こんにちは。今回は「古着」にフォーカスを当てて、その魅力を掘り下げていきます。最近ではサステナブルなライフスタイルが注目される中、古着ファッションがトレンドとして脚光を浴びていますよね。
今まで古着を着たことがない方は、「古着の魅力って何?なんでそこまで流行ってるの?」と疑問に思っている人もいるはず。僕も古着を好きになる前はそんな感じでした。
そこで本記事では、古着を100着以上購入してきた僕が、古着の魅力や実際に感じたメリット・デメリットを徹底解説していきます。古着初心者の方はぜひ参考にしてみてくださいね。
古着の魅力とは?時代を超えた個性
古着って、ただの「中古の服」じゃないんです。実はその服には、前の持ち主がいたり、時代背景があったり、いろんなストーリーが詰まっています。まるでタイムマシンに乗って、昔の時代に戻ったかのような感覚でファッションを楽しめるのが古着の魅力です。
ヴィンテージのアイテムだと、もう作られていないデザインや、生地の質感が楽しめたりします。誰もが持っていない「一点物」感が、古着好きにはたまらないポイント。また、新品の服にはない独特の風合いも古着ならではです。
「ブランド古着」と「ヴィンテージ古着」の違い
古着は、「ブランド古着」と「ヴィンテージ古着」の2種類に大別できます。
ブランド古着
誰かが一度袖を通した、いわゆる中古というイメージが近く、比較的新しい時代の古着のことを指します。海外ブランドも国内ブランドもあります。たとえば以下のようなブランドがあります。
- JIL SANDER(ジルサンダー)
- Maison Margiela(メゾンマルジェラ)
- AURALEE(オーラリー)
- YOKE(ヨーク)
ヴィンテージ古着
古着に付加価値が付いたもので、年代物やデザイン・素材に価値のある古着を指します。海外ブランドであることがほとんどです。たとえば以下のようなブランドがあります。
- RALPH LAUREN(ラルフローレン)
- Levi’s(リーバイス)
- BURBERRY(バーバリー)
- YVES SAINT LAURENT(イブ・サンローラン)
- adidas(アディダス)
- NIKE(ナイキ)
※この古着の定義はかなり曖昧で、両者の境目がない場合も多くあります。
古着で得られる3つのメリット
古着には、大きく3つのメリットがあります。
①他の人とかぶらない一点物を味わえる
古着は「誰ともかぶらないファッション」を楽しむにはもってこいです。特にヴィンテージアイテムは、すでに生産が終了しているものも多く、手に入れるのは難しいレアアイテムもあります。中には、「こんなデザイン見たことない」と思うような面白いものまで。だからこそ、街で同じアイテムを着ている人に出会うことはほぼありません。
個性的なスタイルを楽しみたい人や、ファッションで自分を表現したい人にとって、古着はまさに宝の山。宝探し感覚でショップをめぐり、掘り出し物を探すのも楽しいです。
②コストパフォーマンスが良い
新品で買うと高価なブランドのアイテムでも、古着だと意外と手頃な価格で手に入ることがあります。もちろん、状態や人気によって値段は違いますが、探し方次第でお得に手に入れることも可能。
特にヴィンテージブランドのアイテムは、長く使うことで価値が上がることもあるので、投資としても楽しめます。
③環境に優しいサステナブルファッション
最近、サステナブルファッションが注目されていますが、古着はその代表的な選択肢の一つ。新品の服を買う代わりに、すでに存在している服を使うことで、無駄な資源の消費を抑えられます。
古着を選ぶことで、地球にも優しく、エコなライフスタイルを実践できるのが嬉しいですよね。環境を意識しつつ、個性的なファッションが楽しめるのは一石二鳥です。
④古着ならではの独特な風合いを楽しめる
古着には、新品では得られない独特の風合いがあります。経年変化の感じられる古着は、コーディネートにこなれ感を与えてくれるため、グッとおしゃれな印象を引き立ててくれます。
さらに、ヴィンテージの古着は現代の定番であるワイドシルエットが多く、現在のトレンドにもぴったりなんです。
古着にデメリットってある?
古着にはメリットはあるけど、デメリットもあります。順番に見ていきましょう。
①状態や品質がまちまち
古着は数十年前の代物が多く、新品のような完璧な状態ではないことがほとんどです。シミや破れがあるアイテムもありますし、生地が傷んでいる場合もあります(中には新品同様の「デッドストック品」もあります)。
でも、その破れや汚れが逆にこなれた雰囲気を出してくれることもあるのが、古着の面白いところ。キレイな服装を好む人には向いていませんが、「どうやって汚れが付いたんだろう?」などと想像が膨らみ、愛着が湧くのも古着ならではの良さと言えます。
② サイズ選びが難しい
古着は、新品のようにサイズ展開が豊富ではないので、ぴったりのサイズを見つけるのが難しいこともしばしば。特に海外の古着は、日本人には大きめであることが多く、パンツのウェストが大きいのはあるあるです。
ただ、サイズ感が大きめだからこそ、今のトレンドにふさわしいシルエットで着用できることが多いです。
③人気ブランドは高騰しがち
古着でも人気ブランドやレアなヴィンテージアイテムは、驚くほど高値になることがあります。特に、有名デザイナーの作品や、一定の年代に作られたものは、希少性が高いため価格が上がる傾向にあります。
それでも、新品で手に入らないアイテムをゲットできるチャンスでもあるので、価値を見極めて購入するのも古着の醍醐味です。
古着はどんな人におすすめ?
古着は、「自分らしさ」を大切にしたい、ファッションで個性を表現したい人に特におすすめです。以下のような人には、古着の魅力がぴったりかもしれません。
①他の人と違うスタイルを楽しみたい人
誰とも同じアイテムを持ちたくない、ユニークなコーディネートを楽しみたい人には古着がピッタリ。最新のファッションも良いけれど、ちょっと違ったアプローチを試してみたいなら、古着は抜群の選択肢です。
自分だけの「宝探し」をする感覚で、個性が光るアイテムを見つけられるのが醍醐味ですね。
②ファッションにこだわりがある人
トレンドに左右されない、自分だけのスタイルを追求したい人にとって、古着はファッションの新たなフィールドです。ヴィンテージや年代物のアイテムには、当時のデザインや素材のこだわりが詰まっていて、その深みを感じられるのも古着ならでは。
歴史やバックストーリーが詰まったアイテムを着こなすことで、ファッションに対する愛着もさらに深まるはずです。
③サステナブルなライフスタイルを大切にしている人
環境問題やサステナビリティに興味がある人にも古着はおすすめです。古着を選ぶことで、新しい資源を使わず、地球に優しい選択ができます。ファッションを楽しみながら、環境への配慮もできるというのは、現代のライフスタイルにマッチした理想的なスタイルです。
④ファッションにコストをかけすぎたくない人
良質なアイテムをお手頃価格で手に入れたい人にも、古着はうってつけです。新品では高価なブランド品も、古着なら驚くほどリーズナブルにゲットできることがあります。
特に、掘り出し物を見つけたときの喜びは最高。「安くてもおしゃれ」を叶えたいなら、古着はコスパの良い選択です。
古着は神経質な人には合わない?
古着に手を出さない人の中には、「一度誰かが着たものを自分が着るのに抵抗を感じる」という人もいるはず。
これ、すごくわかります。僕もかなり神経質な方で、昔は絶対古着は嫌だと言い張ってました(誰かの汗が染みついてるかもしれないし…。とか思ったり)。
でも、一度友達と古着屋に行く機会があって、その時に一目ぼれしたアイテムがあったんです。そこで一度試してみようかな…。と思い、初めて買ってみることに。結果、着ても全然気になりませんでした。神経質な僕でも一度古着に手を出してみると、いつの間にか全然気にならなくなっていたんです。
古着屋さんがしっかりと洗濯して保管しているので、見た目に使用感はあっても、清潔感には全く問題ありません。
古着を上手に楽しむコツ
初めて古着に挑戦する人が、古着を上手に楽しむためのコツを解説します。
自分に合ったショップやブランドを見つけよう
古着の楽しさの一つは、自分だけの「お気に入りのショップ」や「ブランド」を見つけること。古着屋さんにはそれぞれ特徴があり、取り扱っているアイテムの年代やテイストが異なります。
いろんなショップを巡って、自分のスタイルに合うものを探してみるのも楽しいですよ。ネットで検索してもいいし、街を歩いて気になるショップに入ってみるのもありです。
サイズ感や状態に注意
古着を購入するときは、サイズや状態をしっかり確認しましょう。試着するのがベストですが、もし通販で購入する場合は、サイズ表記と自分のサイズを照らし合わせることが大切。
状態については、多少の使用感は「味」として楽しめますが、購入したときに「イメージと違った」ということがないように、しっかりと写真で状態を確認しておきましょう。
トレンドを意識しすぎない着こなし
古着を楽しむ最大のポイントは、自分のスタイルを自由に表現できること。トレンドにとらわれすぎず、自分が「これだ!」と思うアイテムを選んで、自由にコーディネートしてみてください。
ヴィンテージアイテムと最新のファッションをミックスして、個性的なスタイルを作るのも楽しいです。
まとめ:古着はファッションの自由を楽しむ最高の選択肢
古着には、新品の服にはない独特の魅力があります。時代を超えた個性や、誰ともかぶらないスタイルを楽しめるだけでなく、サステナブルで環境に優しいファッションでもあります。
一方で、品質やサイズに注意が必要だったり、人気アイテムは高騰しがちだったりと、デメリットもあります。ただし、それもまた古着の楽しみ方の一部です。
古着を上手に取り入れて、あなたらしいファッションを楽しんでみてくださいね。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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