワイドパンツの丈感によって、シューズのボリュームを変えるのがポイント。
おすすめコーデ例
- シャツ × 黒ワイドパンツ × スニーカー
- ゆるめのニット × ワイドパンツ × 革靴
⑤革靴コーデのポイント
「革靴はビジネスシーンでしか履かない」という人もいるかもですが、実はコーディネートに「きちんと感」と「安定感」をプラスできる超優秀アイテム。スニーカーでは出せない大人の雰囲気を演出できます。普段用に最低1足は持っておきたい必須アイテムです。
コーデのポイント
- コーデに合わせた革靴選び:プレーントゥシューズはキレイめ、ローファーはややカジュアル、Uチップシューズは重厚感がある。コーディネートに応じて使い分けるのがコツ。
- カジュアルなアイテムと組み合わせる:革靴は上品なので、キレイめなアイテムでまとめるとキメすぎな印象になりがち。デニムやTシャツなどカジュアルなアイテムと合わせるとバランスがとりやすい。
- 靴のお手入れも忘れずに:せっかくの革靴も、汚れが目立つと台無しに。ブラッシングやクリームで定期的にケアすることで、長く愛用できるだけでなく、清潔感もキープできる。
おすすめコーデ例
- Tシャツ × ワイドデニム × ブーツ
- ゆるめのニット × ワイドスラックス × ローファー
応用編:より洗練されたコーデを目指すテクニック
メンズファッションの基本を押さえたら、次のステップは「洗練された着こなし」を目指すことです。ここでは、よりおしゃれに見せるためのテクニックを紹介します。
①重ね着のテクニック(レイヤードで奥行きを出す方法)
レイヤード(重ね着)は、シンプルなコーディネートに立体感や奥行きを加える重要なテクニックです。ただ、適当に重ねるだけでは着膨れしたり、バランスが悪くなったりするので、以下のポイントを意識しましょう。
レイヤードの基本ルール
- 薄い素材から厚い素材へ:インナーは薄手でジャストサイズ、アウターはワイドシルエットを選ぶと、着膨れせずスッキリ見える
- インナーを見せる範囲を意識する:インナーを少し長めにして裾を出すと、自然な奥行きが生まれる。アウターのボタンを開けて、インナーを少し見せるのもおすすめ。
- 色の組み合わせを意識する:インナーとアウターをワントーンでまとめると洗練された雰囲気に、色にメリハリをつけるとアクセントが生まれる。
おすすめコーデ例
- 薄手のタートルネックニット×オープンカラーシャツ×コート
- 白Tシャツ×スウェット×スラックス
②小物使いで差をつける(腕時計・バッグ・帽子の効果的な使い方)
おしゃれな人ほど、小物使いが上手です。小さい面積ながら、完成度に大きな差が生まれます。コーディネート全体の印象を格上げするために、以下のアイテムを効果的に取り入れましょう。
小物の選び方と使い方
- 腕時計:レザーのベルトならクラシックな印象、メタルベルトなら都会的な雰囲気に
- アクセサリー:ブレスレット・リング・ネックレスなど。シルバー系が取り入れやすくおすすめ。過度なジャラ付けはNG。
- バッグ:レザーバッグは上品で大人っぽくまとまるので、おすすめ。汎用性が高く、幅広いスタイルに合わせられる。
- 帽子:キャップならストリート、ニット帽ならカジュアル、ハットならキレイめな雰囲気を演出できる。
③抜け感・こなれ感を取り入れる
「抜け感」とは、適度にリラックスした雰囲気のこと。「こなれ感」とは、自然におしゃれな雰囲気が出ていることです。どちらもおしゃれな印象を演出する上で重要なテクニック。かっちりしすぎると堅苦しく、ラフすぎるとだらしなく見えるので、そのバランスを取るのがポイントです。
抜け感を作るコツ
- 少しだけ肌を見せる:手首や足首を見せると軽やかな印象に。
- 明るい色を取り入れる:小さな面積でも、明るい色が見えると軽いい印象が出る。
- 軽い素材を取り入れる:ナイロンなどの光沢感のある素材は、軽い印象を出すことができる。
こなれ感を作るコツ
- 袖まくりする:シャツやジャケットの袖をラフにまくることで、自然な抜け感が生まれる
- パンツの裾をロールアップする:足首を見せることで軽さを出し、こなれた雰囲気に
- タックインする:トップスの前だけインすると、スタイルアップ効果もありつつ、おしゃれ度がアップする
季節ごとのメンズコーデ:春夏秋冬の正解スタイル
季節感はファッションの重要なポイントの一つ。季節ごとに最適なファッションを取り入れることで、おしゃれなだけでなく快適に過ごすことができます。ここでは、春夏秋冬それぞれのシーズンに合わせたコーデのポイントを紹介します。
春コーデ(軽やか&爽やかに仕上げるポイント)
春は気温の変化が激しい季節。軽やかさを意識しながらも、寒暖差に対応できる着こなしが大切です。さらに、春っぽさを演出するために、明るい色を積極的に取り入れるのもポイントです。
春コーデのポイント
- 薄手のアウターを活用する:トレンチコート、ステンカラーコート、ショート丈ブルゾンなど、脱ぎ着しやすいアウターを選ぶ
- 春らしい明るめのカラーを取り入れる:ベージュ、ライトグレー、パステルカラーを活用すると季節感が出る。黒を多用すると重たくなりがちなので、適度におさえる。
- レイヤードで調整する:薄手のカーディガンやシャツを重ねることで、温度調整がしやすくなる。
夏コーデ(シンプルでもおしゃれに見せる方法)
夏は暑さ対策をしつつ、おしゃれに見せる工夫が必要です。軽装になる分、地味なコーディネートになりがち。シンプルなアイテムでも、シルエットや小物使いを意識するだけで垢抜けた印象になります。
夏コーデのポイント
- 上品なアイテムを取り入れる:夏は軽装になるため、どうしてもTシャツや短パンなどのカジュアルアイテムに頼りがち。子供っぽくならないよう、上品なアイテムでバランスを取る。
- シルエットでこなれ感を出す:トップスとパンツの2アイテムを合わせたワンツーコーデは、アイテム単体のシルエットが超重要。ビッグシルエットのTシャツやワイドパンツで抜け感を演出する。
- アクセサリーでアクセントを加える:腕時計やブレスレット、リングなどをプラスすると、こなれ感のある洗練された印象に。
秋コーデ(レイヤード&色使いで季節感を演出)
秋はファッションを楽しむのに最適な季節。レイヤードや落ち着いた色使いで、秋らしい雰囲気を作りましょう。
秋コーデのポイント
- 暖色を積極的に取り入れる:ブラウン、ボルドー、イエローなど、秋らしい落ち着いた色合いを取り入れて、季節感を演出する。
- 秋冬素材を取り入れる:ニット、コーデュロイ、ツイードなど、暖かみのある素材を取り入れることで、季節感を演出する。
- レイヤードを活用する:Tシャツにシャツを羽織る、ニットの上にジャケットを重ねるなど、奥行きを出す。
冬コーデ(防寒しつつスマートに見せるテク)
冬は防寒が最優先になりますが、着膨れしないように工夫することが重要です。さらに、重たい印象になりがちなので、抜け感の重要なポイント。アウターの選び方やインナーの活用で、スタイリッシュな着こなしを目指しましょう。
冬コーデのポイント
- 抜け感を取り入れる:暗い色ばかりで重たくなりがちな冬は、抜け感を取り入れて軽さを出すことが重要。
- 着膨れに注意する:黒い小物を取り入れたり、縦のラインを強調して、膨張を抑える。また、ヒートテックやタートルネックなど、インナーを工夫すると厚着せずに暖かさをキープできる。
- 足元をブーツやレザーシューズにする:冬の重めのアウターに合わせて、足元もバランスを取る。
ファッション初心者がやりがちなメンズNGコーデ
ファッションに自信がない人ほど、服の選び方を間違えてしまい、気づかないうちに「ダサ見え」してしまうことがあります。結論からいうと、「やりすぎ」をおさえてバランスを取ることを心がければOK。以下のNGコーデを避けるだけで、ダサ見えを回避できます。
避けるべきNGコーデ①サイズ感が合っていない
オーバーサイズすぎる服で全身をまとめると、ダボダボして野暮ったい雰囲気になります。逆にピチピチすぎる服でまとめると、トレンド感のない窮屈な印象になります。
自分の体型に合った程良くゆとりのあるシルエットを選び、AラインやYラインを意識して全身のシルエットを整えることが大切です。
避けるべきNGコーデ②地味なアイテムでまとめている
地味なアイテムでまとめると、おしゃれとは程遠い印象になります。これは「ダサい」と呼ばれる典型例ともいえます。たとえば、全身無地でモノトーン、アクセサリーなしのワンツーコーデ。簡単にいうと、工夫が足りないということですね。
適度に柄や色を取り入れたり、アクセサリーでアクセントをつけるなど、バランスを考えることが大切です。
避けるべきNGコーデ③ロゴや柄が派手すぎる
逆に、ロゴや柄ばかりで派手になりすぎてしまうのも、ダサいコーディネートになってしまう要因となります。たとえば、大きなブランドロゴや奇抜な柄は、そこばかりに目が行ってしまうため、コーディネート全体のバランスを取るのが難しいです。
シンプルなデザインの中に、小さなデザインや挿し色で変化を付けてあげるほうが、大人っぽく洗練された印象になります。
避けるべきNGコーデ④色の組み合わせがちぐはぐ
色の組み合わせがちぐはぐ:派手な色をたくさん使うと、子供っぽく成ったり、統一感がなくちぐはぐな印象になりがち。
基本的には、定番色やモノトーンカラーをベースカラーに選び、3色以内にまとめると、コーディネートがバランス良くまとまります。
避けるべきNGコーデ⑤ダメージ加工が過剰
ダメージデニムやボロボロのスニーカーは、適度ならおしゃれですが、やりすぎると野暮ったく見えてしまいます。
清潔感はファッションの大前提。全体のバランスを見て、適度に上品なアイテムでバランスを取ることを意識しましょう。
まとめ
おしゃれなメンズコーデを組みたいけれど、何をどう選べばいいかわからない。そんな悩みを解決するために、ファッションの基本から応用テクニックまでを徹底解説しました。
ファッションは、センスではなく知識と工夫で劇的に変わります。誰でも簡単に実践できる「初心者向けの基本」と、一歩先のおしゃれを目指す「応用編」の2つのステップで、あなたのコーデを洗練させていきましょう。
まずは基本を押さえよう|初心者向けガイド
ファッション初心者にとって大切なのは、基本をおさえることです。本ブログでは、誰でもすぐに取り入れられる「おしゃれの基本」を紹介しています。
- 初心者が失敗しない配色ルール
- おしゃれなシルエットのルール
- これだけ揃えればOKな定番アイテム
≫ 詳しく知りたい方は初心者向けガイドへ。
さらにおしゃれを極める|応用編ガイド
基本がわかれば、次は「こなれ感」を出したり、季節ごとのコーデを楽しんだりと、より洗練されたスタイルを目指していきます。
- こなれ感を演出する着こなしテクニック
- おしゃれなレイヤードスタイルのポイント
- 正しいタックインのやり方
≫ さらにおしゃれを極めたい方は応用編ガイドへ