メンズ服サブスクおすすめ5選｜あなたに合うサービスが一目でわかる比較表付き

 

こんな疑問をお持ちのあなたへ。

 

最近、ファッションサブスクが流行っています。ただ、サービスの質にバラつきがあって、選んでしまうと失敗に終わるサービスも少なくありません。せっかくサブスクを使うなら、「届いた瞬間にテンションが上がる服」「鏡を見たときに、ちょっと自信が湧く服」、そんなアイテムに出会いたいはずです。

そこでまず知っておきたいのが、服のサブスクには大きく分けて次の2つの軸があるということ。

 

この2つの軸で整理すると、「自分に合うサービス」がハッキリ見えてくるんです。

本記事では、ファッションサブスクを長年チェックしているプロの視点から、本当におすすめできるサービスを5つだけ厳選してご紹介します。さらに今回は、「どんな人にどのサービスが最適なのか」一目でわかるように比較表も用意しました。

「これからサブスクを使ってみようかな」と考えている人は、まずこの記事を読んでおけば間違いありません。

それでは早速見ていきましょう。

 

 

メンズの洋服サブスクとは？まずは基本を整理

そもそも「服のサブスク」ってどんなサービス？

洋服のサブスクとは、月額の定額料金で服を「レンタル」または「購入」できるサービスのことです。

しかも、ただ服が届くだけじゃありません。最近のサブスクは、AIやスタイリストがあなたの好み・体型・生活シーンに合わせて服をセレクトしてくれるものが多いんです。たとえば「骨格診断」や「パーソナルカラー」をもとにおすすめするサービスもあります。

つまりサブスクは、ただ服を届けるだけの定期便ではなく、似合う服を最短ルートで提案してくれる「スタイリングサービス」という側面も持っているんです。

 

メンズ服サブスクを使うメリット

服のサブスクには、他の買い方ではなかなか得られないメリットがあります。特にメンズの場合、次の2つがおすすめポイントです。

①プロが選んでくれるから、とにかく「失敗しない」

自分で選ぶと「なんか違う」「結局ダサく見える」ってこと、ありますよね。サブスクの場合は、データや理論を使ったセレクトをするので、服選びの精度が一気に上がります。

「プロのセンスを借りること＝もっとも早くおしゃれになる近道」でもあり、特にファッション初心者にとってはメリットが大きいです。

②服の管理がラクすぎる（クローゼットがパンパンにならない）

レンタル型なら、着終わったら返却するだけ。購入型でも、必要以上に服を増やさないように「ワードローブの最適化」ができます。毎日服を選ぶ時間は楽しいものですが、人によっては時間の無駄になりかねません。

科学的にも、選択肢が多いほど人は決断に疲れ、満足度が下がると言われています。服が増えすぎないサブスクは、この決断疲れを減らしてくれるんです。

③コスパがいい

サブスクのもう一つの魅力が、コスパが良いということ。もちろんサービスやプランによって差はありますが、多くのメンズ向けサブスクは月5,000円台〜1万円台で利用できるものが基本です。

たとえば5,000円というと、セレクトショップのTシャツ1枚にも届かない価格ですよね。それが、トップスからパンツまでコーデ一式が届くサブスクもあるんです。この時点で、普通に買うより圧倒的にコスパが高いことがイメージしやすいと思います。

さらに、「ついつい衝動買いしてしまったけど、着ないまま眠っている服がある」という経験は誰しもあるはず。これって、知らないうちに洋服代をムダに流しちゃってるわけです。

一方、サブスクで届いた服は、「どれとどれを合わせればいいの？」と悩む必要がなく、すぐに外に着て行ける実用品ばかり。つまり、「買ったのに着ない服＝ゼロに近づく」というわけ。ただ安いからコスパがいいのではなく、「ムダを生まない仕組みそのものがコスパの高さを生み出している」というのがポイントなんです。

 

レンタル型と購入型どっちがいい？あなたに合うファッションサブスク診断

洋服のサブスクには大きく分けて 「レンタル型」 と 「購入型」 の2種類があります。この違いがわかるだけで服選びの迷いが一気に減るので、しっかり押さえておきましょう。

 

レンタル型サブスクの特徴｜いろいろ試したい人向け

まずレンタル型は、「今まで着たことがない服やブランドを試したい」という人にぴったりです。

毎月の定額料金で、スタイリストやAIがセレクトした服が届き、着終わったら返すだけ。クローゼットに服が溜まらず、使った分だけ新しい服を試せるので、まるで「ファッションの実験室」のように気軽に楽しめます。

さらに、レンタル型はトレンドの移り変わりに強くて、シーズンごとの流行の変化に自動で寄り添ってくれるのが大きな魅力です。

ただし、レンタル型にはひとつだけ注意点があって、「手元に服を残せない」ということ。これはメリットでもありデメリットでもあるので、あなたの性格に合うかどうかがポイントです。

 

購入型サブスクの特徴｜手元に服を残したい人向け

一方の購入型サブスクは、届いたアイテムがそのまま自分の服になるタイプ。レンタルと違って返却の手間がなく、クローゼットの中身を少しずつアップデートしていけるのが魅力です。

特に購入型は、「ふだんのコーディネートを安定させたい」「着回しやすい服だけ揃えたい」という人に向いています。

サービスによっては、骨格診断や色彩理論を取り入れた提案をしているところもあり、「似合う」という軸をベースにワードローブを整えられるのが強いポイント。手持ち服とのミスマッチが起こりにくいのも購入型の良さです。

ただし、購入するぶん服は増えていきやすいので、ものを増やしたくないタイプにはやや不向きなこともあります。また、レンタルよりもやや値段が高い傾向があります。

 

ファッション初心者向け？上級者向け？サブスク選びの重要な軸

服のサブスクを選ぶときに、実はいちばん外してはいけないポイントがあります。それが、コーデ提案の有無と、どれくらいプロが介入してくれるサービスなのかという軸です。

この軸を間違えると、初心者は迷子になり、上級者は物足りなくなります。ここはしっかり押さえておきましょう。

ファッションサブスクは大きく分けると、次の3タイプに分類できます。

 

①プロのスタイリストと相談しながら決めるタイプ

あなたの好み・体型・骨格・ライフスタイルなどをもとに、スタイリストがあなた専属のように服を提案してくれるタイプです。

 

こんな人にとって、まさに救いの手。写真を見せながら相談できたり、微調整してもらえるので、初心者でも劇的に失敗しづらくなります。

 

②プロのスタイリストが固定して提案するタイプ

こちらは、相談はできない代わりに、届く服が完全に「プロが組んだコーディネート」になっているタイプ。いわば、「はい、このまま着てください」という完成されたセットが届くイメージ。

ファッション初心者が最初につまずきやすい「何を合わせればいいのか問題」を根本から解決してくれるので、とにかく楽です。毎朝クローゼットの前で固まることがなくなります。

 

③自分で選んだり、AI診断を使って決めるタイプ

スタイリストの介入は一切なく、AIの診断結果や自分の好みをベースに、届く服をある程度自分で決められるタイプ。

このタイプは、「自分らしさ」 を大事にしたい人や、服選びも含めて楽しみたい人に向いています。いわば、おしゃれさん向けですね。

自由度が高いぶん「センスの土台」がある程度必要になるので、初心者がいきなり使うと迷子になることも…。

 

おすすめのメンズ洋服サブスク5選

メンズ服のサブスクといっても、その数はたくさんあります。ここでは元ECスタイリスト＆ファッションブロガーとして、その中でもおすすめだけを5つ厳選。さらに、5つのメンズ洋服サブスクを「料金・難易度・届く服の系統・向いている人」で深掘りしていきます。

 

基本スペック比較表

まずは結論から。下の表を見てもらうと、5サービスの特徴が一瞬でつかめます。どれが自分に合うかが視覚的にわかるように、必要な要素だけを超シンプルに凝縮しました。

 

同じサブスクでも、サービスごとに世界観も使い勝手もまったく違うことがわかります。

ここからは、それぞれのサブスクの特徴を深堀していきます。

 

①AnotherADdress（アナザーアドレス）

AnotherADdress（アナザーアドレス）は、洗練された人気ブランドの中から自由に好きなアイテムをレンタルできる、サブスク型のファッションレンタルサービスです。

扱うブランドは300以上、Maison MargielaやJIL SANDER、MARNIといった海外のハイブランドから、FACETASM、MARKAWARE、beautiful peopleのような日本初のデザイナーズブランド、Barbour、Fred Perry、MACKINTOSHといった有名ブランドまで、幅広く揃っています。

レンタル方法は「自分で選ぶ」ことが基本。気になるアイテムを1点から好きなタイミングで借りられ、もし着てみて「これは欲しい」と思ったら、そのまま会員価格で購入もできます。

さらに面白いのが「ファッションタイプ診断」。シンプルなのかモードが好きなのか、カジュアル寄りなのか…といった自分の傾向を、4つの観点から診断してくれます。ここでわかったタイプをもとにアイテムを選んでいくと、「好きな服」と「似合う服」の交差点が見えてきて、新しいスタイルがひらけるんです。

この「普段の生活ではなかなか挑戦できないブランドを、気軽に試すことができる」というスタイルが、まさにアナザーアドレスならではの魅力です。

 

 

②UWear（ユーウェア）

UWear（ユーウェア）は、日常で着るおしゃれ着を、メンズ専用で定額レンタルできるサブスク。ファッションが苦手な男性にとって「救済サービス」といってもいい存在です。

特徴はなんといっても「ほぼ丸投げでOK」というところ。申し込みの際に、年齢・体型・好みの色・ライフスタイルなどを細かくヒアリングされます。ここから専属スタイリストが情報をもとに「この人には、こういう雰囲気の服が似合う」「この体型なら、このシルエットがきれいに見える」といった分析をして、毎月ベストなコーデを組んでくれる流れです。服の知識がゼロでも、届いたアイテムをそのまま着るだけで、清潔感と垢抜け感が一気に手に入るように設計されています。

女性向けサービスのついでではなく、「男が着てかっこよく見える服」に徹底的に集中しているので、30〜40代のビジネスマンや、婚活・恋活中の男性からの支持がとても厚いです。オフィスでも浮かず、デートや合コンにもそのまま行ける、ちょうどいい服が届くイメージですね。

返却もかなりラクで、自宅集荷・コンビニ・宅配ロッカーなど、自分の生活スタイルに合った方法を選べます。着終わったらそのまま返すだけなので、クローゼットがどんどんパンパンになっていく心配もありません。気に入ったアイテムは割引価格で購入もできるので、「これは残したい」という時も安心です。

 

 

 

③AUEN（旧Dコレクション）

AUEN（旧Dコレクション）は、「おしゃれな大人のふだん着を、丸ごとプロに任せて揃える」タイプの購入型サブスクです。

会員数30万人以上という数字が示す通り、メンズファッションの中でもかなり人気の高いサービスのひとつになっています。

特徴は、ただ服を売るのではなく、プロのスタイリストが「あなた専用のコーデ」を提案してくれること。LINEで相談できるので、「足が短く見えるのが気になる」「お腹周りをうまくごまかしたい」など、リアルな悩みをそのまま伝えられます。そこから骨格診断・パーソナルカラー・シルエット補正の理論を使って、スタイルよく見えるコーデを組み立ててくれるイメージです。

AUENのスタイリストは、ただのショップ店員ではなく、独自の「スタイリスト検定」に合格した人だけが担当します。筆記試験と、実際にコーディネートを作る実技試験を両方クリアしなければいけないため、知識もスキルも一定以上。なかには骨格診断アドバイザーやパーソナルカラー検定などの資格を持つスタッフもいて、年間3,000件以上の相談に乗っていると言われています。スタイリストは全員女性という点もポイントで、「女性から見て好印象な服装」を的確に押さえてくれるわけです。

届く服は、シンプルで着回しやすく、トレンドをほんのり取り入れた大人カジュアル。色も形も派手すぎないので、30代以降の男性が仕事終わりにそのまま着ていても自然ですし、休日のカフェやデートにも馴染みます。ユニクロなどのベーシックブランドと混ぜて使っても違和感が出ないよう計算されているので、「ワードローブ全体の底上げ」を狙いやすいサービスと言えます。

 

 

④SPU（スプートニクス）

SPU（スプートニクス）は、「届いた瞬間からモテコーデが完成する」タイプの購入型サブスクです。

プロのスタイリストが全身コーディネートを組んでくれる「スタイルアップ便」が人気で、累計配送数は10,000セット以上。リピーターも多く、信頼感の高いサービスとして知られています。

このスタイルアップ便のコンセプトは、「届いたらすぐ着られる」「失敗しないおしゃれ」。服を選ぶ手間も、ショップを回る時間もいらず、箱を開けた瞬間に全身コーデが完成するように設計されています。仕事終わりにそのままデートに行けるくらいの「ちょうどいいきれいめ感」が特徴で、ファッション初心者や忙しい社会人からの支持が厚いのも納得です。

価格帯は「中価格帯のコスパゾーン」で、ファストファッションほど安くはないものの、セレクトショップやデザイナーズブランドほどの高さはない、バランスのよいポジションにいます。質と価格のバランスを取りつつ、無理なく続けられるように設計されている印象です。

アイテムはベーシックで使いやすい色とシルエット。そのうえで、ほんの少しトレンド感を差し込むことで、安心感と今っぽさを同時に出しています。結果として、「見た目が無難なのに、ちゃんとおしゃれ」という、女子ウケのいいラインに自然と落ち着いています。

 

 

⑤BEST STYLE ME（ベストスタイルミー）

BEST STYLE ME（ベストスタイルミー）は、「似合う服がわからない」を根本から解決するメンズ専用の購入型サブスクです。

「ダサいと思われたくない」「女子ウケのいい服が知りたい」といった悩みを持つ男性に向けて、プロのスタイリストがコーディネートを提案してくれます。

10代〜60代まで幅広い年代が利用していて、これまでの利用者は1万人以上。リピート率も82％と高く、1回試して終わりではなく、「またお願いしたくなるサービス」として定着しているのが特徴です。

プランは、1〜3ヶ月ごとに定期的に届く「定期便」と、必要なタイミングだけ使える「都度便」の2種類。ライフスタイルや予算に合わせて、サブスク的にもスポット利用的にも使える設計になっています。

コーデのジャンルは「キレイめ・シンプル・ちょい柄・ストリート・アメカジ・ミリタリー」といった中から選べるので、きれいめな婚活コーデから、少し崩した休日スタイルまで幅広くカバーできます。

さらに、「デート・合コン・仕事・普段着・ビジネスカジュアル」など、利用シーンも細かく指定可能。パーソナルカラー診断なども取り入れながら、「似合う色」と「着たいテイスト」の交点を探ってくれるので、自己流では気づけない新しいパターンが見つかりやすいのも魅力です。

 

 

ランク外のメンズファッションサブスクについて

本記事では「私服としてちゃんとおしゃれに見えるか」を基準に、かなりシビアに選定を行っています。そのため、以下のサービスは「ビジネス寄り」または「デザイン性が弱い」という理由で、ランク外としました。

ただし用途によっては選択肢としてアリなので、正直に理由を添えてお伝えします。

SELECT

SELECTは、シンプルでまとまりのあるコーディネートが多いのですが、無難すぎておしゃれ着としては地味になりがちです。フォーマル寄りのアイテムが中心なので、私服よりもビジネスカジュアル専用として検討するならアリ。

ビズ服

ビズ服は名前のとおり、完全にビジネスカジュアル向けのサブスクです。職場用のキレイめアイテムなら便利ですが、デートや休日のおしゃれ着として使うには物足りない印象があります。通勤服が目的なら検討価値あり。

メンズファッションプラス

メンズファッションプラスは、コーディネート数は非常に多く「とりあえず形になる」のは良い点。ただし、全体的にテイストが子どもっぽい・中高生寄りで、大人の男性が着る垢抜けコーデとしては弱めです。おしゃれ重視で選ぶなら他サービスのほうが満足しやすいはず。

 

まとめ｜自分に合うメンズ服サブスクを選べば、おしゃれはもっとラクになる

ここまでの内容をもとに、目的別・タイプ別でベストな服のサブスクを整理します。

 

どれだけ人気のサブスクでも、あなたのライフスタイルに合わなければ意味がありません。

 

こうした「あなたの価値観」とマッチするかどうかです。これさえ合えば、どのサービスも最初の1ヶ月だけでも使ってみる価値は十分にあります。

服の悩みがひとつでも減れば、「毎日の準備がラク」「自信がつく」「人に褒められる」という良い循環が始まるので、思っている以上に生活が変わるはずです。

自分に合いそうなサービスがなんとなく見えてきたら、ぜひ一度チャレンジしてみてください。

 

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