- ニューバランスのおすすめスニーカーを知りたい
- ニューバランスってどのモデルが人気なんだろう?
- おしゃれさんが愛用してるニューバランスのモデルが知りたい
こんな疑問をお持ちのあなたへ。
ニューバランスのスニーカーって「おしゃれで履き心地もいい」って評判ですよね。
でも種類がたくさんありすぎて「どれを選べばいいか悩む」って人も多いはず。
そこで本記事では、ニューバランスのスニーカーモデルの歴史を熟知し、実際に愛用している僕が、おすすめモデルを12種類厳選して紹介します。
本記事の内容
- ニューバランスのスニーカーの魅力
- ニューバランスのスニーカーの正しい選び方
- ニューバランスのスニーカーのおすすめモデル
「これからニューバランスのスニーカーを買おうと思ってるけど、どれにするか悩んでる」という人は、ぜひ購入間に本記事を参考にしてみてください。
それでは早速見ていきましょう。
ニューバランスのスニーカーの魅力
ニューバランスの魅力は大きく「デザイン」と「履き心地」に分けられます。
順番に解説していきます。
カジュアルなのに大人顔なデザイン
ニューバランスのスニーカーって、ヌバックレザーとかスエードのような上品な素材を取り入れていることが多いんです。
これが、ニューバランスのスニーカーが大人っぽくおしゃれな雰囲気を持つ理由。
「メッシュ素材が学生シューズっぽくてダサい」って感じる人もいるみたいですが、その場合も必ずといっていいほどスエードやヌバックが組み合わさってるんですよね。
なので、全体のバランスとしては上品さとカジュアルさのバランスが取れた仕上がりになっています。
実際、ニューバランスの人気モデルの多くは、メッシュ素材とレザー素材の組み合わせが多いです。
なので、カジュアルコーデに合わせてもカジュアルになりすぎないし、キレイめコーデのハズシに取り入れても上品さを保ってくれます。
独自技術による快適な履き心地
「ニューバランスのスニーカーを履いたら、他のシューズは履けない」といわれるほど、履き心地の評価は高いです。
実際、僕は昔から偏平足なんですが、ニューバランスを履いたときは感動しました。
ニューバランスのスニーカーには、履き心地を良くするために色々な独自技術が込められています。特に力を入れているのが、インソールとアウトソールの間にあるミッドソールです。
ニューバランスの独自技術については、後程詳しく紹介します。
ニューバランスのスニーカーの正しい選び方
ニューバランスのスニーカーは数字でモデル表記されており、「何番台」かによってざっくりと特徴を分けることができます。
なので、まずは何番台にどのような特徴があるのか、大まかに覚えておきましょう↓
500番台
オフロードでの走行安定性を追求して開発されたモデル。
舗装されていない悪路でも安定した走行が可能で、タウンユースはもちろんアウトドアでも活躍可能。
幅広いシーンで履きたいなら500番台がおすすめ。
900番台
ニューバランスの人気シリーズが揃う代表モデルで、別注モデルも多く存在する。
独自の最新技術を搭載しているものが多く、デザイン性・機能性のバランスがいい。
とにかくおしゃれな人気モデルを履きたいなら900番台がおすすめ。
1000番台・2000番台
ニューバランスの最高の機能を集めたラグジュアリーモデル。
最新技術や上質な素材を採用した贅沢さが魅力。
ニューバランスの技術を存分に楽しみたいなら1000番台・2000番台がおすすめ。
履き心地重視の場合は独自技術に注目すべし
上記を押さえつつ、履き心地を重視する方はニューバランスの独自技術も覚えておくと選びやすいです。
代表的な技術を挙げると、以下のようなものがあります↓
ニューバランスの主な独自技術
- ABZORB(アブゾーブ):ほぼ100%の衝撃吸収性と反発弾性を兼ね備えているクッショニング素材の1つで、安定した走行をサポートしてくれる。
- ABZORB SBS:ABZORBの進化形で、衝撃吸収性と反発弾性がさらに向上。さらに耐久性もアップしている。
- ABZORB DTS:ABZORBとABZORB SBSを人間工学に基づいて組み合わせたソール構造。クッション性に優れておりスムーズな走行をサポートしてくれる。
- ENCAP(エンキャップ):耐久性に優れたポリウレタン素材とクッション性に優れたEVA素材を組み合わせたミッドソール構造の1つで、高い衝撃吸収性と安定性が維持される。
- C-CAP(シーキャップ):EVA素材を圧縮成形してクッション性を大幅に高めた素材。圧縮されていることで劣化もしにくい。
- N-ERGY(エナジー):優れた衝撃吸収性とエナジーリターン(着地時や蹴り出し時のエネルギーをなるべく使わず楽に歩ける)を誇る弾性素材で、最高級のクッショニング効果と耐久性を兼備している。
- REVLITE(レブライト):ニューバランスで随一の軽量性を誇るミッドソールで、耐久性・クッション性にも優れている。
- ACTEVA(アクティバ):クッション性・軽量性・耐久性に優れたミッドソール。これをさらに向上させたACTEVA LITEも存在する。
- N durance(エヌデュランス):耐摩耗性に優れたラバー素材。登山靴や防寒靴に採用されている素材をさらに向上させたもので、擦り減りが減りシューズの寿命がのびる。
どのモデルにどの技術が盛り込まれているか、参考にしてくださいね。
ニューバランスのおすすめ人気スニーカー12選
ここからは、ニューバランスのおすすめ人気スニーカーを12種類ご紹介します。
厳選するにあたり、「ニューバランス完全BOOK」という本を参考文献として採用しました。
歴代52モデルを徹底的に解き明かした、ニューバランスの全てがわかる本です。
参考
ニューバランスファンにとってはたまらない一冊で、僕も読んでみると前よりもさらにニューバランスのことが好きになったので、興味がある方はこれもおすすめです↓
それでは、名作と新モデルを含めたおすすめモデル12種類を、数字の小さい順に紹介していきます。
【new balance/ニューバランス】327
「327」は、ニューバランスが2020年に発売したスニーカーです。
327のデザインには、ニューバランスが1970年代に発表した3つの歴史的モデル「320」「355」「スーパーコンプ(SUPER COMP)」が組み込まれています。
- 320:ニューバランスの象徴である「Nロゴ」を最初に採用したモデル。発売当時にはアメリカのランナー向け情報誌で1位に選ばれて評価された。つま先部分のディテール「Nロゴ」を際立たせたデザインが327に受け継がれています。
- 355:ニューバランスの元祖トレイルランニングのモデル。オフロードでも走れる高いグリップ力が特徴。武骨なアウトソールをかかとまで巻き上げたデザインが327に受け継がれています。
- スーパーコンプ(SUPER COMP):ロードレース用として発売されたレーシングシューズ。軽さ・クッション性・グリップ力に優れたモデル。個性的なソールの構造や鮮やかな色使いが327に受け継がれています。
上記3つのモデルの特徴が継承された327は、結果として今までのニューバランスにはない新しいデザインに仕上がりました。
特にNロゴに関しては、歴代モデルの中でも最も大きい仕上がり。一見ロゴではないようなデザインがとてもおしゃれです。
【new balance/ニューバランス】574
「574」は、世界で一番履かれているニューバランスのスニーカーとして知られています。
しかも、ニューバランスの中でも最も安い(1万円以下)モデルです。
次に紹介する「576」由来の丸みを帯びたシルエットと、デコボコしたアウトソールが特徴的です。
576と違うのは、アッパーにメッシュを取り入れている点。これにより通気性とカジュアルなデザイン性が兼ね備えられています。
また、574はニューバランスの中でも特にカラーバリエーションが豊富です。好みの色を見つけやすいのも嬉しいポイント。
※主な採用技術:ENCAP
【new balance/ニューバランス】576
「576」は、1988年に登場したオフロードシューズです。
先ほどご紹介した「574」とトップを争う人気モデルとして知られており、発売から30年以上たった今でも多くのスニーカーファンから愛されています。
「500番台=オフロード」を広めた歴史的傑作です。
最大の特徴は、デコボコとした印象的なアウトソールと、安定性とクッション性を備える「C-CAP」を搭載している点。
タウンユースとしてはもちろん、悪路でも安定した走行が可能です。
また、ニューバランスではアッパーにレザーとメッシュを組み合わせるのが主流ですが、576ではあえてメッシュを省き、上質なレザーやスエードのみを使用。
これにより、オフロードシューズなのに高級感が漂うというギャップが楽しめるのも、576ならではの魅力です。
※主な採用技術:C-CAP
【new balance/ニューバランス】57/40
「57/40(フィフティーセブン/フォーティー)」は、「574」を現代版へと再解釈した次世代モデルです。
「574」に象徴的なスエード、ヌバック、メッシュのアッパーの組み合わせを忠実に再現しつつ、90年代の流線的なイメージが加えられています。
特に327と同等の大きなNロゴは、これまでのニューバランスのデザインとは一線を画すデザイン。
2つの時代を掛け合わせてできた新しいデザインで、トレンドを感じさせる仕上がりになっています。
実際、「57/40」はファッション感度の高い人から人気です。
【new balance/ニューバランス】990
「990」は、「1000点満点で990点」というコンセプトで作られた、ニューバランス屈指の名作スニーカーです。
「990点だったら、10点足りないじゃないか」って思う人もいるかもしれません。ですが、実は「990点」というのは、「今後も進化を続ける」という宣言でもあります。
実際「990」は、発売の世代によって以下の通り名付けられています。
歴代990
- 第一世代(1982年):990
- 第二世代(1998年):990v2(主な採用技術:ABZORB)
- 第三世代(2012年):990v3(主な採用技術:ENCAP・REVLITE)
- 第四世代(2016年):990v4(主な採用技術:ENCAP・ACTEVA LITE)
- 第五世代(2019年):990v5(主な採用技術:ABZORB・ENCAP・ACTEVA LITE・N durance)
上記のとおり、品番を変えずに、常に最高の履き心地を求めてアップデートを続けているんです。
このようなモデルは、ニューバランスの中でも990くらいです。
990の特徴としては、その時代の最高の履き心地を実現している点。
デザインに関しては、初代990から受け継がれるスウェードと、通気性良好なメッシュ素材との組み合わせ。
Nロゴが細く、他のモデルよりもクリーンで現代的に仕上げられています(世代が進むにつれてNロゴが細くなっていく傾向があります)。
シュータンには、モデル名「990v~」が記されたレザーパッチと「MADE IN THE USA」のラベルが施されています。
このラベルはニューバランスのモデルの中でも珍しく、片手で数えるほどしかない特別なモデルです。
【new balance/ニューバランス】991
「991」は、2001年に発売された超人気スニーカーです。
900番代の中で、唯一メインの生産国がイギリスのモデルとして知られています。
ニューバランスの中でも特に高級感があるのが特徴。上質な雰囲気と英国製を感じさせる仕上がりで、おしゃれさんの間で熱狂的ファンの多いモデルです。
いつも好んで同じ服装をしていたApple創設者のスティーブ・ジョブズ氏が、ニューバランスの991を愛用していたことは、世界的にも有名な話です。
他のモデルと違うのは、どこか懐かしいレトロな雰囲気を醸し出しているところ。
ダッドスニーカーのようにボリューム感があるので、ワイドパンツとも相性がよく、足元に安定感が出やすいのも魅力です。
Nロゴは他のモデルよりも小さめな設計なので、主張が少なくカジュアルすぎない点もポイント。
かかとと足前部には、クッション性に優れたABZORBを搭載。NIKEのビジブルAirのように、ソールが可視化できる仕様になっています。
さらに、アウトソールには耐摩耗に優れたN duranceを採用。ソールが擦り減りにくく、スニーカーの寿命が格段に向上しています。
※主な採用技術:ABZORB・N durance
【new balance/ニューバランス】992
「992」は、2006年にニューバランス100周年を記念して誕生したモデルです。「991」の後継モデルとして知られています。
後継モデルなだけに、992と991のデザインはかなり似ていますが、シュータンのデザインが違っていたり、992の方が少しスマートなフォルムになっていたり、所々違いがあります。
また、ABZORBよりもさらに衝撃吸収性や反発弾性を向上させたミッドソール「ABZORB SBS」や、耐摩耗性に優れたアウトソール「N durance」など、頼もしい技術が搭載。
さらに、TS2というミッドソールの硬さを部分的に変える技術も取り入れており、ランニング時に足が内側に傾いてしまう現象を防止してくれます。
「991の機能を全体的にアップデートしたモデルが992」と考えればわかりやすいです。
991と同じく、おしゃれさんの間で大人気のモデルとして知られています。
※主な採用技術:ABZORB SBS・C-CAP・ENCAP・N durance・TS2
【new balance/ニューバランス】993
「993」は、2008年に発売された「992」の後継モデルです。
ミッドソールには、ABZORB SBSよりもさらに衝撃吸収性と反発弾性を向上させた「ABZORB DTS」と、軽量性に優れた「ACTEVA」を採用。
992の機能性をさらに向上させたことで、抜群の履き心地と軽さを誇るモデルに進化しました。
デザインについては991や992とかなり似ています。大きく異なる点としては、シュータンやかかと部分に「アメリカの星条旗入りのロゴ」が配されている点。
小さい面積ながら、「Made in U.S.A」だと分かるインパクトのあるディテールに仕上がっています。
また、ミッドソールが少し低くなっている分、全体的に991や992よりも少しシャープに見えるのも特徴です。
ファッション業界にもファンの多いモデルとして知られています。
※主な採用技術:ABZORB DTS・ACTEVA・N durance
【new balance/ニューバランス】996
「996」は、1988年に登場したモデルです。990シリーズの人気に火をつけた革命的な一足として知られています。
990番代の中でも最もクラシカルなデザインで、スタイリッシュな細身シルエットが特徴的。
他のモデルよりもスマートは履きこなしが可能です。
また、サイドのNロゴは「デカN」を採用しており、「これぞニューバランス」と言いたくなるような象徴的なデザインに仕上がっています。
ミッドソールには衝撃吸収性に優れた「ENCAP」と「C-CAP」を組み合わせて採用しており、履き心地も最高です。
※主な採用技術:ENCAP・C-CAP
【new balance/ニューバランス】1300
「1300」は、1985年に発売された1000シリーズの初代モデルです。
1300はニューバランスファンだけでなく、世界中のスニーカーファンにとって特別な存在として知られています。
ニューバランスでは定番のミッドソール「ENCAP」を始めて搭載したシューズ。あのラルフ・ローレン氏が「雲の上を歩いているよう」と語るほどの極上のはき心地を実現しました。
「1300」は1995年以降5年ごとに復刻されていますが、日本でも絶大な人気を誇っており、スニーカーファンにとっての恒例行事と呼べるほどの争奪戦が毎回繰り広げられています。
2020年の復刻で7代目に突入しました。
アメリカの靴職人によって手作業で作られており、高級感溢れる仕上がりです。
アッパーは米国ホーウィン社のヌバック「ホーウィンレザー」で、1300特有の青みがかったグレーが特徴。
メッシュ部分は1300伝統の「スティールブルーカラー」と呼ばれる色になっています。
アウトソールは、登山靴にも採用されていることで有名なビブラムソールを採用しており、グリップ力も抜群。
アメリカの靴職人によって手作業で作られており、高級感溢れる仕上がりが魅力です。
参考
※主な採用技術:ENCAP(オリジナル)・ABZORB(派生モデル)
【new balance/ニューバランス】1500
「1500」は、1300と並んでニューバランスファンから厚い支持を得ているモデルです。
1989年に登場し、「小N」ロゴが初めて採用されたモデルとしても知られています。
他のモデルよりも大人っぽく都会的な雰囲気を醸し出しているのが、1500ならではの魅力です。
アッパーのメイン素材には「シンセティックレザー」を初採用。軽量・丈夫・汚れにくいといった特徴を持っています。
ミッドソールはクッション性に優れたENCAPと、安定性に優れたPU素材を組み合わせた一体成型。ファンの中には「1500の履き心地こそベスト」と唸る方もいるほどです。
フォルムは991に近いぽってりとした形状なので、安定感のある足元を演出できます。
※主な採用技術:ENCAP
【new balance/ニューバランス】2002R
「2002R」は、2010年に発売された「2002」の復刻モデルです。
アメリカの最高の技術を誇るスーパーチームが2002を担当し、当時「他のモデルとは全く異なるデザインでファンを驚かせた」と知られています。
発売以来生産終了して復刻が待望されていた中、2020年に復刻を遂げたのがアジア製の「2002R」です。
アッパーは上質なヌバックとメッシュを組み合わせ。
ミッドソールにはお馴染みの「ABZORB」に「N-ERGY」という最新のクッショニング技術が搭載されており、最高級の衝撃吸収性・反発弾性・耐久性を誇っています。
靴底には耐摩耗性に優れた「N durance」を採用しているので、すべりにくく長持ちするのも嬉しいポイント。
また、アジア製になったことで安価で購入できるようになったのも魅力の1つ。
2002Rの復刻後は様々なカラーが展開されており、おしゃれさんの間で大人気となっています。
参考
2002Rのサイズ感や履き心地については、「【レビュー】ニューバランス2002Rのサイズ感・履き心地・コーデを徹底評価」の記事で詳しく解説しているので、興味のある方はご覧ください。
【レビュー】ニューバランス2002Rのサイズ感・履き心地・コーデを徹底評価
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※主な採用技術:ABZORB・N-ERGY・ACTEVA LITE・N durance
まとめ:ニューバランスのスニーカーは幅広い層の人におすすめ!
本記事は以上です。
ニューバランスはとにかく履き心地がいいので、履き心地を求める方には特におすすめです。
また、NIKEやadidasよりナチュラルな印象が強いので、幅広いスタイルと合わせやすいのも特徴。
どちらかというとストリート系よりもキレイめやカジュアルスタイルとマッチしやすいといえます。
ニューバランスはおしゃれさんから大人気ですが、簡単にこなれた雰囲気に見えるので、ファッション初心者の方にもかなりおすすめです。
ぜひ普段のコーディネートに取り入れてみてください。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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