シンプルで飽きのこないデザインが魅力のYAECA(ヤエカ)。そんなYAECAの中でも注目されているのが「ワイドテーパードデニム」。このアイテム、実はシルエットが絶妙なんです。
ワイドテーパードとは、腰まわりがゆったりしているけど裾に向かって細くなる形のこと。だから、リラックス感がありながらもスッキリ見えるのがポイントなんです。この記事では、このデニムの魅力やサイズ感について、徹底的にレビューしていきます。
それでは早速いきましょう。
【YAECA/ヤエカ】ワイドテーパードデニムの魅力をレビュー
YAECAは多くのブランドと違い、「シーズンごとにテーマを決めてコレクションを作る」といったことはしていません。一つ一つのアイテムを毎年少しずつアップデートし続けており、最高のベーシックウェアを完成させています。
ワイドテーパードデニムもその一つ。YAECAの中では定番アイテムとして知られています。どんなところが魅力なのか、レビューをとおして見ていきましょう。
経年変化を楽しめる独特な生地
まず最初に伝えたいのは生地の魅力です。
そもそも、YAECAというブランド名には、「日々重ねて着てもらえる服作りがしたい」というデザイナーの想いが込められています。YAECAが扱うアイテムはほぼ全て独自開発の生地を使用しており、日々を重ねる毎に風合いが増していくように考えられています。ワイドテーパードデニムの生地もまさにそうです。
ヤエカのデニムは、シルエットと生地ごとに種類が細かく分けられており、それぞれ番号(モデルナンバー)が割り振られています。
参考
シルエットと生地の説明について、詳しくは「YAECA(ヤエカ)のデニムの選び方を品番ごとのシルエット・生地の違いと共に解説!」の記事で解説しています。
「13W」の生地は、ヤエカの中でも最も癖のないオーソドックスなデニム生地です。具体的にいうと、まずオールシーズン履ける適度な厚みであるという点。ヤエカのデニムは番号によって生地の厚みが異なり、分厚いものや薄いものもありますが、13Wは厚すぎず薄すぎずちょうど中間くらいの厚みを持っています。
また、デニムの中でも色落ちのない濃いインディゴカラーなので、上品な印象があり汎用性の高いデザインです。なので、オールシーズン使いたいという方には「13W」の生地がおすすめです。
また、これはYAECAのデニム全般にいえる特徴ですが、デニム生地にふわっとした毛羽立ちがあります。これは、時間をかけてゆっくりと織られているからです。
ゆっくり織ると何がいいのかというと、一つは高密度で丈夫な生地ができるってことですね。デニム生地は、タテ糸とヨコ糸を交差させて織られています。織る速度が速いと、糸に負担がかかりやすく、仕上がりが少し硬くなることも。ゆっくりとした速度で織ることで、糸同士がしっかりと密に絡み合い、丈夫で長持ちする生地が完成します。
さらにいうと、やわらかい肌触りも特徴的です。時間をかけて織ることで、生地の表面がなめらかになり、肌触りが良くなります。これにより、デニム特有のゴワつきが軽減され、初めて履いたときからやわらかさを感じられるのが特徴です。
また、ゆっくりと織ると、生地の表情がより豊かになります。これは、糸に余裕を持たせながら織ることで、微妙な色ムラや立体感が生まれるからです。この風合いが、YAECAのデニムの「味わい深さ」や「履き込む楽しみ」に直結しています。
この独特な表情は、他のブランドでは中々出会えない、YAECAならではの魅力です。
美しいワイドテーパードシルエット
先にご紹介した通り、「10-13W」の「10」のシルエットはワイドテーパードです。お尻周りと太ももにゆとりがあり、裾に向かって程よく細くなっていくシルエットです。
お尻周りや太ももは身体のラインが出やすい部分なので、ここにゆとりがあると、もたつきがなくスマートに履きこなすことができます。また、足先に向かって細くなることで、スタイルよく上品な印象を出すことができます。
ワイドシルエットでトレンド感を出したいけど、ちょっと上品な印象もアピールしたい
このような方には、ワイドテーパードがぴったりです。
しかもヤエカのテーパードデニムは一般的なものよりもワイドで洗練されたシルエットなので、履いた時に美しいラインが出てくれますよ。
品質の高さを感じさせるディテール
さらに細かいディテールを見ていくと、YAECAのワイドテーパードデニムの品質の高さがよくわかります。
裾の縫製(セルビッチ式)
まずは裾の縫製を見てみましょう。
ご覧のとおり、とてもキレイに仕上げられています。
一般的にデニムの裾仕上げは「シングルステッチ式とチェーンステッチ式」に分かれますが、ヤエカのデニムはチェーンステッチ式です。チェーンステッチ式の方が裾に「うねり」が生じるので、色落ちした時に立体感のあるキレイな色落ちが出ます。履きこむほど経年変化が出るので、今後が楽しみです。
また、デニムに詳しい方はご存じかと思いますが、裾の端にあるほつれ止めされた生地は、デニムの「耳」とも呼ばれる「セルビッチ」という名称です。セルビッチがあるデニムは必要な生地の量と手間が増えるため、高級デニムとして知られています。
ロールアップした時にこのセルビッチもアクセントになりますが、ヤエカのデニムのセルビッチはとても上品に仕上げられているので、ロールアップスタイルもオススメです。
ボタンフライ式のフロント
YAECAのワイドテーパードデニムはボタンフライ仕様です。デニムのフロントフライ(ズボンの前開き部分)が、ボタン仕様かジッパー仕様のどちらであるか。ここは好みが分かれる部分だと思います。実際僕もかなりのめんどくさがりで、ボタン仕様のパンツは履かないと決めていました。
ですがテーパードデニムを探していた頃、自分の中で「シルエット的にヤエカのテーパードデニムが一番だ」という結論に至り、ボタンフライでいいか、となりました。
実際履いてみると、やはりチャック式と比べるとボタンの開閉がしづらいなと感じてしまいます。ですが、ヤエカのテーパードシルエットと生地感には大満足です。
ボタンフライはジッパーフライに比べて壊れるリスクが少なく、古い年代のディテールであるというメリットもあります。
華やかなリベットがアクセントに
ポケットは、フロントとバックの両側ポケットにコインポケットがつく5ポケット仕様です。各部位にクラシカルなリベットがついており、アクセントになっています。
【YAECA/ヤエカ】ワイドテーパードデニムのサイズの選び方
結論からいうと、ヤエカのワイドテーパードデニムはジャストサイズで選ぶのがおすすめです。「あえて大きめのサイズを選ぶ」という考え方もありますが、テーパードデニムの場合はあまりおすすめしません。
なぜならテーパードパンツはシルエットがとても重要で、大きめのサイズで履くと美しいテーパードシルエットを表現できないからです。
ジャストサイズで選ぶポイントは以下の通り。
- ウエストがぴったりか少しゆとりがある
- 腰から足先にかけてのラインが綺麗にでている
- ダボつきがない
僕がサイズ30とサイズ31を着用した場合の写真を例に見てみましょう。
正面の写真を見ると、サイズ31はひざ下あたりが少しゆるくなっているように見えますが、サイズ30ではスッキリとキレイなラインが出ています。
側面の写真を見ると、サイズ31はヒップ周りがモコっとしているように見えますが、サイズ30ではもこつきがなく、ヒップから足先に向かってキレイなラインが出ています。
背面の写真を見ると、サイズ31はヒップ周りひざ下あたりの生地が余り、少しダボついているように見えますが、サイズ30ではダボつきがなくスッキリとキレイなラインが出ています。
つまり、身長176cm体重64.5kgの僕でいうと、サイズ30がジャストサイズということになります。サイズが1つ違うだけなので、実際に穿いた時の違いも若干の差ではあります。ただ、身長と体重はあくまで目安で、ウエストが重要です。
人それぞれの好みの違いによっては、テーパードパンツをダボっと履きたいという方もいるし、もちろんそれも間違いではありません。ですが、ヤエカのテーパードデニムに関しては店員さんと一緒に確認していただいたので、基本に沿ったサイズの選び方としてはこのジャストサイズを選ぶ方法で間違いないかと思います。
あくまで目安ですので、ご参考程度にしていただければ幸いです。以下サイズ表とご自身のサイズを照らし合わせて検討してみてくださいね。
単位:cm
サイズinch 29 30 32 34 ウエストwaist 74 78 82 84 股上rise 30 30.5 31 32 股下inseam 70 70.5 71 73 総丈total length 97 98 99 102 ヒップhip 96 102 106 110 ワタリwading 54 58 60 60 裾幅bottom width 16 16.5 17 19 出典:Dice&Dice; https://www.dicexdice.com/goods/detail/?id=30449; 2021-7-20参照
【YAECA/ヤエカ】ワイドテーパードデニムのコーディネート例
YAECAのワイドテーパードデニムのコーディネート例をご紹介します。インディゴカラーのテーパードデニムは、デニムの中でも上品な印象があります。オールシーズン使えることからも、コーデの汎用性が高いアイテムといえます。
バケットハット×柿渋シャツ×濃紺デニム×スニーカー
YAECAのワイドテーパードデニムに、柿渋染めシャツと白スニーカーを合わせたカジュアルコーデ。重めなカラーのトップスとボトムスに、白スニーカーとベージュのバケットハットを合わせることで抜け感をプラスし、軽快な印象を醸し出しています。
カーキとの合わせで野暮ったくなりがちなところ、デニムの中でも上品な濃紺カラーを選んでいるのが野暮ったく見えないポイント◎
マウンテンパーカー×白シャツ×デニム×スニーカー
YAECAのワイドテーパードデニムに、カジュアルなアイテムを組み合わせたコーデ。野暮ったくならないよう、上品な白シャツを取り入れてバランスを取っています。パーカーとスニーカーの色を合わせることで、統一感もアップしています。
ニット×デニム×スニーカー
YAECAのワイドテーパードデニムに、春らしいパステルブルーのニットを組み合わせたスタイル。足元はニューバランスのスニーカーを合わせて軽快に。ロールアップしてスニーカーをよく見せているのもポイント。
白Tシャツ×デニム×チロリアンシューズ×サファリハット×ショルダーバッグ×腕時計
YAECAのワイドテーパードデニムに、白Tシャツを合わせた王道のシンプルカジュアルコーデ。野暮ったくならないよう、足元に革靴を合わせてバランスを取っています。地味にならないよう、ハット・バッグ・腕時計でアクセントをつけているのもポイント。
ポロシャツ×デニム×サンダル
YAECAのワイドテーパードデニムに、ポロシャツを組み合わせたタックインコーデ。インディゴカラーのデニムと同系色のパステルブルーを合わせることで、さわやかなワントーンコーデに。足元は黒のスウェードサンダルで、上品かつ軽快な印象を加えています。
ウールシャツ×デニム×チロリアンシューズ
ヤエカの定番アイテム「コンフォートシャツ」と「ワイドテーパードデニム」を合わせたコーディネート。ヤエカのアイテム同士はもちろん相性抜群。足元はチロリアンシューズでかっちりと合わせれば、力の抜いた大人のキレイめカジュアルスタイルが完成です。
ストームコート×白シャツ×タートルネック×デニム×チロリアンシューズ
YAECAのワイドテーパードデニムを使った冬コーデ。ストームコート、白シャツ、タートルネックを微妙に異なる同系色でレイヤードすることで、統一感がありながらも立体感を演出しています。ボトムスはインディゴデニムとチロリアンシューズのダークトーンでまとめることで、スッキリと引き締まった印象に仕上げています。
まとめ
本記事は以上です。
YAECAのワイドテーパードデニムは、“シンプルだけど他にはない”特別な1本です。高品質な素材、飽きのこないデザイン、そして抜群の着心地。長く愛用できるからこそ、少し高めの価格でもコスパが良いといえます。
ぜひこのデニムで、自分らしいおしゃれを楽しんでくださいね。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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