この記事はそんな方へ向けて書いています。
こんにちは。
この度は当ブログをご覧いただきありがとうございます。
本ブログを運営している、ファッションブロガーのJKEN(ジェイケン)です。
革製品は好きだけど雨の日は使いづらい…。
本革ってお手入れがめんどくさそう。
こういった本革に対するお悩みを解決してくれるのが、防水レザーです。
本記事では、防水レザーの製品を展開することで注目されている「BROSKI AND SUPPLY」の評判を、実物をもとに徹底レビューします。
メリット・デメリットを正直にお話するので、「買ってみたいな~」と考えている人は、ぜひ購入前に本記事のレビューを参考にしてみてください。
- BROSKI AND SUPPLYとは?
- BROSKI AND SUPPLYの長財布「VALVE」をレビュー
- BROSKI AND SUPPLYのデメリット
- BROSKI AND SUPPLYの評判
- BROSKI AND SUPPLYの防水本革のお手入れ方法
- BROSKI AND SUPPLYはどんな人やシーンにおすすめ?
それでは早速見ていきましょう。
BROSKI AND SUPPLYとは?
「そもそもBROSKI AND SUPPLYってどんなブランドなんだ?」って人もいらっしゃると思うので、簡単にご紹介しておきます。
『BROSKI AND SUPPLY』とは、2016年にスタートした日本のライフスタイルブランドです。
商品の素材に「防水の本革」を採用しているのが最大の特徴。バッグや財布といった革小物を、日常使いしやすいデザインで展開しています。
この投稿をInstagramで見る
本革の製品というと、どうしても値段が高いイメージがついてきますよね。防水加工されているとなるとなおさら。
ですが、BROSKI AND SUPPLYの商品は自社工場で製作することでコストを最大限にカットしているため、大容量のバッグで1万円~3万円台、革小物で5,000円~1万円程度と、良心的な価格帯に抑えられています。
なお、男性のイメージが強いブランドですが、女性が使えるデザインも一部展開されています。
BROSKI AND SUPPLYの防水本革について
この投稿をInstagramで見る
そもそも本革って「水に弱い」イメージがありますよね?なのに、「防水の本革ってどうやって作ってるんだ?」って思っちゃうかもしれません。
実は防水レザーは、大きく以下の2種類に分けられます。
- 革の表面に防水性の高い薬品をコーティングする
- 革の繊維に防水性の高い薬品を浸透させる
表面にコーティングする場合、表面に傷がつくとそこから浸水してしまいます。なので、一般的に「革の繊維に防水性の高い薬品を浸透させる」ほうが防水性は高くなるわけです。
そして、BROSKI AND SUPPLYの防水レザーは後者の「浸透させる」製法で作られています。
BROSKI AND SUPPLYの製造工程では、皮を鞣す(なめす)ときに一緒に染料と防水の薬品を入れるため、しっかりと内部まで浸透するようになっています(参考:BROSKI AND SUPPLY『製造工程について』)。
防水性が高い本革製品は、丈夫で汚れに強いという特徴もあります。
BROSKI AND SUPPLYの長財布「VALVE」をレビュー
早速ですが、ここからは実際にBROSKI AND SUPPLYの防水本革商品をレビューしていきます。
本記事では評価するのは、長財布『VALVE』という商品です(BROSKI AND SUPPLY様よりご提供いただきました)。
VALVEの詳細情報
- 【品番】BBOM-1243
- 【素材】防水本革(牛革)
- 【サイズ】横:17,5cm、縦:9,5cm、マチ:2cm
BROSKI AND SUPPLYの長財布「VALVE」をレビューデザイン性について
まずはデザインについてです。
ご覧のとおり、オールブラックでシンプルに仕上げられています。一見普通ですが、この普通こそが日常使いの条件だと思います。
中でも個人的にすごくいいなと思ったのが、ブランドロゴも黒でまとめられている点。
革小物って、ブランドロゴをアピールしているブランドが多いですよね?ハイブランドならまだいいのですが、そうでない場合はブランドロゴが目立つだけでかなり残念な印象になることがあります。
その点、BROSKI AND SUPPLYのロゴは型押しになっているだけなので、すごく好印象。さりげないアクセントが効いています。
BROSKI AND SUPPLYの長財布「VALVE」をレビューサイズ感について
一般的なメンズの長財布のサイズと比較すると、以下のとおり。
メンズの長財布の平均サイズ | BROSKI AND SUPPLYの「VALVE」 | |
横 | 19cm~21cm | 17,5cm |
縦 | 9cm~11cm | 9,5cm |
マチ | 2cm~3cm | 2cm |
ご覧のとおり、「VALVE」は長財布のサイズとしてはコンパクトな設計です。
男性は財布をズボンに入れて持ち歩く人が多いと思いますが、VALVEはズボンのポケットにちょうど収まるサイズになっています(ポケットのサイズはズボンによって違うので、すべてのパンツに入るとは限りません)。
「コンパクトだとたくさん収納できない」と思われるかもですが、お札や小銭入れ(チャック付き)があるのはもちろん、カードは10枚収納することができます。
キャッシュレスが主流になった今となっては、十分な容量を誇っているといっていいでしょう。
BROSKI AND SUPPLYの長財布「VALVE」をレビュー防水性について
BROSKI AND SUPPLYでは全商品に防水本革を採用しています。もちろんこの「VALVE」でも同じです。
さらに、メイン収納は止水ファスナーを採用しているため、財布の中に浸水するリスクも低いです。
利用シーンにもよりますが、ちょっと濡れた程度で大事なお金がびしょ濡れになる心配はほとんどないかと。
実際にシャワーでジャーっと水をかけてみましたが、以下のとおりびくともしませんでした。
ふつうのレザーだと水が染み込んじゃうところですが、BROSKI AND SUPPLYの本革は撥水性がすごくて、水を弾いているのが一目でわかります(思わず「え、すごっ」てゆってました)。
ファスナーはL字にガバッと開くことができ、マチが付いているので中が見やすいのも嬉しいポイント。雨の日やレジャーシーンでは心強い存在です。
BROSKI AND SUPPLYのデメリット
これまではBROSKI AND SUPPLYの魅力をお伝えしてきました。
ここからは、実際に使用して感じたデメリットも正直にお伝えしていこうと思います。
BROSKI AND SUPPLYのデメリットデザイン性は普通
あくまで個人的な感想ですが、BROSKI AND SUPPLYの商品は「デザインが特別おしゃれ」というふうには感じませんでした。良くも悪くも、ふつうです。
たとえばハイブランドなどの商品と比べると、どうしても見劣りする部分はあるかと思います(値段が違うので当然ですが)。
ただ、おしゃれすぎるレザーアイテムは、汚れが気になったり手入れが大変だったりしますよね。特に雨の日やレジャーシーンで使う場合はなおさらです。
そういう意味では、「普段使いしやすいデザイン」「汚れを気にせずガシガシ使える」という点で、逆にメリットになるかなと思います。
BROSKI AND SUPPLYのデメリット経年変化は楽しみにくい
本革において、経年変化(エイジング)は大きな魅力の1つ。長期間使っているうちに自分だけのものに育っていく様を感じるのって、楽しいですからね。
でも、防水レザーは経年変化が表れにくいという特徴があります。これはBROSKI AND SUPPLYの商品に限ったことではありません。
『革を触ったり紫外線に当たるなどの刺激を受けることで、「なめし」の油分が徐々に革表面に滲み出てくる』
これが革の経年変化の仕組みです。ですが、防水レザーは水に強く「外部からの影響を受けにくい」性質を持っているため、経年変化が表れにくいんですね。
でも逆にいうと、防水レザーは傷みにくいので、キレイな状態で長持ちしやすいといえます。
味のある革を楽しみたい人にはおすすめできませんが、「キレイな状態で長く使いたい人」にはピッタリです。
BROSKI AND SUPPLYのみんなの評判
この投稿をInstagramで見る
僕以外に、実際にBROSKI AND SUPPLYの商品を使った人からは、以下のような口コミがありました。
BROSKI AND SUPPLYの評判
- 防水性能もデザインも良い。何年も使用したけど、耐久性も十分。値段の割に良い買い物をした。
- 本革の質感が素晴らしい。安っぽくない。
- 丁度良いサイズ感で、革の質感が良く、造りがしっかりしている。毎日の通勤で使っているが、プライベートでも使えるデザインです。
- 年齢的にナイロンリュックはキツイので、こちらの本革を購入。防水機能もついていてとても気に入った。
- ビジネスリュックを使って50年、その間に様々なリュックを使ってきたが、その中で今回購入したリュックは最もしっかりした造り。適度に軽く、ボケットも備えられており、ベスト1だと思う。
- チャリやバイクに乗る機会も多いが、雨に強そうなので期待できる。
- 雨天時に使うのに購入。女性で小柄なので、背負うと結構大きくて重い。
多かったのは、「防水性能が良い」「本革の質感が良い」「デザインが良い」という意見でした。Amazonや楽天市場の口コミを見ていると、評判はかなり良いようです。
ただ、一部女性では「重たい」という意見もありました。本革なので、ナイロンと比べるとどうしても重たく感じるのは間違いありません。
BROSKI AND SUPPLYの防水本革のお手入れ方法
出典:BROSKI AND SUPPLY『革のお手入れについて』
本革製品はお手入れが大変なイメージがありますよね。
本革製品のお手入れは間違いなく「やったほうがいい」と思いますが、正直僕はこれまであまりお手入れをしてこなかった人間です(お手入れしなくても、あまり見た目が変わらないことが多かったので)。
BROSKI AND SUPPLYの商品も、いくら防水性が高いといっても本革なので、長く使うとそれなりにダメージは受けるはずです。
お手入れが必須というわけではありませんが、キレイな状態で長持ちさせたいならお手入れしたほうがいいと思います。
ただ、通常の本革は1~2カ月に1回の頻度でお手入れするのが一般的ですが、BROSKI AND SUPPLYの防水レザーは3~4カ月に1回で十分だそうです。
お手入れの方法は通常の本革とほとんど同じで、専用ワックスをサッと塗るだけ。詳しくはBROSKI AND SUPPLYの公式サイト『革のお手入れについて』をご覧ください。
まとめ:BROSKI AND SUPPLYの防水本革製品はコスパが良い
これまでのレビューの結果をふまえると、BROSKI AND SUPPLYは以下のような人におすすめです。
こんな方におすすめ
- シンプルで日常使いしやすい本革製品を探している人
- 年齢的にも見た目的にも大人っぽい印象を出したい人
- 雨天の日に気兼ねなく革製品を使いたい人
- ビジネス・プライベート・アウトドアなどのシーンで使いたい人
- キャンプ・海水浴・プールなどのレジャー活動が好きな人
- 子供や友人とアクティブに過ごしたい人
- できる限りコストを抑えたい人
- アウトドアが好きな人へのプレゼントを考えている人
日本は年間の1/3が雨だそうです。特に梅雨の時期は、「今日は晴れだ!」と思っていても突然雨が降ってきたりします。そんな中、デリケートな本革製品を使うのをためらう人も多いはず。
また、レジャー活動をしていると、ちょっと手が水で濡れていたり、汗をかいていることが多いですよね。こういった場合でも、防水レザーなら安心です。
防水レザーの商品は他のブランドでもいくつか売っていますが、ここまで低価格に抑えているブランドはあまり多くないと思います。
ナイロン製のバッグや小物も機能的でいいですが、年齢的にも見た目的にも大人っぽい印象にこだわりたい人には、おすすめできる商品です。
気になった人はぜひ試してみてください。
それではまた別の記事でお会いしましょう。