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YAECA(ヤエカ)のデニムの選び方を品番ごとのシルエット・生地の違いと共に解説!

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YAECA(ヤエカ)のデニムの品番の意味がよくわからない

YAECA(ヤエカ)のデニムの種類が多すぎてどれを選べばいいか悩んでる

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 

こんにちは。

 

この度は当ブログをご覧いただきありがとうございます。

本ブログを運営している、ファッションブロガーのJKEN(ジェイケン)です。

 

ナチュラル系ファッションが好きな方に人気のブランド「YAECA(ヤエカ)」。

そんなヤエカのデニムはブランドの中でも代表的なアイテムとして認知されており、実に9種類のシルエットと6種類の生地のデニムを展開してます。

 

デニム専門ブランドではないにもかかわらず、ここまでデニムの種類が多いファッションブランドは中々ありません。

ヤエカのデニムの中から探せば、自分が求めているシルエットや生地感のデニムを見つけやすいといえます。

 

しかしながら、ヤエカのデニムは種類が多い反面、種類ごとに設定されている品番の意味がわかりにくかったり、違いがいまいちわからないことがあります。

実際僕もヤエカのデニムを探していた時に、ネットだけの情報ではイマイチ違いが分からず、ヤエカのデニムを取り扱う店舗まで直接聞きに行きました。

 

本記事では同じようにヤエカのデニムを検討中の方のために、それぞれの品番の意味、シルエット、生地感の違い、そしてそれぞれのモデルがどんな方にオススメなのかをご紹介します

ヤエカのデニムを購入したいとお考えの方にとって、少しでもご参考になれば幸いです。

 

それでは早速見ていきましょう。

 

YAECA(ヤエカ)とは?

ヤエカのロゴ

YAECAは2002年にスタートした日本のブランド。

 

日常生活に寄り添う作りにこだわりがあり、実用性と機能美を追求しています。

そのため、YAECAが扱うアイテムはほぼ全て独自開発の生地を使用したシンプルなデザインが特徴です。

 

ブランド名の由来は「八重日」。

この言葉には、「日々重ねて着てもらえる服作りがしたい」というデザイナーの想いが込められています。

一点一点のアイテムの生地、シルエット、ディティールにこだわりが詰まっており、日々を重ねる毎に風合いを増していくのも特徴。

 

多くのブランドはシーズンごとにテーマを定めてトレンドに合わせたコレクションを作っていきますが、YAECAは違います。

一つ一つのアイテムを毎年少しずつアップデートし続けており、最高のベーシックウェアを完成させています。

 

【YAECA/ヤエカ】デニムの品番の意味について

ヤエカのタグヤエカを知っている方は、デニムポケットに付属されているこのタグを見たことがあると思います。

ここに記載されている「MODEL N」が、いわゆる品番を指しています。

 

ヤエカのデニムの品番は〇-△という形式で表示されていますが、簡単に言うと〇がシルエット、△が生地感を表しています

シルエットと生地感の種類について、順番にご紹介していきます。

 

【YAECA/ヤエカ】デニムのシルエットの違いについて

ヤエカの10-13Wワイドテーパードデニム

ヤエカのデニムのシルエットは、すっきりとしたシルエットからゆったりとしたシルエットまで全9型あります。

それがこちら。

シルエット

  • WIDE STRAIGHT(ワイドストレート)
  • WIDE TAPERED(ワイドテーパード)
  • CROPPED(クロップド)
  • STRAIGHT(ストレート)
  • STANDARD(スタンダード)
  • STANDARD SLIM(スタンダードスリム)
  • PIPED STEM(パイプドステム)
  • SLIM TAPERED(スリムテーパード)
  • SLIM(スリム)

同じシルエットでも、メンズとレディースで品番が異なるので注意しましょう。

 

WIDE STRAIGHT(ワイドストレート)

ワイドストレートはヤエカのデニムの最も定番なシルエットです。

 

通常のストレートよりもウエスト、ヒップ、ワタリ等がややゆったりしています。

ヤエカのデニムの中で最もワイドなシルエットになりますが、裾がほんの少しテーパードしているのでダボついた印象がなく、全体的にゆったりかつスッキリとした仕上がりになります。

 

フロントはジップ仕様

メンズの品番は13、レディースの品番は11です。

 

どんな人にオススメ?

ワイドストレートは以下の項目のいずれかに当てはまる方にオススメです。

  • デニムでゆるさを表現したい
  • ワイドパンツが好き
  • カジュアル・ストリートファッションが好き
  • 下半身の体型が気になる方

 

WIDE TAPERED(ワイドテーパード)

ワイドテーパードは、ワイドストレートと並ぶ最も定番なシルエットです。

ワイドストレートとワイドテーパードがヤエカのデニムの2強といったイメージ(あくまで個人的にですが)。

 

ウエスト、ヒップ、ワタリ等がややゆったりしているのはワイドストレートと同じですが、ワイドテーパードはそこからテーパードが強くかかることで裾幅が狭くなっています。

これにより、ヒップ周りや太もも周りにボリューム感がありつつ、足元はスッキリとした上品な仕上がりになっています。

 

フロントはボタンフライ仕様

メンズの品番は10、レディースの品番は9です。

 

どんな人にオススメ?

ワイドテーパードは以下の項目のいずれかに当てはまる方にオススメです。

  • ゆるさを表現しつつ上品さも保ちたい
  • テーパードパンツが好き
  • キレイめカジュアルやフレンチ・トラッドファッションが好き
  • 下半身の体型が気になる方

 

※ワイドテーパードについては【レビュー】YAECA(ヤエカ)のワイドテーパードデニムのサイズ感・コーデの記事でディテール・サイズ感・コーデ例・サイズを選ぶ上での注意点等を詳しくご紹介しているので、興味のある方はどうぞ。

ヤエカの10-13Wワイドテーパードデニム
【レビュー】YAECA(ヤエカ)のワイドテーパードデニムのサイズ感・コーデ

続きを見る

 

CROPPED(クロップド)

クロップドは、その言葉通りクロップド丈(裾丈を通常より短くカットした仕上げ)のシルエットです。

 

イメージとしては、ワイドストレート/ワイドテーパードをそのままクロップド仕上げしたような感じ。

ただし裾が短い分、下にストンと落ちるようなシルエットになるので、実際に穿いた時にはワイドストレートよりもスッキリとして見えます

 

また、裾が短いことにより足首が見えるので、足元から抜け感を作りやすいというメリットもあります。

 

フロントはボタンフライ仕様

メンズの品番は2、レディースの品番は5です。

 

どんな人にオススメ?

クロップドは以下の項目のいずれかに当てはまる方にオススメです。

  • ワイドすぎずタイトすぎず程よいシルエットがいい
  • 足首や靴下を見せて足元のおしゃれを楽しみたい
  • キレイめカジュアルやフレンチ・トラッドファッションが好き

 

STRAIGHT(ストレート)

ストレートは、全体的に程よくゆとりを持たせたシルエット。

イメージとしては、ワイドストレートを全体的に少し細めにした感じ。

 

デニムとしては最も定番の形と言えますが、ヤエカの中ではどちらかというと細身寄りかと思います。

程良いフィット感でスッキリとした印象が出せる万能シルエットです。

 

フロントはジップ仕様

メンズの品番は8、レディースの品番は4です。

 

どんな人にオススメ?

ストレートは以下の項目のいずれかに当てはまる方にオススメです。

  • スッキリとしたシルエットを出したい
  • Iライン・Vラインシルエットでコーデを組みたい

 

STANDARD(スタンダード)

スタンダードはメンズのみの展開で、その名の通りデニムとして標準的なシルエットです。

イメージとしては、ワイドテーパードを全体的に少し細めにした感じ。

 

裾に向かってテーパードしていく綺麗なシルエットで、ストレートよりもやや細身の印象を感じさせます。

 

フロントはジップ仕様

スタンダードの品番は15です。

 

どんな人にオススメ?

スタンダードは以下の項目のいずれかに当てはまる方にオススメです。

  • スッキリと、かつキレイなシルエットを出したい男性
  • 細身のパンツが好きな男性
  • Iライン・Vラインシルエットでコーデを組みたい男性

 

STANDARD SLIM(スタンダードスリム)

スタンダードスリムはメンズのみの展開で、その名の通りスタンダードをさらにスリムに仕上げたシルエット。

 

スキニーまではいかないまでもスキニーに近いフィット感で、ヤエカのメンズ展開モデルの中では最も細身のデニムになります。

ヒップや太もも部分には少しゆとりはありながらも、他のシルエットと比較するとタイトに仕上がっています。

 

体型が気になる方はキツイと感じる場合もあるかもしれませんが、スタイルに自信のある方はアピールにもなるかも。

 

フロントはジップ仕様

スタンダードスリムの品番は12です。

 

どんな人にオススメ?

スタンダードスリムは以下の項目のいずれかに当てはまる方にオススメです。

  • 洗練された細身のシルエットを出したい男性
  • 細身のパンツが好きな男性
  • Iライン・Vラインシルエットでコーデを組みたい男性
  • スタイルに自信のある男性

 

PIPED STEM(パイプドステム)

パイプドステムは、煙突(パイプ)のように同じ太さでまっすぐ下に落ちるストレートシルエット。

 

ストレートよりもさらに細身といった感じでヒップ周りもタイトに仕上がっており、ヤエカのユニセックス展開モデルの中では最も細身のデニムになります。

ストンと落ちるキレイなシルエットが魅力ですが、細身なので体型に応じてシルエットの出方が変わってきます。

 

身体のラインが出やすいので体型が気になる方にはあまりお勧めしませんが、スタイルに自信のある方にはオススメです。

 

フロントはジップ仕様

メンズの品番は1、レディースの品番は3です。

 

どんな人にオススメ?

スタンダードスリムは以下の項目のいずれかに当てはまる方にオススメです。

  • 洗練された細身のシルエットを出したい
  • 細身のパンツが好き
  • Iライン・Vラインシルエットでコーデを組みたい
  • スタイルに自信のある方

 

SLIM TAPERED(スリムテーパード)

スリムテーパードはレディースのみの展開で、スッキリとしたテーパードシルエット。

イメージとしては、ワイドテーパードを全体的にスリムにしたようなシルエットです。

 

程良いゆとりを残しつつあえて無駄なゆとりを省くことで、女性らしさも感じさせてくれる仕上がりになっています。

ヒップ周りもフィット感が強く、身体のラインに優しく沿うようなシルエットです。

 

フロントはジップ仕様

スリムテーパードの品番は6です。

 

どんな人にオススメ?

スタンダードスリムは以下の項目のいずれかに当てはまる方にオススメです。

  • 洗練された細身のシルエットを出したい女性
  • 細身のパンツが好きな女性
  • Iライン・Vラインシルエットでコーデを組みたい女性
  • スタイルに自信のある女性

 

SLIM(スリム)

スリムはレディースのみの展開で、スッキリとした細身シルエット。

イメージとしてはスリムテーパードをさらに細身に仕上げたモデルで、ヤエカのレディース展開モデルの中では最も細身のデニムです。

 

ヒップ周りはスリムテーパードとそこまで大差はありませんが、スリムテーパードよりも足のラインがキュッと引き締まった印象で、スタイルをよりはっきりと見せてくれます。

 

フロントはジップ仕様

スリムの品番は17です。

 

どんな人にオススメ?

スタンダードスリムは以下の項目のいずれかに当てはまる方にオススメです。

  • 洗練された細身のシルエットを出したい女性
  • 細身のパンツが好きな女性
  • Iライン・Vラインシルエットでコーデを組みたい女性
  • スタイルに自信のある女性

 

【YAECA/ヤエカ】デニムの生地感(オンス)の違いについて

ヤエカの10-13Wワイドテーパードデニムの生地

ここからは生地感(オンス)についてご紹介します。

 

ヤエカのデニムの生地は6種類あります。

それがこちら。

生地(オンス)

  • 11WH
  • 12W
  • 13W
  • 13WW
  • 13U
  • 14W

 

生地の違いは色味と厚みにあります。

詳しく見ていきましょう。

 

11WH

11WH(11oz)は、ヤエカの中でも最も薄手のホワイトカラーの生地です。

 

生地に独特のデコボコがあり、柔らかく風合いのある表情を持っています。

生地が軽く色味も爽やかなホワイトであることから、暑い夏にピッタリのデニムといえます。

 

もちろん、デニムなので真冬でもインナーを穿けば着用可能ですが、冬は色味的に合わせるのが難しいかもしれません。

シーズンとしては春~秋口頃がオススメです。

 

12W

12W(12oz)は、ヤエカの中ではやや薄手の生地です。

 

色味はインディゴカラー。

ワンウォッシュをかけることで余分なインディゴ染料を落とし、天日乾燥仕上げにより自然なシワ感を表現しています。

 

生地が柔らかくナチュラルなストレッチ性があり、軽くて履き心地の良い生地感です。

様々なコーデに合わせやすいクセのない色味ですが、生地がやや薄めなのでシーズンとしては春~秋口頃がオススメです。

 

(冬はインナーを穿けばオールシーズン着用可能かもしれませんね。)

 

13W

13W(13oz)は、ヤエカの中で最もオーソドックスで程良い厚みの生地です。

 

ダブルウォッシュをかけることで生地の風合いが増し、起毛感のある独特な表情を感じられます。

色味は12Wに近いインディゴカラー。

 

12Wと同様に汎用性が高く、オールシーズン着用可能な生地といえます。

 

13WW

13WW(13oz)は、厚みは13Wと同じ程良い厚みですが、色味が13Wよりも少し鮮やかなブルーが特徴の生地です。

ダブルウォッシュ加工することで柔らかく、青みが強く爽やかな色合いに仕上がっています。

 

インディゴカラーの12W等とコーデの組み合わせ方もそこまで変わらず、汎用性は抜群です。

13Wと同様にオールシーズン活躍します。

 

13U

13U(13oz)は、13Wや13WWと同様の厚みですが、色味が異なりブルーとライトブルーの2色あります。

 

自然なユーズドウォッシュ加工により、生地が柔らかくヴィンテージの雰囲気を醸し出しているのが特徴。

オールシーズン着用な生地感ですが、色味が薄めなので秋冬シーズンにはコーデに取り入れる難易度が少し上がるかもしれません。

 

14W

14W(14oz)は、ヤエカの中で最も厚手かつ濃い色味に仕上げられた生地です。

 

色味はワンウォッシュをかけたクラシカルなインディゴカラー。

厚みがあるので冬でも活躍できるのが強み。

 

シーズンとしては秋~春がオススメで、夏はちょっと暑いかもしれません。

 

まとめ

本記事は以上です。

今回のポイントを簡単にまとめておきます。

 

おさらいポイント

  • ヤエカのデニムはシルエット9種類、生地6種類
  • シルエットはワイドから細身まで様々
  • ユニセックスモデルと、メンズ・レディース限定モデルがある
  • 生地感はモデルによって色味と厚みが異なる
  • どれもウォッシュ加工による風合いが魅力的

 

種類が多い分、どれを選ぶのが最適かとても悩むかと思います。

ですが、世の中のヤエカ好きのおしゃれさんは、1つだけでなく複数のモデルのデニムを持っているみたいです。

 

まずは気になったモデルを1つ試してみてはいかがでしょうか。

それではまた別の記事でお会いしましょう。

 

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