こんな疑問にお答えします。
こんにちは。
この度は当ブログをご覧いただきありがとうございます。
本ブログを運営している、ファッションブロガーのJKEN(ジェイケン)です。
革靴ってスーツに合わせるシューズだから、仕事で履くイメージが強いし、私服で履くイメージがないという人もいますよね。
その結果、「革靴を私服で使うのはダサいのでは?」と心配している人もいるはず。
そこで本記事では、本当に革靴を私服で使うのはダサいのか、以下のポイントにもとづいて徹底解説していきます。
- 私服で革靴を履くのはダサい?
- 私服で革靴を履くとダサいといわれる理由
- 私服で革靴を履くメリット
- おしゃれな革靴の選び方
- メンズがおしゃれな革靴コーデを作る方法
- おしゃれなメンズの革靴コーデ13選
- メンズにおすすめの革靴ブランド
それでは早速見ていきましょう。
私服で革靴を履くのはダサい?
結論からいうと、私服で革靴を履くのはまったくダサくないです。
むしろめちゃめちゃおしゃれだと断言できます。
私服×革靴は、毎回ファッション雑誌で必ずといっていいほど取り上げられるスタイルです。
パリコレをはじめとするランウェイでも当たり前のように革靴を合わせています。
また、日本だけでなく世界中のおしゃれなファッショニスタさんも、私服に革靴を合わせたスタイルを好んでいます。
つまり、おしゃれさんの中で私服×革靴スタイルは、もはや定番化しているということです。
じゃあ、なんで「私服で革靴を履くとダサい」という考えが出ているのか?
順番に解説していきます。
私服で革靴を履くとダサいといわれる理由
革靴の選び方を間違っている
私服に革靴を合わせるとダサいといわれる最大の理由はコレ。
そもそも、革靴の選び方を間違っているケースが多いです。
革靴ってたくさん種類がありますよね。
代表的なものでいうと、プレーントゥシューズ・ローファー・Uチップ・ウイングチップ・チロリアンシューズ・モンクストラップ・ブーツなど。
革靴は本来ドレス感(スーツっぽい印象)の強いアイテムですが、これらの種類によってフォーマル度がかなり変わってきます。
そして、同じ種類でもデザイン・フォルム・素材・ディテールによってフォーマルな印象になったりカジュアルな印象になったりします。
あまりにフォーマルな印象の革靴を私服で履くと、どうなると思いますか?
おしゃれな私服コーデを作るには、ドレス(キレイめな印象)とカジュアルのバランスを取ることが重要といわれているので、一見問題ないように思えます。
ですが、フォーマルすぎる革靴を私服と合わせてしまうと、革靴だけが浮いて見えてしまい、結果的にチグハグとしたダサいコーデになってしまうんです。
つまり革靴コーデをおしゃれに仕上げるには、ビジネス用の革靴をそのまま私服で使うのではなく、プライベート用の革靴を別途購入する必要があるということ。
プライベート用のおしゃれな革靴の選び方については、後ほど詳しく解説します。
私服で革靴を履くメリット
ここまで記事を読んでいただいたあなたなら、私服に革靴を合わせるのはダサくないことを理解できたはず。
とはいえ、
革靴は疲れるし、わざわざプライベートで履きたくないんだよなぁ。
と思ってるかもしれません。
こう思うのはごもっともで、平日に毎日革靴を履いてる人なら特にそう考えるはずです。
ですが、革靴にはそれを超えるメリットがあります。
主なメリットは以下の3点。
- カジュアルコーデを上品に格上げしてくれる
- コーデに安定感がでる
- ビジネス用ほど履き心地は悪くない
順番に解説していきます。
カジュアルコーデを上品に格上げしてくれる
革靴を私服で合わせると、コーデ全体が上品な印象に仕上がります。
たとえば、Tシャツ×デニムの組み合わせって、王道のカジュアルコーデですよね。
でも、足元にスニーカーやサンダルといったカジュアルなシューズを合わせると、下手をすればカジュアルすぎて野暮ったい印象になる可能性もあります。
もちろん、スニーカーやサンダルを合わせてもいくらでもおしゃれに仕上げられますが、デザインやシルエットなどに注意しないと失敗するリスクもあるわけです。
そこで、シューズを革靴にするとどうなるか?
Tシャツ×デニムというカジュアルな組み合わせに、革靴という上品なアイテムが加わることで、ドレスとカジュアルのバランスがとられたおしゃれなコーデに仕上がります。
ただのカジュアルコーデが、上品な大人カジュアルスタイルに生まれ変わるわけです。
このように、革靴にはコーデを上品に格上げする力が秘められています。
靴は全体の割合でいうと小さな面積ですが、足元は身体の最も目立つ部位の1つなので、コーデ全体の印象を左右するほど重要な存在なんです。
コーデに安定感がでる
革靴を履くと、コーデに安定感が出ます。
安定感ってどういうこと?
「コーデに安定感がある」を別の言葉で言い換えるのはちょっと難しいのですが、「まとまりのあるコーデ」というのが近いかと。
そう、革靴にはコーデを上手くまとめる力があります。
それはなぜか?
革靴は文字通り革(レザー)で出来ていますよね。
革というのは、上品で重厚感のある素材です。
身体の最も下の部位である足元に重厚感があると、ずっしりとした印象が出ます。
たとえば、建築物に言い換えてみましょう。
家・マンション・東京スカイツリー・お城など、どんな建物も土台が大事ですよね。
土台がしっかりしてないと、建物は崩れ落ちてしまいます。
それと同じで、ファッションも土台(つまり足元)がしっかりしていれば、安定感のあるコーデに仕上がりやすいです。
つまり、重厚感のある革靴を履けば、まとまりのあるコーデに仕上げることができるというわけ。
ビジネス用ほど履き心地は悪くない
革靴って疲れやすいイメージがありますよね。
実際、僕も仕事用の革靴を履くといつも疲れてしまいます。
ビジネス用の革靴が疲れやすい理由は、細身のフォルムで作られる傾向にあるからです。
なんで細身で作られているかというと、細身シルエットの方がスマートに見え、ビジネスシーンでは好まれるためです。
反対に、プライベートで使う革靴は、少しゆとりのあるフォルムで作られていることが多いです。
なぜなら、その方が私服にマッチしやすいからです。
プライベート用の革靴はゆとりのあるフォルムなので、実はそこまで履き心地は悪くないんですよね。
僕は生まれつき偏平足で、多分普通の人より疲れやすい体質だと思うのですが、そんな僕からしてもプライベート用の革靴の履き心地は良好です。
中には、そこらのスニーカーと似たような感覚で履ける革靴だってあります。
なので、「革靴は疲れやすい」というイメージは一度取っ払ってみて、試しに取り入れてみるのがおすすめです。
意外と「なんだ、こんなもんか」と納得しちゃうと思いますよ。
ただし、革靴のブランドやモデルによっては細身のものもあるし、自分の足に合うかどうかによっても疲れやすさは変わってくるので、あくまで「傾向」として捉えてください。
おしゃれな革靴の選び方
では、プライベート用のおしゃれな革靴を選ぶにはどんなポイントに注意すればいいのか?
3つのポイントに絞って解説していきます。
ポイント①外羽根式を選ぶ
革靴は、内羽根式と外羽根式に大別できます。
プライベート用のおしゃれな革靴を選ぶ時にまず大事なのは、外羽根式を選ぶということです。
内羽根式
「内羽根式」は、シューレースホール(靴紐の穴)が甲の部分の革と一帯になっている革靴のことです。
凹凸の少ないフォルムなのでドレス感が強く、ビジネスシーンや冠婚葬祭などのフォーマルなシチュエーションに向いています。
一方で、私服などのカジュアルシーンで合わせることも不可能ではありませんが、私服に馴染まず浮いてしまうリスクがあります。
外羽根式
「外羽根式」は、シューレースホールが靴本体の革部分の上から被さるようになっている革靴のことです。
内羽根式よりも凹凸がある分少しカジュアルな印象があるため、スーツ用として使われることはほぼありません。
ただし、このカジュアルな部分があるおかげで私服との相性がよくなり、様々なアイテムと合わせられるようになります。
ポイント②程良く丸みがありノーズが短めのフォルムを選ぶ
次に大事なのは、シルエット選びです。
先ほども解説したとおり、細身のフォルムの革靴はビジネスライクな印象になってしまいます。
なので、プライベート用の革靴を選ぶ場合は、甲からつま先部分までのフォルムが程良く丸みのあるものを選ぶようにしましょう。
ただ、丸みが強ければ強いほどカジュアルな印象が強くなるので、程良い丸みのものを選ぶのがおすすめです。
また、「ノーズ」の長さも重要。
ノーズとはつま先の先端~羽根の切り替え位置にかけての部位のことで、 ノーズが長いものはロングノーズ、短いものはショートノーズと呼びます。
プライベート用の革靴を選ぶ場合は、ショートノーズを選ぶのが無難です。
ロングノーズ
ロングノーズは先端部分が細長いフォルムのため、スマートな印象が強くフォーマルシーン向けになります。
あえて私服と合わせることもできますが、私服とのバランスを取るのが難しく難易度が高めです。
ショートノーズ
ショートノーズは先端部分が短いフォルムのため、程よいカジュアルさを含むことから私服との相性が抜群です。
ビジネスシーンで使うには少し不向きですが、私服では様々なパンツと相性良く合わせることができます。
ポイント③合皮ではなく本革を選ぶ
革靴の素材には合皮と本革がありますが、ここはぜひ本革を選んでください。
合皮の方が安いのは当たり前ですが、その分壊れるのも早いです。
長い目で見ると、多少値段が高くても本革を買った方がコスパがいいです。
また、本革は履いているうちに革が伸びてきて、自分の足に馴染んでくるというメリットもあります。
自分の足に馴染むと、履き心地が良く感じます。
合皮は人工なのでほとんど伸びることがなく、自分の足に馴染んでくれないという点でもおすすめしません。
さらに、本革の中でもカーフレザー(牛革)・コードバン(馬革)・オイルドレザー(多量の油を含ませた革)など、素材や加工法によって様々な種類があります。
ここではそれぞれの特徴をあえて述べはしませんが、上質な素材や加工法にこだわった革靴を選ぶと、経年変化を楽しめるなどさらにメリットが出てきます。
ポイント④由緒正しきブランドを選ぶ
金銭的に余裕があれば、由緒正しきブランドの革靴を選ぶのがおすすめ。
やっぱり歴史のあるブランドの革靴のクオリティはすごいです。
値段の高い革靴は、デザイン・履き心地・耐久性など、あらゆる点で優れています。
丁寧に手入れすれば、10年くらい長持ちするものも存在します。
高い値段で買ったとしても、十分に元を取れるわけですね。
もちろん、金銭的に余裕がない場合や、まだプライベート用に革靴を持っていない人は、無理して高いものを買う必要はありません。
2万円前後の安いものから試すのがいいと思います(本記事の最後にコスパのいい革靴ブランドを5種類ご紹介します)。
ただ、「メンズにおすすめの靴まとめ【「おしゃれは足元から」は本当です】」でも述べてますが、靴にお金をかけることは大切です。
革靴に慣れてきたら、将来的には良い靴を履くことをおすすめします。
「おしゃれは足元から」は本当?【ファッションにおける靴の重要性】
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メンズがおしゃれな革靴コーデを作る方法
適度にカジュアルダウンする
男性が私服で革靴をおしゃれに取り入れるには、ずばり「適度にカジュアルダウンする」ことが大切です。
もう本当にこれに尽きます。
同じようなことを「メンズがおしゃれな白シャツコーデを作る方法とは?元販売員が徹底解説」の記事でも解説しましたが、革靴もキレイめとカジュアルのバランスが重要になってきます。
革靴はスーツに使われるくらいなので、とてもフォーマルなアイテムですよね。
そのため、革靴以外もキレイめなアイテムでまとめると堅い印象になってしまい、キメすぎ感が出てしまいます。
たとえば「白シャツ×テーラードジャケット×スラックス×革靴」の組み合わせは、キレイめなアイテムばかりで合わせているので、「スーツ?今日は仕事なの?」と勘違いされかねません。
なので、革靴以外は適度にカジュアルなアイテムを取り入れましょう。
カジュアルなアイテムを取り入れれば堅い印象を和らげることができるので、「上品でおしゃれな私服コーデ」に近づきます。
たとえば「白シャツ×テーラードジャケット×スラックス×革靴」の場合、以下のように1つ以上カジュアルなアイテムを取り入れましょう。
革靴コーデの組み合わせ例
- 白シャツ→Tシャツ
- テーラードジャケット→マウンテンパーカー
- スラックス→デニム
このようにカジュアルダウンして堅さを和らげることを「抜け感を取り入れる」といいます。
抜け感の取り入れ方には他にも複数あり、抜け感を使いこなせればよりおしゃれな印象になれるので、マスターしておくとかなり便利です。
抜け感を取り入れる方法について詳しく知りたい方は、「「抜け感」とは?おしゃれコーデを作る上で必須の抜け感の作り方を徹底解説」の記事で徹底解説しているので、ぜひご覧ください。
-
ファッションの「抜け感」とは?抜け感のあるコーデの作り方を徹底解説
続きを見る
もちろん例外もあって、スーツやジャケットでネクタイを閉めるようなテーラードスタイルなら、上品なアイテムだけでまとめることでバシッとカッコよく決まります。ただ、このスタイルは高級レストランなどドレスコードのあるシーンでは使えますが、基本的にカジュアルシーンではそのような服装をすることは少ないです。
【春夏秋冬】おしゃれなメンズの革靴コーデ12選
ここからは、おしゃれなメンズの革靴コーデ例を季節ごとに合計12種類厳選してご紹介します。
春の革靴コーデ
スウェット×ショートパンツというカジュアルな組み合わせをビットローファーで上品に格上げしたコーデ。
靴下にはラインソックスを選ぶことで、スポーティなアクセントを加えています。
上品なレザーバッグを持つことで全体の印象を上品に寄せているのもポイント◎
ポロシャツ×ロンT×チノパン×ローファー
ビッグシルエットのポロシャツにロンTをレイヤードしたベージュのワントーンコーデ。
ベージュトーンにまとめることで大人っぽく落ち着いた印象になるように意識しています。
シューズは黒のローファーを合わせて全体の印象を引き締めました◎
トレンチベスト×花柄シャツ×スラックス×チロリアンシューズ
トレンチベストに花柄シャツを使った少し変化球のスタイル。
ボトムスを黒のスラックスと革靴でシックかつ上品にまとめています。
トレンチはヒモを縛ることでエレガントな印象を醸し出すことができる数少ないアイテムです◎
サファリハット×バスクシャツ×スラックス×ローファー
バスクシャツにワイドスラックスを合わせたコーデ。
ボトムスをブラックにまとめることで、トップスを引き立たせています。
ベージュのサファリハットが、重たくならず気取らない雰囲気を出しています。
夏の革靴コーデ
白シャツ×Tシャツ×ショートパンツ×靴下×チロリアンシューズ
上品な白シャツとカジュアルなショートパンツを組み合わせてバランスを意識し他コーデ。
地味な印象にならないよう、シャツのボタンを全開して着こなしをアレンジしています。
足元は黒の靴下と革靴を合わせることで、上品かつ全体の印象を引き締めています。
白Tシャツ×デニム×チロリアンシューズ×サファリハット×ショルダーバッグ×腕時計
白Tシャツ×デニムという王道コーデを革靴で上品に格上げしたシンプルコーデ。
地味にならないよう、ハット・バッグ・腕時計でアクセントをつけています。
シンプルだからこそ1つ1つのアイテムのシルエットには特に注意が必要。
オープンカラーシャツ×ワイドミリタリーパンツ×チロリアンシューズ×サファリハット×腕時計
ワイドシルエットのミリタリーパンツにビッグシルエットのオープンカラーシャツを合わせたコーデ。
ビッグシルエットでも軽快なオフホワイトカラーなら重たくならずに済みます◎
同系色のハットを合わせつつ足元は黒の革靴で全体を引き締めています。
サファリハット×柿渋染めシャツ×ショートパンツ×靴下×チロリアンシューズ
柿渋染めシャツにショートパンツを合わせたコーデ。
上下をビッグシルエットで統一し、足元をダークカラーでまとめることでコーデに安定感をプラス◎
シャツの渋さとサファリハットのアウトドア感がマッチしています。
秋の革靴コーデ
柿渋シャツ×ワイドパンツ×ローファー
柿渋シャツを主役として引き立てるために、ボトムスをオールブラックでまとめました。
武骨にならないように足元はローファーにしてクラシカルにまとめています。
首元から白Tシャツをチラ見せすることで、抜け感も取り入れています。
セットアップ×オープンカラーシャツ×ビットローファー×ニット帽
セットアップを使ったキレイめコーデの典型例。
インナーをストライプシャツ、足元はビットローファーといった上品なアイテム尽くしなのに堅い印象に見えないのは、セットアップがオーバーサイズなシルエットなので程良くゆるい印象を醸し出してくれているから◎
パーカー×ストライプシャツ×スラックス×チロリアンシューズ
ドロップショルダーの中でも黒のパーカーはボリューム感が強いので、重たくならないように注意が必要。
このコーデではあえて全体を暗い印象にまとめつつ、ストライプシャツをレイヤードして抜け感を出しています。
タートルネックニット×チェックパンツ×チロリアンシューズ×レザーバッグ
黒のタートルネックを使ったモノトーンコーデ。
本来カジュアルなチェックパンツでも、モノトーンかつ柄の細かいグレンチェックなら、キレイめコーデにもすんなり溶け込みます。
足元は革靴で引き締めつつ、レザーバッグで上品さを演出しているのもポイント◎
冬の革靴コーデ
ボアコート×タートルネックニット×コーデュロイパンツ×チロリアンシューズ
全体をカーキと黒でまとめることで統一感を意識したコーデ。
ベースを黒で統一することにより全体の印象を引き締めることに加えて、ボアコートを引き立てています。
足元はボリューミーなチロリアンシューズで引き締め◎
コーデュロイブルゾン×ニット×バンドカラーシャツ×デニム×ローファー
コーデュロイのブルゾンにデニムを合わせたカジュアルスタイル。
どちらも作業着由来のアイテムなので野暮ったくなりがちですが、テーパードシルエットのデニムを選びつつ、首元と足元から白をのぞかせることで清潔感と抜け感を演出しています。
足元をカジュアルに馴染みのいいローファーで仕上げているのもポイント◎
ロングコート×カーディガン×タートルネック×スラックス×チロリアンシューズ
全体をグリーン系で統一したキレイめでは珍しいカラーのコーデ。
ワークやカジュアルな印象のあるグリーン系でも、1つ1つを上品なアイテムで統一することでキレイめコーデになります◎
このようにカジュアルなカラーのキレイめコーデでは、全体を引き締めるためにレザーシューズは必須です。
ケープコート×タートルネックニット×スラックス×チロリアンシューズ
大胆なオーバーサイズのケープコートを取り入れたコーデ。
インナーはタートルネック、ボトムスはスラックスと革靴で上品にまとめています。
全体をブラウンで統一することで、大人の落ち着いた雰囲気も演出することが可能◎
ファッション初心者におすすめのコスパのいい革靴ブランド5選
「おしゃれな革靴の選び方」の項で解説したとおり、ただ安いだけのものはおすすめできません。
ただ、ファッション初心者の人にとっては出来るだけ安いものがいいというのが実情かと思います。
そこで、初心者さんでも手を伸ばしやすいように、できるだけ安く、かつクオリティの高いブランドを5種類厳選しました。
【G.H.Bass/ジーエイチバス】
G.H.Bass
世界で初めて「ローファー」というシューズを作ったブランドとして知られています。
その最初に作られたローファーが「WEEJUNS
G.H.Bassはこれだけ由緒正しきブランドでありながら、2万円前後で購入できるというコスパの良さも魅力の1つです。
もし初めてローファーを買うなら、G.H.Bassを選べば間違いないでしょう。
ちなみに僕も初めてのローファーはG.H.Bassで、8年程度履き続けることができました(上のローファーを使ってるコーデもG.H.Bassです)。
ただサイズ感には要注意なので、気になる方は「【8年目】G.H.Bassのローファー「ローガン」のサイズ感・経年変化・コーデ例」の記事をあわせてご覧ください。
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【8年目】G.H.Bassのローファー「ローガン」のサイズ感・経年変化を徹底レビュー
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【KLEMAN/クレマン】
KLEMAN
健康的で耐久性のある靴を設計しており、すべての工程をフランスで行うというメイドインフランスを徹底しています。
クレマンは主にサービスシューズ(軍で用いられる靴)などを展開しており、ミリタリースペック(軍が必要とする規格)の基準を満たした靴作りをしているのが特徴。
実際には軍の他にも、消防署・市役所・公共施設などにシューズを提供してきた実績がある、由緒正しきブランドです。
つまり、クレマンはフランスという国が認めるほどのクオリティを誇っているということ。
さらに、クレマンの革靴は2万円前後で購入できるというコスパの良さも魅力の1つです。
僕もクレマンのチロリアンシューズ「PADROR
PADROR(パドラー)のサイズ感や履き心地が知りたい方は、「【7年目】KLEMAN(クレマン)のPADREのサイズ感、経年変化、コーデ例を詳しく解説」の記事もあわせてご覧ください。
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KLEMANのPADRE(パドレ)のサイズ感やコーデ例を7年愛用者が徹底解説
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クレマンのおすすめモデルを知りたい方は、「2万円で買えるコスパ最強の革靴KLEMAN(クレマン)の人気モデル5選」の記事へどうぞ。
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2万円で買えるコスパ最強の革靴KLEMAN(クレマン)の人気モデル5選
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【JALAN SRIWIJAYA/ジャラン スリウァヤ】
JALAN SRIWIJAYA
スリウァヤのシューズは、丈夫な仕上がりになることで有名な「ハンドソーンウェルテッド製法」で作りだされています。
ハンドソーンウェルテッド製法は高級ブランドのオーダーメイドにもよく用いられる製法で、非常に高度な技術力が必要。
履きこむごとに足にフィットし、長時間の歩行にも適した仕上がりになっています。
ハンドソーンウェルテッド製法で仕上げられる革靴は品質が高く長持ちする反面、高額になるのが通常。
ですが、それを手を伸ばしやすい価格帯まで下げられているのがジャランスリウァヤの特徴です。
品質だけでいえば、どれだけ安く見積もっても7万円前後の革靴と同等のレベルですが、ジャランスリウァヤは企業努力により3万円台にまで値段を抑え込んでいます。
高品質な革靴をこれだけコスパ良く買えるブランドは中々ないので、ファッション初心者さんにもおすすめです。
【REGAL/リーガル】
REGAL
リーガルは国内革靴ブランドの大定番と言われている存在で、「グッドイヤーウェルト製法」を得意とするブランドです。
グッドイヤーウェルト製法の革靴は、履き込むほどミッドソール内のコルクが沈んでフィット感が高まっていくため、長時間履いても疲れにくい特徴があります。
また、ソールの修理や交換もできるため、アッパーさえ状態が良ければかなり長持ちしてくれます。
さらに、リーガルは「GORE-TEX®ファブリクス」という防水性に優れた素材を使用しているモデルが多く、雨の日でも気兼ねなく履けるのも嬉しいポイントです。
このように機能性に富んだ革靴は値段が高くなりがちですが、リーガルは1万円台~4万円台で購入できるため、かなりコスパのいい革靴ブランドといえます。
【HARUTA/ハルタ】
HARUTA
ハルタは学校指定靴として長らくトップシェアを維持しており、値段の安さから若者を中心に抜群の人気を誇っています。
そんなハルタの象徴的なシューズが、ローファー
最大の魅力はやはり値段の安さで、「優れた商品を適正価格で」を企業ポリシーにしており、本革のローファーが1万円台で購入できるという圧倒的コスパを誇っています。
ただし、ハルタの革靴はセメント製法(アッパーとソールを接着剤で貼り合わせる方法)で仕上げられているため、ソール交換は不可で他の製法よりも長持ちしません。
高いものを長く愛用するというよりも、安く買って履きつぶすという感覚です。
「高いのは気が引けるから、安いものを気軽に履きたい」という人にはピッタリのブランドといえます。
まとめ
いかがでしたか?
今回のポイントを簡単にまとめておきます。
おさらいポイント
- 私服に革靴を合わせるのはおしゃれかつ定番
- 革靴はカジュアルコーデを上品に格上げしてくれる
- 革靴のおかげでコーデに安定感がでる
- 私服用はビジネス用ほど履き心地は悪くない
- 革靴の選び方を間違うとダサくなる
- 革靴コーデは適度にカジュアルダウンするのがおすすめ
私服で革靴を取り入れることには、大きなメリットがあることがお分かりいただけたかと思います。
そして、取り入れ方さえわかってしまえばもうこっちのものです。
本記事で解説したポイントをおさえれば、きっとおしゃれに履きこなせるはず。
革靴を持ってるけどいまいち取り入れ方がわからない人も、まだ私服で革靴を取り入れたことがないという人も、ぜひ本記事を参考に革靴コーデにチャレンジしてみてくださいね。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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