この記事はそんな方へ向けて書いています。
こんにちは。
この度は当ブログをご覧いただきありがとうございます。
本ブログを運営している、ファッションブロガーのJKEN(ジェイケン)です。
スタンスミスといえばアディダスの代表的スニーカーですが、サイズ感やコーデのイメージがついていない人もいるかもしれません。
また、どれくらい長持ちするのか、経年変化が知りたい人もいるはず。
さらに、スタンスミスにはオリジナル版(本家)の他に、ABCマート版といわれる安いバージョンが展開されています。
安いのでお買い得感はありますが、言い換えると廉価版であるともいえます。
なので、オリジナル版とどういう点で異なるのか、きちんと知っておかないとヤバイです。
本記事では、スタンスミス愛用歴10年の僕が、サイズ感・コーデ・経年変化を徹底解説します。
また、オリジナル版と旧ABCマート版の違いについても解説しているので、スタンスミスの購入を考えている人は、失敗しないためにも購入前にぜひ本記事を参考にしてください。
- 【adidas Originals/アディダスオリジナルス】STAN SMITH(スタンスミス)の魅力とは?
- 【STAN SMITH/スタンスミス】オリジナル版とABCマート版の違いとは?
- 【STAN SMITH/スタンスミス】6年目の経年変化
- STAN SMITH(スタンスミス)のサイズ感・着用感
- STAN SMITH(スタンスミス)のコーデ例(メンズ)
それでは早速見ていきましょう。
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【adidas Originals/アディダスオリジナルス】STAN SMITH(スタンスミス)の魅力
スタンスミスとは?
スタンスミス(STAN SMITH)とは、1971年に発売されたアディダスオリジナルス(adidas Originals)のスニーカーです。
アメリカの有名なプロテニス選手「スタンレー・ロジャー・スミス氏」が愛用したことから、彼の名前をとって「スタンスミス」と名付けられました。
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テニスは他のスポーツと比べてユニフォームのルールが厳しく、「白い」「レザー」「無地」のシューズである必要がありました。
これを満たすために、アディダスの象徴であるスリーストライプスをあえて排除し、代わりに通気性を高める穴を設けることになったわけです。
シンプルで清潔感のあるルックスが大人気となり、「世界一売れたスニーカー」としてギネス記録に認定されるほど、不朽の名作となりました。
現在ではスーパースターと並んで、アディダスのアイコンスニーカーとして認知されています。
スタンスミスの具体的な魅力は?
そんなスタンスミスの魅力といえば、ずばりどんな服装にも合わせやすい「汎用性の高さ」にあります。
困った時には、スタンスミスを合わせればサラッとおしゃれにコーデをまとめることができちゃうわけです。
なぜそんなことが可能なのか?それは、スタンスミスに以下のような魅力があるからです。
レザー素材を採用した上品な印象
スニーカーはカジュアルな印象が強いあまり、カジュアルダウンし過ぎる傾向にありますが、スタンスミスの場合は違います。
素材はレザー(天然か合皮)なので、スニーカーの中では上品な印象があるのが特徴です。
シンプルで洗練されたデザイン
スリーストライプス(3本線)は、アディダスではお馴染みのデザインです。でも、3本線はアクセントが強いため、合わせやすさでいえば微妙。
その点、スタンスミスでは3本線をあえて削ぎ落としているため、シンプルでどんなコーデにも合う仕上がりになっています。
さりげないアクセントが光る
シンプルなデザインに徹すると、物足りなさを感じる場合もあります。が、スタンスミスはその点もしっかりとこだわりを感じさせます。
シュータンにスミス氏のアイコニックな顔を、ヒールにアディダスのトレフォイルロゴを配置することで、絶妙なアクセントを楽しめるのが特徴です。
このように、シンプルでありながらさりげなく個性を醸し出せるのが、スタンスミスの最大の魅力といえます。
スタンスミスはどんな人が履いてる?
スタンスミスはお手頃価格のため、一般層にまで幅広く浸透していますが、世界的な有名人が愛用していることでも有名。
たとえば以下のとおり。
- フィービー・ファイロ:CELINE(セリーヌ)を惜しまれつつ退任した元デザイナー
- ラフ・シモンズ:JIL SANDER(ジルサンダー)・DIOR(ディオール)の元ディレクター
- ケンダル・ジェンナー:「世界で最も稼いだモデル」と称される
- ベッカム夫妻:世界的なイケメンサッカー選手であるデイビッド・ベッカムと、スポーティミックススタイルに定評のあるヴィクトリア・ベッカム
- King Gnu 常田大希さん:アディダス愛好家として有名
このように、多数の有名人が私生活で愛用しています。
世界のトップを走るデザイナーが、コレクションの最後にスタンスミスを履いて登場する姿も印象的です。
【STAN SMITH/スタンスミス】オリジナル版とABCマート版の違いとは?
スタンスミスってオリジナル版とABCマート版の2種類があるみたいだけど、どう違うの?
このような疑問を持ってる人も多いと思います。
ですが、現時点ではABCマート版という名目のスタンスミスは存在しません。
たしかに過去には、アディダスの公式ショップが展開しているオリジナル版(本家)と、ABCマートが展開しているものの2種類がありました。実際、僕もオリジナル版とABCマート版の両方を持っていた時期があります。
ですが、現在はABCマート版と同等のものがアディダスの公式ショップでも販売されるようになったため、「ABCマート版」と呼べるような代物ではなくなったんです。
ただ、名称がなくなっただけで実質的なABCマート版は存在します。
何も考えず安いものを選んでしまうと、思っていたものと違うバージョンのスタンスミスを買ってしまう恐れがあるので、それぞれの違いを明確にわかっておくべきです。
STAN SMITH(スタンスミス)のシリーズ別の違い
ここからはスタンスミスの種類の違いについて解説していきます。
現在のスタンスミスは、「STAN SMITH LUX」「STAN SMITH」「STAN SMITH PRIMEGREEN」の3つのラインに大別できます。
結論からいうと、それぞれの違いは以下のとおり。
STAN SMITH PRIMEGREEN | STAN SMITH | STAN SMITH LUX | |
値段の違い | 10,890円 | 15,400円 | 16,500円~18,700円 |
素材の違い | アッパー:ヴィーガン素材、ライニング:合成 | アッパー:レザーとリサイクル素材、ライニング:合皮 | アッパーもライニングも天然革 |
サイドロゴの違い | ロゴなし | ロゴあり | ロゴあり |
シュータンの違い | 厚い | 薄い | 薄い |
詳しく見ていきましょう。
STAN SMITH PRIMEGREEN(スタンスミス プライムグリーン)
実はアディダスは、2024年までに「商品に使用するポリエステルを再生材料のみにする」という目標を掲げています。
これに伴い、スタンスミスは2020年以降から「STAN SMITH PRIMEGREEN(プライムグリーン)」をスタートさせました。
STAN SMITH PRIMEGREEN(プライムグリーン):プラスチック廃棄物を原料とする再生ポリエステルのみを採用した、サステナブルシリーズ
デザインはそのままに、以下のサステナブル素材を合わせることで、地球環境に配慮したモデルに仕上がっています。
- 動物由来の成分や素材を使用していないヴィーガン素材のアッパー
- 廃棄ゴムから作られたアウトソール
肝心のデザインですが、アッパーの表面はツルっとして光沢感があり、見方によっては少し安っぽい印象があるかも。
「旧ABCマート版のスタンスミスはダサい」という意見が一部でありますが、この安っぽさがダサいといわれる理由です。
ですが、サイドのロゴがない分、よりミニマルな印象で履けるというのは良いポイントになるかもしれません。
なにより、スタンスミスを良心的な値段で楽しめるのは、大きなメリットです。
公式ショップでは5ポイント満点中4.4ポイント(114レビュー;2023年1月時点)で、95%の人がオススメしている結果になっています。
ただ口コミを見ると、「合皮に変わって少し堅く、履き心地が落ちたと感じる」という声が多かったです。
それを考慮しても値段が圧倒的に安いので、気軽に買えるのは大きな魅力といえます。
STAN SMITH(スタンスミス)
オーソドックスな名前を冠した「STAN SMITH(スタンスミス)」ですが、こちらは見た目的にはオリジナル版のスタンスミスにかなり近いです。
サイドのロゴもあり、程良いアクセントがあるのもポイント。
ただ、アッパーには50%以上のリサイクル素材を使用しており、ライニングには合皮を採用するなど、サステナブルの意識も組み込まれています。
公式ショップでは5ポイント満点中4.7ポイント(27レビュー;2023年1月時点)で、なんと100%の人がオススメしている結果になっています。
口コミを見ても、「定番のデザインで履き心地も最高にいい」という声が多かったです。
STAN SMITH LUX(スタンスミス ラックス)
STAN SMITH LUX(スタンスミス ラックス)は、スタンスミスの中でも高級モデルという立ち位置です。が、実際は従来のスタンスミスをそのままの形で再現したものです。
通気孔のスリーストライプスからロゴや素材まで、すべてオリジナル版と同じ仕上がりになっています。
他のシリーズにはない「ラックスならではの魅力」といえば、素材の質感です。
近くで見ると天然革ならではのシボ感があり、レザースニーカーならではの高級感が感じられます。
また、本革ということは、多少の汚れは「味のある経年変化」と捉えることも可能です。
値段もこのシリーズの中では最も高いですが、従来のオリジナル版の値段とほぼ同じくらい。なので、気兼ねなく買える値段に収まっているのも嬉しいポイント。
公式ショップでは5ポイント満点中4.8ポイント(87レビュー;2023年1月時点)で、実に98%の人がオススメしている結果になっています。
口コミを見ても、「環境保護が大切なのはわかるけど、やっぱりスタンスミスは本革がいい」という声が多かったです。
LUXがスタンスミスの本家本元といえるので、スタンスミスの魅力を最大限楽しみたいなら、このLUXを購入するのがおすすめ。
参考
スタンスミスLUXの詳しいレビューを見たい人は、『【徹底レビュー】スタンスミスLUX(ラックス)のサイズ感・コーデ』の記事を参考にしてください。
-
【徹底レビュー】スタンスミスLUX(ラックス)のサイズ感・コーデ
続きを見る
【STAN SMITH/スタンスミス】6年目の経年変化
僕はオリジナル版とABCマート版のスタンスミスを合計10年程度履きつぶしてきました。
ここからは、旧ABCマート版(現在ではPRIMEGREENシリーズに近い)のスタンスミスを約6年履いた状態の経年変化をご紹介します。
平日はほぼ毎日履いていたのですが、ご覧のとおりさすがに6年も履くとボロボロですね。全体の汚れや、すり傷、ソールのすり減りがすさまじい。
履く頻度にもよりますが、旧ABCマート版スタンスミスの寿命は大体5年以下と考えるのが無難です。
本革を採用したスタンスミス(STAN SMITH LUXなど)なら、手入れすれば5年以上履けるかもしれません。むしろ本革は履けば履くほど経年変化が出てくるので、めちゃめちゃいい味を出してくれますよ。
-
参考【徹底レビュー】スタンスミスLUX(ラックス)のサイズ感・コーデ
続きを見る
STAN SMITH(スタンスミス)のサイズ感・履き心地
スタンスミスのサイズ感
僕のスタンスミスのサイズは、27 cmです。
そして、僕の足のサイズと普段のスニーカーのサイズは以下の通り↓
男性着用者の普段のサイズ
- 【足のサイズ】足長:27.0 cm、足囲:25.4 cm、足の横幅:広い
- 【コンバース】ALL STAR(オールスター): US9(27.5cm)
- 【アディダス】SUPERSTAR 82(スーパースター82): 27.5 cm
- 【アディダス】SAMBA(サンバ): 27.5 cm
- 【アディダス】GAZELLE INDOOR(インドア): 27.5 cm
※他のスニーカーも含めて割合でまとめると、27cm:27.5cm:28 cm=3:6:1くらいなので、基本的に27~27.5cmが多いです。
スタンスミスに関しては27.0cmでジャストだったので、普段のスニーカーと同じ感覚で選べばOK。
また、僕はオリジナル版とABCマート版のどちらも履いてきましたが、両方ともサイズ感は大体同じです。
オリジナル版は本革なので、履き始めはちょっとキツく感じるかもしれません。ですが、履いていたら足に馴染んでくるので、丁度良くなります。
気になる方はワンサイズ上げてもいいかもです。
スタンスミスの履き心地
履き心地に関しては、個人的に「すごくいい」とは思いませんでしたが、「必要十分」という印象です。
ニューバランスのスニーカーに比べると快適さやフィット感は劣りますが、安い値段で買えるなら納得の履き心地かと。
ネットの口コミでは、リサイクル素材のPRIMEGREENシリーズよりも、オリジナル版やLUXシリーズの方が履き心地が良いという意見が多いので、重視する方はそちらを選ぶのがおすすめです。
STAN SMITH(スタンスミス)のメンズコーデ例
スタンスミスをビジネスカジュアルで履く場合
スニーカーはカジュアルなアイテムなので、基本的にビジネスシーンには向いていません。
ですが、ビジネスカジュアルが許可されている会社では、スタンスミスのようなシンプルで上品なスニーカーであれば、十分組み合わせることが可能(実際に僕もスタンスミスを履いて通勤してました)。
なので、通勤用のシューズとしてもおすすめです。
以下がセットアップと組み合わせたスタンスミスコーデの一例。ご覧のとおり、ジャケットやスラックスと合わせてもなんら違和感はありません。
会社によって服装の規定や風土が異なるので、スニーカーを履いても問題ないかどうかは規定と雰囲気を見て判断しましょう。
スタンスミスを普段着で履く場合
スタンスミスを普段着で履く場合は、あまり難しく考える必要はありません。
シンプルなデザインのスニーカーなだけに、合わない洋服はほぼないといってもいいです。
カジュアルコーデに馴染ませるのはもちろん、キレイめコーデのハズシとして取り入れても違和感なく組み合わせることができます。
以下にコーデの一例を紹介します。
ストライプシャツ×ワイドパンツ×スタンスミス×腕時計
ストライプシャツの袖をロールアップして抜け感とこなれ感を取り入れたコーデ。
パンツはシャツと同系色のダークネイビーで暗めに合わせつつ、重くならないように白のスタンスミスでさらに軽快な印象を演出しています◎
テーパードシルエットのパンツのおかげで、重たくならずに白スニーカーが活きています。
ダウンジャケット×ノーカラージャケット×タートルネックニット×コーデュロイパンツ×スタンスミス
アディダスのダウンジャケットに同じくアディダスのスタンスミスを合わせたスポーツミックススタイル。
スポーティになりすぎないようにパンツを黒でまとめつつ、タートルネックニットで上品さを演出しています。
インナーに迷彩柄のノーカラージャケットを合わせて、アクセントをつけているのもポイント◎
デニムシャツ×白Tシャツ×ワイドパンツ×スタンスミス×腕時計×リュック
デニムシャツに同系色のワイドパンツを合わせて、春夏らしい爽やかなカラーリングを意識したコーデ。
インナーに白Tシャツを、足元に白のスタンスミスを合わせて、抜け感を取り入れているのもポイント◎
シャツは上のボタンを開け、ロールアップやタックインをして着こなしをアレンジしています。
ダウンジャケット×デニムシャツ×タートルネックニット×コーデュロイパンツ×スタンスミス
アディダスのダウンジャケットに同じくアディダスのスタンスミスを合わせたスポーツミックススタイル。
スポーティになりすぎないようにパンツを黒でまとめつつ、タートルネックニットで上品さを演出しています。
インナーにはデニムシャツを合わせることで、辛口なアクセントを加えているのもポイント◎
まとめ
本記事は以上です。
今回のポイントを簡単にまとめておきます。
まとめ
- スタンスミスは「世界一売れたスニーカー」としてギネス記録に認定
- シンプルで汎用性が高く、上品な印象も兼ね備えているのが魅力
- 世界的なデザイナー・セレブ・有名人が私生活で愛用している
- スタンスミスは3つのシリーズに大別できる
- 普段着だけでなくビジネスカジュアルにも活用可能
それぞれのシリーズがどんな人におすすめなのか、わかりやすくまとめてみました。
STAN SMITH PRIMEGREEN
- とにかく安さを重視したい人
- こだわりがそこまで強くない人
- デザインが似ていたら素材の違いは気にしない人
STAN SMITH
- デザインとコスパを両取りしたい人
STAN SMITH LUX
- ファッションにこだわりのある人
- おしゃれさを優先したい人
- 5年以上履き続けたい人
- 経年変化を楽しみたい人
上記のとおりです。
また、スタンスミスはデザインの種類がかなり多いことでも有名で、ベーシックなもの以外にユニークなものもたくさんあります。
僕はオールブラックのゴアテックスのスタンスミスを持ってますが、こんな感じでカラー展開も豊富です。
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ぜひあなたもお好みのデザインのスタンスミスを見つけて、たくさん履いてあげてくださいね。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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