パナソニックの加湿空気清浄機の評価を知りたい
この記事はそんな方へ向けて書いています。
こんにちは。
この度は当ブログをご覧いただきありがとうございます。
本ブログを運営している、ファッションブロガーのK2Jです。
冬になると乾燥が気になりますよね。
部屋が乾燥すると感染症にかかりやすくなったり、肌荒れの原因にもなります。
さらに冬が終わったと思ったら、今度は花粉やPM2.5が舞うつらい時期がやってきます。
僕も花粉症ですが、特に寝てる時に鼻が詰まるのがしんどいです。
そんな乾燥・花粉・PM2.5などをたった1つで解決してくれるのが、加湿機能を備えた空気清浄機。
最近ではコロナ対策としても注目されています。
ただ、「加湿空気清浄機が沢山あって選べない」という方も多いと思います(僕もその1人でした)。
そこで本記事では、僕が愛用しているパナソニックの加湿空気清浄機「F-VC70XT」をレビューします。
正直性能はどこのメーカーも細かい点は違いますが結果的に似通ってくるので、あとはおしゃれさ・手入れの手軽さ・静音性に違いが出てくると思います。
その点で言うと、「F-VC70XT」はかなりオススメです。
加湿空気清浄機をお探しの方は、数ある中の1つの選択肢として参考にしていただければと思います。
それでは早速見ていきましょう。
【Panasonic/パナソニック】加湿空気清浄機F-VC70XTの基本情報
- 【メーカー名】Panasonic(パナソニック)
- 【商品名】F-VC70XT-TM 加湿空気清浄機 木目調
- 【サイズ】幅×高さ×奥行:398×640×257 mm、重さ:10.2 kg
- 【運転音】ターボ:54dB、中:33dB、静音:15dB
- 【最大適用床面積】31畳(51m2)
- 【フィルター種類】HEPA
- 【フィルター寿命】10 年
- 【タンク容量】3.2 L
- 【加湿量/h】700 mL
- 【加湿清浄時間】10 分
F-VC70XTのみんなの評価
まず、代表的な各オンラインショップの評価を見てみましょう。
- Amazon:32件のレビュー中4.2ポイント
- 楽天市場:4件のレビュー中4.5ポイント
- ビッグカメラ:78件のレビュー中4.6ポイント
楽天はまだレビューが少ないようですが、ご覧の通りいずれも高得点を獲得しています。
ここから見ても、この加湿空気清浄機の信頼性は高そうです。
【Panasonic/パナソニック】加湿空気清浄機F-VC70XT-TMのデザイン性
なぜ僕がこの空気清浄機を選んだのか。
その最大の理由は、「おしゃれ」だからです。
機能で選んでるんじゃないのかよ
とツッコまれそうですが、もちろん機能も含めてしっかり検討して選びました(機能性については次の項で解説します)。
僕はどんな家電もインテリアの一部として考えるべきだと思っており、デザインは絶対に外せないポイント。
もともとパナソニックの製品は、他のメーカーよりもデザイン性が高い傾向にあります。
あらゆる加湿空気清浄機を調べてみましたが、中でもF-VC70XT-TMはダントツでおしゃれだと思いました。
この加湿空気清浄機なら北欧風やモダン風など、どんなインテリアにも馴染むと思います。
まず、シルエットは綺麗な長方形で洗練された印象。
この機能美が際立つキュービックフォルムはインテリアに調和するだけでなく、ムダなデコボコがないのでお部屋の壁際などにもフィットしやすく、掃除もしやすいというメリットがあります。
上側はダークカラーの木目調で、下側がブラックにストライプがひかれたようなバイカラーのデザインになっています。
この組み合わせもかなりシックですよね。
バイカラーの間の空間は吸引口ですが、外からフィルターが見えないのもかなりこだわりを感じます。
ブラックとホワイトもワントーンカラーがミニマルな印象でいいのですが、個人的には木目調がおしゃれでオススメです(色は好みで選べばOK)。
上部はこんな感じです。
こちらもオールブラックで洗練されています。
メニューは選択肢が少ないので、シンプルで説明書を読まなくてもいいくらい分かりやすい。
ちなみに、底にはコロコロがついているので、女性でも移動が楽チンです。
【Panasonic/パナソニック】加湿空気清浄機F-VC70XTの機能性
気になる空気清浄機能と加湿機能ですが、結論からいうとかなり優秀です。
パナソニックが誇る様々な技術が搭載されています。
本項ではF-VC70XTの空気清浄機能と加湿機能を簡単にまとめていますが、ホームページと同様の内容が多いので、既にご存じの方は次項の「静音性」まで読み飛ばしてOKです。
ホームページを見たけどイマイチわからないという方は、ここでおさらいしましょう。
F-VC70XTの空気清浄機能
ナノイーX
「ナノイーX」はパナソニックの独自技術で、以下のような効果があります。
- 空気中に浮遊・付着する菌やウイルスを抑制
- 室内に浮遊・付着する8種のカビ菌を抑制
- PM2.5に含まれるとされる有害物質を分解
- 日本の主要な花粉13種を抑制
- ダニや昆虫の死がい、ペットのフケなどのアレル物質を抑制
- 繊維の奥まで入り込み、タバコやペットなどのニオイを脱臭
- 美肌・美髪空間へ
つまり、室内の菌・ウイルス・カビ・PM2.5・花粉・アレル物質などを吸い取り、嫌な匂いを脱臭してくれるということ。
意外だったのが、美肌・美髪といった美容効果があること。
ナノイーは皮脂となじんで肌をコーティングし、お肌から水分が蒸発するのを防いだり、角質がはがれるのを抑えてくれるそう。
結果としてキメが整いお肌がうるおうみたいなのですが、男性の僕としてはイマイチ効果がわかりませんでした。
ちなみに「ナノイーX」の性能は、発売された年によってかなり違ってきます。
ナノイーXの年代別性能
- 2019年モデル(F-VXS90):従来の「ナノイー」の10倍(4.8兆)→花粉を99%抑制するのに24時間
- 2020年モデル(F-VXT90):従来の「ナノイー」の20倍(9.6兆)→花粉を99%抑制するのに12時間
- 2021年モデル(F-VXU90):従来の「ナノイー」の100倍(48兆)→花粉を99%抑制するのに3時間
以上の通り、安い型落ち版を買うのもありですが、可能なら最新版のナノイーXが搭載された機種を選ぶのがオススメです。
※ナノイーの詳しい解説は、パナソニックの公式HP「「ナノイーX」」に詳しく書いてあります。
ナノイーは新型コロナウイルスに対して効果ある?
また、気になるのが新型コロナウイルスに効くのかどうか。
実はこれ、既に検証結果があります。
ナノイーを2時間動作した場合、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)および変異株4種(アルファ株、ベータ株、ガンマ株、デルタ株)を99.99%抑制したそうです。
もちろん、空間の広さによっても効果は変わってくるし、接触感染のリスクもあるので過度な期待は禁物ですが、一定の効果が期待できるといえそうです。
3種類の気流制御技術と2種類のセンサー
F-VC70XTには以下 3種類の気流制御技術が搭載されています。
- ハウスダスト気流:床上30cmに溜まりがちな大きく重い汚れをパワフルに吸引。
- PM2.5気流:室内全体にただよう汚れを確実に吸引。
- ニオイ・けむり気流:室内全体や上方にただよう小さな汚れを逃がさず吸引。
以下のセンサーが汚れの種類を見分けて、これら3つの気流を自動で切り換えて吸引してくれます。
高感度ハウスダストセンサー
けむりやアレル物質など、最小約0.3μmの微細な粒子までしっかり検知します。
ハウスダストなどの微小粒子状物質の量を高精度に判定できる「PM2.5 解析プログラム」で、ハウスダスト濃度が高い時には本体正面のサインでお知らせし、自動で風量・気流を切り換えて吸引します。
ニオイセンサー
部屋に充満する生活臭をセンサーが見つけ、ニオイを取り除きます。
例えば、食事の準備をする時に発生する料理臭や調理後の生ゴミ臭、体臭など、気になる生活臭をセンサーが見つけて脱臭します。
自動運転するとこれらのセンサーが「PM2.5・花粉・ハウスダスト・ニオイ」のいずれかを感知し、それに応じて表示が点灯します。
空気が汚れている時は中央が赤くなり、綺麗な空気の時は青くなります。
※センサーの詳しい解説は、パナソニックの公式HP「高精度なセンサー」に詳しく書いてあります。
花粉撃退運転
F-VC70XTには花粉モードが搭載されており、立体的な気流が部屋全体を効率よく循環するように設計されています。
パトロール時の風量と気流を変え、ハウスダストの中でも特に大きく重い花粉が落ちる前に吸い込んでくれます。
結果として、花粉集じん量が従来の1.5倍になっているそうです。
僕も花粉症ですが、これをつけてる時はやっぱり症状がマシです。
※詳しい解説は、パナソニックの公式HP「多彩な吸引モード」に詳しく書いてあります。
3つのフィルターで汚れをキャッチ
F-VC70XTには以下の3つのフィルターが搭載されており、空気の汚れをしっかりキャッチしてくれます。
※フィルターの詳しい解説は、パナソニックの公式HP「3つのフィルター」に詳しく書いてあります。
プレフィルター
ペットの毛や繊維など、比較的大きな汚れを取り除きます。
清潔HEPAフィルター
花粉やPM2.5などの微細な粒子をしっかりキャッチします。
スーパーナノテク脱臭フィルター
ナノレベルの超微細な穴でニオイの元を吸着する活性炭を、粒状にしてフィルター枠に貼付られています。
F-VC70XTの加湿機能
加湿機能付きの空気清浄機は、一般的に加湿機能が十分でないといった評価を見ることもありますが、F-VC70XTは加湿機能も優れていると感じました。
実際に加湿してみると湿度が上がっていると体感できるし、湿度が上がることで少し暖かくも感じます。
具体的に搭載されている加湿機能は以下の通り。
※加湿機能の詳しい解説は、パナソニックの公式HP「たっぷりうるおう」に詳しく書いてあります。
湿度センサー
湿度を自動で整えることができる「自動運転」が搭載されています。
湿度は『高め』『標準』『控えめ』の3段階で設定が可能。
目安は以下の通りです。
段階 用途 設定湿度(目安) 高め 乾燥が特に気になるとき 約60% 標準 快適な湿度を保ちたいとき 約50% 控えめ 控えめに加湿したいとき 約40% 出典:Panasonic; https://panasonic.jp/airrich/function/moist.html; 2021-12-11参照
「フュージョン」素材採用加湿フィルター
吸水・保水・通気性に優れた構造の「フュージョン」素材を採用。
汚れがつきにくく、洗浄に強く、たっぷりの水をすばやく気化してくれます。
「イオン除菌・防カビユニット」
加湿トレー内の水の菌を抑制し、加湿フィルターのカビを抑制する「イオン除菌・防カビユニット」が搭載されています。
これにより清潔な水で部屋を加湿することができます(ユニットの交換不要)。
【Panasonic/パナソニック】加湿空気清浄機F-VC70XTの静音性
加湿空気清浄機で気になるのが、運転音の静音性。
こればかりは正直使ってみないとわからないですからね。
モードにもよりますが、静音性は良好だと思います。
F-VC70XTは「風量」と「加湿」で音の大きさが異なりますが、体感でいうとこんな感じ。
風量
- 静音:ほぼ無音
- 中:風の音はするがうるさくはない
- 強:かなり大きな風切り音がする
加湿
- 静音:風の音はするが静か
- 中:風の音はするが静か
- 強:少し大きめの風切り音がする
F-VC70XTにはさらに照度センサーがついており、部屋が暗くなると風量・表示ランプの明るさ・運転音などをセーブした「おやすみ自動運転」に切り替わります。
寝ている時にはほぼ全消灯になるので、音も光も気にならないのがデカい。
あと、自動運転していると上部のドアが開閉するのですが、この開閉音が無いのもいいです。
僕はかなり神経質な方ですが、「静音モード」の静音性はかなり良いと思います。
【Panasonic/パナソニック】加湿空気清浄機F-VC70XTの汚れ具合とお手入れ箇所
F-VC70XTの掃除方法
加湿器・空気清浄機の掃除って面倒なイメージがある
という方が多いと思いますが、F-VC70XTの掃除は正直めちゃめちゃ簡単です。
具体的なお手入れ箇所と頻度は、パナソニックの公式HP「【加湿空気清浄機】お手入れ方法について」に詳しく書いてあるのでそちらをご覧ください。
簡単にまとめると以下の通りです。
お手入れ箇所とお手入れ頻度
1 本体とフロントパネル:約1ヵ月に1回程度
2 プレフィルター:約2週間に1回
3 集じんフィルター:汚れが気になるとき
4 脱臭フィルター:汚れが気になるとき
5 高感度ハウスダストセンサー:約3ヵ月に1回程度
6 タンク:毎日
7 加湿フィルターセット:約1ヵ月に1回程度
8 加湿トレー:約1ヵ月に1回程度
9 イオン除菌ユニット(防カビ剤入り):約1ヵ月に1回程度
ただ、実際に使用している感覚としては、これはあくまで推奨なのかなと思います。
実際はそこまで汚れは目立っておらず、僕はめんどくさがりなのでここまで頻繁に掃除しておりません(笑)
以下に、半年程度使用した後の汚れ具合と、掃除箇所を具体的に見ていきましょう。
空気清浄機ゾーンの汚れ具合と掃除箇所
まず、正面のカバーをがぱっと外します。
カバーは本体を押さえながら、サイドにある縦長の空洞を両手で手前に引くひっぱると簡単に取り外せます。
外してみると、カバーの内側にホコリが溜まっていました。
これはふき取ってしまえば終わりです(約1カ月に1回)。
カバーを取るとまずプレフィルターが見えます。
このフィルターは、ホコリを掃除機などで取るだけでOKです(約2週間に1回。気になる時は水洗いも可能。定期交換は不要)。
汚れ具合としては、ちょっとホコリがついているくらいでした。
プレフィルターを外すと、集じんフィルターが見えます。
これも表面のホコリを掃除機などで取ればOKです(汚れが気になるときのみ、水洗い不可。10年に1回交換)。
ちなみに僕はまだホコリが付いていないので一度も掃除しておりません。
これを外すと、脱臭フィルターが見えます。
これも表面のホコリを掃除機などで取ればOKです(汚れが気になるときのみ、水洗い不可。10年に1回交換)。
加湿機ゾーンの汚れ具合と掃除箇所
続いては加湿フィルターについて。
F-VC70XTには右サイドに加湿用のタンクとフィルターが内蔵されています。
「押す」というボタンを押しながら取っ手を引っ張ると、このようにタンクを引き出せます。
タンクを取り出したところに空洞ができましたが、ここを引っ張りだすと加湿フィルターが出てきます。
白くて丸いのが加湿フィルターです。
この白い部分だけを取り出して、水かぬるま湯で押し洗いするだけです(約1ヵ月に1回程度、10年に1回交換)。
これもまだ掃除したことがないのですが、、、まだかなりきれいな状態です。
※ブラシなどでこすったり、洗濯機で洗ったり、乾燥機で乾かすのはNGです(縮みの原因になります)。
そして、この黒い枠のようなものが加湿トレーです。
トレーは水洗いでOK。
見てみると若干汚れていましたが、簡単にとれました。
白いつぶつぶは、イオン除菌ユニット(防カビ剤入り)です。
これも約1カ月に1回程度の手入れで、「加湿機用洗剤などでつけ置き洗いをする」ことが推奨されているようです(交換不要)。
ただし、これもまだ一度も洗っておりませんが、今のところ特に問題なく使用できております。
そしてタンクはこちら。
このタンク、手がスッポリ入る程の広口なので、中身を直接拭き掃除しやすいというメリットがあります。
また、給水時にこぼしにくく給水しやすいのもいい。
まだ本格的に洗ったことはないのですが、汚れやカビもなくかなりキレイな状態でした。
防カビ効果が効いているのかもしれませんね。
また、タンク容量は約4.0Lという大容量なので、給水回数が少なくて済みます。
水の溜まっている量が一目で分かる水位窓付きなので、これも便利。
そしてもう1つ優秀なポイントが、給水タンクに足がついていること。
これがあるおかげで手で持たなくても自立してくれます。
そのため、手で持ちながら給水する必要がなく、シンクに置くだけで給水できるのが素晴らしい。
全部で4L入るので、 手で持ちながら給水するとかなり重たいですからね。
これは特に女性にとっては嬉しいポイントではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
今回のポイントを簡単にまとめておきます。
おさらいポイント
- とにかくおしゃれで洗練された印象
- 様々なインテリアに馴染みやすい
- ナノイーX搭載で空気清浄機能は抜群
- 加湿機能も優れている
- お手入れが簡単で手間が少ない
- タンクが自立するので給水が楽
手入れの頻度に関しては、長く綺麗に使いたいのであればパナソニックの推奨頻度で掃除しましょう。
僕みたいなめんどくさがりの方は、正直そこまできっちりしなくても問題はないかもです(もちろん使用頻度にもよるので保証はできませんが)。
あとは、発売年度によってナノイーXの性能が全然違うみたいなので、最新版で高機能を取るか、型落ち版で安さを取るかは、あなた次第です。
個人的には型落ち版でも十分効果は期待できると思います。
2021年発売の最新版「F-VXU」はこちら↓
2020年発売の型落ち版「F-VXT」はこちら↓
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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