こういった疑問にお答えします。
こんにちは。今回は、mont-bell(モンベル)のゴアテックスの帽子を2種類(ハットとキャップ)レビューします。ゴアテックスって聞くと「防水性が高い」ってイメージがあるけど、実際のところどうなの?って思う方も多いかもしれませんよね。
あとは機能性だけじゃなくて、できればデザインもおしゃれであってほしいですよね?
本記事では、月間最高18万PVのプロのファッションブロガーの視点から、モンベルのゴアテックスの帽子の中でもおしゃれなものを厳選しました。さらに、ゴアテックス帽子の防水性やサイズ感を、コーディネート例も交えながら徹底的にレビューしていきます。
これから帽子選びを考えている方、アウトドア愛好家や雨の日のおしゃれを楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは早速見ていきましょう。
GORE-TEX(ゴアテックス)のメリットをおさらい
まずは簡単に「GORE-TEX(ゴアテックス)」のおさらいをしておきます。ゴアテックスは、世界最高水準の防水透湿素材として知られています。
ゴアテックスは以下のような機能を備えています。
- 防水性:雨や雪などの水分の侵入をシャットアウトしてくれる
- 撥水性:水を弾いて染み込むのを防いでくれる
- 防風性:風の侵入を防いでくれる
- 透湿性:汗による内部の蒸れを放出してくれる
つまり簡単にいうと、水が染み込みにくく蒸れにくい素材ということです。その機能性の高さから、スノーボードウェア・水着・登山ウェアといった、ハードな環境用の衣類に使用されています。
水を防ぐだけじゃなく蒸れも軽減してくれるので、暑い夏にゴアテックス帽子を被れば、頭の蒸れを防いでくれるわけです。
mont-bell(モンベル)のゴアテックスの帽子は何種類ある?
モンベルは商品展開数が多いのが魅力。ゴアテックスの帽子に関しては、以下の5種類が展開されています。
モンベルのゴアテックスの帽子
- GORE-TEX ストームハット
- メドーハット
- GORE-TEX O.D.キャップ
- メドーキャップ
- メドーワークキャップ
本記事では、デザインやシルエットの観点から、アウトドアだけでなく普段用としてもおしゃれに取り入れることのできる以下の2点を購入レビューします。
- GORE-TEX ストームハット
- メドーキャップ
mont-bell(モンベル)のゴアテックス帽子のデザインをレビュー
モンベルのゴアテックスハットのデザイン
まずは、モンベルの『GORE-TEX ストームハット』のデザインから見ていきましょう。
項目 | mont-bell GORE-TEX ストームハット(メンズ)のデザイン情報 |
カラー | ブラック(BK)、ダークグリーン(DUGN)、ワインレッド(GARN)、グレー(SHAD) |
ツバ長 | (前)6.5cm(後ろ)9.5cm |
特徴 | ハットコネクト(3点ループ) |
GORE-TEXストームハットはメンズとウィメンズで分かれていて、性別によってサイズやカラー展開が違います。本記事でご紹介しているハットは「メンズ」です。
参考
- ウィメンズのカラー展開:アイボリー(IV)、ピンク(SAGR)、ブルーグリーン(SLBL)。
- ウィメンズのサイズ展開:S、M、L
デザインはこんな感じで、とてもシンプルです。表面が少しテロっとした光沢感があるのがポイント。
正面に「mont-bell」のロゴが施されており、程良いアクセントが効いています。サイドにさりげなく「GORE-TEX」のロゴが入ってるのもポイント。
ツバが大きいのが最大の特徴で、頭だけじゃなく襟元への雨だれも防いでくれます。
さらに、UVカット機能もついていて、紫外線遮へい率は90%以上とかなり高いレベルを誇っています。野外でのアクティビティでも安心の、まさに全天候型ハットです。
サイドのツバをはね上げてスナップボタンで固定すると、テンガロンハットのようにもできます。使用しないときはコンパクトにまとめておくことが可能。
また、このハットには内側に3つのループが付いています。ここに、別売の『ハットストラップ』をつなげることで、あごひもを付けることができます。
付け方は簡単で、2か所のループにストラップをつけるだけ。
機能性が高いのはもちろん、デザインもシンプルでおしゃれなので、アウトドアだけでなく普段の生活でも活躍できます。
モンベルのゴアテックスキャップのデザイン
次は、モンベルの『GORE-TEX メドーキャップ』のデザインを見ていきましょう。
項目 | mont-bell GORE-TEX メドーキャップ(ユニセックス)のデザイン情報 |
カラー | ブラック(BK)、ダークグリーン(DGN)、レッド(RD)、タン(TN) |
ツバ長 | 7cm |
特徴 | 背面アジャスター |
メドーキャップは男女兼用のユニセックス仕様です。
ストームハットと同じく、正面のmont-bellロゴにサイドのGORE-TEXロゴを備えた、とてもシンプルなデザインになっています。
機能面に関してもストームハットと同様に、紫外線遮へい率90%以上のUVカット機能がついており、全天候型です。
メドーキャップならではの特徴として挙げられるのは、表面の素材感の違いです。ストームハットはGORE-TEXらしい光沢感のある生地感でしたが、メドーキャップはコットンのような落ち着いた風合いになっています。
後ろ側はアジャスター付きなので、サイズ感を微調整できます。
裏側はこんな感じ。ストームハットと同じく、透湿性の高そうな生地でできてるのがわかります。
アウトドア感が強すぎないため、普段着にも合わせやすい点が魅力です。
参考
メドーキャップと似た形で、ゴアテックスの光沢感のある生地感の『GORE-TEX O.D.キャップ 』もあります。アウトドアライクな印象が好きな方は、こちらを選ぶのもアリです。
mont-bell(モンベル)のゴアテックス帽子の防水性をレビュー
ここからは、モンベルのゴアテックス帽子の防水性をレビューします。ゴアテックスといっても、商品によって機能性がやや変わってくるんです。モンベルの帽子はどうなのか?正直にレビューしていきます。
モンベルのゴアテックスハットの防水性
「百聞は一見に如かず」ということで、まずはモンベルのゴアテックスハットにシャワーで水をぶっかけてみましょう。
ご覧のとおり、外側の生地が水をはじいてるのがわかりますね。もちろん、内部への水の侵入は一切ありませんでした。
シャワーで水をかけても浸水してこないということは、雨に降られても基本的には問題ないといえますね。
モンベルのゴアテックスキャップの防水性
つづいて、モンベルのゴアテックスキャップにシャワー水をぶっかけてみましょう。
ご覧のとおり、キャップも外側の生地から水をはじいており、内部への水の侵入は全くありませんでした。
モンベルのゴアテックス製の帽子は、アウトドア用途に十分耐えられる防水性を誇っていることが証明されました。
なぜモンベルのゴアテックス帽子は防水性が高いのか?
なぜこれだけ防水性が優れているのか?防水性を左右するのは、当然ながら生地(素材)です。モンベルのゴアテックス帽子の生地は、どちらも「ゴアテックス ファブリクス3レイヤー」という素材でできています。
ゴアテックスは2レイヤーと3レイヤーの大きく2種類があるんですが、3レイヤーこそが一般的なゴアテックス生地であり、世界最高レベルの防水透湿性能を誇っています。
出典:モンベル公式サイト
レイヤーというのは「層」のことで、3レイヤー素材は、1枚の生地に見えながら3層になっている構造のことを指します。
3レイヤーは、「GORE-TEXメンブレン」という防水性最強の超極薄フィルムに、表生地と裏生地が張り合わされた構造になっています。生地表面には、さらに耐久はっ水加工を施しています。
なので、もし表地の撥水効果が弱まったとしても、中央のGORE-TEXメンブレンが水を通さないので、内部に侵入することはありません。
mont-bell(モンベル)のゴアテックス帽子の着用イメージ
モンベルのゴアテックスのハットとキャップを実際に着用したイメージが、こちら。
モンベルのゴアテックスハットの着用感
ご覧とおり、シルエットがかなりいい感じです。ツバが長く、日除け対策にもバッチリ。
モンベルのゴアテックスキャップの着用感
ご覧のとおり。キャップとしては大きすぎず小さすぎず、ちょうど良い大きさでした。キャップなので、いちおう反対向きに被ることも可能です。
ハットもキャップも、めちゃめちゃ軽いです。ぺちゃんこに折りたためるのもポイントが高いです。
モンベルのゴアテックス帽子は蒸れる?
モンベルのゴアテックス帽子は、内部がとても蒸れにくい構造になっています。なぜなら、GORE-TEXメンブレンは水の侵入を防ぐと同時に、汗による内部の蒸れを外に逃がしてくれる特性もあるからです。
このメンブレンには約14億個/㎠もの小さな穴(0.2ミクロン)があるんですが、この穴が水を通さないくらい小さいんですね。だけれでも、水蒸気を通すことはできるんです。つまり、「水を通さず水蒸気は通す」性質を持っているんです。
帽子を被ったままだと、汗で髪の毛がビショビショになり、雑菌が増える可能性がありますよね?でも、ゴアテックス素材の帽子であれば、頭の蒸れを防いでくれるので、ドライな状態を保ちやすくなります。
実際、僕も真夏にモンベルのゴアテックス帽子をかぶってますが、思った以上に汗をかいておらず、蒸れもありません。
mont-bell(モンベル)のゴアテックス帽子のサイズ感をレビュー
次に気になるのは、サイズ選びですよね。「帽子のサイズなんてどうやって選べばいいの?」と思う方もいるかもしれませんが、ポイントは簡単です。
モンベルのゴアテックス帽子には、S、M、L、XLなど複数のサイズ展開があるので、サイズ表と照らし合わせて、自分の頭囲に合ったものを選ぶだけ。測り方としては、メジャーで頭の一番広い部分(おでこから後頭部にかけて)を測ると良いですよ。
モンベルの帽子のサイズ表は、商品にかかわらず以下のとおり統一されています。
また、実際に着用した感じはどうなのか気になりますよね。試着してみた感想を簡単にご紹介していきます。
モンベルのゴアテックスハットのサイズ感
項目 | mont-bell GORE-TEX ストームハット(メンズ)のサイズ情報 |
サイズ | S、M、L、XL |
ツバ長 | (前)6.5cm(後ろ)9.5cm |
僕の頭囲は57cmで、サイズ表に従うとMサイズが妥当ですが、実際に試着したらMサイズとLサイズで迷いました。Mサイズはやや締めつけ感があり、Lサイズは少しゆとりがある感じです。
締めつけ感がある頭が痛くなる可能性があるので、Lサイズを選びました。ただ、サイズ感にゆとりがあるので、風に飛ばされることがあります。それを防ぐためにも、ハットストラップであごヒモをつけています。
ハットストラップがあると、帽子を外したときに首にかけることができるので、便利です。
結論として、どちらのサイズでも問題はないですが、しっかりフィットさせたいならサイズ表のとおりに、少しゆとりを持たせたいならワンサイズあげてストラップをつけるのがおすすめです。
モンベルのゴアテックスキャップのサイズ感
項目 | mont-bell GORE-TEX メドーキャップ(ユニセックス)のサイズ情報 |
サイズ | S、M、L、XL |
ツバ長 | 7cm |
キャップもハットと同じく、MサイズとLサイズで迷いました。Mサイズはしっかりとフィット感があり、Lサイズは少しゆとりがある感じです。
キャップの場合はアジャスターがついてるので、どちらでも問題はなさそうでした。ただ、Lサイズのほうが自分の頭に対する調整幅が広い気がしたので、Lサイズを選びました。
結論としては、サイズ表のとおり選ぶのがベストではありますが、ゆとりを持たせたい人はワンサイズ上げてもアジャスターがあるので問題なさそうです。
mont-bell(モンベル)のゴアテックス帽子のコーディネート例
もンベルのゴアテックス帽子は、アウトドアシーンだけでなく普段使いにもバッチリ対応できるんです。ここからは、モンベルのゴアテックスハットとキャップを使ったコーディネート例をご紹介します。
モンベルのゴアテックスハットのコーデ
モンベルのゴアテックスのハットを使ったコーディネート。アウトドア感のあるハットに合わせて、洋服をカーキ系でまとめました。野暮ったくならないようシャツを合わせたり、黒のインナーやスニーカーを合わせてコーディネートを引き締めています。
モンベルのゴアテックスキャップのコーデ
モンベルのゴアテックスのキャップを使ったコーディネート。Tシャツ・短パン・サンダルといったカジュアルなアイテムで、リラックス感のあるスタイルを目指しました。野暮ったくならないよう、全体をモノトーンで統一しているのがポイント。
あとは、シンプルな白Tシャツ×デニムの王道スタイルに、モンベルのゴアテックス帽子をあわせるのもおすすめです。何気ない定番スタイルも、帽子がコーデのアクセントになり、「機能的なのにおしゃれ」に見えるはず。
mont-bell(モンベル)のゴアテックス帽子の洗濯方法について
モンベルのゴアテックス帽子の洗濯方法については、公式サイトで以下のように表記されています。
形を整えて陰干ししてください。
濡れたまま長時間放置しないでください。
出典:モンベル公式サイト
「手洗い」表記になっているので、洗濯機は推奨されていないようです。
ただ、実際のところ手洗いは面倒なので、僕は洗濯機のおしゃれ着洗いモードで、洗濯網にいれて洗ってます。今のところ問題なしです。
mont-bell(モンベル)のゴアテックス帽子がおすすめな理由
「防水帽子なら他にもあるけど、なんでモンベルのゴアテックス帽子を選ぶべきなの?」という疑問もありますよね。まず、何よりも防水性の高さが大きな魅力です。モンベルはガチの登山用アイテムを展開する程、ロ並みに質が高い商品が揃っています。突然の雨でもしっかり防いでくれるので、アウトドアはもちろん、街中での急な雨にも安心です。
さらに、デザインがシンプルで使いやすいというのも、他の帽子と一線を画すポイントです。無駄のない洗練されたデザインなので、どんなコーディネートにも合わせやすい。機能性も兼ね備えつつ、ファッションアイテムとしても活躍してくれる万能アイテムです。
参考
他にもおすすめのゴアテックス帽子のブランドとして、『THE NORTH FACE(ザノースフェイス)』があります。ノースフェイスはおしゃれで機能性も高いですが、モンベルよりやや割高感があるので、コスパ的にはモンベルが上です。
まとめ:モンベルのゴアテックス帽子は万能アイテム!
モンベルのゴアテックス帽子は、アウトドアだけでなく普段使いもできる万能アイテムということがわかりました。防水性、通気性、デザインのすべてが高いレベルで揃っており、しかも軽量なので、持ち運びにも便利。突然の雨にも対応できて、長時間かぶっても蒸れにくいので、まさに一つは持っておきたいアイテムです。
雨の多い季節や、アウトドアシーズンに備えて、ぜひ自分に合った一枚を見つけてくださいね。これ一つあれば、どんなシーンでもおしゃれに、そして快適に過ごせること間違いなしです!
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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