HOW TO FASHION ファッション入門~初級編

【メンズ】おしゃれなキレイめカジュアルコーデを作る3つのポイント

おしゃれなメンズのキレイめコーデ
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KEN

・月間最高18万PVのファッションブログ「K2J」管理人
・大手アパレル企業の販売員としてコーディネート提案業務を経験
・年間100万円以上をファッションに使う服オタク

キレイめカジュアルコーデってどうやったら上手くできるんだろう。やり方がいまいちよく分からないから詳しく知りたい。

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 

こんにちは。

 

この度は当ブログをご覧いただきありがとうございます。

本ブログを運営している、ファッションブロガーのJKEN(ジェイケン)です。

 

本記事では、男性がおしゃれなキレイめカジュアルコーデを作る方法を解説します。

キレイめカジュアルといえばファッションにおける基本であり、これを覚えておけば色々なシーンで活用することができます。

好感度も高くやり方も簡単なので、ファッション初心者さんはまずここから始めるのがおすすめです。

 

それでは早速見ていきましょう。

 

キレイめカジュアルとは

おしゃれなメンズのキレイめコーデ

キレイめカジュアルとは、きちんと見えする上品なアイテムを程よくカジュアルダウンさせた着こなしのことを指します。

言い換えると、上品さとカジュアルさが共存したスタイルということです。

 

考えてみてください。

セットアップ・ネクタイ・シャツ・革靴といったキレイめなアイテムばかりで固めると、スーツのような堅い印象になってしまいますよね。

そうすると面白みのない印象になってしまい、最悪の場合「カッコつけ」「キザ」といった印象を持たれてしまう可能性もあります。

逆にTシャツ・ショートパンツ・サンダル・キャップといったカジュアルなアイテムばかりで固めると、「野暮ったい」「子供っぽい」といった印象も持たれるかもしれません。

 

そこで、「キレイめ」と「カジュアル」の両方を取り入れてみるとどうでしょう。

コーディネートのバランスが良くなり、大人っぽさと親しみやすさのメリットを両取りできるため、年齢性別問わず好感を持たれるスタイルになります。

 

キレイめカジュアルは普段使いはもちろん、デート服としても人気

キレイめカジュアルを嫌う人はほぼいないといっても過言ではない程、好感度の高いスタイルです。

 

おしゃれなキレイめカジュアルコーデを作る3つのポイント

適当にコーデを組んでいたら勝手にキレイめカジュアルになりそうな気もしますよね?

でも、それだけではおしゃれにはなれないかもしれません。

おしゃれなキレイめカジュアルの作り方を知った上でコーデを考える方が、完成度はグッと高くなります

 

おしゃれなキレイめカジュアルコーデを作るポイントは、以下の3つです。

  1. シンプルにまとめる
  2. キレイめとカジュアルのバランスをとる
  3. シルエットと素材を意識する

基本的には年齢問わず、20代・30代・40代の方も共通するテクニックなので、ご安心ください。

詳しく見ていきましょう。

 

①シンプルにまとめる

シュタインのカーディガン、ユニクロのタートルネック、ザラのニット帽のメンズコーデ

キレイめカジュアルの基本は、シンプルにまとめることです。

シンプルにまとめるとはつまり、過度に着飾らないこと。

たとえば柄物やアクセサリー類をたくさん使うとうるさい印象になってしまい、シンプルさが失われてしまいます。

シンプルであることはクリーンな印象につながるので、キレイめカジュアルコーデにおいてはとても大切なことなんです。

なので、柄やプリントは1つか2つに抑え、アクセサリーも控えめにするのがコツです。

 

柄の中でも、以下のようなキレイめな印象の強い柄とカジュアルな印象の強い柄があるので、覚えておきましょう。

キレイめな柄の代表例

  • ストライプ柄

カジュアルな柄の代表例

  • チェック柄
  • ボーダー柄
  • ロゴ
  • キャラクター

また、柄の大きいものはカジュアル、小さいものはキレイめな印象になることも合わせて覚えておいてください。

 

②キレイめとカジュアルのバランスをとる

冒頭でもお話したとおり、キレイめカジュアルコーデは「キレイめ」と「カジュアル」の両方を取り入れる必要があります。

そのため、キレイめとカジュアルのバランス感覚が大切であり、これがキレカジコーデにおける鉄則です。

単純に【キレイめ:カジュアル=5:5】にしてもいいですが、キレイめカジュアルの中でも「キレイめ寄り」と「カジュアル寄り」に分けることも可能。

もしあなたが上品なスタイルにしたいなら、およそ7:3でキレイめなアイテムを多めにすると上手くまとまります(この場合、キレイめコーデにハズシを入れるという言い方もできますね)。

反対に少しカジュアルなスタイルにしたいなら割合を逆にして、7割をカジュアルなアイテムにすると上手くまとまります。

あなたの好みのスタイルや、シーンに応じて使い分けるのがおすすめです。

 

キレイめカジュアルコーデのおすすめアイテム

どれがキレイめでどれがカジュアルなのかわからない人のために、それぞれのアイテムの代表例を以下にまとめました。

キレイめアイテムの代表例

  • セットアップ
  • コート
  • ジャケット
  • タートルネック
  • シャツ
  • スラックス
  • テーパードパンツ
  • 革靴

カジュアルアイテムの代表例

  • ダウンジャケット
  • フリース
  • パーカー
  • スウェット
  • Tシャツ
  • デニム
  • ワイドパンツ
  • ショートパンツ
  • スニーカー
  • サンダル

 

③シルエットと素材を意識する

スティーブンアランのスラックスコーデ

キレイめカジュアルコーデでは、シルエットも重要なポイントです。

たとえばTシャツ×スラックス×スニーカーのスタイルでも、シルエットによってキレイめ寄りやカジュアル寄りになったりと、全く違った印象になります。

基本的には、細身のアイテムはキレイめ、ワイドシルエットのアイテムはカジュアルな印象になることを覚えておきましょう。

それをふまえると、全身細身でまとめるとキレイめになりすぎる上、トレンド的にも好ましくないので避けた方がいいです。

 

おすすめのシルエットは、以下の3点。

  • 上半身だけをワイドシルエットにするYラインシルエット
  • 下半身だけをワイドシルエットにするAラインシルエット
  • 全身をジャストサイズかワイドシルエットでまとめるIラインシルエット

それぞれのシルエットの意味やコーデの作り方を知りたい人は、シルエットの基本!I・Y・A・Xラインコーデの特徴と作り方を解説の記事で詳しく解説してるのでぜひご覧ください。

シルエットの基本!I・Y・A・Xラインコーデの特徴と作り方を解説
シルエットの基本!I・Y・A・Xラインコーデの特徴と作り方を解説

続きを見る

 

また、素材選びも見逃せないポイントです。

なぜなら、素材によっても上品さやカジュアルさが強まったりするからです。

上品さとカジュアルさを強める素材の代表例は以下の通り。

キレイめな素材の代表例

  • レザー
  • スエード
  • 光沢感のある素材
  • とろみ感のある素材
  • ハイゲージニット

カジュアルな素材の代表例

  • ナイロン
  • デニム素材
  • ローゲージニット

このように素材まで意識することで、洗練されたコーデに仕上がります。

 

メンズのキレイめカジュアルコーデの一例

ここまで読んでいただいた人は、キレイめカジュアルのコーデの組み方を細かいところまで理解できたかと思います。

ここからは、実際にキレイめカジュアルコーデの一例をご紹介していきます。

ご紹介したテクをどのように取り入れているか、よく確認しながら見ていただければと思います。

 

【春ver.】キレイめカジュアルコーデ(メンズ)

ニットベスト×白シャツ×コーデュロイパンツ×ローファー

ハイクのニットベスト、白シャツ、アンユーズドのコーデュロイパンツ、グッチのビットローファーのコーデ

カジュアルな柄のニットベストに程よく光沢感のあるコーデュロイパンツを合わせたIラインコーデ。

どちらも程良いワイドシルエットで、そこまでカジュアル感が強いわけではありませんが、上品な白シャツとビットローファーで全体のバランスを取っています。

 

ブルゾン×ストライプシャツ×タートルネック×コーデュロイパンツ×スニーカー

バーバリーのブルゾン、ヨークのストライプ柄オープンカラーシャツ、ユニクロのタートルネック、エンダースキーマのベルト、マーカのコーデュロイパンツ、ヨークのスニーカーのメンズコーデ

ブルゾン・ワイドパンツ・スニーカーというカジュアルな組み合わせに、ストライプシャツとタートルネックという上品なコンビで、程良くキレイめな印象を出したコーデ。

全体をベージュトーンでまとめることで、さらに上品な印象になるよう意識しています。

 

バスクシャツ×ローファー×サファリハット

outilのバスクシャツ、クレマンのチロリアンシューズ、キジマタカユキのハットのメンズコーデ

カジュアルなボーダー柄のTシャツに、黒のスラックスとローファーで上品にまとめたコーデ。

上下の色にメリハリを付けたことで、トップスが映える狙いです。

 

【夏ver.】キレイめカジュアルコーデ(メンズ)

ポロシャツ×スラックス×サンダル×靴下×バケットハット

ラコステのポロシャツ、ヨークのサンダル、ロトトの靴下、キジマタカユキのバケットハットのメンズコーデ

スポーティなポロシャツにサンダルを合わせたコーデ。

上品な黒のスラックスと腕時計で全体のバランスをとりつつ、ポロシャツと同系色の靴下を見せて統一感を意識しています。

 

半袖シャツ×ショートパンツ×靴下×革靴×サファリハット

キジマタカユキのサファリハット、オープンカラーシャツ、テアトラのショートパンツ、ロトトの靴下、クレマンのチロリアンシューズのコーデ

ショートパンツを使ったコーデはカジュアル感が強くなりがち。

そこで、ショートパンツ以外のアイテムをシャツ・革靴・ハット・腕時計といった上品なアイテムでバランスを取っています。

 

シャツ×ショートパンツ×靴下×スニーカー×バケットハット

キジマタカユキのバケットハット、COMOLIの白シャツ、ATONのショートパンツ、YOAKのスニーカー、ユニクロの靴下のメンズファッションコーデ

ショートパンツに上品な白シャツを合わせてバランスを取ったコーデ。

足元はショートパンツと同じダークブラウンでまとめて、色味からも上品さが出るように意識しています。

 

【秋ver.】キレイめカジュアルコーデ(メンズ)

マウンテンパーカー×Tシャツ×スラックス×ダッドスニーカー

バブアー×キャプテンサンシャイン×ジャーナルスタンダードのジャケット、ATONのTシャツ、スティーブンアランのスラックス、プーマのダッドスニーカーのメンズファッションコーデ

アウトドア感の強いマウンテンパーカーに、白Tシャツと白のダッドスニーカーで抜け感を取り入れたコーデ。

ボトムを上品なスラックスにすることで、カジュアルになりすぎないようにバランスを取っています。

 

ニット×コーデュロイパンツ×ローファー

メゾンエウレカのニット、スティーブンアランのコーデュロイパンツ、ジーエイチバスのローファーのメンズコーデ

ボリューミーなニットに黒のボトムスを合わせただけのシンプルコーデ。

キレイめなボトムスにビッグシルエットのトップスを合わせるだけで、一気に抜け感のあるキレイめカジュアルコーデに仕上がります。

 

カーディガン×白シャツ×コーデュロイパンツ×チロリアンシューズ

シュタインのカーディガン、白シャツ、オーラリーのコーデュロイパンツ、クレマンのチロリアンシューズのメンズコーデ

トップスとボトムスをブラウン系でまとめたグラデーションコーデ。

オーバーサイズで抜け感のあるカーディガンに白シャツと革靴で上品さを取り入れて、バランスを取っています。

 

【冬ver.】キレイめカジュアルコーデ(メンズ)

チェックコート×シャツ×タートルネック×コーデュロイパンツ×スニーカー

ヨークのチェックコート、ヤエカのシャツ、マーカのコーデュロイパンツ、ヨークのスニーカーのコーデ

カジュアルなチェック柄のコートを取り入れたコーデ。

ウール素材のシャツやコーデュロイパンツで冬の質感を持たせつつ、全体のトーンをブラウン系に合わせて上品な印象になるよう意識しています。

 

コート×ニット×タートルネック×コーデュロイパンツ×スニーカー

ルメールのストームコート、アンフィルのニット、スティーブンアランのコーデュロイパンツ、エイトテンスのスチューデンのメンズコーデ

ワーク感のあるカーキのコート以外をモノトーンで合わせたコーデ。

インナーはノルディック柄ニットにタートルネックを合わせて、ボトムスはオールブラックでまとめてシンプルな印象にまとめています。

 

ケープコート×タートルネック×チェックパンツ×スニーカー

アナトミカのケープコートのメンズコーデ

ベースをモノトーンで統一しつつ、アウターと小物類をブラウンにしてアクセントを利かせたコーデ。

パンツの目立ちにくいチェック柄とスニーカーがキレイめコーデのハズシとして活躍してくれています。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回のポイントを簡単にまとめておきます。

 

おさらいポイント

  • キレイめカジュアルは上品さとカジュアルさが共存している
  • 親しみやすくデートコーデとしても人気
  • シンプルにキレイめ・カジュアルなアイテムを織り交ぜるのがコツ
  • シルエットや素材感にも注意を払う

 

キレイめカジュアルといっても、そのコツは意外と細かくあることがわかったと思います。

おしゃれさんはこれを感覚的にわかっていますが、普通は分かっていない人が大半です。

でも、本記事を最後までご覧いただけた方なら、ファッション初心者の人でも大丈夫です。

ぜひ3つのポイントを意識しながら実践してみてくださいね!

 

それではまた別の記事でお会いしましょう。

 

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