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オープンカラーシャツのメンズ着こなし完全ガイド|季節別コーデ15選

オープンカラーシャツのメンズ着こなし完全ガイド|季節別コーデ15選
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KEN

月間最高18万PVのファッションブログ『K2J』を運営。大手アパレルのパーソナルスタイリングサービスでECスタイリストとして勤務し、ファッション色彩能力検定1級を保有。大手メディアへのファッションスナップ掲載経験や、医学研究科修士課程で培った分析力を活かし、理系的視点から「ロジカルなおしゃれ」を提案。これまでに100点以上のファッションアイテムやサービスをレビューしてきた「服好きの視点」から、読者目線に寄り添ったリアルなファッションコンテンツを発信中。

オープンカラーシャツを使ったコーデが流行ってるけど、どんな風に着こなせばいいんだろう?おしゃれに着回すコツがあったら知りたい。

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 

オープンカラーシャツは、春・夏・秋・冬、どの季節にも対応できる万能アイテムです。でも、どんなふうに着こなせばいいのかわからず、「おしゃれに見せたいけどダサくなりそう」と悩んでいる人もいるはず。

そこでこの記事では、季節別・色別・スタイル別の正解コーデを合計15種類ご紹介。しかも、ただのコーデ紹介じゃありません。色合わせのコツや、パンツや靴・インナーとの相性、避けたいNG例まで、実践で使える着こなしのコツを丁寧に解説していきます。

この記事を読み終わる頃には、「オープンカラーシャツ、使えるな!」と、自信を持ってコーディネートを組めるようになるはずです。

それでは早速見ていきましょう。

 

 

オープンカラーシャツとは?基本をおさらい

ヨークのストライプ柄オープンカラーシャツ

まず、名前の通り「オープンカラー=開いた襟」が特徴のシャツです。台襟(だいえり)と呼ばれる、襟を立てるためのパーツがなく、ラペルのように襟が寝かされたデザインになっています。別名「開襟シャツ(かいきんシャツ)」です。

もともとはカジュアルでリゾート感のあるシャツとして広まりましたが、今は大人っぽさと抜け感のバランスが取れたアイテムとして、注目されています。

見た目の特徴は、

  • 襟がピンと立たず、「V」の字に開いている
  • フロントはボタンで開閉できる前開きタイプ
  • 生地はシャツ生地〜とろみ素材(レーヨン・ポリエステル)まで幅広い

 

Tシャツの上からラフに羽織るのはもちろん、シャツ単体で主役にもなれる。おしゃれな人はみんな着てる定番シャツになっています。

 

なぜオープンカラーシャツが人気なのか?魅力を解説

オープンカラーシャツは、なぜおしゃれさんから人気なのか?普通のシャツと違ってどんな点に魅力があるのか?簡単に解説します。

 

①羽織るだけでおしゃれに見える

HARRITON × DAMAGEDONEのシャツ、キジマタカユキのハットののメンズファッションコーデ

オープンカラーシャツを1枚羽織るだけで、普通のコーディネートが一気にこなれた印象に変わります。これには、2つの理由があります。

1つは、レイヤードすることにより奥行きと立体感が生まれ、首元が華やかになるから。もう1つは、襟元が自然に開く分、顔まわりに抜け感を作れるため、色気を演出しやすいからです。

たとえば、レギュラーカラーシャツやボタンダウンシャツは、普通に着るとありふれたコーデになりがち。でも、オープンカラーシャツならサラッと羽織るだけで、簡単におしゃれな雰囲気を出すことができるんです。

 

②シンプルな服とも相性が良く、初心者でも合わせやすい

スティーブンアランのオープンカラーシャツとスラックスのコーデ

オープンカラーシャツはクセのあるデザインに見えて「難しそう」と思うかもしれませんが、むしろ初心者におすすめのアイテムなんです。

あくまで「シャツ」なので、無地・ワイドパンツ・デニム・スラックスなど、どんなボトムスとも自然になじみます。

 

③オールシーズン着用できる

バーバリーのブルゾン、ヨークのストライプ柄オープンカラーシャツ、ユニクロのタートルネック、エンダースキーマのベルト、マーカのコーデュロイパンツ、ヨークのスニーカーのメンズコーデ

ブルゾン:Burberry(古着)、シャツ:YOKE、タートルネックニット:UNIQLO、パンツ:marka、シューズ:YOAK

春夏にはTシャツに羽織るだけでコーディネートがサマになるし、秋冬はインナーを重ね着すればおしゃれなレイヤードスタイルになります。季節の垣根を越えて着回せるという点も、支持されている理由です。

 



おしゃれなオープンカラーシャツの選び方

「オープンカラーシャツって、具体的にどんなデザインを選べばいいの?」と迷ってしまう人も多いはず。そんなときにチェックすべきポイントは、実はシンプル。以下の3つだけ押さえればOKです。

 

【ポイント①】ゆったりしたシルエットを選ぶ

アイクベーハーのシャツ、ヘインズのジャパンフィットTシャツのコーデ

オープンカラーシャツの魅力は、ゆったりとしたリラックス感。基本的にはワイドシルエットを選ぶのがこなれ感を演出するのに最適です。

  • 肩は少し落ちるくらい
  • 身幅にゆとりがある
  • 丈はお尻が半分隠れるくらい

 

このくらいのサイズ感が、今っぽく見えて、大人っぽさも崩さない絶妙なバランスです。

 

【ポイント②】無地か定番柄を選ぶ

オープンカラーシャツのタックインコーデ

デザインで迷ったら、まずは無地 or 定番柄(ストライプ・チェック)を選ぶのがおすすめです。

無地の魅力

無地はとにかく着回し力が高く、どんなパンツや靴にも合わせやすい。特に「初めてオープンカラーシャツを買う」という人は、ホワイト・ネイビー・ベージュの無地から選ぶと、ほぼ間違いありません。

定番柄の魅力

少しだけ変化をつけたいなら、ストライプ柄やチェック柄を。ストライプはすっきり見えて上品な印象に、チェックはラフでカジュアルな印象に。どちらも派手すぎず、取り入れるだけで洒落感を演出できるのが魅力です。

 

【ポイント③】定番色を選ぶ

HARRITON × DAMAGEDONEのシャツのメンズファッションコーデ

色選びは、シャツの印象を決めるうえでかなり重要なポイント。特に初心者は、定番カラーから選ぶのが失敗しないコツです。

おすすめの定番カラー

  • ホワイト:清潔感&爽やかさの王道
  • ネイビー:大人っぽさと引き締め効果◎
  • ベージュ・ブラウン・カーキ:ナチュラルで今っぽい雰囲気

 

どれもパンツや靴と合わせやすく、コーディネートの軸になりやすい色ばかりです。

一方、ビビッドなオレンジ・パープル・赤などのカラーは、色の主張が強いため、どうしても着回しにくくなります。初心者の方は、まずベーシックカラーから始めるのが正解です。

 



オープンカラーシャツに合うパンツ・靴・インナーの選び方

オープンカラーシャツは、合わせるアイテム次第で雰囲気がガラッと変わります。つまり、何と組み合わせるかが着こなしのカギになるということ。

ここでは、パンツ・靴・インナーそれぞれの選び方を具体的に紹介していきます。ちょっとしたポイントを押さえるだけで、グッとおしゃれに見えるので要チェックです。

 

パンツ&靴編|相性の良いボトムスは?

どんなボトムスを合わせるかで、全体のテイストや印象が大きく変わります。最も定番な組み合わせは以下の3つです。

デニム⇒王道のカジュアルコーデに

ノードグリーンのサングラス、プロンチの古着のシャツ、ユーロリーバイス630のデニム、ヨークのサンダルのメンズコーデ

シャツ:古着、Tシャツ:Hanes、パンツ:Levi’s(古着)、サンダル:YOAK

定番中の定番。とりあえず何を合わせればいいか迷ったら、デニムがおすすめです。オープンカラーシャツの洒落た上品さと、デニムのカジュアルさが絶妙にマッチし、バランスの良いコーディネートに仕上がります。

ただし、スキニーすぎるとバランスが崩れやすいのでNG。ワイドストレートやワイドテーパードシルエットを選ぶのが鉄則です。

相性の良い靴は?

どんなシューズでも相性良し。上品にまとめたいなら革靴、カジュアルにまとめたいならスニーカー、夏らしい抜け感を出したいならサンダルがおすすめ。

 

スラックス⇒一気に大人っぽくきれいめ寄りに

ヨークのオープンカラーシャツ、スティーブンアランのスラックス、クレマンのチロリアンシューズ、エンダースキーマのベルトのメンズコーデ

シャツ:YOKE、Tシャツ:Hanes、パンツ:Steven Alan、シューズ:KLEMAN

「カジュアルすぎるのは避けたい」「でもラフさも残したい」ってときは、スラックスが最強。オープンカラーシャツは首元に抜け感が出るので、上品なスラックスを合わせても堅くなりすぎません。

ワイドストレートシルエットを選ぶと、スラックスの落ち感が綺麗に出てトレンド感を演出できるので、おすすめです。

相性の良い靴は?

シャツ×スラックスには、カジュアルなスニーカーが一番バランスがとりやすい。かっちりとまとめたいなら革靴、ラフな印象を出したいならサンダルもおすすめ。

 

ショーツ⇒夏らしくリゾート感のある仕上がりに

キジマタカユキのサファリハット、オープンカラーシャツ、テアトラのショートパンツ、ロトトの靴下、クレマンのチロリアンシューズのコーデ

シャツ:HARRITON、パンツ:TEATORA、シューズ:KLEMAN、ソックス:ROTOTO、ハット:KIJIMA TAKAYUKI

夏には、ショートパンツ(短パン)×オープンカラーシャツの組み合わせも人気。子供っぽくなりがちなショートパンツも、オープンカラーシャツを合わせることで大人っぽく中和できます。

このとき、シャツとショーツのサイズ感が特に大事。どちらもややオーバーサイズなシルエットを選ぶことで、大人の余裕を感じさせるコーディネートに近づきます。

相性の良い靴は?

より大人っぽい雰囲気を出すなら、ローファーなどの革靴がおすすめ。スニーカーなら、上品なレザースニーカーだとバランスがとりやすい。サンダル×ショーツは野暮ったくなりやすいので、ソックスを合わせるなど工夫が必要。

 

インナー編|中に着るモノは?

オープンカラーシャツは襟が開いてるので、インナーを合わせないとなんとなく寂しい印象になりがち。さらに、男性の場合は首元の肌が露出すると下品に見えやすいです。基本的にはインナーを合わせるのがおすすめです。

じゃあ、具体的にどんなインナーを合わせたらいいのか?おすすめをご紹介します。

白Tシャツ:とにかく万能。迷ったらコレ

古着のエルメネジルドゼニアの花柄シャツのメンズコーデ

清潔感・抜け感・安心感。すべてを兼ね備えた王道の組み合わせです。シャツの柄や色を引き立ててくれるので、初心者にもいちばん取り入れやすい。

ネックラインは、クルーネックかモックネック寄りの詰まり気味がおすすめ。首元からのぞいても自然です。

参考

オープンカラーシャツの下に着るおすすめの白Tシャツは、Hanes(ヘインズ)です。とくにゴールドパックTシャツは、首の詰まり具合が絶妙で、インナーに最適。しかも安いのでガシガシ使えます。詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

 

カラーTシャツ:同系色でグラデを意識

古着のprontiのオープンカラーシャツコーデ

シャツの色とトーンをそろえてあげると、全体にまとまりが出ます。たとえば、ネイビーのシャツにくすんだブルーのTシャツ、ベージュのシャツに白〜サンド系など、トーンを統一するのがコツ。

差し色として赤や緑を使う場合は、面積を小さめに抑えるとやりすぎ感を防げます。

 

タートルネック・モックネック:秋冬はこれが最強

ヨークのストライプ柄オープンカラーシャツ、ユニクロのタートルネックのメンズコーデ

オープンカラーシャツは襟が開いているので、首元にボリュームが出るタートルネックやモックネックをインナーに合わせても、ケンカせずスマートにスタイルが整います。また、これらのアイテムは保温性が高いので、秋冬の寒い時期に重宝します。

とくに、白は抜け感を、黒は引き締め効果をプラスするのに最適です。

 

素肌+ネックレス:色気を出すならこの合わせ

あえてインナーをあえて着ず、オープンカラーシャツに細めのネックレスを合わせるスタイルもおすすめ。これは「抜け感×色気」を出す上級テクで、場合によってはいやらしさが出ることもあるので注意が必要。

開きすぎてない襟に、細めのアクセサリーを選ぶのがコツです。

 

アウター編|シャツの上に着るモノは?

Vネックニット:重ね着するならコレが最適

秋冬になると、オープンカラーシャツの上に何かを重ねたくなる場面も増えますよね。そんなときにおすすめなのが、Vネックのニット

実は、クルーネックのニットはオープンカラーの襟と干渉しやすく、首元がもたつきます。クルーネックは首元が詰まっているため、シャツの襟が中でぐちゃっと潰れてしまうことも。その点、Vネックは襟が自然に収まりやすく、首まわりがスッキリ見えるので相性抜群。着心地も見た目もスマートに仕上がります。

 

アウターは襟と干渉しないものがおすすめ

ナイスネスのジャケット、ヨークのオープンカラーシャツのコーデ

オープンカラーシャツと合わせるアウターに関しては、特に決まりはありません。ただ、開襟デザインは首回りがごちゃつきやすいので、ベーシックなデザインを選ぶのがベターです。

カラーは、シャツと同系色か、無彩色(ブラック・グレー・アイボリーなど)を選ぶと安心。このバランスが取れるようになると、こなれ感のあるレイヤードが自然にできるようになります。

 

季節別|メンズのオープンカラーシャツコーデ

オープンカラーシャツは季節によって表情を変えるアイテム。春夏は軽やかに、秋冬は重ね着で深みのある着こなしが楽しめます。それぞれの季節にぴったりなおすすめコーデを紹介していきます。

 

春コーデ

長袖のオープンカラーシャツ×白Tインナースラックス×チロリアンシューズ

エディフィスのストライプオープンカラーシャツ、ヘインズのTシャツ、クレマンのチロリアンシューズ、黒スラックスのメンズコーデ

シャツ:EDIFICE、Tシャツ:Hanes、パンツ:RICCARDO METHA、シューズ:KLEMAN

春は「軽さと落ち着き」のバランスが大事。白×黒のストライプ柄オープンカラーシャツに、黒スラックスを合わせたシンプルなモノトーンコーデは、大人っぽくて都会的な印象に。足元のチロリアンシューズがクラシックなムードを添えてくれます。

 

夏コーデ

半袖のオープンカラーシャツ×白Tインナー×スラックス×ビットローファー

古着のエルメネジルドゼニアの花柄シャツ、グッチのビットローファー、オリバーピープルズのサングラスのメンズコーデ

シャツ:Ermenegildo Zegna(古着)、Tシャツ:Hanes、パンツ:古着、シューズ:GUCCI、サングラス:OLIVER PEOPLES

白を基調にまとめた夏のワントーンコーデ。花柄のシャツがほんのりリゾート感を漂わせつつも、白スラックス&ビットローファーで品のある仕上がりに。抜け感と清潔感を両立できる夏の正解コーデです。

 

秋コーデ

セットアップ×オープンカラーシャツ×ビットローファー

ナイスネスのジャケットとスラックスと巾着バッグ、ヨークのストライプ柄オープンカラーシャツ、グッチのビットローファー、ザラのニット帽、エンダースキーマのベルトのメンズコーデ

ジャケット、パンツ、バッグ:NICENESS、シャツ:YOKE、シューズ:GUCCI、ベルト:Hender Scheme、帽子:ZARA

落ち着いた色味のブラウンセットアップに、ストライプシャツを差し込んだ、色気のあるコーディネート。首元を開けて抜け感を出せるのがオープンカラーの良いところ。堅くなりすぎないよう、オーバーサイズで着崩しているのがポイント。

 

冬コーデ

コーデュロイブルゾン×オープンカラーシャツ×タートルネックニット×スラックス×チロリアンシューズ

ラコステのブルゾン、エディフィスのオープンカラーシャツ、無印のタートルネックニット、スティーブンアランのスラックス、クレマンのチロリアンシューズ、エルラーセンの時計のメンズコーデ

ブルゾン:LACOSTE、シャツ:EDIFICE、タートルネックニット:無印良品、パンツ:Steven Alan、シューズ:KLEMAN

冬はレイヤードで魅せる。タートルネックの上からシャツを羽織り、さらにブルゾンを重ねれば大人の冬カジュアルが完成。素材感のあるコーデュロイやウールのパンツで、季節感もしっかり演出。

 

色別|メンズのオープンカラーシャツコーデ

色選びは、着こなしの方向性を決める大切なポイント。ここでは人気カラー別に、雰囲気の異なるスタイリングを紹介します。

 

ネイビーコーデ

半袖のオープンカラーシャツ×黒Tインナー×デニム×スエードシューズ

プロンチの古着のオープンカラーシャツ、オールドギャップのデニム、フットザコーチャーのスエードシューズ、オールドコーチの巾着バッグのメンズコーデ

シャツ:古着、Tシャツ:Hanes、パンツ:GAP(古着)、シューズ:foot the coacher、バッグ:OLD COACH、ブレスレット:vintage

ネイビーは誰でも使いやすく、知的な印象を与えてくれる色。インナーのTシャツ・シューズ・バッグなどを、同系色である黒で統一することで、コーディネートを引き締めています。

 

白コーデ

半袖のオープンカラーシャツ×白Tインナー×ショーツ×ソックス×チロリアンシューズ

キジマタカユキのサファリハット、オープンカラーシャツ、エディーバウアーのショートパンツ、クレマンのチロリアンシューズのメンズコーデ

シャツ:HARRITON、パンツ:Eddie Bauer、シューズ:KLEMAN、ソックス:古着、ハット:KIJIMA TAKAYUKI

白のワントーンにブラウンを重ねた、夏らしいナチュラルコーデ。下に向かって色をグラデーションのように濃くすることで、コーディネートに安定感が生まれます。柄ソックスでさりげない遊び心を加えると、周りと差がつきます。

 

ベージュコーデ

オープンカラーシャツ×タートルネックニット×コーデュロイパンツ×スエードスニーカー

ヨークのストライプ柄オープンカラーシャツ、ユニクロのタートルネック、エンダースキーマのベルト、マーカのコーデュロイパンツ、ヨークのスニーカーのメンズコーデ

シャツ:YOKE、ニット:ユニクロ、パンツ:marka、シューズ:YOAK、ベルト:Hender Scheme

オープンカラーシャツの下に同系色のタートルネックニットを重ね着し、保温性を確保。白×ベージュのワントーンコーデで優しく落ち着いた印象に。色数を絞ることで統一感が出て、こなれた印象に仕上がります。

 

柄モノコーデ

半袖オープンカラーシャツ×デニム×スエードサンダル×レザーベルト×腕時計

古着のアイクベーハーのシャツ、オールドギャップのデニム、ヨークのサンダルのメンズコーデ

シャツ:IKE BEHAR(古着)、デニム:GAP(古着)、サンダル:YOAK、ベルト:Hender Scheme

シャツを主役に、あえてパンツも同系色のグリーンで統一する柄×カラーの攻めコーデ。タックインと小物使いでやりすぎ感を防ぎながら、バランスよくまとめています。

 



スタイル別|メンズのオープンカラーシャツコーデ

「きれいめ」「カジュアル」「古着系」など、スタイルごとにコーデのコツは少しずつ変わります。ここでは、それぞれのジャンルに合わせた着こなしを紹介します。

 

きれいめコーデ

長袖オープンカラーシャツ×白Tインナー×スラックス×チロリアンシューズ×レザーベルト

スティーブンアランのシャツとスラックス、クレマンのチロリアンシューズ、エンダースキーマのベルトのメンズコーデ

シャツ、パンツ:Steven Alan、Tシャツ:Hanes、シューズ:KLEMAN、ベルト:Hender Scheme

暖色で統一した秋のワントーンコーデ。オープンカラーシャツをタックインすることで、上品かつ引き締まった印象に。オレンジのチェック柄はブラウンと合わせると落ち着いて見えるので、アクセントとしても◎。

 

カジュアルコーデ

半袖オープンカラーシャツ×白Tインナー×カーキのミリタリーパンツ×レザーシューズ×ハット

オープンカラーシャツ、ドイツ軍のミリタリーパンツ、クレマンのチロリアンシューズ、キジマタカユキのハットのメンズコーデ

シャツ、パンツ:古着、シューズ:KLEMAN、ハット:KIJIMA TAKAYUKI

白×カーキの定番カジュアルスタイル。帽子や時計など小物を上手に使うことで、シンプルだけど手抜きに見えないコーデが完成します。

 

古着コーデ

半袖オープンカラーシャツ×ショートパンツ×ソックス×スエードサンダル

アイクベーハーのオープンカラーシャツ、キジマタカユキのサファリハット、エイトンのショートパンツ、ヨークのサンダル、ユニクロの靴下のメンズコーデ

シャツ:IKE BEHAR(古着)、パンツ:ATON、サンダル:YOAK、ソックス:ユニクロ、ハット:KIJIMA TAKAYUKI

柄や素材に古着らしさを取り入れて、ちょっとクセのある色合わせを楽しむコーディネート。でも、色を「アースカラー」で統一することで、まとまり感もちゃんとキープ。

 



どこで買う?オープンカラーシャツおすすめ購入先ガイド

オープンカラーシャツって、探してみると意外といろんなところで売ってるんですよね。でも、「結局どこで買えば正解なの?」って、迷ってしまう人も多いはず。

ということで今回は、コスパ重視派さん・こだわり派さんそれぞれに向けて、おすすめの購入先をわかりやすくご紹介します。

 

コスパ重視派におすすめ|ユニクロ・GU・ZARA

ザラ

「とにかくコスパ重視で、手軽に1枚試してみたい!」という人は、まずこの3ブランドから選ぶのが間違いなしです。

ユニクロ|シンプルで使いやすい王道

ユニクロのオープンカラーシャツは、ベーシックで着回しやすいデザインが豊富。生地も縫製も安定していて、価格以上のクオリティ。とりあえず1枚持っておきたい初心者には最適です。

GU|トレンド感を取り入れたいならここ

GUは、毎シーズンのトレンドをすばやく反映したデザインが魅力。シアー素材や淡色、柄モノなども豊富で、ちょっと遊び心のある1枚が欲しいときにぴったりです。税込2,000円台で買える手軽さも魅力。

ZARA|種類が豊富で個性派も見つかる

ZARAはシャツの展開数がとにかく多いのが強み。シンプルなものから柄・刺繍・異素材ミックスまで、選択肢がかなり広いので、「人と被らないオープンカラーシャツが欲しい」というときにも便利です。

 

こだわり派におすすめ|ドメブラ&デザイナーズ

「せっかく買うなら長く愛せる1着を選びたい」「他にはないデザインが欲しい」

そんなこだわり派の方におすすめなのが、ドメスティックブランドやデザイナーズブランドのオープンカラーシャツです。

海外通販サイトが狙い目

たとえばこんなサイトでチェックできます。

 

定期的にセールを開催しており、日本の定価より安く手に入ることも多いので、「ちょっと良いものが欲しいな」と思ったときは一度覗いてみると掘り出し物が見つかります。

 

価格がネックなら二次流通という選択肢も

「欲しいブランドはあるけど、定価だとちょっと高いかも…」そんなときは、二次流通(リユース)ショップをうまく活用するのがおすすめです。

 

これらのサイトでは、状態の良いブランドシャツが定価の半額以下で買えることも。掘り出し物もあるので、良いものをお得に楽しみたい人にはぴったりです。

 

オープンカラーシャツコーデに迷うなら、プロに任せてみるのもアリ

ここまで読んで、「オープンカラーシャツコーデのコツはわかったけど、実際に自分でコーデを組むのはちょっと不安…」と感じた方も多いのではないでしょうか。

そんなときは、プロのスタイリストに服選びを任せられるファッションサービスを活用するのも賢い選択肢です。

プロに任せるのがおすすめな理由

  • 似合う色やバランスをプロが判断してくれるから、自信を持って着られる
  • 時間と労力をかけずにおしゃれが完成するので、忙しい人にも最適
  • LINEで相談しながらコーディネートの方向性を相談できる

 

自分で全部考えるのが難しいときは、まず「任せてみる」のもアリ。あとは、レンタルで楽しむか・購入して手元に残すか、自分のスタイルに合った方法を選ぶだけ。

とくにおすすめなのが、次の2つのサービスです。

 

UWEAR(ユーウェア):ファッションレンタルサービス

UWEAR(ユーウェア)」は、代表的なメンズ専門のファッションレンタルサービスです。

  • プロがコーデした服が毎月自宅に届く
  • クリーニング不要で返却OK
  • スタイリストとのLINE相談で、自分に似合うコーデが発見できる
  • 普段自分が選ばない服に挑戦できる

 

レンタルは購入型よりも料金が安いため、コスパ良く着こなしを学べるのが大きな魅力です。

 

 

 

Dコレクション:プロが選ぶあなた専用コーデセット

dコレクションのプロが選ぶあなた専用コーデ

出典:DCOLLECTION

Dコレクションは、ファッション初心者から人気のメンズファッション通販サイトです。「コーデ買いセット」が話題で、アプリダウンロード数は50万を突破しています。

  • 予算に応じた提案が可能(15,000円~)
  • あなたに似合う服を自宅までお届け&試着OK
  • 気に入らなければ無料返品、さらに再提案も無料
  • 購入後もLINEで着こなしをフォローしてくれる

 

届いた服を自宅で気軽に試着でき、気に入ったアイテムだけ購入すればOK。さらに、購入後も着こなしの相談や「このアイテムに合う服って?」といった疑問にLINEで気軽に答えてくれるのが嬉しいポイントです。

 

 

Dコレクションの詳細レビューはこちら

 

まとめ|オープンカラーシャツは季節もスタイルも問わない万能アイテム

オープンカラーシャツは、1枚で垢抜けが叶う超優秀アイテムです。襟元に抜け感があるだけで、どこかサマになる。パンツや靴を変えるだけで、カジュアルにもきれいめにもシフトできる。しかも、春夏秋冬ぜんぶの季節で使えるなんて、もう着ない理由が見つからないですよね。

大切なのは、ちょっとしたサイズ感の意識と、インナーの工夫などの基本ルールを押さえること。今回ご紹介したポイントを参考にすれば、ファッションに詳しくなくても「おしゃれ見えコーデ」が誰でも組めるようになります。

迷ったらまずは白・ベージュ・ネイビーの無地やストライプ柄からスタートしてみてください。一度ハマると、きっと次は色や柄モノも試したくなるはずです。

 

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