こういった疑問にお答えします。
ここ最近、『Stok』(stok.store)という名前のラグジュアリーファッション通販サイトを見かけることが増えてきました。
ハイブランドの商品が最大80%OFFで購入できるため、気になってる人も多いはず。
でも、あまりに安いと「そんなうまい話あるのか?」って疑っちゃいますよね。「Stok」という名前の通販サイトに聞き馴染みがないのもあり、「怪しい」「偽物がないか不安」と感じる人もいるんじゃないかと。
ぶっちゃけ、僕も最初は「怪しくね?」って思っちゃいました。
そこで本記事では、「Stokとはどんな通販サイトなのか?信頼できるのか?偽物はないのか?」といった点を徹底的に調査しました。
気になってる人はぜひ参考にしてみてください。
本記事の内容
- Stokのブランド品は本物?偽物はある?
- Stokで買い物するメリットは?
- Stokの評判・口コミ
それでは早速見ていきましょう。
Stokのブランド品は本物?偽物はある?
結論からいうと、Stokのブランド品は基本的に本物と考えてよさそうです。
ただし、通販サイトとしての構造を考えると、偽物が100%ないとは言い切れないのが正直なところ。
なぜ本物といえるのか、なぜ偽物がないとは言い切れないのか、理由を順番にお話ししていきます。
本記事を作成するにあたり、Stokについて徹底的に調べ上げました。ただし、僕はまだStokで買い物したことがないので、内容としてはあくまで「推定」の範囲です。
実際に届いたときの商品が本物であるかどうかや、状態・品質などは、一切保証できません。購入する場合は自己責任でお願いします。
Stokのブランド品が「本物」といえる理由
Stokのブランド品が基本的に「本物」といえる理由は、以下の2点です。
- 日本の有名企業が運営している
- 評価スコアが基準を満たしている
順番に見ていきましょう。
①日本の有名企業が運営している
Stokを運営しているのは、東京都渋谷区恵比寿にある「franky株式会社」という会社です。しっかりと法人登録もされています(参考:国税庁 法人番号公表サイト『franky株式会社の情報』)。
この会社の代表取締役は、「赤坂 優」という有名な起業家。調べてみたところ、以下のような実績があるようです。
- 2008年:株式会社エウレカを西川と設立し、代表取締役CEOに就任。
- 2012年:国内最大級の恋愛・婚活マッチングサービス「Pairs」をリリース。現在会員は1,000万人まで成長。
- 2015年:NASDAQ上場企業の米国Match Groupに同社の発行済全株式を売却。
- 2016年:国内スタートアップを中心としたエンジェル投資を行い、約90社に出資。株式会社trippiece社外取締役。
- 2020年:franky株式会社を始動。
出典:franky株式会社
中でも、マッチングアプリの『Pairs(ペアーズ)』は、今となっては若者の間でなじみ深いものになりました。有名なので知ってる人も多いですよね。
franky株式会社は、さまざまなメディアで取り上げられる評価の高い企業です。正直、偽物を売ってたらすぐバレるので、もし偽物とわかった上で商品を売っていたら、Stokだけでなく企業全体が終わりです。優良企業がそんなバカな真似はしません。
もちろん、これだけで「偽物がない」という根拠にはなりません。ですが、運営者が信頼できる会社・人であるということは、通販サイトを利用する上でかなり重要なポイントになります。
②評価スコアが基準を満たしている
通販サイトが安全か、それとも詐欺の可能性があるかを教えてくれる、『ScamAdviser』というサイトがあります。
URLを入力するだけで、その通販サイトの信頼性を数値化できる代物です。
信頼性の数値化には、以下のような指標を採用しています。
- WebサーバーのIPアドレス
- Webサイト上の連絡先詳細の有無
- URLの古さ
- レビューサイトでの評価
- セキュリティ
ScamAdviserによると、Stokのスコアは100点満点中82点でした。「信頼性が高い。このサイトは安全に使えそうだ。」という評価が出ています。
基本的に80点以上であれば「信頼性が高い」という評価になるので、Stokはギリギリ基準を満たしています。
ただ、『ハイブランドが安く買える!安全な海外ファッション通販サイト9選』の記事で紹介している『FARFETCH(ファーフェッチ)』や『SSENSE(エッセンス)』は、どれも100点満点になります。
それと比べるとやや低めなのは気になりますね(おそらく、通販サイトとしての歴史がまだ浅いのが原因と思われます)。
Stokに「偽物はない」とは言い切れない?
これまで解説したとおり、Stokで取り扱う商品は本物です。
ただし、「偽物が届く可能性もゼロじゃない」と考えています。その理由は、提携ショップに偽物がまぎれている可能性があるからです。
たとえば、『FARFETCH(ファーフェッチ)』や『SSENSE(エッセンス)
ですが、Stokではセレクトショップなどの第3者から商品を仕入れているので、仕入れ先が偽物を取り扱っていたらアウトです。
Stokは偽物を売る販売業態ではない
おそらく、Stokの業態は『italist(イタリスト)』や『CETTIRE(セタイア)』と似たようなものかと思います。
Stokの物流経路
お客さんがStokで商品を注文→Stokが海外で商品を購入して発送→お客さんに商品が届く
上記のとおり、Stokは「ショップと購入者の中間業者」という立ち位置になってます。BUYMA(バイマ)の企業版と考えるとわかりやすいかと(バイマでは個人がこれをやっています)。
海外の現地価格で商品を売ることで、消費者には「安さ」を提供する。企業側は本物の売買によって生じる価格差で、利益を得るという感じです。
つまり、偽物を売る販売業態とは異なるわけです。
偽物がまぎれ込む余地はある
ただ、先ほどお話したとおり、この流れには穴があります。「仕入先が信頼できるお店かどうか」ってことです。
Stok側は「ブランドの正規代理店から仕入れている」といっているので、基本は安心していいと思います。でも、「その正規代理店はどんな基準で選んだのか?」はわかりません。
なので、消費者である僕たちにとっては不安が残っちゃうというのが、正直なところ。
Stokの運営側は本物を取り扱ってるつもりでも、仕入先の提携ショップが偽物を扱ってる可能性があるってこと(可能性としては低いと思いますが)。
参考
ちなみに、『italist(イタリスト)』は仕入れ先のセレクトショップを厳正に審査しているので、信頼性は高いといえます。
Stokの商品が偽物だと疑われる場合は本物鑑定が可能
万が一、Stokで購入した商品が偽物だと疑われる場合は、本物鑑定が可能です。
Stok公式サイトには、以下のように記載があります。
提携ブティックはブランドとの正規ルートから調達された商品のみを扱っている正規取扱店のため、当サイトに掲載されている商品は全て正規のアイテムであり、本物です。届いた商品が偽物・コピー商品だと疑われる場合はこちらからお問い合わせをいただいた上、当社で厳正に調査いたします。
出典:Stok『About Stok』
上記のとおり。「取扱い商品はすべて本物であり、万が一偽物だと疑われる場合は厳正に対処する」と断言しています。
鋭い人は、「その鑑定って信頼できるの?精度が悪かったら意味ないよね?」って思う人もいるかもしれません。
ですが、Stokでは世界最高峰の鑑定サービス『FAKE BUSTERS』と提携しており、本物鑑定書の発行が可能です。なので、鑑定力について心配する必要はありません。
「FAKE BUSTERS」は、メルカリの「あんしん鑑定」の他、ラクマやバイマにも採用されている代表的な鑑定サービスです。
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Stokで買い物するメリットは?
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『Stok』は、2022年にスタートした日本発のラグジュアリーファッション通販サイト。まだまだサービスが始まって間もないだけに、不安要素はあるかと思います。
ですが、「Stokを利用したい」と思えるようなメリットもあるみたいです。具体的なメリットをまとめると、以下の3点が挙げられます。
- ハイブランドをセール価格で購入できる
- 国内で検品されるため安心感がある
- 国内企業による丁寧なカスタマーサポートを受けられる
順番に見ていきましょう。
①ハイブランドをセール価格で購入できる
Stokの最大の魅力は、やはり値段の安さです。
円安などの影響もあり、ハイブランドの値段は上がるばかり。日本ではハイブランドを買える人がかなり減ってきており、ファッションマニアにとっては悲しい状況が続いています。
ですが、それに合わせるように、ハイブランドを現地価格で購入できる通販サイトも出てきました。そのうちの一つがStokです。
Stokでは、ヨーロッパのラグジュアリーファッションアイテムを最大80%OFFで購入することが可能。最新シーズンのトレンドアイテムも、50%近いセール価格になっていることがあります。
なぜここまで安く買えるのか?正直、現地価格といっても限界があるはずですよね。
どうやら、「商品の在庫情報をリアルタイムで連携し、需要に合わせた価格設定をするアルゴリズム」を活用しているようです。
つまり、基本的にはどの商品も現地価格で安く購入できるけど、需要のない商品はさらにセール価格で購入できるってことですね。
取扱い商品も幅広く、200以上のブランド、40,000点以上の商品を展開しています。
②国内で検品されるため安心
「ハイブランドを現地価格で購入できる」という点では、『italist(イタリスト)』や『CETTIRE(セタイア)』も同じ。
ですが、この2つはどちらも海外が運営している通販サイトです。
海外通販では、商品が届いたときの状態が悪かったり、配送時に梱包材にダメージが発生する場合があります。実際、僕がCETTIREを利用したときは、状態が最悪でした。
ですが、Stokでは商品が海外から日本へ到着したときに、Stok側で品作業が行われます。なので、家に商品が届いたときに「梱包状態最悪なんだけど…。」という可能性は低いと思われます。
③国内企業による丁寧なカスタマーサポートを受けられる
Stokは日本で運営されているので、日本語による丁寧なカスタマーサポートが受けられます。
他の海外通販でも日本語でカスタマーサポートを受けられるところはありますが、どうしても回答までのタイムラグが発生しちゃうケースがあります。
Stokでは即時対応可能なスタッフが常駐しているため、商品や注文に関する質問があるときも安心です。
Stokに関するよくある質問
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Stokに関するよくある質問をまとめてみました。
送料・関税は追加で支払いする必要がある?
海外の通販サイトだと、送料や関税などが不明確で、最終的に支払う金額がわからないことが多いですよね。
でも、Stokでは送料や関税は商品代金に含まれているので、追加の費用は一切不要です。注文完了後に面倒な手続きをする必要は一切ありません。
注文から到着までどれくらいの時間がかかる?
提携ショップから商品を取り寄せる都合上、到着までに平均7日〜10日程度かかります。
商品到着までの流れは以下のとおり。
商品到着までの流れ
- 注文リクエスト:注文後24時間以内に在庫確認を行います。この段階ではカード枠の仮抑えとなり、請求は発生しません。
- 注文確定(1営業日):在庫確認完了後、「【Stok】ご注文確定のご案内」というタイトルのメールが届きます。この時点で注文・請求額が確定します。
- 海外出荷(3〜5営業日):海外の提携店舗からの発送後、「【Stok】ご注文商品のお届け予定日について」というメールが届きます。
- 検品・出荷(2営業日):国内での商品検品後、ヤマト運輸で発送します。出荷後、「【Stok】注文番号#ST〇〇が配送センターから出荷されました」というタイトルのメールが追跡番号とともに届きます。
Stokで購入した商品は返品できる?
Stokでは、商品の到着日から14日以内であれば、理由を問わず返品可能です。
未使用品であれば、「届いた商品のサイズが合わない」「イメージと違う、気に入らない」といった場合でもOK。
ただし、返品には1点につき3,000円(税込)の手数料がかかります(輸送時にかかった関税については返金の対象外)。
関税と合わせるとかなり損なので、サイズ感などは事前にしっかりとチェックした上で購入したいところですね。
Stokの評判・口コミ
Stokは出たばかりの新しいサービスなので、X(旧Twitter)を見てもまだ口コミがほとんどない状況です。
Stokって最近ファッション関連でググるとよくヒットするなあと思ってたんだけど日本発のラグジュアリーECなのね!
サイズは限られてるものの、めちゃくちゃ安いからいつか利用したいと思ってる— リビ (@my_pgtjawmd) April 5, 2024
ただ、Stokの在庫状況を見ると、在庫切れになってる商品がたくさんあるので、購入してる人は結構多いみたいです。
まとめ:Stokの商品は基本的に本物。偽物の疑いがあっても鑑定サービスに出せる
今回のポイントを簡単にまとめておきます。
まとめ
- Stokは日本の有名企業が運営しているラグジュアリーファッション通販サイト
- 評価スコアは基準値を満たしており、信頼性は高いと思われる
- 提携ショップを介するため、偽物がまぎれ込む余地はある
- 万が一偽物が届いても、世界最高峰の鑑定サービスを受けられる
- 値段は海外通販サイトの中でもかなり安い
- 国内スタッフによる検品・カスタマーサポートのため、安心感がある
調べたかぎりでは、Stokで取り扱ってる商品は本物。基本的に偽物が届く可能性は低いと思われます。
構造的には偽物がまぎれ込む余地はありますが、万が一偽物が届いても、世界最高峰の鑑定サービスといわれる「FAKE BUSTERS」で鑑定してもらえます。
鑑定サービスが付属してる通販サイトって中々ないので、この点はかなり安心感があるんじゃないでしょうか。日本企業らしい誠実さを感じます。
どうしても不安なら、他のサイトを探すのも手です。『italist(イタリスト)』など、他にもブランド品を安く買える通販サイトはあるので。
ハイブランドが安く買える安全なファッション通販サイトを知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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