この記事はそんな方へ向けて書いています。
こんにちは。
この度は当ブログをご覧いただきありがとうございます。
本ブログを運営している、ファッションブロガーのJKEN(ジェイケン)です。
カジュアルコーデにはラフで親しみやすい印象があり、男女共に人気のスタイルとして知られています。
でも、実際にやってみると子供っぽい印象になってしまったり、野暮ったくなったりと意外と難しいというのが正直なところ。
そこで本記事では、どのような点を意識すれば大人の男性がおしゃれなカジュアルコーデができるのか、徹底的に解説します。
それでは早速見ていきましょう。
カジュアルとは?
ファッションにおけるカジュアルとは、気軽でリラックス感のあるスタイルのことを指します。
いわゆる普段着という感じですね。
カジュアルコーデは10代~40代頃まで幅広い世代で人気のスタイルですが、年齢が上がるにつれて注意したいのが「子供っぽくなってしまう」という点です。
若者の間はカジュアルに振り切ってもかわいらしい印象で乗り切れますが、20代後半以降になると「若作り」というイメージがつきまとってしまうため、ちょっと厳しいです。
あまりにカジュアルすぎると子供っぽく見えてしまい、結果として「ダサい」というレッテルを張られるかもしれません。
ですが、ちょっとした点に注意すればカジュアルスタイルは劇的におしゃれに見えます。
ではどんな点に気をつければいいのか、次から具体的に解説していきます。
メンズのおしゃれな大人カジュアルコーデを作る4つのポイント
男性がおしゃれな大人カジュアルコーデを作るためのポイントは、以下の4つです。
- 適度にワイドシルエットを取り入れる
- 上品な素材を選ぶ
- ワントーンでまとめる
- 大人っぽい色を取り入れる
- カジュアルと上品が両立したアイテムを取り入れる
具体的に見ていきましょう。
ポイント①適度にワイドシルエットを取り入れる
ワイドシルエットはここ数年のトレンドとして続いていますが、カジュアルコーデにおいてもやっぱりワイドシルエットはマストです。
子供っぽくなりがちなカジュアルコーデでは、細身~ジャストサイズのアイテムばかりでまとめると、より子供っぽさが増してしまうリスクがあります。
そのため、ワイドシルエットやドロップショルダーを適度に取り入れて、大人っぽいゆるさを表現することが大切です。
ドロップショルダーの着こなし方について詳しく知りたい人は、「トレンドまっしぐら!ドロップショルダーをおしゃれに着こなす方法を伝授」の記事で詳しく解説しているのでぜひご参考に。
ドロップショルダーとは?おしゃれな着こなし方のコツをわかりやすく解説
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おしゃれなシルエットの選び方やシルエットの重要性については、「おしゃれな洋服の選び方【結論:シルエットが最重要である理由】」の記事へどうぞ。
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センスのいい洋服の選び方【結論:シルエットが最重要である理由】
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ただし、ワイドシルエットがおすすめといっても、全体のシルエットのバランスには注意する必要があります。
特にカジュアルコーデでは、全体がダボダボすぎると野暮ったく見える可能性があります。
全体を適度にゆるいシルエットでまとめたIラインコーデにするか、ワイドパンツを取り入れたAラインコーデ、またはトップスをワイドシルエットにしたYラインコーデでシルエットにメリハリをつけるなど、工夫が必要です。
おしゃれなIライン・Aライン・Yラインコーデの作り方については、「シルエットの基本!I・Y・A・Xラインコーデの特徴と作り方を解説」の記事を参考にしてください。
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シルエットの基本!I・Y・A・Xラインコーデの特徴と作り方を解説
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ポイント②上品な素材を選ぶ
いずれかのアイテムを上品な素材にするというのも、意外と効果があります。
上品な素材とは、ハリ・ツヤ・光沢感のある素材のことです。
たとえば同じTシャツやスウェットでも、きめの粗いザラっとした質感より、きめ細かくハリや光沢感のある素材の方が上品な印象に見えます。
素材だけでそんなに変わるのか?と疑問に思う人もいると思いますが、全体の印象としてはかなり違って見えます。
特に、おしゃれな人ほどその違いにはよく気がつくはずです。
カジュアルなアイテムばかりでまとめる時ほど、この素材の質感には特に注意を払いましょう。
ポイント③ワントーンでまとめる
一般的に、色の数が増えるほどそのコーデは子供っぽくなりやすいです。
上品なアイテムの典型例であるスーツを思い浮かべるとわかりますが、どれもほぼ1色ですよね。
なので、子供っぽくなりがちなカジュアルスタイルは、色数を減らしてワントーンコーデにするのも1つの手です。
ワントーンコーデは大人っぽくなりやすいだけでなく、おしゃれでこなれた印象になりやすいメリットもあります。
もちろん絶対にワントーンにしなければいけないわけではないですが、コーデの選択肢として持っておくのがおすすめです。
ポイント④大人っぽい色を取り入れる
色には「大人っぽい色」と「子供っぽい色」があります。
カジュアルスタイルをする時には、どこかに大人っぽい色を取り入れると子供っぽさを避けることができます。
大人っぽい色と子供っぽい色の代表例は以下の通り。
大人っぽい色
- モノトーン(黒・白・グレーなど)
- ネイビー
- ブラウン
子供っぽい色
- 原色(黄色・オレンジ・赤・緑など)
大人っぽい色を積極的に取り入れることで、簡単に大人カジュアルなスタイルに近づきます。
大人っぽい色ばかりでコーデを組んでもいいし、一部だけ取り入れるだけでもOKです。
ただ、子供っぽい色として挙げた原色は、取り入れてはいけないわけではありません。
多用するとうるさい印象になって上品さに欠けてしまいますが、ワンポイントであればアクセントとして活躍できるのでアリです。
ポイント⑤カジュアルと上品が両立したアイテムを取り入れる
もっと難易度を下げる方法を挙げるとすれば、1つでもいいのでどこかに上品なアイテムを加えること。
ただしそれだとカジュアルな印象が崩れてしまうと心配する人もいるかもしれません。
そんな方には、カジュアルと上品が両立したアイテムを取り入れるのがおすすめです。
代表的なアイテムを挙げると以下のようなものがあります。
- バンドカラーシャツ
- ローファー
- チロリアンシューズ
- ニューバランスのスニーカー
- サファリハット
- バケットハット
革靴は上品なアイテムの代表例ですが、革靴の中でもローファーとチロリアンシューズはカジュアルな要素を併せ持つ数少ないシューズなので、カジュアルコーデに馴染みがいいんです。
また、スニーカーはご存じの通りカジュアルの代表的アイテムですが、数あるブランドの中でもニューバランスのスニーカーは群を抜いて上品な印象を持つことで有名です。
他にも、バンドカラーシャツ・サファリハット・バケットハットなどは、シルエットやディテールに上品とカジュアルが同居しているアイテムなので、おすすめです。
それぞれのおすすめは以下の記事でまとめているので、気になる人はぜひ参考にしてくださいね。
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メンズのおしゃれな大人カジュアルコーデ16選
ここからは実際におしゃれな大人カジュアルコーデの実例を、季節ごとに合計16種類ご紹介していきます。
【春ver.】メンズのカジュアルコーデ
バケットハット×柿渋シャツ×濃紺デニム×スニーカー
柿渋染めシャツと濃紺のテーパードデニムに白スニーカーを合わせたカジュアルコーデ。
重めなカラーのトップスとボトムスに、白スニーカーとベージュのバケットハットを合わせることで抜け感をプラスし、軽快な印象を醸し出しています。
カーキとの合わせで野暮ったくなりがちなところ、デニムの中でも上品な濃紺カラーを選んでいるのが野暮ったく見えないポイント◎
バケットハット×フィッシングジャケット×ワイドデニム×スニーカー
フィッシングジャケット風のマウンテンパーカーに淡色のワイドデニムを合わせたアウトドアライクなコーデ。
スニーカーとバケットハットをジャケットと同じベージュでまとめ、統一感を演出しています。
明るい色味で春コーデにピッタリの組み合わせです!
サファリハット×バスクシャツ×スノーパンツ×ダッドスニーカー
全体をビッグシルエットかつオールホワイト系でまとめたコーデ。
ワントーンでまとめてもスノーパンツの表情豊かな素材感のおかげでのっぺり見えないのが◎
これだけカジュアルなアイテムでまとめても、白の上品さと清潔感のおかげで野暮ったくなりません。
バケットハット×ニット×ストライプシャツ×スノーパンツ×ダッドスニーカー
パステルカラーのトップスを取り入れたペールトーンコーデ。
同系色のストライプシャツをレイヤードして立体感を演出◎
カジュアルなアイテム中心ですが、全体的にペールトーンの優しい印象に仕上げているため、カジュアルすぎず上品な印象さえ感じます。
バケットハット×ニットポロ×デニム×スニーカー
ハーフジップ・デニム・スニーカーというカジュアルなアイテムでまとめたコーデ。
インナーの白Tシャツと白スニーカーで抜け感を作りつつ、同系色のバケットハットで統一感も演出しています。
白を適度に入れると清潔感がアップするのでオススメ◎
マウンテンパーカー×白シャツ×デニム×スニーカー
マウンテンパーカーにデニムを合わせたカジュアルコーデ。
デニムの中でもテーパードがかった上品なシルエットのため、野暮ったく見えません。
白シャツと白スニーカーで清潔感と抜け感をプラスしているのもポイント◎
【夏ver.】メンズのカジュアルコーデ
サファリハット×白Tシャツ×ショートパンツ×靴下×ローファー
オーバーサイズの白Tシャツとショートパンツを合わせたシンプルコーデ。
カジュアルな印象を崩さず子供っぽくならないよう、ローファーとサファリハットで大人っぽい印象に◎
ボトムスをブラウンでまとめることで程よくコーデを引き締めています。
Tシャツ×ショートパンツ×靴下×チロリアンシューズ
全身をダークトーンでまとめたモノトーンコーデ。
これだけカジュアルなアイテム中心でまとめても、大人っぽい色でまとめれば子供っぽさを回避できる好例。
Tシャツもショートパンツもワイドシルエットを選んでいるのがポイント◎
Tシャツ×ワイドデニム×サンダル×サファリハット
白Tシャツと淡色デニムを合わせたシンプルコーデ。
ワイドシルエットかつ淡色のワントーンに、黒のベルトとサンダルで膨張感を抑えた好例。
タックインしてベルトをアクセントにすることで、地味に見えないように工夫しているのもポイント◎
ポロシャツ×ショートパンツ×靴下×ダッドスニーカー
ビッグシルエットのポロシャツに同じくビッグシルエットのショートパンツを合わせたコーデ。
シルエットを統一することでバランスを保っています。
足元はブラックの靴下とホワイトスニーカーでトップスとボトムスの色を拾い、色味も統一感を意識◎
【秋冬ver.】メンズのカジュアルコーデ
グリーンを積極的に取り入れたカジュアルコーデ。
カジュアルなアイテムばかりなのに野暮ったく見えないのは、光沢感のあるアイボリーのコーデュロイパンツと上品なグレースニーカーのおかげ。
スウェットの下にシャツを忍ばせてアクセントをつけているのもポイント◎
コーデュロイブルゾン×ニット×バンドカラーシャツ×デニム×ローファー
コーデュロイのブルゾンにデニムを合わせたカジュアルスタイル。
どちらも作業着由来のアイテムなので野暮ったくなりがちですが、テーパードシルエットのデニムを選びつつ、首元と足元から白をのぞかせることで清潔感と抜け感を演出しています。
足元をカジュアルに馴染みのいいローファーで仕上げているのもポイント◎
コーデュロイブルゾン×チェックシャツ×タートルネック×コーデュロイパンツ×スニーカー×バッグ
定番色であるブラウンとホワイトの2色でまとめたコーデ。
コーデュロイ素材やチェック柄といったカジュアルなアイテムでまとめているのに上品に見えるのは、大人っぽいホワイトとブラウンのおかげ◎
ベルト・スニーカー・バッグといった小物類もブラウンでまとめることで統一感を意識しています。
まとめ
いかがでしたか?
今回のポイントを簡単にまとめておきます。
おさらいポイント
- カジュアルコーデは親しみやすく人気のスタイル
- 子供っぽく野暮ったくなりやすい
- 適度にワイドシルエットを取り入れる
- 上品な素材を選ぶ
- ワントーンでまとめる
- 大人っぽい色を取り入れる
カジュアルコーデは、カジュアルなアイテムだけでまとめると子供っぽく野暮ったくなりがちですが、本記事でご紹介した5つのポイントを押さえれば十分おしゃれに仕上げることは可能です。
ぜひあなたもカジュアルコーデを楽しんでみてくださいね!
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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