OUR LEGACYのVAST CUTデニム。かっこいいのは間違いない。でも、いざ買おうとすると「サイズはどう選べばいいのか?」と悩みますよね。
実際、「どのくらい太いのか?いつものサイズでいいのか、それとも下げる?失敗したら高いデニムだけにダメージがでかい…。」こんなモヤモヤを抱えたまま、何度も商品ページとにらめっこしている人はかなり多いはずです。
この記事では、
- VAST CUTがどんなサイズ感のデニムなのか
- 実寸ベースで見ると、どこが太くて、どこが普通なのか
- 身長や体型ごとに、どのサイズを選ぶのが正解か
こうしたポイントを、できるだけ噛み砕いてご紹介していきます。この記事を読み終わる頃には、「自分はこのサイズを選べばいい」と自信を持つことができるはずです。
それでは早速見ていきましょう。
OUR LEGACYの「VAST CUT」デニムとは?

VAST CUT(出典:OUR LEGACY公式サイト)
OUR LEGACY(アワーレガシー)を語るうえで、どうしても外せないアイテムといえば「デニム」です。シルエット設計・素材・色出しのすべてに、OUR LEGACYの美意識が詰まっています。
OUR LEGACYのデニムは、シルエットごとに大きく4種類に分かれています。まずは全体像を整理しておきましょう。
| モデル名 | シルエットの特徴 | イメージに近い定番 |
|---|---|---|
| THIRD CUT | ワイドストレート(ほんのりテーパード) | Levi’s 550 |
| VAST CUT | ルーズストレート(ズドンと落ちる) | Levi’s Silvertab |
| FIRST CUT | 細身ストレート | Levi’s 501 |
| CARLSON CUT | ブーツカット | Levi’s 517 |
あくまで個人的なイメージですが、OUR LEGACYのデニムは「過去の名作シルエット」をベースに、現代的なバランスへ再設計したラインナップになっています。
中でも、ブランドを代表する存在が『VAST CUT(ヴァストカット)』 と『THIRD CUT(サードカット)』。展開数が最も多いのはTHIRD CUT、その次に多いのがVAST CUTです。どちらもワイドシルエットで、ここ数年のトレンドと強くリンクしています。
THIRD CUTは、「ワイドだけど安心感がある」万能型。一方のVAST CUTは、「ルーズでトレンド感がある」主役型、というイメージです。
OUR LEGACY|VAST CUTデニムの特徴
ズドンと下に落ちるルーズストレートシルエット
VAST CUTは、ウエストから裾までズドンと一直線に落ちるルーズストレート。数字だけ見るとかなりワイドですが、実際に履くと「思ったより綺麗」と感じる人が多いはずです。その理由は、部位ごとのシルエット設計にあります。
腿まわりはしっかり広く取られている。でも、膝下から裾にかけては、ほんのわずかに広がるだけ。この微差があることで、全体が野暮ったくならず、縦のラインが強調されます。このボリューム配分の最適化が、野暮ったさを消しているんですね。
生地へのこだわり
さらにOUR LEGACYは、素材開発へのこだわりが異常に強いブランドとしても知られています。デニムも例外ではなく、シーズンごとに「素材の選定・染色方法・加工の強さ」これらを細かく変えています。
その結果、履き始めはハリがあり、履き込むほどに自然なアタリが出て、時間をかけて自分の形に育っていく。履き続けて経年変化を楽しめる仕上がりになっています。
もちろん、細かな作りも上質で素晴らしいです。リベット・ジッパー・パッチの色味も絶妙で、生地の色味に合わせて考えられています。
VAST CUTは、シルエットの完成度が高いぶん、サイズ選びを間違えるともったいなくなります。どこを基準にサイズを選べばいいのか、順番に解きほぐしていきます。
OUR LEGACY|VAST CUTデニムのサイズ感を徹底レビュー
僕が持っているのはVAST CUTの「 Royal Brown Overdye」という顔料染めの5ポケットデニム。ポルトガル製のコットンデニムで、顔料染めならではの色ムラが強く出る仕上がりが魅力です。
これを着用してサイズ感をレビューしていきます。
VAST CUTデニムのサイズ表
そこで、まずはOUR LEGACY公式サイトのVAST CUTのサイズ表を、日本語に置き換えて整理しておきます。
VAST CUT サイズ表(cm)※すべて平置き実寸。シーズンごとにサイズは多少変わります。
サイズ ウエスト 股上 ワタリ 股下 裾幅 28 42.25 26.3 35.1 77.5 25.9 29 42.85 26.7 35.7 78.0 26.05 30 43.45 27.1 36.3 78.5 26.2 31 44.05 27.5 36.9 79.0 26.35 32 44.65 27.9 37.5 79.5 26.5 33 45.25 28.3 38.1 80.0 26.65 34 45.85 28.7 38.7 80.5 26.8 36 46.45 29.1 39.3 81.0 26.95 出典:OUR LEGACY公式サイト『VAST CUT』
VAST CUTは、「股上が深い・ワタリが広い・裾幅がサイズごとにほとんど変わらない」という、特殊な設計をしています。ウエスト数値だけで判断すると、理想のシルエットが出ない可能性もあります。
ウエストについて
着用者スペック(参考値)
- 身長:176cm
- 体重:62kg
- ウエスト:75cm
- ヒップ:89cm
- 股上:23cm
- 股下:80cm
※細身体型・脚は細く短め。
選んだのは、最小サイズの28です。サイズ表だけを見ると、ウエストは約42cm(平置き)なので、単純計算でウエストが8〜9cmほど余ることになります。
数字だけ見ると「大きすぎない?」と思われるかもしれません。たしかに多少の余裕はありますが、ダボダボしすぎて落ちてくる感じはそこまでありません。
VAST CUTはウエスト位置が高く、腰ではなく腹部で止まる設計。だから、ベルトをしても、「ギュッと絞って不自然」といった状態になりにくいのかなと思います。
レングス(長さ)について
次に重要なのが股下と裾の溜まり方。裾のクッション量は好みが分かれる部分ですが、このサイズ28の場合、176cmで靴の甲にワンクッション。溜まりすぎず、短すぎず。VAST CUTらしい「下に落ちるシルエット」が一番きれいに出る長さです。
もしこれ以上サイズを上げると、「クッションが増えて重たく見える」「ワイドさだけが強調されて野暮ったく見える」リスクがあると感じました。
僕は古着のワイドデニムが好きでよく穿きますが、正直、「しっかりワイドシルエットで、ウエストはジャスト寄り」という条件を満たすものはほとんどありません。古着だと、どうしても「ウエストがデカすぎてベルト前提」になります。ものによっては、ウエストが余りすぎてベルトで絞った時にギュッと不自然になることもあります。
その点、OUR LEGACYはサイズ展開が細かく、細身の方でも一番下のサイズなら、多くの方が許容範囲内なはずです。
身長・体型別|あなたは何サイズを選ぶべきか?
パンツのサイズ選びは、身長やウエストだけでは正解にたどり着けないのが悩ましいですよね。実際は、「脚の太さ・脚の長さ・腰の位置」こうした要素が重なって、最終的な見え方が決まります。
たとえば、同じ176cmでも、脚が長い人と短い人では、同じサイズを穿いたときの裾の溜まり方がまったく違います。実寸レビューでも触れましたが、僕のように脚が細めで、身長の割に脚が短い体型の場合、最小サイズでもシルエットが成立します。
一方で、脚が長い人の場合。同じ身長でも、最小サイズを選ぶと、クッションができなかったり、ワイドさが物足りないといった状態になりやすいです。この場合は、ウエストが多少余っても、一つ上のサイズを選んだほうが、ルーズさと重心のバランスが整います。
つまり、「身長◯cmならこのサイズ」と断言できません。数字だけではなく、脚とのバランスも見るべきだと感じました。
サイズ選びで神経質になりすぎなくていい理由
ここで、ひとつ安心材料があります。OUR LEGACYのデニムは、サイズ展開がかなり細かいです。
一般的なブランドがS・M・Lの3段階なのに対して、VAST CUTは8サイズ前後用意されています。しかも、隣り合うサイズ差はかなり小さい。股下は約0.5cm刻み、ウエストもごくわずか。
そのため、「一つ上げたら別物になる」ということが起きにくいです。言い換えると、微調整しながら選べる設計になっています。だから、多少迷っても致命的な失敗にはなりにくい。
なので、数字に縛られすぎず、脚のバランスと、出したい雰囲気。そこを基準に選ぶと、VAST CUTならいい感じにまとまってくれます。
OUR LEGACY|VAST CUTデニムのコーディネート例
実際にOUR LEGACYのVAST CUTデニムを穿くと、スタイリング全体はこんな空気感になります。あくまで一例ですが、日常に落とし込む際の参考になれば嬉しいです。
VAST CUTのコーディネート例
全体は、アースカラーでまとめたワントーン寄りの配色。古着感のあるベージュのカーディガンに、ブラウンのVAST CUTを合わせています。柄の中にあるブラウンと、デニムの色味をリンクさせて自然に溶け込ませています。
インナーには白Tシャツをタックインして、腰位置を上に見えせることで、「ルーズなのにだらしなく見えない」印象に。
足元は黒の革靴。ここをスニーカーではなく革靴にすることで、コーディネート全体が引き締まります。
VAST CUTは、靴を選ばないデニムです。革靴・スニーカー・サンダル、どれを合わせても成立するのは、裾幅が安定していて、シルエットが崩れにくいからだと感じています。
OUR LEGACY|VAST CUTデニムはどこで買うのが正解?

僕自身、OUR LEGACYのアイテムはこれまで何回か購入してきました。その中で「ここを選んでおけばまず失敗しない」と感じている購入先と、それぞれの向き・不向きを正直にまとめます。
OUR LEGACYの実店舗事情|基本はオンライン前提
日本国内でOUR LEGACYの直営店は、現在「OUR LEGACY Shibuya PARCO」1店舗のみ。その他は、一部のハイエンド系セレクトショップが少量取り扱っている程度です。
「店舗ごとに入荷モデルが違う」「人気サイズは完売」というのが多いのが実情です。「近隣に店舗がある」「実物を見てから決めたい」という方は、早めに試着しに行きましょう。そうでなければ、VAST CUTを狙うならオンライン通販が現実的かつ確実です。
OUR LEGACY公式オンラインストア
最も安心して買える、王道の選択肢が『OUR LEGACY公式オンラインストア』。ここが優れている理由は明確です。
- 新作まで在庫が豊富
- サイズ展開が最も充実
- 偽物リスクがゼロ
- 表示価格はすべて関税込みの最終価格(追加費用なし)
かつてはVAT(付加価値税)控除の影響で「国内よりかなり安い」時期もありましたが、現在はVAT控除対象外。そのため、送料・関税込みでも国内価格とほぼ同水準に落ち着いています。
唯一のデメリットは、サイトが英語表記な点。ただし、購入フロー自体はシンプルで、慣れれば特に迷うことはありません。
海外通販サイト:SSENSE/FARFETCHなど
「少しでも安く買いたい」「セールを狙いたい」なら、海外通販が本命になります。OUR LEGACY公式サイトでもセールはありますが、年2回ほどで時期が固定。
一方、海外通販はセール開始が早く、割引率も高め。公式セールを待っている間に、サイズが消える…というのはよくある話です。
OUR LEGACYを買うなら、特におすすめなのが以下の3サイト。
いずれも日本語対応・関税送料込み表示なので、国内通販とほぼ同じ感覚で使えます。追加請求が発生しないのも、初心者には安心材料。
その他の海外通販について
italist(イタリスト)
、MR PORTER
なども取り扱い自体は豊富です。ただし、「サイズが限られている」「日本語非対応」といった点で、やや上級者向け。安全性は高いので、掘り出し物探し用として使う価値は十分あります。
中古市場:セカンドストリート/楽天(カインドオル・トレファク)など
「まずは試してみたい」「新品価格に抵抗がある」なら、中古も現実的な選択肢。OUR LEGACYは近年、中古流通量が増えており、デニムの相場も安定しています。
代表的な購入先は以下のとおり。
状態が良ければ、定価の40〜70%程度で見つかることも珍しくありません。
VAST CUTは元々の作りがしっかりしているため、多少の使用感があっても安心です。むしろいい感じに経年変化が表れているものが多く、「いきなり新品はハードルが高い」という人こそ、中古から入るのは賢い選択です。
まとめ|VAST CUTは「サイズ感を理解した人」から似合っていく

VAST CUT(出典:SSENSE)
VAST CUTデニムの本質は、デザイン・素材・生地感だけではありません。トレンド感のあるワイドさと、計算された上品さのバランス。それを最大限引き出せるかどうかは、サイズ選びにかかっています。
とはいえ、サイズ欠けがあったとしても、多少のサイズの違いであれば大きな問題にはなりません。隣り合うサイズは微差であることが多いからです。
狙っている方は、売り切れる前にお早めに行動するのが得策。この記事が、少しでもVAST CUTのサイズ選びの参考になれば幸いです。
OUR LEGACYのVAST CUTは以下のショップで購入できます。
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