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【レビュー】YAECA(ヤエカ)のワイドテーパードデニムのサイズ感・コーデ

ヤエカの10-13Wワイドテーパードデニム
ファッションブログk2jの管理人「ケニー」

JKEN(ジェイケン)

月間最高18万PVのファッションブログ「K2J」管理人。某大手アパレル企業にてスタイリング業務を経験。ファッション初心者がおしゃれになる方法や、ファッションアイテムのレビュー記事などを無料で公開中。

YAECA(ヤエカ)のデニムの魅力を知りたい

ヤエカのワイドテーパードデニムのサイズ感やコーデ例を知りたい

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 

こんにちは。

 

この度は当ブログをご覧いただきありがとうございます。

本ブログを運営している、ファッションブロガーのJKEN(ジェイケン)です。

 

ヤエカのデニムはおしゃれさんの間で定番かつ人気のアイテム。

本記事をご覧のあなたも買おうかどうか検討しているかもしれません。

 

ですが、ヤエカのデニムは生地感やシルエットが細かく分けられており、種類が豊富なので選ぶのが意外と難しいのではないでしょうか。

そんなあなたのために、本記事ではヤエカのデニムのディテールを掘り下げ、サイズ感やコーデ例も併せてご紹介してきます。

 

テーパードデニムを検討中の方はもちろん、ヤエカのデニムを検討中の方は参考になるはずなので、ぜひご覧下さい。

それでは早速いきましょう。

 

【YAECA/ヤエカ】ワイドテーパードデニムの基本情報

ヤエカの10-13Wワイドテーパードデニム

【ブランド名】YAECA(ヤエカ)

【商品名】10-13W WIDE TAPERED DENIM(ワイドテーパードデニム

【サイズ】30

【カラー】INDIGO(インディゴ)

 

YAECA(ヤエカ)とは?

ヤエカのロゴ

YAECAは2002年にスタートした日本のブランド。

 

日常生活に寄り添う作りにこだわりがあり、実用性と機能美を追求しています。

そのため、YAECAが扱うアイテムはほぼ全て独自開発の生地を使用したシンプルなデザインが特徴です。

 

ブランド名の由来は「八重日」。

この言葉には、「日々重ねて着てもらえる服作りがしたい」というデザイナーの想いが込められています。

一点一点のアイテムの生地、シルエット、ディティールにこだわりが詰まっており、日々を重ねる毎に風合いを増していくのも特徴。

 

多くのブランドはシーズンごとにテーマを定めてトレンドに合わせたコレクションを作っていきますが、YAECAは違います。

一つ一つのアイテムを毎年少しずつアップデートし続けており、最高のベーシックウェアを完成させています。

 

【YAECA/ヤエカ】10-13W ワイドテーパードデニムのディテールについて

デニムはヤエカを代表するアイテムの1つ

ヤエカの10-13Wワイドテーパードデニムのポケット

ヤエカを代表するアイテムといえば「コンフォートシャツ」ですが、もう1つの代表的な存在として挙げられるのが、「デニム」です。

 

ヤエカのデニムはシルエットと生地ごとに種類が細かく分けられており、それぞれ番号(モデルナンバー)が割り振られています。

ヤエカのタグ

今回ご紹介している「10-13W」でいうと、「10」がワイドテーパードシルエットを、「13W」がヤエカの中でも最もオーソドックスなデニム生地で作られていいることを表しています。

 

※シルエットと生地の説明について、細かい説明はYAECA(ヤエカ)のデニムの選び方を品番ごとのシルエット・生地の違いと共に解説!の記事にて詳しく解説しています↓

ヤエカのタグ
YAECA(ヤエカ)のデニムの選び方を品番ごとのシルエット・生地の違いと共に解説!

続きを見る

 

ワイドテーパードデニム(10)のシルエットについて

先にご紹介した通り、「10-13W」の「10」のシルエットはワイドテーパードです。

お尻周りと太ももにゆとりがあり、裾に向かって程よく細くなっていくシルエットです。

 

お尻周りや太ももは身体のラインが出やすい部分なので、ここにゆとりがあるともたつきなくスマートに履きこなすことができます

また、足先に向かって細くなることで、スタイルよく上品な印象を出すことができます

 

ワイドシルエットでトレンド感を出したいけど、ちょっと上品な印象もアピールしたい

このような方には、ワイドテーパードがぴったりです。

 

しかもヤエカのテーパードデニムは一般的なものよりもワイドで洗練されたシルエットなので、履いた時に美しいラインが出てくれますよ。

 

13Wの生地について

ヤエカの10-13Wワイドテーパードデニムの生地

「10-13W」の「13W」の生地は、ヤエカの中でも最も癖のないオーソドックスなデニム生地として既にご紹介しました。

具体的にどのような生地なのかというと、まずオールシーズン履ける適度な厚みであるという点。

 

ヤエカのデニムは番号によって生地の厚みが異なり、分厚いものや薄いものもありますが、13Wは分厚すぎず薄すぎず丁度中間くらいの厚みを持っています。

また、デニムの中でも色落ちのない濃いインディゴカラーなので、上品な印象があり汎用性の高いデザインです。

 

そのため、オールシーズン使いたいという方には「13W」の生地がオススメです。

 

また、ヤエカのデニム全般に言える特徴として、時間をかけてゆっくりと織られているので、他のブランドのデニムと比較すると生地に毛羽がありふっくらとした生地に仕上がっています。

 

この起毛のような風合いは他のブランドでは見かけたことがなく、ヤエカならではの魅だと思います。

 

ジッパーではなくボタンフライ仕様

ヤエカの10-13Wワイドテーパードデニムのボタン

 

デニムのフロントフライ(ズボンの前開き部分)が、ボタン仕様かジッパー(ファスナー、チャック)仕様のどちらであるか。

ここは好みが分かれる部分だと思います。

 

実際僕もかなりのめんどくさがりで、ボタン仕様のパンツは履かないと決めていました。

ですがテーパードデニムを探していた頃、自分の中で「シルエット的にヤエカのテーパードデニムが一番だ」という結論に至りました。

 

シルエットの良さを選んでボタン仕様に屈するか、それとも他のブランドを選ぶか…

悩んだ末、シルエットの良さに負けてボタン仕様を許容することにしました。

 

実際履いてみると、やはりチャック式と比べるとボタンの開閉がしづらいなと感じてしまいます。

ですが、ヤエカのテーパードシルエットと生地感には大満足です。

 

僕はこれを選んで後悔はしていませんが、僕と同じようにボタンフライ式に苦手意識があるという方は、やはり開閉がしづらいので慎重に選ぶようにしてください。

ちなみにボタンフライはジッパーフライに比べて壊れるリスクが少なく、古い年代のディテールであるというメリットもあります。

 

経年変化が楽しみな裾仕上げ

ヤエカの10-13Wワイドテーパードデニム

ヤエカのデニムの裾はとても綺麗に仕上げられています。

一般的にデニムの裾仕上げは「シングルステッチ式とチェーンステッチ式」に分かれますが、ヤエカのデニムはチェーンステッチ式です。

 

チェーンステッチ式の方が裾に「うねり」が生じるので、色落ちした時に立体感のあるキレイな色落ちが出ます。

履きこむほど経年変化が出るので、今後が楽しみです。

チェーンステッチの色落ちの仕方は「ジーンズ企画工房」さんの記事がとても参考になります。

ヤエカの10-13Wワイドテーパードデニムのセルビッチ

また、デニムに詳しい方はご存じかと思いますが、裾の端にあるほつれ止めされた生地は、デニムの「耳」とも呼ばれる「セルビッチ」という名称です。

セルビッチがあるデニムは必要な生地の量と手間が増えるため、高級デニムとして知られています。

 

ロールアップした時にこのセルビッチもアクセントになりますが、ヤエカのデニムのセルビッチはとても上品に仕上げられているので、ロールアップスタイルもオススメです。

 

 

華やかなリベットがアクセントに

ヤエカの10-13Wワイドテーパードデニムのポケット

 

ポケットは、フロントとバックの両側ポケットにコインポケットがつく5ポケット仕様です。

 

リベットの色が華やかでアクセントになっているのも嬉しいポイント。

ヤエカの10-13Wワイドテーパードデニムのリベット

 

 

【YAECA/ヤエカ】ワイドテーパードデニムのサイズの選び方

ヤエカのワイドテーパードデニムは、必ずジャストサイズで選ぶようにしましょう。

「ワイドシルエットを楽しむために大きめのサイズを選ぶ」という考え方もありますが、テーパードデニムの場合はあまりオススメしません。

 

なぜならテーパードパンツはシルエットがとても重要で、大きめのサイズで履くと持ち前の美しいテーパードシルエットを表現できないからです。

 

ジャストサイズで選ぶポイントは以下の通り。

  • ウエストがぴったりか少しゆとりがある
  • 腰から足先にかけてのラインが綺麗にでている
  • ダボつきがない

 

僕がサイズ31とサイズ30を着用した場合の写真を例に見てみましょう↓

(※モデルサイズ:身長176cm、体重64.5kg)

ヤエカの10-13Wワイドテーパードデニムのサイズ感・着用感 ヤエカの10-13Wワイドテーパードデニムのサイズ感・着用感

正面の写真を見ると、サイズ31はひざ下あたりが少しゆるくなっているように見えますが、サイズ30ではスッキリとキレイなラインが出ています。

側面の写真を見ると、サイズ31はヒップ周りがモコっとしているように見えますが、サイズ30ではもこつきがなく、ヒップから足先に向かってキレイなラインが出ています。

背面の写真を見ると、サイズ31はヒップ周りひざ下あたりの生地が余り、少しダボついているように見えますが、サイズ30ではダボつきがなくスッキリとキレイなラインが出ています。

 

つまり、身長176cm体重64.5kgの僕でいうと、サイズ30がジャストサイズということになります。

サイズが1つ違うだけなので、実際に穿いた時の違いも若干の差ではあります。

 

人それぞれの好みの違いによっては、テーパードパンツをダボっと履きたいという方もいるし、もちろんそれも間違いではありません。

ですが、ヤエカのテーパードデニムに関しては店員さんと一緒に確認していただいたので、基本に沿ったサイズの選び方としてはこのジャストサイズを選ぶ方法で間違いないかと思います。

 

あくまで目安ですので、ご参考程度にしていただければ幸いです。

以下サイズ表とご自身のサイズを照らし合わせて検討してみてくださいね。

単位:cm

サイズinch29303234
ウエストwaist74788284
股上rise3030.53132
股下inseam7070.57173
総丈total length979899102
ヒップhip96102106110
ワタリwading54586060
裾幅bottom width1616.51719

出典:Dice&Dice; https://www.dicexdice.com/goods/detail/?id=30449; 2021-7-20参照

 

【YAECA/ヤエカ】ワイドテーパードデニムのコーデ例

インディゴカラーのテーパードデニムは、デニムの中でも最も上品な印象があるといっても過言ではありません。

そのため、上品なシャツと合わせたフレンチスタイルにもすんなり馴染んでくれるし、Tシャツのようなカジュアルなアイテムと合わせてもカジュアルダウンしすぎません。

 

インディゴのテーパードデニムはオールシーズン使える、コーデの汎用性が高いアイテムといえます。

 

バケットハット×柿渋シャツ×濃紺デニム×スニーカー

ヤエカのデニム、ヨーコサカモトの柿渋シャツ、コンバースのオールスター、キジマタカユキのバケットハットのメンズコーデ

柿渋染めシャツと濃紺のテーパードデニムに白スニーカーを合わせたカジュアルコーデ。

重めなカラーのトップスとボトムスに、白スニーカーとベージュのバケットハットを合わせることで抜け感をプラスし、軽快な印象を醸し出しています。

カーキとの合わせで野暮ったくなりがちなところ、デニムの中でも上品な濃紺カラーを選んでいるのが野暮ったく見えないポイント◎

 

白Tシャツ×デニム×チロリアンシューズ×サファリハット×ショルダーバッグ×腕時計

atonのTシャツ、ヤエカのデニム、KLEMANのチロリアンシューズ、エンダースキーマのバッグ、KIJIMA TAKAYUKIのサファリハットのメンズコーデ

白Tシャツ×デニムという王道コーデを革靴で上品に格上げしたシンプルコーデ。

地味にならないよう、ハット・バッグ・腕時計でアクセントをつけています。

シンプルだからこそ1つ1つのアイテムのシルエットには特に注意が必要。

 

 

マウンテンパーカー×白シャツ×デニム×スニーカー

バブアー×キャプテンサンシャインのマウンテンジャケット、古着の白シャツ、ヤエカのワイドテーパードデニム、アディダス×UNIONのスニーカーのメンズファッションコーデ

カジュアルなアイテムを中心に取り入れたコーデ。

野暮ったくならないよう、上品な白シャツを取り入れてバランスを取っています。

パーカーとスニーカーの色を合わせることで、統一感もアップしています。

 

ボアコート×白シャツ×タートルネック×デニム×チロリアンシューズ

ザノースフェース×ハイクのボアコート、コモリの白シャツ、ユニクロのタートルネック、ヤエカのデニム、クレマンのチロリアンシューズのメンズコーデ

ボアコートを使ったキレイめカジュアルコーデ。

同系色の白シャツとタートルネックをレイヤードして保温性と統一感を確保。

ボトムスはインディゴデニムと黒のチロリアンシューズのダークカラーでまとめることで、安定感をプラスしています。

 

ストームコート×白シャツ×タートルネック×デニム×チロリアンシューズ

エルエルビーンのストームコート、コモリシャツ、ゆにくろのタートルネック、ヤエカのデニム、クレマンのチロリアンシューズのメンズコーデ

全体を2色で統一したコーデ。

ストームコート、白シャツ、タートルネックを微妙に異なる同系色でレイヤードすることで、統一感がありながらも立体感を演出しています。

ボトムスはインディゴデニムとチロリアンシューズのダークトーンでまとめることで、スッキリと引き締まった印象に仕上げています。

 

 

まとめ

本記事は以上です。

今回のポイントを簡単にまとめておきます。

 

こんな方におすすめ

  • デニムはヤエカの代表的アイテム
  • シルエットや生地によってモデルナンバーが設定されている
  • 「10-13W」は最もオーソドックスなデニム生地のワイドテーパードシルエット
  • 毛羽立ちがあり独特な風合いが魅力
  • チェーンステッチやセルビッチ等の仕上げが綿密
  • オールシーズン使える上品で汎用性の高いデザイン
  • ジャストサイズで選ぶのがオススメ

 

ヤエカのデニムは正直どれを選んでも間違いありません。

あなたの好みや手持ちのデニムをもとに、どれを買い足すか検討されてみてくださいね。

 

それではまた別の記事でお会いしましょう。

 

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