この記事はそんな方へ向けて書いています。
こんにちは。
この度は当ブログをご覧いただきありがとうございます。
本ブログを運営している、ファッションブロガーのJKEN(ジェイケン)です。
ポロシャツコーデは意外と難しいと思う人もいるのではないでしょうか。
実はポロシャツコーデをおしゃれに仕上げるには、ある「セオリー」が存在するのです。
本記事では、おしゃれなポロシャツコーデの極意を「ポロシャツの選び方と着こなし方」に分けて詳しくご紹介していきます。
また、後半からはメンズのおしゃれな春夏ポロシャツコーデを14種類ご紹介します。
ポロシャツコーデにお悩みの方は、この機会にぜひご覧下さい。
それでは早速見ていきましょう。
ポロシャツをコーデに取り入れるメリット
ポロシャツコーデをおしゃれに仕上げるには、ポロシャツが持つ特徴について理解しておく必要があるので、簡単にお話しておきます。
ポロシャツは本来、紳士のスポーツであるテニスで上品さを保ちつつ快適に動ける服として、LACOSTEの創業者であるラコステ氏が開発したのがきっかけ。
なので、スポーティな印象があるのはもちろんですが、カジュアルかつ上品な印象も併せ持つ、Tシャツとシャツの中間に位置する存在と捉えればわかりやすいです。
素材はドレスシャツのようにサラッとしたものではなく、鹿の子素材のように厚みがあってデコボコしたものが一般的で、吸湿速乾性に優れたのもが多いです。
そこに襟付きという上品な要素が加わることで、機能的なだけでなく大人の男性でも子供っぽく見えないファッショナブルなアイテムとして使えるのが一番のメリット。
メンズの夏コーデは特に子供っぽくなりがちなので、ポロシャツは男性にとって夏の頼れる存在でもあります。
さらに、ポロシャツは春夏だけではなくインナーとして秋冬にも活躍できるので、オールシーズン使える万能アイテムです。
ラコステの名作でありポロシャツの元祖である「L.12.12」について詳しく知りたい方は、「ラコステの定番ポロシャツL.12.12の魅力をサイズ感とともに徹底解説」の記事へどうぞ。
おしゃれなポロシャツの選び方
ここからは、おしゃれなポロシャツの選び方をご紹介していきます。
当然ですが、ポロシャツ選びから間違うとおしゃれな着こなしは難しくなります。
中でも特に意識しておくべき重要なポイントが、以下の2点です。
- ワイドシルエットを選ぶ
- シンプルなデザインを選ぶ
順番に解説していきます。
ワイドシルエットを選ぶ
ポロシャツを選ぶ上で最も重要なポイントが、「ワイドシルエットを選ぶ」ということ。
なぜなら、普段よりも大きめのサイズを選ぶことでポロシャツが持つきちんと感だけでなく、抜け感・こなれ感・大人の余裕のある雰囲気を感じさせることができるからです。
元々ポロシャツは襟がついている分落ち着いた印象があるので、タイトシルエットになると妙にかっちりして見えてしまうことがあります。
よほど体型がマッチョな方であれば、ピチピチのジャストサイズで着てもカッコいいとは思いますが、トレンド的に考えるとワイドシルエットを選ぶのが妥当です。
また、肩のラインが落ちたドロップショルダーも、こなれ感を出す上では重要なポイントです。
ちなみに、元々ワイドシルエットな作りになっているものだけでなく、ジャストシルエットの作りになっているものをオーバーサイズで選ぶのもおすすめです。
オーバーサイズで選ぶ場合は、普段よりも2サイズ程度上を選ぶのが目安(例えばいつもMサイズを着ている方は、XLサイズを選ぶ)。
たとえばユニクロやラコステなんかはジャストシルエットの作りなので、オーバーサイズで選ぶのがおすすめです。
ドメスティックブランドは基本的にワイドシルエットの作りなので普段通りのサイズ感で選べばOK。
このように、ブランドによってサイズ感が大きく違ってくるので、事前にオンラインショップのサイズ詳細を確認したり、試着するようにしましょう。
参考記事
シンプルなデザインを選ぶ
2つ目に重要なポイントは、「シンプルなデザインを選ぶ」ことです。
なぜなら、シンプルなデザインはポロシャツが持つクリーンなイメージを崩さず、大人っぽいコーデに仕上がりやすいからです。
ポロシャツはデザイン別にみると大きく以下の4種類に分けられます。
- 無地
- ワンポイントロゴ
- 襟・袖にラインが入ったもの
- 総柄
ここで言うシンプルなデザインは、「無地」「ワンポイントロゴ」「襟・袖にラインが入ったもの」のポロシャツです。
襟・袖にラインが入ったデザインは、夏に1枚で着ると周りと差別化ができるというメリットもあります。
ただし総柄は奇抜な印象になりがちで、他のアイテムとも合わせにくいという理由から、個人的にはあまりおすすめしません。
「無地」と「ワンポイントロゴ」のポロシャツには、それぞれ以下のような特徴があります。
無地のポロシャツの特徴
- ミニマルで洗練された印象を醸し出せる
- 一歩間違うとコーデが地味に見える
- シルエット・素材のクオリティがより強く求められ、「審美眼」が必要になる
ワンポイントロゴのポロシャツの特徴
- ワンポイントロゴがアクセントになり、コーデが映える
- 有名なブランドロゴがあり、おしゃれなポロシャツを選ぶのが簡単
「無地」と「ワンポイントロゴ」のポロシャツにはどちらにもメリットがあり、どちらにするかは好みで選べばOKです。
おすすめのポロシャツブランドをを知りたい方は、以下の記事をご参考に。
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おすすめの人気ポロシャツブランド14選【男女共におすすめ】
続きを見る
素材感は季節に応じて選ぼう
ポロシャツにも素材感は色々あります。
最も定番かつ人気なのは、オールシーズン着用できる鹿の子素材のポロシャツです。
通気性が優れているだけでなくカジュアルすぎない印象が魅力で、ラコステを始めとする有名ブランドが鹿の子素材を積極的に採用しています。
夏にはパイル生地のポロシャツも出ることがありますが、かなりカジュアルな印象が強くなるので、難易度が高めです。
秋冬になるとニット生地やベロア生地のポロシャツも出てきますが、大人っぽく上品な印象なのでおすすめです。
おしゃれなポロシャツコーデを作る上で大切な3つのポイント
ポロシャツの正しい選び方を覚えたところで、ここからはおしゃれな着こなし方を見ていきましょう。
ポロシャツをおしゃれに着こなすためには、以下の3つのテクを使い分けていくのがポイントです。
- 裾出しとタックインを使い分ける
- ボタンの開閉を駆使する
- 下にTシャツやシャツをレイヤードする
順番に見ていきましょう。
裾出しとタックインを使い分ける
まず大前提として、裾を出すとカジュアルな印象に、タックインすると上品な印象になります。
このイメージを押さえておき、ポロシャツに合わせるアイテムによってタックインするかどうかを決めましょう。
たとえばデニムコーデの時にはカジュアルになりすぎないようタックインして上品にまとめたり、スラックスコーデの時にはかっちりしすぎないようあえて裾を出すといった工夫です。
タックインするかどうかは必ずしも正解があるわけではなく、好みによって分かれることも多いです。
【タックインなし】
【タックインあり】
ただ、ポロシャツの裾の長さによっては注意が必要な場合があります。
トップスの裾が長すぎる場合はだらしなく見えてしまう可能性があるので、タックインした方がキレイにまとまります。
裾が程よい長さであれば、あえて裾を出すことでワイドシルエットによる抜け感を演出しやすいというメリットがあります。
また、こんな風に前だけタックインすると、腰回りに曖昧なアクセントをつけつつ抜け感も表現できておすすめです↓
「抜け感」の作り方について詳しく知りたい人は、「「抜け感」とは?おしゃれコーデを作る上で必須の抜け感の作り方を徹底解説」の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
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ファッションの「抜け感」とは?抜け感のあるコーデの作り方を徹底解説
続きを見る
ボタンの開閉を駆使する
ポロシャツには首元にボタンやハーフジップが付いていますが、これらを開閉するだけでもイメージを変えることができます。
ボタンを全部閉めると首元に清潔感が強調されて、きちんとした印象を与えることが可能。
そのため、カジュアルコーデにきちんと感をプラスしたい時やビジネスカジュアルでは、とても活躍するテクと言えます。
一方、ボタンを開けるとカジュアルな印象になるのはもちろん、抜け感を演出することにも繋がり、次にご紹介する「レイヤードテク」が活きてきます。
下にTシャツやシャツをレイヤードする
ポロシャツのボタンやジップを開け、Tシャツやタートルネックをインナーとしてチラ見せすることで、「首元のおしゃれ」を楽しむことができます。
これはTシャツ等にはないポロシャツならではのメリット。
首元から白Tをのぞかせれば抜け感を演出することができ、ボーダー・ストライプ・チェック柄等をのぞかせればおしゃれでこなれ感のある印象を演出できます。
長袖ポロに合わせてもいいし、半袖ポロに長袖のロンTを合わせるのもオススメです。
レイヤードすれば、夏だけでなくオールシーズン活躍できます。
これで子供っぽさとオサラバ!メンズの春夏ポロシャツコーデ14選
ここまでご紹介したテクを取り入れた、メンズのポロシャツコーデの実例を14種類ご紹介していきます。
ポロシャツ×ロンT×チノパン×ローファー
ビッグシルエットのポロシャツにロンTをレイヤードしたベージュのワントーンコーデ。
ベージュトーンにまとめることで大人っぽく落ち着いた印象になるように意識しています。
シューズは黒のローファーを合わせて全体の印象を引き締めました◎
ポロシャツ×スノーパンツ×サンダル×サファリハット
ポロシャツをビッグシルエットのワイドパンツにタックインすることで、Aラインシルエットを強調。
ゆるいシルエットのポロシャツはあえて裾を出して着てもいい。
全体的に淡い色で統一したペールトーンコーデに◎
ポロシャツ×スラックス×サンダル×靴下×バケットハット
ポロシャツと同系色であるブルーの靴下を合わせることで統一感をアップ◎
靴下×サンダルの組み合わせはコーデの幅が格段に広がるオススメテクです!
ポロシャツ×グレーデニム×サンダル×バケットハット
ポロシャツをグレーのテーパードデニムにタックインしたコーデ。
サンダルだけでなくベルトや腕時計といった小物類もブラックでまとめて、統一感と引き締め効果をプラス◎
ポロシャツ×スラックス×チロリアンシューズ
ベージュのポロシャツをブラウンのスラックスにタックインしたコーデ。
足元を革靴でまとめることで、コーデを大人っぽく上品に格上げしています。
ブルーのソックスで挿し色を入れているのもポイント◎
ポロシャツ×ショートパンツ×靴下×ダッドスニーカー
ビッグシルエットのポロシャツに同じくビッグシルエットのショートパンツを合わせたコーデ。
シルエットを統一することでバランスを保っています。
足元はブラックの靴下とホワイトスニーカーでトップスとボトムスの色を拾い、色味も統一感を意識◎
ポロシャツ×スラックス×サンダル
全てのアイテムをブラックでまとめたオールブラックコーデ。
オールブラックコーデは難易度が高めですが、異素材を使ったりサンダルやインナーで抜け感を演出してあげると上手くいきやすい◎
ポロシャツ×スノーパンツ×ダッドスニーカー×サファリハット
ポロシャツにスノーパンツを合わせたコーデ。
パンツとシューズをホワイトでつなげ、ハイウェストでタックインすることで、足長効果を演出しています。
全体的に淡い色味で、優し気なワントーンコーデに◎
ポロシャツ×チノパン×ローファー×バケットハット
イエローのポロシャツ・ベージュのバケットハット・チノパンを使ったワントーンコーデ。
ベルト・腕時計・シューズ等の小物類をブラックで統一し、コーデを引き締めているのがポイント◎
ポロシャツ×淡色デニム×サンダルのコーデ
デニムとサンダルを合わせたカジュアルなコーデ。
野暮ったくならないよう、上品な黒のポロシャツをタックインして大人っぽい印象をプラスしています。
まとめ
いかがでしたか?
今回のポイントを簡単にまとめておきます。
おさらいポイント
- ポロシャツは選び方が重要
- ワイドシルエットでシンプルなデザインを選ぶ
- タックイン・ボタン開閉・レイヤードを使いこなす
- レイヤードすればオールシーズン活躍できる
いつものTシャツコーデをポロシャツに変えるだけで子供っぽさを払拭することができ、大人カジュアルな印象になります。
ぜひあなたもポロシャツコーデにチャレンジしてみてくださいね。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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