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TOKIARI(時在服飾設計)とは?ブランドの魅力と特徴を徹底解説

TOKIARI(時在服飾設計)とは?ブランドの魅力と特徴を徹底解説
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KEN

月間最高18万PVのファッションブログ『K2J』を運営。大手アパレルのパーソナルスタイリングサービスでECスタイリストとして勤務し、ファッション色彩能力検定1級を保有。大手メディアへのファッションスナップ掲載経験や、医学研究科修士課程で培った分析力を活かし、理系的視点から「ロジカルなおしゃれ」を提案。これまでに100点以上のファッションアイテムやサービスをレビューしてきた「服好きの視点」から、読者目線に寄り添ったリアルなファッションコンテンツを発信中。

「なんとなく服を選ぶのではなく、意味のある服を身につけたい。」そんな思いを持つ人に、TOKIARI(トキアリ)というブランドは強く響くはずです。

SNSや一過性のトレンドとは距離を置き、着る人の人生に静かに寄り添う服を生み出すTOKIARI。アイテムそのものはミニマルで静謐、けれどどこか強い存在感を放ちます。「時間を纏う服」——そんな詩的な言葉がぴたりとハマるブランドです。

本記事では、TOKIARIというブランドの魅力や特徴を深掘りしていきます。服づくりの思想、デザインの特徴、素材へのこだわり、おすすめアイテムや購入方法まで、初めての方にもわかりやすく解説しています。

「長く大切に着られる服」「自分の価値観と呼応する服」を探している方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

TOKIARI(時在服飾設計)とは?

ブランドの概要

TOKIARI(時在服飾設計)のブランドタグ

TOKIARI(トキアリ)は、2022年にスタートした京都発のデザイナーズブランドです。「すべての出来事に時がある」という伝道の書 3章の一節をインスピレーションに誕生しました。

ブランド名の「TOKIARI」は、直訳すれば「時が在る」という意味。けれど、それは単なる時間軸の話ではなく「人生の中で起きるあらゆる出来事には、それぞれに意味のあるタイミングがある」という深い哲学に裏打ちされています。

このブランドの核となるのは、「白と黒の対比で表現される、相反する出来事たち」。たとえば、喜びと悲しみ、出会いと別れ、生と死。それらすべてを肯定し、「どんな時も共に寄り添える衣服」をつくることを目指しています。

言い換えれば、TOKIARIは「流行」を追うブランドではありません。むしろその逆。時代に流されることなく、人の営みに静かに寄り添う「タイムレスな衣服」。それがTOKIARIの本質です。

 

デザイナー「中村憲一」とは?

TOKIARI(時在服飾設計)のデザイナー「中村憲一」

TOKIARI(トキアリ)というブランドには、デザイナー「中村憲一」氏の生き方と美意識が、深く息づいています。

中村さんは岩手県・盛岡市の出身。雄大な自然に囲まれた環境で育ったことが、彼の「静けさの中に宿る美」を追い求める感性の原点になっています。日々の何気ない瞬間や、自然の移ろいを丁寧に見つめる視点。その感受性が、TOKIARIの「余白の美学」や「時間とともに深まるデザイン」に結びついているんです。

さらに、彼が魅了されていったのは、「仏教」や「目には見えないものの美しさ」。形や装飾にとらわれず、本質だけを丁寧にすくい上げていく。そんな精神性も、TOKIARIのアイテムには一貫して流れています。

 

長年にわたるアパレル業界での実績

また中村さんは、長年にわたってバイヤーとして国内外のブランドと関わり、セレクトショップで経験を重ねてきた人物でもあります。なかでも、JAN‑JAN VAN ESSCHE(ヤンヤン・ヴァン・エシュ)ZIGGY CHEN(ジギー・チェン)といった前衛的かつ詩的なブランドを、日本のマーケットにいち早く紹介してきた実績は特筆すべきポイントです。

「誰かのつくった価値観に寄りかかるのではなく、自分の美意識で服をつくりたい」

その思いが実ったのが、2020年に彼が京都へ拠点を移し、立ち上げた自身のブランド「TOKIARI」。文化と静けさが共存する京都の空気が、ブランドの空気感と美しく重なり合い、TOKIARIの世界観をより豊かなものへと昇華させています。

現在ではこれらの実績を活かして、自信のブランドも取り扱う時在服飾設計というセレクトショップを、京都にて運営しています。

 

TOKIARI(トキアリ)の特徴とこだわり

TOKIARIはなぜ魅力的なのか?その理由は、「見た目以上に深い設計思想」「妥協なきクラフトマンシップ」にあります。具体的にわかりやすくかみ砕いてお話していきます。

 

① ミニマルなのに「ひねり」のあるデザイン

TOKIARI(時在服飾設計)のレディースコーデ

「TOKIARI」の服は、一見とてもシンプル。でも、その静けさの中に、強い個性が宿っています。たとえば、余計な装飾をそぎ落としたクリーンなデザインには、日本の「侘び寂び」の美意識が根づいています。これは、あえて「何も語らない」ことで、着る人の内面や空気感を引き立てるように設計されたもの。

でもよく見ると、細部に必ず「ひねり」が効いています。たとえば、二つボタンのドゥエボットカラー(シャツの襟元に2つのボタンが付いているデザイン)や、ロング丈のシャツなど。

誰でも似合う「普遍性」と、着る人の個性を引き立てる「非凡さ」が絶妙に共存している。だからこそ、「ただの定番」では終わらない魅力があるんです。

 

② こだわり抜かれた素材選びと仕立て

TOKIARI(時在服飾設計)のシャツ

TOKIARIが大切にしているのは、肌で感じる心地よさ。化学繊維は使わず、コットン・リネン・シルク・ウールなどの天然素材を贅沢に採用。その中でも、風合い・通気性・肌触りにすぐれた生地だけを厳選しています。

そして、ボタンひとつにも妥協がありません。ジャケットやシャツには、水牛ボタンや黒蝶・白蝶ボタンを使用。これらはボタンの中でも特に高品質で、どれも天然素材ならではの深みと輝きが感じられます。

TOKIARI(時在服飾設計)のシャツの貝ボタン

さらに、縫製も見逃せません。1インチ(約2.54cm)あたりに何本ものステッチを打ち込む高密度運針によって、見えないところまで丁寧に仕上げられています。

まさに「GOD IS IN THE DETAILS(美は細部に宿る)」の精神が貫かれたものづくり。長く愛用できる理由は、こうした見えない手間ひまにあるんです。

 

③ ユニセックスで着用できる、ゆるりとしたシルエット

TOKIARI(時在服飾設計)のメンズ・レディースコーデ

TOKIARIの服は、男性・女性の区別を超えて楽しめるユニセックス仕様。どのアイテムも、体のラインを締め付けず、ふわりと包み込むようなシルエットで仕立てられています。こうした「ゆるさ」は、ただ楽なだけじゃありません。

肩の落ち方や袖の長さ、裾の広がり方など、細かな設計によって、体型や性別を問わず美しく見えるバランスが計算されています。リラックスしながらも、きちんと見える。そんな理想的なバランスを保った、TOKIARIならではの設計が、日常にそっと寄り添ってくれます。

 

④ 白と黒で表す対極の美学

TOKIARI(時在服飾設計)のメンズ白シャツコーデ

TOKIARIのコレクションには、白と黒のアイテムが特に多く登場します。これは単なる配色の好みではなく、「対極にあるものを共存させる」という哲学に基づいたデザイン表現です。

白は「無垢さ」や「はじまり」を象徴し、黒は「深さ」や「終わり」を思わせる。そんな両極の色を織り交ぜることで、服に「余白」と「緊張感」が生まれ、着る人の心や風景に静かに溶け込む。色数が少ないからこそ、シルエットや素材感の美しさが際立ちます。

TOKIARI(時在服飾設計)のレディース黒シャツコーデ

まるで水墨画のように、モノトーンの世界に豊かな感情を宿す。それがTOKIARIらしさの一つです。

 

TOKIARI(トキアリ)はこんな人におすすめ

TOKIARI(時在服飾設計)のショップ

TOKIARIの服は、次のような方にぴったりです。

 

① タイムレスでミニマルなファッションが好きな人

「一過性のトレンドには流されず、ずっと着続けられる服を選びたい」。そんな人にTOKIARIはおすすめです。デザインは極限までそぎ落とされていて無駄がなく、それでいて印象に残る。「余白の美学」とも言えるこのスタイルは、日本的な静けさや余韻を感じさせ、まさに「着る詩」のような佇まいを持っています。

色はモノトーンやナチュラルカラーが中心で、どんなアイテムとも自然に馴染む。しかも、毎日着ても飽きがこないんです。だから、少ない服で豊かに暮らしたい「ミニマリスト」な感性を持つ人にもぴったり。

 

② 服にストーリーや哲学を求める人

TOKIARIの服には、一着一着に「人生の悲喜交々を共に歩む存在でありたい」という深い願いが込められていて、まるでお守のような存在。ブランドコンセプト「AMULET CLOTHES(御守服)」がその象徴です。

表面的なおしゃれ以上に、どんな想いで作られたか、なぜこの素材で仕立てられているのか。そんな背景を知ることで、服ともっと深くつながることができるはずです。自分の価値観や生き方とリンクするような「哲学を持った服」を求める人には、きっと心に響くブランドです。

 

③ 素材や仕立てにこだわる人

TOKIARIは、「YAECA」や「MARKAWARE」などの素材や仕立てにこだわるブランドが好きな方にも相性抜群です。というのも、どちらも共通して天然素材へのこだわりや日常着としての完成度を大切にしているから。

ただ、TOKIARIにはそこにもう一歩、モード的なニュアンスがあります。直線的なラインや大胆な分量感、静けさの中に芯を感じさせるデザインが、他ブランドとは異なる存在感を放っているんです。

「上質な天然素材の服が好きだけど、ちょっとだけ主張のあるデザインも取り入れたい」「ナチュラルすぎると物足りない」という人には、まさにドンピシャです。

 

 

TOKIARI(トキアリ)のおすすめアイテム3選

TOKIARIの中でも代表的なアイテムとして知られているのが、シャツです。単にシャツといっても、TOKIARIにはさまざまなデザインが展開されています。

今回はその中でも、特におすすめのモデルを3つ厳選してご紹介します。

 

京都の静寂が宿る、美しき陰影のシャツ①TOBARI(トバリ)

TOKIARI(時在服飾設計)のシャツ「TOBARI」

TOBARI(出典:時在服飾設計 ONLINE SHOP)

TOKIARIを代表する一着が、このTOBARI(トバリ)です。インスピレーション源は、京都で体験した「朝と夜の帷(とばり)」。静寂に包まれた街の空気、室内と外を隔てる薄衣、闇に溶ける艶。そんな情緒を、「白と黒」を軸にした対極の美学で表現しています。

デザインは一見クラシックながら、随所にTOKIARIらしいひねりを効かせています。たとえば襟元には、2つボタン仕様のドゥエボットカラーを採用。立体感のある襟が、顔まわりに上品な印象と色気をもたらします。さらに、肩や背中、袖に施されたギャザーが、布の陰影に奥行きを与え、動きとともに美しく表情を変えてくれるんです。

和装のような「間」を感じさせる構築美と、洋装の立体的な仕立て。この融合が、TOBARIにしかない静かで深い存在感を生んでいます。

TOKIARI(時在服飾設計)のシャツ「TOBARI」の女性着用例 TOKIARI(時在服飾設計)のシャツ「TOBARI」の男性着用例

 

TOBARIの代表的な素材

TOBARIは、モデルは同じでも素材違いで展開されており、どの季節に着ても快適で上質。とくに人気のある代表的な3素材をご紹介します。

 

  • 【ブロードコットン】高級ドレスシャツに用いられる、100番手の強撚双糸を高密度で織り上げた一枚。なめらかな光沢とさらりとした肌触りがあり、洗濯後もシワになりにくく、ノンアイロンでも美しい表情を保ちます。きちんと見えるのに、日常使いしやすい。まさに「大人の日常着」にぴったりな素材です。
  • 【ハードマンズリネン】1835年創業の老舗・ハードマンズ社による、毛羽立ちの少ない上質なリネン。原料の段階で短繊維を大胆に取り除き、希少な長繊維のみを使用することで、美しい光沢と丈夫さを両立。着るたびに身体になじみ、洗いざらしでもサマになります。
  • 【リネンシルク(LINEN38% / SILK62%)】経糸にリネン、緯糸にシルクネップ糸を使用した、やわらかくナチュラルなヴィンテージ感が魅力の生地。ネップが生み出す独特の表情と、しっとりとした質感が混ざり合い、まるで“時間をまとっている”かのような一着に。日本の職人技が光る、滋賀県での丁寧な仕上げにも注目です。

 

 

 

ミニマリズムとテクスチャの妙が際立つスタンダードシャツ②HIKARU(ヒカル)

TOKIARI(時在服飾設計)のシャツ「HIKARU」

HIKARU(出典:時在服飾設計 ONLINE SHOP)

HIKARU(ヒカル)は、TOKIARIが提案する「最も無駄のないシャツ」。あえて装飾性や過度なディテールを排除することで、削ぎ落とされた先に浮かび上がる「質の良さ」や「生地の表情」を引き立たせています。

胸ポケットは省略し、襟はわずかに短めのレギュラーカラーを採用。いずれも極めてシンプルなディテールながら、全体として見るとしっかりと存在感のある佇まいに仕上がっています。

どんな服装にも自然に馴染み、それでいて自分らしさを損なわない。シーンを選ばず着用できるため、ワードローブの中でつい手が伸びる、頼れるスタンダードです。

TOKIARI(時在服飾設計)のシャツ「HIKARU」の女性着用例 TOKIARI(時在服飾設計)のシャツ「HIKARU」の男性着用例

 

HIKARUの代表的な素材

HIKARUもまた、TOBARIと同様に季節に応じてさまざまな素材が用意されています。

ブロードコットン、ハードマンズリネン、リネンシルクに加えて、シャトル織機で時間をかけてゆっくりと織り上げられた「ヴィンテージオックスコットン」なども展開。素材が変わることで印象や着心地にも変化が生まれます。

 

 

HIKARUについては、以下の記事で詳しくレビューしています。興味のある方はぜひ参考にしてください。

 

 

幽玄な存在感をまとう、ミニマルなシャツコート③PHANTOM(ファントム)

TOKIARI(時在服飾設計)のシャツ「PHANTOM」

PHANTOM(出典:時在服飾設計 ONLINE SHOP)

静けさの中に佇むような、圧倒的な存在感。それがPHANTOM(ファントム)です。フロントは比翼仕立てにより装飾性をそぎ落とし、襟元は3つボタンのハイネック、袖先にはロングカフスを採用。クラシックとモードが交差するディテールが、静寂ながらも強い印象を残します。

肩・背中・袖に施されたギャザーが、動くたびに豊かな陰影を生み出し、見る角度によって表情を変える美しいシルエットを実現。マキシ丈とAラインが生み出す迫力のあるフォルムは、ノスタルジックでありながら、どこまでも現代的です。

襟を閉じてシャープに、開いてリラックスに。ボタンを全開にすればシャツコートとしても着用可能。幅広いスタイルに柔軟に対応する、多面的な魅力を備えた一着です。

TOKIARI(時在服飾設計)のシャツ「PHANTOM」の女性着用例 TOKIARI(時在服飾設計)のシャツ「PHANTOM」の男性着用例

 

PHANTOMの代表的な素材

PHANTOMには、風合いも存在感も異なる3種の素材が用意されています。それぞれの生地が持つ「質感の奥行き」が、シルエットの美しさをより一層引き立てます。

 

  • 【コットンリネン】国産リネン100%生地に反応染めを施し、さらに日本古来の技法「墨染」で仕上げた贅沢な素材。リネンの溝に墨が染み込み、奥行きのある濃淡を表現。着込むごとにゆっくりと色が変化し、まるで時間が染み込んだような表情を楽しめます。
  • 【テックウール(トロピカルウール)】100番手のウール双糸を日本の技術で平織りに仕立てた、極めて軽やかな高機能素材。上品な艶とひんやりとした接触冷感で、夏場でも快適な着心地をキープ。ウォッシャブル・防シワ・抗菌防臭と、現代の気候にフィットしたテクノロジーも備えています。
  • 【リネンシルク(LINEN38% / SILK62%)】経糸にリネン、緯糸にシルクネップ糸を使用した、やわらかくナチュラルなヴィンテージ感が魅力の生地。ネップが生み出す独特の表情と、しっとりとした質感が混ざり合い、まるで“時間をまとっている”かのような一着に。日本の職人技が光る、滋賀県での丁寧な仕上げにも注目です。

 

 

TOKIARI(トキアリ)はどこで買える?

TOKIARI(時在服飾設計)のショップ

TOKIARIのアイテムが気になったら、どこで手に入れればいいのか?

まず、実店舗で現物を見たい場合は、京都・藤井大丸の4階にある直営店がおすすめ。ブランドの世界観を体感しながら、実際の質感やサイズを試せます。

 

TOKIARIの直営店

  • ショップ名:時在服飾設計
  • 住所:〒600-8031 京都府京都市下京区貞安前之町605 藤井大丸4階
  • 営業時間:10:30 – 20:00
  • 連絡先:info@tokiari.com / TEL: 075-708-3646

 

オンラインで購入したい場合は、公式通販の時在服飾設計 ONLINE SHOPが確実。新作の情報もいち早くチェックできます。

さらに、静岡のhakaや愛知のTHE TRUNK BY OBOISTなど、セレクトショップでの取扱いもあるので、お近くの方はそちらもチェックしてみてください。

 

送料・返品交換について

「時在服飾設計 ONLINE SHOP」の送料は、「北海道1,300円/沖縄1,800円/本州・四国・九州700円」。

商品到着後7日以内までなら、返品・交換可能です(※商品の欠陥による返品・交換はブランド側が送料負担、自己都合による返品・交換は購入者負担となります)。サイズが合わない・イメージが合わないという、通販にありがちな失敗も、時在服飾設計の公式通販なら安心です。

気になるアイテムがあったら、在庫があるうちに早めのチェックがおすすめ。少量生産のブランドなので、完売後の再入荷は未定なことも多いです。

 

 

TOKIARIに関するよくある質問(FAQ)

ここでは、TOKIARIに興味を持った方が気になる「よくある質問」にお答えします。

 

Q. シャツはいつでも買える?

シャツはTOKIARIの「顔」ともいえる定番アイテム。多くのモデルがシーズンを超えて再販されることもあります。

ただし、常に在庫が補充されるわけではありません。人気モデルはシーズン中に完売してしまうことも多く、売り切れた場合は少なくとも次のシーズンまで再入荷されない可能性があります。

気になるモデルを見つけたら、できるだけ早めの購入がおすすめ。少量生産かつ在庫管理にこだわるブランドなので、再入荷や再販時期は未定なことがほとんどです。

 

Q. シャツ以外にもアイテム展開はあるの?

あります。

TOKIARI=シャツのイメージが強いですが、実際にはコートやジャケット、Tシャツ、パンツなどの幅広いアイテム展開があります。

春夏にはコットンやリネン素材の軽やかなシャツやTシャツ、秋冬にはウールのロングコートやシルクのシャツなど、季節ごとにテーマ性のあるコレクションを展開しており、ラインナップは毎シーズン変化します。

 

Q. TOKIARIの価格帯はどれくらい?

1着2万円台から購入できます。

TOKIARIは、高いデザイン性・上質な素材・丁寧な縫製を兼ね備えながら、比較的手に取りやすい価格帯が魅力のブランド。

たとえば定番のシャツは23,800円〜と、ドメスティックブランドとしては標準的なライン。また、マキシ丈のシャツコートやディテールの凝ったアウターでも3〜5万円台が中心で、クオリティを考えるとかなりコスパが高い印象です。

「高すぎないけど、ちゃんと長く着られる」。そんなちょうどいい価格帯にこだわっているのがTOKIARIの魅力です。

 

Q. サイズ感はどんな感じ?選び方のポイントは?

全体的にゆったりとしたユニセックス設計です。

TOKIARIのアイテムは、ユニセックスを前提としたサイズ設計で、シルエットもややオーバーサイズ寄り。サイズ展開は基本的に「0・1・2・3」の4種類ですが、商品によっては「1と2のみ」の展開になることもあります。

 

  • 女性は「サイズ0〜1」が目安
  • 男性は「サイズ2〜3」が目安

 

ただし、一般的なデザイナーズブランドと比べてもやや大きめな作りになっているため、男性でもサイズ1がジャストな場合もあるので要注意。サイズ選びで迷ったら、公式オンラインショップの商品ページにあるサイズ詳細をチェックして、自分の体型と照らし合わせるのが安心です。

 

まとめ|TOKIARIは「時間をまとう服」

TOKIARIの服は、ただ着飾るためのものではありません。流行に追われるのではなく、自分の「今」を丁寧に味わいながら歩む。そんな時間の積み重ねに寄り添ってくれる存在です。

もちろん、選ぶのはあなた自身。けれどもし今、「ただの服」では満たされない感覚を少しでも感じているなら、TOKIARIの服を着てみるタイミングなのかもしれません。

まずは、気になるアイテムを時在服飾設計のオンラインショップでチェックしてみてください。お気に入りが見つかったときにすぐ動けるよう、在庫があるうちの確認が安心です(人気アイテムは次のシーズンまで再入荷がないこともあるので、要注意!)。

 

 

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月間最高18万PVのファッションブログ『K2J』を運営。大手アパレルのパーソナルスタイリングサービスでECスタイリストとして勤務し、ファッション色彩能力検定1級を保有。大手メディアへのファッションスナップ掲載経験や、医学研究科修士課程で培った分析力を活かし、理系的視点から「ロジカルなおしゃれ」を提案。これまでに100点以上のファッションアイテムやサービスをレビューしてきた「服好きの視点」から、読者目線に寄り添ったリアルなファッションコンテンツを発信中。