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【秋コーデ決定版】20代・30代メンズが垢抜ける着こなし12選

メンズのおしゃれな秋コーデ
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KEN

月間最高18万PVのファッションブログ『K2J』を運営。ファッション色彩能力検定1級を取得し、大手アパレルECのファッションコーディネーターとして勤務。大手メディアのファッションスナップ撮影経験があり、年間100万円以上を服に費やす服オタク。医学研究科修士課程修了の理系的視点を活かした「リアルなレビュー」や「誰でもマネできるロジカルなおしゃれ」を提案。資格・実務経験・消費者としての深い体験をすべて融合させた「等身大で信頼できる発信」を目指しています。

秋って、おしゃれが一番楽しくなる季節ですよね。でも実際は、「何をどう着ればいいかわからない」と悩む人も多いんです。特に20代〜30代の男性にとっては、「大人っぽさ」と「トレンド感」、そして「清潔感」をどうバランスよく取り入れるかが大きなテーマになります。

実はこのバランス、ちょっとしたコツを押さえるだけで、ファッション初心者でも一気に垢抜けて見えるんです。

「なんとなくそれっぽく着てるけど、なぜか野暮ったい」「頑張ってはいるけど、なぜか垢抜けない」そう感じていたなら、それは着こなしのロジックを知らないだけかもしれません。

このブログでは、ファッション初心者〜中級者の20代・30代男性に向けて、秋のおしゃれな着こなし術と垢抜けコーデの実例を12パターン厳選してご紹介します。初心者の方でも安心して読み進められる構成になっているので、ぜひ最後までご覧ください。

それでは早速見ていきましょう。

 

 

20〜30代メンズ必見!秋の着こなしで意識すべき3つのポイント

おしゃれな秋コーデをつくるうえで、最初に意識してほしいのが「季節感」「色使い」「重ね着(レイヤード)」の3つです。この3つを押さえるだけで、コーディネートの仕上がりがグッと大人っぽく垢抜けて見えるんです。

では、それぞれのポイントをわかりやすく解説していきます。

 

① 季節感を出す素材選び

メゾンエウレカのニット

秋らしさは素材によって大きく左右されます。夏と同じような薄手のコットン素材ばかり着ていると、どうしても季節外れに見えてしまいがち。

そこでおすすめしたいのが、以下のような秋素材です。

 

  • ウール:ふんわりとした見た目と手触りがあり、見た目にもあたたかさを演出してくれます。保温性が高いので、肌寒い日にもぴったりです。
  • コーデュロイ:表面に畝(うね)のある生地で、光の当たり方によって陰影が出やすく、コーディネートに深みを出せます。保温性も高いです。
  • スウェード:起毛感のある素材で、革の中でもやわらかく上品な印象。見た目に奥行きが出て、大人の色気を引き立ててくれます。秋の季節感を演出しやすいです。
  • レザー:強さと大人っぽさを両立できる素材。秋らしい落ち着きを演出できます。

 

素材にこだわるだけで、「ちゃんと季節を意識してる感」が出せるんです。

 

② 季節感と大人っぽさを演出する色選び

ラコステのブラウンのコーデュロイブルゾン、ヤエカのネルシャツのコーデ

「子どもっぽく見える」「何かチグハグな感じがする」。そんな悩みの原因は、色使いのバランスにあることが多いです。

20〜30代のメンズが「落ち着いた大人らしさ」を出すなら、秋らしい色みを味方にするのが効果的。おすすめは以下のようなトーンです。

 

  • アースカラー:ブラウン・ベージュ・カーキなど、自然界にある色。やわらかく親しみやすい印象をつくれるので、女性ウケも良いです。
  • くすみ系カラー(ダルトーン):明度と彩度を落とした、グレーがかった色味。派手すぎず、大人の余裕を感じさせる落ち着きがあります。
  • ブラウン系:特に秋はブラウンが主役ともいえる季節。レザーやウール素材との相性も良く、こなれた印象に仕上がります。

 

簡単にいえば、自然や落ち葉、木の実などの色を意識すると失敗しにくいということです。全身暗くなりすぎる場合は、白やアイボリーを差し色に入れると、抜け感が生まれてバランスが良くなります。

 

③ レイヤード(重ね着)をマスターする

ヨークのストライプ柄オープンカラーシャツ、ユニクロのタートルネックのメンズコーデ

秋コーデで他と差をつけるなら、レイヤードのテクニックも重要です。でも難しいことを覚える必要はありません。まずは基本の組み合わせを押さえるだけでOKです。

たとえば、こんなレイヤードがあります。

 

  • シャツ × クルーネックニット(セーター):襟のあるシャツをニットの下に入れるだけで、きちんと感と清潔感が出ます。クルーネックを選ぶのがポイント。
  • タートルネックニット×シャツ:反対に、シャツの下にタートルネックニットをインナーとして着ると、首元に上品なアクセントが生まれます。
  • Tシャツ × ジャケット:ラフなTシャツの上に、テーラードジャケットを羽織るだけで、カジュアルと大人っぽさが両立できます。

 

重ね着の基本は、「インナーは薄く、アウターは厚く」という構造を意識すること。これだけで、見た目にもまとまり感が出て、バランスよく仕上がるんですね。

加えて、インナーの裾を少し見せたり、袖をまくったりすることで、抜け感(=余裕ある雰囲気)も演出できます。

 

 

秋のメンズコーデを成功させるアイテムの選び方

秋のメンズコーデを成功させるには、どんなアイテムを選べばいいのか?ここでは、秋の定番となるべきアウター・トップス・パンツ・シューズについて、それぞれの選び方をわかりやすく解説していきます。

 

① アウター選び

シュタインのトレンチコート、ニューバランスの2002rのメンズコーデ

秋のアウターは、重くなりすぎない軽アウターを選ぶのが基本です。冬のようにダウンや厚手コートを着るにはまだ早い時期なので、「薄めだけど雰囲気のある1着」が活躍してくれます。

おすすめはこの3タイプ。

 

  • トレンチコート:ベルト付きでシルエットが調整できる、クラシックな定番アウター。縦に落ちるラインがきれいなので、スタイルをスッと見せてくれるのもポイントです。
  • ステンカラーコート:上品に見えるミニマルなデザインのロングコート。特にベージュやグレーなどアースカラー系を選べば、秋らしさがグッと引き立ちます。
  • ブルゾン(ショート丈アウター):カジュアル派におすすめ。コットンはもちろん、スエード素材やコーデュロイのブルゾンなら、軽快さと秋らしさを両立できます。ショート丈はウエスト位置が上がって脚長効果も狙えますよ。

 

② トップス選び

シュタインのカーディガンのコーデ

秋のトップスといえば、まず外せないのがニットやカーディガンといった編み物系のアイテムです。

 

  • ニット:おすすめはウールやカシミヤなどの天然素材。見た目も肌触りもふんわりしていて、温かみのある雰囲気が出せます。首元はクルーネックならカジュアル寄り、モックネックやタートルネックなら上品寄りの印象になります。
  • カーディガン:ボタンの開け閉めで温度調節しやすく、レイヤードにもぴったり。ジャケット代わりに使えるため、1着持っておくと重宝します。細身よりもややゆとりのあるシルエットが今っぽいです。
  • ネルシャツ:「ネル」とはフランネル生地の略称で、ウールとコットンを混合させた起毛感のある生地のこと。やわらかくて保温性が高く、秋冬らしさを演出しやすいです。

 

③ パンツ選び

sk manor hillのコーデュロイパンツコーデ

秋のパンツ選びで大切なのは、素材の質感で季節感を演出すること。定番のデニムやチノパンもいいですが、季節感を演出するなら以下のようなパンツがおすすめです。

 

  • コーデュロイパンツ:表面にうね(畝)のある素材で、やわらかく温かみのある雰囲気が特徴。特に太畝(ふとうね)タイプは、リラックス感のある大人カジュアルにぴったりです。
  • ウールパンツ:ドレス感のある上品な印象をつくれる一本。センタープレス入りなら、脚のラインもきれいに見えます。落ち着いた大人感を出したい人に最適な選択肢です。
  • レザーパンツ:大人っぽさやクールな印象を演出するのに最適。ほっこりしがちな秋コーデに切れ味を加えられます。合皮タイプなら価格も抑えめで、挑戦しやすいです。

 

④ シューズ選び

クレマンのチロリアンシューズコーデ

足元はコーディネート全体の印象を左右する大事なパーツです。オールシーズン着用可能なメッシュスニーカーもいいですが、秋の足元で頼れるのは、やっぱりレザーやスエードといった革系の素材です。

 

  • 革靴:秋冬の定番。特にローファーやチロリアンシューズは、カジュアルにもキレイめにも使える万能型です。ツヤのある革を選べば、コーディネート全体がグッと引き締まって見えますよ。
  • スエードスニーカー:スニーカーでも秋らしさを出したいなら、表面が起毛したスエード素材がおすすめ。キャンバスやメッシュ素材よりも落ち着いた雰囲気が出せるので、大人っぽいスタイルにも自然となじみます。

 

おすすめのスエードスニーカー

スエードスニーカーおすすめ10選(作成中)

 

 

【厳選12選】20代・30代メンズの垢抜け秋コーデ

 

 

 

 

トレンチコート×スウェット×白シャツ×淡色デニム×スニーカーのコーデ

シュタインのトレンチコート、マーカのスウェット、ウォードブルーのデニム、ニューバランスの2002rのスニーカーのメンズコーデ

トレンチコートにカジュアルなアイテムを合わせたコーデ。

スウェット・デニム・スニーカーといったカジュアルなアイテムでまとめつつ、白シャツをレイヤードすることで上品さと抜け感を演出しています。

カジュアルになりすぎないよう、トレンチコートは全体をかっちりと引き締める役割に◎

 

オープンカラーシャツ×スラックス×チロリアンシューズ

スティーブンアランのシャツとスラックス、クレマンのチロリアンシューズ、エンダースキーマのベルトのメンズコーデ

チェック柄のオープンカラーシャツにワイドスラックスを合わせたクラシカルなコーデ。

タックインすることでより上品さを引き立てています。

季節は秋だけどまだ少し暑いという時期には、軽装にしつつ全体の色のトーンを秋色にまとめたワントーンコーデがおすすめ◎

 

ニット×タートルネック×コーデュロイパンツ×スニーカー

macmahon knitting millsのニット-ユニクロのカシミヤタートルネックニット-markaのコーデュロイパンツ-yoakのスニーカー-zaraのニット帽のメンズファッションコーデ

インナーのタートルネックとコーデュロイパンツをオフホワイトカラーでまとめつつ、花柄のかわいらしいニットを引き立てたコーデ。

シューズはニットと同系色のブラウンにまとめることで、統一感をアップさせています。

 

ノルディックニット×白シャツ×コーデュロイパンツ×ローファー

アンフィルのニット、オーラリーのコーデュロイパンツ、ジーエイチバスのローファーのメンズコーデ

オフホワイトとブラウンという色味の近いカラーを使ったコーデ。

ノルディック柄の黒と合わせて足元は黒のローファーにすることで、統一感を出しつつ全体を引き締める役割に◎

レイヤードした白シャツは抜け感として機能してくれています。

 

ニット×コーデュロイパンツ

メゾンエウレカのニット、マーカのコーデュロイパンツ、ニューバランスの2002Rのメンズコーデ

ニット:MAISON EUREKA 、シャツ:COMOLI、パンツmarka、シューズ:new balance

 

 

acミラン×lottoの古着のナイロンジャケット、セリーヌのサングラス、フットザコーチャーのスエードシューズのメンズコーデ

アウター:AC MILAN × lotto(古着)、パンツ:RICCARDO METHA、シューズ:foot the coacher、サングラス:CELINE

 

 

古着のカーハートのチョアジャケット、sk manor hillのコーデュロイパンツ、クレマンのチロリアンシューズ、オリバーピープルズのサングラスのコーデ

ジャケット:Carhartt(古着)、パンツ:s.k. manor hill、シューズ:KLEMAN、サングラス:OLIVER PEOPLES

 

シーピーカンパニーのヴィンテージブルゾン、フットザコーチャーのスエードシューズ、オリバーピープルズのサングラスのコーデ

ブルゾン:C.P.Company(古着)、Tシャツ:Hanes、パンツ:RICCARDO METHA、シューズ:foot the coacher、サングラス:OLIVER PEOPLES

 

 

オーラリーのニット、エスケーマノアヒルのコーデュロイパンツ、ルイヴィトンのキーポルサックスプール、アディダスのタバコグルーエン、オリバーピープルズのサングラスのメンズコーデ

ニット:AURALEE、パンツ:s.k manor hill、シューズ:adidas、バッグ:LOUIS VUITTON、サングラス:OLIVER PEOPLES

 

 

コウタグシケンのニット、フットザコーチャーのシューズ、オリバーピープルズのサングラスのメンズコーデ

ニット:Kota Gushiken、パンツ:古着、シューズ:foot the coacher、サングラス:OLIVER PEOPLES

 

エディーバウアーの古着のスウェット、古着の白シャツ、古着のレザーパンツ、アディダスのスーパースター、オリバーピープルズのサングラスのメンズコーデ

スウェット:Eddie Bauer(古着)、シャツ:古着、パンツ:古着、シューズ:adidas、サングラス:OLIVER PEOPLES

 

 

バブアー×キャプテンサンシャイン×ジャーナルスタンダードのパーカー、クレマンのチロリアンシューズのメンズコーデ

アウター:Barbour、シャツ:COMOLI、パンツ:RICCARDO METHA、シューズ:KLEMAN

 

 

 

タートルネックニット×チェックパンツ×チロリアンシューズ×レザーバッグ

ヨーコサカモトのタートルネックニット、ウルのチェックパンツ、クレマンのチロリアンシューズ、ルイヴィトンのキーポルバッグのメンズコーデ

黒のタートルネックを使ったモノトーンコーデ。

本来カジュアルなチェックパンツでも、モノトーンかつ柄の細かいグレンチェックなら、キレイめコーデにもすんなり溶け込みます。

足元は革靴で引き締めつつ、レザーバッグで上品さを演出しているのもポイント◎

 

バケットハット×ニットベスト×白シャツ×ワイドスラックス×チロリアンシューズ

オーラリーのニットベスト、ウルのチェックパンツ、クレマンのチロリアンシューズ、キジマタカユキのバケットハットのメンズコーデ

上品なアイテム同士でまとめたレイヤードスタイル。

ニットベストと白シャツはバケットハットと同系色でまとめ、統一感と立体感をプラス◎

ボトムスはワイドなチェックパンツとチロリアンシューズでコーデに安定感を与えています。

 

カーディガン×白シャツ×コーデュロイパンツ×チロリアンシューズ

シュタインのカーディガン、白シャツ、オーラリーのコーデュロイパンツ、クレマンのチロリアンシューズのメンズコーデ

トップスとボトムスをブラウン系でまとめたグラデーションコーデ。

オーバーサイズで抜け感のあるカーディガンに白シャツと革靴で上品さを取り入れて、バランスを取っています。

 

 

カーディガン×タートルネックニット×スラックス×スニーカー×ニット帽

シュタインのカーディガン、ユニクロのタートルネック、スティーブンアランのスラックス、ヨークのスニーカー、ザラのニット帽のメンズコーデ

オールブラウンコーデ。

全身をブラウンで暗めに統一しつつ、タートルネックの首元だけを白にして抜け感を取り入れています。

パンツはセンタープレスの入ったワイドスラックスなので、オールブラウンでものっぺり見えないのがポイント◎

 

スウェット×ストライプシャツ×コーデュロイパンツ×スニーカー

古着のスウェット、ポロラルフローレンの古着のシャツ、マーカのコーデュロイパンツ、ニューバランスのスニーカー、ザラのニット帽のメンズコーデ

グリーンを積極的に取り入れたカジュアルコーデ。

カジュアルなアイテムばかりなのに野暮ったく見えないのは、光沢感のあるアイボリーのコーデュロイパンツと上品なグレースニーカーのおかげ。

スウェットの下にシャツを忍ばせてアクセントをつけているのもポイント◎

 

 

 

 

メンズの秋コーデがダサくなってしまう原因

秋コーデは重ね着をすることで誤魔化しがきくので、わりとダサくなりにくい季節ではあります。

ですが、重ね着をすることで弊害も起きてくることがあります。

 

それは、色や柄の組み合わせ方がおかしくなるということ。

当然ですが、重ね着をする分服の組み合わせ方が複雑になってきますよね。

 

すると、

なんか色の組み合わせが変だな。

柄同士がケンカしている。

という事態が起きる可能性が出てきます。

これは、比較的軽装な春夏には起きにくいことです。

 

なので、秋コーデに限らずですが、色は3色以内、柄は1~2種類までに抑えるのが基本となります

2~3色以内でおしゃれあコーデを作る方法は、以下の記事を参考にしてください。

3色コーデ
ファッションは3色でまとめると上手くいく理由。コーデ例を交えて解説

続きを見る

 

 

メンズの秋コーデをおしゃれに仕上げる3つのポイント

ここからは、秋コーデをよりおしゃれに仕上げるにはどうすればいいかを解説していきます。

結論としては以下の3点です。

  • 暖色を積極的に取り入れる
  • 暖かい秋冬素材を取り入れる
  • 抜け感を取り入れる

 

具体的に見ていきましょう。

 

暖色を積極的に取り入れる

シュタインのカーディガン、オーラリーのコーデュロイパンツ、ヨークのチェックコートのコーデ

秋冬って紅葉のように周りが茶色く色づく季節ですよね。

ファッションも同じように、暖色を取り入れるとおしゃれな秋コーデに仕上がりやすいです。

 

暖色の例をあげると以下のようなものがあります。

  • オレンジ
  • 黄色
  • バーガンディ
  • ブラウン
  • ベージュ

 

この中でも最もおすすめなのが、ブラウンとベージュです。

ブラウンとベージュには大人っぽく上品な印象があるので、この色を取り入れるだけで一気に品のあるコーディネートに近づきます。

 

ブラウンとベージュは、コーディネートの中に1つ取り入れるだけで効果があるので、初心者でも取り入れやすいのも魅力的。

また、少し難易度があがりますが、全身をブラウンやベージュでまとめたワントーンコーデも、こなれ感があっておしゃれに仕上がりやすいです。

 

ただ逆にいうと、周りの人は暖色ばかり使う傾向にあるので、あえて寒色を取り入れて周りと差をつけるのもおすすめです。

寒色を使う場合は、秋冬素材の寒色を使うと違和感なく取り入れやすいです。

 

暖かい秋冬素材を取り入れる

シュタインのカーディガン

【stein】KID MOHAIR CARDIGAN (2020AW)

ファッションは素材感に意識することも重要。

特に秋冬シーズンはその傾向が強いです。

 

なぜ素材感が重要なのかというと、季節感が出るからです。

季節感はおしゃれな秋コーデを作る上では外せません。

先ほど解説した「暖色を取り入れる」ということも、季節感を出す上で大切なポイントなんですが、素材感もそれと同じくらい大切です。

 

たとえば秋は肌寒くなってくる季節ですが、そんな時期にペラペラの服を着ている人を見かけると「この人いつまでこんな寒そうな服着てるんだろ?」と思っちゃいますよね。

これが「季節感がない」ということで、おしゃれ以前の問題になってきます。

 

じゃあ秋冬におすすめの素材って何なの?

結論としては以下のような暖かい素材がおすすめです。

  • ニット
  • コーデュロイ
  • ツイード
  • フランネル
  • スウェード

 

抜け感を取り入れる

シュタインのカーディガン、ユニクロのタートルネック、ザラのニット帽のメンズコーデ

暖色や秋冬素材を多く取り入れるのがおすすめといいましたが、その分注意すべきことがでてきます。

それは、重たい印象になりがちだということ。

 

色味でいうと、秋は暖色を使うので冬よりもまだ重たくなりにくい傾向にはあります。

ですが、濃いブラウンなどをたくさん使うとやっぱり重たくなります。

また、コーデュロイやツイードなどは結構重厚感があるので、素材感からも重たさを感じることがあります。

 

なので、必ず抜け感を取り入れることを忘れないようにしましょう。

抜け感を取り入れる方法は、白などの明るい色を合わせたりワイドシルエットを使うなど色々あります。

白の中でも、アイボリーやオフホワイトなどのクリームがかった白は、ブラウンやベージュといった暖色と相性が抜群なので、秋コーデで抜け感を取り入れるにはすごくおすすめです。

(パキッとした真っ白な色は春夏っぽく爽やかなイメージがあるので、秋冬にはあまり向いていません)。

 

抜け感の詳しい取り入れ方は「抜け感」とは?おしゃれコーデを作る上で必須の抜け感の作り方を徹底解説の記事で徹底解説しているので、あわせてご覧ください。

抜け感とは?ファッション初心者でも簡単におしゃれになる5つのルール
抜け感とは?ファッション初心者でも簡単におしゃれになる5つのルール

続きを見る

 

 

まとめ

いかがでしたか?

今回のポイントを簡単にまとめておきます。

 

おさらいポイント

  • 秋はファッションで最も楽しいシーズン
  • 暖色や秋冬素材を積極的に取り入れるのがコツ
  • 重たくならないように適度に抜け感を取り入れるのがおすすめ

 

秋はファッション好きにとって、服を楽しみにくい夏を乗り越えた先にやってくる待望の季節です。

ぜひあなたも、本記事でご紹介した秋コーデのコツを意識して、秋ファッションを思いっきり楽しんでみてくださいね。

 

それではまた別の記事でお会いしましょう。

 

 

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