- 「モンベルおじさんの悲劇」ってなに?
- モンベルってダサいの?
- どうやったらおしゃれに見える?
こんな疑問をお持ちのあなたへ。
Googleで「モンベル」と検索すると、予想キーワードで「モンベルおじさんの悲劇」「ダサい」など、ネガティブな言葉が出てきます。
これを見ると、「モンベルって、街で着たらダメなの?」「もしかして自分もそう見られてる?」といった不安がよぎりますよね。
でも安心してください。結論から言うと、モンベルがダサいわけではありません。モンベルは機能性も品質も一流で、大人の男性にとってはかなり優秀な服です。じゃあ、「悲劇」なんて言われてしまうのはなぜなのか?
この記事では、なぜ「モンベルおじさんの悲劇」が起きてしまうのかを、感情論ではなく、ロジックでほどいていきます。そして、読み終わるころには、次の3つがはっきりわかるはずです。
- なぜモンベルが「ダサい」と言われてしまうのか
- 今日からすぐ実践できる、失敗しない回避策
- モンベルを「おじさん服」ではなく、「おしゃれ服」に変える方法
ポイントさえ押さえれば、モンベルは「大人の武器」になります。
それでは早速見ていきましょう。
「モンベルおじさんの悲劇」とは何なのか?
「モンベルおじさんの悲劇」と聞いても、正直、最初はピンときませんよね?この言葉には、大きく分けて2つの意味が含まれています。
ネットで語られる「ダサい」「悲劇」というイメージの正体
この投稿をInstagramで見る
まず1つ目。いちばんよく見かけるのが、「全身モンベルで固めた結果、おじさんっぽく見えてしまうコーデ」を揶揄した表現。そもそも「モンベルおじさん」という言葉自体、ここ数年で一気に広まった新しいネットスラングです。意味としてはシンプルで、上から下までモンベルで身を固めた男性を指しています。
ここで一度、冷静にモンベルというブランドを整理しておきましょう。モンベルは、コスパと実用性に全振りした、超優等生ブランドです。軽い・暖かい・丈夫・しかも価格は良心的。
登山やアウトドアの世界では、プロの登山家が当たり前のように使っているブランドですし、機能性に関しては、疑う余地がありません。「必要な性能を、無駄なく、合理的に満たしている」という設計思想。エネルギー効率のいいエンジンみたいな存在ですね。
だからこそ起きる現象があります。気づいたら、アウターもモンベル。インナーもモンベル。パンツもモンベル。結果、全身モンベルになる。これはもう、「コスパと実用性をちゃんと考えた人ほど、行き着きやすい結論」なんです。
モンベルが好きすぎて全身モンベルおじさんになりそう
— みうら(本物) (@LifeCounterX) October 30, 2025
モンベルのダウンパーカー、モンベルの手袋、モンベルのウール靴下で完全武装。冬はモンベルおじさんになりがちである。 pic.twitter.com/5ULKSOp3i5
— 無呼吸CB (@mukokyu_cb) December 22, 2025
モンベルおじさんとか揶揄する言葉があるらしいけど、ガチで登山用具揃え始めると費用対効果で安価高性能なのがモンベルで自然とモンベルばっかりになっちゃうんだよな…モンベルと同価格帯で同じような高性能なモノがあるなら知りたい
— 丹生坂つかさ (@nibsakat) August 10, 2025
でも、街でそれをやるとどうなるか?登山用の色・登山用のシルエット・登山用の素材感。これらが一気に重なると、どうしても「山感」が前に出すぎてしまう。その結果、「なんかダサく見える」「おじさんっぽい」という評価が生まれ、それを少し意地悪に表現した言葉が「モンベルおじさんの悲劇」というわけです。
ここまで読んで気づかれたと思いますが、服が悪いわけではないんです。組み合わせと使い方の問題なんですね。詳しい回避策については後半でしっかり解説します。
もう一つの意味|「みんな同じ格好」になってしまう悲劇
この投稿をInstagramで見る
そして2つ目。こちらは、少し視点が変わります。中国人観光客による「モンベル爆買い」現象です。実はここ数年、モンベルは中国でとんでもない人気になっています。
理由はシンプルで、
- アウトドアブームというトレンドに乗れる
- でも、ハイブランドほど高くない
- 品質は日本ブランドらしく信頼できる
つまり、「流行にも乗りたいし、でも無駄遣いはしたくない」という、中国中産層のニーズにドンピシャだったわけですね。「日本に旅行に来たら絶対買って帰りたいブランド」として認知されているようです。
結果どうなるか。日本の街でも、似たようなモンベルのアウターを着た人を一気に見かけるようになる。外から見ると、「みんな同じ格好」に見えてしまう。この画一化された光景を、少し皮肉を込めて「悲劇」と呼んでいるニュアンスがあるんです。
ここでもやっぱり、モンベル自体が悪者にされているわけではありません。コスパと実用性を突き詰めた結果、多くの人が「同じ最適解」にたどり着いただけ。むしろ、合理的すぎるがゆえに起きた現象なんです。
モンベルがダサいんじゃない。
全身モンベルおじさんがダサいんだ。— おやつカンパニーLIMITED (@sofiarecture) December 19, 2025
モンベルはダサくない|有名人のおしゃれな着用例
ここでは、「モンベルがダサくない」ことを証明するため、有名人の着用例をご紹介します。
俳優|鈴木亮平さん
次回の放送は1月11日、 #鈴木亮平 さんが出演!
2週に渡ってお届けする イグアスSP 第1弾!#南米 #イグアス国立公園 を旅します
以前からイグアスを訪れたかったという鈴木亮平さん、あらゆる方法で #イグアスの滝 の大迫力を体感します!
まずは歩いて 憧れのビュースポットへ
その次は… pic.twitter.com/lrYRFPg0uF— 世界遺産 (@heritage_TBS) December 18, 2025
俳優・鈴木亮平さんが、テレビ番組でモンベルのジャケットを着用。この姿が放送直後からSNSで話題になりました。
「かっこいい」「ノースフェイスよりいい」など、モンベルをおしゃれに着こなす姿にポジティブな声が多く見られたのが印象的です。
俳優・モデル|東出昌大さん
この投稿をInstagramで見る
猟師免許を持ち、山での自給自足生活を送る東出昌大さん。そんな彼が最終的に行き着いたブランドが、モンベルです。以前はパタゴニアを着ていたものの、現在はモンベルを日常的に愛用していることが知られています。
ここで重要なのは、「おしゃれだから選んだ」というより、「生活に必要だから選んだ」という視点。モデル出身で、ファッションセンスがあるのは周知の事実。その上でモンベルを選んでいるという事実が、このブランドの信頼性と完成度の高さを物語っています。
着飾らない生き方と、実用性に振り切った服。この組み合わせが、結果的に一番かっこいい。そんな好例です。
アイドル|BLACKPINK ジェニー
この投稿をInstagramで見る
世界トップクラスのファッションアイコン、BLACKPINKのジェニー。そんな彼女が、モンベルのサングラスを着用していたことで話題になりました。
実は韓国では、モンベルは「登山ブランド」としてだけでなく、「機能性の高い日常服」として定着しています。理由は気候。冬は氷点下になるほど寒く、防寒性と軽さを両立した服が日常に必要だからです。
特に注目したいのが、モンベルの韓国公式Instagramの世界観。日本のアカウントが「山・登山」寄りなのに対し、韓国は完全に街着・ファッション目線。洗練されたコーディネートが並んでおり、モンベルのイメージが覆されるはずです。
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
つまり、モンベルがダサいのではなく、日本での見せ方・着方が限定されすぎているだけ。世界基準で見れば、モンベルはすでに「おしゃれな選択肢」のひとつです。
参考:ELLE girl『「モンベル(mont-bell)」が韓国&おしゃれ女子の間で流行中! 人気ゴープコアコーデとおすすめアイテム解説』
じゃあ、なぜ「ダサく見えてしまう人」と、「おしゃれに見える人」が分かれるのか?その決定的な違いを、論理的に解説していきます。
モンベルがダサく見える人の共通点
①機能性重視すぎる|着用シーンを間違えている
この投稿をInstagramで見る
モンベルには、大きく分けて「登山・アウトドア向けのプロユース仕様」と、「街でも使えることを想定したタウンユース寄りのモデル」、この2種類が存在します。
もちろん、「登山用に作られた服を街で着てはいけない」なんてルールはありません。でも実際にやってみると、「防寒性が強すぎる」「生地がシャカシャカしすぎる」といった具合に、「機能が過剰=見た目も過剰」になりやすいんです。
結果どう見えるか。ほぼ確実に、「これから登山に行く人」になります。アウトドアと日常を、無意識に混同してしまっている状態ですね。
ファッションでは昔から、TPO(時・場所・場面)が常識だと言われています。スーツを着て海に行かないのと同じで、登山フル装備で街を歩くと、やっぱり違和感が出るんです。「暖かいし楽だから」「機能的だから問題ない」、その感覚自体は何も悪くないですが、「ダサい」と思われたくないなら「どこで着るか」を考えることも必要です。
ちなみに、登山やキャンプなど、ちゃんとアウトドアの場で全身モンベルにするのは、まったくダサくありません。むしろ、ブランドを揃えたほうがロゴがぶつからず、スッキリ見えることも多いです。
②サイズ感が時代遅れ

出典:LOCONDO
次に多いのが、サイズ感のズレです。モンベルの服は、良くも悪くも「流行を追わない設計」になっています。これは欠点ではありません。アウトドアでは、流行よりも「動きやすさ・安全性・レイヤリング(重ね着)」が優先されるからです。
その結果、シルエットは基本的にジャストサイズ。丈感も、登山時に邪魔にならない長さが基準です。
一方、街のファッションはどうか。ここ10年ほどは、「細身 → リラックス → ワイド」という流れで、全体的に余白のあるシルエットが主流になっています。この差を意識せずに、昔と同じ感覚でサイズを選ぶとどうなるか?一気に「昔っぽいおじさんコーデ」に見えてしまうんです。
これは年齢の問題ではありません。設計思想の違いを知らずに選んでしまうと、誰でもこうなります。
後半で具体的な選び方もしっかり触れます。
③色選びがアウトドア基準のまま街に出ている
この投稿をInstagramで見る
最後が、色です。ここもかなり重要なポイント。モンベルのアイテムには、赤・青・黄色といった、発色の強い色が多く使われています。
理由はシンプルで、アウトドアでは「目立つ=安全」だから。霧の中でも見える。遠くからでも仲間に気づいてもらえる。これは命に関わる話なので、理にかなっています。
でも街ではどうか?「目立つ」ことが必ずしもいい方向に働くわけではありません。原色が来ると、「なんか派手」「子供っぽい」「カジュアルすぎる」など、どうしても浮いて見えやすいです。
ここまで読んで、「全部やってたかも…」と感じたとしても、落ち込む必要はありません。なぜなら、これらはすべて知っていれば避けられることだから。
次の章では、今日からすぐ実践できる「モンベルをダサく見せない回避策」を、具体例つきで解説していきます。ここから一気に、「悲劇」を終わらせにいきましょう。
モンベルをダサく見せない回避策とコーディネート例
① アイテム選び|街で使えるモデルを選んでいるか
この投稿をInstagramで見る
まず大前提として、タウンユース向けのモデルを選ぶこと。これがスタートラインです。登山用のハイスペックモデルは、どうしても「山の顔」が前に出ます。街で使うなら、シンプルで装飾の少ないモデルを選ぶ。これだけで失敗率は一気に下がります。
その上で、次に重要なのが色です。基本は、黒・ネイビー・グレー。この3色を選ぶだけで、コーディネートは一気に街着に寄ります。
もちろん、原色をおしゃれに着こなすこともできます。ただしそれは、配色やバランスを理解している上級者向け。「おしゃれに自信がない」と感じるなら、無理に選ぶ必要はありません。
そして意外と落とし穴なのが、アースカラー(カーキ・ブラウン・ベージュ)。一見、大人っぽくて良さそうですが、「アウトドアアイテム × アースカラー」はアウトドア感をさらに強めてしまいがち。アースカラーを使うなら、次に紹介する「コーデの組み方」とセットで考えるのが前提です。
② コーデの組み方|単体ではなく全体で考えているか
モンベルのアイテムは、基本的に1コーデにつき1点まで。これが、街で失敗しない鉄則です。
理由はシンプルで、モンベルは「機能服」だから。機能服は、重なるほど「運動服・アウトドア」としての主張が強くなります。だからこそ、キレイめアイテムと混ぜることがおしゃれへの近道です。
たとえば、モンベルのダウンに「ニット・シャツ・スラックス」といった上品なアイテムを合わせるだけで、一気に街仕様になります。全体の印象は、「アウトドア好きなおじさん」から「清潔感のある大人」へ。
逆に、どうしてもカジュアルでまとめたいなら、全身モノトーンで統一する。これだけで、かなり大人っぽく落ち着いた印象になります。
そして、もう一つ重要なのがシルエット。モンベルはジャストサイズ設計が基本です。なので、合わせる側でバランスを取ります。おすすめは、ワイドシルエットのアイテム。
たとえば、ジャストサイズのアウターにワイドパンツを合わせると、自然とAラインのシルエットが生まれます。これは、上半身をコンパクトに見せ、全体を今っぽく見せるテクです。
じゃあ、具体的にどんなアイテムを選べばいいの?と悩むかもしれません。次の章では、「モンベルおじさん」にならないための正解服をご紹介します。
「モンベルおじさん」にならないための正解服3選
「アウトドア感が消える」モンベル最強の街着ダウン①スペリオダウン ラウンドネックジャケット
モンベルと聞いて、まず思い浮かぶのがダウンジャケット。その中でも、街着として完成度が最も高いのが「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」です。
最大の特徴は、クルーネック仕様であること。襟が立たないため、シャツ・スウェット・ニットの首元と干渉せず、レイヤードが驚くほどきれいに決まります。
一般的なアウトドアダウンにありがちな「ゴツさ」「主張の強さ」がなく、コートやジャケットのインナーとしても、単体でも、街着にすんなり馴染むバランス感。
そして何より、驚くほど薄くて、軽くて、しっかり暖かい。登山用インナーダウンとして開発された高品質ダウンは、日常使いでは最高の保温性を発揮します。
BEAMSをはじめとする有名セレクトショップが長年定番で別注をかけ続けているほど、すでにファッション業界では「街着の名作」として認知されています。
モンベルのスペリオインナーダウンは以下のショップで購入できます。
参考
プロのスタイリストや編集者にも愛用者は多く、僕自身も10年以上リアルに着続けている一着。サイズ感や具体的なコーディネートは、以下の記事で詳しく解説しています。
「ダサい」を覆した、SNS発の逆転バズダウン②ライトアルパインダウンパーカー

出典:Amazon.co.jp![]()
モンベルのイメージを一気に塗り替えたのが、「ライトアルパインダウンパーカー」です。
2025年、ロシア人が着用している動画・投稿がSNSで拡散されたことをきっかけに大バズり。それまで「機能性は認めるけど、街着にはちょっと…」と距離を置いていた日本人のおしゃれ好き界隈が、一斉に注目し始めました。
この投稿をInstagramで見る
理由は明確で、短丈×ボクシーなシルエットが、今のストリートトレンドと噛み合ったから。フードを被った時のバランスも良く、アウトドア由来のアイテムでありながら、ストリート感のある着こなしが成立する珍しいダウンです。
もちろん、機能性は言うまでもありません。日本の冬とは比べ物にならない極寒地域であるロシアで支持されている事実が、このダウンの防寒性能の高さを何より雄弁に物語っています。
モンベルのライトアルパインダウンパーカーは以下のショップで購入できます。
小物こそ、モンベルは正解③ゴアテックス素材のハット・キャップ
モンベルが街でも使えるブランドとして評価される理由は、ダウンだけではありません。
実は、ゴアテックス素材を使った帽子も名作揃い。防水・防風・透湿性というアウトドアスペックを持ちながら、デザインやシルエットがシンプルで洗練されています。
中でも、街着として取り入れやすいのが「GORE-TEX ストームハット」「メドーキャップ」の2モデル。どちらも「いかにもアウトドア」にならず、シンプルなコーディネートに自然に溶け込みつつ、雨・風・雪といった悪天候ではしっかり機能するのが魅力。
参考
実際に購入して、サイズ感・被ったときの印象・コーディネートへの合わせ方まで、以下の記事で詳しくレビューしています。
それでも不安な人へ|モンベル代替アウトドアブランド3選
ここまで読んでも、「理屈はわかったけど、やっぱりモンベルを街で着るのは不安…」と感じる人もいると思います。
そこでここからは、「モンベルと同等の機能性・街着としての認知度が高い・比較検討されやすく、後悔しにくい」。この3条件を満たす代替アウトドアブランドを、用途別に紹介します。
①ダウンならTHE NORTH FACE

出典:FARFETCH![]()
ダウンジャケットで無難かつ安全なのが、THE NORTH FACE。理由はシンプルで、デザイン性が高く、すでに街着として定着しているからです。
ヌプシに代表されるように、ノースフェイスのダウンはアウトドア由来で機能性が抜群ながら、ストリートやカジュアルスタイルなどと合わせて違和感がありません。
ただし、THE NORTH FACEは街中で着ている人が多く、周りとかぶりやすい傾向があります。それでも、ダウン選びで失敗したくない人には、今でも最有力候補です。
ザノースフェイスのダウンは以下のショップで購入できます。
②シェル系ならアークテリクス

出典:Amazon.co.jp![]()
シェルジャケットで選ぶなら、アークテリクスは別格です。
ゴアテックスをはじめとする高機能素材を使いながら、デザインは極限までミニマル。ロゴも主張しすぎず、「わかる人にはわかる」空気感があります。その結果、「アウトドア文脈・モード文脈・テック系ファッション」、この3つを横断できる、数少ないブランドになっています。
価格帯はモンベルより高めですが、「街で着ていて評価されやすい」「服好きから見て納得感がある」という意味では、投資価値の高い選択肢です。
アークテリクスのアイテムは以下のショップで購入できます。
③フリースならパタゴニア

出典:Amazon.co.jp![]()
フリースに関しては、パタゴニアが最も街向きだと断言できます。理由は、デザインが機能性一辺倒ではないから。
レトロXに代表されるように、どこか温度感のある素材使いと、力の抜けた配色・シルエットが特徴です。
結果として、「親しみやすさや休日感が出る・アウトドア感が出すぎない」。特に、「アウトドア服=ゴツくて男臭い」という印象が苦手な人ほど、パタゴニアはハマりやすいブランドです。
パタゴニアのレトロxは以下のショップで購入できます。
まとめ|モンベルおじさんの悲劇は、今日で終わらせられる
モンベルおじさんの中で実際に起きている「ダサい認定」の正体は、服そのものではなく「使い方」です。「機能性が高すぎる・無駄がなく合理的・プロユース基準で作られている」。だからこそ、着用シーン・サイズ感・色・合わせ方を間違えると、一気に「登山感」が前に出てしまうんです。
つまり悲劇の原因は、「モンベルを選んだこと」ではなく、「考えずに着たこと」にあります。モンベルは、正しく選べば大人の最強装備になります。街で使えるモデルを選び、色を抑え、1点だけを上品にMIXする。これだけで、ダサい認定される可能性はかなり低くなるはずです。
個人的にモンベルは「アウトドア路線をまっすぐ進んでいるところや、ファッションに魂を売っていないところが逆にかっこいい」と感じています。モンベルほど合理的な服はそう多くありません。本記事の最後に紹介した3つの代替ブランドは、どれもモンベルより割高です。ダサいどころか、「わかってる大人」の選択肢に変わります。
本記事を参考に、自信をもってモンベルの服を楽しんでくださいね。
こちらもCHECK
-
-
モンベル|スペリオインナーダウンのサイズ感とコーデ術を徹底レビュー
続きを見る
こちらもCHECK
-



-
モンベルのゴアテックスの帽子を徹底レビュー【サイズ感・コーデも紹介】
続きを見る












