この記事はそんな方へ向けて書いています。
こんにちは。
この度は当ブログをご覧いただきありがとうございます。
本ブログを運営している、ファッションブロガーのJKEN(ジェイケン)です。
メンズファッションのスタイル(服装)にはいくつかのジャンルに分けられています。
「年齢によって~スタイルがおすすめ」かとかは多少ありますが、「おしゃれなのはこのスタイル」とかはなく、ファッションは基本的に好みで選べばOKです。
本記事では、13種類のメンズファッションのジャンルをご紹介します。
おしゃれなファッションコーデの作り方を知る前に、まずは本記事であなたがどのようなスタイルが好きなのかを知ることから始めましょう。
あなたはどのスタイルが好き?メンズファッションスタイル13種類を解説
キレイめ
「キレイめ」とは、スーツスタイルのような上品なアイテムだけを使ったコーデのことです。
「ドレッシー」という表現にも近いスタイルで、男らしくクールな印象があることから女性からも人気があり、デート服の定番としても知られています。
キレイめスタイルを作るための代表的なアイテムとしては、以下のようなアイテムが挙げられます。
- セットアップ
- コート
- ジャケット
- タートルネック
- シャツ
- スラックス
- テーパードパンツ
- 革靴
ただし、あまりにもキレイめなアイテムで固めすぎると「キメすぎ」「堅い」といった印象を抱かれる可能性があります。
プライベートでは、どこかにカジュアルな要素や抜け感を取り入れるなど、あえて隙を与えてあげた方が好感の持てるコーデに仕上がりやすいです。
カジュアル
「カジュアル」とは、気軽にくつろいだ印象やリラックス感のある服装のことを指します。
カジュアルはかなり幅が広く、キレイめアイテム以外はすべてカジュアルの中に含まれるとも言えます(厳密に言えばもう少し細分化されますが)。
カジュアルコーデはどこかかわいらしく親しみやすい印象に仕上がりやすいので、女性からも人気のコーデです。
カジュアルスタイルを作るための代表的なアイテムとしては、以下のようなアイテムが挙げられます。
- ダウンジャケット
- フリース
- パーカー
- スウェット
- デニム
- ワイドパンツ
- ショートパンツ
- スニーカー
- サンダル
ただし、あまりにカジュアルすぎると子供っぽく見えてしまう可能性があるので、どこかに上品なアイテムをプラスしてあげるとバランスよくまとまりやすいです。
キレイめカジュアル
キレイめカジュアルとは、「キレイめ」と「カジュアル」の要素を足したコーデです。
先にご紹介したキレイめなアイテムとカジュアルなアイテムを1つのコーデに同時に取り入れるだけで、キレイめカジュアルコーデが出来上がります。
キレイめスタイルでは「キメすぎになりがち」で、カジュアルスタイルでは「子供っぽくなりがち」ですが、キレイめカジュアルではこれらの問題をすべて解決してくれます。
まさに「キレイめ」と「カジュアル」のいいとこ取りをしたのがキレイめカジュアルコーデなわけです。
キレイめスタイルとカジュアルスタイルはシーンを選びますが、キレイめカジュアルは様々なシーンに合う服装であり、メリットが沢山あるスタイルといえます。
ストリート
「ストリート」とは、ファッションデザイナーや企業ではなく、街中(ストリート)に集まる若者たちの間で自然に生まれたファッションのこと。
ファッション業界の流行にはとらわれないのに対し、その時代の社会情勢、音楽、映画などのカルチャーに強く影響されるファッションスタイルです。
ストリートファッションはルーズでラフな印象が強く、オーバーサイズの洋服を取り入れることが多いですが、細身のアイテムを投入したスタイルもあります。
ストリートスタイルを作るための代表的なアイテムとしては、以下のようなアイテムが挙げられます。
- パーカー
- スウェット
- デニム
- ワイドパンツ
- スニーカー
- キャップ
- バケットハット
- ロゴ・プリントT
- オーバーサイズ
ストリートスタイルは若々しいイメージがあるので若者にはぴったりですが、年配の方には合わない場合が多いかもしれません。
スポーティ
「スポーティー」とは、スポーツをする時のような軽快なイメージのスタイルのこと。
「ドレッシー」との対比して用いられることが多く、動きやすくカジュアルな印象が特徴的です。
スポーティスタイルを作るための代表的なアイテムとしては、以下のようなアイテムが挙げられます。
- ジャージ
- マウンテンパーカー
- ロゴTシャツ
- パーカー
- スウェット
- スニーカー
- スポーツサンダル
- キャップ
- サコッシュ
全身をスポーティなアイテムだけでまとめると本当に運動する時の恰好になってしまうので、スポーティなアイテムは1コーデにつき1~2つ程度にまとめるのが理想。
あとはキレイめ・カジュアルなアイテムを織り交る、いわゆるスポーティミックススタイルであれば、自然なスポーティスタイルが出来上がります。
アウトドア
「アウトドア」とは、山登り、キャンプ、釣りといったアウトドアシーンで着られるデザインの服装のことです。
アウトドアシーンで使えるアイテムはどれも機能性・耐久性・着心地などに優れているのが特徴です。
さらに最近ではデザイン性も高いものがかなり多くなっており、アウトドアシーンだけでなく街中でおしゃれに合わせることも可能。
アウトドアスタイルを作るための代表的なアイテムとしては、以下のようなアイテムが挙げられます。
- ダウン
- フリース
- マウンテンパーカー
- フィッシングベスト
- ジャージ
- スポーツサンダル
- マウンテンブーツ
- リュック
ただ、全身をアウトドアアイテムだけでまとめるスタイルは本当のアウトドアシーンならOKですが、街中のおしゃれなスタイルとしては浮いてしまうのでおすすめしません。
スポーティスタイルと同様、アウトドアアイテムは1~2点程度にまとめつつ、他のアイテムはキレイめ・カジュアルで合わせると自然にまとまります。
アメカジ
「アメカジ」とはアメリカンカジュアルの略称で、アメリカ人が着ているようなカジュアルスタイルのことを指します。
ただ、アメカジの発祥はアメリカではなく日本だとされており、アメリカのファッションを真似した日本人のスタイルというのが正確な意味のようです。
アメカジコーデは、ラフで機能性の高い洋服で構成されているのが特徴です。
また、アメカジスタイルの中でも以下のようなジャンルでわけることができます。
- ワーク
- ミリタリー
- カレッジ
- サーフ
具体的に見ていきましょう。
ワーク
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「ワーク」は、労働着としてのルーツを持つアイテムでコーディネートされたファッションのことを指します。
労働着がルーツということで、ワーク系のアイテムは機能性の高いものが多いのが特徴。
たとえばデニムは金鉱探しのための作業用ズボンとして作られた背景があり、丈夫で生地に厚みがありますよね。
このように見た目だけでなく機能面にも優れていることから、ワークスタイルは武骨で男らしい雰囲気に仕上がります。
ワークスタイルを作るための代表的なアイテムとしては、以下のようなアイテムが挙げられます。
- デニム
- チノパン
- ワークブーツ
- コーデュロイ
ワーク系は元々武骨な印象があるので、あまりにオーバーサイズすぎると野暮ったい印象になってしまう可能性があります。
そのため、ワイドすぎず程よくゆとりのあるシルエットを選ぶとおしゃれに仕上がりやすいです。
ミリタリー
「ミリタリー」とは、軍服のデザインを基調としたスタイルのことです。
軍服や戦闘服にインスピレーションを受けたアイテムをもとにした、機能的かつ武骨な雰囲気のスタイルが特徴的です。
あらゆるスタイルの中でも最も男らしく武骨な雰囲気を持っています。
スタイルを作るための代表的なアイテムとしては、以下のようなアイテムが挙げられます。
- MA-1
- フィールドジャケット
- トレンチコート
- ダッフルコート
- Pコート
- 軍パン
- カーキ系
ミリタリー系のアイテムはそれ単体で武骨な印象が強いため、ミリタリー系のアイテムだけでまとめると本当に軍隊のような恰好になってしまいます。
ミリタリー系は少なめにとどめて、他のキレイめ・カジュアルなアイテムなどを取り入れてバランスをとるのがおすすめです。
アイビー(アメトラ)
アイビーとは、1954年にアメリカ東部の8大学からなるフットボール連盟「アイビーリーグ」が結成され、その学生たちが好んで着ていたファッションスタイルのことを指します。
8大学は、ハーバード大学・イェール大学・プリンストン大学・コロンビア大学・ペンシルベニア大学・ブラウン大学・ダートマス大学・コーネル大学。
アイビールックと呼ばれるこのスタイルは、アメリカントラディショナル(略してアメトラ)というジャンルで、アメカジよりも上品な印象があるのが特徴です。
(時にはアメカジのカレッジスタイルの部類に入ることもありますが、カレッジスタイルはアイビーよりもカジュアルさが強いのが特徴。)
アイビールックを作るための代表的なアイテムとしては、以下のようなアイテムが挙げられます。
- ジャケット
- スウェット
- カーディガン
- ボタンダウンシャツ
- チノパン
- ローファー
また、アイビールックは1980年代にアイビーリーグを目指す予備校に通う生徒たちの間で「プレッピースタイル」として派生しました。
プレッピーはアイビーよりもカラフルで全体的に若々しい印象が特徴的です。
トラッド
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「トラッド」とは、英国紳士のような上品でクラシカルな印象のジャンルのことです。
トラッドは正式に「ブリティッシュトラッド(イギリスのトラッド系)」を指すことが一般的で、アメトラのルーツでもあります。
ブリティッシュトラッドはアメトラよりもキレイめなスタイルで、「トラッド」の意味の通り伝統的で流行に左右されないという特徴もあります。
イメージとしては、アイビールックをより大人向けにカチッとした印象に仕上げたのがトラッドです。
トラッドスタイルを作るための代表的なアイテムとしては、以下のようなアイテムが挙げられます。
- ジャケット
- ニットベスト
- シャツ
- チェックパンツ
- 革靴
- アーガイル柄
- タータンチェック柄
フレンチルック
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「フレンチルック」とは、パリジャン(パリの男性)の日常着をお手本としたフランス人のようなスタイルのことを指します。
フレンチカジュアルと呼ぶこともあり、今では日本でも定番スタイルの1つとして知られています。
ベーシックなアイテムをシンプルかつ上品に仕上げるのが特徴で、どちらかというと「ゆるっと」ではなく「シャキッと」している印象です。
フレンチルックを作るための代表的なアイテムとしては、以下のようなアイテムが挙げられます。
- コート
- ボーダーT(バスクシャツ)
- チノパン
- ホワイトパンツ
- 濃紺デニム
- 革靴
- スカーフ
シルエットにメリハリを利かせすぎるとパリジャンの小粋さが失われてしまうので、オーバーサイズすぎるアイテムはあまり使いません。
程良くゆとりのあるシルエットを品よく着こなすことが、フレンチルックへの近道です。
モード
「モード」とはフランス語で「流行」という意味で、モード系ファッションは「流行を取り入れたファッション」ということを指します。
ここでいう流行とは、一般的にハイブランドがコレクションで発表した最先端のトレンドのことを表しているため、移り変わりが激しいという特徴があります。
またこれとは別に、ブラックといったシックなカラーでまとめたスタイルも「モード系」と表現することがあります。
モードスタイルを作るための代表的なアイテムとしては、以下のようなアイテムが挙げられます。
- ハイブランド
- ブラックをはじめとしたモノトーンカラー
モノトーンカラーをベースに、どこかにハイブランドのアイテムを取り入れると、一気にモード感が演出できます。
ただし、ハイブランドばかりでまとめるといやらしく見えてしまう可能性があるので注意しましょう。
ロック
「ロック」とは、文字通りロックミュージシャンが着ていたスタイルを発祥としたファッションスタイルです。
クールでエッジの効いたスタイルで、男らしい雰囲気の漂うところが特徴です。
その時代のロックミュージシャンのスタイルによって多少変わってきますが、基本的に流行に左右されることは少ないスタイルです。
ロックスタイルを作るための代表的なアイテムとしては、以下のようなアイテムが挙げられます。
- ライダースジャケット
- ロックTシャツ
- ダメージデニム
- 黒パンツ
- ブラック系
- 革靴
- アクセサリー
ロック系のアイテムだけでまとめるとやはり浮いた印象になってしまうので、街中のファッションとしてはおすすめしません。
スポーティやアウトドアと同様に、ロック系のアイテムは1~2点程度にまとめつつ、キレイめ・カジュアルなアイテムと合わせると自然にまとまりやすいです。
どのスタイルがいいかわからないというあなたへのおすすめ
基本的に好みのスタイルがあればそれを選べばいいのですが、
特に好みのスタイルがない
おしゃれならなんでもいい
このような方は、周りの受けが良く難易度の低い以下のスタイルがおすすめです。
- キレイめカジュアル
- アメカジ
- トラッド
その他のスタイルは人によって好みが分かれたり、少し難易度が上がったりするので、特にこだわりがなければ避けましょう。
ちなみに以下のようなコンプレックスがあるという方は、それに応じた対策を取り入れないとおしゃれに見えにくいです。
それぞれのコンプレックスに応じたコーデの組み方などを詳しく解説しているので、もし該当する人はぜひご覧ください。
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マネキン買いやファッションレンタルもあり
ファッション初心者の人で「どんな服をスタイルを選べばいいかわからない」「着こなし方がわからない」という人は、スタイリストにコーデ一式を選んでもらう「マネキン買いサービス」や「ファッションレンタルサービス」を検討するのも一つの手だと思います。
詳しくは以下の記事で解説しているので、気になる人はぜひご覧ください。
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まとめ
いかがでしたか?
メンズファッションはレディースに比べるとジャンルが少ない方ですが、それでもこれだけ豊富な種類があります。
ファッションは自由なのであなたの好みで選べばOKですが、顔立ち・体型・年齢によって似合うか似合わないか多少変わってきます。
ぜひ色々試してみて自分にベストなスタイルを見つけてみてくださいね。
それではまた別の記事でお会いしましょう。