本サイトでは一部プロモーションが含まれます。 アイテムレビュー スニーカー

アディダスのサンバは疲れる?2年の経験談で履き心地を正直レビュー

アディダスのサンバOGのサイズ感・着用感
ファッションブログK2Jの運営者KENのプロフィール写真

KEN

月間最高18万PVのファッションブログ『K2J』を運営。大手アパレルのパーソナルスタイリングサービスでECスタイリストとして勤務し、ファッション色彩能力検定1級を保有。大手メディアへのファッションスナップ掲載経験や、医学研究科修士課程で培った分析力を活かし、理系的視点から「ロジカルなおしゃれ」を提案。これまでに100点以上のファッションアイテムやサービスをレビューしてきた「服好きの視点」から、読者目線に寄り添ったリアルなファッションコンテンツを発信中。

アディダスのサンバって疲れやすいの?実際に履いてる人にリアルな履き心地を教えてほしい。

こういった疑問にお答えします。

 

アディダスのサンバ(SAMBA)は世界中のファッショニスタから支持されるアイコンスニーカーですが、履き心地に関しては賛否両論があるのをご存じでしょうか?スニーカー選びで大事なのは見た目だけじゃなく、実際に歩いたときの「疲れやすさ」や「履き心地」。ここを間違えると、せっかくの名作もクローゼットの奥に眠ってしまうことになりかねません。

そこで今回は、サンバを2年間履き込んできた経験をもとに、リアルな履き心地を正直にレビューします。ソールの硬さやクッション性、蒸れやすさ、長時間歩いたときの疲労感まで、徹底的にお伝えします。購入を検討しているなら、後悔しないためにもこの記事を最後までチェックしてみてください。

それでは早速見ていきましょう。

 

 

【アディダス】サンバは疲れる?履き心地に関する口コミ・評判

アディダスのサンバOG

SAMBA OG(出典:adidas公式オンラインショップ)

まずは、サンバの履き心地に関するネット上の評判を抜粋してご紹介します。

 

SNS上のネガティブな口コミ

 

SNS上のポジティブな口コミ

 

adidas公式オンラインショップの口コミ

歩きやすい

usapiyoさん

足の横幅が割とある方なんですが、キツイこともなく、とても歩きやすいです。
フィット感もよく、それがより歩きやすさを生んでいるんだと思います。
色も可愛くてどんな服にでも合うのでおすすめです。

出典:adidas公式サイトSAMBA OG

alk3さん

何度もお世話になっている一足です。
クラシックなこのデザインが、とても魅力的かと思います。 履いた時は、若干幅が狭いと思いますが、履いてるうちに革が、自分の足に馴染んでくれます。 全体なシルエットもよく、足を包み込むような履き心地なのでオススメです。

出典:adidas公式サイトSAMBA OG

やっぱり、カッコイイです

1006さん

いろいろ探してみましたが、限定品で、やっと見つけました。スタンスミスより、横幅狭ま目ですが、履きごごち(底クッション?)は、こちらの方が良いかも。私は、サイズは、横幅少しせまいですが、いつものサイズで良かったです。

出典:adidas公式サイトSAMBA OG

 

口コミの総括

上に抜粋した口コミを見ると、評価がまっぷたつに分かれているのがわかります。

「薄底で疲れる」「足裏がビックリした」とネガティブな声がある一方で、「地面を感じるけど疲れない」「履き心地最高!」というポジティブな声も多い。なぜこうした評価の差が生まれるのか?

 

サンバは現在7種類ほどの種類があり、モデルによって履き心地も違ってきます。ここでは、サンバの元祖モデルで最も人気のあるサンバOGの履き心地をレビューし、評価が分かれる原因を紐解いていきます。

 

アディダスのサンバのイメージ

2年間履いてわかったサンバOGのリアルな履き心地レビュー

クッション性

アディダスのサンバOGインソール

サンバOGのクッション性:

まず一番気になるのが「クッション性」や「衝撃吸収力」だと思います。結論からいうと、サンバOGのクッション性はあまり良くないです

理由はソールの厚み。サンバはもともとインドアサッカー用に開発されたモデルで、俊敏な動きを支えるためにソールが薄めに設計されています。そのため、ニューバランスのようにミッドソールを搭載しているスニーカーと比べると、やはり衝撃吸収力は劣ります。

ただし誤解してほしくないのは「足が痛くなるほどではない」ということ。実際に履いていると、ラバーソール特有の弾力が地面からの衝撃をある程度やわらげてくれるので、街歩き程度なら十分許容できる範囲です。

 

フィット感

アディダスのサンバOGのサイズ感・着用感

サンバOGのフィット感:

サンバを2年間履いて一番強く感じたのは「フィット感の良さ」です。

細身のフォルム設計と、柔らかいレザーの組み合わせが絶妙で、足を包み込むようにフィットしてくれます。一般的に新品の革靴やスニーカーは履き始めに靴擦れしやすいのですが、サンバOGに関しては女性モニターも一度も靴擦れを経験していません。

この履き心地の秘密は、OGのアッパーに使われているフルグレインレザー。天然の質感を残した高級レザーで、履き始めから柔らかいのが特徴です。馴染むまでのストレスがほとんどなく、最初から安心して履けます。

 

屈曲性とグリップ力

アディダスのサンバOGのサイズ感・着用感

 

  • サンバOGの屈曲性:
  • サンバOGのグリップ力:

サンバOGのもう一つの大きな特徴は「柔らかさ」と「屈曲性」。ソールは天然ラバーでできており、足の動きに合わせてしなやかに曲がります。

スタンスミスやスーパースターは新品だと少し硬さを感じるのに対し、サンバは最初からしなやか。歩くときに自然な足運びができるので、長時間履いてもラクです。

また、サンバはサッカー用シューズをルーツに持つため、アウトソールのグリップ力も優秀。濡れたアスファルトや駅のタイルでもしっかり地面をキャッチしてくれるので、雨の日でも安心して履けます。

 

軽さ

サンバOGの軽さ:

 

ブランド名 モデル名 重さ
CONVERSE ALL STAR(オールスター) 342g
CONVERSE CT70 HI CUT(チャックテイラーハイカット) 478g
adidas STAN SMITH LUX(スタンスミスLUX) 408g
adidas STAN SMITH GTX(スタンスミスゴアテックス) 415g
adidas SUPERSTAR 82(スーパースター82) 409g
adidas SAMBA(サンバ) 314g
adidas GAZELLE INDOOR(ガゼルインドア) 322g
adidas GAZELLE SPEZIAL(ガゼルスペツィアル) 303g
new balance 2002R 343g
810s by MOONSTAR STUDEN(スチューデン) 337g
810s by MOONSTAR KITCHE(キッチェ) 351g

サンバOGは、あらゆるブランドのスニーカーの中でも軽量な部類に入ります。スタンスミスやスーパースターと比べると、片足でおよそ100gほど軽いです。

「たった100g?」と思うかもしれませんが、人は歩くときに体重の1.2〜1.5倍の負荷が足にかかります。体重60kgの人なら1歩で約72〜90kg。1万歩歩けば累計で700トン以上の負荷になるんです。そのときに靴が軽いかどうかは、意外と大きな違いになるんですよ。

 

総合評価

アディダスのスニーカー「サンバOG」

サンバOGの履き心地の総合評価: 3.6/5

サンバOGの履き心地は、「良くも悪くもない、ふつう」というのが正直な感想です。

  • クッション性は控えめ
  • でもフィット感は抜群
  • 軽くて屈曲性があって歩きやすい

 

「履き心地がいい」とおすすめできるモデルではありませんが、日常使いには十分。

 

サンバの本質はあくまでデザイン性

アディダスのスニーカー「サンバOG」

僕はアディダスもニューバランスも大好きで、普段からどちらも愛用しています。そんな筆者としては、クッション性や快適さに全振りしているニューバランスと比べてしまうと、サンバは正直敵いません。けれど、履き心地だけを追い求めれば上には上があり、きりがないんですよね。

サンバの本質はあくまで「デザイン性」にあります。1950年代に誕生したオリジナルの設計を、70年以上経った今もほぼそのまま引き継いでいる。だからこそ、この靴には他にはないクラシックな魅力があるんです。

もし最新技術で作られたスニーカー並みのクッション性を求めるなら、ニューバランスを選んだほうが確実に満足できます。でも、当時の空気感をまとったクラシックなスタイルと、今のファッションにすんなり馴染むデザイン性を両立しているのはサンバならでは。履き心地の完璧さではなく、時代を超えて愛されるデザインを取るかどうかがポイントになるわけです。

 

参考

 

アディダスのサンバのイメージ

サンバの履き心地に賛否が分かれる理由

SNSや口コミを調べてみると、「サンバは疲れる」「履き心地が悪い」という声もあれば、「思ったより快適」「むしろ歩きやすい」という意見もあります。真逆の感想が飛び交っているわけですが、実はこの両方とも正しいんです。

2年間履き続けてわかったのは、サンバの履き心地に賛否が出るのは大きく2つの理由があるからです。

 

①これまで履いてきたスニーカーの違い

厚底でクッション性に優れたスニーカー(例:ニューバランス、HOKAの厚底モデル)に慣れている人は、サンバを履いた瞬間に「クッションが足りない」と感じやすいです。

一方で、サンバのようにソールが薄くフラットな靴は、接地感がダイレクトに伝わるため足先の感覚が鋭くなり、「歩きやすい」「軽快に動ける」と感じる人も多い。短時間の街歩きや普段使いなら、むしろ心地よいという声も多く見られます。

こういった差が、賛否両論を巻き起こしているのだと推測できます。つまり、つまり、「履き心地に求めるもの」が違えば評価も変わるわけです。

 

②足の形とサイズ感の違い

もう一つの大きな理由は、個人の足の形です。幅の広さ、土踏まずのアーチ、甲の高さなどは人それぞれ。サンバOGはもともと細身のフォルムなので、欧米人の足型には合いやすい一方、日本人の幅広の足型には窮屈に感じやすい傾向があります。

実際、「普段のサイズでピッタリ」という人もいれば、「サイズアップしないとキツい」と感じる人もいる。つまり、サイズが合っていない状態で履いてしまえば、当然「履き心地が悪い」「疲れやすい」となるわけです。逆にサイズ調整さえうまくいけば、歩きやすさは十分得られます。

サンバはクッション性に特化した靴ではありませんが、正しいサイズを選べば日常使いにストレスはほとんどありません。

 

参考

詳しいサイズ感や選び方は、アディダスのサンバOGのサイズ感完全ガイド【購入前に知っておきたいポイント】の記事でまとめています 。

 

アディダスのサンバのイメージ

まとめ:サンバの履き心地の感じ方は人それぞれ

サンバはニューバランスのようにクッション性を売りにしたスニーカーではありません。けれど、フィット感・屈曲性・軽量性に優れており、街歩きや普段使いには十分な機能を発揮してくれます。履き心地の感じ方が人によって違うのは当然ですが、サイズ感をしっかり合わせれば、その軽快さにハマる人も少なくありません。

結局のところ、重視するのが「クッション性」か「デザイン性」か。あなたのスタイルに合う選び方をするのがベストです。

実はサンバもジワジワ値上がりしている(ここ数年で500円程度上がった)ので、もし検討中の方は今のうちに買っておいたほうがよさそうです。

もちろん最終的にどれを選ぶかはあなた次第。アディダスには他にもハンドボールスペツィアルガゼルなど、魅力的なスニーカーがたくさんあるので、自由に選んでくださいね。

 

世界的人気を誇る名作スニーカー

サンバOGをadids公式オンラインショップで見る

公式サイトなら返品OKで安心です

 

こちらもCHECK

アディダスのサンバOG・ADV・クラシック・ヴィーガン・デコン・LT・SAMBAEの違いを徹底解説
アディダスのサンバOG・ADV・クラシック・ヴィーガン等の違いを徹底解説

続きを見る

こちらもCHECK

アディダスのスニーカー「サンバDECON」
アディダスのサンバDECONとは?サイズ感・履き心地を徹底レビュー

続きを見る

こちらもCHECK

adidasのガゼルインドアのサイズ感・履き心地を徹底レビュー
adidasのガゼルインドアのサイズ感・履き心地を徹底レビュー

続きを見る

アディダスのスニーカー「サンバ」スタイル

  • この記事を書いた人
ファッションブログK2Jの運営者KENのプロフィール写真

KEN

月間最高18万PVのファッションブログ『K2J』を運営。大手アパレルのパーソナルスタイリングサービスでECスタイリストとして勤務し、ファッション色彩能力検定1級を保有。大手メディアへのファッションスナップ掲載経験や、医学研究科修士課程で培った分析力を活かし、理系的視点から「ロジカルなおしゃれ」を提案。これまでに100点以上のファッションアイテムやサービスをレビューしてきた「服好きの視点」から、読者目線に寄り添ったリアルなファッションコンテンツを発信中。