この記事はこういった疑問にお答えします。
こんにちは。
この度は当ブログをご覧いただきありがとうございます。
本ブログを運営している、ファッションブロガーのJKEN(ジェイケン)です。
低身長さんは、ファッションコーデにおいては標準の方よりもいくつか注意すべきポイントがあります。
でも大丈夫です。
低身長だからといって「自分は不利なんだ」と嘆く必要はなく、むしろ身長が低くてもおしゃれな人は沢山います。
いくつかのポイントをおさえるだけで、おしゃれに見えるのはもちろん身長が高めに見えることもあります。
本記事ではそんな「身長が低い」でお悩みの男性のために、低身長の人がおしゃれなファッションコーデを組む方法を徹底解説していきます。
「何cmからが低身長なんだ?」という疑問はありますが、日本の男性の平均身長が170cm前後なので、ここでは一旦170cm以下の人を低身長とします。
それでは早速見ていきましょう。
低身長さんがファッションコーデを組む時のよくあるお悩み
まずは低身長さんがファッションコーデを組む時にどんな点で悩んでいるのかをあぶり出していきます。
対策を練るためには、悩みを掘り下げて認識することが大切です。
ポイントは以下の2点。
- 子供っぽくなりがち
- 服に着られてしまいがち
順番に見ていきましょう。
子供っぽくなりがち
低身長さんで最も多い悩みが、「子供っぽく見えやすい」ということだと思います。
なぜ子供っぽく見えるかというと、アイテム選びが間違っているからです。
身長が低い人は標準の人よりも子供の身長に近いと言えるため、大人っぽく見えにくいという性質があります。
なので、子供っぽく見えやすいアイテムを選ぶと当然子供っぽく見えてしまうわけです。
子供っぽく見えるアイテムって何?という疑問には、後半で回答します。
また、
イメージではもっとおしゃれに仕上がるはずなんだけど、実際に着てみるとなんかいい感じにならないな~。
という経験をした人も少なくないはず。
たとえば、「雑誌のモデルさんや芸能人が着ている服装を真似してみた」というケース。
これ、「真似しようとした人の身長が自分と同じくらいか?」ということに注意しなければいけません。
モデルさんや俳優さんは基本的に身長が高いので、身長の低い人がそのまま真似すると身長の不一致でイメージが変わるため、失敗しやすいです。
こうしたイメージの違いが、結果として「子供っぽく見える」ということにもなります。
服に着られてしまいがち
おしゃれな洋服を選んでるはずなのに、なんかイマイチしっくりこない。
という人は、服に着られていることが多いです。
これ、実は低身長さんに限らず起こることなんですが、特に身長が低い人に起こりやすい現象です。
その最大の原因は、シルエットにあります。
ここ数年のトレンドである「ワイドシルエット・オーバーサイズ」の洋服は、おしゃれな抜け感が出せる反面、自分が服に覆われているような印象になりやすく、うまく着こなせていないという印象を抱かれやすいです。
これが服に着られているということで、自分ではトレンドを押さえていると思っていても、実際はイケてない感が漂ってしまうことがあります。
身長の高い人はワイドシルエットの洋服を着ても、身長が高い分「服に着られてる感」が少なくなります。
言い換えると、自分の身長と洋服の存在感との戦いですね。
「ワイドシルエット・オーバーサイズ」のトレンドはこの先しばらくは変わりそうにないので、ここも注意して選ぶ必要があります。
じゃあどんなアイテムを選べばいいの?という疑問には、次の項から解説していきます。
低身長さんがおしゃれなファッションコーデを作る7つのテク
ここからは、低身長さんが子供っぽく見えない、服に着られないようにするために、どのような服装を取り入れたらいいかを具体的に紹介します。
ポイントは以下の7点です。
- ワイドシルエットだけでまとめない
- 目線を上に上げる
- 縦のラインを作る(視覚効果の利用)
- 子供っぽいアイテムを避ける
- 大人っぽいアイテムを取り入れる
- 派手な色ばかりでまとめない
- 厚底のシューズを履く
順番に見ていきましょう。
ワイドシルエットだけでまとめない
先ほども解説しましたが、ワイドシルエットのアイテムを取り入れる時は注意しましょう。
「ワイドシルエットを選んではいけない」というわけではありません。
むしろワイドシルエットを取り入れればおしゃれな雰囲気に仕上がるので、ぜひ取り入れてほしいです。
重要なのは、「ワイドシルエットだけでまとめない」ということ。
トレンドなのでついついワイドシルエットだけでまとめがちで、もちろんそれでもおしゃれなコーデができますが、低身長さんの場合は服に着られてしまいやすいので危険です。
ワイドシルエットでまとめると横に大きく見えてしまうので、身長が低いのが目立ってしまうんです。
また、ロング丈のコートも存在感がかなり強いので、低身長さんはできれば避けた方がいいです。
ワイドシルエットは上半身か下半身のどちらか1点に抑えましょう。
目線を上に上げる
基本的に目線が下がると低身長が目立ちやすく、目線が上がると目立ちにくいということを覚えておきましょう。
これをふまえると、上半身と下半身のどちらをワイドシルエットにするか迷ったら、上半身をワイドにするのがおすすめです。
なぜなら上半身をワイドにすることで目線が上がるからです。
さらに、トップスに柄や挿し色を入れたり、帽子・マフラー・バッグなどを取り入れても、上半身に目が行くのでおすすめです。
反対に、下半身がダボっとしたシルエットだと目線が下がってしまい、低身長が目立ったり子供っぽさが増しやすいので注意してください。
なので、パンツは暗い色や、細身かテーパードパンツのようなスッキリとしたシルエットを選ぶのがおすすめです。
もちろんワイドパンツでもOKですが程良い太さに抑えておくべきで、あまりにダボっとしたシルエットのものは避けた方が無難です。
また、パンツの丈感にも注意しましょう。
低身長さんは高身長の人よりも縦の長さが短いので、パンツがダボつきやすく、結果的に目線が下に行きがちです。
なので、パンツがダボつかないように丈の長さがジャストになるよう意識しましょう。
以上をふまえると、シルエットはAラインよりもYライン(Vライン)の方が低身長さん向けといえそうですね。
「~ライン」の特徴やコーデの作り方について詳しく知りたい方は、「シルエットの基本!I・Y・A・Xラインコーデの特徴と作り方を解説」の記事へどうぞ。
シルエットの基本!I・Y・A・Xラインコーデの特徴と作り方を解説
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縦のラインを作る(視覚効果の利用)
突然ですがこちらの図を見て、AとBどちらが長いか考えてみてください。
出典:Wikipedi;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8C%AF%E8%A6%96;2022-04-08参照
Bの方が長く見えませんか?
実はこれ、AもBも長さは同じです。
「フィック錯視」という視覚効果を利用したもので、同じ長さであっても横線より縦線の方が長く認識されるというものです。
これをファッションにも応用できることが知られています。
つまりコーデを組む時は、頭から足先まで縦のラインを作るように色を意識すると、身長が高く見えやすい(スタイルが良く見えやすい)ということです。
たとえば以下のような方法があります。
- 全身を同じ色のアイテムで統一して境目をなくす
- アウターとパンツの色を統一してインナーの色を変える
- パンツとシューズの色を合わせる
- 柄物を着るならボーダーよりもストライプシャツがベター
縦のラインを作るという意味では、Iラインコーデも低身長さんにおすすめですね。
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シルエットの基本!I・Y・A・Xラインコーデの特徴と作り方を解説
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子供っぽいアイテムを避ける
男性が取り入れると子供っぽく見えるアイテムの代表格が、ショートパンツです。
ショートパンツは高身長の方でも取り入れるのが難しく、おしゃれ上級者のアイテム。
子供っぽく見えるのが嫌だという方は、できれば避けた方が無難です。
それでもどうしてもショートパンツを取り入れたいという方は、以下の記事でおしゃれなショートパンツコーデを組む方法を解説しているので、参考にしてみてください。
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メンズの短パンコーデ特集【ダサいと言わせない秘訣をプロが解説】
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大人っぽいアイテムを取り入れる
子供っぽく見えるのを避けるために、大人っぽいアイテムを取り入れるのがおすすめ。
大人っぽいアイテムで代表的なのが、シャツ・スラックス・革靴といった上品なアイテムです。
ただし上品なアイテムだけで固めると「頑張ってる感」が出て近寄りがたい印象になってしまうので、どこかカジュアルさも取り入れて抜け感を出してあげるのも大切。
「キレイめ」ではなく「キレイめカジュアル」を目指すと、低身長さんならではの親近感が活かされ、自然なおしゃれに仕上がりやすいですよ。
派手な色ばかりでまとめない
派手な色使いのコーデは子供っぽい印象になりやすいです。
なので、できればシックなカラーを中心としたコーデがおすすめです。
モノトーンコーデでまとめてもいいし、既にお話したようにトップスに挿し色を入れてもOK。
全身を派手な色でまとめるということは避けましょう。
厚底のシューズを履く
あとは単純に厚底シューズを履いて下半身の高さを高くするという方法もあります。
これは裏技的ではありますが、即効性はあります。
メンズの厚底シューズで代表的なものは、ダッドスニーカー・ブーツ・ボリュームのある革靴などがあります。
大きな差が出るわけではありませんが、その分自然におしゃれに取り入れることができるので、持っていて損はありません。
ダッドスニーカーのおすすめは、「【おすすめ】おしゃれなダッドスニーカーを11ブランドから22種類厳選!」の記事で詳しく解説しています。
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ボリュームのある革靴でいうと、チロリアンシューズなんかが便利でおすすめです。
おすすめのチロリアンシューズは「【超優秀】チロリアンシューズの魅力と3大おすすめブランドを発表」の記事で詳しく解説しています。
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低身長さんにおすすめのファッションアイテム
低身長さんにおすすめのファッションアイテムを以下の通りまとめてみました。
- パーカー
- シャツ(特にストライプシャツ)
- ジャケットorセットアップ
- スラックス
- チノパン
- テーパードパンツ
- 帽子
- マフラー
他にもあると思いますが、主要メンバーはこんな感じかと。
パーカーはカジュアルで子供ぽっぽく見えるんじゃないの?と思われるかもしれませんが、目線を上に上げるという意味では低身長さんにもおすすめできるアイテムです。
あとよくありがちなのが特に何も考えずデニムを履くことですが、デニムはシルエット選びが意外と難しいので、低身長でファッション初心者という方にはおすすめしません。
スラックスならキレイなシルエットを出してくれることが多いので、選び方が簡単でおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
今回のポイントを簡単にまとめておきます。
おさらいポイント
- ワイドシルエットだけでまとめない
- 目線を上に上げる
- 縦のラインを作る(視覚効果の利用)
- 子供っぽいアイテムを避ける
- 大人っぽいアイテムを取り入れる
- 派手な色ばかりでまとめない
- 厚底のシューズを履く
低身長だからといって嘆く必要はありません。
身長が低い人は親しみやすい雰囲気を持っているので、それを活かせれば強いです。
本記事でご紹介したポイントを押さえてみれば、きっとおしゃれなコーデが仕上がります。
失敗してもいいのでぜひチャレンジしてみてくださいね!
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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