こんにちは。
この度は当ブログをご覧いただきありがとうございます。
本ブログを運営している、ファッションブロガーのJKEN(ジェイケン)です。
本記事では、Barbour(バブアー)の定番アイテムの一つである「キルティングジャケット」をレビューします。
バブアーといえばワックスジャケットが有名ですが、キルティングジャケットも人気シリーズとして長年愛用されているんです。
バブアーのキルティングジャケットって寒いのかな?
サイズ感はどんな感じかな?ついでにコーデ例も見ておきたい!
こんな疑問にお答えしていくので、バブアーのキルティングジャケットを買おうか迷ってる人は、購入前にぜひ本記事を参考にしてみてください。
- Barbour(バブアー)のキルティングジャケットのデザインをレビュー
- Barbour(バブアー)のキルティングジャケットは寒い?保温性をレビュー
- Barbour(バブアー)のキルティングジャケットのサイズ感をレビュー
- Barbour(バブアー)のキルティングジャケットのコーデ紹介
- バブアーとラベンハムのキルティングジャケットの違いを比較
それでは早速見ていきましょう。
Barbour(バブアー)キルティングジャケットのデザインをレビュー
まずはバブアーのキルティングジャケットのデザインを見ていきましょう。
レビューするのは、『LIDDESDALE(リデスデイル)』というモデルです。
実は「リッズデール」と「リッズデール」の2種類の読み方があるようなんですが、バブアーの公式サイトでは「リデスデイル」と書かれているので、こちらを採用します。
バブアーのキルティングジャケットにはいくつか種類がありますが、その中でもリデスデイルはベストセラーモデルとして知られています。
オールブラックで統一されており、シンプルで洗練された印象を感じさせます。
キルティングと同色でまとめられたコーデュロイの襟・ポケット口・袖口が、ひそかにアクセントとして機能してくれてますね。
コーデュロイ素材の襟は細かい起毛素材でできているので、襟を立てたときも肌触りがやわらかく、温かい仕上がりになっています。
ちなみに、内側には「Barbour」のロゴが施されたチャック付きの内ポケットが備わっています。小さな財布がギリギリ入るくらいのサイズ感ですが、貴重品の収納に便利です。
Barbour(バブアー)のキルティングジャケットは寒い?保温性をレビュー
ここからは、気になる保温性についてお話します。
バブアーのキルティングジャケットをメインアウターとして選ぶとすると、真冬の場合ははっきり言って寒いです。
寒さに強い人は真冬でもいけるかもしれませんが、僕は寒さに弱いので無理でした。
ふつうの感覚でいえば、ダウンジャケットよりも明らかに保温性は劣ります。これはキルティングジャケットに含まれる中綿の量がダウンよりも少なく、素材も羽毛ではないので、仕方のないことです。
ちなみにバブアーのキルティングジャケットの中綿は、ポリエステル100%。よく比較されるラベンハムのキルティングジャケットもポリエステルであり、キルティングの詰物としては一般的です。
バブアーの他のキルティングジャケットモデルも、素材や中綿の量はリデスデイルとほぼ同じです。
あと、バブアーのキルティングジャケットはジャストサイズが多いので、中に分厚い生地のインナーを着こむのが難しいというのも、真冬が厳しい理由の一つといえます(サイズ感に関しては後ほど詳しく解説します)。
キルティングジャケットのブランドの中でも、バブアーとラベンハムは定番の2大巨頭なので、キルティングジャケットで真冬を過ごすのはちょっとキビシイのかもしれません。
活躍するシーズンは長い
こんなふうに思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
なぜなら、秋と春にはかなり活躍するからです。具体的にいうと、9月~11月、3月~4月の、合計5カ月間くらいは着用できます。
4月になると春のイメージが強く、キルティングジャケットが重たい印象になる可能性があるので、要注意。
真冬のメインアウターとして考えている人にはおすすめできませんが、秋と春に着用するイメージであれば、かなりおすすめです。
Barbour(バブアー)のキルティングジャケットのサイズ感をレビュー
ここからは、バブアーのキルティングジャケット「リデスデイル」のサイズ感を着用レビューしていきます。
こんな感じ。身長176cmの僕がM(38)サイズを着ると、ジャストサイズでした。
身幅や袖周りは程良くゆとりがありますが、ワイドシルエットというわけではないので、中にはジャストサイズのニットやTシャツを着用しています。
袖がちょうど手首にくるサイズ感だったのでMサイズを選びましたが、インナーで着こむことを考えると、Lサイズのほうが良かったかもしれません。
また、スーツの上にキルティングジャケットを着たとき、Mサイズだとスーツのジャケットの裾がちょっとはみ出てしまいました。
スーツのジャケットが下から見えてしまうと不格好に見えてしまうので、この点からもワンサイズ上の方が良かったかなぁという感じです。
ただ、サイズ選びに関しては好みによっても分かれる部分もあるので、正直難しいところ。中に着こまない場合は、ジャストサイズで着たほうがカッコよく見える気がします。
ジャストで着る人はいつも通りのサイズ、中に着こむ人はワンサイズ上を選ぶのが良さそうです。
ちなみに、バブアーのスタッフさんは170cm以上の方は40を選んでいる方が多いようです。
サイズ表はこちら↓
サイズ 着丈 バスト ゆき丈 裾幅 36 68cm 102cm 80cm 55cm 38 70cm 106cm 83cm 57cm 40 73cm 110cm 84cm 58cm 42 74cm 114cm 85.5cm 59cm 44 77cm 119cm 88.5cm 59.5cm 出典:Barbour LIDDESDALE SL NYLON リッズデール SL ナイロン; https://www.japan.barbour.com/item/detail/1_1_SMQ0001-18AW_1/BK91
キルティングジャケットの着用感について
バブアーのキルティングジャケットの素材は、外側も内側もすべてナイロン素材です。
サラッとした触り心地で、スーツやセーターの上に合わせるときも引っかかりがなく、スムーズに着用できます。
また、かなり軽いので、着用しているときも手に持っているときも、重たさを感じにくいのもいいなと思います。
あと、ナイロン素材のおかげか防風性が優れているので、風が強い日でも寒さを感じにくい気がします。
Barbour(バブアー)のキルティングジャケットのコーデ紹介
キルティングジャケットは上品なデザインなので、オンオフ兼用できる汎用性の高さも大きな魅力の一つ。
ここからは、バブアーのキルティングジャケットのコーデ例を、ビジネスシーンとカジュアルシーンにわけてご紹介します。
カジュアルシーンのコーデ例
キルティングジャケット×ハーフジップ×ミリタリーパンツ×スニーカー
キルティングジャケットにミリタリーパンツを合わせたコーデ。
ジャケットと同じ黒のトップスとスニーカーを合わせて、全体を2色でまとめました。
黒とカーキは相性が良くおすすめです。
キルティングジャケット×カーディガン×シャツ×ミリタリーパンツ×チロリアンシューズ
キルティングジャケットの下にカーディガンとシャツをレイヤードしたスタイル。
足元は革靴を合わせてコーディネートを引き締めました。
ビッグシルエットでなければカーディガンも十分合わせられます。
ビジネスシーンのコーデ例
キルティングジャケット×ニット×シャツ×ツイードパンツ×革靴
キルティングジャケットの下にニットとシャツを合わせたコーデ。
グレーのツイードパンツを合わせてモノトーンで統一しています。
キルティングと異素材のツイードを合わせることで、全体に立体感が生まれます。
キルティングジャケット×ウールパンツ×ローファー
キルティングジャケットにウールパンツを合わせたコーデ。
秋冬素材のウールパンツを合わせれば、温かみのあるコーデに仕上がります。
足元は黒のローファーを合わせて引き締めつつ、ほんのりカジュアルにまとめています。
バブアーとラベンハムのキルティングジャケットの違いを比較
キルティングジャケットの2大ブランドといえば、LAVENHAM(ラベンハム)とBarbour(バブアー)。
どちらも英国王室にも愛された由緒正しきブリティッシュブランドであり、「どっちを選ぶのがいいんだろう?」と悩む人もいるはず。
ここからは、両ブランドのキルティングジャケットの違いを簡単にまとめておきます。
バブアー:LIDDESDALE(リッズデール) | ラベンハム:RAYDON(レイドン) | |
価格 | 26,400円(税込) | 38,500円(税込) |
シルエット | ジャスト~程良くゆとりあり | 細身 |
ベンツ | ベンツなし | サイドベンツあり |
裾 | 鋭角でシャープな印象 | 丸みがありやわらかい印象 |
ブランドタグ | タグなし | 左ポケットにブランドタグあり |
コーデュロイ生地 | 襟・ポケット・袖元 | 襟・ボタン部分・ポケット・裾元・ベンツ |
ラベンハム レイドン SLJ1053/SLJ9002 メンズ ラブンスター RAYDON MENS 20
上記のとおり。
両ブランドの代表モデルを例に挙げていますが、値段はバブアーよりもラベンハムのほうが全体的に高いようです。
シルエットはラベンハムのほうが細身ですが、モデルによってはラベンハムにもゆとりのあるシルエットが展開されています。
また、ラベンハムではサイドベンツ(切り込み)が施されているモデルが多いです。切り込みが入ることで突っ張りがなくなるので、「動きやすくなる」といわれています。
なので、ラベンハムのほうが機能的な印象ですが、僕はバブアーのキルティングジャケットを着ていて動きにくいと思ったことは一度もありません。
あとは、細かいデザインの違いでいうと、コーデュロイの切り替え生地の場所が違ったり、ブランドタグの有無などがありますね。この辺は好みです。
まとめ:バブアーのキルティングジャケットは真冬に着ると寒い。けど着用できるシーズンは長い!
本記事は以上です。
今回のポイントを簡単にまとめておきます。
まとめ
- バブアーのキルティングジャケットは真冬に着ると寒い
- 春と秋は活躍できるため、着用できるシーズンは長い
- ビッグシルエットではないため、中にワイドなインナーを着こむのは難しい
- ジャストサイズのニットは着こむことが可能
- ラベンハムよりも値段が安い
- オンオフ兼用可能な上品なデザインが魅力
バブアーのキルティングジャケットは、真冬に着ると寒いです。
でもこれは、バブアーに限らずほとんどのキルティングジャケットにいえること。
ビッグシルエットのキルティングジャケットなら、インナーに着こめば真冬でも対応できますが、バブアーはビッグシルエットではないため、難しいですね。
ただ、適度な保温性と防風性を備えているので、肌寒い秋と春先はめちゃめちゃ活躍してくれます。
お値段もリーズナブルで、男女問わず長く愛用できる代物なので、買って損はないと思います。
それではまた別の記事でお会いしましょう。