カジュアルコーデは、メンズファッションの中でも最も親しみやすく、幅広いシーンで活躍するスタイルです。でも、大人の男性がカジュアルを着こなすには「ただラフな服を着るだけ」ではなく、シルエットや色使い、素材選びといった細かなポイントを押さえることが重要になります。「カジュアル=楽な服装」と思われがちですが、大人っぽくおしゃれに見せるためには、計算されたコーディネートが不可欠です。
本記事では、メンズの大人カジュアルコーデの基本ルールから、具体的なおすすめアイテム、NG例、さらにすぐにマネできる季節別の着こなしまで、完全ガイドとして徹底解説します。
すぐに役立つ内容になっているので、ぜひ参考にしてください。それでは早速見ていきましょう。
カジュアルコーデとは?
カジュアルコーデとは、リラックスした雰囲気でありながら、おしゃれに見せるスタイルのことを指します。カジュアルという言葉には「普段着」「気軽な」という意味がありますが、大人の男性が取り入れる場合は、子どもっぽくならないように工夫することが大切です。
特に、20代から30代の方々にとって、カジュアルな服装でありながら洗練された印象を持たせることは、日常のファッションにおいて重要なポイントになります。シンプルで落ち着いた色合いや、質の良い素材を選ぶことで、ラフすぎずに大人らしさを演出できます。
このガイドでは、ファッション初心者の方でも簡単に実践できる、大人のカジュアルコーデの作り方をご紹介します。
大人カジュアルコーデの基本ルール
大人カジュアルを成功させるためには、いくつかの基本ルールを押さえておくことが重要です。
①シルエットを意識する
服のシルエットは、コーディネート全体の印象を大きく左右します。特に大人っぽく見せたい場合は、次の2つのシルエットを意識するのがおすすめです。
- Iラインシルエット:全体的にジャストのシルエットでまとめることで、スマートな印象になります。ただし細身なアイテムでまとめるとトレンド感が失われるので、ややゆったりしたシルエットを選ぶのがおすすめ。
- Yラインシルエット:上半身にボリュームを持たせ、下半身をスッキリさせるシルエットです。オーバーサイズのトップスとスリムなパンツを組み合わせると、トレンド感のある大人カジュアルに仕上がります。
参考
シルエット別のコーディネートの組み方については、以下の記事を参考にどうぞ。
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I・Y・A・Xラインとは?メンズファッションのシルエットの基本を解説
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-
Aラインコーデの正解!メンズが垢抜けるシルエットの作り方&失敗しないコツ
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-
メンズYラインコーデ完全ガイド|初心者でも即おしゃれになる成功法則
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②色使いをシンプルにする
大人っぽいカジュアルコーデを作るうえで、色の選び方も重要なポイントです。派手な色を多用するとカジュアルすぎる印象になってしまうので、基本は落ち着いた色を中心に組み立てましょう。
おすすめのカラーパレットは以下の通りです。
- ベースカラー(メインの色):モノトーンカラー(ブラック、グレー、ホワイト)やベーシックカラー(ブラウン、ネイビー、ベージュ、カーキ)
- アクセントカラー(ポイントとなる色):原色や挿し色も取り入れる。多用すると子供っぽくなりがちですが、ワンポイントであればアクセントとして活躍できるのでOK
基本的に、色の数が増えるほど子供っぽいコーディネートになりやすいです。3色以内に抑えると、統一感があり洗練された印象になります。
③素材選びを意識する
コーディネートは、素材によっても印象が大きく変わります。大人のカジュアルスタイルでは、以下のような素材を選ぶと高級感が出しやすくなります。
- コットン(綿):肌触りが良く、ナチュラルな風合いが特徴
- ウール(羊毛):温かみがあり、秋冬のコーデに適している
- リネン(麻):通気性が良く、春夏に最適
ポイントは、ハリ・ツヤ・光沢感のある素材を選ぶことです。たとえばTシャツの場合、きめの粗いザラっとした質感より、きめ細かくハリや光沢感のある素材のほうが上品な印象に見えます。
質の良い素材を選ぶことで、カジュアルなスタイルでも大人っぽい印象を作ることが可能です。
これだけ持っていればOK!大人カジュアルの鉄板アイテム
失敗しないトップス3選
- 無地Tシャツ:シンプルで合わせやすく、どんなスタイルにも馴染みます。ベーシックなホワイトやブラックを選ぶと、コーディネートの幅が広がります。
- シャツ:カジュアルにもきれいめにも対応できるアイテムです。オックスフォードシャツやネルシャツなど、季節に合わせた素材選びがポイントになります。
- スウェット:適度なリラックス感を演出しつつ、大人の余裕を感じさせるアイテムです。シンプルなデザインのものを選ぶと、上品にまとまります。
使いやすいボトムス3選
- デニム:カジュアルコーデの定番で、さまざまなスタイルにマッチします。テーパードシルエットやストレートデニムを選ぶと、清潔感のある印象になります。
- チノパン:上品さとカジュアルさを兼ね備えた万能アイテムです。ベージュやオフホワイトを選ぶと、落ち着いた雰囲気になります。
- スラックス:大人っぽさをプラスできるボトムスで、カジュアルなトップスと合わせてもバランスが取りやすいのが特徴です。
靴・小物で格上げするテクニック
- スニーカー:シンプルなデザインや上品な素材のものを選ぶと、洗練された印象になります。白・黒・グレーのローテクスニーカー、またはレザーやスエードスニーカーが特におすすめです。
- ローファー・Uチップシューズ:革靴の中でもカジュアルな雰囲気を持つシューズ。大人のカジュアルコーデを格上げするのにピッタリです。
- レザー小物:バッグやベルトなどにレザーアイテムを取り入れると、コーディネートが引き締まります。
これらの鉄板アイテムを揃えることで、簡単に大人カジュアルスタイルを完成させることができます。
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メンズのカジュアルコーデがダサく見えるNG例
カジュアルコーデは気軽に取り入れやすく、多くの男性が愛用するスタイルですが、ちょっとしたミスで「ダサい」と思われることもあります。大人の男性がカジュアルコーデを着こなすには、避けるべきポイントを押さえておくことが大切です。
①子供っぽくなる
カジュアルコーデは幅広い年齢層に人気ですが、大人が取り入れる際には「子供っぽさ」に注意が必要です。カジュアルすぎるアイテムばかりを選ぶと、幼く見えてしまい、結果として「若作り感」が出てしまうこともあります。
NG例
- 派手なプリントTシャツやロゴが目立つアイテムばかりを使う
- ショートパンツやスニーカーだけでコーデを完結させる
- カラフルすぎる配色
カジュアルアイテムの中にも、大人っぽさを演出できるものを選ぶことが大切です。
改善策
- シンプルな無地Tシャツやポロシャツを選ぶ
- ショートパンツを履く場合は、落ち着いた色合いで膝丈のものを選ぶ
- 1~2色の落ち着いた配色を意識する
②ダボダボすぎて野暮ったくなる
近年、オーバーサイズのファッションがトレンドですが、全身をダボっとしたシルエットでまとめると野暮ったい印象になりがちです。
NG例
- ワイドパンツにオーバーサイズのトップスを合わせる
- だらしなく見えるほど大きいサイズの服を選ぶ
- メリハリのないコーディネート
オーバーサイズを取り入れる際は、全体のシルエットを意識するとバランスがよくなります。
改善策
- Iラインコーデ: ジャストのパンツとややゆったりしたトップスで縦のラインを強調する
- Yラインコーデ: ワイドなトップスと細身のパンツで、視線を上に集める
- Aラインコーデ: ワイドパンツにコンパクトなトップスを合わせ、重心を下にする
③安っぽいアイテムばかりを使う
カジュアルファッションは手頃な価格のアイテムが多いですが、あまりに安っぽく見える素材やデザインを選ぶと「チープな印象」になってしまいます。
NG例
- 薄手でテカテカしたポリエステル素材の服
- プリントが色褪せたTシャツやヨレヨレのスウェット
- 明らかに質の悪いフェイクレザーの靴やバッグ
改善策
- コットンやリネンなどの自然な風合いの素材を選ぶ
- 定期的に服をメンテナンスし、毛玉やシワを防ぐ
- 革小物や上質なスニーカーでコーデを格上げする
すぐにマネできる!メンズの大人カジュアルコーデ12選【春夏・秋冬】
ここからは、季節に合わせた大人カジュアルコーデの具体例を12種類ご紹介します。
春の大人カジュアルコーデ
春は気温の変化が激しいため、レイヤード(重ね着)が重要になります。たとえば、シンプルなTシャツの上に軽めのジャケットを羽織ることで、温度調整がしやすくなります。
①スウェット×ショートパンツ×靴下×ビットローファー
春らしい爽やかなグリーンをメインにしたコーディネートです。スウェットのラフさとチノショートパンツのキレイめ要素がバランスを取り、大人の抜け感を演出。ビットローファーを合わせることで上品さをプラスし、コーディネートを格上げします。
②ポロシャツ×ロンT×チノパン×ローファー
ポロシャツとロンTのレイヤードで、シンプルながら奥行きのある着こなしに。ワントーンのベージュ系統でまとめることで統一感を出しつつ、黒ローファーで全体を引き締めるのがポイントです。
③白シャツ×カーキパンツ×スニーカー×サングラス
春らしい軽やかさを意識したスタイル。オーバーサイズの白シャツはクリーンな印象を与え、カーキパンツと黒スニーカーでカジュアル感をキープ。サングラスを加えて大人の余裕を演出しましょう。
夏の大人カジュアルコーデ
夏はシンプルな服装が多くなるため、素材やシルエットで差をつけることがポイントです。たとえば、シンプルなTシャツコーデでも、サイズ感を意識するだけで洗練された雰囲気を作れます。
①白Tシャツ×ワイドデニム×サンダル×サファリハット
夏の定番である白Tシャツに淡色ワイドデニムを合わせた王道の大人カジュアル。タックインすることでスタイルアップし、サンダルで軽やかさをプラス。サファリハットを被ることで、アウトドア要素を取り入れたトレンド感のある着こなしに。
②Tシャツ×ショートパンツ×靴下×サンダル×サングラス×キャップ
シンプルながら洗練されたモノトーンコーデ。カジュアルなアイテムでまとめても、グレー×黒のモノトーンの組み合わせにより、シックな印象を与えられます。サンダルと靴下の合わせ技でこなれた雰囲気を演出。キャップとサングラスでアクセントを加えるのもポイントです。
③ポロシャツ×デニム×サンダル×レザーバッグ×サングラス
爽やかなスカイブルーのポロシャツに、インディゴデニムを合わせた落ち着いたコーディネート。小物に黒を取り入れることで、大人らしい上品な印象を作ることができます。タックインすることで上品にまとめているのもポイント。
秋の大人カジュアルコーデ
重ね着を活用しながら、落ち着いた色合いを取り入れることで、シックで洗練された印象を演出できます。
①インナーダウン×タートルネックニット×コーデュロイパンツ×スエードシューズ
ブラウンの濃淡を活かした秋らしい暖かみのある着こなし。インナーダウンを重ねることで、防寒性とスマートな印象を両立できます。カジュアルコーデも、ブラウンでまとめれば大人っぽい着こなしに。
②パーカー×白シャツ×ミリタリーパンツ×チロリアンシューズ
パーカーと白シャツのレイヤードがポイント。ミリタリーパンツを組み合わせることで、無骨さをプラスしつつ、チロリアンシューズで上品さを演出。カジュアルの中にキレイめの要素を合わせた、バランスの良いコーディネート。
③バスクシャツ×白シャツ×コーデュロイパンツ×チロリアンシューズ
ブラウンのバスクシャツとコーデュロイパンツの組み合わせが、秋らしいナチュラルな雰囲気を醸し出します。ブラウンのグラデーションが洗練された印象を作り、チロリアンシューズでまとまりのあるコーデに。
冬の大人カジュアルコーデ
①ダウンジャケット×カーディガン×タートルネックニット×カーゴパンツ×スエードシューズ
防寒性とおしゃれを両立した冬のレイヤードスタイル。淡色系の落ち着いた色合いに統一することで、カジュアルながらも上品な大人らしさを強調。足元を黒のスエードシューズで引き締めているのもポイント。
②コーデュロイブルゾン×ニット×バンドカラーシャツ×デニム×ローファー
ブラウンとブルーデニムの組み合わせがクラシックな印象を与えるコーディネート。総柄のニットがアクセントになり、コーディネートに遊び心をプラス。白シャツと黒ローファーでバランスを取っているのもポイント。
③ボアコート×スウェット×シャツ×コーデュロイパンツ×スニーカー
ボアコートのボリューム感とコーデュロイパンツのやわらかい素材感が冬らしいコーディネート。ストライプシャツを挟むことで、カジュアルすぎないバランス感のある着こなしに仕上がります。
まとめ
大人のカジュアルコーデは、ちょっとした工夫で一気に洗練された印象になります。シルエットを意識し、色をシンプルにまとめ、素材選びにこだわるだけで、垢抜けた着こなしが可能です。
また、定番アイテムを揃えておけば、毎日のコーディネートに迷うこともなくなります。さらに、小物や靴選びでコーデを格上げすることで、シンプルながらもセンスの光るスタイルに仕上がるはずです。
今回紹介したNG例も参考にしながら、あなたにぴったりの大人カジュアルを楽しんでください。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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