Iライン・Yライン(Vライン)・Aラインシルエットの違いや使い分け方を知りたい。
この記事はそんな方へ向けて書いています。
こんにちは。
この度は当ブログをご覧いただきありがとうございます。
本ブログを運営している、ファッションブロガーのJKEN(ジェイケン)です。
ファッションコーデでは色や柄に目がいきがちですが、実はそれ以上に「シルエット」が重要な役割を果たしています。
おしゃれの明暗を分けるのはシルエットといっても過言ではありません。
このシルエットを駆使して「Iライン」「Yライン(Vライン)」「Aライン」「Xライン」という形を作ることで、コーデをおしゃれに仕上げることができます。
ただファッション初心者の方は、
Iライン・Yライン(Vライン)・Aラインとはなんぞや?
そこで本記事では、「Iライン・Yライン(Vライン)・Aライン・Xライン」の意味をコーデ付きで解説します。
おしゃれなコーデを組む上では初歩的な知識なので、まだ知らない方はぜひこの機会に覚えておきましょう。
Iライン・Yライン(Vライン)・Aラインとは?
服を着た時にできるシルエット(輪郭)がアルファベットの「I」「Y(V)」「A」「X」に見えることを、それぞれIライン・Yライン(Vライン)・Aライン・Xラインといいます。
「~ライン」と呼ぶのは省略形で、正式には「~ラインシルエット」と呼ぶことが多いです。
それぞれの特徴を順番に解説していきます。
Iラインシルエットの特徴
Iラインシルエットとは、アルファベットのIのように上から下までストンと落ちるようなスリムなシルエットのことです。
すべてのシルエットの中でも最もオーソドックスタイプ。
全身を直線的にすることで縦長にスラっと見えるため、スタイルがよく見えるというメリットがあります。
スーツやセットアップといったビジネススタイルでもIラインシルエットが採用されており、キレイめでスマートな着こなしにもぴったりです。
しかもIラインは基本的にどのような体型の方でも似合うので、万人におすすめできます。
おしゃれなIラインコーデの作り方
Iラインコーデの組み方としては、トップスとボトムスのシルエットを統一することが基本です。
ただし、ただシルエットを統一すればいいというわけではありません。
トップスとボトムスがあまりにも細身すぎると、なんだか窮屈そうで近寄りがたい印象になってしまいます。
反対にトップスもボトムスもシルエットがワイドすぎると、ダボっとしすぎて野暮ったく見える可能性があります。
なので、全身をワイドすぎずタイトすぎないシルエットでまとめることが、程良く抜け感がでておしゃれに仕上がるコツです。
なお、Iラインはシルエットに抑揚がない分コーデが単調で無難になりがちなので、色や柄にも気を配りましょう。
Yライン(Vライン)シルエットの特徴
Yラインシルエットとは、アルファベットのYのように上半身にボリュームがあり下半身が細いシルエットのことです。
アルファベットのVのようにも見えることから、Vラインと呼ぶこともあります。
ボリュームに変化が生まれることでコーデにアクセントがつき、おしゃれかつスマートにまとまりやすいというメリットがあります。
上半身にボリュームが出ることで、マッチョで着膨れしたりぽっちゃりといった体型のコンプレックスをカバーすることもできます。
さらに下半身が細身であることでスッキリとして見えるため、スタイルが良く見えるのも特徴です。
反対に、下半身が太いなどのコンプレックスがある方は、細身のパンツをはくと目立ってしまうのでおすすめできません。
おしゃれなYライン(Vライン)コーデの作り方
Yラインコーデは、トップスにワイドシルエットを選び、ボトムスに細身かテーパードシルエットを選ぶことが基本です。
ボリューミーなニットやコート・ダウンジャケットなどを取り入れると、簡単にYラインコーデができます。
パンツはスキニーでもいいですが、個人的には程良く余裕のあるテーパードパンツがおすすめ。
ゆるっとしたこなれた雰囲気が出ながらもだらしなく見えないので、とてもおすすめです。
なお、細身のパンツをはく時は、大きいシューズをはくとバランスが悪く見えてしまうので、スッキリとしたフォルムのシューズを選びましょう。
Aラインシルエットの特徴
Aラインシルエットとは、アルファベットのAのように上半身が細く下半身にボリュームがあるシルエットのことです。
メリットとしては、下半身が大きく見えることでずっしりとした印象に見えるため、コーデ全体に安定感が生まれやすいということ。
さらに下半身にボリュームがあることで、足やお尻が太いといった体型のコンプレックスをカバーすることもできます。
反対に、上半身が太いなどのコンプレックスがある方は、細身のトップスを着ると目立ってしまうのでおすすめできません。
おしゃれなAラインコーデの作り方
Aラインコーデは、トップスにジャストサイズを選び、ボトムスにワイドシルエットのパンツを選ぶのが基本です。
ただし、あまりにも細身のトップスを選ぶとバランスが悪く見えるので、あくまで程良いシルエットを選びましょう。
パンツの種類は問いませんが、下にストンと落ちるようなシルエットや少しフレアになったワイドパンツを選ぶと、Aラインコーデが作りやすいです。
あとは、裾に向かって広がるシルエットのロングコートを着ても、おしゃれなAラインコーデになります。
Aラインは男らしい雰囲気にまとまりやすいのでとてもおすすめです。
Xラインシルエットの特徴
Xラインシルエットとは、アルファベットのXのようにウエストのくびれを強調したシルエットのことです。
ボトムスに広がりが出ることでより一層ウエストが細く見え、スタイルが良く見えることがメリット。
スリムに見えることからレディースではよく取り入れられますが、メンズでは取り入れている方は正直多くありません。
ですが、Xラインシルエットはメンズが取り入れるとエレガントな印象を与えることができるため、個人的にはとてもおすすめです。
ただしウエストが細いことが条件なので、お腹周りが気になるなどのコンプレックスを持っている方にはおすすめできません。
また、メンズでXラインシルエットを作るのは他のシルエットに比べると少し難しいことも覚えておきましょう。
おしゃれなXラインコーデの作り方
Xラインコーデは、ウエストを絞ることが基本です。
レディースではワンピースやフレアパンツなど洋服の種類が豊富なので、Xラインを作る方法は沢山ありますが、メンズでは基本的に2種類しかありません。
トレンチのようなコートでウエストを絞るか、トップスをタックイン(裾をパンツの中に入れる)してベルトを絞るかの2択です。
トップスは袖がワイドなもの、パンツはワイドシルエットを選ぶと、Xラインがより強調されます。
まとめ
いかがでしたか?
今回のポイントを簡単にまとめておきます。
おさらいポイント
- Iラインは縦長のシルエットが強調されてスタイルが良く見える
- Yラインはおしゃれかつスマートにまとまりやすい
- Aラインは男らしくコーデに安定感が出やすい
- Xラインはウエストを強調されてエレガントな印象になる
自分の体型にコンプレックスがある方は、この3つのどれかを意識することでそれを隠すことができるわけです。
ただ、「隠す」というワードはちょっとネガティブなので、ぜひ自分の体型を「活かす」という気持ちでチャレンジしていただきたい。
今回の3つのラインシルエットはあくまでおしゃれなコーデを作りやすくするヒントみたいなもので、絶対守るべきルールではありません。
それを逸脱して自由にコーデを組んでも問題ないです。
僕も短足・偏平足・絶壁という複数のコンプレックスを持っていますが、似合わないけど自分が似合うと思うアイテムを探して取り入れたりしてます。
僕は失敗するたびにおしゃれになっていくと思ってるので、ぜひ色々と試してみてくださいね。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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