RECLO（リクロ）の買取の評判は？体験レビューで査定額を徹底検証

 

こんな疑問をお持ちのあなたへ。

ブランド品を手放そうとするときは、できるだけ高く売りたいですよね。

『RECLO（リクロ）』は、10年以上の運営歴を持つハイブランド専門の買取サービス。扱っているブランドの幅が広く、鑑定の精度にも定評があると言われていますが、実際のところ「本当に高く売れるのか？」は気になるところ。

そんな気持ちを少しでも軽くできるように、今回は実際に宅配買取を利用してブランド品を査定に出し、その査定額までしっかり公開します。リアルな体験談にくわえて、ネット上の評判や口コミも集めて、良いところも悪いところも包み隠さずレビューしていくつもりです。

これからブランド品を売ろうとしている人は、この記事を読んでもらえれば、どんな流れで査定が進むのか、いくらくらいで売れるのか、そしてリクロを選んで大丈夫なのか、しっかりイメージできるはず。

それでは早速見ていきましょう。

 

 

 

RECLO（リクロ）ってどんな買取サービス？【特徴をサクッと解説】

『RECLO（リクロ）』は、2014年にスタートしたハイブランド特化型の宅配買取サービスです。バッグや財布のような定番アイテムはもちろん、アパレル・アクセサリー・ジュエリーまで幅広く扱っていて、今では5,000点以上のブランドをカバーする規模に成長しています。

 

ブランド品に強い理由と他社との大きな違い

リクロの買取には、以下のような特徴があります。

 

上記の中でも、「店舗を持たず無駄なコストを削減」している点は、リクロならではの強みです。リクロは店舗を持たない「宅配特化型」で、この構造が本当に大きい。

店舗を運営するには、家賃・人件費・光熱費・店舗の維持費などがどうしてもかかってしまいます。でもリクロは、店舗コストがゼロ。その分、買取価格にしっかり還元できるので、「他社より買取価格が高くなりやすい」わけです。

実際、成約率は9割以上と言われています。これは買取業界でもかなり高い数字です。

 

手数料・送料・キャンセル料も無料で安心

基本情報	RECLO（リクロ）の内容
宅配キット	あり
送料	無料
手数料	無料
キャンセル料（返却送料）	無料
LINE査定	可能
成約率	9割

 

リクロは、送料・査定料・キャンセル料は全て無料です。

買取サービスの中には、「査定後にキャンセルしたら返送料はお客様負担です」というケースがあります。でもリクロは、キャンセルしても一切お金がかかりません。

この安心感があるから、「まずは査定だけしてみようかな」と気軽に使えるんですよね。しかも、LINE査定にも対応しているので、発送する前にざっくり価格を知れるのも大きなメリットです。

 

 

【体験レビュー】実際にRECLO（リクロ）でブランド品を査定してみた

ここからは、実際にリクロにブランド品を査定依頼したときの買取価格や、ほかの大手サービスとの比較までガッツリ公開していきます。

 

今回査定に出したブランド・アイテムと状態

今回リクロに査定してもらったのは、SAINT LAURENT（サンローラン）のトレンチコートです。

 

2023年春夏コレクションで発売されたアイテムで、デザイナーはアンソニー・ヴァカレロ。定価は462,000円。サンローランのアウターの中でもハイプライス帯に入る一着です。

状態は一度試着しただけのほぼ新品。ただし、購入先の「CETTIRE」の保管状態が悪く、届いた時点で全体的にシワがかなり多い状態でした。アウターは生地表面の「シワ」「クセ」「ストレッチ跡」が査定のマイナス要因になりやすく、今回のアイテムもまさにそのパターンに該当しそうです。

 

付属品はすべて揃っていて、「サンローラン専用ハンガー」「専用コートカバー」「商品タグ」、こちらもまとめてセットで提出しました。査定依頼に出したのは2024年5月なので、発売から1年以内です。

 

査定額は高い？安い？LINE査定で大手5社を徹底比較

まずは、宅配に出す前にLINE査定でざっくり価格を比較してみました。利用したのは、ブランド買取でよく名前を見る大手5社です。結果はこちら。

ブランド買取サービス	LINE査定価格
RECLO（リクロ）	135,000円
KOMEHYO（コメ兵）	～85,000円
GALLERY RARE（ギャラリーレア）	60,000～70,000円
Branduru（ブランドゥール）	60,000円前後
OKUKRA（おお蔵）	60,000円前後

 

 

ひと目でわかるとおり、リクロが圧倒的に高い査定額でした。3位以下とは約2倍の差が出るレベルです。

ただ、LINE査定は写真ベースなので、どうしても限界があります。実物を手に取ると、「シワの深さ」「汚れ」「毛玉」「生地のクセ」といった「細かいマイナス要素」が見つかります。だからこそ、LINE査定より下がる前提で考えるのが安全です。

 

RECLOの宅配買取の査定結果

では、実物を送って査定してもらった結果はどうだったのか。

結論、リクロの宅配査定の最終価格は「90,000円」でした。さらに、当時発行されていたキャンペーンコードを適用すると、「最終額：97,000円」という結果に。

 

LINE査定の135,000円と比べると「下がったな…」という印象は正直あります。原因はおそらく、購入時から付いていた「深いシワ」です。アパレル系の査定は、バッグや財布と比べてシワ・使用感の影響を受けやすいので、このあたりは予想通りといえば予想通り。僕が送った写真にシワがあまり映ってなかったので、状態がわかりやすい写真を送ると査定額の齟齬はなくなるはずです。

ただし、他社のLINE査定の時点で最高85,000円だったことを考えると、リクロの最終査定額「90,000円（＋キャンペーンで97,000円）」は、依然トップ。他社に送った場合も、LINE査定から下がるのはほぼ確実なので、最終的にここまで金額を出せるのはリクロだけだったことがわかります。

結論、今回の5社の中ではリクロが最も高価買取だった、という結果になりました。

 

担当鑑定士の対応・連絡スピード・安心感をレビュー

対応スピードもかなり早くて、荷物がリクロに到着してから翌日には査定結果がメールで届きました。

文章も丁寧で、宅配買取って「送ったあとどうなっているかわからない不安」がありますが、対応のスムーズさとメールの丁寧さで、かなり信頼しやすいと感じました。

査定→通知→入金の流れ全体がシンプルなので、「ブランド品の宅配買取を初めて使う人」でも安心して利用できると思います。

 

RECLO（リクロ）の買取の評判・口コミ

ここからは、実際にリクロの買取を利用した人のリアルな声を見ていきましょう。今回は口コミ募集サイト「みん評」から、良い口コミと悪い口コミの両方を抜粋して紹介します。

 

RECLOの買取の悪い口コミ

まずは、あえて「悪い口コミ」からチェックしていきましょう。サービス選びは良い口コミよりも、悪い口コミのほうが判断材料になることが多いです。

 

 

悪い口コミから見えてきた不満点

悪い評価の中で特に目立っていたのは、「鑑定士のレベルが低い」「高額品の真贋判定が不安」「キャンペーンが以前より弱くなった」、この3つでした。

特に鑑定士のレベルに関する不満は多く、「会社が若い＝鑑定の経験が浅い」と判断している人が多い印象です。

では、リクロの歴史の浅さは実際どうなのか？数字で比較してみると、こんな感じになります。

ブランド品買取サービス	創業年
RECLO（リクロ）	2014年
KOMEHYO（コメ兵）	1979年
GALLERY RARE（ギャラリーレア）	2004年
Branduru（ブランドゥール）	2006年
OKUKRA（おお蔵）	2003年

 

たしかに、リクロは業界の中では比較的新しいサービスです。歴史だけで見るとベテラン組に比べて見劣りするのは事実。

でも、「会社が若い＝鑑定士が未熟」と考えるのは、あまりにも浅い認識です。ブランド品鑑定の世界は、「会社の歴史より、鑑定士個人の経験値が圧倒的に重要」と言われています。なぜなら、ブランド品の真贋・価値判断は「人の目と経験」がすべてだからです。

リクロの鑑定士は、平均10年以上の実務経験を持つプロが担当しています。つまり、新しい会社だからといって鑑定士の経験まで浅いわけではないんです。

さらに、創業から10年以上運営されているサービスは、買取業界ではすでに「最低ラインの信頼性はクリアしている」と言われています。

 

RECLOの買取の良い口コミ

次はポジティブな口コミを見ていきましょう。悪い口コミだけだと確かに不安になるので、良いレビューと合わせて判断するのが大事です。

 

良い口コミで多かった声

口コミを見ていて、特に目立っていたポイントはこのあたり。

 

実際、僕が査定に出した時も「複数社でLINE査定比較したらリクロが一番高かった」という結果でした。

また、良い口コミの中でも印象的だったのが、「写真どおりの状態なら減額なしで買取してくれた」という声。これはかなり信頼につながるポイントで、「高めのLINE査定で人を集め、実物チェックでガッツリ減額する」という、昔ながらの手口を使ってないという証拠にもなります。

さらに、買取キャンペーンの評価も高く、実際に「2万円上がった」「僕も7,000円アップした」など、口コミと体験談が一致している部分も安心材料です。

 

 

RECLO（リクロ）のLINE査定の手順

ここからは、リクロのLINE査定のやり方を、初めての人でも迷わないようにわかりやすく解説していきますね。「LINE査定は必要ない」という人は、次の「宅配買取の手順」まで進んでOKです。

 

step
1まずはリクロの買取サイトへアクセス

リクロのLINE査定は、『RECLOの買取公式サイト』からスタートします。TOPページ右上の「メニュー」→「LINE査定」の順番でタップしましょう。

 

すると、リクロの公式LINEアカウントが表示されるので、そのまま友だち追加してください。

 

step
2LINEのメニューから「LINEで査定する」を選ぶ

友だち追加ができたら、LINEのトーク画面を開きます。画面下にメニューが表示されているので、「RECLOで買取」→「LINEで査定する」をタップ。

 

これで査定手続きが自動的にスタートします。

 

step
3写真と詳細をLINEで送るだけ

あとは、査定してほしいアイテムの情報を送るだけです。

 

このあたりを送っておけば十分。鑑定士が遠隔でアイテムの状態を判断しやすくなる情報なので、実際に宅配買取に出した時の査定価格との齟齬がなくなります。

 

ちなみに、写真を送ると、最初に自動返信でこんなメッセージが届きます。

ご連絡ありがとうございます。現在、個別のご連絡ができない状況でございます。

LINE査定に関する追加のご依頼や査定内容の確認をご希望の方はLINE査定ボタンを押してください。

お問合せをご希望の方はお問合せボタンを押してください。

 

 

これ、初めてだとちょっと驚くんですが、気にしなくて大丈夫です。どれだけ「LINE査定」を押し直しても、同じメッセージが返ってくるだけなので、そのまま詳細情報を送信してください。

LINE査定は営業時間が決まっています。「受付時間：9時〜17時」で、この時間外に依頼すると、自動返信で「営業時間内にご依頼ください」というメッセージが返ってきます。なので、写真送信は昼間に行うのがベストです。

 

step
4査定結果がLINEで通知される

査定が終わると、LINEに「査定金額」と「LINE査定管理番号」がメッセージで届きます。

 

「LINE査定管理番号」は、宅配買取の申し込み時に入力することでLINE査定結果が反映されるので、覚えておきましょう。

僕の場合は、依頼した当日に査定結果が届きました。反応がかなり早いので、ちょっとびっくりするレベルです。とはいえ、繁忙期などは時間がかかることもあると思います。

 

リクロの買取の流れを画像付きで解説【初めてでも3ステップ】

ここからは、リクロの宅配買取でブランド品を売る流れを、初めてでも迷わないようにサクッと解説していきますね。

実際にやってみると、想像しているよりずっと簡単です。大まかに流れをまとめると、たったこれだけ。

 

ひとつずつ順番に見ていきますね。

 

step
1宅配買取の申込ページで申し込む

まずは『RECLOの買取サイト』にアクセスします。トップ画面にある「査定・申込はこちら」をタップ。

 

申し込み画面が開いたら、以下2つの発送方法から好きなほうを選びます。

 

どちらも無料ですが、 迷ったら「集荷＆梱包お任せ便」がおすすめです。手ぶらでOKなので、ほんとうに何もしなくて済みます。

その後は、配送キット（ダンボール）のサイズを選びます。自宅に使えるダンボールがあるなら 「梱包材不要（集荷のみ）」でも大丈夫です。

 

次に、「氏名」「住所」「電話番号」などの基本情報を入力します。ここは一般的なネット申込と同じで、迷うポイントはほぼありません。

 

つづいて、本人確認書類と振込先口座のアップロードに進みます。買取を申し込むには、これらの情報の登録が必須です。

画面に赤いボタンでアップロード欄が表示されるので、そのまま写真を撮って送るだけ。

 

 

「お申込み内容を確認する」ボタンを押すと、最終画面が出てきます。

 

ここで、LINE査定をした人は「査定コード」、キャンペーン利用の人は「キャンペーンコード」を忘れずに入力してください。割引や買取額UPはここで反映されます。

最後に「査定を依頼する」を押せば、申し込みは完了です。

 

step
2荷物を梱包して発送する

申し込みが終わったら、次は発送準備です。

配送キット（ダンボール）は、薄く折りたたまれた状態で届けられます。ぱっと見「ダンボールだけ？」と思うんですが、折り目の隙間に伝票が挟まっているのでご安心を。（僕も一度「あれ？伝票ない？」と焦りました…が、ちゃんと中に入ってました）

梱包に関しては、丁寧にたたみ、袋に入れた状態で詰めれば問題ありません。型崩れが心配な方は、緩衝材を入れてもOKです。身分証をアップロードしていない方は、コピーを忘れずに同封しましょう。

 

あとは、選んだ発送方法に応じて集荷に来てもらうだけ。ここまでずっと自宅で完結するので、ほんとに楽です。

 

step
3査定結果を確認・承認する

荷物がリクロに届くと、査定がスタートします。荷物が届いてから査定完了までにかかる日数は、3日～5日が目安です。

僕のときは、到着の翌日に査定結果が届きました。査定が終わると、以下のようにメールで「査定結果のお知らせ」が届きます。

 

メール内にあるURL（赤枠の部分）をタップすると、マイページの査定結果一覧に移動します。

 

「承認手続きを行う」ボタンを押すと、「査定完了のお知らせ」というページが開きます。

ここで、「査定金額」「キャンペーンの適用額」「アイテムごとの評価」などを詳しく確認できます（この時点ではまだ承認されないのでご安心ください）。

 

 

査定内容を見て、「買取」「返送」のどちらかを選びます。「返送」を選んでも返送料は無料なので、納得できないときは遠慮なく返送しても大丈夫です。

「買取」を選ぶと、次の画面でキャンペーンコードが自動で適用され、買取額がUPします。

 

問題なければ、「この内容で承認する」ボタンを押しましょう。これで買取が完了し、自動的に振り込みが行われます。

振り込みはかなり早く、最短10分、遅くても1〜3日以内に完了します。僕のときは翌日に振り込み完了していました。

 

 

まとめ：ブランド品を高く売りたいならRECLO（リクロ）は最有力候補

ここまでリクロの買取を徹底レビューしてきましたが、ひとことでまとめると「ブランド品を高く売りたいならリクロは最有力候補」という結論になります。

実際に査定に出してみても、他社より2倍近くの査定金額が出ました。対応スピードの速さも、初心者にとって安心材料になるはずです。

ここで一度、メリット・デメリットを整理しておきましょう。

 

リクロならキャンセル無料なので、納得できなければ返品してもらえばOK。実質ノーリスクで試すことができます。

「できるだけ高く売りたい」「買取先は慎重に選びたい」という方は、まず最初にLINE査定でざっくり価格を見比べてみてください。どの方法を選ぶかはもちろんあなたの自由です。

ただ、ブランド品は古くなるほど査定額が下がる傾向があるので、「高く売りたい」という気持ちがあるなら、今この瞬間が一番いいタイミングです。先延ばしにすると買取キャンペーンも終わってしまい、損してしまうこともあります。

興味があれば、ぜひ一度リクロの買取ページを軽くのぞいてみてくださいね。