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2万円で買えるコスパ最強の革靴KLEMAN(クレマン)の人気モデル5選

クレマンの革靴
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KEN

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おしゃれ用に革靴がほしいんだけど、どこのブランドも高くて中々手が出せないんだよなぁ。スニーカーに近い値段で、長持ちするコスパのいい革靴ってないかな?噂ではKLEMAN(クレマン)がいいって聞いたこともあるけど、よく知らないから詳しく知りたい。

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 

こんにちは。

 

この度は当ブログをご覧いただきありがとうございます。

本ブログを運営している、ファッションブロガーのJKEN(ジェイケン)です。

 

革靴っておしゃれなコーデを完成させるにはすごく重要なアイテムだけど、スニーカーよりも値段が高くてちょっと手を出しにくいですよね。

そんな方におすすめなのが、KLEMAN(クレマン)の革靴を選ぶということ。

本記事ではなぜクレマンの革靴がおすすめなのか、ブランドの魅力とおすすめモデルを5種類厳選してご紹介します。

 

それでは早速見ていきましょう。

 

KLEMAN(クレマン)とは?


KLEMAN(クレマン)は、1946年にスタートしたフランスのワークシューズブランドです。

健康的で耐久性のある靴を設計しており、すべての工程をフランスで行うというメイドインフランスを徹底しています。

 

クレマンは主にサービスシューズ(軍で用いられる靴)などを展開しており、ミリタリースペック(軍が必要とする規格)の基準を満たした靴作りをしていることで知られています。

実際には軍の他にも、消防署・市役所・公共施設などにシューズを提供してきた実績がある、由緒正しきブランドなんです。

ざっくりいうと、クレマンはフランスという国が認めるほどのクオリティを誇っているというわけです。

 

また、最近ではサステナブルが注目されていますが、クレマンも自然への影響の少ない素材選びや水・エネルギー消費量を極力減らす工場プロセスなど、環境への配慮も怠っていないところも注目すべきポイントです。

 

KLEMAN(クレマン)の魅力・メリット

おしゃれなのに2万円前後で買えるコスパの良さ

クレマンの魅力を1つに絞れと言われた場合、真っ先に出てくるのがコスパが優れているということです。

 

クレマンの革靴は本革なのに、どれも2万円前後で購入できるものばかりです。

これは本革の革靴の中ではかなり安い部類に入りまして、僕が購入したクレマンのシューズもお金の少ない学生時代です。

 

しかもただ安いだけのチープな革靴ではありません。

クレマンの革靴はデザイン性にも優れています。

クセのないシンプルさや、カジュアルシーンに馴染みやすい絶妙なフォルムなど、どれも普段使いしやすいデザインが魅力です。

実際にフランスだけでなく、日本でも数多くのおしゃれさんから愛用されています。

 

ブランドタグなどもついておらず、ベーシック・良質・コスパ良好という観点から、僕は勝手に革靴界の無印良品のような存在だと捉えています。

ユニセックスで着用できるデザインに落とし込んでいるため、男女共におすすめのシューズブランドでもあります。

 

革靴なのに全天候型という強み

クレマンのチロリアンシューズ「パドレ(パドラー)」

革靴の代表的な製法には、アッパーとソールを縫い付けるグッドイヤーウェルテッド製法・マッケイ製法と、アッパーとソールを張り付けるセメンテッド製法(セメント製法)の3種類があります。

そして、クレマンの革靴はセメンテッド製法で作られています。

それぞれの製法にメリット・デメリットがあるのですが、セメント製法はアッパーとソールの間に縫い目による隙間が出来ないので、防水性が高いことがメリットとして挙げられます。

これは、雨の多い日本では特に嬉しいポイントです。

 

また、高級な革靴ではアウトソールにレザーを採用しているブランドも多いですが、高級感がある反面すべりやすく水が染み込むため、雨の日に履くのは不向きといわれています。

しかしクレマンのアウトソールはブランドオリジナルのラバーソールを採用しています。

ラバーソールはグリップ力やクッション性に優れているため、履き地が良くすべりにくいというメリットがあります。

 

雨の日に履いても怖くないという、まさに全天候型というべき革靴です。

 

革がやわらかく履き心地が良い

クレマンのチロリアンシューズ「パドレ(パドロール)」のコーデ

クレマンの革靴のもう1つの特徴が、新品の時点で革がやわらかいということ。

革がやわらかいと何がいいのかというと、履き心地がよくなります。

 

一般的な革靴は買いたてだと革が少し硬い状態なので、足へのアタリが強くなってちょっと痛く感じたり靴擦れしやすいんです。

でも、クレマンの革靴は最初からやわらかいので、足馴染みがよくまるでスニーカーのように履き心地が良いという特徴があります。

 

KLEMAN(クレマン)の革靴のデメリット

ここまで読むと、

クレマンの革靴最強じゃん。話が良すぎてなんか逆に不安。

と感じた人も多いかもしれません。

もちろん、クレマンの革靴にもデメリットはあります。

それは、ソール交換ができないという点です。

 

これはセメント製法の宿命でして、ソール交換が可能なグッドイヤーウェルテッド製法やマッケイ製法の革靴と比べるとどうしても寿命は短くなってしまいます。

(もっとも寿命の長いグッドイヤーウェルテッド製法の革靴は、長い場合10年以上履けるとも言われています。)

ただしソール交換はできなくても、ソールの減りの補修などはできるので、普段から手入れをしておけばある程度の年数履くことは可能です。

 

ちなみに僕はクレマンのPADROR(パドラー)という革靴を愛用しており、特に手入れはしていませんが7年経った今でも現役です(着用頻度によって寿命はだいぶ変わってくると思いますが)。

 

KLEMAN(クレマン)はどんな人におすすめ?Paraboot(パラブーツ)との比較

クレマンとよく比較される対象として、Paraboot(パラブーツ)というシューズブランドがあります。

パラブーツは1908年に創業したフランス屈指の名門シューズブランドで、世界で唯一ソールすべての工程を自社で生産しているハイクオリティブランドとして、世界的に認知されています。

 

クレマンと同じフランスの革靴ブランドで、似たシューズもあるのでよく比べられるのですが、どちらの方がいいの?と聞かれたら、正直その人の考え方次第で答えが変わってきます。

簡単にいうと、コスパを求めるならクレマン、クオリティを求めるならパラブーツです。

 

パラブーツの魅力

パラブーツは素材選びからすさまじいこだわりがあります。

「フランスの宝石」ともいわれるオイルを含ませたパラブーツオリジナルのリスレザー(オイルドレザー)など、一般的な革よりも劣化しにくく、履きこむほどに味が出て経年変化を楽しめるというメリットがあります。

また、ゴムの木から採取した天然ラテックスで作る自社製ラバーソールを採用しており、すべりにくく反発力のある抜群の履き心地を誇っています。

 

さらにパラブーツの製法はグッドイヤーウェルテッド製法に似たノルヴェ-ジャン製法という方法で作られており、水に強く頑丈で履き心地が良いというメリットがあります。

もちろんソール交換も可能なので、かなり長持ちします。

 

とはいえ…

このようにパラブーツのシューズは圧倒的に質が優れていますが、その反面かなり高価です。

クレマンでは2万円前後のところ、パラブーツはモデルによっては7万円前後します。

 

かといって、これまでお話してきたとおりクレマンは決して質が低いわけではありません。

なので、とにかくコストを抑えたいけどある程度上質でおしゃれなものが良いという人に、クレマンはおすすめです。

革靴の最初の1足としてもまさにピッタリなブランドといえます。

 

KLEMAN(クレマン)の人気モデル5選

ここからは、実際にクレマンおすすめの人気モデルを5つに絞ってご紹介していきます。

 

PADROR(パドラー)

PADROR(パドラー)はチロリアンシューズで、クレマンの中でもで1、2位を争う人気モデルの1つです。

(もともとはPADRE(パドレ)という名称でしたが、最近アップデートとともに名称が変更されました。)

チロリアンシューズは軽登山用ブーツが原型となっているシューズで、革靴という立ち位置でありながら武骨でカジュアルな印象もうかがえるのが特徴です。

 

チロリアンシューズの代表例が、クレマンのパドラーかパラブーツの名作「MICHAEL(ミカエル)」といわれているほど、そのクオリティは素晴らしいの一言。

パドラーはツヤのある上質なレザーの質感に、つま先部分のボリューミーなモカシン縫い、厚みのあるラバーソールなど、ボリューム感のある無骨さの中にどこか可愛らしさが感じられる独特な雰囲気が魅力です。

キレイめからカジュアルスタイルまで幅広いコーデに合うことから、男女問わず人気のあるクレマンの代表モデルとして知られています。

 

ミカエルは7万円程度しますが、パドラーは2万円程度で買えるので、安く手に入るのも嬉しいポイント。

 

クレマンのパドラーの履き心地・サイズ感・コーデ例について知りたい方は、【7年目】KLEMAN(クレマン)のPADREのサイズ感、経年変化、コーデ例を詳しく解説の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

クレマンのチロリアンシューズ「パドレ(パドラー)」
KLEMANのPADRE(パドレ)のサイズ感やコーデ例を7年愛用者が徹底解説

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PASTANI(パスター二)

PASTANI(パスター二)はプレーントゥシューズで、クレマンの最も定番のレザーシューズとして知られています。

(もともとはPASTAN(パスタン)という名称でしたが、最近アップデートとともに名称が変更されました。)

プレーントゥシューズは上品なイメージが強い反面、普段のコーデに取り入れると合わせ方によってはちょっと堅い印象になってしまうこともあります。

 

ですが、クレマンのパスター二はオーソドックスなデザインのプレーントゥでありながら、程良く丸みのあるフォルムと外羽根仕様の無骨さも感じさせる仕上がりなので、普段のコーデにも自然に馴染みやすいという強みがあります。

もちろん、洗練されたスマートなシルエットは維持しているので、フォーマルシーンでの着用にも対応しています

上品顔なのでカジュアルなコーデも大人っぽく格上げしてくれるクールなシューズです。

 

FRODAN(フローダン)

FRODAN(フローダン)は、定番デザインのUチップシューズです。

(もともとはFRODA(フローダ)という名称でしたが、最近アップデートとともに名称が変更されました。)

 

フローダンは、チロリアンシューズのパドラーと並んでキレイめとカジュアルのバランスが最も優れているモデルといえます。

また、他のシューズに比べてボリューム感があるのが特徴で、足元に安定感を与えてくれる頼りがいのある存在です。

シンプルなUチップのデザインなので、カジュアルコーデの格上げとしてはもちろん、ビジネスカジュアルにも使えるという汎用性の高さも魅力の1つ。

さらに、他のモデルよりもトラッドな雰囲気が漂っているので、トラッドスタイルにもピッタリのシューズです。

 

ちなみに、パラブーツにもUチップシューズの名作「CHAMBORD(シャンボード)」がありますが7万円程度するので、2万円程度で買えるフローダンは圧倒的に安いのも嬉しいポイント。

 

DALIOR(ダリオール)

DALIOR(ダリオール)は、定番デザインのコインローファーです。

(もともとはDALIANI(ダリアーニ)という名称でしたが、最近アップデートとともに名称が変更されました。)

シンプルなデザインかつスッキリとしたスタンダードなシルエットで、いい意味でクセがなく様々なコーデに合う仕上がりとなっています。

 

また、コインローファーはもともと華奢になりがちで安定感が欠けてしまうことがありますが、ダリアー二はスッキリとしていながらもラバーソールに程良い厚みがあるため、重厚感も備えているのも嬉しいポイント。

デニム・チノパン・スラックス・ミリタリーパンツなど、合わないパンツはないといっても過言ではありません。

 

デザイン性や価格を考慮すると、初めてローファーを買う人にとっては間違いない選択です。

ただしローファーはヒモがない分サイズ選びがかなり難しいので、購入前に必ず試着するか、ネットで買う場合は交換可能なショップを選ぶようにしましょう。

 

TONNANT(トナント)

TONNANT(トナント)は、定番デザインのサイドゴアブーツです。

 

ブーツなので全体的にボリューム感はありますが、少し丸みを帯びたスッキリとした印象のシルエットなので、ゴツい印象がないところがトナントの魅力。

コーデに馴染みよく、さりげなくアクセントとして機能してくれます。

また、サイドゴア使用なので脱ぎ履きがしやすく、使い勝手がいいのも嬉しいポイント。

 

カジュアルスタイルに馴染みがいいのはもちろん、キレイめスタイルのハズシとしても相性のいい仕上がりです。

個人的にはミリタリーパンツやデニムと合わせて武骨さを楽しむのがおすすめです。

 

 

まとめ

本記事は以上です。

今回のポイントを簡単にまとめておきます。

 

おさらいポイント

  • クレマンはフランスの公共施設で使われるほど高いクオリティを誇る
  • 上質でおしゃれなのに驚くほど安い
  • セメント製法やラバーソールなど雨に強い性質がある
  • 革がやわらかいので履き心地が良い
  • ソール交換ができないので寿命はさほど長くない

 

一般的に革靴は高いので、ビジネス以外では履かない人もいるかもしれませんが、おしゃれなコーデを作る上で革靴は絶対に必要な時が来ます。

そんな時、出来るだけお金をかけたくない人にとって、クレマンの革靴は間違いなく救世主的存在です。

 

僕も初めての普段用の革靴はクレマンのチロリアンシューズ「PADRE」でしたが、履いた時に「え、めっちゃかっこいい…。」と思わず見惚れてしまったのを覚えています。

ぜひ一度試しに履いてみてくださいね。

 

それではまた別の記事でお会いしましょう。

 

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