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BROSKI AND SUPPLYの防水本革は本当に優秀?評判を正直レビュー

BROSKI AND SUPPLYの防水本革は本当に優秀?評判を正直レビュー
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KEN

月間最高18万PVのファッションブログ『K2J』を運営。大手アパレルのパーソナルスタイリングサービスでECスタイリストとして勤務し、ファッション色彩能力検定1級を保有。大手メディアへのファッションスナップ掲載経験や、医学研究科修士課程で培った分析力を活かし、理系的視点から「ロジカルなおしゃれ」を提案。これまでに100点以上のファッションアイテムやサービスをレビューしてきた「服好きの視点」から、読者目線に寄り添ったリアルなファッションコンテンツを発信中。

BROSKI AND SUPPLYという防水本革ブランドが気になってるんだよなぁ。使い心地がどんな感じか教えてほしい!

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 

革製品は好きだけど雨の日は使いづらい…。

本革ってお手入れがめんどくさそう。

こういった本革に対するお悩みを解決してくれるのが、防水レザーです。

 

本記事では、「防水本革」を前面に打ち出す「BROSKI AND SUPPLY」の評判を、実物をもとに徹底レビューします。メリット・デメリットを正直にお話するので、「買ってみたいな~」と考えている人は、ぜひ購入前に本記事のレビューを参考にしてみてください。

 

本記事の内容

  • BROSKI AND SUPPLYの防水本革の性能レビュー
  • BROSKI AND SUPPLYの評判・口コミ
  • BROSKI AND SUPPLYの防水本革のお手入れ方法

 

それでは早速見ていきましょう。

 

 

BROSKI AND SUPPLYとは?

broski and supplyの箱

「そもそもBROSKI AND SUPPLYってどんなブランドなんだ?」と気になっている方も多いはず。まずはブランドの背景から触れておきます。

BROSKI AND SUPPLY(ブロスキー アンド サプライ)』は、2016年に誕生した日本発のライフスタイルブランド。

最大の特徴は、オリジナルの防水本革を使っていることです。革は本来、水に弱い繊細な素材ですが、特殊な鞣(なめ)しと加工によって繊維そのものに防水性能を持たせています。つまり「革の見た目や経年変化はそのままに、水にも強い」というのが革新的なポイントなんです。雨の日でも気にせず革製品を持ち歩けるというのは、多くのユーザーにとって大きな安心感につながっています。

 

BROSKI AND SUPPLYのラインナップ

代表的なアイテムはバッグです。その他にも、財布・カードケース・キーケースなど、毎日使う革小物がラインナップ。デザインはシンプルで都会的、スーツにもカジュアルコーデにも自然になじむので、通勤から休日まで幅広いシーンに対応できます。さらに、価格も1〜3万円台のバッグ、5,000〜1万円前後の革小物と、防水本革アイテムとしてはかなり良心的です。

男性が持つイメージが強いブランドですが、最近は女性向けのコンパクトウォレットやミニショルダーなども展開されています。

 

 

BROSKI AND SUPPLYの防水本革の技術を徹底解説

本革と聞くと「水に弱い」というイメージを持つ方が多いですよね。じゃあなんでBROSKI AND SUPPLYのレザーは防水性を備えているのか?ここでは「防水加工の仕組み」「レザーの種類」「一般的なメリット・デメリット」をわかりやすくまとめます。

 

「防水」と「撥水」の違い

まず押さえておきたいのが、「防水」と「撥水」は似て非なるものだという点です。

用語 特徴 弱点
防水 水を内部まで通さない加工。革の繊維そのものが水を弾くため、長時間の雨でも浸水しにくい。 加工の質によっては通気性が下がる場合もある
撥水 水滴を表面で弾く加工。短時間の小雨程度ならOK。 表面に傷や摩耗があるとすぐに浸水する

 

一般的な革靴やバッグに多いのは「撥水」であり、雨に強いと言っても一時的な防御にすぎません。本当の意味で「雨に負けない革」と言えるのは、防水加工が施されたレザーだけです。

 

防水レザーの2つの製法

実は防水本革には、大きく分けて次の2つの製法があります。

  • 革の表面に防水性の高い薬品をコーティングする方法
  • 革の繊維そのものに防水薬品を浸透させる方法

 

表面コーティングは比較的安価で加工しやすい一方、傷がつくとそこから水が入り込みやすいという弱点があります。一方で「繊維に薬品を浸透させる」製法は、革そのものが水を弾くため、防水性が長持ちするのが大きな魅力です。

BROSKI AND SUPPLYの防水レザーは、後者の「繊維に薬品を浸透させる」製法を採用しています。

BROSKI AND SUPPLYでは、皮を鞣(なめ)す段階で染料と一緒に防水薬品を加えています。これにより薬品が革の内部にまで均一に行き渡り、長期間にわたり防水効果が持続する仕組みです(参考:BROSKI AND SUPPLY『製造工程について』)。

この技術によって生まれる防水レザーは、雨に強いだけでなく「丈夫さ」「汚れへの耐性」も高まり、日常使いにおいて圧倒的な安心感をもたらしてくれます。

 

 

BROSKI AND SUPPLYの長財布「VALVE」をレビュー

ここからは、実際にBROSKI AND SUPPLYの防水本革アイテムを徹底レビューしていきます。今回取り上げるのは、同ブランドを代表する長財布VALVE。BROSKI AND SUPPLY様よりご提供いただきましたが、良い点・気になる点の両方を、正直に解説していきます。

 

開封レビュー

broski and supplyの箱

まずは梱包状態から。

VALVEは上品な化粧箱にしっかり収められて届きました。高級感がありつつも過度に華美ではないので、アウトドア好きの方や大人の男性へのプレゼントにも喜ばれそうです。

VALVEの詳細情報

  • 【品番】BBOM-1243
  • 【素材】防水本革(牛革)
  • 【サイズ】横:17,5cm、縦:9,5cm、マチ:2cm

 

デザイン性レビュー

broski and supplyの財布「valve」

BROSKI AND SUPPLY -VALVE- 防水本革の長財布

VALVEの第一印象は「とにかくシンプル」。オールブラックで統一され、無駄を削ぎ落としたデザインが特徴です。一見すると「普通」に見えますが、この「普通」こそ日常使いには最も大切な条件だと感じました。

特に好印象だったのが、ブランドロゴのあしらい方。多くの革小物ブランドはロゴを前面に押し出しがちですが、VALVEは型押しでさりげなく表現されています。ロゴもブラックで統一されているため、主張しすぎず上品。小さなポイントですが、使う人の好感度を大きく左右する部分です。

broski and supplyの財布「valve」のロゴ

とはいえ、「特別に洗練されたデザイン」「ブランド物並みの高級感」というわけではありません。価格帯を考えれば当然のことですが、ハイブランドの財布と比べるとどうしても見劣りする部分はあります。

ただし、これはむしろメリットでもあります。というのも、過度におしゃれなレザーアイテムは「汚れが目立つ」「雨の日に使えない」「メンテナンスが大変」といった悩みがつきもの。その点、VALVEは防水本革を採用しているので、多少の雨やアウトドアシーンでも気兼ねなく使えるのが魅力です。

 

サイズ感レビュー

broski and supplyの財布「valve」

VALVEを手に持つとこんな感じのサイズ感です。

一般的なメンズ長財布と「VALVE」のサイズを比べると以下のとおり。

メンズの長財布の平均 VALVE
19cm~21cm 17,5cm
9cm~11cm 9,5cm
マチ 2cm~3cm 2cm

 

見ての通り、VALVEは平均よりひと回りコンパクト。長財布なのにズボンのポケットにスッと収まりやすいサイズ感です(パンツの形状によっては入らない場合もありますが、多くのデニムやチノパンなら問題なし)。

broski and supplyの財布「valve」をポケットに入れた状態

ポケットに入れてもかさばりすぎない。

 

「コンパクトだと収納力が心配」と思うかもしれませんが、心配無用。お札や小銭入れ(ファスナー付き)はもちろん、カードポケットは10枚分を確保。さらにカード段が階段のように段差になっていて、見やすく取り出しやすい設計になっています。一万円札のように大きなお札も、しっかりジャストで収まります。

broski and supplyの財布「valve」の中身

 

キャッシュレス化が進んだ今、必要十分どころか、日常使いにはむしろちょうどいい容量といえます。

 

防水性レビュー

BROSKI AND SUPPLYといえば「防水本革」。VALVEももちろん例外ではありません。

さらに心強いのは、メイン収納に止水ファスナーが採用されている点。これによって財布内部への浸水リスクを大幅に軽減してくれます。ファスナーは頑丈で安心感がありますが、その分カジュアル寄りの見た目になるので、ビジネス用途でどう見えるかは好みが分かれるところ。

broski and supplyの財布「valve」のチャック

 

実際にシャワーでジャーっと水をかけて試してみましたが…

broski and supplyの財布「valve」を水に濡らした状態

外側の防水本革がしっかり水を弾く

broski and supplyの財布「valve」を水に濡らした状態

止水ファスナーが横からの浸水をシャットアウト

broski and supplyの財布「valve」を水に濡らした状態

水をかけた直後でも中身はまったく濡れていない

 

と、防水性能は文句なし。普通のレザーなら水染みが残ってしまうところですが、この防水本革は「水玉がコロコロ転がる」のが目に見えてわかります。思わず「え、すごっ」と口にしてしまったほど。

また、ファスナーはL字にガバッと開くので中身が見やすく、マチ付きで取り出しもスムーズ。雨の日やキャンプ、フェスなどレジャーシーンでは頼れる存在です。

broski and supplyの財布「valve」のチャック

 

経年変化(エイジング)について

本革といえば「経年変化(エイジング)」を楽しみにする人も多いはず。色が深みを増したり、ツヤが出たりして、自分だけの一品に育っていくのは革製品の大きな魅力です。

ただし、防水レザーは普通の革に比べて経年変化が出にくい特徴があります。

革は、触れたり紫外線に当たったりすることで「なめし時の油分」が少しずつ表面に出てきてツヤや色の変化を生みます。でも防水レザーは水や外的刺激を受けにくいので、この変化が起こりにくいんです。

 

つまり、VALVEは「味が出ていく楽しみ」はやや少なめ。ですが逆にいうと、傷みにくくてキレイな状態を長く保ちやすいというメリットにもつながります。

自分のライフスタイルや財布に求める価値観によって、この点はメリットにもデメリットにもなり得ますね。

 

BROSKI AND SUPPLYの財布は以下のショップで購入できます。

 

 

BROSKI AND SUPPLYを購入した人の口コミ・評判

僕以外に、実際にBROSKI AND SUPPLYの防水本革アイテムを使った人からは、こんな声が寄せられています。

 

BROSKI AND SUPPLYの口コミ

  • 防水性能もデザインも良い。何年も使用したけど、耐久性も十分。値段の割に良い買い物をした。
  • 本革の質感が素晴らしい。安っぽくない。
  • 丁度良いサイズ感で、革の質感が良く、造りがしっかりしている。毎日の通勤で使っているが、プライベートでも使えるデザインです。
  • 年齢的にナイロンリュックはキツイので、こちらの本革を購入。防水機能もついていてとても気に入った。
  • ビジネスリュックを使って50年、その間に様々なリュックを使ってきたが、その中で今回購入したリュックは最もしっかりした造り。適度に軽く、ボケットも備えられており、ベスト1だと思う。
  • チャリやバイクに乗る機会も多いが、雨に強そうなので期待できる。
  • 雨天時に使うのに購入。女性で小柄なので、背負うと結構大きくて重い。

 

こうして見ると、多くのユーザーが 「防水性能の高さ」「本革の上質感」「デザイン性」 を高く評価していることがわかります。特にビジネス用途での満足度が高く、リピートや長期使用にも耐えられる品質だと実感している人が多い印象です。

一方で、「重さが気になる」という声も一部ありました。これは本革製品の宿命ともいえる特徴で、ナイロン素材のバッグに慣れている人には多少ズッシリ感じるかもしれません。とはいえ、その分だけ質感や高級感が増し、長く愛用できるメリットにもつながっています。

 

 

 

BROSKI AND SUPPLYの防水本革のお手入れ方法

「本革=お手入れが大変」というイメージ、ありますよね。実際、革は放っておくと乾燥や傷みが進みやすい素材です。ただし、BROSKI AND SUPPLYの防水レザーは普通の革に比べて強く、水や汚れに対しても耐性があるので、そこまで神経質になる必要はありません。

公式情報によると、通常の革なら1〜2カ月に1回のお手入れが推奨されますが、防水レザーの場合は3〜4カ月に1回程度で十分。つまり、メンテナンスの手間はかなり軽減されます。

 

BROSKI AND SUPPLY専用のお手入れクリーム

broski and supply のお手入れクリーム

出典:BROSKI AND SUPPLY革のお手入れについて

BROSKI AND SUPPLYからは、専用のワックス(クリーム)が販売されています。これを使えば革を保湿しつつ、さらに防水性もキープできる仕組み。

専用アイテムは公式サイト楽天市場Yahoo!ショッピングなどで購入可能です。

 

用意するもの

  • BROSKI専用ワックス
  • 柔らかい布(オイル・クリーム用)
  • 乾拭き用の布

※パイル地はファスナーに引っかかることがあるので避ける。綿などの天然素材で、表面が柔らかい布を選ぶと革を傷めにくい。

お手入れ手順

  1. 革表面のほこりを落とす:乾いた布で軽くサッと拭くだけでOK。
  2. ワックスを少量ずつ塗布する:付属のスポンジや布にワックスを取り、薄く広げるように塗ります。
  3. 浸透させる:少し時間を置いて成分を革になじませます。
  4. 仕上げの乾拭き:最後に乾いた布で全体を磨くと、自然なツヤが出て仕上がりも美しくなります。

 

詳しくはBROSKI AND SUPPLYの公式サイト革のお手入れについてをご覧ください。

 

 

BROSKI AND SUPPLYがおすすめな人 / 向かない人

最後に、BROSKI AND SUPPLYはどんな人におすすめなのか、逆にどんな人には向かないのか、整理しました。

 

BROSKI AND SUPPLYはこんな人におすすめ

雨の日でも本革の質感を楽しみたい人

一般的に本革は雨に弱いですが、防水加工されたBROSKI AND SUPPLYなら天候を気にせず使えます。

ビジネスとプライベート両方で使えるデザインを求める人

無駄のないシンプルで都会的なルックスは、スーツにも私服にもマッチします。

長く愛用できるタフな本革バッグが欲しい人

防水性能だけでなく耐久性も評価が高く、毎日の通勤や出張にも安心。

コスパ重視だけど安っぽさは避けたい人

この価格帯で「防水+本革+デザイン性」を兼ね備えたブランドは稀少です。

 

BROSKI AND SUPPLYが向かない人

とにかく軽さを重視したい人

本革製品の宿命として、ナイロン素材より重さはあります。軽快さを最優先するなら不向き。

おしゃれなバッグを探している人

BROSKI AND SUPPLYは、「シンプルで上品で機能性の高いバッグ」という立ち位置です。トレンド感のあるおしゃれなバッグを探している人には不向きです。

こまめなお手入れが苦手な人

防水加工とはいえ本革なので、3〜4カ月に一度はワックスケアをしたほうが美しさを保てます。

 

まとめると、BROSKI AND SUPPLYは 「雨に強い本革バッグを大人っぽく使いこなしたい人」 に特におすすめです。一方で、軽さやラフさを最優先する人には少し重く感じる可能性があるので、自分のライフスタイルに合わせて選ぶと失敗しません。

 

 

まとめ:BROSKI AND SUPPLYの防水本革製品はやっぱり優秀だった

ブロスキーアンドサプライのリュック

出典:Amazon.co.jp

日本は1年のうち約3分の1が雨と言われています。特に梅雨や夕立の多い季節は、せっかくのお気に入りの革製品を濡らしてしまうのが心配で、出番が減る人も多いのではないでしょうか。

でもBROSKI AND SUPPLYの防水本革なら、そんな不安を抱く必要はありません。ちょっとした雨や汗、レジャーでの水濡れ程度ならしっかり弾いてくれるので、天気を気にせず毎日使えるのが魅力です。

「防水レザー」を謳うブランドはいくつか存在しますが、ここまで本革の高級感と機能性を兼ね備えながら、手に取りやすい価格で展開しているブランドは多くありません。ナイロン製の軽快さも悪くありませんが、年齢を重ねるほど「大人っぽい見た目」にこだわりたくなるもの。そんなときにBROSKI AND SUPPLYは良い選択肢です。

気になる方は、まずは一度手に取ってみてください。毎日の通勤や休日の外出で、「買ってよかった」と実感できるはずです。

 

BROSKI AND SUPPLYのアイテムは以下のショップで購入できます。

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月間最高18万PVのファッションブログ『K2J』を運営。大手アパレルのパーソナルスタイリングサービスでECスタイリストとして勤務し、ファッション色彩能力検定1級を保有。大手メディアへのファッションスナップ掲載経験や、医学研究科修士課程で培った分析力を活かし、理系的視点から「ロジカルなおしゃれ」を提案。これまでに100点以上のファッションアイテムやサービスをレビューしてきた「服好きの視点」から、読者目線に寄り添ったリアルなファッションコンテンツを発信中。