この記事はそんな方へ向けて書いています。
こんにちは。
この度は当ブログをご覧いただきありがとうございます。
本ブログを運営している、ファッションブロガーのJKEN(ジェイケン)です。
ファッション雑誌やテレビでよく「抜け感」という言葉を聞くことってありますよね。
この抜け感、おしゃれなコーデを作る上ではもはや必須といってもいいキーワードになっています。
抜け感のないコーデは、今のファッショントレンドにおいては「イケてない」と思われてしまう可能性が高いです。
本記事では、抜け感の意味やコーデの作り方を具体的に解説します。
一応男性向けに作成している記事ですが、女性にとっても確実に参考になる内容ですので、もしまだ抜け感の取り入れ方を知らない人はこの機会にぜひご覧ください。
それでは早速見ていきましょう。
ファッションにおける「抜け感」とは?
「抜け感」とは、肩の力が抜けたようなリラックス感のことをいいます。
キレイめにキメすぎず程良くカジュアルに着崩したスタイルを、抜け感のあるコーデという風に呼びます。
抜け感を取り入れると親しみやすい雰囲気が出るだけでなく、大人っぽく余裕のある雰囲気を醸し出すことができ、コーデが一気におしゃれにまとまります。
例えばスーツスタイルってカッチリしていてかっこいいですが、これを普段着として着ているとあまりにも堅い印象になってしまいます。
つまり、プライベートではカッチリしすぎずどこかに「隙を作る(着崩す)」ことが大切です。
この隙のことをファッションでは「抜け感」と表現します。
人間関係や恋愛でも、隙のない人ってなんとなく近寄りがたくて、上手くいきにくいですよね?
ファッションもそれと同じです。
コーデに「抜け感」を取り入れる5つの方法
抜け感の取り入れ方には主に以下の5種類あります。
- 明るい色を取り入れる
- 適度な肌見せをする(3つの首を意識)
- ワイドシルエットやドロップショルダーを取り入れる
- ハズシを取り入れる
- 軽やかな素材を取り入れる
具体的に見ていきましょう。
方法①明るい色を取り入れる
一般的に、明るい色は軽い印象になり、暗い色は重たい印象になります。
つまりコーデの中に明るい色を取り入れることで、それが抜け感として機能してくれます。
中でも代表的な抜け感カラーが、「白色」です。
例えば黒・グレー・ネイビー・ブラウンといった暗めの色を中心にコーデを組むと、重たい印象(どよ~んとした感じ)になりがち。
特に秋冬はこの色を使うことが多いので重たくなってしまうことが多いんですよね。
そんな中に白いアイテムを取り入れるだけで、コーデの印象がグッと軽くなります。
この白いアイテムは、バッグ・シューズ・インナー・帽子・靴下といった小さなアイテムでもOK。
ほんの少し白いアイテムを見せるだけで全然印象が変わってきます。
白以外にも、原色やパステルカラーといった挿し色として機能してくれる色も抜け感として使えるのでおすすめです。
方法②適度な肌見せをする(3つの首を意識)
特に秋冬の時期は、全身を服で覆うことで印象が重くなりがち。
そこで、コーデの中にさりげなく肌が露出する部分を作ると、印象が軽くなり抜け感を演出することができます。
肌を見せるポイントは、3つの首「首元・手首・足首」が基本です。
その理由は、人の目が最も向きやすいポイントであり、適度に肌見せできる絶好の場所だからです。
3つの首で肌見せするには以下の方法があります。
- 首元:シャツの上のボタンを2~3個開ける。ネックの広いTシャツを着る。
- 手首:トップスの袖をロールアップする。
- 足首:パンツの裾をロールアップする。クロップド丈・アンクル丈のパンツをはく。
※女性の場合はさらに、「おへそ見せ」や「シースルーのアイテムを取り入れる」ことでも抜け感を作り出すことが可能。
ただしあまりにも露出しすぎると今度は清潔感が失われるリスクもあるので、基本は「3つの首」を意識すればOKです。
方法③ワイドシルエットやドロップショルダーを取り入れる
今やファッションのトレンドにおいて当たり前となったワイドシルエットやオーバーサイズ。
このように身体のラインを拾わないゆるっとしたシルエットの洋服は、それだけでリラックス感のある抜けた印象を作ることができます。
さらに、ドロップショルダーのアイテムも同じくリラックス感が強いので、簡単に抜け感を作り出してくれます。
ただ、これらのアイテムは使い方を知らないと野暮ったい印象になってしまうリスクもあります。
コーデへの上手な取り入れ方を知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
ドロップショルダーとは?おしゃれな着こなし方のコツをわかりやすく解説
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方法④ハズシを取り入れる
ハズシを取り入れることも、抜け感として有効です。
「ハズシ」とは、異なるジャンルのアイテム同士を組み合わせることで、 元の系統から少し外れた印象を作ることです。
たとえば、セットアップははかっちりとした印象が強いため、他のアイテムもキレイめなアイテムでまとめると、上品すぎて少し堅苦しい印象になってしまう可能性があります。
シーンによってはそれでもいいのですが、プライベートの場面ではもう少し砕けた印象の方が馴染みやすいです。
そこで、どこかにカジュアルなアイテムを織り交ぜると、全体の印象が偏りすぎずバランスのいいコーデに仕上がります。
この「カジュアルなアイテムを取り入れる」という行為がハズシでもあり、抜け感として機能してくれます。
方法⑤軽やかな素材を取り入れる
暗い色ばかりでまとめると、コーデ全体の印象が重たくなりがち。
こういったケースでは抜け感を取り入れることが必須になってきますが、特におすすめのテクが軽やかな素材を取り入れるということです。
軽やかな素材の具体例としては、スポーティなアイテムでよく使われるシャカシャカ素材や、テカリのある素材、レディースではシアー素材が代表例。
このような軽さのある素材を適度に組み合わせれば、たとえダークカラーでまとめたコーデでも重たい印象になりすぎず、おしゃれに仕上げることができます。
「抜け感」を作る時におすすめのアイテム8選
抜け感を作る方法は理解できたけど、具体的にどんなアイテムを使ったら抜け感を取り入れやすいのか?
ここからはそんな疑問にお答えするために、抜け感を作りやすいおすすめアイテムを8種類紹介します。
①Tシャツ
Tシャツはカジュアルの代表ともいうべきアイテムで、抜け感を出すにはもってこいです。
たとえば、半袖Tシャツなら適度な肌見せができるので、ダークトーンコーデであっても着るだけで簡単に抜け感が出ます。
長袖Tシャツの場合も袖をまくると手首が見えるので、簡単です。
さらに、セットアップスタイルのような上品なスタイルでは、インナーをシャツではなくTシャツにすることで、適度にカジュアルダウンすることができます。
Tシャツはインナーとしても一枚着としても、抜け感を出すにはピッタリのアイテムです。
おすすめの白Tシャツブランドについては以下の記事でまとめているので、興味のある方はどうぞ。
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メンズにおすすめの白Tシャツブランド8選【かっこいいものを選ぶコツを解説】
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【レビュー】ヘインズのジャパンフィットTシャツのサイズ感や透け感
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②シャツ
シャツの抜け感の出し方には大きく2通りあります。
1つ目は、シャツのボタンを第一~第三ボタンまで外す、または全て開けて着ること。
ボタンを全て閉めて着るスタイルは上品な印象が出ますが、場合によっては首が詰まったような印象になることもあり、周りのアイテムとのバランスを考えてボタンを開閉する必要があります。
もし重たい印象になりそうなら、ボタンを開けて着ることで、肌を適度に露出したり明るい色のインナーを見せて抜け感を演出できます。
※女性では、ボタンを開けた襟を後ろへ回す「抜き襟」というテクもあります。
2つ目は、袖をロールアップすること。
Tシャツと同様に袖まくりすることで、手首を露出して抜け感を演出することができます。
上品なアイテムであるシャツをあえて着崩すという行為は、こなれた印象を醸し出すことができるのでおすすめです。
③ロゴスウェット
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ロゴスウェットもカジュアルな印象が強いので、抜け感を出す時には意外と使えるアイテムです。
たとえば、上品なコートを羽織る時はついついシャツやニットに頼りがちで、キレイめでコンサバな印象に偏ってしまうことがあります。
そんな時に、あえてロゴ入りのスウェットをハズシとして取り入れることで、バランスのいい抜け感コーデを作り出すことができます。
④クロップドパンツ・アンクルパンツ
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クロップドパンツ(7~8分丈のパンツ)やアンクルパンツ(8~9分丈のパンツ)は、フルレングスのパンツよりも丈が短いので、足首を露出することができます。
そのため、適度な抜け感を出すにはピッタリのアイテムです。
ただし、この2つのアイテムは足が短く見えてしまうリスクもあるので、短足でお悩みの方はあまりおすすめしません。
詳しくは「短足さん必見!おしゃれで脚長に見えるメンズコーデを組む7つのテク」の記事で解説しているので、もし当てはまる方は合わせてご覧ください。
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短足さん必見!おしゃれで脚長に見えるメンズコーデを組む7つのテク
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⑤ショートパンツ
ショートパンツはクロップドパンツやアンクルパンツよりもさらに丈が短いので、春夏ではおすすめの抜け感アイテムです。
大人の男性は「ショートパンツNG」と考えている人もいるみたいですが、全然そんなことありません。
確かに子供っぽく見えやすい側面があり、フルレングスのパンツよりも難易度は高めですが、ポイントを押さえればおしゃれさ・快適さ・抜け感をすべて同時に取り入れることができます。
清潔感も意識したおしゃれなショートパンツコーデを組む方法を知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。
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メンズの短パンコーデ特集【ダサいと言わせない秘訣をプロが解説】
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⑥スニーカー
足元は面積が小さい分、程良い抜け感を出すにはピッタリの場所です。
中でもスニーカーはキレイめスタイルのハズシとして使える大定番のアイテム。
たとえばセットアップスタイルのシューズをスニーカーにすることで、程良くカジュアルダウンすることができます。
特に抜け感を出す時には白スニーカーは欠かせません。
小さい面積といえど、靴はコーデ全体にかなり大きな影響を与えるので、上質なスニーカーを1足は持っておきたいところです。
※さらに女性の場合は、ワンピースにスニーカーを合わせるスタイルとかはもはや鉄板の抜け感コーデ。
おすすめのスニーカーについては以下の記事でまとめているので、興味のある方はどうぞ。
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ローファー・デッキシューズ
革靴であるローファーやデッキシューズを選ぶのは意外かもしれませんが、実は抜け感を出すにはかなりおすすめです。
なぜならこの2つのシューズは浅い構造になっているため、靴下や素足が見えるからです。
他の靴はフルレングスのパンツをはくと大体靴下も素足も見えませんが、ローファーとデッキシューズは見えやすいんですよね。
履き口の浅い靴下を履いて素肌を見せてもいいし、白や挿し色の靴下を履いて抜け感を出すのもおしゃれ。
上品さを保ちつつ抜け感を取り入れることができるので、かなり便利です。
おすすめのローファーについては以下の記事でまとめているので、興味のある方はどうぞ。
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サンダル
サンダルは素足を露出することができるので、足元から抜け感を出すには鉄板的なアイテムです。
サンダルにはトングサンダル・スライドサンダル・グルカサンダルなど様々な種類がありますが、どれも素肌が露出することに変わりはないのでどれでもOKです。
ただし、種類によって上品さや露出度が変わってくるので、それを踏まえた上で選びましょう。
たとえばグルカサンダルはレザーでできているものが一般的で、足を覆う面積が多いため革靴感覚で上品にはけます。
それに対しトングサンダルはビーチサンダル用にカジュアルな印象が強いため、キレイめコーデのハズシとして活躍できます。
スライドサンダルはその中間といったところでしょうか。
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「抜け感」を取り入れたコーデ例
実際に抜け感を取り入れたコーデを例としてご紹介します。
【Tシャツ版】抜け感コーデ
夏のダークトーンコーデ。
重たい印象にならないよう、半袖Tシャツで腕周りを、サンダルで足元の肌を露出して抜け感を演出しています。
【シャツ版】抜け感コーデ
ストライプシャツの袖をロールアップして抜け感を取り入れたコーデ。
パンツはシャツと同系色のダークネイビーで暗めに合わせつつ、重くならないように白スニーカーでさらに軽快な印象を演出しています◎
【ショートパンツ版】抜け感コーデ
ショートパンツで抜け感を取り入れたコーデ。
子供っぽくならないように、パンツ以外のアイテムはシャツ・腕時計・革靴とすべて上品なアイテムで統一しています◎
靴下は肌の露出度を調整するために重要なポイント!
【スニーカー版】抜け感コーデ
白スニーカーで抜け感を取り入れたコーデ。
白Tシャツで抜け感は取り入れていますが、夏コーデでは黒のパンツは重たくなりがちなので、さらに白スニーカーで軽快な印象を出しています◎
【ローファー版】抜け感コーデ
ローファーから白ソックスをチラ見せして抜け感を取り入れたコーデ。
コーデュロイやデニムといったアイテムは野暮ったくなりがちなので、黒ローファーに白ソックスで適度に軽快な印象をプラスしてあげるとGOOD◎
【サンダル版】抜け感コーデ
ポロシャツ、黒スラックスといった上品なアイテムでまとめたコーデ。
足元をサンダルにすることで堅い印象を避け、全体に抜け感を演出しています。
【白いアイテム版】抜け感コーデ
白いアイテムを取り入れた抜け感コーデ。
全身をブラウンで暗めに統一しつつ、タートルネックの首元だけを白にして抜け感を取り入れています。
小さい面積ながら白の力がよくわかる例です◎
まとめ
いかがでしたか?
今回のポイントを簡単にまとめておきます。
おさらいポイント
- 抜け感はおしゃれなコーデを作る上で必須項目
- 抜け感があると大人の余裕やこなれたムードが出やすい
- 明るい色を取り入れる
- 適度な肌見せをする(3つの首を意識)
- ワイドシルエットやドロップショルダーを取り入れる
- ハズシを取り入れる
本記事を最後までご覧いただいた方は、ファッションにおける「抜け感」の大切さをお分かりいただけたかと思います。
ぜひあなたも色々試してみて、抜け感マスターになっちゃってください!
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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