AV86「1815」徹底レビュー｜デザイン・質感・コスパまで本音で語る

この記事はそんな方へ向けて書いています。

北欧デンマーク発の腕時計ブランド「AV86（旧About Vintage）」は、「高級感のある時計を、手の届く価格で楽しめる」として話題になっています。中でも『1815 Chronograph』は、ブランドを代表する人気モデルです。

でも実際のところ、「本当に写真のように高級感あるの？」「サイズ感は？」「コーデに合わせやすい？」といった疑問を持つ人も多いはず。

そこで今回は、実際にAV86の1815を着用してみた感想をもとに、

 

まで、リアルで正直なレビューをお届けします。

読み終える頃には、「1815は自分のライフスタイルに合う時計かどうか」が自然とイメージできるはずです。

それでは早速見ていきましょう。

 

 

AV86（アバウトヴィンテージ）とは？ブランドの核心と「1815」の位置づけ

「AV86（旧About Vintage）」は、2014年にデンマークのコペンハーゲンで誕生しました。もともとはAbout Vintage（アバウトヴィンテージ）という名前で知られていましたが、2025年7月にブランド名を「AV86」へと変更しています。

この「AV」はAbout Vintageの頭文字であり、86は創業者ふたりの生まれ年を意味します。ブランド名は変わっても、北欧デザインの哲学やタイムレスな美学は一切変わっていません。華美な装飾ではなく、機能美・構造美・高級感のバランスを極めたミニマルデザインが特徴です。

 

アバウトヴィンテージの腕時計「1815」とは？

そんなAV86（旧About Vintage）を象徴するモデルが、『1815 Chronograph（クロノグラフ）』です。

このモデル名の「1815」は、世界で初めてストップウォッチ機能付きのクロノグラフ技術が発明された「1815年」にちなんでいます。つまり、「時計の進化が始まった瞬間」を形にしたモデルというわけです。

クロノグラフとは、通常の時計に「時間を計測する機能」を加えた複雑構造のこと。スポーツタイムや経過時間を測る際にも使われる、まさに「機能美の象徴」です。そのクロノグラフを、北欧らしいシンプルなデザインで洗練させたのが1815。アバウトヴィンテージのベストセラーモデルとして知られています。

 

1815の基本スペックとこだわり

項目	About Vintage「1815」仕様
ケース	316Lステンレススチール製（医療用にも使われる耐久素材）
ガラス	反射防止コーティングを施したドーム型サファイアガラス
ダイアル	サンレイ地／スチールのドットインデックスと時分針／ゴールドの小秒針
ムーブメント	日本製 MIYOTA 6S11 クロノグラフ（高精度クォーツ）／電池寿命は4年
サイズ	幅41mm／厚み11mm（男性の平均手首15〜20cmに最適）
ベルト	イタリア製本革 、幅20mm、長さ19cm / 腕周り15-20cm）
防水性能	5ATM（日常生活用強化防水／雨やシャワーOK）
保証期間	2年間（国際保証付き）
付属BOX	ロゴ入り合成レザー製ボックス（高級感あり）

 

このように、1815にはどの部位も高品質な素材が採用されています。ただ、文字だけでは具体的に何がどういいのか、イマイチ想像がつきませんよね。

 

AV86「1815」のデザインレビュー

今回レビューするのは、AV86の「1815 CHRONOGRAPH – STEEL / BLUE SUNRAY」です。

 

化粧箱のクオリティと開封レビュー

まず、届いた瞬間に感じたのが「丁寧な梱包と高級感のある化粧箱」。

時計は高級感のあるロゴ入り合成レザーボックスに収納され、質感も非常に上品。指先で触れると、しっとりとした手触りと軽い弾力があり、高級ブランドのジュエリーボックスを思わせます。

中身は保護材も丁寧に配置されており、開封時にはまるでジュエリーを開けるようなワクワク感があります。自分用にはもちろん、ギフトとしてもそのまま贈れる完成度です。

 

1815の腕時計本体のデザインレビュー

1815の魅力を一言でいうと、「クロノグラフ時計」としての機能を持ちながらも、上品かつ高級感のあるデザインに仕上がっていること。

「2時位置のAボタンでスタート／ストップ、4時位置のBボタンでリセットできる」という本格的な構造ながら、全体のデザインはあくまでシンプルに仕上げられています。

クロノグラフは機能が多いので、どうしてもメカっぽさが出てしまいがちですが、1815は「北欧らしい静けさ」の中に機能美をうまく溶け込ませています。この無駄のないデザインバランスのおかげで、フォーマルにもカジュアルにも自然に馴染んでくれそうです。

 

次に注目したいのが、スカイブルーの文字盤。光の角度によって淡い水色から深海のようなネイビーブルーまで表情を変える「サンレイ仕上げ」になっています。まるで北欧の空と海をそのまま閉じ込めたかのような雰囲気です。シルバーのケースとゴールドの小秒針が反射するたびに、視線が思わず奪われます。

このブルーの彩度は計算され尽くしており、ファッション色彩学的にも幅広いカラーと合わせやすい深みのある色に仕上がっていると感じます。白シャツやスーツ、黒ニットやデニム等にも映えそうです。

 

表面のガラスは、反射防止コーティングを施したドーム型サファイアガラスを採用しています。サファイアはダイヤモンドの次に硬い鉱物で、傷がつきにくく、透明度が高い素材です。ドーム状にカーブしたフォルムで、光を柔らかく反射し、まるでヴィンテージの懐中時計のような雰囲気を醸し出しています。

 

ケースには、医療用にも使われる316Lステンレススチール（通称サージカルスチール）を採用。この素材は、「変色や錆に強い」「傷がつきにくい」「金属アレルギーを起こしにくい」のが特徴。長く愛用できるのが特徴です。

さらに、側面の仕上げも丁寧で、指でなぞると微妙なカーブが感じられるほど滑らか。光を受けて上品な光沢感を生み出しています。

 

インデックスにはホワイトルミナスライト（蓄光針）が採用されており、暗い場所でも時刻を確認できます。夜のドライブやバーのような照明の少ない空間でも、しっかりと機能を果たしてくれます。

 

トータルデザインの印象

1815は、クロノグラフのメカニカルな構造を、北欧特有の「引き算の美学」で包み込み、重厚感の中に軽やかさを感じさせる仕上がりになっています。

クラシカルなのに古臭くない。高級感があるのに高級時計特有のいやらしさもない。ファッション的に見ても、オンにもオフにも対応できるユニバーサルなデザインで、スーツスタイルでもデートコーデでも活躍してくれそうです。

 

【AV86】レザーベルトとメッシュベルトの品質レビュー

AV86（旧アバウトヴィンテージ）の腕時計は、注文時にカラーやベルト素材を自由にカスタマイズできるのが大きな魅力のひとつ。

今回は、僕が実際に選んだ「イタリア製レザーベルトとステンレス製メッシュベルト」の質感、使い心地をレビューしていきます。

 

イタリア製レザーベルトのレビュー

まずは、定番のレザーベルトから。僕が選んだのは、「PIN BUCKLE DARK BROWN LEATHER」。

ピンバックル部分にはブランドロゴ入りのステンレススチールが使われており、裏面にはしっかりと「About Vintage（AV86）」の刻印が入っています。こうしたディテールの作り込みに、北欧ブランドらしい誠実さが感じられます。

レザーはイタリア産の本革。手に取った瞬間に「厚み」と「コシ」が伝わってきました。最初はやや硬めでしたが、使い込むほどに体温と湿度で柔らかく馴染み、しっとりと手首にフィットしていきます。この経年変化（エイジング）こそが本革ベルトの醍醐味。質の良い革は時間が経つほどに艶が増し、自分だけの深いブラウンに育っていきます。

ファッション色彩学的に見ても、ダークブラウンはネイビー・ブラック・グレーなどのビジネススタイルに馴染みやすい色彩です。1815のブルー文字盤との相性も抜群で、全体を落ち着いた印象に引き締めてくれます。

品質面でも、ファッションウォッチ業界の中では明らかに上位クラス。縫製の精度や革の張り感を見ても、価格に見合う完成度を誇っています。

 

ステンレス製メッシュベルトのレビュー

次に紹介するのが、「MESH BAND STEEL」。追加で選んだこのメッシュベルトは、素材に高品質なステンレススチール（316L）を採用。こちらもバックル部分にブランドロゴが刻印されています。

メッシュベルトはブランドによって安っぽさが出やすい部分ですが、AV86のそれは全く違います。指で触れたときに伝わる密度感と厚みがあり、編み込みが均一で繊細。光が当たると、金属繊維の一つひとつがきらりと反射し、上質なツヤを放っています。

他ブランドでは軽量化のために金属を薄くしてしまうケースもありますが、AV86のメッシュは剛性と柔軟性のバランスが絶妙。実際に腕につけてみると、手首の動きに自然に沿ってくれるのに、ヘタらない強度がある。まるでジュエリーのブレスレットを着けているような感覚です。

実際に付け替えてみると、レザーベルトはクラシックで知的な印象に、メッシュベルトはモダンで洗練された印象に変化します。

同じ時計でも、ベルトひとつで雰囲気がまるで違うのが1815の面白さ。スーツスタイルにはメッシュ、休日のカジュアルにはレザー、もちろん逆パターンも可能。このような使い分けをすれば、1本で2本分の価値を楽しめます。

また、ベルト交換は工具不要のクイックリリース式なので、初心者でも簡単。数秒で付け替えできるのも嬉しいポイントです。

AV86「1815」の着用レビュー

ここからは、実際に1815を着用してみて感じたサイズ感・重さ・印象・コーディネートの相性を、リアルな目線でレビューしていきます。

 

1815のサイズ感と着け心地

ケースサイズは41mm。これはメンズ腕時計の中ではちょうど中間にあたるサイズ感です。実際に腕に着けてみると、大きすぎず小さすぎず、主張と上品さのバランスが絶妙。スーツの袖口からチラッと見えると、それだけで清潔感と知的さを感じます。

ケース厚は11mmとやや存在感があり、手首の上でしっかりとした高級感を演出。ステンレス製ゆえの適度な重みはありますが、装着してしまえばふつうに快適で、長時間着けても「重たくて疲れる」ということはありません。

 

レザーベルト×1815の着用イメージとコーディネート例

まずは、ダークブラウンのイタリアンレザーから。室内ではシックな焦げ茶色、屋外では太陽光を受けてわずかに赤みが差す、温かみのあるブラウンへと変化します。この色味の変化が本革特有の魅力で、光の下で表情が動くように見えるのが美しい。

手首に着けると一気に大人っぽく上品な印象になり、ビジネス・デート・休日のカフェまでどんなシーンにも溶け込みそうです。特にTシャツ×デニムのようなカジュアルスタイルに合わせると、手元から品格を生むバランサーとして作用してくれます。

 

メッシュベルト×1815の着用イメージとコーディネート例

次に、ステンレススチールのメッシュベルト。こちらはケースと同じシルバーの光沢で統一感があり、見た瞬間にクールで洗練された印象を与えます。

手首に沿うようにしなやかにフィットし、金属特有の冷たさも心地よい。反射する光が控えめで、ギラつかず上品。ビジネスシーンには最適です。特にネイビーのスーツや白シャツと組み合わせると、仕事ができる印象を自然に引き立ててくれます。

 

AV86「1815」のベルトの使い方

「AV86の腕時計って、ホントに簡単にベルト交換できるの？どうやってやるの？」と疑問をお持ちの方もいるかもしれません。

そこでここからは、実際に1815を使ってベルト交換の流れをご紹介。実際にやってみた感想を正直にレビューします。

 

ベルトの交換方法：工具なしで数秒

AV86の腕時計ベルトは、すべて工具不要のクイックリリース式。背面のラグ（ベルトの根元）にある小さなレバーをスライドさせるだけで、パチンと簡単に外せます。装着する時も同じ流れです。

慣れてしまえば、交換にかかる時間はたったの10秒ほど。リリースピンの動きが非常にスムーズで、指先ひとつで直感的に操作できます。なので、「今日はスーツだからメッシュで」「休日はレザーでリラックス」なんて、その日の気分や服装に合わせてベルトを付け替えることが可能です。

 

メッシュベルトの着用方法：安心のロック式バックル

AV86のメッシュベルトは、ロック付きの二重構造バックルを採用しています。

まず、下側のバックルを留めたあと、上からカバー状のロックをカチッと重ねるだけで装着完了。これにより、手首の動きや摩擦でバックルが外れてしまう心配が一切ありません。

一般的なファッションウォッチではこのロック構造が省かれることも多く、「外れて落とす」という可能性もありますが、AV86はそのリスクを徹底的に排除。安全性とデザイン性を両立した構造になっています。

慣れてない人は最初は少し戸惑うかもしれませんが、数回試すだけで直感的に使えるようになります。

 

メッシュベルトのサイズ調整方法

サイズ調整も非常にシンプル。専用工具は不要で、マイナスドライバー1本あればOKです。

 

これだけで調整完了。作業時間は1分もかかりません。

金属メッシュは細かいピッチで調整できるので、「あと数ミリ短くしたい」という細かなフィット感にも対応できます。

 

AV86では腕時計の刻印サービスが無料！

AV86（アバウトヴィンテージ）では、1815を含むすべての腕時計に無料で刻印（文字入れ）サービスを利用できます。ケースの裏面に、名前・日付・メッセージなどを入れることができ、まさに世界でひとつだけの時計を作れる特別なサービスです。

この刻印サービス、実は意外と珍しいんです。多くの時計ブランドでは刻印を有料（しかも数千円〜1万円ほど）で提供しており、職人の手間がかかるためコストが高くなるのが一般的。それを無料で提供しているのがAV86なんです。

 

文字入れサービスの具体的な手順

刻印の手順はとても簡単です。まず、AV86公式サイトで好きなモデル（例：1815）を選びます。

つづいて、商品ページの下部にある「刻印なし」というボタンをクリック。

刻印入力フォームが表示されるので、最大3行まで文字を入力できます。リアルタイムでプレビュー表示されるので、実際にどう見えるかを確認しながら入力可能。

文字を入力したら「この文字入れで決定」を押して、カートに追加すればOK。

あとはそのまま注文するだけで、刻印入りの腕時計が無料で届きます。特別な設定や追加料金は一切不要です。

 

実際の刻印仕上がりをチェック

今回、僕が実際に注文した刻印内容は次のとおりです。

 

仕上がりはご覧のとおり。ケース裏に繊細で美しいフォントで刻印されており、レーザー彫刻ならではの滑らかで高精度な印字がされています。指先でなぞるとわずかに凹凸を感じ、工業的な美しさと温かみが共存しているのが印象的。無料とは思えないクオリティです。

3行まで刻印できるので、「大切な記念日」「恋人や家族のイニシャル」「自分へのメッセージ」など、幅広いアレンジが可能。プレゼント用としても、自分の節目を記念する一本としても最適です。

AV86「1815」の評判・口コミ

ここからは、AV86（アバウトヴィンテージ）の「1815」の口コミや評判を、実際の購入者の声をもとに見ていきましょう。公式サイトでは現在、1,347件以上のレビューが投稿されており、平均評価は「4.86/5」とほぼ満点に近い高スコアを記録しています。

まずは、良い口コミからチェックしていきましょう。

 

アバウトヴィンテージの「1815」の良い口コミ

男女どんなファッションにも
男女どんなファッションにもどんなシーンにも合う一生ものの時計だと思います。そんな1815を周りに布教しまくって、周りの友人が所持しているのを含め7本目になります。
今回は大切な仕事仲間の就職祝いに買いました。彼女にとってこの時計が特別なものになることを願います。

出典：About Vintage『1815』

美しい
写真のほうが良かったりすることが多いですがこの時計は違います。開封した瞬間、買ってよかったと思いました。ポルトギーゼと似ている気がします。コストパフォーマンス最高です。

出典：About Vintage『1815』

クオリティ高い
値段とクオリティが釣り合ってないって思うくらいクオリティ高いです。
続けて同じシリーズを色違いですぐ購入しました。しばらくは時計は必要ないかもしれないですが、また時計購入する時は次もここのメーカーで買うと思います。

出典：About Vintage『1815』

シンプル！！
アバウトヴィンテージをご購入させていただきましたが、シンプルで紳士服と一緒に合わさせていただきました！それがまたとても合っていて、買ってよかったなと思っています！
シンプルだけじゃないのがまた良く、渋さや、男らしさが出ていて、1ランクの上のコーデを考えたい人におすすめします！！とても良かったです。ありがとうございます！、

出典：About Vintage『1815』

最強のコスパ
付け替えベルトも付いているため、幅広いシーンで使いやすい。しかもデザインもしっかりしたクロノグラフで、5万円以下とは思えない

出典：About Vintage『1815』

お誕生日
19歳の大学生の息子にプレゼントしました。1,000円の時計しかつけたことなくて値段を聞かずとも高価な物と分かってしまいました。とても驚いてしばらく眺めて何度もありがとうと言いました。素敵な時計ありがとうございます。

出典：About Vintage『1815』

 

上記のとおり、購入者の多くが口をそろえて挙げているのが、

 

といった意見でした。

特に印象的なのは、「写真より実物の方が美しい」というレビューが複数見られる点。実物の質感・光の反射・ケースの曲線美など、写真では伝わりきらない高級感があることが評価されています。

また、「5万円以下とは思えない完成度」「ベルト付け替えでシーンを問わず使える」といった声からも、「北欧デザイン×高品質な素材＝圧倒的コスパ」というAV86の強みが伝わってきます。

さらに、「息子へのプレゼント」「仕事仲間への贈り物」など、ギフトとして購入するケースもかなり多く見られました。無料刻印サービスがあることで、「ただの時計ではなく想いを贈るアイテム」として選ばれていることがわかります。

全体として、価格以上の満足感を得られたという声が圧倒的多数でした。

 

アバウトヴィンテージの「1815」の悪い口コミ

一方で、悪い口コミも少数ながら存在します。参考までにご紹介します。

文字盤の色は気に入りましたが、、、
針の色は写真は白く見えますが、実物はシルバーでかなり細いため、時間を読み取るのにちょっと一呼吸かかります。

出典：About Vintage『1815』

ラッピング
商品はすごく良かったのですが、ラッピングの箱や袋が破れていたり、壊れていたりしていました。プレゼントでの注文だったので別途新しいラッピングを用意しなければならずそこが残念でした。

出典：About Vintage『1815』

デザインは素晴らしいと思いますが、クロノグラフの秒針が最初から12時よりわずかにズレている状態です。気になってしまい非常に残念です。

出典：About Vintage『1815』

 

上記のように、「針の視認性」「ラッピングの破損」「秒針のズレ」といっ指摘がありました。ただし、これらは構造や製品仕様に関するもので、致命的な欠陥ではないといえます。

たとえば、「針がシルバーで見づらい」という意見については、文字盤のカラーとの組み合わせによって視認性が変わるので、個人の感じ方の差が大きい部分です。実際、筆者が所有している1815（ブルーサンレイ×シルバー針）では、光の反射も少なく、時間の読みづらさは感じませんでした。

また、「クロノグラフの秒針のズレ」に関しても、公式からは丁寧な調整方法の案内とサポート対応がされています。こうしたアフターケアの誠実さも、AV86が信頼される理由の一つです。

ラッピング破損に関しては配送上の問題と思われますが、筆者がこれまで複数回届いた中ではそのようなトラブルは一度もなく、基本的には丁寧な梱包で届く印象です。

AV86「1815」はこんな人におすすめ／おすすめしない【結論】

結論をまとめると、AV86（旧アバウトヴィンテージ）の1815は、「高級感と実用性を両立した北欧デザインウォッチを、コスパ良く楽しみたい人」にこそ最適な一本です。

 

1815をおすすめできる人

まず、1815をおすすめしたいのはこんな人です。

初めて北欧デザインのクロノグラフを選ぶ人

ミニマルで上品なデザインだから、どんな服にも合わせやすく失敗がない。初めての北欧時計として間違いなし。

仕事と私用を1本で両立させたい人

ベルト交換がワンタッチでできるので、レザーでビジネス・メッシュでカジュアルと、オン・オフ兼用が可能。

高級感のある時計をコスパ良く楽しみたい人

サファイアガラス、316Lステンレス、イタリアンレザーなど、素材はハイエンド。それでいて5万円台という価格は破格です。

記念日やプレゼントで「特別感」を演出したい人

無料刻印サービスで、名前や日付を入れられる。恋人や家族への贈り物として、想いを刻む時計にできます。

ロゴや派手なデザインが苦手な人

ブランドを主張しすぎない上品な佇まいで、静かな自信を感じさせる一本。ビジネスシーンでも好印象です。

 

1815をおすすめしない人

一方で、以下のような人には向きません。

資産価値・投資目的で時計を買いたい人

1815はラグジュアリー時計ではなく、あくまで「日常を豊かにするデザインウォッチ」。リセール目的の購入には不向きです。

機械式のムーブメントにこだわりたい人

クォーツ式なので、電池寿命があります（MIYOTA公式サイトの情報によると4年）。電池が切れても交換すれば長く使えますが、機械式の鼓動感やゼンマイ巻きの感触を求める人には物足りないかも。

 

まとめ：AV86「1815」は失敗しない大人の腕時計

AV86の「1815」は、見た目の高級感・素材の良さ・着け心地のバランスが本当に優秀な時計です。派手さはないけれど、手元を上品に見せてくれる、そんなちょうどいい存在感が魅力です。

レザーベルトなら大人っぽく落ち着いた印象に。メッシュベルトに替えればクールで都会的な雰囲気に。オン・オフ問わず使えるので、初めての本格時計にもぴったりです。

5万円台というのは決して安い価格ではありませんが、1815はその価格を十分に満たす品質を誇っていると断言できます。あなたがもし、「長く使える良い時計が欲しい」「毎日つけても飽きない一本を探している」と思っているなら、1815は選んでも後悔しないおすすめモデルといえます。

まずはAV86公式サイトでチェックしてみてください。質感や輝きにきっと惹かれるはずです。

 

 

アバウトヴィンテージ（AV86）の時計はダサい？評判を実物で徹底レビュー

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