- メンズはTシャツの下にインナー(肌着)を着たほうがいいの?
- Tシャツの下に着るメンズおすすめのインナーを教えてほしい
こんな疑問をお持ちのあなたへ。
本記事をご覧の男性も、夏になるとTシャツを着ると思います。そこで悩ましいのが、Tシャツの下に着るインナー(肌着)です。こんだけ暑い夏に、「肌着を着たらもっと暑くなるじゃないか!」って思う人もいるはず。僕も暑がりなので、その気持ちがよくわかります。
でも、結論からいうとインナーは絶対に着たほうがいいです。これは断言できます。なぜなら、インナーの選び方や着用の有無が、Tシャツスタイル全体に大きな影響を与えることがあるからです。インナーを適切に選ぶことで、Tシャツの着心地や見た目も良くなります。
本記事の前半ではインナーを着るべき具体的な理由を解説し、後半ではおすすめのメンズのインナーをご紹介します。
本記事の内容
- Tシャツの下にインナー(肌着)を着るべき3つの理由
- Tシャツの下に着るおすすめのメンズ肌着(インナー)
肌着を着るかどうかの問題は、ファッションを通り越して周りからの印象にも関わる重要なポイントなので、ぜひ押さえておいてください。
それでは早速見ていきましょう。
メンズがTシャツの下にインナー(肌着)を着るべき3つの理由
結論からいうと、Tシャツの下にインナー(肌着)を着るべき理由は、以下の3つです。
Tシャツの下にインナー(肌着)を着るべき3つの理由
- 大切な洋服を長持ちさせるため
- 汗でベタベタにならないため
- 乳首が透けるのを避けるため
順番に見ていきましょう。
理由①大切な洋服を長持ちさせるため
まず1つ目の理由は、大切な洋服を長持ちさせるためです。Tシャツの下にインナーを着ることで、Tシャツの寿命が長くなります。
以前、僕は白色の半袖エアリズムをインナーとして愛用していた時期があります。夏のワンシーズン使ったあと、そのエアリズムの脇の部分が真っ黒になっていました。この原因は、皮脂汚れです。
皮脂汚れが空気に触れて酸化すると黄ばみになり、それが蓄積することで黒ずみになるんです。夏はすさまじい量の汗をかくので、毎日洗濯しても汗染みが残ってしまいます。
つまり、もしインナーを着ていなかったら、あなたの大切なTシャツが黒ずんでしまうということになります。もちろん、直接着るので生地の劣化も早いです。
今の時代は、「たかがTシャツ」と侮れません。ドメブラやデザイナーズブランドなどの質の良いTシャツなら、1万円台は当たり前です。せっかく高いお金をかけてお気に入りのTシャツを買ったとしても、黄ばみや黒ずみができたら台無しですよね。
これはTシャツに限らず、ポロシャツや半袖シャツを着るときも同様です。肌着は消耗品なので、いくら黒ずんでも買い替えれば問題ありません。
理由②汗でベタベタにならないため
2つ目の理由は、汗でベタベタにならないためです。
暑い夏は、外でじっとしてるだけでも汗だくになりますよね。ほったらかしにしてると、Tシャツに汗がべっとりついたまま1日を過ごすことになります。めちゃめちゃ不快だし、「あの人汗臭そう…」と周りに不潔な印象を与えてしまします。
そこで、Tシャツの下にインナーを着るとどうなるか?吸水性の高いインナーは汗を素早く吸い取り、肌をドライな状態に保ちます。これにより、Tシャツが汗でべたつくのを防ぎ、長時間快適な着心地を保つことができるんです。
さらにいうと、インナーは肌への刺激を軽減する効果も期待できます。
粗い生地やタグ付きのTシャツの場合、直接着ると肌に違和感を感じることがあります。こういったケースでも、インナーを着ることでクッションの役割を果たすので、敏感肌の人でも安心してTシャツを楽しむことができるわけです。
参考
ヘインズの『ジャパンフィットTシャツ』や『ゴールドラベルTシャツ』なら、タグ無しで着心地もいいので、直接着ても肌触りは問題ありません。
理由③乳首が透けるのを避けるため
3つ目の理由は、乳首が透けるのを避けるためです。
Tシャツの中でも一番定番なのが、白Tシャツ。でも白Tシャツって透けやすいですよね。ヘインズの『ビーフィーTシャツ
清潔感を維持するためにも、肌着は着るべきなのです。
メンズのインナー(肌着)に求められる3つの絶対条件
じゃあ、どんな肌着がおすすめなの?
メンズのインナー(肌着)に求められる絶対条件は、以下の3つです。
メンズのインナー(肌着)に求められる絶対条件
- 吸湿性・速乾性・通気性に優れている
- 色はベージュ一択
- 襟ぐりが大きく開いている
順番に解説していきます。
条件①吸湿性・速乾性・通気性に優れている
汗のべたつきを防ぐため、吸湿性・速乾性・通気性に優れた素材の肌着を選びましょう。
この性能が備わっていれば、汗でこもった衣服内が除湿され、サラッとした快適な着心地が続きます。
条件②色はベージュ一択
インナーにもさまざまなカラー展開がありますが、特にこだわりがなければ必ずベージュを選びましょう。その理由は、肌着が上から透けて見えない唯一の色だからです。
肌着といえば、白や黒のイメージが強いですよね?でもどちらもの色も、白Tシャツや白シャツのような薄い色のトップスを着たときに、上から透けて見えてしまうんです。肌着が透けていると、周りの人から「ダサい」「残念」といった印象をもたれてしまいます。
でも、ベージュなら日本人の肌と似た色なので、ほぼ透けることはありません。「服の色」と合わせるのではなく、「肌の色」と合わせることで、透けなくなるのです。
参考
ヒートテックの色で透け感の違いを検証した記事があるので、興味のある方はのぞいてみてください。
条件③襟ぐりが大きく開いている
インナーを選ぶときは、襟ぐりが大きく開いているものを選ぶのも重要なポイントです。なぜなら、インナーが首元から見えてしまうパターンもあるからです。
首元の詰まったインナーを着ると、Tシャツの下の首元からチラッとインナーが見えてしまうことがあります。いくらおしゃれな恰好をしていても、肌着が見えてしまうとかなりゲンナリしてしまいます。
それを避けるためにも、襟周りが大きく開いているものを選ぶことが大切です。
大きく開いていればVネックでもクルーネックでもいいですが、Vネックの方が大きく開いている傾向があります。
Tシャツの下に着るおすすめのメンズ肌着(インナー)
本記事でご紹介した、「メンズのインナー(肌着)に求められる3つの絶対条件」を満たすインナーって、正直かなり少ないです。
その中でも、条件を限りなく満たしているコスパ最強のインナーを、3点ご紹介します。
①【ユニクロ】エアリズムマイクロメッシュVネックT(半袖)
出典:ユニクロ, エアリズムマイクロメッシュVネックT(半袖), (2021-04-06参照)
まずはユニクロの「エアリズムマイクロメッシュVネックT(半袖)」です。
メッシュ素材なので通気性が良く、サラサラした風合いで着心地がめちゃめちゃ快適です。接触冷感機能も付いてるので、着た瞬間に「ヒヤッ」と冷たい感じがします。
あと、タグレス仕様でめちゃめちゃ伸縮性があるので、インナーとして着ているときに邪魔に感じることがありません。
襟、袖口、裾が切りっぱなし仕様なので、Tシャツのシルエットにひびきにくいのもポイントが高いです。ベージュカラーも展開しているので、肌着も透けません。
ちなみに、僕はこれを使う前は以下の普通のエアリズムVネックTを使っていました。
出典:ユニクロ, エアリズムVネックT(半袖), (2021-04-06参照)
これと比べると、メッシュタイプのほうがあらゆる点で優れています。襟周りが少し広く開いており、通気性が断然優れていて、速乾性が高いです。
ただ、このメッシュタイプでも一つデメリットがあります。それは、どうしても「首元から肌着が見えてしまう場合がある」ってことです。
インナーの中でも襟ぐりが広く開いているほうだと思うんですけど、それでも足りないって感じですね。Tシャツの襟ぐりが広いと、肌着が見えてしまいます。
その場合は、メッシュタイプのエアリズムの襟周りを切ってみるか、次に紹介するインナーを選ぶのがおすすめです。
②【グンゼ YG】in.T(インティー) Tシャツ専用汗取りパッド付きクルーネック
「in.T」は、シリーズ累計販売枚数100万枚を突破した、大人気のTシャツ専用インナーです。切りっぱなし仕様で見た目もスッキリしており、ベージュカラーで透けない点に関しては、ユニクロと同じ。
「in.T」のすごいところは、脇汗をしっかりガードする汗取りパッド付きだということ。TシャツやYシャツを着たときに出る汗染みもしっかりキャッチしてくれます。
ワキの汗染みが気になる方は、「in.T」を選ぶのがおすすめです。
③【グンゼ SEEK】メッシュ素材のCUT OFF(カットオフ)インナー
グンゼのもう一つの自社ブランド『SEEK(シーク)』の『メッシュ素材のカットオフインナー』もおすすめです。
グンゼの創業は1896年。実に120年以上もの歴史を誇るわけです。そんな肌着を知り尽くしたグンゼならではの発想と巧みな技術が、SEEKのインナーウェアに活かされています。
SEEKでは「カットオフ」が代名詞として知られるほど、切りっぱなしのインナーウェアに定評があります。首回り、裾部分、袖口部分がカットオフ仕様になっているので、Tシャツのシルエットに響きにくく、洋服を綺麗に着ることができます。
メンズのインナー(肌着)に関するよくある疑問
どうしても肌着が首元から見えちゃうんだけど、どうしたらいい?
大きく開いているVネックの肌着を買ったけど、やっぱり首元から見えてしまう。
こういったケースもあると思います。
極端に大きく開いている肌着って、ほとんどないんですよね。首の詰まり具合が広いTシャツを着ると、どうしても肌着が見えてしまうと思います。
その場合は、自分で襟周りを切ってしまうのもアリです。実際、ユニクロ公式HPのエアリズムのページでは、購入早々襟元を切って使用しているというレビューも見受けられます。
早く襟周りが大きく開いた肌着が発売されるといいですね…。
自分で切って失敗しても自己責任になってしまうので、もし自分で切る場合は慎重に判断してください。
Tシャツの下にタンクトップを着るのはあり?
タンクトップなら見えてもいいんじゃね?
と思う方もいると思います。たしかに、タンクトップをインナーとして選んでいる人は、おしゃれな雰囲気たっぷりですよね。
でも、Tシャツの寿命や清潔感の観点でいうと、タンクトップはあまりおすすめしません。なぜなら、タンクトップがカバーしてくれるのはボディ部分だけであり、脇汗は一切防いでくれないからです。
洋服の黒ずみや汗のべたつきを防止するためにも、半袖タイプを選ぶことを強くおすすめします。
暑がりだから肌着を着たくない
暑がりだから、夏は1枚で過ごしたい。
この気持ち、すごくわかります。僕も暑がりなので、昔は1枚で着ていることもありました。
ただ、最近の肌着はかなり性能が優れているので、肌着を1枚着たところで暑さはほとんど変わりません。
まとめ:メンズは全員Tシャツの下にインナーを着るべき!
今回のポイントを簡単にまとめておきます。
おさらいポイント
- 肌着は大切な洋服を長持ちさせることに繋がる
- 汗のべたつきや乳首透け帽子に繋がる
- 吸湿性・速乾性・通気性に優れているものを選ぶ
- 肌着の色はベージュ一択
- 襟ぐりが大きく開いているものを選ぶ
- タンクトップは避けた方がよい
Tシャツの下にインナーを着るメリットは、Tシャツの寿命の延長、快適さの向上、乳首透け帽子など、多岐にわたります。正しいインナーを選ぶことで、Tシャツスタイルがさらに魅力的に、そして長持ちするようになります。
この記事で紹介したインナー肌着を参考に、ぜひ自分にぴったりのものを見つけてみてください。あなたのTシャツスタイルが、これまで以上に快適でおしゃれになることを願っています。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
こちらもCHECK
-
メンズにおすすめの白Tシャツブランド8選【かっこいいものを選ぶコツを解説】
続きを見る