こんにちは!今回は、ファッションの基本アイテムとして欠かせない「ニット」について、徹底的に解説していきます。
ニットって、種類が多くてどれを選べばいいか迷っちゃいますよね。でも、ポイントを押さえれば、自分にピッタリのニットが見つかるはずです!この記事では、生地や素材、編み方、柄、襟、そしてゲージに分けて、それぞれの特徴や選び方のコツをわかりやすくお伝えします。
それでは早速見ていきましょう。
ニットの生地・素材の種類
ニットの素材は、着心地や見た目、機能性に大きな影響を与えます。まずは、素材ごとの特徴をチェックしてみましょう。
素材の種類
- ウール
- カシミア
- モヘア
- アンゴラ
- コットン
- アクリル
ウール

ウールニット
ウールは羊毛を原料とする、ニット素材の中でも最も一般的なものです。
ウールの素材特徴
- 保温性:非常に優れており、冬の定番素材。
- 種類:ウール100%のものから化学繊維との混紡まで幅広い。
- 肌触り:チクチク感が気になる場合もありますが、メリノウールやラムウールは滑らかでやわらかい肌触りが特徴です。
ウールの中でも特におすすめなのは、以下の品種です。
- メリノウール:メリノ種の羊毛を使用。やわらかく保温性が高い。
- ラムウール:生後5~7か月の羊毛。さらに柔らかで高品質。

メリノウール
カシミヤ

カシミアニット
カシミヤは、ヒマラヤ原産のカシミヤヤギの毛から作られます。
カシミヤ素材の特徴
- 肌触り:滑らかで手触りが良く、ほのかな光沢感があります。
- 保温性:非常に高く、高級感を伴う素材。
- デメリット:価格が高い、耐久性が低い(虫食いに弱い)。
カシミヤはニットの中でも最高級に位置付けられています。特に、着心地・肌触りは他のニットを圧倒します。
モヘア

モヘアニット
モヘアはアンゴラヤギの毛を使用した素材です。
モヘア素材の特徴
- 光沢感:シルクのような上品な光沢が魅力。
- ふわふわ感:やわらかく毛足が長い。
- デメリット:デリケートで毛が抜けやすく、チクチク感が気になる場合もあり。
モヘア耐久性保温性を高めると同時に、チクチク感を和らげるために、化学繊維やウールなどと混合して作られているものが多いのです。
アンゴラ
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アンゴラはアンゴラウサギの毛を指します(アンゴラヤギの毛=モヘアとは異なります)。
モヘア素材の特徴
- 見た目:ふわふわとした起毛感で軽やかな印象。
- デリケートさ:耐久性が低いため、ウールや化学繊維と混紡されることが多い。
アルパカ
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アルパカは、その名の通りアルパカの毛のことを指します。ウールに比べて希少性が高いです。
アルパカ素材の特徴
- 保温性:ウールの約8倍の保温性を持ち、寒い季節に最適。
- 軽さと滑らかさ:ウールよりも軽量で、滑らかな肌触りが特徴。チクチク感がほとんどない。
- 吸湿性:化学繊維とは異なり、水分を吸収しやすい性質があるため、汗をかいても蒸れにくい。
- 耐久性:カシミヤよりも高い耐久性を持ち、毛玉ができにくい。
生後3か月以内のアルパカの毛を使用したベビーアルパカは、さらに柔らかくチクチク感がないため、おすすめです。
コットン

コットンニット
コットンは綿を原料とする植物性天然繊維です。
コットン素材の特徴
- 肌触り:やわらかく滑らかでチクチク感がない。
- 季節:保温性が低いため、主に春夏用のニットに使用される。
- 通気性:熱がこもりにくく快適。
コットンは、通気性が良くてオールシーズン使える万能素材。肌にも優しいので、敏感肌の人にもおすすめです。ただし、保温性はウールやカシミアほど高くないので、重ね着するのがポイントです。
アクリル
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アクリルは化学繊維の一種で、ウールに似た風合いを持つ人工素材です。
アクリル素材の特徴
- 耐久性:虫食いの心配がなく、丈夫で長持ち。
- 価格:天然繊維より安価で手に入れやすい。
- デメリット:静電気が発生しやすく、毛玉になりやすい。
ウールに似たやわらかさを持ちながら、価格がリーズナブル。さらに、洗濯もしやすくて扱いやすいのが特徴です。ただし、毛玉ができやすいので注意。
ニットのゲージの種類
ニットは編み目の細かさによって大きく「ローゲージ」と「ハイゲージ」に分けられます。
ゲージとは編機の針の密度を表す単位のことで、1インチ(約 2.54 cm)の間に編み針が何本あるかを表しています。ローゲージとハイゲージはこのゲージ数によって区別されており、ニットの厚みや編み目の大きさが変わってくるポイントです。
ローゲージとは
ローゲージはゲージ数を下げる、つまり太めの糸でざっくりと編むことで、粗い編み目で厚みのある生地に仕上がります。編み目がデコボコしており、厚みがあるので体感的にも見た目的にも暖かいのが特徴です。
さらにざっくりと編まれた生地はカジュアルな要素が強く、コーディネートに抜け感をプラスしてくれるのも大きなポイントです。ただし、ゆるめに編まれているので、ハイゲージと比べると風を通しやすいという欠点もあります。
ローゲージニットは厚みがあるので基本的には秋冬向けですが、素材によっては春先でも使えるものがあります。なお、洗濯すると水を吸って重たくなり、型崩れしやすく縮みやすいので取り扱いには注意が必要です。
ハイゲージとは
反対に、ハイゲージはゲージ数を上げる、つまり細い糸で密に編むことで、細かい編み目で薄い生地に仕上がります。薄い生地なので寒そうに見えますが、密に編まれているので風を通しにくいというメリットがあります。
さらに肌触りがなめらかで、スマートで上品な印象があります。着膨れがしにくく上品な印象であることから、普段のキレイめスタイルにはもちろん、ジャケットと併用したビジネススタイルでも活躍します。ただし、コーディネートの組み方によってはおじさんっぽく見えてしまう可能性もあります。
ハイゲージニットは薄手なのでかさばりにくく、秋冬だけでなく春先でも活躍する便利なニットです。なお、元から編み目が詰まっているので洗濯しても縮みにくく、ハンガーにかけても型崩れしにくい特徴もあります。
ニットの編み方の種類
ニットの印象や用途は、編み方によって大きく変わります。ここでは代表的な5つの編み方についてわかりやすく解説します。
編み方の種類
- ケーブル編み
- リブ編み
- シャギー編み
- 天竺編み
- ワッフル編み
順番に見ていきましょう。
ケーブル編み

ケーブルニット
ケーブル編みは、縄(ケーブル)のような模様が特徴的な編み方です。立体感のあるデザインで厚みがあり、防寒性にも優れています。
- 特徴:立体的なデコボコ感があり、カジュアルで親しみやすい印象。イギリスの伝統的なフィッシャーマンセーターもこの編み方です。
- スタイリング:カジュアルなデニムと合わせてリラックス感を出したり、スラックスやジャケットと合わせて上品なトラッドスタイルを楽しむのもおすすめです。
- 季節感:秋冬にぴったりで、防寒性とデザイン性を両立したアイテムとして人気です。
リブ編み
リブ編みは、縦ラインのデコボコが特徴の編み方です。この縦ラインが体をスリムに見せる効果を持ち、フィット感に優れています。
- 特徴:伸縮性が高く、首元・袖口・裾に使われることが多い編み方。太いリブはカジュアルに、細いリブは上品に見せることができます。
- スタイリング:スリムなリブニットにはワイドパンツを合わせてAラインのシルエットを作るとバランスが良いです。また、ビジネスカジュアルにも適した上品な印象が魅力です。
- 季節感:年中使いやすいデザインで、春秋の軽装から冬のインナーまで活用可能。
天竺編み
天竺編みは、ニットの中でも基本的な編み方の一つ。クセが少なく、非常に汎用性の高いデザインです。
- 特徴:表面には縦方向の筋が見えますが、リブ編みほどのデコボコ感はありません。Tシャツやスウェットにも使われる基本的な編み方です。
- スタイリング:シンプルでクセがないため、他のアイテムと合わせやすいのが魅力。縦ラインを活かしてストライプシャツをレイヤードすると統一感が出ます。
- 季節感:オールシーズン使える定番の編み方。
シャギー

シャギーニット
シャギーニットは長い毛足とふわふわした質感が特徴で、見た目にも触り心地にも暖かみがあります。
- 特徴:起毛加工による柔らかい手触りとルーズな印象が特徴的。カラーによって印象が大きく変わり、淡い色はかわいらしく、濃い色は大人っぽく見せることができます。
- スタイリング:カジュアルなデニムと合わせてほっこり感を出すのも良し、モノトーンコーデに取り入れてモード感を演出するのも◎。
- 季節感:秋冬の季節感を強調するアイテムとして重宝されます。
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ワッフル編み(サーマル)
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ワッフル編みは、格子状の凹凸模様が特徴で、ラフでカジュアルな印象を与えます。
- 特徴:お菓子のワッフルのような編み目で、伸縮性や保湿性が高いのがポイント。厚みのある素材感が魅力です。
- スタイリング:デニムやミリタリーパンツと合わせたアメカジスタイルがおすすめ。また、スラックスと合わせてカジュアルダウンするコーデにもぴったりです。
- 季節感:秋冬に人気ですが、軽めの素材を選べば春にも活用できます。
ニットの柄の種類
ニットといえば、無地と柄物がありますよね。
ニットは素材感が強く出るアイテムなので、無地でも存在感のある着こなしが可能です。
さらに、温かいニットならではの柄も見逃せません。
ニットの柄は、大きく分けて以下の3種類があります。
柄の種類
- ノルディック柄
- フェアアイル柄
- アーガイル柄
順番に見ていきましょう。
ノルディック柄
ノルディック柄とは、その名の通りノルウェーで古くから伝わる伝統的な柄のことを指します。
ノルディック柄には様々な模様があり、代表的なものでいうと雪の結晶・トナカイ・ツリー等が挙げられます。実はこれ、どれも北欧であるノルウェーの自然を感じさせる柄ばかりです。ノルディック柄ニットは全体に編み込み模様を入れることもあり、二重に編まれて厚手に仕上げられています。そのため、保温性が高いものが多いです。
そして、ノルディック柄ニットはどこか温かみやノスタルジックさを感じさせるデザイン性を誇っています。色味はカラフルなものからモノトーン調のものまで様々です。
フェアアイル柄

フェアアイル柄ニット
フェアアイル柄とは、スコットランドのシェトランド諸島を発祥とする伝統的な模様のことです。
カラフルな多色使いと多層構造の幾何学模様が特徴で、少なくとも3色以上使われているものが一般的です。ノルディック柄と同じくどこかレトロな雰囲気が漂っており、秋冬っぽさが感じられます。
ちなみにシェトランド諸島の羊から取れるシェトランドウールは品質が良く、ニットだけでなくツイードにも用いられています。
アーガイル柄

アーガイル柄ニット
アーガイル柄とは、ダイヤモンド柄(ひし形)と細いラインが規則的に並べられた模様を指します。
スコットランドのアーガイル地方が起源とされており、ブリティッシュトラディショナル(いわゆるトラッド系)の象徴的な柄として認知されています。
どこか上品な印象があり育ちがよく見えるので、キレイめコーデにピッタリの柄といえますが、上品なアイテムでまとめすぎるとかしこまった印象になりがちなので、カジュアルなアイテムと合わせたMIXコーデがオススメ。
ニットのネックの種類
ニットのネックラインは、大きく分けて以下の3種類があります。
柄の種類
- クルーネック
- Vネック
- タートルネック
- モックネック
順番に見ていきましょう。
クルーネック
クルーネックは首が詰まった丸首デザインが特徴。最もクセがないタイプで、インナーやアウターを選ばず、最もレイヤードしやすいネックラインといえます。
ネックラインはリブ編みになっているものが一般的です。ちなみにクルーネックは、船の乗組員(クルー)が着ていたセーターが語源だそう。
Vネック

vネックニット
Vネックは、その名の通りV字の形の襟のことです。V字型のネックラインはシャープで上品な印象を与えるため、ビジネスシーンでも使われます。
Vネックは襟元の開く面積が広いので、インナーが見えやすいという特徴があります。インナーにどんなアイテムを合わせるかで印象が大きく変わるので、実は他のネックラインよりも少し難易度が高いです。
さらに、ネックの深さによってもだいぶ印象が変わってきます。大きく開いたVネックもあれば、クルーネック並みに小さく開いたVネックもあります。深さによってレイヤードするアイテムやアウターの選び方を変える必要も。
女性であればあえてインナーを見せずにVネックラインから素肌を見せることで、デコルテラインを意識した抜け感のあるコーデを作り上げることができます。ただし男性の場合は、首元の肌の露出度が多いと不潔な印象を抱かれる可能性があるので、レイヤードする前提で選ぶのが無難です。
タートルネック
タートルネックは、首を筒状に覆って折り返された高い襟が特徴。首元にボリュームがあるので、マフラーがなくても大丈夫なくらい防寒性に優れています。
それに加えて、タートルネックは上品な印象があり、コーデの引き締め役としても活躍します。
さらにタートルネックニットは生地が薄いものと厚いものがあります。薄い生地のタートルネックニットはシャツ等を上に着重ねたレイヤードスタイルで重宝します。
厚い生地のタートルネックニットは、1枚で着るのがオススメです。
モックネック/ハイネック
モックネックのモックは「見せかけ」という意味で、襟に高さがありタートルネックのように筒状に折り返さないのが特徴です。襟の長さ的には本来モックネックよりハイネックの方が長いですが、ほぼ同じ意味で使われています。
タートルネックと同様に上品な印象がありますが、襟元に厚みがないので圧迫感がなく、タートルネックよりもスッキリとした着こなしができます。
ニットを長持ちさせる方法
お気に入りのニットは、正しいケアで長持ちさせましょう。
洗濯は、優しく押し洗いを基本に。洗濯機を使う場合は、おしゃれ着モードで洗濯ネットを使うと安心です。
型崩れを防ぐため、平干しがベスト。ハンガーに掛けるのはNGです。
まとめ
本記事は以上です。ニットといっても種類が思ったより多いことはお分かりいただけたかと思います。
それぞれ違う点はありますが、細かすぎてわからないという方は、まずは好みで選んでいけば大丈夫です。
ぜひあなたのお気に入りニットを見つけてくださいね。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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