
この記事はそんな方へ向けて書いています。
「月額制でプロが選んだコーデを送ってくれる」って聞くと、ちょっとワクワクしますよね。でもその一方で、「届く服ってダサくない?」「自分に似合うの?」「サイズ感大丈夫?」って、気になることもたくさんあるはず。
特にファッションに苦手意識がある方や、忙しくて服選びに時間を割けない男性にとって、洋服レンタルサービスは救世主にも、失敗にもなり得るんです。
そこで今回は、実際に1ヶ月間UWearを使ってみた僕が、メリットもデメリットも包み隠さずレビューしていきます。
さらに記事の後半では、同じようなサブスク系サービスとの比較表もご紹介予定。「結局どれが一番いいの?」という疑問にもお答えするので、ぜひ最後まで読んでみてください。
それでは早速見ていきましょう。
UWearってどんなサービス?【初心者向けにわかりやすく解説】
「洋服のレンタルって、正直どういう仕組み?」「ファッションサブスクって何が違うの?」
そんな疑問を感じている方も多いはず。まずは、UWearの基本からしっかり解説していきますね。
① メンズ特化の洋服レンタルって何?

出典:UWear公式サイト
UWear(ユーウェア)は、日常のおしゃれ着を定額でレンタルできる、メンズ向けのサブスクサービスです。
いわば、「TSUTAYA宅配レンタルの洋服版」。毎月プロが選んだコーデ一式が自宅に届き、着終わったら返却するだけ。気に入ったアイテムがあれば、そのまま割引価格で買い取ることも可能です。
ファッションに疎い人にとっては、「何を選べばいいかわからない」という悩みがつきもの。でもUWearなら、スタイリストが年齢・体型・好みに合わせて選んでくれるので、センスや知識がなくても安心して「垢抜け」が叶うわけです。
しかもUWearは完全メンズ特化型。「男が着てかっこよく見える服」に徹底的にこだわっているんです。それもあり、30代〜40代のビジネスマンや、婚活・恋活中の男性からも人気が高いというわけです。
② UWearのサービス概要と特徴
UWearは、月額制でコーデを届けてくれるファッションレンタルサブスクです。その特徴を、できるだけシンプルにまとめてみました。
- 月額料金:7,480円(税込)→ スタイリスト監修のコーデ3点(トップス2+ボトムス1)が届く
- 着放題ではないが、毎月交換可能→ 1ヶ月で返却し、次のコーデをリクエストできる
- 自宅で完結:返却はコンビニ・ヤマト・集荷OK→ クリーニング不要。洗わずに返却OKなのがラク
- 気に入った服は割引価格で購入可→ 気に入ったら「そのまま手元に」が叶う仕組み
- スタイリストにLINEで相談可能→ コーデの方向性や色、シーンのリクエストもできる
ここで注目したいのが、「プロのスタイリストが選ぶ」という点。ファッションの知識がない方でも、あなたに似合う色・シルエットを選んでもらえるので、失敗が少ないのがポイントです。
③ SELECTやbizfukuとの違いとは?
似たようなメンズファッションレンタルには、「SELECT」や「bizfuku」といったサービスもあります。では、UWearは何が違うのか?以下に比較表を用意しました。
サービス名 | 月額料金(税込) | ターゲット層 | 交換頻度 | スタイリスト相談 | 購入可否 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|
UWear | 6,800円(初月3,400円)〜 | 20代〜40代男性 | 月1回 | LINE対応 | ○ | カジュアル&ビジネス両対応 |
SELECT | 8,800円(初月4,400円)〜 | 30代〜50代男性 | 月1回 | LINE対応 | × | 落ち着いた大人向けの私服が中心 |
bizfuku | 9,000円〜 | 20代〜50代ビジネスマン | 月1回 | 不可 | × | スーツ寄りのきれいめ中心 |
UWearの最大の違いは、「カジュアル〜ビジネスカジュアルまで、幅広く対応している柔軟性」にあります。たとえば、金曜の飲み会やデートにそのまま着ていけるような「きちんと感+抜け感」のあるコーデも揃っているので、オンオフ問わず活用できるんです。
また、スタイリストとのLINE相談ができるのも大きなポイント。「白シャツばかりで飽きた」「今月はくすみカラーを多めにしたい」といった要望もリアルタイムに反映してもらえるのは、UWearだけの強みといえます。
④ 大手メディアで多数掲載されている
UWearは、以下のような主要メディアでも取り上げられており、近年ますます注目されています。
メディア掲載情報
- テレビ:フジテレビ「めざましテレビ」、NHK「ひるまえほっと」等
- 新聞:「日経新聞」「朝日新聞」「読売新聞」等
- 雑誌:「週刊プレイボーイ」「日経ビジネスAssocie」「AERA」等
さらに、モノ批評誌「MONOQLO」の2023年11月号では、「メンズサブスク」枠で「UWear」がベストバイに選ばれました。
「おしゃれな着こなし術を学ぶための投資としても価値が高いと感じます。」
「日本製のものが多く色味が上品。生地の素材に合わせて縫製に工夫が!ハリのある素材で優しい肌触り」
出典:MONOQLO 2023年11月号(出版社:晋遊舎)
上記のとおり、プロの目線から見ても良いサービスだと評価されているようです。
UWearの口コミ・評判を徹底リサーチ【良い・悪いを両方紹介】
UWearのリアルな評判をSNSで徹底リサーチしました。ここでは、ポジティブな口コミだけでなく、ネガティブな意見も包み隠さず紹介。「本当に使えるサービスなのか?」をユーザー目線で見極める材料としてご活用ください。
① SNSの良い評判まとめ
まずは、X(旧Twitter)を中心に見られたポジティブな口コミをピックアップしてみましょう。
スタイリストとのLINE相談が安心感をくれる
実は服のサブスクは、select、Uwearの2択に絞っている。金ならいくらでも出す。服に悩んで自死するよりは、金で解決だ。選定のポイントは、スタイリストに相談できること。これが重要。
— renox (@renox_2kue) May 27, 2024
この投稿から見えるのは、「プロに相談できる=失敗しない安心感」が、ユーザーにとって非常に重要視されていること。ファッションは自己表現ですが、同時に「正解がない」からこそ悩むもの。UWearはLINEで気軽に相談できるため、メンタルコストを下げてくれる存在として高く評価されています。
長年のユーザーが多く、運営の信頼性が高い
ちなみに私はUWear / ユーウェア(@UWearJP)をLeeap時代の2017年から利用してます😊
相談もLINEでやりとり出来るし、受け取りも返却も楽で助かってます♪— 丸山ケン|50代からの再起動ライフサポーター (@maruyama_ken44) January 30, 2024
こちらは5年以上利用しているヘビーユーザーの投稿。サブスクサービスにありがちな「最初は良かったけど、だんだん雑になる」といった問題が起きていないことを裏付ける声です。
返却の手軽さや、LINE対応の継続性も、満足度の高さにつながっています。
自分では選ばない色やアイテムとの出会いがある
また今月のUwearのサブスク服が届いた🎵
トップスが普段買わない色なのでありがてぇ… pic.twitter.com/BIq0dTOuYs— コウキ (@koncatch) January 14, 2023
この声からは、UWearの「自分の幅を広げてくれるスタイリング提案」の価値が感じ取れます。自分で買い物をすると、どうしても「無難な色」や「似たような服」に偏りがち。でもUWearなら、パーソナルカラーやトレンドを踏まえて、似合うけど挑戦しやすい色を提案してくれます。
② 気になる悪い口コミ・不満点とは?
もちろん、完璧なサービスなど存在しません。UWearにも一部のユーザーから「ここが気になる」「もっと改善してほしい」といった声が見られました。
配送遅延や体験の変化に対する不満
uwear、事前にヒアリング進めてるのに、結局が配送遅くてリニューアルしてからもあんまり体験が変わってない
— もいっぴー (@wallyest) February 22, 2023
UWearは以前「Leeap(リープ)」という名前で運営されており、サービス内容のアップデートを経てリブランディングしています。しかし、そのリニューアル後も「配送が遅い」と感じるユーザーが一部いたことは事実。
特に「申し込み〜到着までのワクワク感」が満たされないと、サービス体験としての満足度は下がってしまいます。この点は、今後の改善に期待したいところです。
小柄な男性への対応がやや弱い
leeap使いたかったんですが、160cm,51kg以上ではないのでサイズ合わなそう…。レンタルで小さいメンズのやつとか扱ってないんだろうか…
— まっちゃそ (@_designchips_) December 3, 2017
サイズの悩みは、ファッションサブスク全般に共通する課題。特に小柄・細身体型の男性からは「選べるサイズの選択肢が少ない」という声が上がっています。
UWearでは、対応できる体型として、「身長:160~180cm、体重:51~80kg」という制限があります。この条件に合致しない方は利用できないため、今後の改善に期待です。
UWearを1ヶ月使ってみたリアルな感想【ガチレビュー】
ここからは、実際に僕がUWear(ユーウェア)を1ヶ月体験してみたリアルなレビューをお届けします。
「本当に自分に合った服が届くの?」「スタイリストとのやり取りは面倒じゃない?」そんな疑問を持っている方の参考になるよう、申込みから初回のアイテム到着までの流れを時系列で詳しく解説します。
① 申込み〜初回到着までの流れ
以下のステップに沿って、UWearのサービスを実際に体験してみました。
step
1会員登録をする
まずはUWearの公式サイトにアクセスし、「プランを選ぶ」または「料金プラン」から、自分の目的や予算に合ったプランを選択します。
選べるプランは以下の3種類:
- ライトプラン(まずは気軽に試したい方向け)
- スタンダードプラン(バランス重視の王道)
- プレミアムプラン(こだわり派や勝負服が必要な方に)
プランを選んだら「このプランで始める」をクリックして、会員登録を済ませましょう。登録完了後、すぐにスタイリングの準備がスタートします。
step
2LINE登録&利用したいシーンを回答
次にUWearのLINE公式アカウントを友達追加します。ここからがサービスの本番です。
LINE上で、以下のような体型情報や着用シーンの入力を進めます。
- 身長・体重・体型の特徴(肩幅・お腹・ヒップなど)
- 体型の悩み(例:脚が短い、太ももが太い)
- 普段着ているサイズ(トップス・ボトムスなど)
入力画面はとても細かく、選択肢も豊富なので、「自分の体型に合う服が届くのか不安…」という方でも安心できる設計になっています。
体型入力は途中保存ができません。必ず一気に入力して完了まで進めるようにしましょう。万が一途中で止めてしまっても、後からLINEでスタイリストに直接相談できるので心配ありません。
step
3ヒアリング
体型情報の登録が終わると、スタイリストによるヒアリング(簡易アンケート)に進みます。
ヒアリング内容の一部:
- どんな場面で着る服がほしいか?(例:デート、通勤、友人との外出)
- 誰と会う予定か?(例:恋人、同僚、初対面の人)
- どう見られたいか?(例:清潔感・爽やか・大人っぽい)
- 苦手な色柄や避けたいアイテムは?
これらに答えるだけで、自分の「理想の印象」に近づけるためのコーディネートをスタイリストが提案してくれます。
たとえば僕の場合、「意中の女性と映画デートの予定がある」というシチュエーションで相談してみました。「落ち着いた清潔感のある雰囲気」を希望したところ、それにぴったりのコーデを提案してくれました。
step
4スタイリストからのコーデ提案
ヒアリングが完了したあとは、回答事項についてスタイリストからLINEで細かい確認が入ります。こちらの希望に対して、「こういう理解で大丈夫ですか?」と、認識のズレがないかチェックしてくれる段階です。
実際のLINEのやりとりは以下のような感じ。
スタイリストさんのやりとりは、すごく丁寧な印象を受けました。こちらの悩みや希望を細かく配慮してくれます。スタイリストとの確認が終わったら、今回届けてくれるコーディネートのイメージを文面で教えてくれます。
提案されたコーディネートで満足できれば、そのまま発送に進みます。
step
5コーデの発送&試着・相談
発送が完了すると、LINEの「着こなしページ」からコーディネートの詳細を見ることができます。
ここでは以下の情報を確認可能:
- コーデ内容一覧
- スタイリストのコメント付き着こなし方
- 着こなし相談チャット(サイズ不安や印象調整の相談も可)
- コーデの評価入力(次回の参考に活かされる)
コーデの着用写真とともに、スタイリストからのアドバイスも丁寧に書かれているため、「どう着たらいいかわからない」と困ることはありません。
② 実際に届いた服の梱包状態・クオリティ
実際に届いたのがこちら。しっかりとした梱包の中に、レンタルしたアイテム一式と「着こなしガイド」が同封されていました。
服のコンディションはまずまず良好。レンタル品なので使用感は感じられるものの、しっかりとクリーニングが行き届いていて、毛玉やシワなどはほぼありません。清潔感に敏感な方でも安心して着られるレベルです。
試着してサイズ感チェック → わからなければスタイリストがサポート
コーディネートが届いたら、まずは試着してサイズ感を確認しましょう。もし「これサイズ合ってるのかな?」と迷った場合は、試着写真を送るとスタイリストさんが直接アドバイスしてくれるので安心です。
着こなしに関しても、LINEで気軽に相談できるのがありがたいポイント。たとえば、僕は以下のような質問をしてみました:
- スウェットはどんな着こなし方がおすすめ?
- レザースニーカーが合うと書いてあるけど、持ってない場合はどんな靴が合う?
- デートに着ていくならシャツとスウェット、どちらが好印象?
こうした疑問に対しても、スタイリストさんが丁寧かつわかりやすく回答してくれました。
このように、回答には「○○な場面ならこちらが良い」「△△な雰囲気を出したいならこの組み合わせ」など、状況に合わせた具体的なアドバイスが含まれていて、とても信頼感がありました。
コーデのレビューは次回に活かされる
レンタル期間が終わる頃には、LINEのリッチメニューから「今回のコーデのレビュー」が送れるようになっています。ここで感想や要望を伝えておくと、次回のスタイリングにしっかり反映されるという仕組み。
つまり、使えば使うほど、あなたの好みや悩みにフィットしたスタイリングに進化していくわけです。これは継続利用を前提とするUWearならではの強みですね。
③ 実際に届いたコーディネートの印象レビュー
それでは、届いたコーデを実際に着用してみた上で、以下の3つの視点からレビューしていきます。
- アドバイスの質
- 洋服のデザイン&着心地
- コーデのおしゃれ度
アドバイスの質:非常に満足度高め
まずはスタイリストからの「着こなしガイド」をチェック。今回の僕の要望は「清潔感がありつつ、脚長効果のあるデート服」だったのですが、その要望がすべて反映されたコーデが届きました。
- 「寒色系のカラーは爽やかな印象になる」
- 「縦のラインを強調するストライプ柄にテーパードパンツを合わせることで脚長効果が出る」
- 「レザースニーカーを合わせると堅すぎずラフすぎないバランスになる」
- 「シャツの裾は出して着た方がバランスが良い」
- 「ボタンは1つ開けると抜け感が出る」
このように、スタイリング説明も丁寧で、初心者にも再現しやすい工夫が随所に盛り込まれていました。
洋服のデザイン&着心地:シンプルで誰でも着やすい。着心地は◎
今回届いた洋服のブランド名は、以下のとおりでした。
- LUCIANO(UWearのオリジナルブランド)
- modem design
(ZOZOTOWNで取り扱いされている日本のブランド)
聞いたことのないブランドだったので、運営に問い合わせたところ、LUCIANOはUWearのオリジナルブランドだったようです。modem designのスウェット値段を調べたら、およそ7,000円程度だったので、スウェットにしてはそこそこいい値段します。
実際の着用イメージはこちら ↓
シャツ
ややワイドなシルエットで、今っぽさのあるバランス感。ブルーのストライプ柄は清潔感があり、万人受けしやすい好印象な一着です。主張が強すぎないので、初対面のシーンやデートでも活躍してくれそう。
パンツ
テーパードシルエットのスラックス。やや細身なので、トレンド感は控えめ。ただし、こちらの「脚長効果が欲しい」という希望を汲み取ってテーパードを選んでくれたのは好印象。意図を感じるセレクトで、その点は高評価です
スウェット
ドロップショルダーが効いた、リラックス感のあるシルエット。デザイン自体はシンプルで使いやすそうなのですが、色味・素材感・仕立てのせいか、やや部屋着っぽい印象が拭えません。パッと見の「おしゃれ感」はやや弱め。
デザインの総評:万人向けな反面、チープさが気になるかも
一つひとつのアイテムを見ると、デザインは「悪くないけど特別良くもない」といった印象。クセがなく、誰にでも合わせやすい反面、素材感や作りにやや安っぽさが感じられました。
トレンドを押さえた「今っぽいおしゃれ」というよりは、あくまでベーシックで無難な印象です。ファッションに敏感な方だと少し物足りなさを感じるかもしれません。
ただ、想像以上によかったのが「着心地」。とくにスウェットとパンツの肌触りは抜群で、長時間の着用でもストレスが少なく、リラックスして過ごせるのは大きな魅力です。
コーデのおしゃれ度:清潔感は◎、でも工夫次第でもっと良くなる
最後に、スタイリストさんが提案してくれたコーディネートについてのレビューです。
今回は「白のスタンスミス or 黒のスエード素材のプレーントゥシューズが合う」とアドバイスをいただいたので、実際に両方を合わせてみました。
シャツコーデ
ブルーストライプシャツ×ブラウン系スラックスの組み合わせは、清潔感があり大人っぽい印象。デートなどの好印象が求められるシーンにもぴったりなスタイルだと思います。
ただし、有彩色同士の組み合わせは難易度が高いため、注意が必要。水色×茶色の組み合わせは相性の良い配色ですが、色の面積バランスに気を配る必要があり、人によっては違和感を感じるかもしれません。とはいえ、こうした色合わせにチャレンジできるのもプロスタイリングならではの醍醐味ですね。
あとは、シャツ×スラックスという上品な組み合わせを、白のスタンスミスでカジュアルダウンしている点は好バランス。逆に、黒のプレーントゥを合わせるとやや堅苦しくなり、個人的にはやや惜しいと感じました。
スウェットコーデ
こちらは少し物足りない印象。スウェットとパンツの両方が無地で、レイヤード(重ね着)もないため、地味な「ワンツーコーデ」になってしまっているのが残念ポイント。
また、素材感の影響でやや「部屋着感」が強く出てしまっているのも気になるところです。外着としてもう一歩おしゃれに見せる工夫がほしかったところ。
このスウェットコーデ、打開策としておすすめなのが「シャツとの重ね着」。たとえばこんな感じでスウェットの下にシャツをレイヤードするだけで、グッとこなれた印象になります ↓
シャツの襟や裾をチラ見せすることで、単調な印象が一気に解消されて、おしゃれ度がワンランクアップ。こういったアドバイスも一言添えてくれると、より満足度が高くなったかなと感じました。
総合評価
最後に、UWearのコーディネートを以下の4項目で100点満点評価してみました。
項目 | 評価点(100点満点) |
---|---|
アドバイスの質 | 95点 |
洋服のデザイン | 70点 |
着心地 | 85点 |
コーデのおしゃれ度 | 70点 |
総合評価 | 80点 |
正直、「めちゃめちゃおしゃれになれる」とは感じませんでした。でも、「希望のイメージに合わせてくれる」「清潔感のあるコーディネートを提案してくれる」という点は、かなり信頼感がありました。とくに、ファッション初心者の方が使うサービスとしては、完成度が高いと感じます。
UWearを実際に使って感じたメリット
ここからは、実際にUWear(ユーウェア)を利用してみて感じたリアルなメリットをご紹介していきます。
① 専属スタイリストが服選びを全力サポートしてくれる
Q.パーカーを大人っぽく着こなす方法はありますか?
A.#UWear では、見せたい印象に合わせてコーデを考えています。スウェットアイテムを大人っぽく着るには、黒や紺などの落ち着いた色に統一するのがオススメです。スラックスを合わせるときれいさがプラスされ大人っぽいコーデになります。 pic.twitter.com/FpX5HhzQRQ
— UWear / ユーウェア (@UWearJP) May 12, 2023
実際に使ってみてまず感動したのが、「スタイリストのサポートが想像以上に手厚い」という点です。
スタイリストさんとはLINEでやり取りできるのですが、
- 「靴下の色は何色がいい?」
- 「手持ちのアウターと合わせたいんだけど合うかな?」
- 「次に買うべきアイテムってどんなの?」
といった細かい悩みにまで丁寧に答えてくれます。
さらに、「誰とどこで会うのか」「自分が見せたい印象」「好きなテイスト」なども考慮してコーデを提案してくれるので、初心者さんにとってはまさに頼れる「専属のファッションパートナー」という印象です。
② 家から一歩も出ずにすべて完結する
「服を選びに行くのがそもそも面倒……」という方にとって、UWearの手軽さは大きなメリットです。
- コーデの相談はLINEで完了
- 洋服は自宅に届く
- 返却も集荷サービスでラクラク
わざわざお店に行ったり、荷物を発送しに行く必要がないので、仕事や育児で忙しい方、外出が面倒な方にもぴったりです。
効率重視な現代人にこそおすすめできる、ストレスフリーなサービスだと感じました。
③ レンタルだからクローゼットがスッキリ
レンタルサービスの魅力の一つが、「服を所有しなくて済む」という点です。
季節ごとの服や流行アイテムって、ついクローゼットを圧迫しがちですよね。でもUWearなら、不要になれば返却するだけ。
結果として、
- クローゼットが常に整った状態に保てる
- 「捨てる・処分する」手間がなくなる
- 無駄な買い物を減らせる
といったメリットが得られます。ミニマリスト思考の方や、サステナブルな生活を意識している方にも相性抜群です。
④ 使いたい時だけ使える柔軟さ
UWearは、必要ない時は一時的にレンタルをストップすることが可能です。
「ちょっと忙しいからしばらくお休み」「季節の変わり目にまた再開したい」
そんなふうに、自分のペースで使えるのが嬉しいポイント。
無駄な出費を防ぎつつ、必要なタイミングでファッションサポートを受けられる。まさにちょうどいい距離感のサービスです。
⑤ レンタルで貯まるポイントが購入に使える
UWearでは、洋服をレンタルするたびに独自のポイントが貯まっていきます。そしてこのポイント、なんとUWearで取り扱う洋服を「購入」する際に使えるんです。
つまり、使えば使うほど、タダで服がもらえる未来が近づくということ。
レンタルサービスとしての便利さだけでなく、「お得さ」も感じられるのは嬉しいポイントでした。
UWearを実際に使って感じたデメリット
もちろん、メリットばかりではありません。ここでは、実際にUWearを利用してみて感じたデメリットを、正直にご紹介します。
「すごくおしゃれになれる」わけではない
ここは正直にお伝えしておきたいのですが、UWearのスタイリングで「めちゃくちゃオシャレ」になれるわけではありません。印象としては、「ダサくならない」「好印象を持たれる」といった、「清潔感のある平均以上の着こなし」を目指す方向性です。
たとえるなら、大学の成績でいう「優」ではなく「良」や「可」といったポジション。悪目立ちせず、無難にまとめてくれる印象です。なので、「劇的に垢抜けたい!」「ファッション上級者を目指したい!」という方には物足りなく感じるかもしれません。
逆に、
- 「何を着ていいかわからない」
- 「最低限ダサく見えない格好がしたい」
- 「女性から印象の良い服装にしたい」
という方にとっては、これ以上ない心強いサービスになるはずです。
以上のように、UWearには「手軽で頼れる」という大きな魅力がある一方で、「おしゃれの伸びしろには限界がある」というリアルな側面もあります。ですが、それを理解したうえで活用すれば、誰でもすぐに「ダサい」を卒業できるサービスだと感じました。
他社と徹底比較!UWear・SELECT・bizfukuを表で見比べてみた
ファッションレンタルサービスを選ぶ上で気になるのが、「結局どれが自分に合っているのか?」ということ。
この章では、有名なファッションレンタルサービス3社(UWear・SELECT・bizfuku)を徹底比較しながら、それぞれの特徴や相性をわかりやすく解説していきます。
① 料金・スタイリストの質・服の系統の違い
まずは、3社の基本情報を以下の表にまとめてみました。
比較項目 | UWear(ユーウェア) | SELECT(セレクト) | bizfuku(ビズフク) |
---|---|---|---|
月額料金(税込) | 6,800円〜14,800円 | 8,800円〜15,000円 | 9,000円〜14,700円 |
スタイリストの対応 | LINEで親身に対応(スタイリスト固定制) | LINE対応 | 不可 |
コーデ提案の柔軟性 | TPOや体型にあわせた提案が得意 | 大人向けのビジカジテイスト | ビジネス寄りの提案が中心 |
服のジャンル | カジュアル〜ビジネスカジュアル | キレイめ~ビジネスカジュアル | ビジネスカジュアル特化 |
返却方法 | 集荷・コンビニ返却どちらも対応 | 集荷・コンビニ返却どちらも対応 | コンビニ返却のみ |
ポイント制度 | レンタルで購入ポイントが貯まる | なし | なし |
特徴 | 初心者向け&好感度重視 | 婚活・ビジネス利用などの用途別 | スーツ代わりのきれいめ服が借りられる |
ざっくりまとめると、
- UWear:万人受けする好感度コーデが得意な初心者向けサービス
- SELECT:婚活やビジネス向け。上品だが、私服にはやや堅い印象がある
- bizfuku:ビジネス特化。私服にはやや使いづらい
という印象です。
② どんな人に向いている?サービスごとの相性診断
それぞれのサービスがどんなタイプの人に向いているのか、具体的に整理しました。
サービス名 | 向いている人 | 向いていない人 |
---|---|---|
UWear | ファッション初心者/服選びが苦手/清潔感を出したい/恋活・婚活中の男性 | おしゃれを極めたい人/体型が特殊な人 |
SELECT | ファッション初心者/清潔感を出したい/婚活中の男性 | おしゃれを楽しみたい人 |
bizfuku | オフィスカジュアル・営業職/毎日のスーツ代わりが必要な人 | 私服目的で利用したい人/柔軟な提案を求める人 |
SELECTやbizfukuは、ビジネス特化で利用したい人向けです。それに対し、UWearはプライベートの私服に強みがあります。
③ UWearを選ぶべき人・やめた方がいい人の特徴
実際にUWearを使ってみた感想としては、「かなりアリ」です。旧サービス(leeap)の頃はややダサい印象もありましたが、2022年9月のリニューアル以降は見違えるほど進化しました。
とくに以下のような点が改善されたのが大きいです。
- 料金プランが3つに増え、自分に合った使い方ができる
- 割引制度やポイント制度が充実
- スタイリストとのやり取りがスムーズ&親切
とはいえ、どんな人にも合うサービスというわけではありません。以下に、UWearが向いている人・向いていない人をわかりやすくまとめました。
UWearをおすすめできる人
- ファッション初心者さん
- 洋服選びに自信がない・「ダサい」と言われたくない人
- 服のコーディネートに悩みたくない・ショッピングが面倒な人
- 同じ服ばかり着てしまう・異なるテイストにチャレンジしたい人
- デートやイベント、合コン前に「なんかいい感じの服」が欲しい人
- 婚活・お見合いなどTPOを気にしたい人
- 清潔感・好印象を重視したい人
- クローゼットをスッキリさせたい人
- プロのスタイリストに相談したい人
UWearをおすすめしない人
- 「ファッションで一目置かれたい!」という人
- いきなりおしゃれ上級者になりたい人
サイズ感の注意点
UWearでは、身長160〜180cm/体重51〜80kgを基準に洋服を選定しています。この範囲から外れると、サイズが合わない可能性が高いため、基本的には利用自体できません。
逆に言えば、この範囲に当てはまる方にとっては非常にコスパの良いサービス。なにも考えずに、手軽に「清潔感ある服装」が手に入るので、忙しい男性や服選びが苦手な方にはぴったりです。
UWearに関するよくある質問(Q&A)
ここでは、UWear(ユーウェア)を使う上でよくある疑問にお答えします。僕自身が実際に疑問に感じた点や、運営に直接問い合わせて確認した内容も含めて、わかりやすく解説していきます。
① サイズは合うの?交換はできる?
「オンラインレンタルってサイズが合うか不安…」という方も多いと思います。
結論からいうと、サイズはかなり高い確率で合いますし、万が一合わなかった場合は無料で交換が可能です。というのも、登録後にLINEでスタイリストと直接やりとりしながら、普段の体型・好み・サイズ感などを細かく伝えることができるからです。
実際、僕も「シルエットはややゆるめが好み」など、細かく要望を出しましたが、しっかり反映されたコーディネートが届きました。とはいえ、万が一「サイズがきつい」「丈が短すぎる」といったケースがあれば、LINEから連絡するだけで無料でサイズ交換してくれます。
UWearのスタイリストさんは対応も丁寧なので、安心して相談できますよ。
② ブランドは指定できる?
UWearでは、ブランドを指定して選ぶことはできません。UWearに問い合わせしてみましたが、実際の回答は以下のとおりでした。
質問:どのようなブランドを取り扱っていますか?具体例があればご教示ください。
回答:メーカー様との関係上、取り扱いブランドを公開しておりません。理由としましては、取り扱いブランドが増えることもあれば、メーカー様の都合上取り扱いがなくなる場合がある為、更新し続けるのが難しい為でございます。せっかくお問い合わせ頂いたのに申し訳ありません。
質問:その中から希望のブランドを選ぶことは可能でしょうか?
回答:UWearでは着用イメージやコーデコンセプトを優先し、全体のバランスを考えてコーデ作りを行っております。お客様が求めるイメージとして、ブランド名などをお聞きすることもありますが、あくまで参考程度となりブランド指定によるコーデ作りはしていません。
ただし、「好きなテイスト」や「普段よく着るブランド」などを伝えておくと、そのイメージをベースにコーデを組んでもらえるので、自分好みのスタイルにかなり近づけられます。
③ 到着までにどれくらい時間がかかる?
商品到着までは、通常1週間程度かかります。なので、予定が決まってる場合は少なくとも1週間前にはLINE登録まで完了しておきましょう。
ただし急ぎの場合でも、スタイリストに伝えておけば最大限調整はしてくれるそうです。
④ 途中解約・停止は簡単?
「1回だけ使ってみたい」「自動更新が心配」という方も多いと思いますが、UWearは途中解約・停止も非常にスムーズです。
まず、返却さえ済めば停止手続きが可能です。UWearでは「初回コーデの発送日」が決済日となり、次回の月額料金が発生する前日までに荷物を返却すれば、自動で更新されることはありません。
さらに便利なのが「停止予約」という機能。これは、コーデの返却申請後にマイページから予約しておくことで、荷物の検品が完了したタイミングで自動的に停止になるというもの。手続きを忘れる心配がないので、とても便利です。
ちなみに、停止と退会の違いも要チェック。
- 停止:登録情報を保持したまま一時停止できる(再開も簡単)
- 退会:登録情報がすべて削除され、再開時は一からやり直し
「また使うかもしれない」と思うなら、「停止」でOKです。
⑤ クリーニングや返却は手間じゃない?
「返却が面倒そう」「クリーニングって必要?」と心配な方、ご安心を。UWearでは、返却もクリーニングもとにかく簡単です。
洗濯・クリーニングは不要
返却前にクリーニングや洗濯をする必要はありません。すべてUWear側で対応してくれるので、着終わったらそのまま返却すればOK。
家で洗濯してもOKですが、その場合は洗濯表示に従って適切にケアしてください。
返却方法は3種類
返却方法も選べてとても便利。以下の3つから選べます。
- コンビニ返却:LINEのバーコードを提示するだけで伝票不要
- ヤマト集荷:自宅で荷詰めするだけでドライバーが来てくれる(おすすめ)
- PUDO返却:駅やスーパーにあるロッカー型の返却端末を利用可能
とくにおすすめはヤマト集荷。伝票不要で、指定した時間に自宅まで集荷に来てくれるので、手間ゼロで返却完了できます。
返却の具体的な手順
- LINEのリッチメニューから「コーデ返却」を選択
- 返却方法(コンビニ・ヤマト・PUDO)を選ぶ
- 集荷日時または返却タイミングを選択して完了
返却以外の選択肢もアリ
もし届いたコーデが気に入った場合は、返却せずに継続(延長)したり、そのまま購入することもできます。
さらに、継続すると次月の料金が割引になる特典もあるので、気に入ったコーデはそのまま使い続けるのもアリです。
⑥ アイテムが汚れたり破損したらどうなる?
ファッションレンタルサービスを使う上で、意外と気になるのが「汚したらどうなる?」「破れたら弁償?」といったトラブル時の対応。公式サイトに掲載されていない細かい部分まで、実際にUWearに問い合わせて確認してみました。
基本的なルール:汚れは原則OK、破損は要注意
まず前提として、UWearではすべてのアイテムを専用のクリーニングとメンテナンス体制で管理しています。そのため、日常使用でついた軽い汚れに関しては基本的にペナルティなし。洗濯やクリーニングで落ちる程度の汚れであれば、安心して利用できます。
弁償が必要なケースは?
- 洗濯やクリーニングで落ちない汚れ
- 破れ・ボタンの紛失・大きな生地ダメージなどの破損
こういった場合には、アイテムの買取(弁償)が必要になります。
とはいえ、UWearではユーザーの不安を取り除くために「免責制度」を導入しています。現在は「2回目までの汚損破損」に関しては買取の必要なしというルールになっており、かなり良心的。さらに嬉しいことに、免責適用から1年経過すると、免責回数がリセットされます。
これは業界でもかなり珍しい対応で、UWearがいかにユーザーファーストかが分かります。
参考
詳しくはUWear公式サイトの『【重要】新免責制度の導入についてのお知らせ』に書かれているので、気になる方はチェックしておいてください。
まとめ|UWearは「時間がないけどダサいを抜け出したい人」の最適解だった

出典:UWear公式サイト
UWearを実際に体験してみて感じたのは、「忙しい人ほど、UWearの恩恵を強く受ける」ということ。
特に、私服に悩む時間がなくて適当に選んでいた人や、「何が似合うのかわからない」と迷子になっていた人には、まさに救世主のようなサービスです。
もちろん、「完璧に自分好みのコーデが毎回届く」わけではありません。スタイリストとのやり取りや好みのすり合わせには多少の時間がかかる部分もあります。でも、その手間さえも「自分をアップデートする時間」だと考えると、むしろ楽しいプロセスに思えてきました。
UWearは、ただ服をレンタルするサービスではありません。「自分の新しい一面を見つけるきっかけ」をくれる、思った以上に中身の濃い体験でした。
メリット
- 忙しくても手間なくおしゃれができる
- スタイリストが自分に合ったコーデを提案してくれる
- 普段自分が選ばない服に挑戦できる
- 服の管理・クリーニング不要でラク
- 2回目までの汚れ破れは免責制度で安心
デメリット
- すぐにおしゃれ上級者になれるわけではない
- 自分の好みと合うまでに少し時間がかかることも
あなたがこの記事をここまで読んでいる時点で、きっと少なからず「自分を変えたい」「でも時間がない」という悩みを抱えているのではないでしょうか?そんなあなたに、UWearは「最初の一歩」として最適な選択肢といえます。
「やるかやらないか」ではなく、どんな自分にアップデートするかを選ぶタイミングです。迷ったら、まずは一度試してみてください。最後に選ぶのはあなた自身です。
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