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CETTIRE(セタイア)はやめとけ【なぜ安い?本物?購入品で評判レビュー】

セタイアはなぜ安い?本物?評判を購入レビュー
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KEN

月間最高18万PVのファッションブログ『K2J』を運営。大手アパレルのパーソナルスタイリングサービスでECスタイリストとして勤務し、ファッション色彩能力検定1級を保有。大手メディアへのファッションスナップ掲載経験や、医学研究科修士課程で培った分析力を活かし、理系的視点から「ロジカルなおしゃれ」を提案。これまでに100点以上のファッションアイテムやサービスをレビューしてきた「服好きの視点」から、読者目線に寄り添ったリアルなファッションコンテンツを発信中。

CETTIRE(セタイア)って、ハイブランドがやたら安いけど本当に安全?偽物じゃない?

こういった疑問にお答えします。

 

こんにちは、ファッションブロガーのKENです。

ネットでハイブランドを探していると、CETTIRE(セタイア)っていうファッション通販サイトが出てくることがありますよね。他の通販サイトよりも30%近く安いので、「ここで買ってみよっかな~」と考えてる人も多いはず。

その一方で、今まで聞いたこともない通販サイトなので、「ホントにこのサイトで買っても大丈夫かな?」と不安な人もいるんじゃないでしょうか。

 

そこで本記事では、実際にCETTIREで商品を買った僕が、通販サイトとしての品質を正直にレビューします。

結論からいうと、僕はCETTIREで洋服を買って後悔したので、利用するのはおすすめしません。理由を順番に解説していきます。

 

本記事の内容

  • CETTIRE(セタイア)とは?どこの国の通販サイト?
  • CETTIRE(セタイア)のブランド品はなぜ安い?
  • CETTIRE(セタイア)の商品は本物?偽物?購入レビュー
  • CETTIRE(セタイア)の評判・口コミ

 

CETTIREでの買い物を検討中の方は、購入前にぜひ本記事を最後までご覧ください。

それでは早速見ていきましょう。

 

 

CETTIRE(セタイア)とは?どこの国の通販サイト?

CETTIRE(セタイア)は、2017年にオーストラリアで誕生したファッション通販サイトです。

現在はオーストラリア証券取引所(ASX)に上場しています。これは、CETTIREという会社の株が「オーストラリアの公式な株式市場で売買できる状態になっている」という意味です。上場企業というのは「国に認められた証券取引所の審査を通過し、経営や財務の情報をすべて公開している企業」のこと。つまり、一定の信頼性と透明性を持っている会社だという証明でもあります。

たとえばユニクロを展開するファーストリテイリングが東京証券取引所に上場しているように、CETTIREもオーストラリアで「公の市場に認められた企業」として扱われている、というわけです。

 

世界中で売り上げは伸びている

CETTIREは設立からまだ10年も経っていない新興サイト。「新しい=進化している」とも言えますが、「歴史が浅い=信頼性が低い」という側面もあります。実際、日本ではまだ知名度が高くないので、「本当に安全なの?」「偽物じゃない?」と不安に感じる人も少なくありません。

一方で、世界的にはその安さを武器に急成長中。売上高は年々伸び続けており、欧米では「越境EC(海外在庫を直接販売する通販サイト)の代表格」として、すでに名の知れた存在になりつつあるようです。

ただし、このビジネスモデルはややグレーゾーンな部分も指摘されています。なので、安さの裏に潜むリスクを正しく理解しておくことが大切です。

 

Farfetch

CETTIRE(セタイア)の商品は本物?実際に買って検証してみた【品質レビュー】

CETTIREの商品は本物なのか?通販サイトとして信頼できる品質なのか?ここからは、実際に僕がCETTIREで購入したアイテムをもとに、リアルな体験レビューをお届けします。

 

CETTIREで購入したアイテムと価格差

 

セタイアで商品を注文する方法

僕がCETTIREで購入したのは、アンソニー・ヴァカレロによるSAINT LAURENT(サンローラン)のトレンチコート。国内定価はおよそ45万円。CETTIREではなんと35万円。約25%オフという破格の値段に惹かれて、ついに購入を決意しました。

実はこのコート、以前からずっと狙っていたもの。ようやくお金が貯まったころには公式オンラインでは完売しており、残っていたのはBUYMAとCETTIREだけ。どちらにするか悩みましたが、価格の安さにつられてCETTIREでポチることに。

 

CETTIREで注文した商品の状態と到着日数

セタイアで購入した商品の梱包

CETTIREから届いた商品の梱包状態

注文から商品が届くまでにかかった日数は約10日間。海外発送なのでこのくらいは想定内です。

届いた箱を開けてまず目に入ったのは、段ボールにビニール袋も緩衝材もなしで詰め込まれた保管袋。ハンガーに掛けられた状態でコートごと折りたたまれており、高級ブランド通販とは思えないほど、扱いが雑でした。

セタイアで購入した洋服の梱包

CETTIREから届いた段ボールの中身

これを見た瞬間、「え、これで終わり?」という拍子抜けしたのを覚えています。雨に降られたら中の商品まで浸水してしまうので、ビニール袋に入れるのは梱包方法の基本中の基本です。正直、ハイブランド通販としてはレベルが低すぎるという印象でした。

さらに保管袋を外した瞬間、思わずため息。

セタイアで購入した洋服の状態

CETTIREで届いたコート。シワだらけの状態。

ご覧のとおり、コート全体がシワだらけ。まるで長時間圧縮されたまま放置されていたような状態で、45万円のコートとは到底思えない見た目でした。

さらに専用の保管袋もシワシワ。

セタイアで購入した洋服の袋

コートに付属している専用袋もシワだらけ

 

細部をよく見ると、糸くずやほこりが随所に付着していて、検品がまったく行われていないことが一目でわかりました。

セタイアで購入した洋服の状態

CETTIREで届いたコート。糸くずがたくさん付着していた。

 

梱包から商品状態まで、ここまでがっかりした通販体験は正直初めて。ハイブランドを扱う通販としては、品質管理が明らかに不十分です。

 

返品対応の注意点:タグは絶対に切らないで!

セタイアで購入した洋服の返品タグ

CETTIREの返品用タグ。返品する時はこのタグを切らないように。

CETTIREでは、商品に「返品用タグ」が付いています。このタグを切ってしまうとどんな理由があっても返品不可になるため注意。

返品を検討している人は、タグを外さずに状態を確認するのが鉄則です。

 

CETTIREで注文した商品は本物?偽物?

あまりに状態が悪かったため、思わず「これ、本物なのか…?」と疑いました。そこで、細かい部分を実際に検証してみました。

まず、付属のサンローラン純正ハンガー、そしてコートの裏地にあるブランドロゴの刻印。質感・フォント・縫製位置などを比較した結果、本物と一致していました。

セタイアで購入した洋服の状態

サンローラン専用のハンガーとコート裏のブランドロゴ。このあたりの素材感を見ると本物らしい印象を受ける。

セタイアで購入した洋服の商品タグ

サンローランのコートに付属している商品タグ

セタイアで購入した洋服の商品タグ

サンローランのコートに付属している商品タグ。品番は本物と同じ。

 

さらに商品タグの品番を公式サイトの情報と照らし合わせても同一。この点から見ても、コピー品ではない=正規品である可能性が高いと判断できます。

とはいえ、近年の偽物は再現度が非常に高く、素人目には本物と見分けがつかないレベルまで進化しています。そのため、手元に届いてからも「本当に大丈夫かな…」と不安が残るのも正直なところ。

 

本物でも気分的に台無しになる理由

今回の最大の残念ポイントは、たとえ商品が本物でも、「これ本当に正規品かな?」と疑いながら着てしまうこと。

ファッションって、着ているときの気分やテンションも重要ですよね。だからこそ、「届いた瞬間からテンションが下がる」ような体験は、ハイブランドの価値を一気に下げてしまいます。

CETTIREは安さという魅力こそありますが、この体験価値の低さをどう受け止めるかが、利用するかどうかの分かれ道になりそうです。

 

SSENSE

CETTIRE(セタイア)はなぜ安い?

セール

CETTIREの商品が「本物?」と疑われる大きな理由のひとつが、あまりにも価格が安いという点。新シーズンのハイブランド商品でさえ、定価の20〜30%オフで並んでいることが珍しくありません。

では、なぜそんなに安くできるのか?結論から言うと、CETTIREが「グレーマーケット」という業態だからです。

 

グレーマーケットとは?

正規代理店ルートを通さずに、他国から商品を安く仕入れ販売する市場のこと。販売自体は合法ですが、ブランドの公式管理下にはない非公認ルートを指します。

 

CETTIREは自社で在庫を抱えているわけではなく、ヨーロッパの正規ブティックや認定セレクトショップと提携し、現地価格で安く仕入れた商品を、アジアやアメリカのユーザーへ販売しています。

つまり構造的には、「ヨーロッパで安く買って→他国で少し上乗せして売る」という転売(せどり)モデルに近い形。この流通構造により、公式オンラインや国内百貨店よりもはるかに低い価格を実現しているんです。

 

一般的にハイブランドは「国ごとの価格設定」が異なります。特にヨーロッパではVAT(付加価値税)が還付されるため、実質的に20%前後安く購入できるケースも多いです。

一方、アジア圏(日本・韓国・中国など)は輸入コストや関税が上乗せされるため、定価が高くなる構造になっています。この「国ごとの価格差」を利用してCETTIRE等のグレーマーケットは利益を出すことができます。

 

安さの裏に潜むリスクもある

ただし、このビジネスモデルには副作用もあります。仕入れ先が複数のブティックに分散しているので、検品体制・梱包品質・アフターサポートの一貫性が担保されにくいという点です。

その結果、今回のように状態最悪の商品が届くリスクがCETTIREにはあるわけです。

参考

同じくグレーマーケットとして知られているitalist(イタリスト)iconでは、こういった検品体制や梱包品質などを厳正に教育・審査しているため、質の高い通販体制を整えています。

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CETTIRE(セタイア)の商品は本物?偽物の可能性はある?

本物か偽物か

これだけ安いと、誰だって「本当に本物なの?」と疑いたくなりますよね。

結論からいうと、CETTIREで販売されている商品は基本的に本物です。ただし、「100%安心して買える」と言い切るには少し不安が残る構造です。

 

CETTIREの商品は本物である理由

CETTIREは、偽物を扱うような闇ルートではなく、正規品を非公式ルートで販売するグレーマーケット(並行輸入)型ECサイトです。つまり、扱っている商品は本物のハイブランドアイテムでありながら、ブランドの公式販売網を通さずに流通しているというだけの違いなんです。

CETTIREの物流の仕組み

お客さんがCETTIREで商品を注文→CETTIREが海外の提携ショップ(主にヨーロッパの高級セレクトショップなど)から商品を購入→その商品がCETTIRE経由で購入者に発送される

 

この構造をわかりやすく言い換えると、BUYMA(バイマ)の企業版のようなもの。BUYMAが個人のバイヤーを介して販売しているのに対し、CETTIREは企業として大量に買い付け・販売を行っているという立ち位置です。

つまり、CETTIREは「販売者=ブランド」ではなく「販売の仲介業者」。ブランドから直接仕入れているわけではありません。

 

それでも「100%本物」とは言い切れない理由

個人的に「100%本物と安心はできない」というのが本音です。その理由は、「仕入れ経路が不透明」な点にあります。

グレーマーケットはブランドが正式に認めた流通ルートではないので、どのショップから仕入れているのか、どんな基準で選定しているのかが公開されていません。そのため、「基本的に本物ではあるけど、完全に保証はできない」という微妙な立ち位置になってしまうわけです。

たとえばSSENSE(エッセンス)ような有名な海外通販サイトは、ブランドやデザイナーと直接契約しているため、100%正規品ルート。一方CETTIREは、ヨーロッパの複数のブティックやセレクトショップなど、第三者経由で商品を仕入れています。もしその中の1店舗でも偽物を扱っていた場合、CETTIRE側も知らずに販売してしまうリスクがある、という構造なんです。

同じグレーマーケット型でも、italist(イタリスト)iconは仕入れ先を厳正に審査しているため、CETTIREよりも信頼性が高いと思います。

 

ちなみに、CETTIREの公式サイト『よくあるご質問』には、「CETTIREの商品は本物ですか?」というFAQがあります。その回答は次の一文だけ。

Cettireで取り扱うすべての商品は、正規品であることを確認しています。

出典:CETTIRE公式サイト

一見しっかりしているように見えますが、「どのように正規品を確認しているのか」「仕入れ基準は何か」といった根拠が一切書かれていません。

つまり、「本物です」とは言っているけれど、「なぜ本物といえるのか」が説明されていないということ。消費者としては、やはり少し不安が残りますよね。

 

 

stok

CETTIRE(セタイア)の評判・口コミを徹底分析|信頼できる?それとも危険?

CETTIRE(セタイア)の信頼性を見極めるうえで欠かせないのが、実際に購入した人のリアルな声。ここでは、世界中のレビューが集まる口コミサイトTrustpilotの評価をもとに、CETTIREの評判を分析していきます。

 

総合評価:5点中3.7点「悪くはないけど、安心とも言い切れない」

セタイアの評判

CETTIREの評判(出典:Trustpilot

まず全体のスコアから。CETTIREの総合評価は、5点満点中3.7点(レビュー件数8万件超)。数字だけ見ると「そこそこ良い」と思うかもしれませんが、ファッションECとしてはやや微妙なライン。

特に注目すべきは、評価の分布です。高評価()が67%と多い一方で、低評価()が21%=およそ5人に1人が最低評価をつけています

セタイアの評判

高評価が大部分を占める一方、5人に1人の割合で1つ星の低評価という結果。

 

これは、「購入者の満足度にムラがある」という明確なサイン。同じ海外通販でも、FARFETCHが4.3点、SSENSEが4.2点と「優良」評価を得ていることを考えると、CETTIREの評価はやはりワンランク下といえます。

 

CETTIREの良い口コミ

送料、関税、手数料など上乗せなし
欲しくてあちこちのショップを検索中に当店に出会い、最安価だったので初めて購入。
バ⚫︎マのように表示金額に手数料や関税などの上乗せもなく、送料込みで表示日本円価格のみで受け取ることができる。しかも、ブラックフライデー、ホリデーシーズンにも関わらず、発注から5日目にDHLで手元に届けられた。
適切な大きさの箱と、ブランドのハンガー付きで、良い状態。
ぜひまた利用したい。

出典:Trustpilot『Cettire

商品はとてもお洒落で気に入ったのですが
商品はとてもお洒落で気に入ったのですが、サイズ合わなくて残念です。交換が出来きず、返品対応になったのですが、とても丁寧に対応していただいています。次回からはサイズをしっかり確認して購入したいと思います。

出典:Trustpilot『Cettire

本物がアウトレットと同じ価格で買えました
本物がアウトレットと同じ価格で買えました。

出典:Trustpilot『Cettire

 

ポジティブな声をまとめると、以下のような傾向があります。

  • 表示価格に送料・関税が含まれており、追加費用が発生しない
  • セール時期でも配送が比較的早い(5〜7日程度)
  • 梱包が丁寧で、ハンガー付き・正規タグ付きなど状態が良いケースもある

 

ようするに、「価格の安さ」と「届く早さ」に満足している利用者が多い印象。中には「他サイトより2万円以上安く買えた」「正規品がアウトレット並みだった」という声もあり、価格重視派には大きなメリットがあるようです。

 

CETTIREの悪い口コミ

一方で、評価の内容を見ていくと、共通する不満点がいくつも浮かび上がります。

商品の状態が悪い

日本語で失礼致します
日本語で失礼致します。
初めて今回利用しました、ブランドtシャツを購入したところ人毛?が付着していたりタグがボロボロになっていたりと最悪な商品が届きました。
すぐ返品要求をしましたが、長文の英語でいろいろと指示を受けて簡単ではなかったです。返金してくれるのかも不安な所です。
もう2度と利用はしないと思います。

出典:Trustpilot『Cettire

残念です
箱が潰れていて、商品の靴下もしわしわ。糸がつれているところもあって、本当に新品ですか、、?というかんじでした。

出典:Trustpilot『Cettire

僕自身の体験とも一致しますが、「シワだらけ」「汚れ・糸くず付き」など商品の状態が悪いという口コミが非常に多いです。CETTIREはすべて新品を販売しているはずですが、保管や検品の管理体制が不十分な印象です。

 

商品が届かない。届くまで時間がかかる。

1か月たっても届かない
12月11日に注文して、まだ荷物が届かない。
問い合わせても、発送の順番を優先しますというテンプレしか返って来ない。
予想としては多分商品がないのだと思う。
キャンセルしようにも手数料がとられる。
詰んだ・・・と思っている。

出典:Trustpilot『Cettire

CETTIREの公式サイト『よくあるご質問』には「通常3〜7営業日で配送」とありますが、これは「発送までの日数」であり、「到着までの日数」ではないという落とし穴があります。

ただ、海外発送なので多少の遅延は仕方ないものの、1カ月以上届かないのは明らかに異常です。

 

商品の返品に時間がかかる。返品手数料が高い。

返品手数料は関税含め高額な手数料が引かれます
返品できるということならと、日本よりお安く買えたので79000円の靴を購入しました。しかしサイズが合わず返品。クレジットカードに戻ってきた金額は60200円。18800円の手数料がとられました,
返品手続きの際のメールには送料含め関税の事なども特に記載はなくdhlの伝票が添付されただけ。自分で調べたら返品ポリシーに小さく記載があるだけで、ここを読んで買い物する人いるのかなと。このあたりはもっとわかりやすく記載しないとトラブルのもとになると思いました。高い勉強代になりました。みなさまもお気をつけください。私は二度と利用しません。

出典:Trustpilot『Cettire

リスクのあるサイト
注文とは全く別の商品が届き、誤配送なので全額返金するとのことだったが、返金されると返送料とTAX相当額が差し引かれていた。
返金不足分について問い合わせると何故か細切れにしか返金されず、こちらからアクションしないと全く進展しないので、何度も繰り返し問い合わせし続けなければいけない状況が続いた。
あまりにも埒が明かないので途中からカード会社のチャージバック申請も並行し、最終的には全額回収できたものの、それまで20通近いメールをやりとりすることになり、返品から全額返金まで2か月以上かかった。

調べたところ類似トラブルの相談を何件か見つけたので(誤配送を認めない、返金してくれない、一方的に返送料を差し引かれた等)、基本的に利用にリスクを伴うサイトだとおもう。

出典:Trustpilot『Cettire

不良品送られても返品したらお金を引かれます。
JIMMY CHOOの財布を購入したら梱包材も何も無いダンボールにそのまま商品入れて送ってきました。
財布の箱にはひと目でそれとわかる大きな破れがあり返品しましたが、10日以内に返金とあるのにいつまで待っても連絡が来ません。
こちらからカスタマーセンターに連絡して返金してもらいましたが、なんと送料分に加え支払った税金まで引かれての返金…。
250ドルの財布買って税金含めた支払いは286ドルでしたが、返金は226ドル、つまり6000円以上も引かれて返金されました。
送られてきた時のダンボールに傷などが無いので発送前から財布の箱が破損してたのは明らかです。
仮に客から返品されても客がお金を引かれるだけという最低なシステム。
梱包というレベルではない発送といい海外通販の中ではかなり悪質で低レベルだと思いました。
もちろんこのCettireは絶対におすすめしません。

出典:Trustpilot『Cettire

返品関連のトラブルは特に多く、「高額な返品手数料」「返金まで1〜2か月」「英語対応で複雑」など、サポートの不親切さを指摘する声が目立ちます。

海外通販では関税や送料を差し引かれるのは珍しくありませんが、CETTIREの場合は説明不足・対応遅延が重なってトラブル化しているケースが多いようです。

 

Farfetch

まとめ:CETTIREは「安いけど、リスクが大きい」通販サイトです

ハイブランドの価格が年々上がり続ける中、CETTIREの割引価格はたしかに魅力的ですよね。憧れのアイテムが3割近く安く手に入ると聞けば、「ここで買っちゃおうかな」と思うのも自然な流れ。

でも、結論からいえばCETTIREでの購入はリスクが高いです。安くても、届いた商品がシワだらけだったり、梱包が雑だったり、返品に数週間かかったり。しかも返品手数料が高く、返金額を見てガッカリする人も少なくありません。

ハイブランドは「モノ」を買うだけではなく、「体験」を買うもの。届いた瞬間のワクワク、着たときの高揚感、そこまで含めてブランドの価値です。その体験が台無しになるくらいなら、最初から信頼できる正規ルートで安心して買うほうが、結果的に満足度は高いと思います。

CETTIREは「安さ重視でリスクも受け入れる人」には向いていますが、「確実に本物を、安心して買いたい人」にはおすすめしません。

 

安心してハイブランドを安く買うならこちら

信頼できる海外通販サイトをまとめた記事『ハイブランドが安く買える!安全な海外ファッション通販サイト9選』でまとめているので、ぜひ参考にしてください。

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KEN

月間最高18万PVのファッションブログ『K2J』を運営。大手アパレルのパーソナルスタイリングサービスでECスタイリストとして勤務し、ファッション色彩能力検定1級を保有。大手メディアへのファッションスナップ掲載経験や、医学研究科修士課程で培った分析力を活かし、理系的視点から「ロジカルなおしゃれ」を提案。これまでに100点以上のファッションアイテムやサービスをレビューしてきた「服好きの視点」から、読者目線に寄り添ったリアルなファッションコンテンツを発信中。