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アディダスのサンバDECONとは?サイズ感・履き心地を徹底レビュー

アディダスのスニーカー「サンバDECON」
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KEN

月間最高18万PVのファッションブログ『K2J』を運営。大手アパレルのパーソナルスタイリングサービスでECスタイリストとして勤務し、ファッション色彩能力検定1級を保有。大手メディアへのファッションスナップ掲載経験や、医学研究科修士課程で培った分析力を活かし、理系的視点から「ロジカルなおしゃれ」を提案。これまでに100点以上のファッションアイテムやサービスをレビューしてきた「服好きの視点」から、読者目線に寄り添ったリアルなファッションコンテンツを発信中。

  • アディダスのサンバDECONって、普通のサンバと何が違うの?
  • サイズ感や履き心地は実際どうなんだろう?

 

こんな疑問をお持ちのあなたへ。

SAMBA DECON(サンバ デコン)は、サンバシリーズの中でも最上位モデルといわれる存在。初登場と同時に即完売したほど人気で、「いつか履いてみたい」と考えているスニーカー好きも多いはず。

ただ正直なところ、「普通のサンバと何が違うの?」「値段が高いけど本当に買う価値はあるの?」ということは、購入前に知っておきたいですよね。

そこでこの記事では、実際にサンバDECONを愛用している立場から、デザインやディテールの違い、リアルなサイズ感や履き心地を正直にレビューします。さらに、定番モデル「サンバOG」との比較も交えて解説するので、購入前の不安がスッキリ解消できるはずです。

 

本記事の内容

  • アディダスのサンバDECONとは?サンバOGとの違いを解説
  • サンバDECONは買う価値あり?デザインを徹底レビュー
  • 購入前に必読!サンバDECONのサイズ感・履き心地レビュー

 

それでは早速見ていきましょう。

 

 

【adidas/アディダス】SAMBA DECON(サンバデコン)とは?

アディダスのスニーカー「サンバDECON」

SAMBA DECON(出典:adidas公式オンラインショップ)

サンバDECONは、アディダスの「サンバ」シリーズの中でも最上位に位置づけられるモデルです。ベースになっているのは、1950年に登場したサンバOG。OGは当時のオリジナルを忠実に再現した、いわば「サンバの原点」。そのOGを土台に、素材や構造を徹底的にアップデートしたのがDECONです。

サンバDECONが初めて登場したのは2023年。期間限定で2回発売されて即完売しましたが、現在では人気のあまりサンバシリーズの一つとして定番化され、adidas公式オンラインショップで購入できるようになっています。

 

DECON=脱構築(Deconstruct)の意味

アディダスのスニーカー「サンバDECON」

【adidas】SAMBA DECON(サンバデコン)コアブラック

「DECON」とは英語の「deconstruct(脱構築)」を指します。ファッションにおける脱構築とは、服や靴の構造を一度「分解」し、あえて余分な装飾やライニングを削ぎ落とすデザイン手法のこと。

たとえばジャケットの裏地をなくして縫い目を見せるように、構造そのものをデザインとして魅せるアプローチです。サンバDECONもこの思想を取り入れ、余計なパーツを削ぎ落として「素材の良さ」と「フォルムの美しさ」を際立たせています。

 

サンバDECONとサンバOGの基本的な違い

アディダスのスニーカー「サンバDECON」

【adidas】SAMBA DECON(サンバデコン)コアブラック

 

サンバDECON サンバOG
価格 19,800円 15,950円
アッパー素材 最高級のレザーアッパー / スエードトゥ フルグレインレザーアッパー / スエードトゥ
ライニング素材 本革 合成素材
デザイン 脱構築を取り入れたオールレザー仕様 / ゴールドのトレフォイルロゴ 1950年当時のオリジナルを忠実に再現
カラー展開 白・黒の2色 32色展開

 

2023年初登場時のサンバDECONの価格は28,600円と、通常のサンバの約2倍に相当するほど高額でした。しかし現在は19,800円に見直されました。約8,800円も値下げされたことで、一気に手に取りやすくなっています。

一方、サンバOGは現在15,950円。つまりDECONはOGより約4,000円高い計算になります。表だけで見ると「素材とデザインの差」が大きい点に気づくと思いますが、結局のところこの「4,000円の差に投資する価値はあるのか?」という疑問にたどり着きますよね。正直、価格差をどう捉えるかは実際に履いてみないと判断がつきにくい部分です。

というわけで、ここからは実際にどちらも履いてきた筆者の立場から、サンバDECONのデザイン、リアルな履き心地やサイズ感をレビューしながら、OGとの違いをさらに深掘りしていきます。

 

アディダスのサンバ

【adidas/アディダス】SAMBA DECON(サンバデコン)のデザインを徹底レビュー【OGとの違い】

①極上レザーが生む、唯一無二の表情

アディダスのスニーカー「サンバDECON」

サンバDECONを手に取った瞬間に感じるのは、革のしなやかさと艶やかさです。公式サイトでは「プレミアムレザー」としか記載されていませんが、光の反射で生まれる上品な光沢や、指先で触れたときの柔らかさは、まさに高級レザーならではの質感。

アディダスのスニーカー「サンバDECON」の極上素材

上質な天然レザーならではの「光沢感」「シワ感」「しなやかさ」が感じられる。

アディダスのスニーカー「サンバDECON」のT字トゥ

サンバDECONのレザーのシワ感。T字スウェードとのコントラストも美しい。

アディダスのスニーカー「サンバDECON」のタンの裏側

ライニングもレザーという豪華仕様。

サンバOGもフルグレインレザーを採用しており十分に上質ですが、DECONの素材はさらに上をいきます。ライニングまでレザーで仕上げられているため、履き込むほどに「革靴のような経年変化」が楽しめるのも魅力。数年後にどんな味わいを見せてくれるのか、思わず期待してしまいます。

 

②「脱構築」のデザイン哲学

アディダスのスニーカー「サンバDECON」

サンバDECONの「DECON」は、Deconstruction=脱構築を意味します。これは「ジャンポール・ゴルチエ」や「マルタン・マルジェラ」といった有名なデザイナーが広めたファッション哲学で、既存の構造をあえて壊し、新しい視点で再構築する手法のこと。脱構築をテーマとしたスニーカーとしては、2022年に「バレンシアガ×アディダス」のスタンスミスが話題となりました。

サンバDECONもこれと同じ手法で、スニーカーに当然あるはずの「パット」や「ヒールカウンター」を排除。結果として、革の柔らかさやクタっとした表情が引き立ち、履き込んだような雰囲気を最初から楽しめます。

アディダスのスニーカー「サンバDECON」

さらに、かかと部分を踏んでスリッポン感覚で履いたり、ぺしゃんと重ね置きできる柔軟性も備えており、レザーの質感と脱構築的な設計が見事に融合。これはサンバOGにはない、DECONならではの醍醐味です。

サンバDECONのヒールを踏んで履いた状態

アディダスのサンバデコンの着用イメージ

アディダスのスニーカー「サンバDECON」

 

③シンプルで洗練された高級感

アディダスのスニーカー「サンバDECON」のスリーストライプス(3本線)

ディテールの違いも、DECONの上質さを物語ります。

まずシュータン。サンバOGでは鮮やかなブルーがアクセントになっていますが、DECONはゴールド×アッパーの同色仕上げ。無彩色寄りのカラーリングはコーディネートの邪魔をせず、むしろ高級感を引き立てます。

アディダスのスニーカー「サンバDECON」のシュータン

サンバDECONのシュータン。ゴールド×ボディカラーでシンプルかつ高級感のある仕上がり。

サンバDECONとサンバOGのシュータン

【左】サンバOG【右】サンバDECON

 

さらに、インソールにもゴールドが施され、見えない部分にまでこだわりを感じさせる仕様。玄関でふと視線を落とした瞬間、「やっぱりかっこいい」と思わせるような佇まいです。

アディダスのスニーカー「サンバDECON」のインソール

 

かかと部分の仕上げもポイント。OGでは縫い目が目立つのに対し、DECONはステッチを隠すことでよりミニマルで洗練された印象に。小さな違いですが、積み重なると全体の雰囲気を大きく変える要素です。

サンバDECONとサンバOGのヒール

【左】サンバOG【右】サンバDECON

サンバDECONのヒール

かかと中央部の縦に入る縫い目が見えない仕様。ミニマルで洗練された印象を感じさせる。

 

デザインレビュー総括

アディダスのスニーカー「サンバDECON」

サンバDECONは「上質なレザー」「脱構築のデザイン」「ミニマルで高級感のあるディテール」という三位一体の魅力。サンバOGとは一見似ていますが、実はまったく異なる表情を持つ一足に仕上がっています。

素材の良さを最大限に生かしつつ、日常のスタイリングにも溶け込みやすい。だからこそ、ファッション好きなら一度は手に取るべきモデルだと断言できます。

 

じゃあ、肝心の履き心地はどうなのか?ここからは、実際にサンバDECONを着用してみて感じた履き心地の良し悪しを解説していきます。

 

アディダスのサンバ

【adidas/アディダス】SAMBA DECON(サンバデコン)の履き心地を徹底レビュー

アディダスのスニーカー「サンバDECON」のラバーソール

「サンバDECONって最上位モデルだから、きっと履き心地も最高なんでしょ?」って思うかもしれません。でも、実際に履いてみた僕の正直な感想は「履き心地はイマイチ」。むしろサンバOGの方が快適に感じられました。その理由を、詳しく解説していきます。

 

①フィット感:脱構築ゆえのデメリット

アディダスのスニーカー「サンバDECON」のサイズ感・着用感

サンバDECONの大きな特徴は、ヒールカウンターや内部のパッドをあえて排除した「脱構築デザイン」。ところが、このデザイン性が履き心地にはマイナスに働いています。

通常、パッドやヒールカウンターは足をホールドし、安定感を与える役割を持ちます。DECONにはそれがないので、フィット感が弱く、やや不安定。僕自身は偏平足なので特に敏感ですが、土踏まずが沈み込み、サポート力に欠ける印象を受けました。

つまり、足を「包み込まれる安心感」を求める人には物足りないかもしれません。

 

②クッション性:もともと薄底ゆえ期待薄

アディダスのスニーカー「サンバDECON」のサイズ感・着用感

サンバシリーズ全体に言えることですが、ソールが薄めに設計されているので、クッション性はあまりありません。地面に着地したときの衝撃も、OGよりややダイレクトに感じる気がします。厚底スニーカーのようなクッション性を求める方には向いてないです。

クッション性を重視するなら『ハンドボールスペツィアルスタンスミス』『スーパースターを選んだほうがまだ快適です。

 

③柔軟性:DECONならではの圧倒的なしなやかさ

アディダスのスニーカー「サンバDECON」のサイズ感・着用感

履き心地における唯一の強みは「柔軟性」。サンバDECONは極上のレザーをアッパーに採用しているので、足の動きに合わせて驚くほどスムーズに曲がります。

スタンスミスやスーパースターと比べるとその差は歴然。どちらも優れたスニーカーですが、構造がしっかりしている分、柔らかさではDECONに及びません。歩行時に「グニャン」としなる感覚は、OG以上に快適です。

 

④軽量性:脱構築により驚くほど軽い

アディダスのスニーカー「サンバDECON」のサイズ感・着用感

従来のサンバOGはもともと軽量ですが、サンバDECONはそれと比べてもさらに軽い印象です。脱構築デザインによって余計なパーツや補強が削ぎ落とされているので、持った瞬間から「想像以上に軽い」と感じるはず。

フィット感やクッション性においてはOGに劣るものの、軽量であることは長時間の歩行において大きなメリットになります。

 

履き心地の総括:快適さよりデザイン性重視のモデル

結論をまとめると、サンバDECONは「履き心地よりもデザイン性を楽しむスニーカー」です。

長時間歩くと疲れやすいのも事実ですが、その代わりに得られるのは、他にはない「脱構築のデザイン」「極上レザーの質感」。つまり、快適さを求めるならOG、デザインをとことん楽しみたいならDECONという住み分けになります。

 

アディダスのサンバ

【adidas/アディダス】SAMBA DECON(サンバデコン)のサイズ感を徹底レビュー

アディダスのスニーカー「サンバDECON」のサイズ感・着用感

結論からいうと、サンバDECONのサイズ感はサンバOGとほぼ同じ。基本的には普段のサイズを選べばジャストで履けます。

adidas公式サイトでも「サンバは普段のサイズでOK」と案内されています。ただし、サンバはフォルムがやや細身なので、足幅が広めの人はハーフサイズ上を検討するのがベターです。

たとえば普段27.0cmを履いていて足幅が広めなら、27.5cmを選んだ方が快適に履ける可能性が高い、というイメージです。

 

実際に履いたときのサイズ感レビュー

まずは僕の足のサイズと、普段履いているスニーカーとの比較表をご覧ください。

ブランド名 モデル名 筆者の着用サイズ(cm)
CONVERSE ALL STAR(オールスター) US9(27.5cm)
adidas STAN SMITH(スタンスミス) 27.0~27.5 cm
adidas SUPERSTAR 82(スーパースター82) 27.5 cm
adidas SAMBA(サンバ) 27.5 cm
adidas GAZELLE INDOOR(ガゼルインドア) 27.5 cm
new balance 2002R 27.5 cm
new balance 993 27.5 cm
new balance 997 27.5 cm
810s by MOONSTAR STUDEN(スチューデン) 27.0cm
810s by MOONSTAR KITCHE(キッチェ) 27.0cm

 

項目 筆者の足のサイズ
足長 26.7cm
靴の推奨サイズ(足長から+0.5cm) 27.5cm
足幅 11.0cm(ふつう)
土踏まず なし(偏平足)
甲の高さ 低い
かかと幅 広い
足の形 ギリシャ型

 

普段履いているスニーカーは約7割が27.5cmで、アディダスのほぼ全モデルも27.5cmでジャスト。そのためサンバDECONも普段どおり27.5cmを選んだところ、ちょうど良いサイズ感でした。

具体的なフィット感は以下の通りです。

  • 横幅:締め付け感なく程良いフィット感
  • 縦の長さ:つま先に指1本分の余裕あり
  • 27.0cmを試した場合:横幅がやや窮屈

 

つまり、普段と同じ27.5cmがベストという結果になりました。

もし最初はややタイトに感じても、サンバDECONはレザーが驚くほどやわらかいので、数回履くだけで足に馴染みます。履き込むほどにフィット感が増していくのも、DECONならではの魅力です。

 

サイズ選びに便利な「VIRTUSIZE」機能を活用しよう

サイズ感に不安がある方には、adidas公式オンラインショップの「VIRTUSIZE(バーチャサイズ)」機能がとても便利です。これは、自分の足の形や普段履いているスニーカーのサイズなど、簡単なデータを入力するだけで「あなたに最適なサイズ」を教えてくれるサービス。大手ファッションブランドのECサイトでも導入されている信頼度の高いツールです。

実際に僕も試してみましたが、今回レビューでジャストだった27.5cmを提示してくれました。体感と一致していたので精度はかなり高いと感じます。

アディダスの公式オンラインショップのVIRTUSIZEで測定した筆者のサンバDECONのサイズ

VIRTUSIZEで測定した筆者のサンバDECONのサイズ

オンライン購入で「サイズが合わなかったらどうしよう…」という不安を抱えている方は、まずこの機能を活用してから選ぶのがおすすめです。

 

サンバDECONのサイズ感の結論

  • 標準的な足幅:普段のサイズ
  • 幅広・甲高の足型:ハーフサイズアップ推奨

 

このシンプルな基準を押さえておけば、オンライン購入でもサイズ選びで失敗する確率はかなり減らせます。

 

adidas公式オンラインショップなら返品可能なので、万が一サイズが合わなくても安心です。

※ただしタイミングによっては返品不可のケースもあるので、事前に「返品可能」と記載されていることを確認してください。

 

アディダスのサンバ

SAMBA DECON(サンバデコン)の口コミ・評判

アディダスのスニーカー「サンバDECON」のサイズ感・着用感

僕のレビューだけでなく、実際に購入したユーザーの声も気になりますよね。そこで、adidas公式オンラインショップに寄せられた口コミから「良い評判」と「悪い評判」の両方をピックアップし、僕なりのコメントを添えてご紹介します。

 

ポジティブな口コミ

デザインが品良くおしゃれ

pochi55さん

あらゆるシーンにフィットするデザイン性の高さと履き心地のよさが気に入りました。革も柔らかく長く履いても疲れません。

出典:adidas公式オンラインショップSAMBA DECON

柔らかい

ultraboostloverさん

とは説明にもあったが、想像以上だった。 自分はかかとを潰して履いていないが、2wayで使用出来ることを考慮するとお得かもしれない。

出典:adidas公式オンラインショップSAMBA DECON

decon履くと他が履けなくなる

liltommyさん

とにかく軽くて、何より素材がやわからい。フィット感も他の靴では味わえない。上質なスムース革で足を包み込まれてる感じ。ゴツゴツしたもの、しっかりした靴を求める方は向かない。そんな方はノーマルsambaおすすめします

出典:adidas公式オンラインショップSAMBA DECON

総じて、デザイン性の高さとレザーの柔らかさがユーザーの満足度を押し上げていることが分かります。僕自身のレビューとも一致する部分が多く、やはり「高級感」「軽さ」「足当たりの柔らかさ」がサンバDECONの強みといえますね。

 

ネガティブな口コミ

脱構築ハイファッションスリッパ

Takinoboriさん

初めてのサンバにジャストサイズ+0.5cm大きいサイズを購入。 レザーのディテール、触り心地は申し分なく、面白い商品だと思う。 しかし、底は薄く、朝方と夕方で足の浮腫みによる履き心地やフィット感が不安定である。 インドアや日常のちょっとした用事での使用など、ルーズな使い方でこの一足は輝くか

出典:adidas公式オンラインショップSAMBA DECON

良くも悪くも通常サンバとは別物です。

hanaさん

アッパーの皮革は、確かに柔らかく足馴染みは良いが、その分型崩れもしやすい。また、通常のサンバと比べてソールのクッション性が犠牲になっており、屈折は良いが、衝撃はダイレクトに伝わる。近距離なら良いが長時間に渡る使用は足が疲れるため敬遠したい。

出典:adidas公式オンラインショップSAMBA DECON

ネガティブな口コミの多くは、履き心地(クッション性・型崩れ)に集中しています。とはいえ、「近距離の外出」「ファッション性重視」という用途であれば大きな問題にはならないでしょう。

 

サイズぴったり

myghnk15さん

すごく生地が柔らかくて歩きやすいです。サイズはいつも通りで大丈夫でした。ただ白の靴下を履くと黒くなりました、、

出典:adidas公式オンラインショップSAMBA DECON

一つ注意したいのが、「靴下が黒くなる」という口コミ。実はこれ、僕自身も体験しています。黒のサンバDECONを白い靴下で1日履いたところ、靴下がうっすら黒く染まってしまったんです。原因はおそらくライニングの素材や染色にあり、長時間の着用によって色が移ってしまうんでしょう。

ただし、白のサンバDECONならライニングも白なので、このトラブルはほぼ起きないはず。黒を選ぶ場合は、黒やダークカラーの靴下を合わせるのが安心です。

 

アディダスのサンバ

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アディダスのスニーカー「サンバ」コーデ

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サンバDECONの着こなし方は、基本的にサンバOGと同じ。シンプルで万能なデザインなので、カジュアルからキレイめまで幅広いスタイルにマッチします。とくに近年トレンドの「ブロークコア」には抜群の相性を発揮してくれます。

また、サンバはフォルムがスマートなので、どんなシルエットのパンツとも合わせやすいのが最大の魅力。デニムやチノパンといった定番はもちろん、スラックスやコーデュロイで季節感を演出したり、女性ならスカートで抜け感を作るのもおすすめです。

アディダスのスニーカー「サンバDECON」のサイズ感・着用感アディダスのサンバデコン、リーバイスの550デニムのコーデ

アディダスのサンバデコンの着用イメージ

 

アディダスのサンバ

まとめ:サンバDECONはファッション好きを唸らせる最高級スニーカー

アディダスのスニーカー「サンバDECON」

あらためて、サンバDECONとサンバOGの違いをまとめると以下のとおり。

項目 サンバDECON サンバOG
値段 ¥19,800 ¥15,950
素材 極上のプレミアムレザー 上質なフルグレインレザー
デザイン シンプルかつ高級感のある仕様 オリジナルを忠実に再現
履き心地 土踏まずのサポートは微妙だが、柔軟性は最強 フィット感が優れており、歩きやすい
特徴 脱構築。かかとを踏んで履ける。長年履いて馴染んだようなクタっと感 青シュータンがアクセント
おすすめな人 デザイン重視の本格派 コスパと履き心地重視のバランス派

 

今回のレビューを踏まえると、選ぶポイントは明確です。

  • デザイン重視・素材感重視ならサンバDECON
  • コスパ・履き心地重視ならサンバOG

 

サンバDECONは最上位モデルとしての存在感が際立つ一方で、履き心地はサンバOGのほうが優れています。だから、どちらを選ぶかはあなたの好み次第です。デザインや素材の上質さを優先したいならDECON、日常で長く快適に履きたいならOGが向いています。

個人的な気づきですが、サンバDECONを手にすると、靴好きなら誰でも思わず唸ってしまうクオリティがあります。ファッション好きなあなたなら、きっと「これだ」と感じるはずです。

もちろん、最終的にどれを選ぶかはあなたの自由。ただ、タイミングによっては売り切れやサイズ欠けが発生する可能性は高いです。定番化したとはいえ、いつかDECONシリーズが廃盤になる可能性もあります。

検討中の方は、手に入らなくなる前にぜひ公式サイトでチェックしてみてくださいね。

 

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