
こんな疑問をお持ちの方へ。
黒・白・グレーだけでまとめたモノトーンコーデって、「おしゃれに見えてるかな?」「ダサくないかな?」って不安になることがありますよね。誰でも失敗しにくい王道のはずなのに、ネットでは「白黒コーデ メンズ ダサい」という検索が増えています。
おしゃれな人とダサい人のモノトーンコーデには、どんな違いがあるのか?実は、絶対に押さえておくべき「決定的な差」があるんです。
この記事では、
- モノトーンコーデが「ダサい」と言われてしまう5つの原因
- 白黒コーデでもセンス良く見える着こなし術
- おしゃれなモノトーンコーデの実例12選
までを、プロの視点で徹底的にわかりやすく解説していきます。この記事を最後までご覧いただくことで、「垢抜けモノトーン男子」に変われるはずです。
それでは早速見ていきましょう。
そもそもメンズのモノトーンコーデはダサいのか?
結論から言うと、モノトーンコーデはダサくありません。むしろ、おしゃれな人ほどモノトーンを上手に使っています。問題は「着こなし方」にあるんです。
たとえば、ファッションウィークのハイブランドのランウェイを見れば、黒・白・グレーのみで構成されたスタイルは毎シーズン登場しています。BALENCIAGA(バレンシアガ)やSAINT LAURENT(サンローラン)などのブランドを筆頭に、海外スナップでもモノトーンは洗練の象徴として使われ続けています。
実際、パリやミラノの街角を歩くおしゃれな人たちの多くは、色数を極限まで減らしてスタイルを成立させています。これは「無彩色(※色味を持たない白・黒・グレー)」が持つ、洗練されたイメージを連想させる効果があるからなんです。
メンズのモノトーンコーデがダサくなる4つの原因
実は、「モノトーン=ダサい」と見られてしまう原因は、ほんの些細なポイントの違いなんです。この章では、知らず知らずのうちにやってしまっているNG例を4つに絞って解説します。心当たりがないか、ぜひチェックしてみてください。
①定番すぎる組み合わせで量産型に見える
モノトーン=「白と黒を使えばOK」と思っていませんか?たとえば、「白T・黒スキニー・白スニーカー」。定番そうに思えますが、街中を歩けば似たような人が10人は見つかるほど。つまり、悪く言えば没個性な量産型コーデなんですね。
もちろん、シンプルなスタイルが好きな人もいますし、悪くはないです。でも、「おしゃれかどうか」で見られると、この組み合わせだけでは少し弱いです。
どうすればいい?
同じ白Tでも、デザイン・シルエット・素材・小物使いで個性を出すことが重要。リラックス感のあるオーバーサイズTや、デザイン入りの白Tに変えるだけでも印象が変わります。パンツも、黒スラックスやカーゴパンツにするだけで一気に雰囲気が変わりますよ。
また、白と黒の中間にある「グレー」をうまく挟むと、コントラストが和らいで自然なバランスになります。たとえば、黒パンツ×白Tでも、グレーのカーディガンを足すだけでグッとこなれた印象になります。
②シルエットが上下ジャストサイズで、メリハリがなく単調
上下ジャストサイズの組み合わせは、真面目すぎてつまらなく見えることがあります。特にモノトーンだと、色の遊びがない分、シルエットに変化がないとダサく見えやすいです。
スタイリッシュを狙ったつもりが、なぜか地味で目立たない…というのはこのパターン。
どうすればいい?
「Yライン」や「Aライン」など、重心にメリハリをつけたシルエットに変えてみましょう。
たとえば、ワイドパンツ×ジャストサイズTシャツでAラインに。逆に、オーバーサイズシャツ×テーパードパンツでYラインを作るのもアリ。視線の流れを意識すると、それだけで垢抜けて見えます。
③質感や素材の変化がない
色を使わないぶん、素材感がモノトーンコーデのおしゃれ度を分かちます。
それなのに、トップスもボトムスも綿100%、キャンバスのスニーカー…といった「のっぺり素材」で揃えると、奥行きのない単調な印象になってしまいます。
どうすればいい?
コーディネート全体で異なる素材を掛け合わせるのが正解です。
たとえば、Tシャツにナイロンのパンツを合わせたり、レザーシューズやスエード素材のバッグを加えたり。モノトーンでも素材の光沢や凹凸で視覚的な変化が出て、コーディネートが一気に立体的になります。
④髪型や靴、アクセサリーなどの仕上げが雑
洋服だけを頑張っても、仕上げのディテールが雑だと全体がチグハグに見えてしまいます。特にモノトーンは、ミニマルだからこそ細かい部分が浮き彫りになるんですよね。
髪型がボサボサ、靴選びが適当、小物で工夫してない…これではせっかくのコーディネートも台無し。
どうすればいい?
- 靴は素材感のある革靴や異素材のスニーカーを合わせる
- シルバーやゴールドアクセサリーなど、シンプルでも質の良いものを1〜2点だけ身につける
- バッグやベルトなどの小物類でアクセントをつける
この3点をおさえるだけでも、全体の完成度が見違えます。
このように、モノトーンコーデはいわば「引き算の美学」。色数が少ないぶん、ごまかしが効かない上級者向けのスタイルなんです。色がないからこそディテールやシルエット、素材のバランスが重要になるんです。
プロが教える!即おしゃれに見えるモノトーンコーデの着こなし術
「モノトーン=無難」という印象がある一方で、それだけでは周りに埋もれてしまいがちなのも事実。でも、少しの工夫で一気にこなれた印象に変えることができます。
ここでは、おしゃれな人が実践している「垢抜けるモノトーンコーデのテクニック」を3つの視点でご紹介します。
①抜け感を演出する
モノトーンコーデがダサく見える原因の一つに、「重たくて地味な印象」があります。たとえば、全身黒でシルエットもジャストサイズ。これだと、ただ黒い服を着てるだけの地味なコーディネートになりがちです。
そんなときに大切なのが、「抜け感」を意識すること。たとえば、
- 全身黒でも、ゆとりのあるシルエットを選ぶことで「動き」を作る
- 白やグレーをうまく配置し、「視覚的な余白」を作る
このように、コーディネートにリズムを生み出すことで、モノトーンでもグッと垢抜けて見えます。
②素材に変化をつける
モノトーンは色が限られるからこそ、「素材感の違い」が際立ちます。つまり、異素材の組み合わせが武器になるんです。
たとえば、全身平面的な綿素材だと「のっぺり感」が出てしまうことがあります。そんなときは、以下のような異素材を1点でも取り入れるだけで、コーディネートに奥行きが生まれます。
異素材の一例
- レザー(高級感・エッジ)
- ウール(温かみ・やわらかさ)
- ナイロン(スポーティ・軽さ)
- コーデュロイ(秋冬感・凹凸)
- リネン(涼しげ・ナチュラル)
このように、同じ黒でも素材によって印象がまったく違います。小物やアウター、バッグなどに忍ばせるだけでも、印象がガラリと変わります。
③小物で「遊び心」と「こなれ感」をプラス
モノトーンは色味が抑えられているぶん、どうしても単調に見えがち。そんなときは、小物を使ってアクセントを作るのが正解です。
代表的な小物アイテム
- 腕時計
- アクセサリー
- 帽子
- バッグ
- サングラス
特にアクセサリー類は「面倒くさい」と思われがちですが、着けるだけでコーディネートを格上げしてくれる魔法のアイテム。一気にこなれて見えるので、モノトーン派の人には強くおすすめします。
モノトーンコーデで差がつく!おしゃれな着こなし実例集12選
「実際どう見えるか」が一目でわかるスナップと、初心者〜中級者でも再現しやすいスタイリング解説をセットでお届けします。すべてのコーディネートはモノトーンをベースにしつつ、おしゃれに見える要素をきちんと押さえているので、即実践可能です。
コーデの方向性は【春夏】【秋冬】に分けて紹介します。
【春夏編】軽さと清潔感を兼ね備えたモノトーンコーデ6選
①Tシャツ×ワイドパンツ×サンダル×腕時計×ハット
ドロップショルダーのTシャツを使ったリラックス感のあるモノトーンスタイル。微妙な濃淡のあるチャコール〜ブラックのトーンを重ねることで奥行きをプラス。重たくならないよう、足元はサンダルを合わせつつ、夏らしい季節感を演出しています。
②ポロシャツ×スラックス×サンダル×腕時計×サングラス
オールブラックでも重たく見えないのは、異素材の掛け合わせと抜け感の演出が効いているから。ポロシャツの鹿の子素材やサンダルのスエードの風合いが、のっぺり感を打破。小物(腕時計・ベルト・サングラス)を丁寧に揃えることで仕上げの甘さも完全回避。
③レフェリーシャツ×ショートパンツ×ソックス×スニーカー×サングラス×ブレスレット
難易度が高そうに見えるオールブラック×ショーツも、レフェリーシャツの白襟やスニーカーの白ラインが絶妙な抜け役に。シルエットはワイドを選び、上下のバランスにこだわると洗練された印象に仕上がります。
④サファリハット×オープンカラーシャツ×ショートパンツ×靴下×チロリアンシューズ
ハット・シャツ・革靴という大人アイテムで格を上げながら、ショーツで涼しさと抜け感を両立。全体を白×黒の2色に絞ることで、まとまりと清潔感が際立つスタイルに。ソックスのボーダー柄が地味になりすぎないアクセント。
⑤Tシャツ×ショートパンツ×靴下×サンダル×キャップ×サングラス
Tシャツ・靴下・キャップといったカジュアルなアイテムをグレーで統一し、黒のショートパンツとスエードサンダルで引き締めているのがポイントです。モノトーンで統一することで、カジュアルながらもまとまりがあり、大人っぽさを感じさせるスタイリングに仕上がっています。
⑥シャツ×Tシャツ×ショートパンツ×チロリアンシューズ×靴下
一見オールブラックに見えて、実はシャツだけを黒に近いダークネイビーに設定。モノトーン配色でも微差をつけることで、のっぺり見えを防止。ショーツで肌を出すことで、視覚的な軽さ=抜け感もしっかり演出。
【秋冬編】重さを魅力に変えるモノトーンコーデ6選
①オープンカラーシャツ×白Tシャツ×スラックス×革靴
ストライプ柄のオープンカラーシャツで視線を縦に誘導し、スタイルアップを狙ったコーディネート。すべてのアイテムを白・黒でまとめることで、柄物でもうるさくない印象に。インナーの白Tシャツで抜け感を演出しているのがポイント。
②スウェット×シャツ×レザーパンツ×スニーカー×サングラス
淡いオフホワイトのスウェットの裾から白シャツをレイヤードし、さりげなく奥行きをプラス。ボトムスにはツヤ感のある黒レザーパンツを採用することで、素材のコントラストが生まれ、単調さを回避しています。足元にはスーパースターを合わせて、モノトーンでもメリハリのある洒脱な印象に。
③タートルネックニット×チェックパンツ×チロリアンシューズ×レザーバッグ
タートルネック×チェックパンツという定番の組み合わせも、パンツを細かいグレンチェック柄にすることで都会的に昇華。バッグのブラウンが差し色として効いており、重たくなりすぎず上品にまとまっています。
④ノルディックニット×タートルネック×コーデュロイパンツ×スニーカー
柄ニットの主張が強くても、配色がモノトーンで統一されていれば上品にまとまる好例。パンツはオフホワイト、足元は黒で引き締めることで、冬らしいのに軽やかさもあるバランスの良いコーデ。
⑤チロリアンジャケット×タートルネック×スラックス×ビットローファー×腕時計
チロリアンジャケットの民族調ディテールを、モノトーンで洗練された印象に。白タートルで抜けを作り、黒のローファーとスラックスで縦ラインを強調。上品なアイテムでまとめつつも、程よいリラックス感のあるシルエット選びにより、堅すぎない印象に。
⑥コーデュロイジャケット×チェックシャツ×タートルネック×チェックパンツ×チロリアンシューズ
チェックonチェックも、色数を絞ったモノトーン限定なら洗練されて見える好例。シャツのチェックとパンツの柄が喧嘩しないのは、どちらも落ち着いた色合い&柄の大きさを工夫しているから。
おすすめアイテムで一発垢抜け!モノトーンコーデを格上げする最旬アイテム
モノトーンコーデをおしゃれに仕上げるうえで、実は最も簡単で即効性が高いのが「小物やシューズなどのアイテム選び」です。
特に、白黒のバランスが重要なモノトーンコーデでは、足元に何を持ってくるかで全体の印象が大きく左右されます。ここでは、スタイリングを格上げするうえで押さえておきたい最旬アイテムを厳選して紹介します。
白スニーカー・黒スニーカー
モノトーンコーデに合わせやすいシューズといえば、やはり白スニーカーと黒スニーカー。とくに以下の定番・トレンドの名作たちは欠かせません。
【王道】adidas スタンスミス・スーパースター
モノトーンに合わせて絶対に失敗しない鉄板モデルが、アディダスのこの2足。
『スタンスミス』はクリーンでシンプルな佇まいが魅力。ジャケットスタイルやキレイめコーデにも難なく馴染み、洗練された足元を演出してくれます。
『スーパースター』はよりカジュアルでストリート寄りな印象に。デザイン性があり、モノトーンコーデの中にレトロなアクセントを加えたいときに最適です。
【トレンド派】adidas サンバ・テコンドー
ここ最近、ファッション感度の高い層から熱い支持を集めているのが、アディダスのこの2モデル。
「サンバ」はレトロ×ストリートを体現する一足。デニムやスラックスなど、シルエットを選ばず合わせられる。取り入れるだけでグッと今っぽい足元に。
「テコンドー」は、トレンドのロープロファイルスニーカーの代表作。よりスリムでミニマルなデザインで、カジュアル~モードまで幅広い着こなしと相性抜群です。
黒の革靴
モノトーンコーデにおける足元の仕上げ役といえば、やはり革靴。中でもローファーやチロリアンシューズのようなカジュアル系は、モノトーンコーデに合わせても堅くなりすぎず、コーディネートの引き締め役として最適です。
黒ローファー
モノトーンコーデに上品さとクラシック感を加えたいなら、黒ローファーが鉄板。品のある光沢感と丸みを帯びたフォルムで、カジュアルにもキレイめにも使える万能アイテム。特にデニムやスラックスとの相性がよく、「大人の抜け感」を演出したいときに最適です。中でもG.H.BassやHARUTA
はコスパが良くおすすめ。
黒のチロリアンシューズ
より武骨さや重厚感を加えたいなら、チロリアンシューズのようなUチップが◎。黒のレザーと無骨なフォルムが、モノトーンスタイルに深みと力強さをプラスしてくれます。ワイドパンツにもよく馴染むため、秋冬の重厚なスタイルと相性抜群。
とくにKLEMAN(クレマン)の「PADROR」はコスパが良く、都会的な雰囲気も持ち合わせたフランス製の名品です。
モノトーンコーデに迷うなら、プロに任せてみるのもアリ
ここまで読んで、「モノトーンコーデのコツはわかったけど、実際に自分でコーデを組むのはちょっと不安…」と感じた方も多いのではないでしょうか。
そんなときは、プロのスタイリストに服選びを任せられるファッションサービスを活用するのも賢い選択肢です。
プロに任せるのがおすすめな理由
- 似合う色やバランスをプロが判断してくれるから、自信を持って着られる
- 時間と労力をかけずにおしゃれが完成するので、忙しい人にも最適
- LINEで相談しながらコーディネートの方向性を相談できる
自分で全部考えるのが難しいときは、まず「任せてみる」のもアリ。あとは、レンタルで楽しむか・購入して手元に残すか、自分のスタイルに合った方法を選ぶだけ。
とくにおすすめなのが、次の2つのサービスです。
UWEAR(ユーウェア):ファッションレンタルサービス

出典:UWear公式サイト
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レンタルは購入型よりも料金が安いため、コスパ良く着こなしを学べるのが大きな魅力です。
UWEARの詳細レビューはこちら
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出典:DCOLLECTION
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Dコレクションの詳細レビューはこちら
【まとめ】モノトーンコーデでダサいと言わせない3つの極意
モノトーンコーデで周囲から「ダサい」「地味」と思われないためには、次の3つのポイントをおさえることが大切です。
モノトーンコーデの3つのコツ
- 抜け感を演出する:白と黒のバランスやシルエットで重たさを調整することで、洗練された印象に。
- 素材に変化をつける:同じ色味でも異素材を組み合わせれば、単調にならず一気にこなれた印象に仕上がります。
- 小物で「遊び心」と「こなれ感」をプラス:腕時計・アクセサリー・帽子などで、他と差がつく「余白のあるおしゃれ」を楽しみましょう。
この3つの極意を意識するだけで、シンプルなのに垢抜けて見えるモノトーンコーデが完成します。
中でも取り入れやすいのが、足元のアップデート。王道のスニーカーや革靴は、履くだけで一発でコーディネートの印象が変わり、全体をぐっと格上げしてくれます。
プロのスタイリスト監修サービスもおすすめ
そして、「自分で選ぶのが難しい…」という方には、プロのスタイリストが監修するサービスを活用するのもおすすめです。
- UWear
(ユーウェア):プロのスタイリストにLINEで相談しながらコーディネートを選んでくれる、メンズファッションレンタルサービス。
- Dcollection(ディーコレクション):「色合わせ」「サイズ感」「季節感」などをすべてプロが計算した「コーデ買いセット」。プロのスタイリストに無料相談可能。
今日学んだ3つのポイントを活かして、まず最初にできるのは、足元のアイテムを見直すことかもしれません。または、プロに任せて時短&確実におしゃれになる道もアリです。
どちらを選ぶかはあなたの自由。でも、どうせなら「今日から」変えてみましょう!