やり方を間違えると危険！メンズの正しいキレイめコーデの作り方を徹底解説

キレイめコーデをおしゃれにまとめるにはどうしたらいいんだろう。女子受けもいいって聞くけど、やり方がいまいちよく分からないから詳しく知りたい。

この記事はそんな方へ向けて書いています。

こんにちは。

この度は当ブログをご覧いただきありがとうございます。

本ブログを運営している、ファッションブロガーのJKEN（ジェイケン）です。

男性のみなさん、キレイめコーデって清潔感があって、女性からも人気だと思っていませんか？

キレイめコーデは男性がカッコよくなれるデート服の代表的スタイルで、女性受けがいいのは間違いではないのですが、鵜呑み（うのみ）にすると危険です。

実はキレイめコーデはやりすぎると堅い印象になったり、最悪の場合「カッコつけ」「キザ」といった悪いイメージを抱かれることもあります。

そこで本記事では、男性がおしゃれなキレイめコーデを作る方法を解説します。

どのような点を意識すれば悪いイメージを抱かれずに済むのかも解説していくので、ぜひ最後までご覧ください。

それでは早速見ていきましょう。

キレイめとは

キレイめとは上品なアイテムを中心とした、きちんと感・清潔感のあるファッションスタイルのことを指します。

男性のキレイめコーデは大人っぽくかっこいい印象になりやすいので、女性から人気のスタイルです。

「キレイめ」はデート服としてはもちろん、格式の高めなレストランや会食などにはピッタリ。

反対に、冒頭でお話した通り上品なアイテムだけでまとめると堅い印象になることがあるので、アウトドアシーンのようなカジュアルな場所には不向きです。

また、「キレイめ」と「キレイめカジュアル」をひとくくりにする場合もありますが、厳密にはこの2つは似て非なるスタイルです。

「キレイめカジュアル」は、簡単にいうとキレイめなアイテムとカジュアルなアイテムを織り交ぜてバランスを取ったスタイルですが、「キレイめ」はあえて上品なアイテムだけでまとめたスタイルです。

「キレイめカジュアル」をおしゃれにまとめる方法については、「【メンズ】おしゃれなキレイめカジュアルコーデを作る3つのポイント」の記事で詳しく解説しているので、興味のある方はどうぞ。

おしゃれなキレイめコーデを作る5つのポイント

キレイめコーデは堅い印象になりやすく、おしゃれにまとめるのは実は意外と難しかったりします。

というわけで、ここからはおしゃれなキレイめコーデを作る具体的な方法を解説していきます。

ポイントは、以下の5つです。

順番に解説していきます。

①シンプルにまとめる

キレイめコーデの基本は、シンプルにまとめることです。

シンプルにまとめるとはつまり、過度に着飾らないこと。

たとえば柄物やアクセサリー類をたくさん使うとうるさい印象になってしまい、シンプルさが失われてしまいます。

シンプルであることはクリーンな印象につながるので、キレイめスタイルにおいてはとても大切なことなんです。

なので、無地のアイテムを多めに取り入れつつ、柄やプリントは1つか2つに抑え、アクセサリーも控えめにするのがコツ。

柄の中でも、以下のようなキレイめな印象の強い柄とカジュアルな印象の強い柄があります。

純粋なキレイめコーデを作りたいなら、カジュアルな柄は使わないようにしましょう。

②キレイめなアイテムだけを取り入れる

単純ですが、キレイめコーデではキレイめ（上品）なアイテムだけを取り入れましょう。

カジュアルな要素が入ると、それは「キレイめカジュアル」になります。

両者の比率をわかりやすくまとめてみました。

このように、ほぼ全てキレイめなアイテムだけでまとめることになります。

ただし、これはあくまでキレイめコーデを作る時だけです。

トレンド的にいうと、キレイめなアイテムだけで固めるよりも、どこかにカジュアルな要素を取り入れたキレイめカジュアルの方が抜け感が合っておしゃれにまとまることが多いです。

キレイめコーデは格式の高い場所など、シーンに応じて使い分けるといいと思います。

キレイめコーデのおすすめアイテム

どんなアイテムがキレイめなのかわからない人のために、代表例を以下にまとめました。

革靴の中でもチロリアンシューズとローファーは上品すぎず程良くカジュアルさを併せ持つので、キレイめコーデに取り入れても堅い印象になりにくくてかなりおすすめです。

それぞれのおすすめは以下の記事で詳しく解説しています。

反対に、以下のようなカジュアルなアイテムを使うと一気にカジュアルダウンするので、キレイめコーデでは避けましょう。

例外として、スニーカーの中でも白のローカットスニーカーは清潔感抜群なので、キレイめコーデにもすんなり馴染むことができるのでおすすめです。

おすすめの白スニーカーを知りたい方は、「誰もが1足は持っておきたいオールホワイトスニーカーのオススメ14選」の記事へどうぞ。

③シルエットと素材を意識する

キレイめコーデでは、シルエットも重要なポイントです。

基本的には、細身のアイテムはキレイめ、ワイドシルエットのアイテムはカジュアルな印象になることを覚えておきましょう。

それをふまえると、あまりにルーズなシルエットのアイテムは不向きです。

だからといって、全身細身のシルエットはトレンド的に好ましくないので避けた方がいいです。

程良くゆとりのあるシルエットのアイテムを選ぶのがコツです。

コーデを作る上でおすすめのシルエットは、以下の2点。

それぞれのシルエットの意味やコーデの作り方を知りたい人は、「シルエットの基本！I・Y・A・Xラインコーデの特徴と作り方を解説」の記事で詳しく解説してるのでぜひご覧ください。

また、素材選びも見逃せないポイントです。

なぜなら、素材によっても上品さやカジュアルさが強まったりするからです。

上品さとカジュアルさを強める素材の代表例は以下の通り。

キレイめコーデではカジュアルな素材は避けましょう。

④ベーシックな色を選ぶ

キレイめコーデを作るには、色選びも大切なポイント。

ベースはベーシックカラーでまとめるのがキレイめコーデの基本です。

ベーシックカラーとは以下のような色のことを指します。

上記の色はどれも清潔感や大人っぽさがあるので、キレイめコーデにはピッタリなんです。

その他に、パステルカラーのような優しげな色を使うのもおすすめです。

原色のようなパキッとした色に関しては、多用するとうるさい印象になって上品さに欠けてしまいますが、ワンポイントであればアクセントとして活躍できるのでアリ。

⑤タックインする

タックイン（トップスの裾をパンツの中に入れる）は絶対条件ではありませんが、裾を出して着るよりも上品さが倍増します。

なので、全体のバランスを見て積極的にタックインを使っていきましょう。

タックインのやり方がよくわからない方は、「タックインの正しいやり方知ってる？「オシャレ」と「ダサい・足が短い」の明暗を分けるポイントとは」の記事で徹底的に解説しているのでぜひご覧ください。

メンズのキレイめコーデの一例

ここまで読んでいただいた人は、キレイめコーデの組み方を細かいところまで理解できたかと思います。

ここからは、実際にキレイめコーデの一例をご紹介していきます。

ご紹介したテクをどのように取り入れているか、よく確認しながら見ていただければと思います。

【春ver.】キレイめコーデ（メンズ）

セットアップ×オープンカラーシャツ×ビットローファー×ニット帽

セットアップを使ったキレイめコーデの典型例。

インナーをストライプシャツ、足元はビットローファーといった上品なアイテム尽くしなのに堅い印象に見えないのは、セットアップがオーバーサイズなシルエットなので程良くゆるい印象を醸し出してくれているから◎

トレンチベスト×花柄シャツ×スラックス×チロリアンシューズ

トレンチベストに花柄シャツを使った少し変化球のスタイル。

ボトムスを黒のスラックスと革靴でシックかつ上品にまとめています。

トレンチはヒモを縛ることでエレガントな印象を醸し出すことができる数少ないアイテムです◎

ニットベスト×白シャツ×スラックス×チロリアンシューズ×バケットハット

ニットベストを使って全体を2色にまとめたモノトーンコーデ。

上半身を白、下半身を黒でまとめることでメリハリをつけています。

白シャツとスラックスだけではさすがにスーツっぽくなり過ぎるので、ニットベストがいい感じに抜け感として機能してくれています◎

【夏ver.】キレイめコーデ（メンズ）

ポロシャツ×スラックス×チロリアンシューズ×腕時計

上品さとスポーティさを併せ持つポロシャツを使ったコーデ。

ポロシャツをセンタープレス入りのスラックスにタックインしつつ、足元は革靴で上品にまとめることで、より上品さを強調しています。

夏は袖が見えるので腕時計でさらに上品なアクセントを加えるのがコツ◎

チェックシャツ×チノパン×チロリアンシューズ×腕時計

上品なブラウンのチェックシャツを使ったコーデ。

センタープレス入りのアイボリーのチノパンにチロリアンシューズを合わせて、キレイめな印象を演出しています。

全体的に程良くゆるいシルエットなので、堅い印象にならないのがポイント◎

【秋ver.】キレイめコーデ（メンズ）

オープンカラーシャツ×白Tシャツ×スラックス×チロリアンシューズ

ストライプ柄のオープンカラーシャツを使ったブラウンコーデ。

センタープレス入りのスラックスにタックインしつつ革靴で上品に引き締めています。

ブラウンでまとめているのも大人っぽさを意識してのこと◎

カーディガン×ストライプシャツ×スラックス×チロリアンシューズ

全身をベーシックなモノトーンカラーで統一したキレイめコーデ。

ストライプシャツを取り入れたタックインスタイルに、上品なアイボリーのカーディガンで爽やかな印象をプラスしています。

ボトムスは黒でまとめて全体を引き締める役割に◎

タートルネックニット×チェックパンツ×チロリアンシューズ×レザーバッグ

黒のタートルネックを使ったモノトーンコーデ。

本来カジュアルなチェックパンツでも、モノトーンかつ柄の細かいグレンチェックなら、キレイめコーデにもすんなり溶け込みます。

足元は革靴で引き締めつつ、レザーバッグで上品さを演出しているのもポイント◎

【冬ver.】キレイめコーデ（メンズ）

ケープコート×タートルネックニット×スラックス×チロリアンシューズ

大胆なオーバーサイズのケープコートを取り入れたコーデ。

インナーはタートルネック、ボトムスはスラックスと革靴で上品にまとめています。

全体をブラウンで統一することで、大人の落ち着いた雰囲気も演出することが可能◎

ロングコート×カーディガン×タートルネック×スラックス×チロリアンシューズ

全体をグリーン系で統一したキレイめでは珍しいカラーのコーデ。

ワークやカジュアルな印象のあるグリーン系でも、1つ1つを上品なアイテムで統一することでキレイめコーデになります◎

このようにカジュアルなカラーのキレイめコーデでは、全体を引き締めるためにレザーシューズは必須です。

チェックコート×ニットベスト×白シャツ×スラックス×ローファー

チェック柄を大胆に取り入れたコートコーデ。

このようにチェック柄といっても、柄が細かく上品なブラウンで統一されていれば、キレイめコーデにも取り入れることが可能◎

全体もシックなブラウン系で統一しつつ、白のインナーで抜け感を出しています。

まとめ

いかがでしたか？

今回のポイントを簡単にまとめておきます。

キレイめコーデはクールでシーンによってはおすすめですが、普段使いするならやっぱりキレイめカジュアルの方がバランスがいいです。

まだキレイめカジュアルをマスターしていない人は、ぜひあわせて覚えておきましょう。

それではまた別の記事でお会いしましょう。