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メンズがモノトーンコーデをおしゃれに仕上げるコツとは?【実例も紹介】

地味で終わってない?モノトーンコーデをおしゃれに仕上げる方法を徹底解説
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KEN

・月間最高18万PVのファッションブログ「K2J」管理人
・大手アパレル企業の元ファッションコーディネーター(販売員)
・年間100万円以上をファッションに使う服オタク

モノトーンコーデをやってみたいんだけど、なんとなく垢抜けて見えない気がするんだよなぁ。モノトーンコーデをおしゃれに仕上げるコツがあったら詳しく知りたい!

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 

こんにちは。

 

この度は当ブログをご覧いただきありがとうございます。

本ブログを運営している、ファッションブロガーのJKEN(ジェイケン)です。

 

モノトーンコーデって、黒とか白で組み合わせたらいいから簡単だよね!

このように思ってる方、もしかしたらヤバいかも。

 

たしかにモノトーンカラーだけなので色合わせが簡単ですが、実はそれ以外にも重要なポイントがあります。

それを知らずにコーデを組んでいると、気づかないうちに地味でダサいコーデになってしまっているかもしれません。

簡単そうに思えますが、意外とテクニックが必要なんです。

 

そこで本記事では、モノトーンコーデをおしゃれに仕上げる方法を、実例を交えて徹底解説します。

 

  • モノトーンコーデとは?
  • モノトーンコーデの魅力
  • モノトーンコーデがダサくなってしまう理由
  • モノトーンコーデをおしゃれに仕上げる方法
  • おしゃれなメンズのモノトーンコーデ13選

 

普段モノトーンコーデを組んでいる人や、これから挑戦していきたいという人は、ぜひ最後までご覧ください。

それでは早速見ていきましょう。

 

 

モノトーンコーデとは?

モノトーンコーデとは、全身を無彩色のアイテムで組み合わせたコーディネートのことです。

無彩色とは、黒・白・グレーなどの色味のないカラーのこと。

 

モノトーンコーデの中で最も多いのが、白黒の中で濃淡をつけたコーデです。

全身を黒でまとめたオールブラックや、白でまとめたオールホワイトもモノトーンコーデの1つ。

「モノ」はmonochrome(モノクローム:単色の)で、一般的に白黒をイメージする単語であり、「トーン」は「色調」を表しています。

 

 

モノトーンコーデの魅力

シンプルで洗練された印象になる

コモリシャツの着用感・サイズ感

モノトーンコーデの最大の魅力は、シンプルで洗練された印象になりやすいということです。

 

考えてみてください。

色数が多すぎると、うるさい印象になると思いませんか?

ファッションは3色でまとめると上手くいく理由。コーデ例を交えて解説でも解説しているとおり、コーディネートは3色以内に抑えるのが基本です。

その点、モノトーンコーデは黒・白・グレーのみで構成されるので、必然的に色数が3色以内に絞られます。

 

さらに、モノトーンコーデの色は有彩色ではなく無彩色に限定されます。

原色やパキッとした色がたくさん組み合わさったコーデが子供っぽく見えやすいように、有彩色は誤って取り入れるとゴチャゴチャした印象になってしまうリスクがあるんです。

ですが、無彩色の場合はそのような心配はありません。

 

つまり、モノトーンでまとめることによって、必然的にシンプルで洗練された印象に近づけるわけです。

3色コーデ
ファッションは3色でまとめると上手くいく理由。コーデ例を交えて解説

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シックで大人っぽい印象にまとまる

ユニクロのタートルネックニット、rierのウォーカージャケット、RICCARDO METHAのスラックス、グッチのビットローファー、コーチの巾着バッグのメンズコーデ

先ほど、原色やパキッとした色をたくさん使うと子供っぽく見えやすいといいましたよね。

モノトーンコーデの場合はまさにその反対です。

無彩色だけで構成することにより、シックで大人っぽい印象に仕上がりやすい特徴があります。

 

わかりやすい例でいうと、スーツスタイルがあります。

大人が仕事で着こなすスーツスタイルは、基本的に黒・白・グレー等の色で構成されているものが多いですよね。

これと同じように、普段着でもモノトーンカラーでまとめることで、大人っぽい印象に近づけるわけです。

 

 

モノトーンコーデがダサくなってしまう理由

モノトーンコーデは黒・白・グレーだけを使えばいいので、コーデを組むのが簡単だと思ってる人も多いはず。

たしかに、無彩色だけなのでコーデが変になるリスクは少ないです。

ですが、簡単だと思って安心していることこそが、ダサくなってしまう原因になるかもしれません。

 

モノトーンコーデは全体的に暗く単調になりやすい傾向にあるので、「重たい印象になりやすい」「地味に見えやすい」というリスクもあります。

工夫しなければ、文字通り単調で面白みのないコーデで終わってしまう可能性が高いです。

 

では、具体的にどのような点に注意すればいいのか?

ここからはモノトーンコーデをおしゃれに仕上げるコツを解説していきます。

 

 

モノトーンコーデをおしゃれに仕上げる方法

結論からいうと、モノトーンコーデをおしゃれに仕上げるコツは以下の3つ。

 

  1. 抜け感を作る
  2. 小物類でアクセントをつける
  3. 異素材を組み合わせる

 

具体的に見ていきましょう。

 

①抜け感を作る

ユニクロのタートルネックニット、リアのウォーカージャケットのメンズコーデ

モノトーンコーデで陥りがちな「重たい印象になりやすい」という問題。

これを解決するためには、抜け感を取り入れるのが効果的です。

 

黒・白・グレーで組み合わせることになりますが、どちらかというと白よりも黒かグレーが多くなりがち。

すると、全体的に暗く地味な印象で終わる可能性があります。

それを避けるために、白を適度に取り入れたり、ゆとりのあるシルエットで抜け感を加えてあげることが大切です。

 

ただ、抜け感といっても取り入れ方は様々で、必ずしも白が必須というわけでもありません。

抜け感の詳しい取り入れ方は「抜け感」とは?おしゃれコーデを作る上で必須の抜け感の作り方を徹底解説の記事で徹底解説しているので、あわせてご覧ください。

抜け感を取り入れたおしゃれなコーデを作る方法
ファッションの「抜け感」とは?抜け感のあるコーデの作り方を徹底解説

続きを見る

 

②小物類でアクセントをつける

カルティエの腕時計「タンク

無彩色は色味がない分、シンプルな印象になりやすいメリットはありますが、上手く組み合わせられないと地味で寂しい印象になるので注意が必要。

そこで、モノトーンコーデを地味に見せないための簡単なコツがあります。

 

それが、小物類でアクセントをつけることです。

小物類の例をあげると、以下のとおり。

  • 腕時計
  • アクセサリー
  • 帽子
  • バッグ

 

このようなアイテムを取り入れることで、一気におしゃれな印象に近づきます。

 

特にアクセサリー類は「面倒なのでつけたくない」という人も多いはず。

ですが、こういったひと手間をかけることで、グッとこなれて見えてきます。

モノトーンコーデに限らずですが、地味に見えやすいシンプルなスタイルでは特に効果的なので、ぜひ取り入れてみてください。

 

③異素材を組み合わせる

モンベルのインナーダウンのサイズ感・着用感

モノトーンコーデを作る時にもう1つ効果的なのが、異素材を取り入れるということです。

「色味が限られているから工夫できない」と悩んでいる人は、ここを意識すると良いと思います。

 

素材まで気を配るなんて大変だと思うかもしれませんが、異素材の効果は意外と大きいです。

同じ色味であっても、素材の違いだけでアクセントが生まれるため、地味な印象になりにくいメリットがあります。

 

異素材の例をあげると、以下のとおり。

  • レザー
  • コーデュロイ
  • リネン
  • ダウン
  • ニット
  • ボア
  • ナイロン
  • コットン

 

上記のような素材を複数取り入れれば、モノトーンであっても自然とおしゃれな雰囲気に近づきます。

ここをあまり意識している人はあまり多くありませんが、グッとこなれて見えるのでぜひ覚えてください。

 

 

おしゃれなメンズのモノトーンコーデ12選

モノトーンコーデは、季節を問わず楽しめるのも特徴。

ここからは、モノトーンコーデの実例12種類を春夏秋冬ごとに紹介していきます。

 

春夏のモノトーンコーデ(メンズ)

オープンカラーシャツ×白Tシャツ×スラックス×サンダル

エディフィスのオープンカラーシャツ、リカルドメッサのスラックス、ヨークのサンダルのメンズコーデ

ストライプ柄のオープンカラーシャツを使ったコーデ。

すべてのアイテムをモノトーンでまとめることでシックな印象に◎

タックインすることでメリハリをつけつつ、サンダルで抜け感をプラスしているのもポイント。

 

Tシャツ×ワイドパンツ×サンダル

ヨークのTシャツ、アイランドスリッパのサンダル、モンベルのハット、エルラーセンの腕時計のメンズコーデ

ドロップショルダーのTシャツを使って全身をダークトーンでまとめたスタイル。

足元をサンダルにすることで肌が露出され、ダークトーンでも重たくないように意識しています。

 

ポロシャツ×スラックス×サンダル

フレッドペリーのポロシャツ、エンダースキーマのベルト、ヨークのサンダル、エルラーセンの時計のメンズコーデ

全てのアイテムをブラックでまとめたオールブラックコーデ。

オールブラックコーデは難易度が高めですが、異素材を使ったりサンダルやインナーで抜け感を演出してあげると上手くいきやすい◎

 

Tシャツ×ショートパンツ×チロリアンシューズ×靴下

yokeのtシャツ、テアトラのショートパンツ、クレマンのチロリアンシューズのメンズコーデ

Tシャツとショートパンツを使ったダークトーンコーデ。

ダークトーンでまとめても重たくならないのは、ショートパンツで抜け感を取り入れているため。

子供っぽくなりがちな組み合わせなでも、ダークトーンなら大人っぽくまとまります◎

 

サファリハット×オープンカラーシャツ×ショートパンツ×靴下×チロリアンシューズ

キジマタカユキのサファリハット、オープンカラーシャツ、テアトラのショートパンツ、ロトトの靴下、クレマンのチロリアンシューズのコーデ

ビッグシルエットのオープンカラーシャツを合わせたコーデ。

シャツ・革靴・ハットといった大人っぽいアイテムを合わせることで、ショートパンツでも子供っぽさのないコーデに◎

全体を2色でまとめることで、統一感のあるコーデに仕上げています。

 

シャツ×Tシャツ×ショートパンツ×チロリアンシューズ×靴下

コモリのシャツ、テアトラのショートパンツ、クレマンのチロリアンシューズのメンズコーデ

全身を黒系でまとめたオールブラックスタイル。

インナーから靴下まで黒でまとめつつ、シャツのみをダークネイビーにすることで、微妙なコントラストをつけている。

重たくならいようにショートパンツで肌感を見せることで抜け感を演出しているのもポイント◎

 

秋冬のモノトーンコーデ(メンズ)

シャツ×コーデュロイパンツ×スニーカー×腕時計

コモリのシャツ、スティーブンアランのコーデュロイパンツ、エイトテンスのスチューデンのコーデ

全身を黒系のダークトーンでまとめたコーデ。

限りなく黒に近いネイビーを取り入れることで、モノトーンコーデに変化をつけています。

コーデュロイ生地で立体感を演出しているのもポイント◎

 

インナーダウン×チェックシャツ×コーデュロイパンツ×チロリアンシューズ×マフラー

モンベルのインナーダウン、スティーブンアランのコーデュロイパンツ、ポロラルフローレンの古着のチェックシャツ、クレマンのチロリアンシューズのメンズコーデ

全体を黒基調でまとめたモノトーンコーデ。

上から下まで黒でまとめて縦にスラっと見えるように意識しつつ、重たくならないようにインナーダウンの素材感で軽さを加えています。

チェックシャツでアクセントをつけているのもポイント◎

 

タートルネックニット×チェックパンツ×チロリアンシューズ×レザーバッグ

ヨーコサカモトのタートルネックニット、ウルのチェックパンツ、クレマンのチロリアンシューズ、ルイヴィトンのキーポルバッグのメンズコーデ

黒のタートルネックを使ったモノトーンコーデ。

本来カジュアルなチェックパンツでも、モノトーンかつ柄の細かいグレンチェックなら、キレイめコーデにもすんなり溶け込みます。

足元は革靴で引き締めつつ、レザーバッグで上品さを演出しているのもポイント◎

 

ノルディックニット×タートルネック×コーデュロイパンツ×スニーカー

アンフィルのニット、スティーブンアランのコーデュロイパンツ、エイトテンスのスチューデンのメンズコーデ

ノルディック柄を取り入れたモノトーンコーデ。

インナーのタートルネック・パンツ・シューズといったベースを黒でまとめることで、主役のニットを引き立てています。

オフホワイトと黒だけで構成することで、シンプルで洗練された印象に◎

 

チロリアンジャケット×タートルネック×スラックス×ビットローファー×腕時計

ユニクロのタートルネックニット、rierのウォーカージャケット、RICCARDO METHAのスラックス、グッチのビットローファー、コーチの巾着バッグのメンズコーデ

全体をダークトーンでまとめたモノトーンコーデ。

グレーのチロリアンジャケットに黒のボトムスを合わせて安定感を与えつつ、白のタートルネックで抜け感を演出しています。

上品なアイテムばかりなのに堅くなりすぎないのは、程良いワイドシルエットとチロリアンテイストのおかげ◎

 

コーデュロイジャケット×チェックシャツ×タートルネック×チェックパンツ×チロリアンシューズ

クレマンのパドレ、ウルのチェックパンツのコーデ

 

黒とグレーを中心としたモノトーンコーデ。

チェックシャツとチェックパンツを合わせたチェックonチェックを取り入れています。

うるさくなりがちなチェックonチェックも、モノトーンコーデならモダンな印象で着こなすことが可能◎

 

 

まとめ

いかがでしたか?

今回のポイントを簡単にまとめておきます。

 

おさらいポイント

  • モノトーンコーデはシンプルで洗練された印象になるのが魅力
  • シックで大人っぽい印象にまとまりやすい
  • 一歩間違うと地味で重たく面白みのない印象になる
  • 抜け感を取り入れると上手くいきやすい
  • 小物類でアクセントをつけたり異素材を組み合わせるのがおしゃれへの近道

 

モノトーンコーデは、気を抜くとかなり地味な印象になる可能性があります。

色味が限られているからといって侮ってはいけません。

 

ただし、覚えることはそこまで多くないので、一度コツを覚えてしまえば大丈夫。

ぜひあなたも本記事で紹介したポイントを覚えて、モノトーンコーデを実践してみてくださいね。

 

それではまた別の記事でお会いしましょう。

 

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