高級感あふれるグッチやルイヴィトンを身につければ、一気に洗練されたスタイルになる…と思っていませんか?実は、ハイブランドを着こなすのは意外と難しく、「ダサい」と思われてしまうケースも少なくありません。
たとえば、街中で全身グッチのロゴアイテムに身を包んだ人を見かけることはありませんか?一見高級感があるように思えますが、実は「やりすぎ感」が出てしまい、周囲からは「成金っぽい」と見られてしまうことも多いです。
これは単にブランドの問題ではなく、「どう着こなすか」が重要だからです。「ハイブランドなのにダサく見える理由」を深く理解し、正しい着こなしを知ることで、無理なく洗練されたスタイルを手に入れることができます。
今回の記事では、
- なぜハイブランドがダサく見えるのか
- 実際の失敗例と成功例の比較
- 新時代のおしゃれ術で差をつけるハイブランド活用法
これらを分かりやすく解説していきます。
この記事を読み終わる頃には、あなたも「ハイブランドをダサく見せない着こなし術」を手に入れ、周りとの差を生むことができるはずです。
それでは早速見ていきましょう。
ハイブランドがダサくなる3つの理由【徹底解説】
ハイブランドのアイテムは、デザイン・品質ともに最高峰なのは事実です。とくに、グッチの「GG柄」やルイヴィトンの「モノグラム」は、ブランドを象徴するデザインとして多くの人に愛されています。でも、これらの魅力が逆効果になってしまうケースも少なくありません。
ここでは、ハイブランドがダサく見えてしまう代表的な3つの理由を解説します。
① ロゴの主張が強すぎる
グッチのGG柄やルイヴィトンのモノグラムは、見る人に一瞬でブランドを認識させる圧倒的な存在感があります。ただし、そのインパクトが強すぎるがゆえに、主張しすぎるファッションになりがちです。これは「ロゴドン」と呼ばれています。
たとえば、グッチのロゴ入りTシャツに、ルイヴィトンのモノグラムバッグを合わせるとどうなるでしょうか?「どっちも目立ちすぎてゴチャゴチャした印象」になります。ハイブランドのロゴアイテムは一つ一つ存在感が大きいデザインだからこそ、主役が多すぎるとケンカしてしまうんです。
また、街中で全身ロゴまみれのスタイルを見かけたとき、「やりすぎ感」や「成金っぽさ」を感じることはありませんか?これは、ロゴが過剰に主張されることで、コーディネートのバランスが崩れてしまっているからです。
② 全身ハイブランドで統一する危険性
「せっかく高いお金をかけたのだから、全身ハイブランドで固めたい」という気持ちも分かります。でも、これも「ダサい」と思われる原因の一つです。なぜなら、全身ハイブランドで固めてしまうと、成金ファッションに見えやすいからです。
たとえば、グッチのジャケットにルイヴィトンのバッグ、プラダのシューズ…たしかに高価ですが、どこか「見せびらかしている」印象を与え、洗練というよりも「頑張っている感」が漂ってしまいます。
これは、ファッション界のアイコンであるココ・シャネルも「ファッションとは、上級者になるほど引き算である」と語っている通り、本当に洗練されたスタイルは、むしろシンプルな美しさに宿るんです。
③「自信がない」「自己顕示欲が強い」と思われるリスク
ハイブランドを身にまとうことで、ステータスを示したいという気持ちは自然なものです。でも、過剰なハイブランドコーデは逆に、「自信がないのでは?」と思われる原因になります。
特に、全身ハイブランドで固めるスタイルは、「ブランドの力に頼っている」印象を与えてしまい、「自分自身のセンスや個性を持っていない」と判断されることがあります。
さらに、見る人によっては、「自己顕示欲が強い」と感じられ、単なるファッションの域を超えて、「見せつけている」と捉えられることも。
このようにダサいと思われるリスクは「男女共通」ですが、女性の場合は着飾る文化が浸透しているため、男性のほうがハイブランドでダサいと指摘されやすい傾向にあると思います。
失敗しないハイブランドの着こなし術|ダサくないコーデのコツ
このように、ハイブランドのアイテムは「取り入れ方次第でダサくも恥ずかしくもなる」ものです。じゃあ、どうすればおしゃれに見せることができるのか?
ここでは、誰でも簡単に実践できる「失敗しない着こなし術」を3つのポイントに分けて解説します。
① ハイブランドのロゴ物は1つだけに絞る
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最も簡単かつ効果的な方法は、ハイブランドのアイテムを1つだけ取り入れることです。特に、バッグ、シューズ、アクセサリーなどの小物類は、程よく高級感を演出できる優秀なアイテムです。
なぜ小物がいいのか?それは、コーディネート全体の面積が小さいため、さりげなくハイブランドの魅力をアピールできるからです。
一方、洋服でハイブランドを取り入れる場合、面積が大きいので主張が強くなりがちです。全身ロゴ柄のトップスや派手なプリントのジャケットは、取り扱いが難しく、下手をすると「やりすぎ感」を出してしまいます。
おすすめの取り入れ方
- バッグの例:ルイヴィトンのモノグラム
- シューズの例:バレンシアガのスニーカー
- アクセサリーの例:エルメスのシェーヌダンクル
「バッグだけハイブランドはダサいかな?」と不安になる人もいるみたいですが、全くそんなことはないのでご安心ください。コーディネートはあくまでシンプルにまとめ、ワンポイントでハイブランドの存在感を引き立てるのが成功の鍵です。
② ミニマルなコーディネートにまとめる
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ハイブランドの魅力を最大限に引き出すには、ミニマルなスタイルを意識することが重要です。特にロゴが大きく印字された洋服や、ロゴが総柄になっているものは避けるのがベター。
たとえば、グッチの派手なロゴTシャツに総柄パンツを合わせると、情報量が多すぎてチグハグな印象になります。
一方、全身ハイブランドでもシンプルなデザインならば話は別です。たとえば、プラダのシンプルな黒ジャケットとグッチの無地スラックス。これだけで、洗練された都会的なスタイルが完成します。グッチでいえば、以下のようなサバト・デ・サルノ期が好例です。
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おすすめのコーデ例
- トップス:無地の白シャツやニット
- ボトムス:シンプルなスラックスやデニム
- シューズ:ロゴが主張しないスニーカーや革靴
ポイントは、デザインは極力抑えて、シルエットと素材感で勝負することです。
③ ハイ&ローファッションを取り入れる
ハイブランドの持つラグジュアリーな雰囲気を引き立てるには、ローブランドとの組み合わせが非常に効果的です。これを「ハイ&ローファッション」と呼びます。
たとえば、ユニクロのシンプルなニットに、プラダやフェンディのバッグをアクセントにするだけで、一気に洗練された印象になります。全身ハイブランドだと少し「気張りすぎ」に見える場面でも、ローブランドをミックスすることで、程よい抜け感と親しみやすさが生まれるんです。
実際、某有名ファッションモデルも、「全身ハイブランドよりも、少しローブランドを混ぜるくらいがちょうどいい」とコメントしています。これは単におしゃれに見えるだけでなく、相手に対して嫌味のない印象を与える効果もあります。
おすすめのハイ&ローファッション例
- トップス:ユニクロのクルーネックTシャツ
- パンツ:リーバイスのデニム
- シューズ:コンバースのスニーカー
- バッグ:ルイヴィトンのモノグラム
このように、価格帯の異なるアイテムを巧みに組み合わせることで、ハイブランドの魅力を引き立てつつ、過剰な主張を避けることができます。
新時代のおしゃれ術|ハイブランドの賢い選び方
ハイブランドのアイテムを買うとき、ただ「おしゃれだから欲しい」で終わらせていませんか?実は、ハイブランドを投資として考えると、選び方がまったく変わります。長く使えるアイテムを賢く選べば、流行に左右されず、年月を重ねるごとに価値が増していきます。
ここでは、特にバッグと服に分けて、その考え方を深掘りしていきましょう。
バッグは「資産」になる:耐久性と普遍的なデザイン
ハイブランドのバッグは、数十年経っても価値が落ちにくいです。なぜなら、耐久性が高く、デザインも普遍的だからです。古くなっても、それを使い続ける姿勢が魅力的に映ることもあります。
たとえば、THE ROWのデザイナー「メアリー・ケイト・オルセン」は、エルメスのケリーやバレンシアガのシティを、ボロボロに色あせても使い続けています。クタクタに使い古したことで愛着すら感じられるわけです。
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さらに、バッグの魅力は世代を超えて受け継がれる点にもあります。「母から娘へ」「祖母から孫へ」と引き継がれることで、時を超えて愛され続ける存在になるんです。
賢いバッグ選びのポイント
- 定番デザインを選ぶ:ルイヴィトンの「スピーディ」やフェンディの「ピーカーブー」など
- 耐久性の高い素材:レザー素材やコーティングキャンバス
- シンプルなカラー:ブラック、ブラウン、ネイビーなど
こうした視点はサステナブルでもあり、一度購入したバッグが一生モノの相棒になります。
服はデザインと素材で見極める
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一方で、服の場合は少し慎重になる必要があります。なぜなら、服はバッグと違って、トレンドに影響されやすいからです。とくに、派手なロゴや柄を使ったデザインは時代遅れになるリスクもあります。
だからこそ、選ぶべきはシンプルかつ上質なデザイン。具体的には、
- 無地のカシミアセーター
- ベーシックなウールコート
- シンプルなテーラードジャケット
こういったアイテムは流行に左右されず、いつの時代も洗練された印象を与えられます。
賢い服選びのポイント
- シンプルなデザイン:無地・シングルカラー
- 質の良い素材:カシミア、メリノウール、シルク、レザー
- ゆったりシルエット:細身すぎず、オーバーサイズすぎない
無理に派手なデザインを選ぶのではなく、ベーシックなものを長く使う。これが、新時代のおしゃれ術です。
まとめ
ハイブランドは、一歩間違えると「ダサい」「恥ずかしい」と感じられてしまうこともありますが、正しい選び方と着こなし方を押さえれば、一気に洗練されたスタイルへと昇華します。
これまで解説してきたポイントをまとめると、以下のとおり。
ダサくならない3つのポイント
- ロゴや柄の主張を抑える:グッチのGGパターンやルイヴィトンのモノグラムは確かに魅力的ですが、取り入れ方を間違えると「見せびらかし」感が強くなりがち。目立ちすぎない小物から取り入れるのがベストです。
- 全身ハイブランドは避ける:足しすぎないコーディネートを意識することが重要です。あえてユニクロや無印良品とミックスする「ハイ&ローファッション」は、バランスを取りやすくおすすめです。
- ミニマルデザインで品良くまとめる:ロゴが派手なアイテムではなくシンプルなデザインなら、過剰な主張を抑えつつも存在感を放つことができます。
ハイブランドのアイテムは、ただ「高い」だけではなく、長く愛せる価値が詰まっています。特にバッグやアクセサリーは、デザインの変化が少なく、次世代に引き継げるほどの耐久性があります。
次にあなたが挑戦すべきは、自分に本当に似合うハイブランドの探求です。闇雲に流行を追うのではなく、自分のスタイルやシーンに合ったアイテムを見極めることが重要です。
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