こんにちは。
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本ブログを運営している、ファッションブロガーのJKEN(ジェイケン)です。
ここ数年のファッションでは「ドロップショルダー」がトレンドになっています。
おしゃれなコーデを目指すにはドロップショルダーはもはや外せないポイントですが、コーデを組む時には注意点もあります。
本記事では、なぜドロップショルダーがおすすめなのか、そしておしゃれなドロップショルダーコーデを作る方法を具体的に解説していきます。
それでは早速見ていきましょう。
ドロップショルダーとは?
ドロップショルダーとは、袖付け部分を肩より落としたデザインのこと。
肩のラインが落ちることで、通常の肩のラインよりも丸みのあるラインが強調されるのが特徴です。
【ドロップショルダーではない】
【ドロップショルダー】
ドロップショルダーがトレンドになっているのは、ここ数年のワイドシルエットの台頭が影響しています。
ワイドシルエットが流行ったことで洋服の作りが大きめになり、それに伴ってドロップショルダーのデザインが増えたと言えます。
つまり、今のトレンドに乗り遅れないためには、ワイドシルエットはもちろんドロップショルダーも外せないポイントになっています。
ドロップショルダーの種類
ドロップショルダーには大きく2種類あります。
肩のラインが程よく落ちたものと、大きく落ちたものです。
袖付け部分が自分の肩から少しでも落ちていたらそれはドロップショルダーと言えますが、落ちる程度によって印象が変わってきます。
このように、程よく落ちたドロップショルダーはくだけた印象になりすぎないため、上品さを保ちつつ程良いリラックス感を演出することができます。
それに対し、大きく落ちたドロップショルダーはゆるい印象になりやすいため、カジュアルでこなれた印象を演出することができます。
両者をうまく使い分けることで、より完成度の高いコーディネートに仕上がります。
ドロップショルダーのメリット・デメリット
ドロップショルダーによって肩に丸みが出ることでどんなメリットがあるかというと、「抜け感」が出るというのが最大のポイントです。
抜け感が出るというのはつまりリラックス感が出るということで、肩の力が抜けた印象になり、おしゃれな雰囲気にまとまりやすくなります。
かっちり感のあるシャツも、ドロップショルダーならこの通りあか抜けた印象を演出できます。
「抜け感」について詳しく知りたい人は、「「抜け感」とは?おしゃれコーデを作る上で必須の抜け感の作り方を徹底解説」の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
ファッションの「抜け感」とは?抜け感のあるコーデの作り方を徹底解説
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また、肩に丸みが出ることで肩幅が強調されなくなるので、肩幅がガッチリしているというコンプレックスを持っている方にもおすすめです。
このようにドロップショルダーはこなれた印象を作ってくれるのでメリットばかりのように思えますが、実はデメリットもあります。
それは、だらしなく野暮ったい印象になりやすいということ。
これは特に肩のラインが大きく落ちたドロップショルダーの場合です。
ただし、注意点さえ守れば圧倒的にメリットが勝つので、ぜひそのポイントを次の項で押さえておきましょう。
おしゃれなドロップショルダーコーデの作り方
おしゃれなドロップショルダーコーデを作るにはどのような点を意識すればよいか、具体的なポイントを解説します。
比較的簡単な「程よいドロップショルダー」を選ぶ
肩のラインが大きく落ちたものより、程よく落ちたドロップショルダーの方が、誰でも比較的簡単にコーデを組むことができます。
ドロップショルダーでない服と大きな違いがあるわけではないため、パンツの種類やシルエットも選びません。
でも、ほんの少しのドロップショルダーであってもその効果は絶大です。
「強めのドロップショルダー」は上品さとシルエットを意識
肩の落ち感が大きくなるほどリラックス感も出やすくなりますが、その分だらしない印象になるリスクも高まります。
なので、ドロップショルダーが強いトップスを着る場合は、他のアイテムでバランスをとるようにしましょう。
たとえば以下のような対策方法があります。
- テーパードパンツのようなスッキリとしたボトムスを合わせてメリハリをつける
- 革靴・シャツ・スラックスのような上品なアイテムを合わせる
ワイドシルエットのボトムスを合わせてももちろんおしゃれに仕上げることは可能ですが、何も考えずにワイドパンツを合わせると野暮ったくなるリスクもあります。
他のアイテムのシルエットやイメージを少し上品にすることで、全体的にバランスのいいコーデに仕上がります。
素材感に注意
ドロップショルダーのトップスは一般的にボリューム感があります。
ニットのような厚手のアイテムは膨張して見えがちなので、ぽっちゃりといった体型にコンプレックスのある方は注意が必要です。
ボリュームを出しすぎたくない場合は、厚手よりも薄手のアイテムがおすすめです。
もし厚手のトップスを合わせたい時は、Vラインシルエットのようにボトムスをスッキリまとめるといった工夫をするのがベターです。
ぽっちゃりさんでコーデの組み方にお悩みの人は、「【メンズ】ぽっちゃりさんがおしゃれな着やせコーデを作る6つのテク」の記事を参考にしてください。
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【メンズ】ぽっちゃりさんがおしゃれな着やせコーデを作る6つのテク
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Vラインシルエットコーデの組み方について知りたい方は、「シルエットの基本!I・Y・A・Xラインコーデの特徴と作り方を解説」の記事へどうぞ。
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シルエットの基本!I・Y・A・Xラインコーデの特徴と作り方を解説
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【メンズ】ドロップショルダーのコーデ例
あくまで一例ではありますが、メンズのドロップショルダーコーデをご紹介します。
色んなアイテムでドロップショルダーを取り入れているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
セットアップのドロップショルダースタイル
ドロップショルダーのジャケットは、かっちりとしたイメージを程よくくだけた印象にしてくれるおすすめのアイテムです。
オーバーサイズのジャケットは70~80年代に流行り、今まさにリバイバルファッション(昔のファッションのトレンドがよみがえること)として注目されています。
セットアップはどこかにカジュアルな要素を入れて抜け感を出すのが鉄則(このコーデではニット帽がそれ)。
コートのドロップショルダースタイル
ドロップショルダーのコートはアームホールが広めにとられていることが多く、厚手のニットなども着ぶくれせずに着こむことができるのでおすすめです。
このコーデではブラウンのワントーンで上品にまとめています。
ニットのドロップショルダースタイル
厚手のニットにワイドパンツを合わせていますが、シャカシャカした素材で質感に違いを出すことでコーデに変化をつけています。
さらに同系色のストライプシャツをレイヤードすることで、上品さを演出しています。
花柄ニット×タートルネックニット×コーデュロイパンツ×スニーカー×ニット帽
花柄ニットを主役に引き立てたコーデ。
インナーとパンツを同じオフホワイトカラーにまとめることで統一感をアップしつつ、ニットを目立たせています。
足元はニットと同系色のブラウンカラーにすることでさらに統一感を意識◎
シャツのドロップショルダースタイル
強めのドロップショルダーのオープンカラーシャツにショートパンツを合わせたスタイル。
ハット・革靴・レザーの腕時計といった上品なアイテムを取り入れて、バランスをとっています。
強めのドロップショルダーが効いた柿渋染めシャツコーデ。
ボトムスをオールブラックでまとめつつ、上品なスラックスと革靴でまとめることで、カジュアルダウンしすぎないように調整しています。
首元から白Tシャツをのぞかせて抜け感を演出しているのもポイント◎
Tシャツのドロップショルダースタイル
ドロップショルダーが効いたプリントTシャツには、黒のワイドスラックスで程よくコーデを引き締めています。
シューズは黒でもありですが、この日は白のダッドスニーカーで軽快にまとめました。
ドロップショルダーのTシャツを使って全身をダークトーンでまとめたスタイル。
足元をサンダルにすることで肌が露出され、ダークトーンでも重たくないように意識しています。
赤×白のボーダーTシャツに、ボトムスを白でまとめて全体をワントーンでまとめたスタイル。
全身ワイドシルエットですが、パンツのシャカシャカ素材を利かせてコーデにアクセントをつけることで、のっぺりみえないように意識しています。
ポロシャツのドロップショルダースタイル
ポロシャツにしてはかなりドロップの効いたアイテムですが、ベージュのワントーンにまとめることで落ち着いた印象になるように意識しています。
シューズは黒のローファーを合わせて全体の印象を引き締めました。
パーカーのドロップショルダースタイル
ドロップショルダーの中でも黒のパーカーはボリューム感が強いので、重たくならないように注意が必要。
このコーデではあえて全体を暗い印象にまとめつつ、ストライプシャツをレイヤードして抜け感を出しています。
まとめ
いかがでしたか?
今回のポイントを簡単にまとめておきます。
おさらいポイント
- ドロップショルダーは抜け感が出ておしゃれな雰囲気にまとまりやすい
- 程良く肩が落ちるタイプと、大きく肩が落ちるタイプがある
- だらしなく見えないように注意が必要
- 上品なアイテムやテーパードパンツと合わせると上手くいきやすい
肩の部分にリラックス感があるのとないのとでは、全体の印象がまるで違ってきます。
もちろん、絶対にドロップショルダーである必要はないのですが、おしゃれにまとまりやすいというメリットがあるのは間違いありません。
ぜひあなたもドロップショルダーを取り入れて、こなれた雰囲気を楽しんでいきましょう。
それではまた別の記事でお会いしましょう。