この記事はそんな方へ向けて書いています。
コーデュロイパンツは、秋冬の定番アイテムとしてメンズの間で支持されています。でも、コーデュロイパンツは着こなしを間違えると、野暮ったい印象や重たい雰囲気になりがち。
そこで今回は、コーデュロイパンツをおしゃれに着こなすためのコツと、参考にしたい12のスタイリングを紹介します。コーデの幅が広がるアイデアを取り入れて、ワンランク上の秋冬ファッションを楽しんでみてください。
本記事の内容
- おしゃれなコーデュロイパンツの選び方
- コーデュロイパンツのおしゃれな着こなし方
- コーデュロイパンツのメンズコーデ12選
それでは早速見ていきましょう。
おしゃれなコーデュロイパンツの選び方
おしゃれなコーデュロイパンツコーデを作るためには、まず「どんなパンツを選ぶか」が重要です。まずは、おしゃれなコーデュロイパンツの選び方を解説していきます。
ポイント①ワイドシルエットを選ぶ
コーデュロイパンツを選ぶ際に最も重要なのが「シルエット」です。特におすすめなのはワイドシルエット。現在のトレンドでは、どのパンツもゆとりのあるシルエットが人気ですが、コーデュロイパンツの場合は特に重要。
なぜなら、細身のコーデュロイパンツは「おじさんっぽい」印象になりがちだからです。一方で、ワイドシルエットを選ぶと程よい抜け感が生まれ、カジュアルでおしゃれな雰囲気を演出できます。
ただし、太すぎるシルエットは野暮ったく見えるので注意。ストレートや裾が少し細くなるテーパードシルエットを選ぶと、バランスが良くなります。
ポイント②畝(ウェル)の太さを意識する
コーデュロイ特有の畝(うね)は、その太さによって印象が大きく変わります。
- 太畝(6ウェル以下):カジュアルでラフな印象。ストリート・アウトドア・古着系のコーディネートにおすすめ。
- 細畝(15ウェル以上):上品でエレガントな印象。きれいめスタイルや大人のカジュアルスタイルに最適。
- 中間の畝(7~14ウェル):カジュアルさと上品さのバランスが良く、幅広いコーデに対応可能。
選ぶ際には、「どんな印象を与えたいか」を基準に畝の太さを決めましょう。
ポイント③定番色を選ぶ
色選びも、コーデュロイパンツをおしゃれに着こなすための重要なポイントです。原色や派手な色を選ぶとカジュアルすぎて浮いてしまうことがあるため、落ち着いた定番色を選ぶと失敗しにくいです。
コーデュロイのおすすめ定番色
- ブラック
- オフホワイト(アイボリー)
- ブラウン
- ベージュ
- ネイビー
- カーキ
- グレー
これらの色は、どんなスタイルにも合わせやすく、季節感も演出しやすいので初心者にもおすすめです。
お手頃なコーデュロイパンツをお探しの方
お手頃価格のコーデュロイパンツを探している方は、以下のようなセレクトショップやセレオリを取り扱う通販サイトがおすすめです。「おしゃれでコスパの良い服がほしい」という人にはぴったりかと思います。
コーデュロイパンツのおしゃれな着こなし方
ここまでご覧いただけた方は、おしゃれなコーデュロイパンツの選び方がよくわかったはず。
ここからは、おしゃれなコーデュロイパンツコーデを作る上で大切なポイントを解説していきます。
重たい印象にならないように注意する
コーデュロイは毛羽と厚みのある素材感なので、重たい印象になりやすい生地です。なので、組み合わせるアイテム次第では全体的に暗く、重い印象を与えがちです。ここでは、コーデュロイパンツをおしゃれに軽やかに見せるためのポイントを紹介します。
暗い色ばかりでまとめない
秋冬は黒やネイビー、ブラウンなどの暗い色のアイテムを使いがちですが、これらでまとめると全体が重たく見えることも。適度に白やベージュ、ライトグレーといった明るめの色を加えることで、暗すぎずバランスの取れたコーデになります。
抜け感を取り入れる
抜け感を加えることで、暗い色ばかりでも重たくならず洗練された印象に仕上げることができます。抜け感の出し方には、足首や手首を少し見せる、ロールアップする、軽やかな素材を取り入れるなどの方法があります。
抜け感を取り入れる方法について詳しく知りたい方は、「「抜け感」とは?おしゃれコーデを作る上で必須の抜け感の作り方を徹底解説」の記事で徹底解説しているので、ぜひご覧ください。
秋冬素材と組み合わせる
コーデュロイパンツは、秋冬向けの素材であるニット・スエード・ツイードなどとの相性が抜群です。これらの素材は立体感があり、コーデに奥行きをもたせてくれます。たとえば、厚手のニットと合わせることで、季節感あふれる温かみのあるコーデが完成します。
ただし、秋冬素材同士を組み合わせると重たくなりがちなので、ここでも明るめの色や抜け感を意識して、全体のバランスを整えるのが大切です。
コーデュロイパンツのメンズコーデ12選
ここまで解説してきたテクニックを実際に使った、おしゃれなメンズのコーデュロイパンツコーデ例を、色別で12種類ご紹介していきます。
白のコーデュロイパンツコーデ
花柄ニット×タートルネックニット×コーデュロイパンツ×スニーカー×ニット帽
花柄ニットを主役に引き立てたコーデ。
インナーとパンツを同じオフホワイトカラーにまとめることで統一感をアップしつつ、ニットを目立たせています。
足元はニットと同系色のブラウンカラーにすることでさらに統一感を意識◎
ブルゾン×ストライプシャツ×タートルネック×コーデュロイパンツ×スニーカー
ブルゾン・ワイドパンツ・スニーカーというカジュアルな組み合わせに、ストライプシャツとタートルネックという上品なコンビで、程良くキレイめな印象を出したコーデ。
全体をベージュトーンでまとめることで、さらに上品な印象になるよう意識しています。
コーデュロイブルゾン×チェックシャツ×タートルネック×コーデュロイパンツ×スニーカー×バッグ
全身をブラウン×ベージュ系でまとめたグラデーションコーデ。
インナーにタートルネックとチェックシャツを合わせてアクセントをつけています。
ワイドパンツの中でも袋状のバギーシルエットを、ブラウン系でまとめることで上品な印象に仕上げています◎
ボアコート×スウェット×ストライプシャツ×コーデュロイパンツ×スニーカー
アイボリーのワイドコーデュロイパンツを抜け感として取り入れたコーデ。
アウターとトップスをグリーンでまとめつつ、足元は馴染みのいいグレースニーカーでとことんカジュアルに仕上げています◎
チェックコート×シャツ×タートルネック×コーデュロイパンツ×スニーカー
カジュアルなチェック柄のコートを取り入れたコーデ。
ウール素材のシャツやコーデュロイパンツで冬の質感を持たせつつ、全体のトーンをブラウン系に合わせて上品な印象になるよう意識しています。
黒のコーデュロイパンツコーデ
コート×ニット×タートルネック×コーデュロイパンツ×スニーカー
ワーク感のあるカーキのコート以外をモノトーンで合わせたコーデ。
インナーはノルディック柄ニットにタートルネックを合わせて、ボトムスはオールブラックでまとめてシンプルな印象にまとめています。
ブラウンのコーデュロイパンツコーデ
バスクシャツ×白シャツ×コーデュロイパンツ×チロリアンシューズ
コーデュロイパンツにバスクシャツを合わせたコーディネート。ボーダー柄の色をパンツのカラーと合わせることで、統一感のあるコーディネートに。足元は革靴でシックにまとめました。
タートルネックニット×コーデュロイパンツ×スニーカー×バッグ
ダークブラウンのコーデュロイパンツを使ったワントーンコーデ。上から下に向かってグラデーションにすることで、安定感のあるコーディネートに。シックになりすぎないように、足元はアディダスのスニーカーではずしています。
ノルディックニット×白シャツ×コーデュロイパンツ×ローファー
オフホワイトとブラウンという色味の近いカラーを使ったコーデ。ノルディック柄の黒と合わせて足元は黒のローファーにすることで、統一感を出しつつ全体を引き締める役割に。レイヤードした白シャツは抜け感として機能してくれています。
カーディガン×白シャツ×コーデュロイパンツ×チロリアンシューズ
トップスとボトムスをブラウン系でまとめたグラデーションコーデ。オーバーサイズで抜け感のあるカーディガンに白シャツと革靴で上品さを取り入れて、バランスを取っています。
グリーンのコーデュロイパンツコーデ
ニットベスト×白シャツ×コーデュロイパンツ×ローファー
カジュアルな柄のニットベストに程よく光沢感のあるコーデュロイパンツを合わせたIラインコーデ。どちらも程良いワイドシルエットで、そこまでカジュアル感が強いわけではありませんが、上品な白シャツとビットローファーで全体のバランスを取っています。
トラックジャケット×ストライプシャツ×コーデュロイパンツ×革靴
グリーンのコーデュロイパンツを使ったワントーンコーデ。トップスには、同系色のストライプシャツと、アディダスの古着のトラックジャケットをチョイス。色をまとめつつ、異なるテイストのアイテムをミックスすることで、リズムを作りました。
まとめ
今回のポイントを簡単にまとめておきます。
おさらいポイント
- ワイドシルエットで定番色を選ぶのがおすすめ
- 重たい印象にならないよう注意
- 暗い色ばかりでまとめない
- 抜け感を取り入れる
コーデュロイパンツは、素材の温かみとトレンド感でおしゃれな着こなしを実現できる優秀なアイテムです。カジュアルからキレイめまで、さまざまなスタイルで活用できるので、シルエットや色を工夫してあなたらしいスタイルを見つけてくださいね。
それではまた別の記事でお会いしましょう。