この記事はこういった疑問にお答えします。
こんにちは。
この度は当ブログをご覧いただきありがとうございます。
本ブログを運営している、ファッションブロガーのJKEN(ジェイケン)です。
ぽっちゃりさんは、ファッションコーデにおいては標準体型の方よりもいくつか注意すべきポイントがあります。
でも大丈夫です。
いくつかのポイントをおさえるだけで、体型をカバーしつつおしゃれに見せることは可能です。
本記事ではそんな「ぽっちゃり体型」でお悩みの男性のために、ぽっちゃりさんが着痩せするおしゃれなファッションコーデを組む方法を徹底解説していきます。
最後まで読んでいただければ、必ず前よりも良くなっているはずです。
それでは早速見ていきましょう。
ぽっちゃりさんがファッションコーデを組む時のよくあるお悩み
まずはぽっちゃりさんがファッションコーデを組む時にどんな点で悩んでいるのかをあぶり出していきます。
対策を練るためには、悩みを掘り下げて認識することが大切です。
ポイントは以下の2点。
- 洋服のシルエットが綺麗に見えにくい
- 自分の体型に合う服のサイズが少ない
順番に見ていきましょう。
洋服のシルエットが綺麗に見えにくい
ぽっちゃりさんの最大のお悩みが、洋服のシルエットが綺麗に見えにくいということ。
各ブランドが出している洋服は、基本的に標準体型の人を想定して作られています。
洋服はデザインが大事だと思う方もいるかもしれませんが、実はそれ以上に「シルエットが命」です。
ぽっちゃりさんが洋服を着ると、そのシルエットが崩れて見えてしまうことが多いのは事実。
いくらおしゃれな洋服を選んでも「いい感じに見えない」という悩みを持っている方は多いはず。
自分の体型に合う服のサイズが少ない
自分の体型に合う服のサイズが少ないというのも、ぽっちゃりさんのお悩みの1つ。
「シルエットが崩れるのを避けるためにサイズを大きめに選んで着る」というのはあるあるだと思いますが、それをやると今度は着丈や袖丈が合わず、野暮ったく見えてしまう可能性が出てきます。
すると、自分のサイズに合う洋服が必然的に少なくなってくるので、コーデを作るのが難しく、おしゃれを楽しみにくいということになります。
ぽっちゃりさんがおしゃれな着やせコーデを作る6つのテク
ここからは、ぽっちゃりさんがおしゃれなコーデを作るために、どのような服装を取り入れたらいいかを具体的に紹介します。
ポイントは以下の6点です。
- ワイドシルエットで体型カバー
- 膨張色を避けて収縮色を使う
- 縦のラインを作る(視覚効果の利用)
- タックインは避ける
- Iライン・Yラインシルエットを活用
- おすすめはキレイめカジュアルスタイル
順番に見ていきましょう。
ワイドシルエットで体型カバー
ぽっちゃりさんは、ワイドシルエットの洋服をベースにするのがおすすめです。
なぜなら、ぽっちゃり体型のカバーになるからです。
ジャストサイズや細身のシルエットは身体のラインに沿うような設計のため、体型がくっきりと出てしまいます。
反対にワイドシルエットのアイテムは身体のラインを拾わないため、体型が見た目でわかりにくく自然と隠すことができます。
ワイドシルエットのアイテムと同様に、ロング丈のコートも身体をガバっと覆うことができるので、体型カバーにおすすめです。
ただし、あまりにもダボっとした洋服を選ぶと野暮ったく見えるので注意しましょう。
膨張色を避けてダークカラーを使う
突然ですが、下の白と黒の丸の図、どっちが大きく見えますか?
出典:色彩の心理学;http://color-psychology.jp/kouka_look.html;2022-04-11参照
あんまり変わらないけど、白の方がちょっとだけ大きく見えませんか?
実は色には「膨張色」と「収縮色」があり、膨張色は収縮色よりも大きく見える特徴があります。
膨張色は白や暖色系、収縮色は黒や寒色系です。
つまり、膨張色の洋服を着ると太って見えやすいので、収縮色を多めに取り入れると着やせコーデに近づきます。
ちなみに、囲碁の碁石は膨張色と収縮色によって見た目の大きさに差が出ないように、「白石が直径21.9mm」「黒石が直径22.2mm」とサイズ調整して作られているそうです。
ただ、絶対に膨張色を取り入れない方がいいというわけではありません。
収縮色ばかりでまとめると、場合によっては重たい印象になってしまうこともあります。
目安としては膨張色を全体の約50%以下に抑えると、自然と着やせした感覚で上手くいきやすいです。
縦のラインを作る(視覚効果の利用)
次はこちらの図を見て、AとBどちらが太いか考えてみてください(図続きですみません)。
出典:Wikipedi;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8C%AF%E8%A6%96;2022-04-08参照
Aの方が太く見えませんか?
実はこれ、AもBも同じ大きさです。
「フィック錯視」という視覚効果を利用したもので、同じ大きさであっても縦線より横線の方が太く短く認識されるというものです。
これをファッションにも応用できることが知られています。
つまりコーデを組む時は、頭から足先まで縦のラインを作るように色を意識すると、細く見えやすい(スタイルが良く見えやすい)ということです。
たとえば、縦のラインを作るには以下のような方法があります。
- 全身を同じ色のアイテムで統一して境目をなくす
- アウターとパンツの色を統一してインナーの色を変える
- パンツとシューズの色を合わせる
- 柄物を着るならボーダーよりもストライプシャツがベター
タックインは避ける
タックイン(トップスの裾をパンツにインする)は、上品に見えたり足長効果が期待できたりといくつかメリットがありますが、ぽっちゃりさんにはあまりおすすめできません。
なぜなら、タックインすることでトップスが張り、お腹周りのラインが出てしまい、結果としてお腹周りの膨らみが強調されてしまうからです。
ビジネスシーンではシャツをインするのが鉄則ですが、少なくともカジュアルシーンでは裾を出して着たほうが体型カバーに繋がります。
それでもどうしてもタックインスタイルがしたい!という方は、「タックインの正しいやり方知ってる?「オシャレ」と「ダサい・足が短い」の明暗を分けるポイントとは」の記事を参考にしてみてください。
タックインの正しいやり方知ってる?ダサいコーデにならない秘訣とは
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Iライン・Yラインシルエットを活用
ファッションコーデのシルエットには、「Iライン」「Yライン」「Aライン」「Xライン」の3種類がありますが、ぽっちゃりさんにはIラインかYラインシルエットがおすすめ。
なぜなら、Iラインシルエットは上半身も下半身も強調しないシルエットなので、体型にコンプレックスのある人でも取り入れやすいからです。
また、Yラインシルエットはぽっちゃり体型が出やすい上半身をカバーしてくれるため、体型が目立ちにくいからです。
反対に、Aラインは上半身がジャストサイズである分お腹周りが強調されてしまうし、Xラインはウエストにアクセントがつけにくいためかなり難しくなります。
それぞれのシルエットの特徴や、Iラインシルエットのコーデの組み方について詳しく知りたい方は、「シルエットの基本!I・Y・A・Xラインコーデの特徴と作り方を解説」の記事をご覧ください。
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シルエットの基本!I・Y・A・Xラインコーデの特徴と作り方を解説
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おすすめスタイルはキレイめカジュアル
ぽっちゃりさんだからといって「こんなスタイルは向いていない」というものは特にありません。
どんなスタイルがいいか悩むという方には、キレイめカジュアル・アメカジ・アウトドアスタイルといった、程良くカジュアルさのある着こなしがおすすめです。
たとえばアメリカでは成人の70%以上が太り気味であるという調査結果がありますが、そんなぽっちゃり体型のアメリカ人の中にはこなれたアメカジスタイルを着こなしている人もいます。
細身の方よりも逆にカジュアルスタイルがかっこよくハマることも多々あると僕は思います。
ただし、カジュアルになりすぎて清潔感が損なわれないように十分注意してくださいね。
ぽっちゃりさんにおすすめのファッションアイテム
ぽっちゃりさんにおすすめのファッションアイテムを以下の通りまとめてみました。
- ロングコート
- ダウンジャケット
- フリースベスト
- マウンテンパーカー
- パーカー
- シャツ
- Tシャツ
- デニム
- ミリタリーパンツ
- チノパン
- ショートパンツ
- ニット帽
- キャップ
他にもあると思いますが、主要メンバーはこんな感じかと。
ダウンジャケットやマウンテンパーカーは上半身にボリュームを持たせて体型をカバーできるので、Yラインコーデとしておすすめです。
カジュアルなアイテムが出揃っていますが、カジュアルになりすぎないようにどこかに上品なアイテムを取り入れるようにしましょう。
たとえばシャツは、上品なアイテムとしてキレイめカジュアルスタイルの時に重宝します。
ぽっちゃりさんにおすすめの上記アイテムの中で、おすすめブランドを知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
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おしゃれで温かいインナーダウンの選び方とおすすめブランド10選【メンズ・レディース】
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メンズにおすすめの白Tシャツブランド8選【かっこいいものを選ぶコツを解説】
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まとめ
いかがでしたか?
今回のポイントを簡単にまとめておきます。
おさらいポイント
- ワイドシルエットで体型カバー
- 膨張色を避けて収縮色を使う
- 縦のラインを作る(視覚効果の利用)
- タックインは避ける
- Iライン・Yラインシルエットを活用
- おすすめはキレイめカジュアルスタイル
ぽっちゃり体型というとデメリットに目がいきがちですが、個人的にはぽっちゃりさんは標準体型の人よりもどこか落ち着きと貫禄があると感じます。
ぽっちゃりさんだからといって、ファッションをあきらめないでください。
本記事でご紹介したテクニックを使えば、ぽっちゃりさんがおしゃれに着こなすことも十分可能です!
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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