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ドクターマーチンはダサい?何歳まで履ける?似合わない人の共通点とは

ドクターマーチンがダサいと言われる3つの理由【賛否両論の意見を解説】
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KEN

月間最高18万PVのファッションブログ『K2J』を運営。大手アパレルのパーソナルスタイリングサービスでECスタイリストとして勤務し、ファッション色彩能力検定1級を保有。大手メディアへのファッションスナップ掲載経験や、医学研究科修士課程で培った分析力を活かし、理系的視点から「ロジカルなおしゃれ」を提案。これまでに100点以上のファッションアイテムやサービスをレビューしてきた「服好きの視点」から、読者目線に寄り添ったリアルなファッションコンテンツを発信中。

  • ドクターマーチンってダサい?
  • 何歳まで履ける?
  • 似合わない人の共通点ってある?

 

こういった疑問にお答えします。

ドクターマーチンはとても歴史のあるブランドで、多くのファッション愛好家に支持されています。ただ、Googleで「ドクターマーチン」と検索すると、関連キーワードに「ドクターマーチン ダサい」という結果が出てきます。

「ドクターマーチン ダサい」というグーグル検索関連キーワード

「ドクターマーチン ダサい」のグーグル関連キーワード

 

人気も知名度も十分なのに、なぜそんな否定的な声が出てくるのか?そして、本当にドクターマーチンはダサいのか?

本記事では、「ドクターマーチンがダサい」と言われる3つの理由について解説しつつ、賛否両論の意見を深掘りしていきます。さらに、何歳まで履けるのか、似合わない人の共通点はあるのかについても解説。

ファッションの好みは人によってさまざまですが、ドクターマーチンをどう捉えるべきなのか、ぜひ参考にしてください。

 

それでは早速見ていきましょう。

 

 

ドクターマーチンはダサい?

ドクターマーチンはダサい?

結論からいうと、ドクターマーチン自体が「ダサい」わけではありません。ただし、コーディネートの組み方や着る人の見せ方次第で「ダサく見える」ことは確かにあります。

おしゃれかダサいかは主観です。だから「ドクターマーチンはダサい」という声があっても不思議ではありません。正直、個人的にもデザインはあまり好みではありませんが、ダサいとは思っていません。履きこなしている人を見ると素直にカッコいいと感じます。ようは「どう合わせるか」なんです。

 

ドクターマーチンのSNSの評判

SNSの評判を見ると、たしかに賛否両論あります。ただ、「かっこいい」という意見が多い一方で、「ダサい」と感じる人は少数でした。

検索で「ドクターマーチン ダサい」と出ることで不安になり、さらに検索される。その循環で関連キーワードが目立っている印象です。

 

では、なぜ一部で「ダサい」と言われるのか?次の章で具体的に3つの原因として分解していきます。

徹底考察|ドクターマーチンがダサいと言われる4つの理由

ドクターマーチンの8ホールブーツ

ドクターマーチンが「ダサい」と言われる背景には、大きく分けて4つの原因があります。

 

①黄色のステッチがダサい

ドクターマーチンの象徴といえば、アッパーとソールを縫い合わせるイエローのウェルトステッチ。本来は「暗い革に映える視覚的コントラスト」を狙って採用された色で、ブランドのアイコンとして絶大な存在感を誇ります。

ただ、この黄色ステッチが好みを大きく分けるポイントでもあります。黄色は「誘目性が高い色(視線を強く引きつける色)」なので、革靴の中では珍しいほど主張が強いんです。結果として、「革靴なのにカジュアルすぎる」「靴だけ浮いて見える」と感じる人が一定数いるわけです。

実際、僕自身も黄色ステッチが苦手で、革靴らしい締まりよりもカジュアル感が強く出るところが好みじゃありません。でもダサいとは思っていません。逆に、この特徴を逆手にとってバランスよく履きこなしている人は、めちゃくちゃカッコよく見えます。

 

②カジュアル寄りのデザインで、合わせ方を間違えるとダサく見える

ドクターマーチンは革靴の分類ではあるものの、細部のディテールがしっかりカジュアル寄りに振られています。特に以下の3つは、視覚的にカジュアル度を一気に引き上げる要素です。

  • 溝付きの厚めエアクッションソール:クッション性と耐久性に優れていますが、分厚いソールはドレス度を下げます。
  • ブーツの黄色ヒールループ:視認性が高く、アクセントとしては優秀。ただし、コーディネートの中で色が浮きやすい。
  • 丸みのあるトゥ(つま先):丸みのあるシルエットは「ワークブーツらしさ」を強く感じさせます。

 

これらとイエローステッチが重なることで「普通の革靴よりカジュアル」という印象になり、合わせ方を間違えると一気にダサく見えがち。

逆に言えば、ここを理解して選び方や合わせ方を考えると、おしゃれに見えるようになります。

 

③「大学生が履く靴」というイメージが浸透している

ドクターマーチンのブーツ

ドクターマーチンは「学生っぽい」「若い子の靴」というイメージを持たれる傾向があります。その理由はかなり明確です。

  • 革靴なのにカジュアルで使いやすい
  • 価格が比較的手に取りやすい
  • 初心者でも取り入れやすいデザイン

 

実際、街を歩けば大学生が履いている率はかなり高いです。ここで問題になるのが、若年層 × 量産型コーデの組み合わせで「ダサい印象」に見える確率が高くなるという点。

ファッション知識がまだ少ない、手持ちアイテムが限られている、組み合わせが単調になりやすい。こうした要因が重なって、結果として「ドクターマーチン=ダサい」という誤解が広がってしまうわけです。

 

スーツに合わせると「やってはいけないコーデ」になる

最後の理由は、TPO(場の空気感)と靴のイメージがズレていること。まれにドクターマーチンをスーツに合わせている方がいるようで、SNSを見ても「スーツ × ドクターマーチンはダサい」という声がとても多いです。

スーツは「礼装」。ドクターマーチンは「ワークブーツ」がルーツ。異なるルーツを掛け合わせるのはファッションの基本ですが、礼装にはマナーが伴うため、作業靴を合わせるのはTPO的にアウトです。

ただし、ビジネスカジュアルには合わせるのはアリ。特にドクターマーチンの中でも、ADRIAN タッセルローファーのような「革靴らしさが強いモデル」なら、きれいめスタイルにも馴染みます。

 

ドクターマーチンはダサくない。むしろ「おしゃれ」と断言できる理由

ここまで「ドクターマーチンがダサいと言われる理由」を徹底的に深掘りしてきました。でも、視点を変えてみると、その評価はまったく逆になります。

ここからは、ドクターマーチンが「むしろおしゃれ」と言い切れる理由を、ファッションの専門的目線で解説します。

 

世界中で80年近く愛される歴史と文脈がある

dr martens image (5)

ドクターマーチンは1945年創業の老舗ブランド。元々はワークブーツとして誕生し、機能性と耐久性の高さから支持を広げました。

その後、「パンク・ロック・モッズ・ストリートカルチャー」といった音楽シーンにおける象徴的な存在へと進化。世界的ミュージシャンや映画の劇中でも愛用され、ファッション史に欠かせないアイコンとなりました。

日本では「大学生の靴」という印象が先行しがちですが、世界的に見ると「ファッションの文脈をつくってきた名作」として確固たる地位を確立しています。80年近く愛され続ける革靴が「ダサい」わけがありません。

 

「革靴なのにカジュアル」なバランス感

ドクターマーチンは「革靴なのにカジュアル」。このバランスこそが大きな魅力です。

革靴と聞くと「スーツに合わせるフォーマルな靴」というイメージが強く、私服に取り入れにくいと感じる人が多いもの。でも、ドクターマーチンは「程よい丸み・存在感のあるソール・抜け感のあるカジュアルさ」があるため、普段着との相性が抜群。

おしゃれ初心者の人でも、「デニム・チノパン・スラックス・ワイドパンツ」どれに合わせても「ほどよい重さ」が出て、コーディネートが一気に大人っぽくまとまります。武骨でボリューミーなシルエットは、足元に安定感と高級感を与え、コーディネート全体の締め役にもなってくれます。

 

履き心地も品質もいい

「品質が低い=ダサく見える」という理論はファッション業界でもよく言われますが、ドクターマーチンには当てはまりません。

ドクターマーチンは基本的に本革を採用しており、耐久性が高いのが特徴。さらに、ブランド独自のAirWair(エアクッションソール)によって、革靴とは思えない快適な履き心地を実現しています。

密封された空気の層がクッションとなり、長時間の移動・立ちっぱなしの仕事・旅行でも疲れにくいと評判。

さらに、ドクターマーチンはグッドイヤーウェルト製法でつくられているので、ソール修理も可能です。適切にメンテナンスすれば何年も履き続けることができます。

デザインだけでなく実用性の高さも、世界的に愛され続ける理由のひとつです。

 

有名人・モデル・スタイリストが愛用するファッション業界の定番

「ドクターマーチン=ダサい人が履いている」という意見は、単に着こなし次第で決まってしまうイメージにすぎません。実際は、おしゃれな人ほど、マーチンの魅力を上手に活かしています。

山本舞香さん

 

あのちゃん

 

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岡崎紗絵さん

 

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他にも、有名スタイリストやファッションエディターの中にも愛用者が多い定番アイテム。「ダサい人が履いているからダサい」のではなく、着こなしの問題であって、靴自体は普遍的におしゃれなのです。

 

ドクターマーチンは何歳まで履ける?似合わない人の共通点とは

「ドクターマーチンって若者の靴でしょ?」「40代・50代が履いたら痛いかな?」

こんな不安を抱く人は多いですが、結論はシンプル。ドクターマーチンは何歳でも履けるし、むしろ大人のほうが格好良く決まります

理由は3つあります。

 

①ドクターマーチンは年齢とともに渋さが増す靴

20代・30代に似合うのは当然として、40代・50代の大人のスタイルにこそ、ドクターマーチンは抜群にハマります。なぜなら、「重厚感」「レザーの艶」といった「大人っぽい要素」が、経験を重ねた大人の空気感と相性抜群だから。

若い世代が履くとポップでフレッシュに見え、大人が履くと落ち着いた色気が出る。年齢で似合う・似合わないが決まるわけではないんです。

 

②似合うかどうかは年齢ではなく選び方とコーデで決まる

ドクターマーチンが似合うかどうかは、年齢ではなく、モデル選び+コーディネートの組み方の問題。

たとえば、3ホール・チェルシーブーツ・タッセルローファーのようなシンプルで大人向けのモデルを選べば、40〜50代でも自然に馴染みます。逆に、若くても「全身カジュアルすぎる」「色合わせがチグハグ」だと似合わせるのは難しくなります。

 

③似合わない人の共通点は体型よりシルエットの作り方

よくある悩みとして「スタイルが悪い、太ってるから似合わない?」という声がありますが、これはマーチンに限らずどの靴でも同じです。

太っている=似合わないのではなく、シルエット調整をしていないことが問題。たとえばぽっちゃり体型の場合、「細いパンツを選ばない=ゆったりしたパンツを選ぶ」などでバランスよく見えます。

ファッションは体型そのものではなく「どう見せるか」=スタイリング技術でほぼ解決できます。

 

ドクターマーチンを似合わせるための3つのポイント

ドクターマーチンは年齢問わずかっこよく履けますが、「似合う・似合わない」を分ける決定的ポイントが3つあります。

どれも今日からすぐ実践でき、コーディネート全体の完成度が劇的に変わります。

 

① 大人っぽいアイテム&色合わせを意識する

ドクターマーチンのJADON 8ホールブーツのコーデ

JADON 8ホールブーツ(出典:Dr. Martens公式サイト

ドクターマーチンがダサく見えてしまう典型パターンが、「全身カジュアル」「色数多め」といったケース。学生の量産型コーデのような雰囲気になりがちです。

これを避ける最短ルートは、「大人の素材感 × 落ち着いた色使い」を意識すること。具体的には以下のような組み合わせが相性抜群です。

  • ブラック・ネイビー・チャコール・ブラウンなどのダークカラー
  • モカ・オリーブ・ベージュなどのアースカラー
  • レザー、ウール、カシミヤ、ツイード、フランネルなど、上品な質感のアイテム

 

ドクターマーチンの1460 8 ホールブーツのコーデ

1460 8ホールブーツ(出典:Dr. Martens公式サイト

ドクターマーチンの重厚な雰囲気と、大人の落ち着きがリンクし、一気に洗練されたスタイルに近づきます。

 

② 基本はワイドパンツ合わせがおすすめ

今のトレンドがゆったりシルエットなのもありますが、ドクターマーチンに関しては特にワイドパンツとの相性が良いです。

理由はシンプル。マーチンの靴はボリューミーなので、細身のパンツとアンバランスになりやすいから。キャラクターのように、足だけ大きく見えてしまいます。

それに対してワイドパンツなら、足元のボリュームと横幅がリンクするので、シルエット全体が自然に整います。その結果、アイテムとしての存在感が馴染み、今っぽい抜け感が出て全体が一気におしゃれになるんです。

 

③ 細身パンツを使うなら、ブーツを選ぶ

ドクターマーチンの1460 MONO 8ホールブーツのコーデ

1460 MONO 8ホールブーツ(出典:Dr. Martens公式サイト

「細身パンツが履きたい」という人もいますよね。その場合は、3ホールではなく「縦長シルエットのブーツ」を選んでください。おすすめは「8ホールブーツ」「チェルシーブーツ」

なぜブーツが良いのかというと、縦ラインが強調されて足元の重さが分散されるから。細身パンツは、 縦長のブーツに自然につながります。脚がすらっと見えて、バランスが崩れないんです。

 

ドクターマーチンのSINCLAIR ジャングル ブーツのコーデ

SINCLAIR ジャングル ブーツ(出典:Dr. Martens公式サイト

この組み合わせは、「ロック・モード・スマートカジュアル」など、大人の色気が欲しいときにも最適。

 

④MONOモデルを選ぶ

「イエローステッチがカジュアルすぎて苦手…」という方は多いはず。そんな方には「MONO」というカラーがおすすめです。

MONOは、ドクターマーチンの象徴であるアッパー・靴紐・ソール・ウェルトステッチまですべてがブラックで統一されたシリーズ。いわば、ブランドのDNAを残しつつ、余計な情報を削ぎ落としたミニマルバージョンです。

色数を減らすことで情報量が整理され、大人の着こなしに必要な引き締め効果が最大限に発揮されるんです。その結果、通常のイエローステッチモデルよりも合わせやすく、シンプルなTシャツ×デニムのような普段着ではもちろん、スラックスやモード系の服、さらにはビジネスカジュアルにも自然に馴染んでくれます。

要するに、コーディネートの難易度がグッと下がるんです。

 

大人に似合うドクターマーチンおすすめモデル4選

ドクターマーチンを選ぶとき、どうしても迷いやすいのが「どのモデルを選ぶか」です。ここではドクターマーチンの中でも、とくにおすすめの正解モデルを4つご紹介していきます。

 

万人に合うドクターマーチンの定番シューズ1461(3ホール)

ドクターマーチンの1461 3 ホール シューズ

1461 3 ホール シューズ(出典:Dr. Martens公式サイト

まず最初に触れておきたいのが、ローカットタイプの「1461」。これはドクターマーチンの中でも最も定番といえるモデルです。

見た目は革靴のプレーントゥに近く、シルエットがとてもクリーン。足元に過度な武骨さが出ないから、どんな服にもスッと馴染みます。スラックスと合わせれば都会的な大人の余裕が出るし、デニムと組み合わせればカジュアルにほどよい品が加わる。この足元の品のコントロール力が、3ホールの強みです。

デザイン的にもシンプルで使いやすいので、ドクターマーチン初心者におすすめの入門モデルといえます。

 

王道の存在感。大人のロック&モードを作る本命1460(8ホール)

ドクターマーチンの1460 8 ホールブーツ

1460 8 ホールブーツ(出典:Dr. Martens公式サイト

一方で、8ホールの「1460」は「存在感の王道」。「大人が履くと子どもっぽく見えるのでは…」と不安になるかもですが、心配無用。大人こそ8ホールの魅力を引き出せます。

足首まで覆うシルエットは、縦のラインが強調されて脚がシャープに見えるんです。

細身のパンツと合わせればロック寄りに、ワイドパンツと合わせればモード寄りに、パンツをブーツインすればアクティブな印象に寄っていく。着こなしによって印象が大きく変わるのも魅力です。

 

無駄を削ぎ落したミニマル。大人の品が最も引き立つ2976(チェルシーブーツ)

ドクターマーチンの2976 YS チェルシーブーツ

2976 YS チェルシーブーツ(出典:Dr. Martens公式サイト

大人っぽさでいえば群を抜いているのが「2976」。チェルシーブーツはもともとロンドンの紳士たちが好んで履いた歴史を持ち、ドレス寄りの雰囲気がベースになっています。そのため、ドクターマーチンの個性であるイエローステッチが入っていても、全体の印象は非常にクリーン。

サイドゴアのおかげで曲線が削ぎ落とされ、足首からつま先までが一本のラインに見えるので、視覚的に「キレイめの縦ライン」が完成します。これにより、見る人に「洗練」を感じさせる効果があるんです。

Tシャツとデニムの普通の休日コーデにも上品な空気を足してくれる。大人の足元を選ぶなら、2976は外す理由が見当たらないモデルです。

 

最も大人顔。きれいめ〜ビジネスまで幅広いADRIAN(タッセルローファー)

ドクターマーチンのADRIAN タッセルローファー

ADRIAN タッセルローファー(出典:Dr. Martens公式サイト

最後に、大人の余裕をもっとも美しく表現できるのが「ADRIAN」というローファー。タッセルとキルト(フリンジパーツ)が特徴的で、これは英国のモッズ文化とクラシックドレスの流れを汲んだデザインです。つまり、歴史的にも大人の上品さを宿しているモデルなんです。

ADRIANは革靴に近い顔をしながら、ドクターマーチン特有のグッドイヤーウェルト製法で作られているので、見た目の上品さとタフさが共存しています。

スラックスやチノと合わせると、まるで長年履き込んだ高級ローファーのような落ち着きが出るし、白シャツやニットと合わせれば、かなり都会的で知的な雰囲気になります。おしゃれ用としてはもちろん、ビジネスカジュアルにも合う汎用性の高さも魅力です。

 

大人が真似すべきドクターマーチンの正解コーデ|メンズ&レディース

ドクターマーチンは、選び方を間違えなければ大人の着こなしにすっと馴染みます。ここでは、おしゃれな正解コーデだけを男女別でピックアップして紹介します。

 

メンズ編|大人の余裕を感じる王道の着こなし

コーデ①

ひとつ目は、オーバーサイズの白シャツに黒のインナーをレイヤードし、ショートパンツまで黒で統一したモノトーンコーデ。足元には黒の8ホールを合わせることで、ショーツ×シャツの組み合わせが一気に締まり、清潔感と抜け感のバランスが絶妙に。胸元に細めのネックレスを添えると、色気のある大人のコーディネートに。

 

コーデ②

 

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二つ目は、黒のテーラードジャケットに白シャツ、そこにブルーのデニムを合わせた王道の大人カジュアル。足元はADRIANのタッセルローファーを合わせると、革靴の品格とデニムのラフさがちょうどいいテンションで噛み合って、誰が見ても「きれいにまとまってる」と感じる鉄板バランスになります。

 

コーデ③

 

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三つ目は、スカイブルーのカーディガンにネクタイ、白シャツという少しプレッピーな上半身に、黒のショートパンツを合わせたスタイル。可愛い雰囲気になりやすいカラーでも、足元を黒のショートブーツで締めると一気に大人っぽさが出て、都会的な空気に変わります。ブーツの重さとショーツの軽さが程よく混ざることで、シルエットの完成度がぐっと上がっています。

 

レディース編|大人の色気と抜け感をつくるバランス

コーデ①

まず最初は、白Tにヴィンテージ感のあるデニムを合わせたシンプルな装い。ここに黒の8ホールを足すだけで一気に絵になる日常コーデに変わります。さらにレザージャケットを羽織れば、80〜90年代のモードとストリートがミックスされた、今っぽい雰囲気が自然と完成します。

 

コーデ②

次は、ベージュのトレンチコートにミニスカートという女性らしい組み合わせ。ここにブラウンのロングブーツを合わせると、脚のラインが綺麗に見えつつ、秋冬らしい深みも出るので、大人の余裕を感じるスタイルになります。トレンチの柔らかさとワークブーツの重厚感が、意外なほど相性がいいんです。

 

コーデ③

 

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最後は、ブルーのセットアップデニムに黒のブーツという、スタイルアップ効果の高いワントーンコーデ。デニムの青とブーツの黒はコントラストがつきすぎないので、全体が自然につながり、足が長く見えるという嬉しい効果もあります。シンプルなのにめちゃめちゃおしゃれに見える、大人向けの正解バランスです。

 

まとめ|ドクターマーチンは大人が似合う靴。年齢ではなく組み合わせ方で決まる

ドクターマーチンそのものは決してダサいアイテムではありません。むしろ、世界中で長く愛され続けている名作です。それでも「ダサい」という声が上がるのは、ただ単におしゃれに履きこなせている人が少ないだけ。つまり、コーディネートの組み合わせ方に問題があるだけで、靴の魅力とはまったく別の話です。

確かに、ドクターマーチンが「ダサい」と言われる背景には、個人の好みも影響します。特にブランドの象徴である黄色ステッチは、好き嫌いが分かれやすいポイントかもしれません。

ただその一方で、ドクターマーチンは現在もなお、世界中のファッションアイコンや業界のプロがこぞって愛用する存在です。ストリートからハイファッションまで幅広いスタイルで支持され、そのスタイルを支え続けてきた揺るがない魅力は今も健在です。

結局のところ、ファッションはあなた自身を映し出す自己表現。他人の価値観に振り回される必要はまったくありません。ドクターマーチンが好きだと思えるなら、その直感は何よりも尊いものです。

「ダサいかも…」という噂だけで敬遠してしまうのはもったいない。少しの組み合わせの工夫だけで、大人だからこそ引き立つ深みのあるスタイルが手に入ります。

あなたが良いと思ったなら、自信を持って一歩踏み出してみてください。きっと、その一足があなたの新しいスタイルをつくってくれます。

 

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