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ジャーマントレーナーのおすすめブランド10選!魅力や特徴を徹底解説

メゾンマルジェラのジャーマントレーナー
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KEN

・月間最高18万PVのファッションブログ「K2J」管理人
・大手アパレル企業の元ファッションコーディネーター(販売員)
・年間100万円以上をファッションに使う服オタク

ジャーマントレーナーってなに?

ジャーマントレーナーのおすすめブランドが知りたい。

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 

こんにちは。

 

この度は当ブログをご覧いただきありがとうございます。

本ブログを運営している、ファッションブロガーのJKEN(ジェイケン)です。

 

ファッションが好きな方であれば、最近「ジャーマントレーナー」という言葉を耳にすることが増えてきたのではないでしょうか?

「男女問わずおしゃれな人がはいているスニーカー」としてよく見かけるけど、なんでそんなに人気なんだろうと知りたい方もいるはず。

 

本記事の前半では、「ジャーマントレーナーとは?」「ジャーマントレーナーの特徴」について簡単に解説し、後半では「ジャーマントレーナーのおすすめブランド」を10種類厳選してご紹介します。

それでは早速見ていきましょう。

 

ジャーマントレーナーとは?

ジャーマントレーナーとは、1970年代からドイツ軍のトレーニングシューズとして正式に採用されていた靴です。

(ジャーマントレーナー=german trainer=ドイツのトレーニングシューズという意味)。

 

当時はアディダスやプーマがジャーマントレーナーの生産を行っていたことでも有名。

軍用の本家ジャーマントレーナーは1994年に廃盤となりましたが、ミリタリー要素をもつスニーカーとして注目され、現在では当時の原型をモチーフとしたモデルが様々なブランドから発売されています。

 

今では多くのファッショニスタが愛用するスニーカーで、ミリタリースニーカーの王様的存在になっています。

 

ジャーマントレーナーの特徴

ミリタリーらしくないスリムなフォルム

ジャーマントレーナーといえば、ボリュームをそぎ落としたスリムなシルエットが特徴的です。

軍用シューズと聞くとつい武骨でミリタリーっぽさがたっぷりなものを想像してしまいますが、ジャーマントレーナーは違います。

このすっきりとしたフォルムのおかげで、ワイドパンツはもちろん細身のパンツとも相性が良く、様々なパンツと合わせることが可能です。

 

シンプルすぎず派手すぎない絶妙なデザイン

ジャーマントレーナーは、シンプルすぎず派手すぎない絶妙なデザイン性を誇っています。

普通のスニーカーではメッシュなどを組み合わせたカジュアルな印象が強いものですが、ジャーマントレーナーのアッパーは上品なレザー×スエードの組み合わせが基本。

ミリタリーシューズらしからぬ大人顔の雰囲気をまとっています。

つま先のスエードは元々足の保護が目的でつけられていましたが、これが今やデザインとして確立されており、ボディと同系色で合わせることでメリハリがつきすぎず程よいアクセントとして機能してくれます。

アウトソールは基本的にグリップ性に優れたガムソールが合わせられており、このソールとボディの色のコントラストがそそられるポイント。

ソールは当時の人体工学に基づくもので、疲れにくくミリタリーアイテムならではの機能性を感じさせます。

 

カラー展開は基本的にホワイトかブラックが定番で、中でもホワイトは爽やかな色味で履き回しやすさ抜群のため、最も人気のカラーです。

ちなみにホワイトは一般兵に配給されていたカラーで、ブラックは階級の高い上官が使用していたカラーという背景があります。

そのため、オリジナルのジャーマントレーナーは圧倒的にホワイトが多く、ブラックはかなり希少ですが、リプロダクト品であればどちらの色も展開されているので、簡単に購入できます。

 

シンプルで実用的なデザインに仕上がっており、男女共におすすめです。

 

【2022年保存版】ジャーマントレーナーのおすすめブランド10選

【Maison Margiela/メゾンマルジェラ】Replica Sneakers(ジャーマントレーナー)

Maison Margiela(メゾン・マルジェラ)といえば、おしゃれな人の誰もが一目置くブランド。

マルジェラのジャーマントレーナーは、ブランドの中でも代表的アイテムとして知られています。

 

オリジナルのジャーマントレーナーと違うのは、圧倒的に高級な素材を使用しているということ。

アッパーはカーフスキンレザーとスエードを使用しているのですが、カーフスキンとは牛革の中でも最も若い生後6か月程度の仔牛の革のことで、通常よりもやわらかくて軽く手触りもいいのが特徴です。

インソールには「REPLICA(レプリカ)」と記載されたタグがついていますが、これは原型であるジャーマントレーナーをマルジェラが再解釈したシューズであることを表しています。

アウトソールは頑丈なラバーを用いており、職人が一つ一つ手作業で成型するバルカナイズド製法によって生産。

そのため、耐久性が強い仕上がりになっており、安定感のある履き心地を長期間楽しむことができます。

シュータンにはマルジェラお馴染みのカレンダータグが施されているのもポイント。

 

また、他のブランドがベーシックなカラーのみという中、マルジェラが展開するジャーマントレーナーのカラーはなんと約24種類

ホワイトやブラックの他に、ベージュ・カーキ・レッド・ブルー・マルチカラーなど、他のブランドにはない色が選べます。

 

 

【REPRODUCTION OF FOUND/リプロダクションオブファウンド】German Military Trainer(ジャーマントレーナー)

REPRODUCTION OF FOUND(リプロダクションオブファウンド)は、「発見の再現」というブランド名の通り、世界中の歴史的な軍用シューズを復刻しているシューズブランドです。

ただ復刻するのではなく、オリジナルを現代的かつファッショナブルにアップデートしています。

 

メインコレクションであるミリタリートレーナーシリーズは、1950年代~1990年代の世界各国の軍用トレーニングシューズをハンドメイドで生産。

その機能性とデザイン性から、現在ファッショニスタの間で注目を浴びており、ファッション誌にもた度々登場しています。

中でもジャーマントレーナーはREPRODUCTION OF FOUNDの代表的シューズです。

 

アッパーは上質なイタリアンスエードレザーとしなやかなイタリアンナッパレザー(もちもちとした質感のやわらかい牛革)、 ライニングとインソールはピッグレザー(豚革)と、とても上質な素材を使用。

なめし革なので経年変化を楽しめるのも嬉しいポイント。

REPRODUCTION OF FOUNDのジャーマントレーナーもカラー展開は約9種類とかなり豊富な部類に入ります。

 

 

【TANAKA UNIVERSAL/タナカユニバーサル】GERMAN TRAINER(ジャーマントレーナー)

タナカユニバーサル(TANAKA UNIVERSAL)は、ジャーマントレーナーを最初にリプロダクト(再構築)したシューズブランドとして知られています。

ジャーマントレーナーのドイツ軍への支給が終わった後の1994年頃から、当時とほぼ同じ仕様と製法で生産し続けています。

そのため、沢山のレプリカモデルがある中で最もオリジナルと近いのはタナカユニバーサルだと言われています。

実はマルジェラがジャーマントレーナーを作り出したのは、タナカユニバーサルのジャーマントレーナーのクオリティに感銘を受けたからだそうです(マルジェラはレプリカであり、タナカユニバーサルこそオリジナルだと、マルジェラ自身が敬意をこめて表現しているそう)。

 

アッパーは厚みとハリを持たせた光沢のあるスムースレザー(牛表革)とスエード、ソールはクッション性と耐久性に優れた分厚いゴムソールを採用。

また、同じジャーマントレーナーというシリーズの中でも、通常のヒモタイプもあればベルクロもあり、ソールがマラソン仕様のものなど様々なモデルが展開されています。

REPRODUCTION OF FOUNDとタナカユニバーサルのコンセプトが似てるように思いますが、違いとしてはリプロが「オリジナルの良さを壊すさずファッションとしてのスニーカーを上手く再構築しているモデル」とすれば、タナカユニバーサルは「オリジナルを完全再現したモデル」といえます。

 

 

【adidas Originals/アディダスオリジナルス】BW ARMY(ジャーマントレーナー)

アディダスのBWアーミー

 

adidas(アディダス)は、ドイツ軍配給当時にジャーマントレーナーの生産を行っていたことは先述の通り。

そんなジャーマントレーナーの作り方を知り尽くしたアディダスならではのジャーマントレーナーが、BW ARMYです。

 

アッパーにレザーとスウェードを組み合わせ、アウトソールにラバーソールを合わせたのはオリジナルと同様。

 

アディダスのBWアーミー

 

特徴的なのは、シュータンにアディダスの象徴的なトレフォイルロゴをあしらっている点です。

配給当時の背景とも相まって、アディダスファンにはたまらない一足に仕上がっています。

 

 

 

【PUMA/プーマ】ARMY TRAINER(ジャーマントレーナー)

PUMA(プーマ)もアディダスと同じく、1970年代以降のドイツ軍のジャーマントレーナーを生産していたことは先述の通り。

レザー×スウェードの組み合わせとラバーソールによる製法は、当時からずっと変わっていません。

アウトソールは1970年代のハンドボールシューズとしても採用されていたことがあるそうです。

他のブランドと違う点としては、アッパー・ソール・シュータンにプーマのロゴが施されているところ。

お馴染みのプーマライン(フォームストライプ)も配置されており、プーマ好きにとってはたまらない一足に仕上がっています。

 

 

【Real Works/リアルワークス】42500、42006(ジャーマントレーナー)

Real Works(リアルワークス)は靴のOEMメーカーであり、実力派シューズメーカーとして知られています。

リアルワークスのジャーマントレーナーは「GERMAN TRAINER REPRODUCTED EDITION MODEL」というシリーズ名で展開されており、BEAMS・UNITED ARROWS・SENSE OF PLACEといった様々な有名セレクトショップで販売されています。

 

定番として知られているのが42500というモデルで、ジャーマントレーナーをシンプルに再現したもの。

カラーも4種類ほどの展開があり、どれも使いやすそうな色味なのも嬉しいポイント。

もう1つは、新作でもある42006というモデルで、アッパー全体をスエードにしたことでより大人っぽく上品な雰囲気に仕上がっています。

秋冬コーデにはピッタリの1足です。

どちらの価格帯も1万円以下とかなり良心的で、シューズメーカーとしての安心の履き心地も保証されているため、コスパを求める方にはピッタリの1足といえそうです。

 

 

 

【NOVESTA/ノヴェスタ】GERMAN ARMY TRAINER(ジャーマントレーナー)

NOVESTA(ノヴェスタ)は、1992年にヨーロッパを代表する靴工場から誕生したスロバキアのスニーカーブランド。

オリジナルのジャーマントレーナーのデザインはそのままに、ノヴェスタ独自のソールを採用。

カラーごとにソールカラーも変更されています。

シュータンとヒールにはNOVESTAのブランドロゴをアクセントとして配置。

アッパーにはイタリア産のしなやかな牛革を使用することで、履き始めから足馴染みがよく、大量生産のスニーカーにはない高級感を感じさせる仕上がりになっています。

 

 

【tabito/タビト】TRAINING SHOES(ジャーマントレーナー)

tabito(タビト)は2020年にスタートした日本の新しいシューズブランド。

オリジナルのジャーマントレーナーを元に、足袋型にアレンジした変化球的シューズです。

文部科学省によると、足袋型は「足の指に力が入りやすい」「蹴り出しが行いやすい」「歩きやすい」という研究結果が出ているそうです。

足袋の機能をスニーカーに落とし込むのは容易ではなく、ジャーマントレーナーと組み合わせるというアイディアも面白い。

まさに日本とドイツのコラボといったところでしょうか。

tabitoの中でもローカット・ハイカットなど複数のモデルのジャーマントレーナーがあるので、お気に入りのデザインを探してみてはいかがでしょうか。

 

 

【ASFVLT/アスファルト】GATE(ジャーマントレーナー)

ASFVLT(アスファルト)は、2013年パリでスタートしたフランスのスニーカーブランド。

アスファルトのシューズは最高品質の素材を職人のハンドメイドによって作られており、軽くてやわらかな履き心地と革新的なデザインが特徴的です。

アスファルトのジャーマントレーナー「GATE」は、オリジナルのものを参考にしつつも少しデザインが異なります。

まず、フォルムはオリジナルよりも丸みのある形状。

アッパーはシワ加工されたナイロン素材と最高品質のスエードを採用。

ソールは「マラソン」というシャークソールの形状をしたランニングソールを採用しており、クッション性の高い仕上がりとなっています。

オリジナル同様のベーシックなカラーもあれば、本家では見かけない彩り豊かなカラーリングもあります(ここまでくるとジャーマントレーナーの域を超えてくるように思えますが)。

 

 

【M.H.A.style/エムエイチエー】ジャーマントレーナー

M.H.A.styleのジャーマントレーナーの最大の特徴は安さにあります。

なんと5,000円強で買えるという破格のお値段。

Amazonや楽天市場では比較的評価が高く、楽天市場ではシューズ部門で1位を獲得したこともあり、満足度が高いようです。

オリジナルのものから素材を変更して作られており、デザインに関しては正直これといった特徴はありません。

再現しているだけあってデザインは当時のものとかなり近いので、まずは安く買って試したいという方におすすめです。

ただし、価格が安いだけに素材が安っぽかったり、クッション性も優れているわけではないようなのでご注意を。

 

 

オリジナルのジャーマントレーナーを手に入れる方法

リプロダクト品ではなく、オリジナルのジャーマントレーナーが欲しい場合は、デッドストックや古着を取り扱うヴィンテージショップに行くのがおすすめです。

希少なアイテムではありますが、SNSやオンラインショップでこまめにチェックしておくと、入荷時にスムーズに購入できます。

ただし、いつ入荷するかはわからないし、自分のサイズに合うかもわからないので、すぐに欲しい場合はやはりリプロダクト品を購入するのがおすすめです。

 

リプロダクト品というと聞こえがよくないように思う方もいるかもしれませんが、マルジェラ・REPRODUCTION OF FOUND・タナカユニバーサルをはじめとするジャーマントレーナーはもはや名作として認知されています。

現行物は技術が進歩しており履き心地も優れているので、損はないかと。

 

 

まとめ

本記事は以上です。

10種類のブランドを紹介しましたが、好みのデザインは見つかりましたでしょうか。

 

個人的にはあまり装飾的なものではなく、シンプルに再現しているブランドが好みでした。

ちなみに過去にはDIORなどもジャーマントレーナーを作っていたようですが、現在は廃盤となっており中古販売のみのよう。

 

価格帯も様々なので、ぜひデザインと価格の両方を考えて決めてみましょう!

それではまた別の記事でお会いしましょう。

 

 

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