白のワイドパンツは、シンプルで他のアイテムと合わせやすく、着回しの効くアイテムです。でも、他の色のワイドパンツと比べると、実は意外と難易度の高いアイテムでもあります。本記事をご覧のあなたも、「なんかダサく見える…」「どう着こなせばいいのかわからない」と悩んでいるのかもしれません。
実は、白ワイドパンツはちょっとしたポイントを押さえるだけで、一気に簡単かつおしゃれに見せることができます。本記事では、
- ダサく見えないためのルール
- やりがちなNGコーデとその改善策
- トップス・靴・色合わせのコツ
などを詳しく解説します。ファッション初心者でも簡単に取り入れられるスタイリング術を紹介するので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
それでは早速見ていきましょう。
白ワイドパンツがダサく見える理由と対策
白のワイドパンツは洗練されたおしゃれアイテムですが、着こなし方を間違えると「ダサい」と思われることがあります。なぜそうなるのか、具体的なNG例とその改善策を詳しく解説します。
白ワイドパンツがダサく見える2つの理由
白は「膨張色」でシルエットが大きく見えやすい
白は光を反射しやすい色であり、実際のサイズよりも大きく見える「膨張色」としての特性を持っています。ワイドパンツ自体がゆったりしたシルエットなので、膨張色の影響でさらに横幅が強調され、スタイルが悪く見えてしまうことがあります。
対策
- トップスはコンパクトに:ビッグシルエットのトップスを合わせる場合は、フロントだけタックインするとバランスが取りやすくなります。
- 縦のラインを意識する:ロングコートやIラインを作るアイテムと組み合わせると、視覚的にスッキリと見えます。
- モノトーンで引き締める:黒やネイビーなどのダークカラーを取り入れて、全体の引き締め効果を高めましょう。
シルエットがぼやけて野暮ったく見える
白は輪郭をぼやかす色でもあります。そのため、組み合わせるアイテム次第では、コーディネート全体が締まりのない印象になりがちです。
対策
- 異素材を組み合わせる:リネン、デニム、レザーなど、質感の異なるアイテムを取り入れると立体感が生まれます。
- 色のコントラストを意識する:淡い色だけでまとめると全体がぼんやりするので、アクセントカラーを加えるのがおすすめです。
- 足元を重めにする:スニーカーよりも、ローファーやブーツなど少し重さのあるシューズを合わせると安定感が出ます。
白ワイドパンツの基本ルール
ワイドパンツコーデがダサく見えないための基本ルール
白ワイドパンツをおしゃれに着こなすために、以下の3つのポイントを押さえましょう。
- トップスはコンパクトにまとめる(ビッグシルエットと合わせる場合は、フロントだけタックインする)
- 適切な丈感のパンツを選ぶ
- 靴で全体のバランスを調整する
白のワイドパンツは万能アイテムですが、組み合わせ次第で印象が大きく変わります。基本ルールを押さえて、洗練されたコーディネートを目指しましょう。
詳しくは『メンズのワイドパンツ着こなし完全ガイド|大人がダサくならない秘訣』の記事で解説してるので、あわせてご覧ください。
白ワイドパンツにも「色」の違いがある
白と一口に言っても、「真っ白」「オフホワイト」「アイボリー」「エクリュ」などさまざまな種類があります。「白って200色あんねん」というアンミカさんの名言も有名ですよね。
- 真っ白:清潔感があり、春夏向け。リゾートスタイルにも最適。秋冬に履くと寒々しい印象になるので、一般的には不向き。
- オフホワイト・アイボリー・エクリュ:やわらかい印象で、秋冬にもなじみやすい。
季節やコーディネートのテーマに合わせて、適切な「白」を選ぶことも重要です。
白ワイドパンツのシルエット別攻略法
白のワイドパンツはシルエットによって着こなし方が変わります。自分に合ったシルエットを選ぶことが、おしゃれに見せる第一歩です。
ワイドストレート(縦にすっきり落ちるシルエット)
どんなトップスや靴とも相性が良く、初心者でも扱いやすい。トレンド感もあり、こなれた印象を作りやすい。
ワイドテーパード(裾に向かって細くなるシルエット)
ややキレイめな印象で、足元がスッキリするためスタイルアップ効果が期待できる。
バギーシルエット(ワイドパンツよりも大きいシルエット)
Aラインシルエットを作るのに最適。ただし、オーバーサイズのトップスと合わせるとダボダボしすぎて野暮ったくなる点に注意。
白ワイドパンツのおしゃれな着こなし術
ここからは、白のワイドパンツをおしゃれに着こなすための具体的なポイントを、3つにわけて解説します。
①黒やダークカラーでコントラストをつける
白は膨張色のため、コーディネート全体がぼやけやすいという特徴があります。この問題を解決するためには、黒やネイビー、チャコールグレーなどのダークカラーを取り入れるのが効果的です。
具体例
- ロングコートやジャケット:黒のロングコートを羽織ることで、白ワイドパンツの膨張を引き締める。
- 小物使い:黒の革靴・レザーベルト・腕時計などを活用し、全体を引き締める。
- トップスにダークカラー:黒やネイビーのトップスを合わせることで、視覚的なメリハリをつける。
②グラデーションを活かしたワントーンコーデ
ワントーンコーデとは、同系色のアイテムを組み合わせるスタイリング方法です。ただし、全身を純白で統一するとのっぺりして見えがちなので、異なるトーンをミックスするのがポイント。
具体例
- オフホワイトのニット×白シャツ×アイボリーのワイドパンツ:微妙な色の違いを活かし、奥行きを演出。
- 白ワイドパンツ×グレースニーカー:靴にグレーを取り入れることで、白の単調さを回避。
- オフホワイトのワイドパンツ×白スニーカー:全体の統一感を保ちつつ、色のつながりによる足長効果を狙う。
③タックインしてメリハリをつける
タックインすることで、トップスとパンツの間に明確な境界線ができるため、ぼんやりしがちな白ワイドパンツコーデにメリハリをつけることができます。これにより、膨張を防いでスッキリとした印象に仕上がります。
白ワイドパンツに合うトップスと靴の選び方
白ワイドパンツをおしゃれに着こなすには、トップスと靴の選び方が鍵になります。ここでは、アイテムごとの相性を詳しく解説します。
トップスの選び方
誘目性の高い色を選ぶ
白のワイドパンツは視線が下半身に集中しやすいです。特に、短足さんは足の短さを強調することになるので、要注意。トップスに誘目性の高い色(目立つ色)を取り入れて、視線を上に誘導するとバランスが取れます。
具体例
- 暖色系(赤・オレンジ・黄色):白よりも目立つので、視線が上に誘導されやすい。
- 柄物(ストライプ・チェック):視線を分散させ、バランスを整える効果が期待できる。
光沢感やシャープな素材を選ぶ
白のワイドパンツは無彩色なので、基本的にはどんな色とも相性良く組み合わせることができます。ただし、同系色の白系のトップスを合わせると、全身が膨張して見えやすいので要注意。
同系色のトップスには、光沢感のある素材(シルク・ナイロンなど)を選ぶと、洗練された雰囲気に仕上がります。
靴の選び方
白のワイドパンツに合わせる靴は、意外と難しいです。最も無難なのは黒の靴で、白のワイドパンツの膨張を抑えるのに効果的です。
ただし、真っ白なワイドパンツに対して黒の靴を合わせると、コントラストがつきすぎて違和感を生じることがあります。特に白×黒は、パンツと靴で足が分断されてしまい、足が短く見えることがあるため注意が必要です。
解決策としては、黒よりも明るくやわらかい色の靴を選ぶのがポイント。具体例は以下のとおりです。
ブラウン
白のワイドパンツに対して適度な引き締め効果を持ち、自然な印象に仕上がる。スニーカー、革靴問わずおすすめ。
ベージュ・グレー
白のワイドパンツとグラデーションを作り、コーディネートに奥行きを加えられる。
おすすめのグレースニーカーは、適度にボリューム感のあるニューバランスの「990」や「2002R」がおすすめです。
白
パンツと色をつなげることで、足長効果が期待できる。
おすすめの白スニーカーは、適度にボリューム感のあるアディダスの「スタンスミス」です。
白ワイドパンツのメンズ春夏コーデ10選
白のワイドパンツは春夏のメンズコーデに欠かせないアイテムです。爽やかでクリーンな印象を与えつつ、シルエット次第でモードにもカジュアルにも振ることができます。ここからは、白ワイドパンツの春夏コーデの実例を10種類解説します。
①ステンカラーコート×シャツ×白ワイドパンツ×スニーカー
ベージュステンカラーコートは、春先の軽アウターとして万能な一着。これにイエローの花柄シャツをインナーに使うことで、春らしい華やかさをプラスできます。シャツをタックインすることで、白ワイドパンツのシルエットにメリハリが生まれ、バランスの取れたスタイルに仕上がります。足元のベージュスニーカーは、パンツとのグラデーションを意識し、ナチュラルな統一感を出すのがポイント。
②シャツ×Tシャツ×白ワイドパンツ×スニーカー
ネイビーシャツは、シンプルながらも洗練された印象を与える春夏の王道アイテム。ネイビーは白との相性が良く、引き締め効果も期待できます。白のワイドスラックスと白スニーカーを合わせることで、軽やかで都会的な雰囲気に。カジュアルながらも大人っぽくまとまる、春夏におすすめのスタイルです。
③ニット×ストライプシャツ×白ワイドパンツ×ダッドスニーカー
パステルブルーのコットンニットは、春夏の爽やかな雰囲気を演出するアイテム。青ストライプシャツをインナーに重ねることで、統一感と奥行きのあるスタイルが完成します。白ワイドパンツとの相性も抜群で、統一感を意識しつつ、軽快な印象に仕上げます。足元はオフホワイトのダッドスニーカーを選ぶことで、ボリューム感をプラスし、全体のバランスを整えます。
④ロングベスト×白シャツ×白ワイドパンツ×スニーカー
ロングベストは、シンプルなコーデにプラスするだけで一気にこなれ感が出るアイテム。ブラウンを選ぶことで、ナチュラルで落ち着いた雰囲気を演出できます。白シャツをタックインし、白のワイドスラックスと組み合わせることで、洗練されたミニマルなスタイルが完成。足元は白スニーカーで統一感を出し、シンプルながらもトレンドを押さえたコーデになります。
⑤ストライプシャツ×白ワイドパンツ×スニーカー
ダークカーキのストライプシャツは、落ち着いたトーンながらも柄の効果で奥行きのあるコーデが作れます。白のワイドパンツと合わせることで、清潔感のあるスタイルに。足元にはグリーンスニーカーをチョイスし、程よい遊び心を加えるのがポイント。色のバランスを考えつつ、シックでまとまりのあるコーデに仕上げました。
⑥ストライプシャツ×白ワイドパンツ×スニーカー
ブルー×白のストライプシャツは、爽やかさと上品さを兼ね備えたアイテム。白のワイドスラックスと合わせることで、春夏らしい清潔感のあるコーディネートが完成します。柄物トップスで視線を上に誘導しているのもポイント。白スニーカーで足元を統一することで、全体のバランスをスッキリとまとまります。
⑦ポロシャツ×白ワイドパンツ×ダッドスニーカー
イエローのポロシャツは、春夏らしい明るい印象を与えるアイテム。白のワイドパンツとの相性も抜群で、爽やかさとカジュアルさを両立できます。タックインすることで、シルエットにメリハリが生まれ、スタイルアップ効果も期待できます。足元はオフホワイトのダッドスニーカーを選び、全体をAラインシルエットにまとめています。
⑧チェックシャツ×白ワイドパンツ×チロリアンシューズ
ブラウンのチェックシャツは、カジュアルながらも大人っぽさを演出できるアイテム。白のワイドチノパンと組み合わせることで、軽やかでリラックスした印象に。足元には黒のチロリアンシューズを合わせ、適度な重厚感をプラスすることで、バランスの取れたコーデに仕上げています。
⑨オープンカラーシャツ×白ワイドパンツ×ビットローファー
白の花柄オープンカラーシャツは、爽やかさと上品さを兼ね備えたアイテム。白のワイドスラックスと組み合わせることで、洗練されたワントーンコーデが完成します。足元には黒のビットローファーを合わせることで、全体を引き締め、大人の色気を演出できます。
⑩白Tシャツ×白ワイドパンツ×サンダル×靴下
オールホワイトコーデは、春夏にピッタリの清潔感あふれるスタイル。真っ白な無地Tシャツにアイボリーのワイドパンツを合わせることで、ほんのりとしたグラデーションを作り、立体感を演出しています。Tシャツを前だけタックインしつつ、ベルト、サンサルを黒で統一することで、コーディネートのぼんやり化を防いでいるのもポイント。
白ワイドパンツのメンズ秋冬コーデ10選
白のワイドパンツは秋冬のメンズコーデにも大活躍します。コーディネートの着回しが効くのはもちろん、重たくなりがちな秋冬コーデに抜け感を与えてくれます。ここからは、白ワイドパンツの秋冬コーデの実例を10種類解説します。
①ボーダーシャツ×白ワイドパンツ×スニーカー
バスクシャツのボーダー柄がアクセントになった爽やかなフレンチカジュアルスタイル。白のコーデュロイワイドパンツは、温かみのある素材感で秋冬らしい表情をプラス。グレーのスニーカーを合わせることで、やわらかなワントーンコーデに仕上げています。全体を淡いトーンでまとめつつ、ボーダーの柄で適度なメリハリを加えたバランスの良い着こなしです。
②ブルゾン×オープンカラーシャツ×タートルネックニット×白ワイドパンツ×スニーカー
ショート丈ブルゾンは、白ワイドパンツとの相性が良く、スタイルアップ効果が期待できるアイテム。ベージュのストライプシャツと白のタートルネックニットを重ねることで、上半身に奥行きを持たせつつ、上品な印象を演出。足元にはダークブラウンのスニーカーを取り入れ、全体のワントーンカラーに程良い締まりをプラスしています。
③ニット×シャツ×白ワイドパンツ×スニーカー
ブルーグリーンのアランニットが秋冬らしい温かみを感じさせるコーディネート。ネイビーシャツをインナーに忍ばせることで、落ち着きのあるレイヤードスタイルを演出。白のコーデュロイワイドパンツが、重たくなりがちな秋冬の装いを軽やかにまとめてくれます。グレーのスニーカーで抜け感を作ることで、洗練された印象に仕上がっています。
④ニット×タートルネックニット×白ワイドパンツ×スニーカー
鮮やかなオレンジのロゴニットが、秋冬のスタイリングに映えるアクセントに。誘目性が高く、視線を上に誘導できます。白のタートルネックニットをレイヤードすることで、防寒性を確保しつつ、コーディネート全体の統一感をアップ。白のワイドパンツがニットの存在感を引き立て、ダークブラウンのスニーカーで落ち着いた印象に仕上げています。
⑤ニット×タートルネックニット×白ワイドパンツ×スニーカー
ノルディックニットの柄が主役の冬らしいコーディネート。黒のタートルネックニットをインナーに入れることで、寒さ対策はもちろん、首元に締まりを持たせています。白ワイドパンツとのコントラストが際立ち、モノトーンながらも奥行きのあるスタイルに。足元は黒スニーカーで統一し、シックな印象を強調しています。
⑥テーラードジャケット×インナーダウン×シャツ×白ワイドパンツ×革靴
クラシックなグリーンのツイードジャケットが大人の品格を演出するスタイル。黒のインナーダウンを取り入れることで防寒性を高めつつ、スマートなシルエットをキープ。白のコーデュロイワイドパンツが、ジャケットの重厚感を和らげ、全体のバランスを取っています。仕上げに黒革靴を合わせることで、より洗練された印象に。
⑦チェックコート×シャツ×白ワイドパンツ×スニーカー
ブラウンのチェックコートとシャツの組み合わせが、秋冬らしい温かみのある印象を作るコーディネート。白のワイドパンツが、重たくなりすぎないようにバランスを取り、軽やかさをプラス。ダークブラウンのスニーカーで統一感を持たせ、落ち着いた大人のカジュアルスタイルに仕上げています。
⑧ブルゾン×チェックシャツ×タートルネックニット×白ワイドパンツ×スニーカー
ダークブラウンのブルゾンが、カジュアルながらも落ち着いた印象を与えるコーディネート。チェックシャツと白のタートルネックニットを組み合わせ、レイヤードの奥行きを演出。白ワイドパンツで軽やかさを出しつつ、足元はダークブラウンのスニーカーで統一し、まとまりのある仕上がりに。
⑨ボアコート×スウェット×ストライプシャツ×白ワイドパンツ×スニーカー
カーキのボアコートが主役の、冬らしいボリューム感のあるスタイリング。インナーにグリーンのスウェットとストライプシャツを重ねることで、カジュアルながらも奥行きのあるコーデに。白のコーデュロイワイドパンツで清潔感をプラスし、グレーのスニーカーで馴染みの良いカラーリングに仕上げています。
⑩ダウンジャケット×タートルネックニット×白ワイドパンツ×スニーカー
アイボリーのダウンジャケットと白のワイドパンツを合わせた、上品なワントーンコーデ。インナーに薄いブラウンのタートルネックニットを入れることで、程よいアクセントを加えています。足元はグレーのスニーカーで抜け感を作り、やわらかく洗練された印象のスタイルにまとめています。
まとめ
白のワイドパンツは、上手に着こなせば洗練された印象を与えられますが、組み合わせを間違えると野暮ったく見えてしまうこともあります。その原因は「膨張色の特性」と「シルエットのぼやけ」にあります。
対策として、コンパクトなトップスや縦のラインを意識したコーディネートを取り入れるのがポイントです。また、ワイドストレートやテーパードなど、シルエットの違いを理解して選ぶことも重要です。
さらに、黒やネイビーのダークカラーを取り入れることで全体を引き締め、異素材を組み合わせることで立体感を演出するのも効果的です。
適切な色やシルエット、コーディネートの工夫を意識すれば、白のワイドパンツを大人っぽくおしゃれに着こなせます。本記事でご紹介したテクニックを参考に、ぜひチャレンジしてみてください。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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